JP2007040735A - アレイ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セル工程以降で検出される欠陥をアレイ工程で検出する。
【解決手段】 アレイ検査装置1は、アレイ工程におけるTFT基板を検査するアレイ検査装置であり温度制御手段11を備える。温度制御手段11は、検査中のTFT基板6の温度状態を、TFT基板の実際の駆動時の温度以上の設定温度に制御する。温度制御により、TFT基板のトランジスタ特性を顕著化させた状態とし、検出信号強度を高めることでアレイ工程での検査を可能とする。アレイ工程でのアレイ検査において、TFT基板を実際に駆動したときの温度状態として欠陥検査を行うことによって、通常、セル工程以降で検出される欠陥をアレイ工程の早い段階で検出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、TFT基板のアレイ工程後に、パネルを駆動させた状態で欠陥形検出を行う検査装置に関する。
液晶ディスプレイ等に用いる液晶パネルは、例えばカラー液晶パネルの場合には、アレイ工程で製造されたTFT基板と、カラーフィルター製造工程で製造されたカラーフィルターとを、セル工程において貼り合わせて液晶を注入することで製造される。その後、モジュール工程において、液晶パネルに端子や回路基板等を取り付けることによって液晶モジュールが形成される。
各工程の最終段ではそれぞれ検査が行われる。アレイ工程の最終段では、製造されたTFT基板について、各ピクセル(画素)単位で欠陥の有無を判別している。このTFT基板のアレイ検査としては、例えば電子線照射によるものが知られている。
図6は、電子線照射によるTFT基板のアレイ検査を説明するための概略図である。
アレイ検査装置は、TFT基板120に向けて電子線110を照射する電子銃101と、照射された電子線110をTFT基板120上で走査させるために偏向させる偏向レンズ102と、電子線110の照射によってTFT基板120から放出される二次電子111を検出する検出器105を検査室100に備える。検査室100は排気装置(図示していない)により真空排気される。
TFT基板120には、外部に設けた駆動信号源103からプローブ104を介して検査信号が印加される。電子線照射によって放出される二次電子111の強度は、TFT基板120の電位に依存して変化するため、印加した検査信号と検出器105の検出信号とを比較することによって、TFT基板120の各ピクセルの欠陥検査を行うことができる。
二次電子信号は、一般に、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)などによってアナログ信号に変換され、画像処理によって欠陥の有無や種類、欠陥の座標位置を特定する。
液晶パネルを構成するTFT基板は、TFT(薄膜トランジスタ)の素子特性やパネル上の配置等のデザインなどにより、常温と異なる温度状態とすることにより、常温では検出が困難な信号変化が顕著に現れる場合がある。
そこで、通常、製造された液晶パネルは、実際に使用される様々な使用環境を想定し、設定した温度範囲内で動作確認を行った後に、製品として出荷している。この常温と異なる温度状態での動作確認は、通常、液晶パネルが製造されるセル工程以降で行われ、TFT基板が形成されるアレイ工程では常温で行っており、上記したアレイ基板検査装置はTFT基板のアレイ検査を常温で行っている。
したがって、セル工程以降で行われる動作確認によって検出される欠陥は、その欠陥がセル工程より以前のアレイ工程で生じたものであっても、セル工程以降でなければ検出されないことになる。そのため、アレイ工程で欠陥が生じた場合には、アレイ工程以降に行った処理が無駄となるため歩留まりに影響が出ることになる。
そこで、本発明は上記課題を解決して、従来セル工程以降で検出される欠陥をアレイ工程で検出することを目的とする。
本発明は、アレイ工程でのアレイ検査において、TFT基板を実際に駆動したときの温度状態として欠陥検査を行うことによって、通常、セル工程以降で検出される欠陥をアレイ工程の早い段階で検出することができる。これによって、TFT基板の工程ロスを低減し、アレイ工程でのプロセスにおけるフィードバックを迅速なものとする。
本発明のアレイ検査装置は、アレイ工程におけるTFT基板を検査するアレイ検査装置であり温度制御手段を備える。この温度制御手段は、検査中のTFT基板の温度状態を、TFT基板の実際の駆動時の温度以上の設定温度に制御する。この温度制御により、TFT基板のトランジスタ特性を顕著化させた状態とし、検出信号強度を高めることでアレイ工程での検査を可能とする。
本発明のアレイ検査装置の温度制御手段は、TFT基板を支持する支持部材の温度を検出する温度検出部と、支持部材の温度を調整する温度調整部と、温度検出部で検出した検出温度に基づいて温度調整部を制御する温度制御部とを備える。
温度制御部は、温度検出部で検出した検出温度を校正し、校正温度と設定温度との温度差に基づいて前記温度調整部を制御する。支持部材の温度とTFT基板の温度との間には温度差がある。アレイ工程中においてTFT基板の温度を直接検出することはできないため、支持部材の温度からTFT基板の温度を類推する。校正は、この温度差による温度のずれを補償するための処理であり、予め求めておいたTFT基板の温度と支持部材の温度との関係に基づいて、支持部材の検出温度を校正してTFT基板の温度を求める。
温度制御手段は、この校正した校正温度をTFT基板の温度とし、この温度と設定温度との温度差がなくなるよう温度調整部を制御する。設定温度として、TFT基板のトランジスタ特性を顕著化させるに十分な温度あるいはそれ以上の温度を設定する。
一方、ステージには、アレイ工程でのTFT基板上の座標を定めるために、基準となるマークが設けられている。TFT基板上の座標位置は、ステージ上に設けたマーク位置を基準として定められる。ここで、アレイ工程においてTFT基板を温度制御すると、TFT基板の熱膨張と、マークを設けたマーク用部材の熱膨張は、温度や熱膨張率によって相違する。そのため、ステージ上のマークの座標とTFT基板の座標との間に位置ずれが生じ、マークを基準としたときTFT基板上で正確な位置が設定できないおそれがある。
本発明のTFT基板のアレイ検査装置は、この温度制御に伴う熱膨張により位置ずれを補償するための構成を備える。
ここで、位置ずれを補償する第1の形態は、ステージは位置合わせ用のマークを備え、ステージは少なくともマークを設けるためのマーク用部材をTFT基板と同素材又は同熱膨張の素材で形成し、温度制御部は、マーク用部材とTFT基板を支持する支持部分とを同温度となるように温度調整部を制御する。これによって、マーク用部材の温度とTFT基板の温度とは同じ温度となる。ここで、同素材又は同熱膨張の素材であるため、熱膨張により変位量は同じとなり、熱膨張による位置ずれは補償される。
位置ずれを補償する第2の形態は、ステージは位置合わせ用のマークを備え、温度制御部は、マーク用部材とTFT基板との熱膨張率の差に基づいて、マーク用部材とTFT基板とが同熱膨張となるように、温度調整部を制御する。
また、TFT基板上で温度差が生じると、TFT基板上において熱膨張の程度が異なる部分が生じる。この熱膨張の相違は、TFT基板上の各画素の位置の誤差が生じる他に、TFT基板のトランジスタ特性の顕著化にも差が生じ、同一のTFT基板上で欠陥検出の精度に差異が発生するおそれがある。
そこで、本発明のアレイ検査装置は、TFT基板を支持する支持部材を熱伝導率が良好なAl(アルミ)等によって均熱板により形成する。均熱板とすることで、TFT基板を支持する支持部材は常に同一温度となり、支持されるTFT基板の温度分布の偏りを防ぐことができる。
本発明によれば、従来セル工程以降で検出される欠陥をアレイ工程で検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は、液晶パネル及び液晶モジュールの各工程を説明するための概略図である。なお、各工程名は一例であり、別の名称で呼ばれる場合もある。
液晶ディスプレイ等に用いる液晶パネルや液晶モジュールは、例えばカラー液晶パネルの場合には、アレイ工程で製造されたTFT基板と、カラーフィルター製造工程で製造されたカラーフィルターとを、セル工程において貼り合わせて液晶を注入することで製造される。モジュール工程では、液晶パネルに端子や回路基板等を取り付けることによって液晶ジュールが形成される。
TFT基板を製造するアレイ工程では、ガラス基板に成膜工程とフォトリソグラフ等のパターン形成工程を繰り返すことによって、薄膜トランジスタ(TFT)、透明電極、配線等を形成する。
本発明のアレイ検査装置は、このアレイ工程の最終段において製造したTFT基板について、欠陥の有無、欠陥の種類、欠陥に位置等を検査する。アレイ工程では、この検査結果に基づいて、前記成膜工程やパターン形成工程等のプロセスにフィードバックし、欠陥を修復する。
図2は、本発明のアレイ検査装置の概略を説明するための概略断面図である。なお、図1は、アレイ検査装置の温度制御に係わる部分を主に示し、TFT基板を検査するための構成については省略している。電子線をTFT基板に照射し、TFT基板から放出される二次電子を検出することによってTFT基板の欠陥検査を行う場合には、前記図6で示した電子銃、電子線を走査させるための偏向レンズ、TFT基板の検査信号を印加するためのプローブや駆動信号源、二次電子を検出する検出器等の構成を備える。
図示しない排気装置によって真空排気される検査室5内には、導入されたTFT基板6を支持する支持部材5を断熱部材4を介してパレット3及びステージ2上に設ける。TFT基板6は、断熱部材4上に載置され、後述する温度制御手段11によって設定温度に温度制御されると共に、前記した検査機構(電子銃、偏向レンズ、プローブ、駆動信号源、検出器等(図示していない))などによって欠陥検査が行われる。なお、図2ではパレット3とステージ2とを別体で構成しているが、一体構成としてもよい。
温度制御手段11は、支持部材5の温度を検出するための温度検出部12、支持部材5の温度を調整するための温度調整部13、温度検出部12で検出した検出温度と設定温度に基づいて温度調整部13を制御する温度制御部14等を備える。
温度検出部12は、例えば、熱電対等によって構成することができ、また、温度調整部13はヒータ等によって構成することができる。温度検出部12及び温度調整部13は、例えば、支持部材5のTFT基板6を支持する支持面と反対側の面に設けることができ、その設定位置や設置個数は任意に定めることができる。
温度調整部13は電源15によって駆動される。温度制御部14は、電源15を制御して温度調整部13に供給する電力を制御し、温度調整部13による加熱温度を調整する。
温度制御部14による温度調整は、温度検出部12で検出した検出温度を校正し、校正温度と設定温度との温度差に基づいて温度調整部13を制御する。
温度調整部13で温度調整される支持部材5の温度と、支持部材5を介して温度調整されるTFT基板の温度との間には、熱伝導等によって温度差が生じる。アレイ工程中においては、TFT基板の温度を直接検出することはできないため、支持部材の温度からTFT基板の温度を類推する。校正は、この温度差による温度のずれを補償して検出温度からTFT基板の温度を求める処理である。
TFT基板の温度と支持部材の温度との関係を予め求めておき、この関係を用いて検出温度を校正してTFT基板の温度を推定する。上記関係は、テーブル形式や関数形式等の任意の形式とすることができる。また、このTFT基板の温度と支持部材の温度との関係では、TFT基板の温度と支持部材の温度とを、近接する位置と関連付けて、一対一で対応付ける他に、支持部材の温度に対してTFT基板の温度を複数対応付けてもよい。
温度制御手段11は、校正温度をTFT基板の温度とし、この温度と設定温度との温度差がなくなるよう電源15を制御して、温度調整部13における温度を調整する。
設定温度は、TFT基板のトランジスタ特性を顕著化させるに十分な温度あるいはそれ以上の温度であり、測定対象のTFT基板に応じて温度制御部14に設定しておく。
TFT基板6を支持する支持部材5は、Al(アルミ)等の良好な熱伝導率を持つ素材で形成した均熱板を用いることで、支持部材5上での温度分布を均一とし、TFT基板6を均一な温度状態とする。
図3は、図2中の測定点A,Bでの温度変化を示す図である。測定点Aは、図2で示すように支持部材5の測定点であり、測定点Bは図2で示すようにTFT基板6の測定点である。ここでは、TFT基板6の温度が100℃となるように設定したときの温度変化を示している。この例では、測定点Bの温度を100℃に設定した場合には、測定点Aの温度を125℃とすれば温度調整できることを示している。
なお、図3は、支持部材(均熱板)の温度とTFT基板の表面温度との関係を観察するために行った例であり、実際にTFT基板をアレイ検査する場合には、TFT基板上に電子線照射して走査するため、上記測定点Aの温度を測定することはできない。したがって、TFT基板をアレイ検査中に温度調整を行う場合には、上記したように、測定点A等の支持部材(均熱板)の温度を検出し、この検出温度に基づいて温度制御を行う。
図4は、TFT基板を常温(17℃)と加熱状態(100℃)において、電子線を走査して得たシグナルイメージを示す図である。図4のシグナルイメージを比較すれば、加熱状態で検出することで、常温では検出されない欠陥を検出することができる。なお、加熱によって検出される欠陥は、TFT基板を常温に戻した場合には、加熱前と同様に検出されなくなる。
次に、本発明のアレイ検査装置の別の態様について、図5を用いて説明する。この態様は、温度制御に伴う熱膨張により生じる位置ずれを補償するものであり、ステージに設けたマーク位置とTFT基板の座標との位置関係が、互いの熱膨張の差によってずれることを防ぐ構成を備える。
図5において、アレイ検査装置1の構成は、ステージ部分の構成の点で相違する他は、前記図2で示した構成とほぼ同様である。以下では、前記したアレイ検査装置と相違する構成について説明し、共通する部分については説明を省略する。なお、図5(a)は平面図を示し、図5(b)は図5(a)中のC−D部分の断面図を示している。
アレイ検査装置1が備えるステージ2は、前記図2で示した構成と同様に、パレット3行う断熱部材4を介して支持部材5を支持している。
また、ステージ2は、支持部材5を支持する他に、支持部材5上に載置したTFT基板6(図5(a)では示していない)の座標の基準を定めるための位置合わせ用のマーク21が設けられる。
アレイ検査装置1は、例えばCCDカメラ等の撮像手段によってマーク21を検出し、そのマーク21の位置を座標基準としてTFT基板6上のピクセルの位置を定める。
マーク21は、例えば、ステージ2の一部の上であって、撮像手段が撮像可能な位置に設けられる。例えば、支持部材5の一方の側部片に沿った位置に、ステージ2の一部を上方に伸ばした上端部にマーク用部材21を設け、このマーク用部材21上に例えば刻印等によってマーク21を設ける。また、マーク用部材21を用いることなく、ステージ2上に直接設ける構成としてもよい。図5は、ステージ2に設けたマーク用部材21上に設ける構成例を示している。
マーク21が設けられたマーク用部材21(あるいはステージ部分)の下方には、ヒータ等の温度調節手段13bが設けられ、電源15から電力供給を受けて加熱される。このマーク用部材21(あるいはステージ部分)の温度は、温度検出手段12bによって検出される。なお、支持部材5は、図2で示した構成と同様に、下面部分に設けられた温度調節手段13bによって加熱され、また、その部分の温度は温度検出手段12bによって検出される。
温度制御部14は、マーク21が設けられたマーク用部材20(あるいはステージ部分)の熱膨張とTFT基板6の熱膨張が同じになるように、温度調節手段13bの温度調整を行う。
ここで、第1の形態では、マーク用部材20をTFT基板6と同素材、あるいは同熱膨張の素材で形成する。温度制御部14は、マーク用部材20とTFT基板6を支持する支持部分とが同温度となるように温度調整部13bを制御する。これによって、マーク用部材20の温度とTFT基板6の温度とは同じ温度となる。マーク用部材20とTFT基板6は、同素材又は同熱膨張の素材であるため、熱膨張により変位量は同じとなり、熱膨張による位置ずれは補償される。
第2の形態では、温度制御部14は、マーク用部材20とTFT基板6との熱膨張率の差に基づいて、マーク用部材20とTFT基板6とが同熱膨張となるように、温度調整部13bを制御する。
また、第3の形態では、マーク用部材を用いずに、ステージ2上に位置合わせ用のマーク21を直接に設ける構成において、第2の形態と同様に、温度制御部14は、ステージ2とTFT基板6との熱膨張率の差に基づいて、マーク21が設けられたステージ部分とTFT基板6とが同熱膨張となるように、マーク21付近に設けた温度調整部13bを制御する。
本発明は、液晶基板に限らず、有機EL基板にも適用することができる。
液晶パネル及び液晶モジュールの各工程を説明するための概略図である。 本発明のアレイ検査装置の概略を説明するための概略断面図である。 本発明のアレイ検査装置において、測定点A,Bでの温度変化を示す図である TFT基板を常温(17℃)と加熱状態(100℃)において、電子線を走査して得たシグナルイメージを示す図である。 電子線照射によるTFT基板検査を説明するための概略図である。 電子線照射によるTFT基板検査を説明するための概略図である。
符号の説明
1…アレイ検査装置、2…ステージ、3…パレット、4…断熱部材、5…支持部材(均熱板)、6…TFT基板、10…検査室、11…温度制御手段、12…温度検出部、13,13a,13b…温度調整部、14,14a,14b…温度制御部、15…電源、20…マーク用部材、21…マーク、100…検査室、101…電子銃、102…偏向レンズ、103…駆動信号源、104…プローバ、105…検出器、106…ステージ、110…電子線、111…二次電子、120…TFT基板。

Claims (5)

  1. アレイ工程におけるTFT基板を検査するアレイ検査装置において、
    検査中のTFT基板の温度状態を、TFT基板の実際の駆動時の温度以上の設定温度に制御する温度制御手段を備え、
    前記温度制御手段による温度設定によりトランジスタ特性を顕著化させた状態のTFT基板を検査するアレイ検査装置。
  2. 前記温度制御手段は、
    前記TFT基板を支持する支持部材の温度を検出する温度検出部と、
    前記支持部材の温度を調整する温度調整部と、
    前記温度検出部で検出した検出温度に基づいて前記温度調整部を制御する温度制御部とを備え、
    前記温度制御部は、温度検出部で検出した検出温度を校正し、校正した校正温度と設定温度との温度差に基づいて前記温度調整部を制御する、請求項1に記載のアレイ検査装置。
  3. 前記支持部材を支持するステージを備え、
    前記ステージは、位置合わせ用のマークを設けるマーク用部材を備え、
    前記マーク用部材は、TFT基板と同素材又は同熱膨張の素材よりなり、
    前記温度制御部は、前記マーク用部材とTFT基板を支持する支持部材とを同温度となるように、前記温度調整部を制御する、請求項2に記載のアレイ検査装置。
  4. 前記支持部材を支持するステージを備え、
    前記ステージは位置合わせ用のマークを設けるマーク用部材を備え、
    前記温度制御部は、前記マークを設けるマーク用部材とTFT基板との熱膨張率の差に基づいて、前記マーク用部材とTFT基板とが同じ熱膨張となるように、前記温度調整部を制御する、請求項2に記載のアレイ検査装置。
  5. 前記支持部材は熱伝導率が良好な均熱板である、請求項2に記載のアレイ検査装置。
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