JP2007040156A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン Download PDF

Info

Publication number
JP2007040156A
JP2007040156A JP2005224190A JP2005224190A JP2007040156A JP 2007040156 A JP2007040156 A JP 2007040156A JP 2005224190 A JP2005224190 A JP 2005224190A JP 2005224190 A JP2005224190 A JP 2005224190A JP 2007040156 A JP2007040156 A JP 2007040156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam turbine
fitting
partition wall
partition
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005224190A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kondo
近藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2005224190A priority Critical patent/JP2007040156A/ja
Publication of JP2007040156A publication Critical patent/JP2007040156A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

【課題】蒸気タービンにおいて、隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制すると共に構造の簡素化及び低コスト化を図る。
【解決手段】蒸気入口部を有する内部車室13,17と、複数の静翼が固定されて内部車室13,17に位置決め支持された翼環リング22a,22b,26a,26bと、複数の動翼が固定されて回転自在に支持されたロータを設け、隔壁30a,30b,31a,32b,34a,34b,35a,35bの基端部を翼環リング22a,22b,26a,26bに固定し、先端部を嵌合部32a,32b,33a,33b,36a,36b,37a,37bを介して内部車室13,17に嵌合して翼環蒸気室38a,38bを区画し、隔壁の先端部に形成した嵌合凹部41に内部車室に形成した嵌合突起42を嵌合して重ね、この縦壁41aと嵌合突起42との間にチューブ部材43を介装する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気を用いてロータを回転駆動することで発電を行う蒸気タービンに関し、特に、低圧の内部車室を区画する隔壁の嵌合部におけるシール構造に関するものである。
一般的な蒸気タービンにて、外部車室内に内部車室が設けられると共に上部に蒸気入口部が設けられ、中心部にロータが回転自在に支持され、このロータに動翼が複数段にわたって固定される一方、内部車室に支持された翼環リングに静翼が複数段にわたって固定され、ロータに固定された動翼と交互に配設されている。そして、翼環リングの外周部に隔壁の基端部が固定され、この隔壁の先端部は内部車室にシール部材を介して嵌合することで、複数の翼環蒸気室が区画されている。
従って、蒸気タービンの運転時に、蒸気が蒸気入口部から内部車室に入ると、この蒸気は隔壁を介して翼環リングに支持された静翼を経て動翼に噴出することでロータを回転させ、このロータに連結された発電機を駆動する。
ところで、蒸気入口部から内部車室に入った蒸気は、隔壁を介して静翼及び動翼に噴出するが、この静翼及び動翼を通過するときに、その一部が隔壁に区画された翼環蒸気室を介して外部に抽気される。この場合、隔壁は、蒸気によって過熱されて蒸気入口部側と翼環蒸気室側とで温度差、圧力差が発生し、熱変形を生じてしまう。すると、隔壁や内部車室に応力が集中して亀裂などを招いてしまうおそれがある。
そこで、この隔壁や内部車室への応力集中を減少するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された蒸気タービンの低圧車室では、圧力隔壁の内周端にフレキシブルシールリングを取付け、翼環にフレキシブルシールの基端部をボルトで取付け、このフレキシブルシールの先端部をフレキシブルシールリングに嵌合させるようにしている。
特開平11−036813号公報
上述した特許文献1に記載された蒸気タービンの低圧車室では、翼環に固定されたフレキシブルシールの先端部を圧力隔壁に固定されたフレキシブルシールリングに嵌合することで、隔壁の熱変形による応力集中を減少するようにしている。
ところが、上述した従来の蒸気タービンの低圧車室にあっては、翼環と圧力隔壁とをフレキシブルシールリングにより連結する必要があり、フレキシブルシールの他に、フレキシブルシールリングや複数のボルトが必要となり、また、構造が複雑となって製造コストが増加してしまうという問題がある。更に、隔壁の熱変形は蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して発生するものであり、この熱変形をフレキシブルシールだけでは十分に吸収することは困難である。
本発明は上述した課題を解決するものであり、隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制すると共に構造の簡素化及び低コスト化を図った蒸気タービンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1の発明の蒸気タービンは、蒸気入口部を有する内部車室と、複数の静翼が固定されて前記内部車室に位置決め支持された翼環リングと、複数の動翼が固定されて回転自在に支持されたロータと、基端部が前記内部車室または前記翼環リングのいずれか一方に固定されて先端部が前記いずれか他方に延出されることで複数の翼環蒸気室を区画する隔壁と、該隔壁の先端部と前記内部車室または前記翼環リングのフランジとの間に介装されたシール部材とを具えた蒸気タービンにおいて、前記隔壁の先端部は前記フランジに対して高温高圧の前記翼環蒸気室側に位置するように前記ロータの軸方向に沿って重なって配設され、前記隔壁と前記フランジとの間に前記シール部材が介装されたことを特徴とするものである。
請求項2の発明の蒸気タービンでは、前記隔壁の先端部と前記フランジとは、前記ロータの軸方向及び径方向に対して所定の隙間をもって互いに嵌合していることを特徴としている。
請求項3の発明の蒸気タービンでは、前記隔壁または前記フランジのいずれか一方に収納部が形成され、該収納部に前記シール部材が装着されたことを特徴としている。
請求項4の発明の蒸気タービンでは、前記シール部材は、C字形断面をなすチューブ部材であることを特徴としている。
請求項5の発明の蒸気タービンでは、前記シール部材は、伸縮自在な蛇腹部材であることを特徴としている。
請求項6の発明の蒸気タービンでは、前記シール部材は、耐熱性チューブ部材であることを特徴としている。
請求項7の発明の蒸気タービンでは、前記シール部材は、基端部が前記隔壁または前記フランジのいずれか一方に固定されて先端部が前記他方に圧接する複数の板ばね部材であることを特徴としている。
請求項1の発明の蒸気タービンによれば、蒸気入口部を有する内部車室と、複数の静翼が固定されて内部車室に位置決め支持された翼環リングと、複数の動翼が固定されて回転自在に支持されたロータを設け、隔壁の基端部を内部車室または翼環リングのいずれか一方に固定して先端部をいずれか他方に延出することで複数の翼環蒸気室を区画し、隔壁の先端部と内部車室または翼環リングのフランジとの間にシール部材を介装して構成し、隔壁の先端部をフランジに対して高温高圧の翼環蒸気室側に位置するようにロータの軸方向に沿って重ねて配設し、この隔壁とフランジとの間にシール部材を介装したので、隔壁が高温高圧の翼環蒸気室側に位置し、シール部材を介してフランジと重なっており、隔壁が熱変形すると、シール部材を押圧しながらフランジ側に移動することとなり、隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制することができると共に、隔壁とフランジとの間の十分なシール性が確保されることとなり、また、シール部材以外の部品点数の増加はなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明の蒸気タービンによれば、隔壁の先端部とフランジとをロータの軸方向及び径方向に対して所定の隙間をもって互いに嵌合させたので、隔壁が蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して熱変形しても、所定の隙間によりこの熱変形を確実に吸収することができる。
請求項3の発明の蒸気タービンによれば、隔壁またはフランジのいずれか一方に収納部を形成し、この収納部にシール部材を装着したので、収納部を用いてシール部材を隔壁またはフランジに確実に装着することができ、組付性を向上することができる。
請求項4の発明の蒸気タービンによれば、シール部材をC字形断面をなすチューブ部材としたので、チューブ部材が隔壁及びフランジに確実に密着してシール性を確保することができると共に、隔壁が熱変形しても十分なシール性が確保することができる。
請求項5の発明の蒸気タービンによれば、前記シール部材を伸縮自在な蛇腹部材としたので、蛇腹部材が隔壁及びフランジに確実に密着してシール性を確保することができると共に、隔壁が大きく熱変形しても確実にシール性が確保することができる。
請求項6の発明の蒸気タービンによれば、シール部材を耐熱性チューブ部材としたので、高温の条件下でも、隔壁とフランジとの間の十分なシール性を確保することができると共に、隔壁の熱変形に対してもシール性が確保することができる。
請求項7の発明の蒸気タービンによれば、シール部材の基端部を隔壁またはフランジのいずれか一方に固定して先端部を他方に圧接する複数の板ばね部材としたので、複数の板ばね部材の先端部が隔壁またはフランジに確実に密着してシール性を確保することができると共に、隔壁が熱変形しても十分なシール性が確保することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る蒸気タービンの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図、図2は、実施例1の蒸気タービンの概略構成を表す断面図、図3は、図2のII−II断面図、図4は、図2のIV−IV断面図である。
実施例1の蒸気タービンにおいて、図2乃至図4に示すように、支持台11は上方が開口した形状をなし、上部に断面が半円形状をなす外部車室12が固定されている。内部車室下部13は断面が半円形状をなし、左右のフランジ部14が支持台11に載置されると共に、アクシャルキー15が支持台11に固定されたアクシャルキー16に位置決め支持されている。また、内部車室上部17は断面が半円形状をなし、左右のフランジ部18が内部車室下部13のフランジ部14を介して支持台11に載置されている。そして、内部車室上部17の上部には開口部19が形成され、ここに蒸気管台20が固定されることで蒸気入口部21が設けられている。
一対の翼環リング下部22a,22bは半円形状をなして蒸気入口部21の両側に位置し、各フランジ部23a,23bが嵌合部24a,24bを介して内部車室下部13のフランジ部14に嵌合すると共に、この翼環リング下部22a,22b間に固定されたリブ25がアクシャルキー15に位置決め支持されている。また、一対の翼環リング上部26a,26bは半円形状をなして蒸気入口部21の両側に位置し、各フランジ部27a,27bが翼環リング下部22a,22bのフランジ部23a,23bに固定されている。そして、内部車室上部17は、一体に固定されたリブ28が翼環リング上部26a,26b間に固定されたリブ29に位置決め支持されている。
翼環リング下部22a,22bの外周部には、それぞれ2つの隔壁下部30a,30b,31a,32bの基端部が固定され、各隔壁下部30a,30b,31a,32bの先端部は、内部車室下部13側に延出され、嵌合部32a,32b,33a,33bを介してこの内部車室下部13に嵌合している。また、翼環リング上部26a,26bの外周部には、それぞれ2つの隔壁上部34a,34b,35a,35bの基端部が固定され、各隔壁上部34a,34b,35a,35bの先端部は、内部車室上部17側に延出され、嵌合部36a,36b,37a,37bを介してこの内部車室下部17に嵌合している。
即ち、内部車室13,17の内側が複数の隔壁30a,30b,31a,32b,34a,34b,35a,35b及びフランジ部23a,23b,27a,27bにより区画されることで、蒸気入口部21の両側の翼環蒸気室38a,38bが形成されることとなる。そして、この翼環蒸気室38a,38bには、抽気管39a,39bが連結されている。
なお、図示しないが、各翼環リング22a,22b,26a,26bの内周面には、複数の静翼が固定されている。また、翼環リング22a,22b,26a,26bの内側には、複数の動翼が固定されたロータが支持台11及び外部車室12により回転自在に支持されている。
従って、蒸気タービンの運転時には、蒸気が蒸気入口部21から内部車室13,17に入ると、この蒸気は隔壁34a,34bを介して翼環リング22a,22b,26a,26bに支持された複数の静翼を経て動翼に噴出することでロータを回転させ、このロータに連結された発電機を駆動する。また、蒸気入口部21から内部車室13,17に入った蒸気は、隔壁34a,34bを介して静翼及び動翼に噴出するが、この静翼及び動翼を通過するときに、その一部が翼環蒸気室38a,38bを介して抽気管39a,39bにより外部に抽気される。
このように構成された本実施例の蒸気タービンにて、翼環リング下部22a,22bのフランジ部23a,23bと内部車室下部13のフランジ部14との嵌合部24a,24b、隔壁下部30a,30b,31a,32bと内部車室下部13との嵌合部32a,32b,33a,33b、隔壁上部34a,34b,35a,35bと内部車室上部17との嵌合部36a,36b,37a,37bでは、各隔壁側が内部車室側に対して高温高圧の翼環蒸気室側に位置するように重なって配設され、両者の間にシール部材が介装されている。
以下、上述した各嵌合部について説明するが、全ての嵌合部がほぼ同様の構造であるため、隔壁上部34bと内部車室上部17との嵌合部36bについてのみ説明する。
隔壁上部34bと内部車室上部17との嵌合部36bにおいて、図1に示すように、隔壁上部34bの外周部には、コ字形断面をなす嵌合凹部41が形成される一方、内部車室上部17の内周部には嵌合突起(フランジ)42が形成されており、この嵌合突起42が嵌合凹部41に遊嵌している。この場合、嵌合突起42と嵌合凹部41との間には、ロータ軸方向の隙間S1,S2が形成されると共に、ロータ径方向の隙間S3が形成されており、S1>S2に設定されている。そして、嵌合突起42と嵌合凹部41との間にて、ロータ軸方向の一方の隙間S1に、シール部材としてのC字形断面をなすチューブ部材43が介装されている。
即ち、蒸気入り口部21は翼環蒸気室38a,38bよりも高温高圧状態にあり、隔壁上部34bは、翼環蒸気室38a,38b側の面よりも蒸気入口部21側の面の方の熱膨張が大きくなり、この隔壁上部34bは先端部側が翼環蒸気室38a,38b側に変形しやすくなる。そこで、本実施例では、隔壁上部34bの嵌合凹部41と内部車室上部17の嵌合突起42にて、高温高圧状態にある蒸気入り口部21側に位置する嵌合凹部41の縦壁41aと、蒸気入り口部21より低温低圧状態にある翼環蒸気室38a,38b側の嵌合突起42とをロータ軸方向に沿って重なるように配設し、この間にチューブ部材43を介装している。この場合、内部車室上部17の嵌合突起42の平面部に収納凹部42aを形成し、この収納凹部42aにチューブ部材43の一部が収納されるようにしている。
そのため、蒸気タービンの運転前に、蒸気入り口部21と翼環蒸気室38a,38bとの間で、温度差や圧力差がないものの、隔壁上部34bの嵌合凹部41における縦壁41aと、内部車室上部17の嵌合突起42との間に設けられたチューブ部材43が自身の弾性力により両者の隙間S1を閉塞することで、シール性を確保している。一方、蒸気タービンの運転時には、隔壁上部34bの先端部が翼環蒸気室38a,38b側に変形するが、隔壁上部34bの縦壁41aがチューブ部材43を押しつぶしながら内部車室上部17の嵌合突起42側に接近することとなり、チューブ部材43が狭くなった隙間S1を閉塞してシール性を確保している。また、隔壁上部34bが径方向外側に熱変形した場合には、隔壁上部34bの嵌合凹部41と内部車室上部17の嵌合突起42の隙間S3により変形量が吸収され、チューブ部材43により隙間S1が閉塞されてシール性が確保される。
このように実施例1の蒸気タービンにあっては、蒸気入口部を有する内部車室13,17と、複数の静翼が固定されて内部車室13,17に位置決め支持された翼環リング22a,22b,26a,26bと、複数の動翼が固定されて回転自在に支持されたロータを設け、隔壁30a,30b,31a,32b,34a,34b,35a,35bの基端部を翼環リング22a,22b,26a,26bに固定し、先端部を嵌合部32a,32b,33a,33b,36a,36b,37a,37bを介して内部車室13,17に嵌合して翼環蒸気室38a,38bを区画し、隔壁の先端部に形成した嵌合凹部41に内部車室に形成した嵌合突起42を嵌合して重ね、この縦壁41aと嵌合突起42との間にチューブ部材43を介装している。
従って、隔壁の嵌合凹部41における縦壁41aが内部車室の嵌合突起42よりも高温高圧側に位置し、チューブ部材43を介して重なっており、隔壁が熱変形すると、縦壁41aがチューブ部材43を押圧しながら嵌合突起42側に移動することとなり、隙間S1,S3により隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制することができると共に、両者の間の十分なシール性を確保することができる。
また、隔壁の嵌合凹部41と内部車室の嵌合突起42とはロータの軸方向の隙間S1,S2及び径方向の隙間S3をもって互いに嵌合している。従って、隔壁が蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して熱変形しても、所定の隙間S1,S2,S3によりこの熱変形を確実に吸収することができる。
また、内部車室の嵌合突起42に収納部42aを形成し、この収納部42aにチューブ部材43の一部を装着している。従って、収納部42aを用いてチューブ部材43を内部車室に装着し、この状態で隔壁に対して組み付けることができ、組付性を向上することができる。
そして、隔壁の嵌合凹部41と内部車室の嵌合突起42との間に介装されるシール部材を、C字形断面をなすチューブ部材43としている。従って、シール部材以外の部品点数の増加はなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
図5は、本発明の実施例2に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の蒸気タービンにて、図5に示すように、隔壁上部34bの外周部には、コ字形断面をなす嵌合凹部51が形成される一方、内部車室上部17の内周部には嵌合突起(フランジ)52が形成されており、この嵌合突起52が嵌合凹部51に対して、ロータ軸方向の隙間S1,S2及びロータ径方向の隙間S3を介して嵌合している。そして、嵌合突起52と嵌合凹部51との間にて、ロータ軸方向の一方の隙間S1に、シール部材としての蛇腹部材53が介装されている。
この場合、隔壁上部34bの嵌合凹部51と内部車室上部17の嵌合突起52にて、高温高圧状態にある蒸気入り口部21側に位置する嵌合凹部51の縦壁51aと、蒸気入り口部21より低温低圧状態にある翼環蒸気室38a,38b側の嵌合突起52とをロータ軸方向に沿って重なるように配設し、この間に蛇腹部材53を介装している。そして、内部車室上部17の嵌合突起52の平面部に収納凹部52aを形成し、この収納凹部52aに蛇腹部材53の一部を収納している。
そのため、蒸気タービンの運転前に、蒸気入り口部21と翼環蒸気室38a,38bとの間で、温度差や圧力差がないものの、隔壁上部34bの嵌合凹部51における縦壁51aと、内部車室上部17の嵌合突起52との間に設けられた蛇腹部材53が自身の弾性力により両者の隙間S1を閉塞することで、シール性を確保している。一方、蒸気タービンの運転時には、隔壁上部34bの先端部が翼環蒸気室38a,38b側に変形するが、隔壁上部34bの縦壁51aが蛇腹部材53を押しつぶしながら内部車室上部17の嵌合突起52側に接近することとなり、蛇腹部材53が狭くなった隙間S1を閉塞してシール性を確保している。また、隔壁上部34bが径方向外側に熱変形した場合には、隔壁上部34bの嵌合凹部51と内部車室上部17の嵌合突起52の隙間S3により変形量が吸収され、蛇腹部材53により隙間S1が閉塞されてシール性が確保される。
このように実施例2の蒸気タービンにあっては、隔壁の基端部を翼環リングに固定し、先端部を嵌合部を介して内部車室に嵌合して翼環蒸気室を区画し、隔壁の先端部に形成した嵌合凹部51に内部車室に形成した嵌合突起52を嵌合して重ね、この縦壁51aと嵌合突起52との間に蛇腹部材53を介装している。
従って、隔壁の嵌合凹部51における縦壁51aが内部車室の嵌合突起52よりも高温高圧側に位置し、蛇腹部材53を介して重なっており、隔壁が熱変形すると、縦壁51aが蛇腹部材53を押圧しながら嵌合突起52側に移動することとなり、隙間S1,S3により隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制することができると共に、両者の間の十分なシール性を確保することができる。
また、隔壁の嵌合凹部51と内部車室の嵌合突起52とはロータの軸方向の隙間S1,S2及び径方向の隙間S3をもって互いに嵌合している。従って、隔壁が蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して熱変形しても、所定の隙間S1,S2,S3によりこの熱変形を確実に吸収することができる。
そして、隔壁の嵌合凹部51と内部車室の嵌合突起52との間に介装されるシール部材を蛇腹部材53としている。従って、シール部材以外の部品点数の増加はなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができると共に、蛇腹部材53は大きな伸縮量を確保できるため、隔壁のより大きな熱変形に対しても対応することができる。
図6は、本発明の実施例3に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3の蒸気タービンにて、図6に示すように、隔壁上部34bの外周部には、コ字形断面をなす嵌合凹部61が形成される一方、内部車室上部17の内周部には嵌合突起(フランジ)62が形成されており、この嵌合突起62が嵌合凹部61に対して、ロータ軸方向の隙間S1,S2及びロータ径方向の隙間S3を介して嵌合している。そして、嵌合突起62と嵌合凹部61との間にて、ロータ軸方向の一方の隙間S1に、シール部材としての耐熱性チューブ部材63が介装されている。
この場合、隔壁上部34bの嵌合凹部61と内部車室上部17の嵌合突起62にて、高温高圧状態にある蒸気入り口部21側に位置する嵌合凹部61の縦壁61aと、蒸気入り口部21より低温低圧状態にある翼環蒸気室38a,38b側の嵌合突起62とをロータ軸方向に沿って重なるように配設し、この間に耐熱性チューブ部材63を介装している。この耐熱性チューブ部材63は、耐熱性(300℃以上)並びに耐蒸気性に優れた材料を用いることが重要であり、フロロエラストマーと分類される高分子材料で、フッ素系樹脂やフッ素ゴムが好適である。
そのため、蒸気タービンの運転前に、蒸気入り口部21と翼環蒸気室38a,38bとの間で、温度差や圧力差がないものの、隔壁上部34bの嵌合凹部61における縦壁61aと、内部車室上部17の嵌合突起62との間に設けられた耐熱性チューブ部材63が自身の弾性力により両者の隙間S1を閉塞することで、シール性を確保している。一方、蒸気タービンの運転時には、隔壁上部34bの先端部が翼環蒸気室38a,38b側に変形するが、隔壁上部34bの縦壁61aが耐熱性チューブ部材63を押しつぶしながら内部車室上部17の嵌合突起62側に接近することとなり、耐熱性チューブ部材63が狭くなった隙間S1を閉塞してシール性を確保している。また、隔壁上部34bが径方向外側に熱変形した場合には、隔壁上部34bの嵌合凹部61と内部車室上部17の嵌合突起62の隙間S3により変形量が吸収され、耐熱性チューブ部材63により隙間S1が閉塞されてシール性が確保される。
このように実施例3の蒸気タービンにあっては、隔壁の基端部を翼環リングに固定し、先端部を嵌合部を介して内部車室に嵌合して翼環蒸気室を区画し、隔壁の先端部に形成した嵌合凹部61に内部車室に形成した嵌合突起62を嵌合して重ね、この縦壁61aと嵌合突起62との間に耐熱性チューブ部材63を介装している。
従って、隔壁の嵌合凹部61における縦壁61aが内部車室の嵌合突起62よりも高温高圧側に位置し、耐熱性チューブ部材63を介して重なっており、隔壁が熱変形すると、縦壁61aが耐熱性チューブ部材63を押圧しながら嵌合突起62側に移動することとなり、隙間S1,S3により隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制することができると共に、両者の間の十分なシール性を確保することができる。
また、隔壁の嵌合凹部61と内部車室の嵌合突起62とはロータの軸方向の隙間S1,S2及び径方向の隙間S3をもって互いに嵌合している。従って、隔壁が蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して熱変形しても、所定の隙間S1,S2,S3によりこの熱変形を確実に吸収することができる。
そして、隔壁の嵌合凹部61と内部車室の嵌合突起62との間に介装されるシール部材を耐熱性チューブ部材63としている。従って、シール部材以外の部品点数の増加はなく、構造の簡素化及び低コスト化を図ることができると共に、耐熱性チューブ部材63は耐熱性並びに耐蒸気性に優れているため、隔壁のシール性を著しく向上することができる。
図7は、本発明の実施例4に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例4の蒸気タービンにて、図7に示すように、隔壁上部34bの外周部には、コ字形断面をなす嵌合凹部71が形成される一方、内部車室上部17の内周部には嵌合突起(フランジ)72が形成されており、この嵌合突起72が嵌合凹部71に対して、ロータ軸方向の隙間S1,S2及びロータ径方向の隙間S3を介して嵌合している。そして、嵌合突起72と嵌合凹部71との間にて、ロータ軸方向の一方の隙間S1に、シール部材73が介装されている。
この場合、隔壁上部34bの嵌合凹部71と内部車室上部17の嵌合突起72にて、高温高圧状態にある蒸気入り口部21側に位置する嵌合凹部71の縦壁71aと、蒸気入り口部21より低温低圧状態にある翼環蒸気室38a,38b側の嵌合突起72とをロータ軸方向に沿って重なるように配設し、この間にシール部材73を介装している。このシール部材73は、複数の板ばね部材74の基端部がホルダ75のより束ねられて構成されており、このホルダ75が縦壁71aに埋め込まれて固定される一方、複数の板ばね部材74の先端部が嵌合突起72に圧接している。そして、必要に応じて複数の板ばね部材74の間にグリースを注入することで、密着性を向上することができる。
そのため、蒸気タービンの運転前に、蒸気入り口部21と翼環蒸気室38a,38bとの間で、温度差や圧力差がないものの、隔壁上部34bの嵌合凹部71における縦壁71aと、内部車室上部17の嵌合突起72との間に設けられたシール部材73における複数の板ばね部材74が嵌合突起72に圧接して両者の隙間S1を閉塞することで、シール性を確保している。一方、蒸気タービンの運転時には、隔壁上部34bの先端部が翼環蒸気室38a,38b側に変形するが、隔壁上部34bの縦壁71aが複数の板ばね部材74を押しつぶしながら内部車室上部17の嵌合突起72側に接近することとなり、シール部材73が狭くなった隙間S1を閉塞してシール性を確保している。また、隔壁上部34bが径方向外側に熱変形した場合には、隔壁上部34bの嵌合凹部71と内部車室上部17の嵌合突起72の隙間S3により変形量が吸収され、シール部材73により隙間S1が閉塞されてシール性が確保される。
このように実施例4の蒸気タービンにあっては、隔壁の基端部を翼環リングに固定し、先端部を嵌合部を介して内部車室に嵌合して翼環蒸気室を区画し、隔壁の先端部に形成した嵌合凹部71に内部車室に形成した嵌合突起72を嵌合して重ね、この縦壁71aと嵌合突起72との間にシール部材73を介装している。
従って、隔壁の嵌合凹部71における縦壁71aが内部車室の嵌合突起72よりも高温高圧側に位置し、シール部材73を介して重なっており、隔壁が熱変形すると、縦壁71aがシール部材73における複数の板ばね部材74を押圧しながら嵌合突起72側に移動することとなり、隙間S1,S3により隔壁の熱変形による応力集中の発生を抑制することができると共に、両者の間の十分なシール性を確保することができる。
また、隔壁の嵌合凹部71と内部車室の嵌合突起72とはロータの軸方向の隙間S1,S2及び径方向の隙間S3をもって互いに嵌合している。従って、隔壁が蒸気タービンの径方向及び軸方向に対して熱変形しても、所定の隙間S1,S2,S3によりこの熱変形を確実に吸収することができる。
そして、隔壁の嵌合凹部71と内部車室の嵌合突起72との間に介装されるシール部材73を複数の板ばね部材74としている。従って、複数の板ばね部材74の基端部を保持するホルダ75を隔壁の嵌合凹部71側に固定し、各板ばね部材74の先端部を嵌合突起72側に圧接することで、大きな耐圧力を確保することで隔壁のシール性を著しく向上することができる。
なお、上述した各実施例にあっては、隔壁の基端部を翼環リングに固定し、先端部を内部車室側に延出して嵌合部を介してこの内部車室に嵌合して翼環蒸気室を区画し、この嵌合部にて、隔壁の嵌合凹部に内部車室の嵌合突起を嵌合して重ね、両者の間にシール部材を介装したが、この構成に限定されるものではない。即ち、翼環蒸気室を区画する隔壁の基端部を高温高圧側に位置して内部車室のフランジとロータ軸方向に重ねて配設すればよく、隔壁の先端部と内部車室とを嵌合状態に維持しなくても良い。
また、隔壁の基端部を内部車室に固定し、先端部を翼環リング側に延出して嵌合部を介してこの翼環リングに嵌合して翼環蒸気室を区画し、この嵌合部にて、隔壁の先端部と翼環リングのフランジを重ね、両者の間にシール部材を介装してもよい。
本発明に係る蒸気タービンは、翼環蒸気室を区画する隔壁の基端部を高温高圧側に位置して内部車室のフランジとロータ軸方向に重ねて配設し、この両者の間にシール部材を介装することで、隔壁の熱変形による応力集中を抑制するものであり、いずれの種類の蒸気タービンにも適用することができる。
本発明の実施例1に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。 実施例1の蒸気タービンの概略構成を表す断面図である。 図2のII−II断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 本発明の実施例2に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。 本発明の実施例3に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。 本発明の実施例4に係る蒸気タービンにおける内部車室と隔壁との嵌合部を表す要部断面図である。
符号の説明
11 支持台
12 外部車室
13 内部車室下部
15,16 アクシャルキー
17 内部車室上部
20 管台
21 蒸気入口部
22a,22b 翼環リング下部
24a,24b 嵌合部
25,28,29 リブ
26a,26b 翼環リング上部
30a,30b,31a,32b 隔壁下部
32a,32b,33a,33b 嵌合部
34a,34b,35a,35b 隔壁上部
36a,36b,37a,37b 嵌合部
38a,38b 翼環蒸気室
41,51,61,71 嵌合凹部
42,52,62,72 嵌合突起(フランジ)
43 チューブ部材(シール部材)
53 蛇腹部材(シール部材)
63 耐熱性チューブ(シール部材)
83 シール部材
84 板ばね部材

Claims (7)

  1. 蒸気入口部を有する内部車室と、複数の静翼が固定されて前記内部車室に位置決め支持された翼環リングと、複数の動翼が固定されて回転自在に支持されたロータと、基端部が前記内部車室または前記翼環リングのいずれか一方に固定されて先端部が前記いずれか他方に延出されることで複数の翼環蒸気室を区画する隔壁と、該隔壁の先端部と前記内部車室または前記翼環リングのフランジとの間に介装されたシール部材とを具えた蒸気タービンにおいて、前記隔壁の先端部は前記フランジに対して高温高圧の前記翼環蒸気室側に位置するように前記ロータの軸方向に沿って重なって配設され、前記隔壁と前記フランジとの間に前記シール部材が介装されたことを特徴とする蒸気タービン。
  2. 請求項1に記載の蒸気タービンにおいて、前記隔壁の先端部と前記フランジとは、前記ロータの軸方向及び径方向に対して所定の隙間をもって互いに嵌合していることを特徴とする蒸気タービン。
  3. 請求項1または2に記載の蒸気タービンにおいて、前記隔壁または前記フランジのいずれか一方に収納部が形成され、該収納部に前記シール部材が装着されたことを特徴とする蒸気タービン。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の蒸気タービンにおいて、前記シール部材は、C字形断面をなすチューブ部材であることを特徴とする蒸気タービン。
  5. 請求項1から3のいずれか一つに記載の蒸気タービンにおいて、前記シール部材は、伸縮自在な蛇腹部材であることを特徴とする蒸気タービン。
  6. 請求項1から3のいずれか一つに記載の蒸気タービンにおいて、前記シール部材は、耐熱性チューブ部材であることを特徴とする蒸気タービン。
  7. 請求項1から3のいずれか一つに記載の蒸気タービンにおいて、前記シール部材は、基端部が前記隔壁または前記フランジのいずれか一方に固定されて先端部が前記他方に圧接する複数の板ばね部材であることを特徴とする蒸気タービン。
JP2005224190A 2005-08-02 2005-08-02 蒸気タービン Withdrawn JP2007040156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224190A JP2007040156A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 蒸気タービン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224190A JP2007040156A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 蒸気タービン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007040156A true JP2007040156A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37798381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005224190A Withdrawn JP2007040156A (ja) 2005-08-02 2005-08-02 蒸気タービン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007040156A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101224826B1 (ko) * 2011-02-25 2013-01-21 주식회사 에네스지 발전소 터빈밸브 유압엑츄에이터 실린더어셈블리
JP2013053537A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蒸気タービン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101224826B1 (ko) * 2011-02-25 2013-01-21 주식회사 에네스지 발전소 터빈밸브 유압엑츄에이터 실린더어셈블리
JP2013053537A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蒸気タービン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5931564B2 (ja) 両回転型スクロール膨張機及び該膨張機を備えた発電装置
US8662823B2 (en) Flow path for steam turbine outer casing and flow barrier apparatus
JP6074301B2 (ja) タービン組立体及びタービン組立方法
US20210071532A1 (en) Radial turbomachine
JP5073060B2 (ja) 回転機械スクロール構造および回転機械
WO2006003911A1 (ja) タービンノズル支持装置および蒸気タービン
JP2005282571A (ja) ターボジェットセクションの内側ケーシングと外側ケーシングとの間のシール
US20170298736A1 (en) Radial turbomachine
WO2015111688A1 (ja) 蒸気タービンを含む熱機関の流体シール構造
JP2019049218A (ja) 蒸気タービンのシール装置及びこのシール装置を備える蒸気タービン
JP2007040156A (ja) 蒸気タービン
US9291073B2 (en) Centering attachment of a compressor housing cover
JP6782840B2 (ja) ノズルリングとタービンハウジングとの間にシーリング面を備えるターボチャージャ
JP6655712B2 (ja) 回転機械
JP6550004B2 (ja) 蒸気タービン
KR101028112B1 (ko) 벨로우즈 타입의 메카니컬 실링 조립체
JP6189239B2 (ja) 蒸気タービン
JP5738127B2 (ja) 蒸気タービン
JP6249927B2 (ja) 蒸気タービン
JP3626846B2 (ja) 蒸気タービンの低圧車室
EP3184753B1 (en) Sealing structure for turbine
WO2020059396A1 (ja) 膨張機およびバイナリ発電装置
JP6979321B2 (ja) 回転機械のシール装置及びこのシール装置を備える回転機械
US20100164181A1 (en) Sealing Ring for Turbo Engines
JP6125756B2 (ja) シール構造及び回転機械

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007