JP2007039930A - 構造物の接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業を、簡易に且つ高い安全性の下で行うことを可能とする構造物における継手及び構造物における継手の接合構造を提供することを課題とする。さらに、本発明は、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業に要する費用を低減することを可能とする構造物の接合構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、構造物の主軸となる柱材1に、その柱材1を支持する応力材2を接合する構造であって、柱材1の側面から水平に延出した柱側水平ガセットプレート4と、応力材2本体から水平に延出した鋼管側水平ガセットプレート10とを備え、柱側水平ガセットプレート4上に鋼管側水平ガセットプレート10を重ねた状態で、柱材1と応力材2とが接合されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄鋼等で形成された大型の柱に、主に補強や耐震の為の部材を接合する技術に関する。
従来より、鋼材で形成された大型の柱や煙突等には、耐震補強や倒壊防止のために水平材や斜材が取り付けられている。水平材や斜材の柱への取り付けは、継手を介して行われる。この継手としては、取り付け側及び被取り付け側の何れの仕口もガセットプレートによる十字型のものが多く使われている。
図18に従来の十字継ぎ手による水平材と柱材との固定状態を示す。水平材の端部と柱の側面とには、十字型に組み合ったガセットプレートが設けられている。水平材側のガセットプレートの端と柱側のガセットプレートの端とを当接させた後、スプライスプレートと呼ばれる鋼鈑で、水平材側のガセットプレートと柱側のガセットプレートとを繋ぐように両側から挟み込み、ボルトで締め付けたり、水平材側のガセットプレートと柱側のガセットプレートとを溶接したりして水平材と柱材との接合を行っていた。尚、このような接合方法では、施工精度を考慮し、水平材のガセットプレートの長さを柱側のガセットプレートの長さよりも短く形成しておく必要がある。
ところで、従来の接合方法だと、接合部の長さが長くなり仕口部分のボルトの数が多くなる場合もあった。これにより、ボルトの孔の位置決めがより困難となると共に作業環境(例えば、高層ビルやダム工事等比較的強い風が吹く場所等が行われる高所等)によっては、位置決めをスムーズに行うことが出来難く、接合作業の困難性や作業費用が高まってしまっていた。
また、従来の接合方法だと、接合前の水平材や斜材を仮置きしておく場所がないため、接合作業が終わるまで始終クレーン等で吊り下げておかねばならなかった。
さらに、従来の接合方法だと、ガセットの位置決め作業は、クレーンで吊り下げられた状態で行うため、高い精度で位置決めを行うことは非常に困難な作業となる。
そこで、本発明は、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業を、簡易に且つ高い安全性の下で行うことを可能とする構造物の接合構造を提供することを課題とする。
さらに、本発明は、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業に要する費用を低減することを可能とする構造物の接合構造を提供することを課題とする。
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、すなわち本発明は、構造物の主軸となる第一部材に、その第一部材を支持する第二部材を接合する構造であって、第一部材の側面から水平に延出した第一水平板材と、第二部材本体から水平に延出した第二水平板材とを備え、第一水平板材上に第二水平板材を重ねた状態で、第一部材と第二部材とが接合されることを特徴とする。
本発明は、大型の鉄塔や橋梁や大型の鋼製煙突等の比較的大きな構造物に対する支持や
補強を行うための鋼管の取り付けに好適に用いることができる。本発明における第一部材は、構造物側の柱材であり、第二部材は、その柱材を支持・補強する側の応力材とすることができる。
そして、本発明に係る第一部材は、その側面から前方へ水平に設けられた第一水平板材を有し、第二部材は、その側面や表面から前方へ水平に設けられた第二水平板材を有している。このため、第二部材を第一部材に取り付けるとき、一度、第一部材の第一水平板材の上に、第二部材の第二水平板材を載せること(所謂仮止め)を行うことができる。
従来は、第二部材を第一部材に接合させる場合、クレーン等で第二部材を吊り下げ、第一部材との接合位置まで移動させて接合作業を行っていた。そのため、強風が吹くと、クレーンに吊り下げられた第二部材が風によって揺れ動き、接合位置での位置合わせ作業が困難なものとなってしまっていた。
ところが、本発明によれば、第二部材を第一部材の第一水平板材の上に一時的に載せて、その状態から接合位置を合わせることができる。大抵の場合、第一水平板材と第二水平板材とに、双方を固定するためのボルトを挿通するためのボルト孔が設けられている。本発明は、第二部材を第一水平板材の上に仮置きすることができるため、高い場所や風が強いときにおけるボルト孔の位置合わせ作業を簡易にすることができる。
また、本発明に係る第一部材は、第一水平板材の先端に、その第一水平板材に対して垂直に立設された第一垂直板材を有し、この第一垂直板材は、その先端から基端に向かって切り込まれた第一切り込み部を更に有し、この第一切り込み部内に第二水平板材が位置することで第一部材と第二部材とが接合されるようにすることもできる。
この例としては、第一部材が二枚のプレート状の鋼材が逆T字型に形成されたものと、一枚のプレート状の第二部材等を挙げることができる。
その他にも、本発明に係る第一水平板材は、その先端から基端に向かって切り込まれた第二切り込み部を更に有し、第二水平板材の先端に設けられ、その第二水平板材に対して垂下した第二垂直板材が、この第二切り込み部内に位置することで第一部材と第二部材とが接合されるようにしてもよい。
これは、上述した二枚のプレートを組み合わせて形成された逆T字型の第一部材と一枚のプレート状の第二部材とを逆にしたもの(即ち、逆T字型の応力材と、一枚のプレート状の柱材としたもの)を例示することができる。
これらの構造によって、第二部材を第一水平板材の上に載置することができるため、接合作業を簡易化することができる。
また、第一部材と第二部材とを直接固定することができるため、従来から用いていたスプライスプレートを用いることなく第一部材と第二部材とを接合することができる。これにより、接合に要するコストを低減させることも可能となる。
また、本発明に係る第一水平板材と第一垂直板材及び第二水平板材と第二垂直板材とは、断面十字型をなして交わるものにも適用することができる。即ち、本発明は、断面形状が十字型の鋼材同士第一部材と第二部材とにも好適に用いることができる。
このように、第一部材と第二部材とを一面剪断で当接させるため、ボルトのネジ長さを短くすることが可能となる。これにより、接合作業が簡便化されることとなる。
さらに、第一部材と第二部材とを直接接合することができることにより、スプライスプレートが不要となり、作業コストを低減することができる。
また、第一部材側に設けた第一水平板材をガセットプレートとすると、ガセットプレート上に第二部材を載せることができるため、接合作業を簡略化することができる。
また、本発明に係る第一切り込み部の最深部付近又は第二切り込み部の最深部付近には、第一切り込み部に差し込まれる第一垂直板材の移動又は第二切り込み部に差し込まれる第二水平板材の移動を抑制するストッパーがそれぞれ設けられていると好ましい。尚、このストッパーは、切り込み部の最深部に板材が届かないような位置に設置する。そのためストッパーの形状は限定されることなく、例えば、単なるブロック状の塊であってもよいし、クリップ形状をなしたものであってもよい。何れも、第一部材と第二部材との接合時に、第一垂直板材又は第二水平板材が、第一切り込み部又は第二切り込み部内に入り込みすぎないようになればいいので、ストッパーは接合施工の終了時に取り外してもよい。
第一切り込み部の最深部付近又は第二切り込み部の最深部付近とは、例えば、第一切り込み部が設けられている第一垂直板材の上や、第二切り込み部が設けられている第一水平板材の上とすることができる。
このように、各切り込み部内における板材の移動を抑制することにより、板材が切り込み部内へ必要以上に入り込んでしまい鋼材の劣化や亀裂等を招く原因を予め低減させることが可能となる。これにより、接合部分の耐久性や耐久力の向上にも繋がる。
また、本発明は、一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第一連結部材と、第一連結部材に設けられその長手方向に垂直に面した継手板とを有する第一部材と、一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第二連結部材とを有する第二部材とを直角に接合する構造であって、第二部材の平行部材及び第二連結部材には、それらの長手方向に向かって切り込まれた切り込み部が設けられ、切り込み部内に第一部材の平行部材の一部が位置することで、継手板と第二連結部材とが当接することで、第一部材と第二部材とが接合されるようにしてもよい。
この例としては、断面形状がH型の鋼材(所謂H鋼)二本を、直角を成すように接合する場合を挙げることができる。さらに、このように、第一部材と第二部材とを継手板を介することで、二本のH鋼が直角を成すように接合することが可能となる。
この場合も、継手と第二部材とを直接固定することができるため、固定専用のスプライスプレートは不要となり、施工費用を低減させることとなる。
また、このような構造の場合も、各切り込み部内での板材の不要な移動を低減させるために、ストッパーを設けておくとよい。尚、このストッパーも、切り込み部の最深部に板材が届かないような位置に設置しておくと好ましい。
また、本発明は、一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第一連結部材とを有する第一部材と、一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第二連結部材とを有する第二部材とを同軸で接合する構造であって、第一連結部材及び第二連結部材にはそれらの長手方向に向かって切り込まれた切り込み部が設けられ、第一連結部材の切り込み部内に第二部材側の平行部材の一部が位置し、第二連結部材の切り込み部内に第一部材側の平行部材の一部が位置するこ
とで、第一部材と第二部材とが接合される構成としてもよい。尚、この構成の場合も、切り込み部の最深部付近にストッパーを設け、切り込み内における板材の不要な移動を抑制するとよい。
これは、例えば、二本のH鋼をその長さ方向に接合する場合を挙げることができる。この場合も、スプライスプレートを用いることなくH鋼同士を直接接合することができるため接合に要するコストを低減することができる。
また、接合面が一面剪断となっていることにより、ボルトにて二本のH鋼を接合する場合、ボルトのネジ長さを短くすることができる。これにより、構造物自体の重量が低減されると共にコストダウンも可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業を、簡易に且つ高い安全性の下で行うことを可能とする構造物の接合構造を提供することが可能となる。
さらに、本発明は、大型の構造物における鉄鋼柱と鋼材との接合作業に要する費用を低減することを可能とする構造物の接合構造を提供することが可能となる。
以下、本実施形態における構造物の柱材(第一部材)と応力材(第二部材)との接合構造について図面を参照し詳説する。尚、本発明の接合構造は、大型の鋼製煙突の仕口の構造や、鉄塔を支持する構造等に適用するものとする。
本実施例では、柱材と応力材とが円筒型のものであり、柱材に応力材が直角を成すように接合する場合について説明する。
(構成)
まず、本実施態の柱材と応力材との構成について説明する。
図1、2には、本実施例の柱材1と、その柱材1を支持する応力材2との接合構造を示している。本実施例における柱材1及び応力材2は円筒形の鋼管であり、以下、応力材2を取付鋼管と称して説明する。
柱材1は、二枚のプレートが断面十字型を成すように交わって形成された柱側十字ガセット3をその側面に有している。柱側十字ガセット3は、柱材1の軸方向に対して垂直な柱側水平ガセットプレート(第一水平板材)4とし、その柱側水平ガセットプレート4に対して垂直な柱側鉛直ガセットプレート(第一垂直板材)5とする。柱側鉛直ガセットプレート5には、柱側水平ガセットプレート4を境とした上側と下側に、ボルトを挿入するボルト孔6a,6b,6c,6dが対向して設けられている。
さらに、図2に示すように、柱側鉛直ガセットプレート5には、柱側水平ガセットプレート4より上側に切り込み(以下、上切り込み部と称す)7が形成されている。加えて、この上切り込み部7の最深部に対応する位置の柱側水平ガセットプレート4には、ストッパー8が配されている。このストッパー8は、このストッパー8は、柱側水平ガセットプレート4を境として少なくとも一方の側に設けられればよい。
また、取付鋼管2の端部にも、二枚のプレートが断面十字型を成すように交わって形成
された鋼管側十字ガセット9が設けられている。鋼管側十字ガセット9は、取付鋼管2の軸方向に対して垂直な鋼管側水平ガセットプレート(第二水平板材)10とし、その鋼管側水平ガセットプレート10に対して垂直な鋼管側鉛直ガセットプレート(第二垂直板材)11とする。鋼管側水平ガセットプレート10を境として上側と下側に相当する鋼管側鉛直ガセットプレート11には、ボルトを挿入するボルト孔6a,6b,6c,6dが上下に対向して設けられている。
さらに、鋼管側鉛直ガセットプレート11には、鋼管側水平ガセットプレート10より下側に切り込み(以下、下切り込み部と称す)が形成されている。
以上が本実施例の柱材1と取付鋼管2との構成である。
(接合について)
次に、柱材1と取付鋼管2とを接合する際の動作を含めて接合構造を説明する。尚、柱材1へ取付鋼管2を取り付けるには、クレーン(不図示)等で取付鋼管2を吊り下げ、柱材1との接合位置まで移動させることとする。
図3,4に柱材1と取付鋼管2との接合前の状態を示し、図5,6に柱材1と取付鋼管2との接合後の状態を示す。柱材1に取付鋼管2を取り付けるには、柱材1の上切り込み部7に取付鋼管2側の鋼管側水平ガセットプレート10を差し込むと共に取付鋼管2の下切り込み部12に柱材1側の柱側水平ガセットプレート4を差し込むように取付鋼管2を移動させる(図3中矢印X方向及び図4柱矢印Y方向)。つまり、柱材1と取付鋼管2との接合部分は、図7に示すように、取付鋼管2の鋼管側水平ガセットプレート10が柱材1の柱側水平ガセットプレート4の上に載置された状態となる。
このように、鋼管側水平ガセットプレート10を柱側水平ガセットプレート4の上に一時的に置くこと(仮置き)ができるため、作業中の取付鋼管2をクレーンに吊り下げたままの不安定な状態を避け、作業の安全性及び簡略化を促進することができる。
そして、図6,7に示すように、取付鋼管2は、鋼管側水平ガセットプレート10がストッパー8に当接するまで移動される。このストッパー8は、鋼管側水平ガセットプレート10がストッパー8に当接したとき、柱材鉛直ガセットプレート11に形成されたボルト孔6a,6b,6c,6dと鋼管側鉛直ガセットプレート11に形成されたボルト孔6a,6b,6c,6dとが合致する位置に配しておく。
このようにストッパー8を設けたことにより、鋼管側水平ガセットプレート10が上切り込み部7に必要以上に差し込まれることを防止することができる。また、このストッパー8は、取付鋼管2が斜材等の柱に対して傾きを持つ応力材を取り付ける場合は、ずり落ちを防ぐこともできる。
そして、柱材鉛直ガセットプレート11のボルト孔6a,6b,6c,6dと取付鋼管2のボルト孔13a,13b,13c,13dとにボルトを挿通し締め付けて取付鋼管2を柱材1に固定する。
本実施形態の接合構造によれば、取付鋼管2を仮置きすることが出来るため、ボルト孔の位置決めを容易に行うことができ、作業効率を向上させることもできる。
また、本実施形態における柱材1と取付鋼管2とは、ガセット同士(柱側十字ガセット3,鋼管側十字ガセット9)がボルトによって接合されるため、従来の接合に用いていたスプライスプレートのような接合専用の部材を設ける必要がなくなり、作業の手間やコス
トを低減することも可能となる。
加えて、本実施形態の接合構造によれば、柱材1と取付鋼管2とのガセット同士を一面剪断で当接させるため、ボルトのネジ部の長さを短くすることができる。
本実施例の柱材と応力材は実施例2と同様にH鋼であるが、本実施例では二本のH鋼を同軸上で接合させる場合について説明する。
(構成)
以下に、本実施例における柱材と応力材との構成について説明する。尚、実施例1と重複する説明は省略する。
本実施例の柱材と応力材とは、互いに向かい合う一対の平行部材(第一水平板材,第二水平板材)と、これらの平行部材間に介在し、平行部材間を連結する連結部材(第一垂直板材,第二垂直板材)とにより断面形状H型を成す、所謂H鋼である。そこで、以下、柱材のH鋼を第一H鋼とし、応力材のH鋼を第二H鋼として説明する。
図8に示すように、第一H鋼20は、互いに向かい合う第一平板21,第二平板22と、第一平板21と第二平板22との間に介在しこれらの平板を連結する第一連結板23とからなる。さらに、図9に示すように、第一連結板23には、ボルトを通すボルト孔24a,24b,24c,24dが設けられている。
また、図10に示すように、第一連結板23には、第二平板22より上側に、第一連結板23の端部から内方に向かって切り込まれた切り込み部(以下、下切り込み部と称す)25が設けられている。
さらに、第二平板22の上の、下切り込み部25の最深部より手前の位置にはストッパー26が設けられている。このストッパー26も、実施例1と同様に、第一連結板23を境とした両側に設けられてもよい。
また、図8〜11に示すように、第二H鋼30は、互いに向かい合う第三平板31,第四平板32と、第三平板31と第四平板32との間に介在しこれらの平板を連結する第二連結板33とからなる。加えて、図9に示すように、第二連結板33と同様にボルトを通すボルト孔34a,34b,34c,34dが設けられている。
さらに、図10に示すように第二連結板33には、第三平板31より上側に、第二連結板33の端部から内方に向かって切り込まれた切り込み部(以下、上切り込み部と称す)35が設けられている。尚、この上切り込み部35は、第一H鋼20の第一平板21の厚さより大きい切り込み幅を有するものとする。
以上が、本実施例における柱材(第一H鋼)20と応力材(第二H鋼)30との構成である。
(接合について)
次に、第一H鋼20と第二H鋼30とを接合する際の動作を含めて接合構造を説明する。尚、本実施例の場合も、クレーン等で第二H鋼30を吊り下げ、第一H鋼20との接合位置まで移動させ接合作業を行うこととする。
図9,10に第一H鋼20と第二H鋼30との接合前の状態を示し、図11,12に第
一H鋼20と第二H鋼30との接合状態を示す。第一H鋼20に第二H鋼30を取り付けるには、第一H鋼20の下切り込み部25に第二H鋼30の第四平板32を差し込むと共に第二H鋼30の上切り込み部35に第一H鋼20の第一平板21を差し込むように(図9中矢印P方向,図11中矢印Q方向)第二H鋼30を移動させる。
そして、第四平板32がストッパー26に当接するまで第二H鋼30を移動させ、第一H鋼20及び第二H鋼30それぞれに設けられたボルト孔24とボルト孔34との位置を合わせる(図11参照)。尚、ストッパー26は、ボルト孔24とボルト孔34とが合致する位置に配しておくと好ましい。
また、このとき、第四平板32と第二平板22とを当接させた状態とし、ボルト孔24とボルト孔34との位置合わせを行う。すなわち、第二H鋼30を第二平板22に載置させ、第二H鋼30を少しずつ移動させボルト孔34をボルト孔24の位置と合わせる。
このように、第二H鋼30を安定させた状態(つまり、仮置きした状態)で位置あわせをしたボルト孔にボルトを挿通し固定することができるため、作業の安全性及び簡略化を促進することができる。
また、第二平板22上にストッパー26を設けたことにより、第一H鋼20の第一平板21が上切り込み部35に入り込み過ぎること及び第二H鋼30の第四平板32とが下切り込み部25に入り込み過ぎることを防止することができる。また、このストッパー26は、斜材等の柱材(第一H鋼20)に対して傾きを持つ第二H鋼30を取り付ける場合は、柱材からのずり落ちを防ぐこともできる。
また、本実施形態における構造物の柱材と応力材との接合構造は、H鋼同士(第一H鋼20と第二H鋼30)がボルトによって直接接合されるため、スプライスプレートのような接合専用の部材を設ける必要がなくなり、作業の手間や作業に要するコストを低減することも可能となる。
加えて、本実施形態の接合構造によれば、H鋼同士(具体的には、第一連結板23と第二連結板33)を一面剪断で当接させるため、ボルトの長さを短くすることができる。
本実施例の柱材と応力材は断面形状がH型のH鋼であり、本実施例では二本のH鋼が直角をなすように接合する場合の構造について説明する。
(構成)
以下に、本実施例における柱材と応力材との構成について説明する。本実施例の接合構造は、二つのH鋼を垂直に接合する場合の構造である。尚、実施例1,2と重複する説明を省略する。
図13に、本実施例の柱材40と応力材50との接合構造を示している。本実施例の柱材と応力材とは、互いに向かい合う一対の平行部材(第一水平板材,第二水平板材)と、これらの平行部材間に介在し、平行部材間を連結する連結部材(第一垂直板材,第二垂直板材)とにより断面形状H型を成す、所謂H鋼である。そこで、以下、柱材のH鋼を第一H鋼40とし、応力材のH鋼を第二H鋼50として説明する。
第一H鋼40は、平行に向かい合う第一平板41と第二平板42と、第一平板41と第二平板42との間に介在しこれらの平板を連結する第一連結板43とからなる。
また、本実施形態の第一H鋼40の第一連結板43には、第二H鋼50を接合するためのガセットプレート(継手板)44が設けられている。図14,15に示すように、ガセットプレート44は四角形の板である。尚、第一H鋼40と同一又は同等の強度を有する部材で形成されると好ましい。
また、ガセットプレート44には第二H鋼50を第一H鋼40に固定するためのボルトを通すボルト孔45が設けられている。
さらに、第一連結板43と第二平板42とが成す直角部分にはストッパー55が配置されている。また、第二H鋼50は、向かい合う第三平板51,第四平板52と、第三平板51と第四平板52との間に介在し、これらの平板を連結する第二連結板53とからなる。
第二連結板53には、ガセットプレート44と同様にボルトを通すボルト孔54が設けられている。つまり、第二連結板53とガセットプレート44を当接させ、ボルト孔45とボルト孔54とを位置合わせする。そして、この孔にボルトを挿通し固定することにより第二H鋼50を第一H鋼40に固定することができる。
また、第二連結板53には、第三平板51と第二連結板53の端部に、切り込み部56が設けられている。この切り込み部56は、第二連結板53の端部から内方に向かって切り欠かれている。
さらに、図14に示すように、本実施例の第二連結板53の切り込み部56の最深部は湾曲している。これにより、柱材40と応力材50とを接合するときに発生する応力の集中を緩和することができる。尚、切り込み部56の上方に位置する第三平板51も切り込み部56の大きさに合わせて切り欠かれている。つまり、切り込み部56は、第三平板51と第二連結板53とを切り欠くことにより形成されている。
以上が、本実施例における柱材(第一H鋼)40と応力材(第二H鋼)50との構成である。
(接合について)
次に、第一H鋼40と第二H鋼50とを接合する際の動作を含めて接合構造を説明する。尚、本実施例の場合も、クレーン等で第二H鋼50を吊り下げ、第一H鋼40との接合位置まで移動させるものとして説明する。
図14,16に第一H鋼40と第二H鋼50との接合前の状態を示し、図15,17に第一H鋼40と第二H鋼50との接合状態を示す。第一H鋼40に第二H鋼50を取り付けるには、第二H鋼50の第二連結板53とガセットプレート44とが当接すると共に第二H鋼50の第四平板52が第一H鋼40の第一平板41の上面に当接するように第二H鋼50を移動させる(図14中矢印R方向,図15中矢印S方向)。このとき、切り込み部56内に第一H鋼40の第一平板41が入り込んだ状態となるため、第二H鋼50の移動は妨げられることはない。
さらに、第二H鋼50の第四平板52が第一H鋼40の第二平板42上に設けられたストッパー55に当接するまで第二H鋼50を移動させる。ストッパー55の位置まで第二H鋼50を移動させた後、第二H鋼50を第二平板42上に仮置きした状態にして、ガセットプレート44に設けられたボルト孔45と第二H鋼50の第二連結板53に設けられたボルト孔54との位置合わせを行う。
そして、双方のボルト孔の位置を合わせた後、その孔にボルトを挿通させガセットプレート(第一H鋼40)44と第二H鋼50とを固定する。
このように、第二H鋼50を安定させた状態(つまり、仮置きした状態)で位置合わせしたボルト孔にボルトを挿通し固定することができるため、作業の安全性及び簡略化を促進することができる。
また、本実施形態の接合構造によれば、H鋼同士(具体的には、ガセットプレート44と、第二連結板53)が一面剪断で当接されるため、ボルトの長さを短くすることができ、接合作業を簡略化することが可能となる。
実施例1における構造物の柱材と応力材との接合構造を示す斜視図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す斜視図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す正面図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す背面図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す正面図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す背面図である。 実施例1における構造物の柱材と応力材との接合状態を示す要部拡大図である。 実施例2における構造物の柱材と応力材との接合状態を示す斜視図である。 実施例2における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す正面図である。 実施例2における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す正面図である。 実施例2における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す斜視図である。 実施例2における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す斜視図である。 実施例3における構造物の柱材と応力材との接合状態を示す斜視図である。 実施例3における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す正面図である。 実施例3における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す正面図である。 実施例3における構造物の柱材と応力材との接合前の状態を示す背面図である。 実施例3における構造物の柱材と応力材との接合後の状態を示す背面図である。 従来の構造物の柱材と応力材との接合状態を示す図である。
符号の説明
1 柱材
2 応力材(取付鋼管)
3 柱側十字ガセット
4 柱側水平ガセットプレート
5 柱側鉛直ガセットプレート
6a,6b,6c,6d ボルト孔
7 上切り込み部
8 ストッパー
9 鋼管側十字ガセット
10 鋼管側水平ガセットプレート
11 鋼管側鉛直ガセットプレート
12 下切り込み部
13a,13b,13c,13d ボルト孔
20 第一H鋼
21 第一平板
22 第二平板
23 第一連結板
24 ボルト孔
25 下切り込み部
26 ストッパー
30 第二H鋼(応力材)
31 第三平板
32 第四平板
33 第二連結板
34 ボルト孔
35 上切り込み部
40 第一H鋼(柱材)
41 第一平板
42 第二平板
43 第一連結板
44 ガセットプレート(継手板)
45 ボルト孔
50 第二H鋼(応力材)
51 第三平板
52 第四平板
53 第二連結板
54 ボルト孔
55 ストッパー
56 切り込み部

Claims (9)

  1. 第一部材に、その第一部材を支持する第二部材を接合する構造であって、
    前記第一部材の側面から水平に延出した第一水平板材と、
    前記第二部材本体から水平に延出した第二水平板材とを備え、
    前記第一水平板材上に第二水平板材を重ねた状態で、前記第一部材と前記第二部材とが接合されることを特徴とする構造物の接合構造。
  2. 前記第一部材は、前記第一水平板材の先端に、その第一水平板材に対して垂直に立設された第一垂直板材を有し、
    この第一垂直板材は、その先端から基端に向かって切り込まれた第一切り込み部を更に有し、
    この第一切り込み部内に前記第二水平板材が位置することで前記第一部材と前記第二部材とが接合されることを特徴とする請求項1に記載の接合構造。
  3. 前記第一水平板材は、その先端から基端に向かって切り込まれた第二切り込み部を更に有し、
    この第二切り込み部内に、前記第二水平板材の先端に設けられ、その第二水平板材から垂下した第二垂直板材が、位置することで前記第一部材と前記第二部材とが接合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物の接合構造。
  4. 前記第一水平板材と前記第一垂直板材及び前記第二水平板材と前記第二垂直板材とは、断面十字型をなして交わることを特徴とする請求項2又は3に記載の構造物の接合構造。
  5. 前記第一切り込み部の最深部付近又は前記第二切り込み部の最深部付近には、前記第一切り込み部に差し込まれる前記第一垂直板材の移動又は前記第二切り込み部に差し込まれる前記第二水平板材の移動を抑制するストッパーがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の構造物の接合構造。
  6. 一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第一連結部材と、前記第一連結部材に設けられその長手方向に垂直に面した継手板とを有する前記第一部材と、
    一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第二連結部材とを有する前記第二部材とを直角に接合する構造であって、
    前記第二部材の平行部材及び第二連結部材には、それらの長手方向に向かって切り込まれた切り込み部が設けられ、
    前記切り込み部内に前記第一部材の平行部材の一部が位置することで、前記継手板と前記第二連結部材とが当接することで、前記第一部材と前記第二部材とが接合されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の構造物の接合構造。
  7. 前記切り込み部の最深部付近には、前記切り込み部内に挿入された第一水平板材又は前記第二水平板材の移動を抑制するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項6記載の構造物の接合構造。
  8. 一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第一連結部材とを有する前記第一部材と、
    一対の平行部材と、それらの平行部材の間に垂直に介在し、平行部材同士を繋ぐ第二連結部材とを有する前記第二部材とを同軸で接合する構造であって、
    前記第一連結部材及び前記第二連結部材にはそれらの長手方向に向かって切り込まれた切り込み部が設けられ、
    前記第一連結部材の切り込み部内に前記第二部材側の平行部材の一部が位置し、前記第二連結部材の切り込み部内に前記第一部材側の平行部材の一部が位置することで、前記第一部材と前記第二部材とが接合されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の構造物の接合構造。
  9. 前記第一連結部材に設けられた切り込み部又は前記第二連結部材に設けられた切り込み部の少なくとも一方の切り込み部の最深部付近には、それらの切り込み部内に挿入される平行部材の移動を抑制するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の構造物の接合構造。
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