JP2017155471A - H形鋼の接合構造及びそれに用いられるh形鋼 - Google Patents

H形鋼の接合構造及びそれに用いられるh形鋼 Download PDF

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Abstract

【課題】2つのH形鋼の接合部において、添板やボルト等の部品点数の削減、加工手間の削減、施工時のH形鋼の仮支持の確保、位置合わせの簡単化、並びに曲げモーメントを伝達すること、を可能とする、H形鋼の接合構造を提供する。【解決手段】2つのH形鋼100、100’が材軸方向の端部40において接合した接合構造であって、一方のH形鋼100のウェブ部15の材軸方向の端部40に設けられ且つ接合側の材端から材軸方向に延在するスリット部に、他方のH形鋼100’のフランジ部を挿入して、2つのH形鋼100、100’の端部40におけるフランジ部同士及びウェブ部同士を重ね合わせて接合する。【選択図】図7

Description

本発明は、H形鋼の接合構造及びそれに用いられるH形鋼に関し、特に、現場での施工時において、連結作業を容易にし、剛接合が可能なH形鋼の接合構造、及びその接合構造に用いられるH形鋼に関する。
従来より、建築物やプラント設備等の骨組構造を構築する際には、輸送上の問題やクレーン操作上の問題から、骨組構造を構成する鉄骨部材を適当な大きさに分割して製作してから現地へ輸送し、現地にてそれらの鉄骨部材を組付けることが多い。
従来、H形鋼からなる鉄骨梁部材を組付ける場合、図1〜3に示すように、H形鋼の接合は、添板を用いてボルトで固定される。図1は、ウェブ部が存在する面とは反対側のフランジ部1のフランジ面からみたH形鋼10の上面模式図である。破線部は、紙面に向かってフランジ部1の奥側に存在するウェブ部2の位置を表す。H形鋼10には、ボルト孔7が設けられている。
図2は、材軸方向の端部を対向させて配置した2つのH形鋼10、10’であって、2つのH形鋼10、10’の端部をまたぐようにフランジ部1、1’上に添板6を配置した2つのH形鋼10、10’の上面模式図である。
図3は、2つのH形鋼10、10’の端部をまたぐように、フランジ部1、1’上及びウェブ部5、5’上に添板6を配置してボルト8、8’で固定した2つのH形鋼10、10’を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。この場合、添板6及びH形鋼10並びに添板6及びH形鋼10’のそれぞれを対称形に接合するボルト8、8’が必要となり、ボルトの数が多くなるので加工の手間がかかる。さらには、ボルトを用いてH形鋼と添板を接合する際、H形鋼を、材軸方向の端部が対向するように水平に支持して位置合わせを行う必要があり、作業時間が長くなることや、重機を必要とすることがあった。このような課題に対して、これまで、H形鋼の接合構造がいくつか提案されている。
特許文献1には、Z形の接合板を、H形鋼の溝板をなす支板に固着し、被接合板を他のH形鋼の溝板をなす支板に固着し、接合板と被接合板とを積重させ、複数のボルトナットで締着して、2つのH形鋼を継着して一体化させた接合構造が記載されている。特許文献1の接合構造によれば、一方のH形鋼を固定しておけば、他方のH形鋼を一方のH形鋼の上に置くだけで支持することができるので、位置合わせが容易となり、作業時間を短縮することができる。また、2つのH形鋼をボルトで直接接合することができるので、使用するボルト本数を少なくすることができ、その分、加工手間を削減することができる。
特許文献2には、一方の鉄骨梁部材の端部に下フランジ部の延長部を設け、他方の鉄骨梁部材の端部に、下フランジ部の切除部を設けることが記載されている。一方の鉄骨梁部材と他方の鉄骨梁部材の組付けの際に、一方の鉄骨梁部材の延長部により他方の鉄骨梁部材の端部を下側から受け止めた状態で、一方の鉄骨梁部材の端部及び他方の鉄骨梁部材の端部を連結するので、鉄骨梁部材の端部が上下方向に揺れ動かず、端部の位置合わせが容易となり、作業時間を短縮することができる。
特開昭62−45846号公報 特開2003−96908号公報
しかしながら、特許文献1に記載の接合構造では、接合板及び被接合板を製作し固着する必要があり、その加工に手間がかかる。また、H形鋼のウェブ部同士は接合されているが、フランジ部同士が接合されていないため、フランジ部の間で曲げモーメントを伝達することができない。
特許文献2に記載の接合構造では、2つの鉄骨梁部材のフランジを接合するには添板が必要であり、一方の鉄骨梁部材のフランジと添板、及び他方の鉄骨梁部材のフランジと添板を、それぞれボルトで接合する必要があり、多数のボルトを要し、その分、加工手間がかかる。
このように、2つのH形鋼の接合部において、添板やボルト等の部品点数の削減、加工手間の削減、施工時の位置合わせの簡単化、並びに曲げモーメントを伝達すること、を可能とする、H形鋼の接合構造が求められている。
本発明者は、上記課題に鑑みて、H形鋼の新たな接合構造を見出した。
本発明は、下記の各発明の含むものである:
(1)2つのH形鋼が材軸方向の端部において接合した接合構造であって、
前記2つのH形鋼がそれぞれ、ウェブ部、並びに前記ウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及び前記ウェブ部における前記一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、
少なくとも、互いに対向する2つのH形鋼のいずれか一方のH形鋼における前記ウェブ部に、H形鋼の接合側の材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられており、
前記フランジ部が前記スリット部に挿入された状態で、
前記2つのH形鋼の前記ウェブ部のウェブ面同士、前記一方のフランジ部のフランジ面同士、及び前記他方のフランジ部のフランジ面同士が対向するように、前記2つのH形鋼が組み合わされ、
前記2つのH形鋼の前記ウェブ部同士、前記一方のフランジ部同士、及び前記他方のフランジ部同士が接合されている、
接合構造。
(2)前記2つのH形鋼のウェブ部の高さが異なっており、
ウェブ部の高さが大きいH形鋼のウェブ部に、前記スリット部が2つ設けられている、
前記(1)項に記載の接合構造。
(3)それぞれのH形鋼のウェブ部に、前記スリット部が設けられている、前記(1)項に記載の接合構造。
(4)前記2つのH形鋼のうち少なくとも一方のウェブ部が、H形鋼の材軸方向の中央部よりも接合側の端部において大きい高さを有し、且つ前記端部におけるウェブ部の高さが一定である、前記(1)〜(3)項のいずれかに記載の接合構造。
(5)前記2つのH形鋼のフランジ部のうち少なくとも1つが、H形鋼の材軸方向の接合側において前記ウェブ部の高さ方向に折曲がった形状を有し、且つ前記折れ曲がったフランジ部が、前記端部において、H形鋼の材軸方向に平行に延在する、前記(4)項に記載の接合構造。
(6)前記2つのH形鋼のうち少なくとも一方の前記ウェブ部が、前記一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されており、前記2つのH形鋼の一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士がそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合されている、前記(1)〜(5)項のいずれかに記載の接合構造。
(7)前記2つのH形鋼の前記ウェブ部同士、前記一方のフランジ部同士、及び前記他方のフランジ部同士が、それぞれ、直接接して接合されているか、またはフィラープレートを間に挟んで接合されている、前記(1)〜(6)項のいずれかに記載の接合構造。
(8)前記2つのH形鋼が軽量H形鋼である、前記(1)〜(7)項のいずれかに記載の接合構造。
(9)材軸方向の端部において他のH形鋼の材軸方向の端部と接合するために用いられるH形鋼であって、
ウェブ部、並びに前記ウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及び前記ウェブ部における前記一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、
前記ウェブ部に、前記他のH形鋼のフランジ部を挿入するための、材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられている、
H形鋼。
(10)前記H形鋼のウェブ部が、前記H形鋼の材軸方向の中央部よりも接合側の端部において大きい高さを有し、且つ前記端部におけるウェブ部の高さが一定である、前記(9)項に記載の接合構造。
(11)前記H形鋼のフランジ部のうち少なくとも1つが、前記H形鋼の材軸方向の接合側において前記ウェブ部の高さ方向に折曲がった形状を有し、且つ前記折れ曲がったフランジ部が、前記端部において、前記H形鋼の材軸方向に平行に延在する、前記(10)項に記載の接合構造。
(12)前記H形鋼のウェブ部は、前記一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されている、前記(9)〜(11)項のいずれかに記載の接合構造。
(13)軽量H形鋼である、前記(9)〜(12)項のいずれかに記載の接合構造。
本発明によれば、部品点数及び加工手間が少なく、施工時の位置合わせが容易であり、曲げモーメントを伝達すること、が可能となるH形鋼の接合構造を得ることができる。
図1は、従来のH形鋼を、フランジ部のフランジ面からみた上面模式図である。 図2は、材軸方向の端部を対向させて配置した従来のH形鋼であって、対向させたH形鋼の端部をまたぐようにフランジ部上に添板を配置したH形鋼の上面模式図である。 図3は、フランジ部上及びウェブ部上に添板を配置し、ボルトで固定した2つのH形鋼を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図4は、ウェブ部のフランジ11側にスリット部が設けられたH形鋼を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図5は、ウェブ部のフランジ11側とフランジ12側にスリット部が設けられたH形鋼を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図6は、ウェブ部のフランジ11側とフランジ12側にスリット部が設けられたH形鋼を、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図7は、実施形態1の接合構造を、H形鋼のフランジ部のフランジ面からみた上面模式図である。 図8は、実施形態1の接合構造を、H形鋼のウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図9は、実施形態1の接合構造を、H形鋼の材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図10は、図9の接合構造において、ウェブ部の高さが大きいH形鋼のウェブ部の高さをさらに大きくした場合の、材軸方向の端面からみた接合構造の断面模式図である。 図11は、ウェブ部15にスリット部13が設けられたH形鋼100を、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図12は、ウェブ部15’にスリット部14’が設けられたH形鋼100’を、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図13は、実施形態2の接合構造を、H形鋼の材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図14は、図13の接合構造において、一方のH形鋼のウェブ部の高さを、他方のH形鋼のウェブ部の高さよりも大きくした場合の、材軸方向の端面からみた接合構造の断面模式図である。 図15は、材軸方向の中央部よりも接合側の端部においてウェブ部の高さが大きく且つ端部におけるウェブ部の高さが一定であるH形鋼を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図16は、材軸方向の接合側においてウェブ部の高さ方向に折曲がった形状を有するフランジ部11、12を備えるH形鋼を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図17は、図16に示すH形鋼を用いた接合構造を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図である。 図18は、H形鋼のウェブ部が幅方向にずれた位置に配置されて、2つのH形鋼の両端のフランジ部がそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合された接合構造を、H形鋼のフランジ部のフランジ面からみた上面模式図である。 図19は、ウェブ部とフランジ部との接合部のフィレットに隣接してウェブ部に設けられたスリット部を有するH形鋼を、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図20は、フィラープレートを間に挟んでフランジ部同士を接合した2つのH形鋼の、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図21は、図13の接合構造において、他方のH形鋼がウェブ部とフランジ部との接合部にフィレットを有する場合に、フィラープレートを間に挟んでフランジ部同士及びウェブ部同士を接合した2つのH形鋼を、材軸方向の端面からみた断面模式図である。 図22は、図8の接合構造において、ウェブ部の高さが小さいH形鋼のフランジ部上に、高さ調節用プレートを配置して、双方のフランジ部のフランジ面の位置を合わせた接合構造の側面模式図である。 図23は、本発明に係る接合構造が用いられ得る根太及び梁を備える建造物の模式図である。
本発明者は、2つのH形鋼が材軸方向の端部において接合した接合構造であって、一方のH形鋼のウェブ部の材軸方向の端部に設けられ且つ接合側の材端から材軸方向に延在するスリット部に、他方のH形鋼のフランジ部を挿入して、2つのH形鋼の端部におけるフランジ部同士及びウェブ部同士を重ね合わせて接合する、接合構造を新規に見出した。
本発明は、2つのH形鋼が材軸方向の端部において接合した接合構造であって、2つのH形鋼がそれぞれ、ウェブ部、並びにウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及びウェブ部における一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、少なくとも、互いに対向する2つのH形鋼の一方のH形鋼におけるウェブ部に、H形鋼の接合側の材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられており、フランジ部がスリット部に挿入された状態で、2つのH形鋼のウェブ部のウェブ面同士、一方のフランジ部のフランジ面同士、及び他方のフランジ部のフランジ面同士が対向するように、2つのH形鋼が組み合わされ、2つのH形鋼のウェブ部同士、一方のフランジ部同士、及び他方のフランジ部同士が接合されている、接合構造を対象とする。
本発明の接合構造においては、他方のH形鋼の両端のフランジ部が、一方のH形鋼のウェブ部に設けられた2つのスリット部に挿入されるか、または他方のH形鋼の他方のフランジ部が、一方のH形鋼のウェブ部に設けられたスリット部に挿入され、且つ一方のH形鋼の一方のフランジ部が他方のH形鋼のウェブ部に設けられたスリット部に挿入されて、2つのH形鋼のウェブ部のウェブ面同士、一方のフランジ部のフランジ面同士、及び他方のフランジ部のフランジ面同士が対向するように、2つのH形鋼が組み合わされ、2つのH形鋼のウェブ部同士、一方のフランジ部同士、及び他方のフランジ部同士が接合されている。
2つのH形鋼のウェブ部同士及びフランジ部同士の接合は、ボルト接合、溶接、リベット接合、高力ボルト接合等、剛接合が得られる所望の方法で行うことができる。例えば、ボルト接合を行う場合は、図1に記載されるような、ボルト接合用のボルト孔が、フランジ部及びウェブ部の端部に設けられる。ボルト孔は、好ましくは、フランジ部、ウェブ部、及びスリット部の端から(1.5×ボルト径)〜(2.0×ボルト径)の位置に、(2.5×ボルト径)〜(3.0×ボルト径)の間隔で、それぞれのH形鋼の端部に、接合に必要な耐力に応じて、例えば2列から5列、設けられる。ボルト孔のクリアランスは、好ましくは、0〜2.0mmである。
本発明に係る接合構造によれば、接合する双方のH形鋼の端部のフランジ部同士及びウェブ部同士が、添板を介さずに接合される。図3に示すような従来の添板を用いるH形鋼の接合においては、ボルトで接合部を固定する場合、一方のH形鋼と添板との接合で応力伝達が必要であり、さらに添板と他方のH形鋼との接合で応力伝達が必要となり、合計2回の応力伝達が必要であった。本発明によれば、添板は不要であり、フランジ部同士及びウェブ部同士を、添板を介さずに接合することができるので、添板を用いる従来の接合構造に比べて、ボルト本数を半減させることができる。双方のH形鋼のフランジ部同士及びウェブ部同士は、互いのフランジ面同士及びウェブ面同士が直接接して接合してもよく、互いのフランジ面及びウェブ面の間にフィラープレートを間に挟んで接合してもよい。
本発明に係る接合構造によれば、施工時に、H形鋼のウェブ部に設けられたスリット部に他方のH形鋼のフランジ部が挿入され、H形鋼同士が組み合って仮支持させることが可能となるので、H形鋼の高さ方向の位置合わせだけでなく、幅方向及び材軸方向の位置合わせも容易または不要となり、双方のH形鋼の端部を容易に接合することができる。本発明によれば、H形鋼の位置合わせが容易または不要となるので、位置合わせ及び接合時に重機等でH形鋼を支える必要がなく、施工作業の効率を向上することができる。
本発明に係る接合構造によれば、双方のH形鋼の端部におけるフランジ部同士及びウェブ部同士を、添板を介さずに接合するため、一方のH形鋼のフランジ部と他方のH形鋼のフランジ部との間で力を伝え、一方のH形鋼のウェブ部と他方のH形鋼のウェブ部との間で力を伝えることができるので、H形鋼の全断面の応力を、一方のH形鋼から他方のH形鋼に伝達可能である。すなわち、曲げモーメントを伝達することができる剛接合が得られる。
本発明の接合構造においては、ウェブ部の材軸方向の端部にスリット部が設けられたH形鋼が用いられる。H形鋼は、ウェブ部、並びにウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及びウェブ部における一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、ウェブ部に、材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられている。図4及び5に、ウェブ部15の材軸方向の端部40にスリット部13が設けられたH形鋼100を、ウェブ部15のウェブ面からみた側面模式図を示す。図4においては、1つのスリット部13、図5においては2つのスリット部13、14が、ウェブ部に設けられている。端部40は、材軸方向の端部であって、2つのH形鋼のウェブ部同士及びフランジ部同士を重ね合わせる部分である。
スリット部13は、H形鋼100のウェブ部15に、H形鋼の接合側の材端60から材軸方向に延在するように設けられる。材端60とは、H形鋼の端部40のうち材軸方向の最も端の部分をいう。以下、スリット部14についても同様である。
本願において、材軸方向51とは、図4に示すように、フランジ部のフランジ面及びウェブ部のウェブ面に平行な方向である。幅方向52とは、H形鋼の、材軸方向に垂直且つウェブ部のウェブ面に垂直な方向であり、図4においては、紙面に対して垂直方向である。高さ方向53とは、ウェブ部のウェブ面に平行且つフランジ部のフランジ面に垂直な方向である。
本願においてウェブ部とは、一方のフランジ部及び他方のフランジ部の間のスリットを含む部分をいう。図4及び5においては、ウェブ部15とは、フランジ部11、12の間のスリット13、14を含む部分をいい、ウェブ部15が、ウェブ部の高さ63を有する。
高さ方向53に沿った方向のスリット部13の高さは、組み合わせるH形鋼のフランジ部を挿入可能な寸法を有し、好ましくは挿入するフランジ部の、高さ方向53に沿った方向の厚みと同じか若干広い寸法、より好ましくは挿入するフランジ部の厚みよりも0〜2.0mm広い寸法を有する。上記範囲の高さ寸法を有するスリット部をH形鋼のウェブ部に設けることによって、H形鋼の仮支持後の位置合わせを、より容易に、好ましくは不要にすることができる。挿入するH形鋼のフランジ部とウェブ部との間の接合部にフィレットが存在する場合は、スリット部13の高さは、フィレットを含めてフランジ部を挿入可能な寸法であることができる。
スリット部13は、材軸方向51に、端部40と同じかそれ以上の長さを有すればよく、好ましくは端部40と実質的に同じ長さを有する。より具体的には、スリット部13は、材軸方向51に、一般のボルト接合部等の設計により必要な長さを有すればよい。スリット部13の長さは、一般のボルト接合部等の設計に基づいて、組み合わせるH形鋼のフランジ部を挿入する長さに応じて決定することができる。
スリット部13の長さは、好ましくは、ウェブ部の高さの1/4〜2倍の寸法を有する。2つのH形鋼のウェブ部同士及びフランジ部同士の接合を、ボルト接合で行う場合、スリット部13の長さは、好ましくは、
{(締結されるボルトの列数−1)×2.5×ボルト径+3.0×ボルト径}〜{(締結されるボルトの列数−1)×3.0×ボルト径+4.0×ボルト径}の範囲内の長さである。上記範囲の長さを有するスリット部をH形鋼のウェブ部に設けることによって、2つのH形鋼のフランジ部同士及びウェブ部同士を重ね合わせる端部の長さを十分に得ることができる。それにより、2つのH形鋼の一方のH形鋼から他方のH形鋼に、H形鋼の全断面の応力を伝達可能な接合、すなわち設計に応じた曲げモーメントを伝達可能とする、いわゆる剛接合をより確実に得ることができ、必要に応じて、H形鋼が降伏応力に達し大変形となる塑性域に達するまで接合部が破壊しない接合とすることができる。
スリット部は、機械切断、ガス切断、レーザー加工、プレス加工、パンチング等の所望の方法により、ウェブ部に設けることができる。
本発明に係る接合構造は、H形鋼を用いる建造物全般に用いることができる。床根太にH形鋼を用いる場合、本発明に係る接合構造によれば、H形鋼の接合部の構造の合理化および施工の合理化を図ることができる。
本発明に用いられるH形鋼は、ウェブ部にスリット部を有すること以外は、通常用いられている材軸寸法、ウェブ寸法、フランジ寸法、及びフランジ幅とウェブ高さの比率等を有することができ、例えばJIS G3136、JIS G3106、またはJIS G3101で規定されるH形鋼であることができる。
H形鋼は、軽量H形鋼であることができる。軽量H形鋼とは、ロール成形、レーザー溶接による組立、電気抵抗溶接による組立、アーク溶接による組立等によって製造された、フランジ部及びウェブ部の板厚が12mm以下であるH形鋼をいう。H形鋼が軽量H形鋼である場合、本発明に係る接合構造は、鉄骨建造物だけでなく、軽量H形鋼を組み込んだ木造2×4工法に好ましく用いることができる。
軽量H形鋼を組み込んだ木造2×4工法において、軽量H形鋼は、根太や梁に用いることができ、本発明に係る接合構造は、根太や梁に用いる軽量H形鋼の接合構造に用いることができる。例えば、曲げ抵抗に優れた軽量H形鋼を床根太に用いることによって、たわみを抑制することができるので、大スパン構造を実現することができる。従来の木造2×4工法においては、スパンは3〜4m程度であるが、軽量H形鋼を床根太に用いることによって、スパンを、5〜8m程度、さらには8m超の中〜大スパンに拡大することができ、木造2×4工法を用いて、例えば店舗併用住宅や老健施設を建設することが容易となる。
図23に、本発明に係る接合構造が用いられ得る建造物30の模式図を示す。図23に示すように、本発明に係る接合構造は、床板34を上に載せる床根太33等の根太と根太の接続や、根太を支える梁31と梁31の接続等の、H形鋼の接合に用いることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態2以降において、次の実施形態1で説明する構成部材と同じ構成部材、及び同様な機能を有する構成部材には、実施形態1の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化することがある。また、各実施形態を説明する図面において、接合する2つのH形鋼は、特に区別されない。図面の2つのH形鋼の左右を入れ替えた場合、あるいは、2つのH形鋼の上下を逆にした場合でも、その実施形態に適用される。例えば、実施形態の説明のために、接合する2つのH形鋼を、一方のH形鋼100、他方のH形鋼100’と記載するが、他方のH形鋼100、一方のH形鋼100’と入れ替えても、その実施形態に適用される。同様に、H形鋼に設けられた一方のフランジ部及び他方のフランジ部を、他方のフランジ部及び一方のフランジ部に入れ替えても、その実施形態に適用される。ウェブ部及びスリット部についても同様である。
(実施形態1)
本発明の好ましい実施形態である実施形態1の接合構造においては、ウェブ部に2つのスリット部が設けられたH形鋼が用いられる。ウェブ部15にスリット部13、14が設けられたH形鋼100を、ウェブ部15のウェブ面からみた側面模式図を図5に、材軸方向の端面からみた断面模式図を図6に示す。図6は、図5に記載したA−A’の破線部に沿った断面模式図である。
図5に示すように、H形鋼100は、ウェブ部15、並びにウェブ部15の一端に設けられた一方のフランジ部11、及びウェブ部15における一方のフランジ部11とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部12を有し、ウェブ部15に、材端60から材軸方向51に延在するスリット部13、14が設けられている。
図6において、スリット部13及び14は、ウェブ部15とフランジ部11、12との接合部に隣接する位置、すなわちウェブ部の端に設けられている。
図7〜9に、実施形態1の接合構造を、H形鋼のフランジ部のフランジ面からみた上面模式図、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図、及び材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。図9は、図7及び8に記載したA−A’の破線部に沿った断面模式図である。
図7〜9に示すH形鋼の接合構造においては、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’の高さ方向53の高さ63、63’が異なっており、ウェブ部の高さが大きいH形鋼100のウェブ部15にスリット部13、14が設けられている。ウェブ部の高さとは、高さ方向53の方向のフランジ部の厚みを含まない高さ方向53のウェブ部の高さである。図7〜9においては、H形鋼100のウェブ部15の高さ63が、H形鋼100’のウェブ部15’の高さ63’と高さ方向53の方向のフランジ部11’、12’の厚みとの合計と同じ場合の接合構造を示す。
ウェブ部の高さが小さいH形鋼100’のフランジ部11’、12’が、ウェブ部の高さが大きいH形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13、14に挿入されて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’のウェブ面18、18’同士、一方のフランジ部11、11’のフランジ面16、16’同士、及び他方のフランジ部12、12’のフランジ面17、17’同士が対向するように、2つのH形鋼100、100’が組み合わされて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士が、直接接して接合されている。
フランジ部同士及びウェブ部同士が、添板を介さずに接合されるので、添板を用いる従来の接合構造に比べて、ボルト本数を半減させることができる。
図9に示すように、ウェブ部の高さが小さいH形鋼100’のフランジ部11’12’が、H形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13、14に挿入されるので、施工時には、例えばH形鋼100を材軸方向が水平になるように立柱等に固定しておけば、H形鋼100’のフランジ部11’、12’を、H形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13、14に挿入して、H形鋼100、100’を容易に組み合わせることができる。
したがって、2つのH形鋼100、100’の高さ方向、幅方向、及び材軸方向の位置合わせを容易に、好ましくは不要にすることができ、位置合わせ及びボルト等を用いた接合の際に、重機等でH形鋼を支える必要がなく、双方のH形鋼の接合部を容易に接合することができる。
図7〜9に示す接合構造では、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、フランジ部11、11’同士、及びフランジ部12、12’同士が添板を介さずに直接接して接合される。そのため、一方のH形鋼から他方のH形鋼に全断面の応力を伝達する剛接合を得ることができる。
上記のように、2つのH形鋼は特に区別されないので、H形鋼100’をウェブ部の高さが大きい方のH形鋼として、H形鋼100’のウェブ部15’にスリット部13’、14’(図示せず)を設けた場合も、同様の効果を有する接合構造を得ることができる。このように、2つのH形鋼は区別されず、一方のH形鋼と他方のH形鋼を、他方のH形鋼及び一方のH形鋼に入れ替えても本実施形態に適用される。以下の実施形態においても同様であり、同様の説明は省略する。
ウェブ部に設けられたスリット部は、好ましくは、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接する位置、すなわちウェブ部の端に設けられるが、ウェブ部とフランジ部との接合部から離れたウェブ部の内側に設けられてもよい。
図9に示す接合構造において、H形鋼100のウェブ部15の高さがさらに大きいか、またはH形鋼100’のウェブ部15’の高さがさらに小さくてもよい。図10に、図9の接合構造において、H形鋼100のウェブ部15の高さをさらに大きくした場合の、材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。H形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13、14は、H形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入可能なように、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接する位置ではなく、すなわちウェブ部の端ではなく、ウェブ部15の内側に設けられている。
図10においては、H形鋼100のウェブ部15の高さが大きく、H形鋼100’のフランジ部11’、12’が、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接する位置ではなくウェブ部15の内側に設けられたスリット部13、14に挿入されるので、フランジ部11、11’の間及びフランジ部12、12’の間に隙間が形成される。フランジ部11、11’の間の隙間、及びフランジ部12、12’の間の隙間に、フィラープレート21を配置することができる。フィラープレートを間に挟んでフランジ部同士を接合することにより、一方のH形鋼のフランジ部から他方のH形鋼のフランジ部に応力を伝達することができる。フランジ部11、11’の間またはフランジ部12、12’の間のいずれかのみに隙間が形成されてもよい。
フィラープレートを配置する場合、図10に示すように、ウェブ部15に設けられたスリット部13、14の両方が、H形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入可能なように、ウェブ部15の内側に対称的に設けられ、ウェブ部の両端のフランジ部同士の隙間にフィラープレート21を配置することが好ましい。ただし、H形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入可能なように、ウェブ部15に設けられたスリット部13、14の一方が、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接し、他方が、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接せず、ウェブ部15の内側に設けられてもよい。この場合、一方のフランジ部同士、例えばフランジ部11、11’を直接接触させて、他方のフランジ部12、12’を、フィラープレートを間に挟んで、接合してもよい。フィラープレートは、応力を伝達可能な材料であればよく、好ましくはH形鋼と同じ材料で構成される。
(実施形態2)
本発明の好ましい実施形態である実施形態2においては、双方のH形鋼それぞれのウェブ部にスリット部が設けられたH形鋼が用いられる。図11及び12に、ウェブ部15にスリット部13が設けられたH形鋼100の材軸方向の端面からみた断面模式図、及びウェブ部15’にスリット部14’が設けられたH形鋼100’の材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。
H形鋼100は、ウェブ部15、並びにウェブ部15の一端に設けられた一方のフランジ部11、及びウェブ部15における一方のフランジ部11とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部12を有し、ウェブ部15に、材端60から材軸方向51に延在するスリット部13が設けられている。
H形鋼100’は、ウェブ部15’、並びにウェブ部15’の一端に設けられた一方のフランジ部11’、及びウェブ部15’における一方のフランジ部11’とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部12’を有し、ウェブ部15’に、材端60から材軸方向51に延在するスリット部14’が設けられている。
図11及び12において、ウェブ部15に設けられたスリット部13及びウェブ部15’に設けられたスリット部14’はそれぞれ、ウェブ部15とフランジ部11との接合部に隣接する位置、及びウェブ部15’とフランジ部12’との接合部に隣接する位置に設けられている。
図13に、実施形態2の接合構造の、H形鋼の材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。図13に示すH形鋼の接合構造においては、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’の高さ63、63’が同じであり、
それぞれのH形鋼のウェブ部15、15’にスリット部13、14’が設けられており、
一方のH形鋼100のフランジ部12が、他方のH形鋼100’のウェブ部15’に設けられたスリット部14’に挿入され、且つ他方100’のH形鋼のフランジ部11’が一方のH形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13に挿入されて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’のウェブ面18、18’同士、一方のフランジ部11、11’のフランジ面16、16’同士、及び他方のフランジ部12、12’のフランジ面17、17’同士が対向するように、2つのH形鋼100、100’が組み合わされて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士が接合されている。
図13に示す接合構造では、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、フランジ部11、11’同士、及びフランジ部12、12’同士が添板を介さずに直接接して接合されている。
実施形態2の接合構造によれば、実施形態1と同様に、添板を用いる従来の接合構造に比べて、ボルト本数を半減、容易な位置合わせ、及び剛接合を得ることができる。
実施形態2において、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’の高さが異なってもよい。一例として、図14に、図13の接合構造において、H形鋼100’のウェブ部15’の高さを、H形鋼100のウェブ部15の高さよりも大きくした場合の材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。
図13に示すH形鋼の接合構造においては、H形鋼100のウェブ部15の高さが、H形鋼100’のウェブ部15’の高さよりも大きくてもよい。図14に、図13の接合構造において、H形鋼100のウェブ部15の高さを大きくした場合の、材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。図14において、H形鋼100’のウェブ部15’に設けられたスリット部14’は、ウェブ部とフランジ部の接合部に隣接する位置、すなわちウェブ部の端に位置するが、H形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13は、H形鋼100’のフランジ部11’を挿入可能なように、ウェブ部とフランジ部の接合部に隣接せず、ウェブ部15の内側に設けられている。スリット部13、14’が両方とも、ウェブ部15の内側に設けられてもよい。
H形鋼100のウェブ部15の高さ63が、H形鋼100’のウェブ部15’の高さ63’よりも大きく、H形鋼100のウェブ部15に設けられたスリット部13が、ウェブ部15の内側に設けられているため、フランジ部11、11’の間に隙間が形成されるが、その隙間にフィラープレート21が配置され、フィラープレート21を挟んで、フランジ部11、11’が接合されている。フィラープレート21を挟む場合も、フランジ部11、11’の間で、応力を伝達することができる。
(実施形態3)
実施形態1及び2のいずれにおいても、2つのH形鋼のうち少なくとも一方のウェブ部が、H形鋼の材軸方向の中央部よりも材軸方向の接合側の端部において大きい高さを有し、且つ端部におけるウェブ部の高さが一定とすることができる。
図15に、材軸方向51の中央部よりも接合側の端部40において、ウェブ部15の高さ63が大きく且つ端部40におけるウェブ部15の高さ63が一定であるH形鋼を、ウェブ部15のウェブ面からみた側面模式図を示す。
図15に示すH形鋼において、スリット部13、14を、端部40におけるウェブ部15の両端に配置されるフランジ部11、12に隣接させて、H形鋼の接合側の材端60から材軸方向51に延在するように設けることができる。
フランジ部11、12の両方が、曲がり部70を有してもよく、フランジ部11、12の一方が直線形状であり、他方が曲がり部70を有してもよい。曲がり部70は直角に曲がっていてもよく、曲線状に曲がっていてもよい。曲がり部70を有するフランジは、プレスやロール成形等の機械加工、溶接等、所望の方法によって作製し得る。スリット部13、14には、他方のH形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入することができる。スリット部13、14は、フランジ部11、12に隣接していなくてもよい。スリット部は、スリット部13のみでもよい。
実施形態3のH形鋼において、好ましくは、2つのH形鋼のフランジ部のうち少なくとも1つが、H形鋼の材軸方向51の接合側においてウェブ部15の高さ方向53に折曲がった形状を有し、且つ折れ曲がったフランジ部11、12が、端部40において、H形鋼の材軸方向51に平行に延在する。
図16に、材軸方向51の接合側においてウェブ部15の高さ方向53に折曲がった形状を有するフランジ部11、12を備えるH形鋼100を、ウェブ部15のウェブ面からみた側面模式図を示す。折れ曲がったフランジ部11、12は、端部40において、H形鋼の材軸方向51に平行に延在する。スリット部13、14を、端部40におけるウェブ部15の両端に配置されるフランジ部11、12に隣接させて、H形鋼の接合側の材端60から材軸方向51に延在するように設けることができる。折れ曲がったフランジ部11、12は、プレスやロール成形等の機械加工により形成することができる。
図17に、図16に示すH形鋼を用いた接合構造を、ウェブ部のウェブ面からみた側面模式図を示す。図17に示す接合構造においては、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’は、H形鋼100、100’のそれぞれの材軸方向51の中央部において、同じ高さを有するが、材軸方向51の端部40においては、異なる高さを有する。
図17に示すH形鋼100のウェブ部は、H形鋼の材軸方向51の中央部よりも材軸方向51の接合側の端部40において大きい高さを有し、且つ端部40におけるウェブ部の高さが一定である。したがって、端部40において、H形鋼100は、H形鋼100’よりも大きなウェブ高さを有する。そのため、折れ曲がったフランジ部11、12に隣接させて、H形鋼のウェブ部の接合側の材端60から材軸方向51に延在するように設けたスリット部13、14に、H形鋼100’のフランジ部11’、12’が挿入されて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’のウェブ面18、18’同士、一方のフランジ部11、11’のフランジ面16、16’同士、及び他方のフランジ部12、12’のフランジ面17、17’同士が対向するように、2つのH形鋼100、100’が組み合わされて、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士が、直接接して接合されている。
したがって、実施形態3においても、実施形態1及び2と同様に、2つのH形鋼100、100’の高さ方向、幅方向、及び材軸方向の位置合わせを容易に、好ましくは不要にすることができ、位置合わせ及びボルト等を用いた接合の際に、重機等でH形鋼を支える必要がなく、双方のH形鋼の接合部を容易に接合することができる。また、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、フランジ部11、11’同士、及びフランジ部12、12’同士が添板を介さずに直接接して接合されるので、一方のH形鋼から他方のH形鋼に全断面の応力を伝達する剛接合を得ることができる。
実施形態1〜3のいずれにおいても、好ましくは、2つのH形鋼のうち少なくとも一方のウェブ部が、ウェブ部の両端のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されており、2つのH形鋼の両端のフランジ部がそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合されている。図18に、H形鋼100のウェブ部15が幅方向52にずれた位置に配置されて、2つのH形鋼の両端のフランジ部がそれぞれ、互いに幅方向52に関して外形が一致するように接合された接合構造を、H形鋼のフランジ部のフランジ面からみた上面模式図を示す。
実施形態1において、ウェブ部の端に設けられたスリット部13、14に、他方のH形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入すると、双方のH形鋼のウェブ部15、15’のウェブ面18、18’同士、フランジ部11、11’のフランジ面16、16’同士、及びフランジ部12、12’のフランジ面17、17’同士を直接接触させることができ、2つのH形鋼のウェブ部同士、一方のフランジ部同士、及び他方のフランジ部同士を、直接接触させて接合することができる。ウェブ部同士及びフランジ部同士を直接接触させて接合することにより、一方のH形鋼のウェブ部から他方のH形鋼のウェブ部に応力を伝達することができ、一方のH形鋼のフランジ部から他方のH形鋼のフランジ部に応力を伝達することができる。
実施形態2においても、同様に、双方のH形鋼それぞれのウェブ部に設けられたスリット部13、14’がそれぞれ、ウェブ部15とフランジ部11との接合部に隣接、及びウェブ部15’とフランジ部12’との接合部に隣接して設けられている場合、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’のウェブ面18、18’同士、フランジ部11、11’のフランジ面16、16’同士、及びフランジ部12、12’のフランジ面17、17’同士を、直接接触させて接合することができる。
フランジ部とウェブ部との間の接合部にフィレットが存在する場合、ウェブ部に設けられたスリット部は、好ましくは、ウェブ部とフランジ部との接合部に存在するフィレットに隣接して設けられる。図19に、ウェブ部15とフランジ部11、12との接合部のフィレット20に隣接してウェブ部に設けられたスリット部13、14を有するH形鋼を、材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。
ウェブ部15とフランジ部11、12との接合部のフィレット20に隣接して設けられたスリット部13、14に、他方のH形鋼のフランジ部11’12’を挿入すると、双方のH形鋼のフランジ部11、11’のフランジ面16、16’の間、及びフランジ部12、12’のフランジ面17、17’の間に隙間が形成される。その隙間を埋めるようにフィラープレート21を配置することができる。図20に、フィラープレート21を間に挟んでフランジ部11、11’同士、及びフランジ部12、12’同士を接合したH形鋼100、100’の、材軸方向の端面からみた接合構造の断面模式図を示す。フィラープレートを間に挟んでフランジ部同士を接合することにより、一方のH形鋼のフランジ部から他方のH形鋼のフランジ部に応力を伝達することができる。
図20に示すH形鋼の接合構造は、図9に示す接合構造において、H形鋼100のウェブ部15とフランジ部11、12との接合部にフィレット20を有し、フィレット20に隣接して設けられたスリット部13、14に、ウェブ部15’の高さを小さくしたH形鋼100’のフランジ部11’、12’を挿入し、フランジ部11、11’のフランジ面16、16’の間に形成された隙間、及びフランジ部12、12’のフランジ面17、17’の間に形成された隙間に、フィラープレート21を配置した実施形態である。
ウェブ部とフランジ部との接合部にフィレットを有して、スリット部の位置を、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接する位置からウェブ部の内部にずらした場合でも、双方のH形鋼の一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士の間の隙間に、フィラープレートを配置し、フィラープレートを間に挟んで一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士を接合することにより、一方のH形鋼のフランジ部から他方のH形鋼のフランジ部に応力を伝達することができる。
図21に、図13に示す接合構造において、H形鋼100’がウェブ部15’とフランジ部11’、12’との接合部にフィレット20を有する場合に、フィレット20が存在するために形成されたウェブ部15、15’の間の隙間、及びフランジ12、12’の間の隙間に、フィラープレート21を配置した接合構造を、材軸方向の端面からみた断面模式図を示す。
ウェブ部とフランジ部との接合部にフィレットを有するために、ウェブ部同士の間及びフランジ部同士の間に隙間が形成された場合でも、双方のH形鋼のウェブ部同士及びフランジ部同士の間の隙間に、フィラープレートを配置し、フィラープレートを間に挟んでウェブ部同士及びフランジ部同士を接合することにより、一方のH形鋼のフランジ部から他方のH形鋼のフランジ部に応力を伝達することができ、且つ一方のH形鋼のウェブ部から他方のH形鋼のウェブ部に応力を伝達することができる。また、スリット部13の高さが、フィレット20を含めてフランジ部11’を挿入可能な寸法を有する場合、ウェブ部15、15’の間に隙間は形成されず、フィラープレートを配置する必要がない。
フランジ部とウェブ部との間の接合部にフィレットを有する場合でも、フィレットの一部または全てを除いて、スリット部を、ウェブ部とフランジ部との接合部に隣接する位置またはその近傍に設けることもできる。
図22に、図8の接合構造において、ウェブ部の高さ63’が小さいH形鋼100’のフランジ部11’、12’上に、高さ調節用プレート25を配置して、H形鋼100、100’のフランジ部11、11’、12、12’のフランジ面の位置を合わせた接合構造の側面模式図を示す。高さ調節用プレート25は、好ましくはH形鋼と同じ材料で構成され、フランジ部と高さ調節用プレートとの接合は、ボルト接合、溶接、リベット接合、高力ボルト接合等、剛接合が得られる所望の方法で行うことができる。H形鋼100、100’のフランジ部11、11’、12、12’のフランジ面の位置を合わせることにより、本発明に係る接続構造を有するH形鋼を梁や根太に用いる場合、その上に床板等を水平に配置することが容易となる。
実施形態1及び2において説明したように、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士は接合されているが、好ましくは、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士がそれぞれ、直接接して接合されているか、またはフィラープレートを間に挟んで接合されている。
より好ましくは、2つのH形鋼100、100’のウェブ部15、15’同士、一方のフランジ部11、11’同士、及び他方のフランジ部12、12’同士は、直接接して接合されている。
本発明はまた、材軸方向の端部において他のH形鋼の材軸方向の端部と接合するために用いられるH形鋼であって、ウェブ部、並びにウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及びウェブ部における一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、ウェブ部に、他のH形鋼のフランジ部を挿入するための、材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられている、H形鋼を対象とする。本発明に係るH形鋼は、上記接合構造に用いることができる。
本発明に係るH形鋼のウェブ部は、好ましくは、一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されている。ウェブ部が、一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されていることにより、本発明に係るH形鋼を、他のH形鋼と接合したときに、接合する双方のH形鋼の一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士をそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合することができる。
好ましくは、本発明に係るH形鋼と接合する他のH形鋼とを備えるH形鋼のセットを提供することができる。本発明に係るH形鋼と他のH形鋼とのH形鋼のセットにおいて、他のH形鋼は、ウェブ部、並びにウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及びウェブ部における一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有する。H形鋼のセットは、上記接合構造に用いることができる。
本発明に係るH形鋼と他のH形鋼とのH形鋼のセットにおいて、好ましくは、本発明に係るH形鋼のウェブ部の高さが他のH形鋼のウェブ部の高さよりも大きく、本発明に係るH形鋼のウェブ部に、スリット部が2つ設けられている。このH形鋼のセットは、図9及び10に例示するような実施形態1の接合構造に用いることができる。
本発明に係るH形鋼と他のH形鋼とのH形鋼のセットにおいて、好ましくは、本発明に係るH形鋼のウェブ部にスリットが設けられ、他方のH形鋼のウェブ部に、本発明に係るH形鋼のフランジ部を挿入するための、材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられている。このH形鋼のセットは、図13及び14に例示するような実施形態2の接合構造に用いることができる。
本発明に係るH形鋼と他のH形鋼とのH形鋼のセットにおいて、好ましくは、他のH形鋼のウェブ部が、一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されている。他のH形鋼のウェブ部が、他のH形鋼の一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されていることにより、本発明に係るH形鋼を、他のH形鋼と接合したときに、接合する双方のH形鋼の一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士をそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合することができる。
10 H形鋼
1、1’ フランジ部
2、2’ フランジ部
5、5’ ウェブ部
6 添板
7、7’ ボルト孔
8、8’ ボルト
100、100’ H形鋼
11、11’、12、12’ フランジ部
13、13’、14、14’ スリット部
15、15’ ウェブ部
16、16’、17、17’ フランジ部のフランジ面
18、18’ ウェブ部のウェブ面
19、19’ ウェブ部とフランジ部との接合部の付け根
20 フィレット
21 フィラープレート
30 建造物
31 梁
32 柱
33 床根太
34 床板
40 端部
51、51’ 材軸方向
52、52’ 幅方向
53、53’ 高さ方向
60 材端
63、63’ ウェブ部の高さ
70 フランジの曲がり部

Claims (13)

  1. 2つのH形鋼が材軸方向の端部において接合した接合構造であって、
    前記2つのH形鋼がそれぞれ、ウェブ部、並びに前記ウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及び前記ウェブ部における前記一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、
    少なくとも、互いに対向する2つのH形鋼のいずれか一方のH形鋼における前記ウェブ部に、H形鋼の接合側の材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられており、
    前記フランジ部が前記スリット部に挿入された状態で、
    前記2つのH形鋼の前記ウェブ部のウェブ面同士、前記一方のフランジ部のフランジ面同士、及び前記他方のフランジ部のフランジ面同士が対向するように、前記2つのH形鋼が組み合わされ、
    前記2つのH形鋼の前記ウェブ部同士、前記一方のフランジ部同士、及び前記他方のフランジ部同士が接合されている、
    接合構造。
  2. 前記2つのH形鋼のウェブ部の高さが異なっており、
    ウェブ部の高さが大きいH形鋼のウェブ部に、前記スリット部が2つ設けられている、
    請求項1に記載の接合構造。
  3. それぞれのH形鋼のウェブ部に、前記スリット部が設けられている、請求項1に記載の接合構造。
  4. 前記2つのH形鋼のうち少なくとも一方のウェブ部が、H形鋼の材軸方向の中央部よりも接合側の端部において大きい高さを有し、且つ前記端部におけるウェブ部の高さが一定である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の接合構造。
  5. 前記2つのH形鋼のフランジ部のうち少なくとも1つが、H形鋼の材軸方向の接合側において前記ウェブ部の高さ方向に折曲がった形状を有し、且つ前記折れ曲がったフランジ部が、前記端部において、H形鋼の材軸方向に平行に延在する、請求項4に記載の接合構造。
  6. 前記2つのH形鋼のうち少なくとも一方の前記ウェブ部が、前記一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されており、前記2つのH形鋼の一方のフランジ部同士及び他方のフランジ部同士がそれぞれ、互いに幅方向に関して外形が一致するように接合されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の接合構造。
  7. 前記2つのH形鋼の前記ウェブ部同士、前記一方のフランジ部同士、及び前記他方のフランジ部同士が、それぞれ、直接接して接合されているか、またはフィラープレートを間に挟んで接合されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の接合構造。
  8. 前記2つのH形鋼が軽量H形鋼である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の接合構造。
  9. 材軸方向の端部において他のH形鋼の材軸方向の端部と接合するために用いられるH形鋼であって、
    ウェブ部、並びに前記ウェブ部の一端に設けられた一方のフランジ部、及び前記ウェブ部における前記一方のフランジ部とは反対側の他端に設けられた他方のフランジ部を有し、
    前記ウェブ部に、前記他のH形鋼のフランジ部を挿入するための、材端から材軸方向に延在するスリット部が設けられている、
    H形鋼。
  10. 前記H形鋼のウェブ部が、前記H形鋼の材軸方向の中央部よりも接合側の端部において大きい高さを有し、且つ前記端部におけるウェブ部の高さが一定である、請求項9に記載のH形鋼。
  11. 前記H形鋼のフランジ部のうち少なくとも1つが、前記H形鋼の材軸方向の接合側において前記ウェブ部の高さ方向に折曲がった形状を有し、且つ前記折れ曲がったフランジ部が、前記端部において、前記H形鋼の材軸方向に平行に延在する、請求項10に記載のH形鋼。
  12. 前記H形鋼のウェブ部は、前記一方のフランジ部及び他方のフランジ部の中心位置から幅方向にずれた位置に配置されている、請求項9〜11のいずれか一項に記載のH形鋼。
  13. 軽量H形鋼である、請求項9〜12のいずれか一項に記載のH形鋼。
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