JP2007038482A - 印刷機およびその印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 異なるスポット印刷用イメージを連続して印刷することができる印刷機およびその印刷方法を提供する。
【解決手段】 外周面に刷版が巻回された版胴13と、刷版14に対して接触配置されて刷版14上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴15と、を備え、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cが、刷版14に設けられ、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cから選ばれる1つ又は複数のスポット印刷用版のみに押圧される凸部16bが、ブランケット胴15に設けられ、版胴13は、ブランケット胴15とは異なる回転速度で回転することが可能とされた版胴独立駆動機構を有する印刷機において、版胴独立駆動機構により版胴13とブランケット胴15との相対位相を変えることにより凸部16bが押圧されるスポット印刷用版14a,14b,14cを変えることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 外周面に刷版が巻回された版胴13と、刷版14に対して接触配置されて刷版14上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴15と、を備え、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cが、刷版14に設けられ、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cから選ばれる1つ又は複数のスポット印刷用版のみに押圧される凸部16bが、ブランケット胴15に設けられ、版胴13は、ブランケット胴15とは異なる回転速度で回転することが可能とされた版胴独立駆動機構を有する印刷機において、版胴独立駆動機構により版胴13とブランケット胴15との相対位相を変えることにより凸部16bが押圧されるスポット印刷用版14a,14b,14cを変えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、枚葉印刷機等の印刷機およびそのスポット印刷方法に関する。
従来、印刷機の分野では、所定の印刷画像の所定領域に、店名など数種類のパターン画像をスポット印刷するスポット印刷方法が知られている。
上述のスポット印刷においては、スポット印刷用の刷版を使用する方法が用いられている。しかし、当該方法においては、一のスポット印刷から他のスポット印刷に切り替える場合、スポット印刷用の刷版を取り替える作業が必要であった。
上述のスポット印刷においては、スポット印刷用の刷版を使用する方法が用いられている。しかし、当該方法においては、一のスポット印刷から他のスポット印刷に切り替える場合、スポット印刷用の刷版を取り替える作業が必要であった。
刷版の取替えには印刷機を停止させる必要があるという問題があるとともに、刷版の取替えや、スポット印刷される店名などの位置合わせなど、作業者の負担が大きいという問題があった。
そのため、上述の問題を解決するため、さまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3220916号公報(第2頁、第1図等)
そのため、上述の問題を解決するため、さまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の特許文献1においては、複数のスポット印刷用の版を有する版胴と、1つのスポット印刷用の版に対応する大きさの印圧部を有する圧胴とを備え、版胴と圧胴との相対位置を変更することにより印刷されるスポット印刷用の版を変える印刷方法が開示されている。この方法によれば、スポット印刷用の版を変える際に、印刷機を止める必要がなく、さらに、版を交換する必要もなかった。
しかしながら、上述の特許文献1においては、印刷中においてスポット印刷用の版を連続して変える具体的な構成、および、制御方法などが開示されておらず、上述の印刷方法を実施することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、異なるスポット印刷用イメージを連続して印刷することができる印刷機およびその印刷方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を備え、複数のスポット印刷用版が、前記刷版に設けられ、複数の前記スポット印刷用版から選ばれる1つ又は複数のスポット印刷用版のみに押圧される凸部が、前記ブランケット胴に設けられ、前記版胴は、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転することが可能とされた版胴独立駆動機構を有する印刷機において、前記版胴独立駆動機構により前記版胴と前記ブランケット胴との相対位相を変えることにより前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする。
本発明の印刷機は、外周面に刷版が巻回された版胴と、前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を備え、複数のスポット印刷用版が、前記刷版に設けられ、複数の前記スポット印刷用版から選ばれる1つ又は複数のスポット印刷用版のみに押圧される凸部が、前記ブランケット胴に設けられ、前記版胴は、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転することが可能とされた版胴独立駆動機構を有する印刷機において、前記版胴独立駆動機構により前記版胴と前記ブランケット胴との相対位相を変えることにより前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする。
本発明によれば、版胴独立駆動機構により版胴とブランケット胴との相対位相を変えることができるため、凸部が押圧されるスポット印刷用版を変えることができる。そのため、刷版を交換することなく印刷される1つ又は複数のスポット印刷用版を変えることができ、異なるスポット印刷用イメージを連続して印刷することができる。
上記発明においては、前記ブランケット胴には、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた切欠部が設けられ、前記凸部が、該切欠部に着脱可能に配置されることが望ましい。
本発明によれば、凸部は切欠部に着脱可能に配置されるため、通常の印刷に用いられていたブランケット胴を容易に本発明のスポット印刷に用いるブランケット胴に変更することができる。逆に、本発明のスポット印刷に用いられるブランケット胴を通常の印刷に用いるブランケット胴に変更することもできる。
そのため、スポット印刷を行うとき、または、行った後の作業者の作業量を減らすことができる。
そのため、スポット印刷を行うとき、または、行った後の作業者の作業量を減らすことができる。
上記発明においては、前記複数のスポット印刷用版の位置情報を記憶する記憶部と、前記版胴の回転位相を検出する版胴エンコーダと、前記ブランケット胴の回転位相を検出するブランケット胴エンコーダと、を有し、前記版胴独立駆動機構は、前記記憶部に記憶された位置情報と、前記版胴エンコーダおよび前記ブランケット胴エンコーダの出力とに基づいて、前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることが望ましい。
本発明によれば、記憶部に記憶された複数のスポット印刷用版の位置情報と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
つまり、記憶部に記憶された複数のスポット印刷用版の位置情報と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、複数のスポット印刷用版のそれぞれと、凸部との相対位置関係を推定することができる。推定された相対位置関係を用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
つまり、記憶部に記憶された複数のスポット印刷用版の位置情報と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、複数のスポット印刷用版のそれぞれと、凸部との相対位置関係を推定することができる。推定された相対位置関係を用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
上記発明においては、前記複数のスポット印刷用版の位置をそれぞれ示す複数の基準部が、前記刷版に設けられ、該複数の基準部の位置を計測する基準部認識部と、前記版胴の回転位相を検出する版胴エンコーダと、前記ブランケット胴の回転位相を検出するブランケット胴エンコーダと、を有し、前記版胴独立駆動機構は、前記基準部認識部の出力と、前記版胴エンコーダの出力と、前記ブランケット胴エンコーダの出力とに基づいて、前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることが望ましい。
本発明によれば、基準認識部の出力と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
つまり、基準認識部により測定された基準部の位置と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、複数のスポット印刷用版のそれぞれと、凸部との相対位置関係を推定することができる。推定された相対位置関係を用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
つまり、基準認識部により測定された基準部の位置と、版胴エンコーダの出力と、ブランケット胴エンコーダの出力とを用いることにより、複数のスポット印刷用版のそれぞれと、凸部との相対位置関係を推定することができる。推定された相対位置関係を用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
また、基準部認識部により複数の基準部の位置情報を計測することにより、複数のスポット印刷用版の位置の計測を自動化することができる。そのため、異なるスポット印刷用イメージの切換えを自動化でき、作業者の作業負担を軽減することができる。
上記発明においては、印刷された印刷用紙の枚数を計測する枚数計測部を有し、
前記版胴独立駆動機構は、前記枚数計測部の出力に基づいて前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることが望ましい。
前記版胴独立駆動機構は、前記枚数計測部の出力に基づいて前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることが望ましい。
本発明によれば、枚数計測部の出力に基づいて版胴独立駆動機構は凸部が押圧されるスポット印刷用版を変えるため、予め定められた所定枚数のスポット印刷用イメージが印刷されたら、自動的に次のスポット印刷用イメージに切り替えることができる。
本発明の印刷機の印刷方法は、刷版上における複数のスポット印刷用版の位置情報が入力される入力過程と、入力された位置情報と、外周面に前記刷版が巻回された版胴の回転位相と、1つのスポット印刷用版のみに押圧される凸部を有し、該スポット印刷用版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴の回転位相とに基づいて、前記版胴と前記ブランケット胴との相対位相の変更量を求める演算過程と、求められた相対位相の変化量に基づいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させる版胴独立駆動機構に対する制御信号を生成、出力する指示過程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数のスポット印刷用版の位置情報と、版胴の回転位相と、ブランケット胴の回転位相とに基づいて、版胴とブランケット胴との相対位相の変更量を求め、求められた変更量に基づいて版胴独立駆動機構を制御するため、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができる。
つまり、複数のスポット印刷用版の位置情報と、版胴の回転位相と、ブランケット胴の回転位相とを用いることにより、複数のスポット印刷用版のそれぞれと、凸部との相対位置関係を推定することができる。推定された相対位置関係を用いることにより、版胴独立駆動機構は、所定のスポット印刷用版を凸部に押圧されるように版胴を制御することができ、異なるスポット印刷用イメージを連続して印刷することができる。
上記発明においては、前記位置情報が、前記刷版を製作する際に用いられた前記複数のスポット印刷用版の位置情報であることが望ましい。
本発明によれば、刷版を製作する際に用いられた複数のスポット印刷用版の位置情報を用いることにより、複数のスポット印刷用版の位置と凸部との相対位置関係をより正確に推定することができる。
本発明によれば、刷版を製作する際に用いられた複数のスポット印刷用版の位置情報を用いることにより、複数のスポット印刷用版の位置と凸部との相対位置関係をより正確に推定することができる。
上記発明においては、前記複数のスポット印刷用版の位置をそれぞれ示す複数の基準部が、前記刷版に設けられ、該複数の基準部の位置を計測する基準部認識部を有し、前記位置情報が、該基準部認識部により計測された前記複数の基準部の位置情報であることが望ましい。
本発明によれば、基準部認識部により計測された複数の基準部の位置情報を、複数のスポット印刷用版の位置情報として用いることにより、複数のスポット印刷用版の位置情報の取得を自動化することができる。そのため、異なるスポット印刷用イメージの切換えを自動化でき、作業者の作業負担を軽減することができる。
上記発明においては、前記指示過程の前に、印刷された印刷用紙の枚数を計測し、計測枚数が予め定められた所定枚数に到達したら次の過程に進む枚数計測過程を具備することが望ましい。
本発明によれば、計測された印刷用紙の枚数が予め定められた所定枚数に到達したら次の過程に進むため、一のスポット印刷用イメージの印刷枚数が予め定められた所定枚数に到達したら、自動的に次のスポット印刷用イメージに切換え印刷を継続することができる。
本発明の印刷機および印刷機の印刷方法によれば、版胴独立駆動機構により版胴とブランケット胴との相対位相を変えることができるため、凸部が押圧されるスポット印刷用版を変えることができる。そのため、刷版を交換することなく印刷されるスポット印刷用版を変えることができ、異なるスポット印刷用イメージを連続して印刷することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るスポット印刷が可能な印刷機ついて図1から図10を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る枚葉両面印刷機の構成を説明する断面図である。
枚葉両面印刷機(以下、単に「印刷機」という。)1は、被印刷物である枚葉紙(印刷用紙)Pが供給される上流側から下流側に向けて、給紙装置3と、複数の印刷ユニット5と、排紙装置7とを備えている。
給紙装置3は、積層されたシート状の被印刷物を一枚ずつ供給する装置である。
以下、本発明の第1の実施形態に係るスポット印刷が可能な印刷機ついて図1から図10を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る枚葉両面印刷機の構成を説明する断面図である。
枚葉両面印刷機(以下、単に「印刷機」という。)1は、被印刷物である枚葉紙(印刷用紙)Pが供給される上流側から下流側に向けて、給紙装置3と、複数の印刷ユニット5と、排紙装置7とを備えている。
給紙装置3は、積層されたシート状の被印刷物を一枚ずつ供給する装置である。
排紙装置7は、印刷後の被印刷物を回収して積層する装置である。排紙装置7には、印刷物の印刷状態を把握するための撮像装置(図示せず)が設けられている。
排紙装置7には、印刷後の枚葉紙Pにマーキング等を施す排紙識別装置8が設けられている。排紙識別装置8としては、例えば、所定の枚葉紙Pに対して付箋を付すテープインサータや、所定の枚葉紙Pを他の枚葉紙Pから分けて積層する二連デリベリ等が用いられる。
排紙装置7には、印刷後の枚葉紙Pにマーキング等を施す排紙識別装置8が設けられている。排紙識別装置8としては、例えば、所定の枚葉紙Pに対して付箋を付すテープインサータや、所定の枚葉紙Pを他の枚葉紙Pから分けて積層する二連デリベリ等が用いられる。
印刷ユニット5は、図1に示すように、複数設けられている。複数設けられた印刷ユニット5の内の1つの印刷ユニット5がスポット印刷に対応した印刷ユニットである。本実施形態においては枚葉紙Pの表面を4つの印刷ユニット5で印刷し、その後、枚葉紙Pの裏面を4つの印刷ユニット5で印刷する印刷機1に適用して説明する。
各印刷ユニット5は、インキを供給するインキ装置9と、インキ装置9に対向配置される版胴13と、この版胴13に対向配置されたゴム胴(ブランケット胴)15と、このゴム胴15に対向配置された圧胴17と、各印刷ユニット5の圧胴17間に配置される中間胴18とを備えている。
図2は、図1の版胴およびゴム胴の概略構成を説明する図である。
版胴13は、図2に示すように、印刷用画像が形成された刷版14が外周に巻回された円筒状とされている。刷版は、印刷すべき画像毎に作成され、交換される。版胴13は、図2に示すように、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた状態となっており、このギャップ19に、刷版の上流端である版頭および刷版の下流端である版尻を掴んで固定する版締め装置(図示せず)が設けられている。
版胴13は、図2に示すように、印刷用画像が形成された刷版14が外周に巻回された円筒状とされている。刷版は、印刷すべき画像毎に作成され、交換される。版胴13は、図2に示すように、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた状態となっており、このギャップ19に、刷版の上流端である版頭および刷版の下流端である版尻を掴んで固定する版締め装置(図示せず)が設けられている。
図3は、図2の刷版の構成を説明する概略図である。
刷版14には、スポット印刷用イメージに対応するスポット印刷用版14a,14b,14cが形成されている。スポット印刷用版14a,14b,14cは、刷版14における版胴13の回転方向(図3における上下方向)に並んで配置されている。
刷版14には、スポット印刷用イメージに対応するスポット印刷用版14a,14b,14cが形成されている。スポット印刷用版14a,14b,14cは、刷版14における版胴13の回転方向(図3における上下方向)に並んで配置されている。
ゴム胴15の外周には、ブランケットとしてゴム膜16が巻回されている。ゴム胴15は、図2に示すように、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた状態となっており、このギャップ(切欠部)21に、ゴムの上流端および下流端を掴んで固定するゴム締め装置(図示せず)が設けられている。
ゴム胴15は、印刷を行わない非印刷時等には、版胴13、圧胴17から離間させる(胴抜き)制御が行われるようになっている。
ゴム胴15は、印刷を行わない非印刷時等には、版胴13、圧胴17から離間させる(胴抜き)制御が行われるようになっている。
図4は、図2のゴム胴に巻回されているゴム膜の構成を説明する概略図である。
ゴム膜16には、図4に示すように、巻回時に対向する端部に形成され、ゴム締め装置に掴まれる把持部16aと、他の領域に対して段差を形成する凸部16bが形成されている。凸部16bは、上述したスポット印刷用版14a,14b,14cの1つに対して押圧される面積に形成されている。
ゴム膜16には、図4に示すように、巻回時に対向する端部に形成され、ゴム締め装置に掴まれる把持部16aと、他の領域に対して段差を形成する凸部16bが形成されている。凸部16bは、上述したスポット印刷用版14a,14b,14cの1つに対して押圧される面積に形成されている。
圧胴17は、ゴム胴15に対向配置され、円筒状とされている。圧胴17は、印刷時にゴム胴15に接触し、ゴム胴15との間に供給される被印刷物を所望の圧力で押圧する。
中間胴18は、各印刷ユニット5の圧胴17間に設けられ、円筒状とされている。中間胴18によって、上流側の圧胴17から下流側の圧胴17へと被印刷物が送られる。
上述の版胴13、ゴム胴15、圧胴17及び中間胴18は、印刷機1に設けられた一つのメインモータ(図示せず)によって回転させられる。つまり、メインモータからの回転力がギアを介して版胴13、ゴム胴15、圧胴17及び中間胴18に伝達されるようになっている。
版胴13には、さらに、図5に示すように、独立に回転速度および位相を調整することができる版胴独立駆動機構23を備えている。
版胴独立駆動機構23は、駆動モータ25と、変速機27を有する。特に、本実施形態では変速機27の中にいわゆるハーモニックドライブ (登録商標)を備える構成を採用した。ただし、これに限られるものではなく、版胴独立駆動機構を構成する変速機に差動減速機を用いても良い。
駆動モータ25は、図示しない制御装置によって回転速度および位相が制御されるサーボモータとされている。駆動モータ25は、版胴13及びゴム胴15を支持するフレーム40に対して固定されたサブフレーム42に固定されている。
変速機27は、印刷機1のメインモータからゴム胴15を回転駆動するゴム胴ギア15aを介して伝達された回転を増減速して版胴13に伝達する。変速機27は、ハーモニックドライブ(登録商標)の構成部品として、ウェーブジェネレータ30と、フレクスプライン32と、サーキュラスプライン34とを備えている。
ウェーブジェネレータ30は、楕円形状を有する(図6参照)カム30aの外周に、薄肉のボールベアリング30bが嵌合されたものとなっている。このボールベアリング30bの内輪はカム30aの外周に固定されており、外輪はボールを介して弾性変形するようになっている。ウェーブジェネレータ30は、駆動モータ25の出力軸25aに固定され、駆動モータ25によって回転されるようになっている。駆動モータ25の回転速度に応じて、第1サーキュラスプライン34aから第2サーキュラスプライン34bへと伝達する回転速度が変更される。すなわち、駆動モータ25の角速度をゴム胴ギア15aの角速度と同等とすると第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bは同じ角速度で回転し、駆動モータ25の角速度をゴム胴ギア15aの角速度と異ならせると、第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bとの間の位相が異なり、異なる角速度で回転させることができる。
フレクスプライン32は、ウェーブジェネレータ30とサーキュラスプライン34との間に設けられている。フレクスプライン32は、金属製の円環形状とされ、薄肉とされている。したがって、フレクスプライン32は、ウェーブジェネレータ30の楕円形状に応じて半径方向に変形自在とされた弾性体となっている。フレクスプライン32の外周には、サーキュラスプライン34の内歯に対して歯合する外歯が形成されている(図6参照)。フレクスプライン32の軸線方向(図5において左右方向)の寸法は、第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bの両者に対して噛合可能な寸法とされている。
サーキュラスプライン34は、駆動モータ25側に位置する第1サーキュラスプライン34aと、版胴13側に位置する第2サーキュラスプライン34bとを有している。これら第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bは、それぞれ独立して異なる回転速度および位相で回転できるようになっている。サーキュラスプライン34は、金属製の円環状とされた剛体となっている。サーキュラスプライン34の内周面には、フレクスクライン32の外歯に対して歯合する内歯が形成されている(図6参照)。第1サーキュラスプライン34aの内歯の数は、フレクスプライン32の外歯の数と同等とされている。第2サーキュラスプライン34bの内歯の数は、第1サーキュラスプライン34aの内歯の数よりも2つ多くなっている。これにより、第1サーキュラスプライン34aと第2サーキュラスプライン34bとの位相および回転速度を変更できるようになっている。
第1サーキュラスプライン34aは、この第1サーキュラスプライン34a及び第2サーキュラスプライン34bを包囲するように設けられたカップ状のカップ連結体36の内周に固定されている。このカップ連結体36の一端(図5において右方)は、軸受37を介して駆動モータ25の出力軸25aに対して回転自在に接続されている。カップ連結体36の他端(図5において左方)は、ゴム胴ギア15aに歯合する版胴駆動伝達ギア38と共に一体で回転するように、版胴駆動伝達ギア38の端面に対してボルト36aによって固定されている。版胴駆動伝達ギア38は、円錐ころ軸受39を介して、版胴回転軸13aに固定されたブッシュ44に対して回転自在に接続されている。ブッシュ44の一端面側(図5において右方)には、接続円板45を介して第2サーキュラスプライン34bが一体に固定されている。
以上の構成から、版胴駆動伝達ギア38、カップ連結体36及び第1サーキュラスプライン34aは一体で回転し、駆動モータ25の回転軸25a及びウェーブジェネレータ30のカム30aは一体で回転し、第2サーキュラスプライン34b、接続円板45、ブッシュ44及び版胴回転軸13a及び版胴13は一体で回転する。
図6には、上述した変速機27の動作が示されている。
同図において、(a)はウェーブジェネレータ30が0°の位置にある状態、(b)はウェーブジェネレータ30が90°の位置にある状態、(c)はウェーブジェネレータ30が180°の位置にある状態、(d)はウェーブジェネレータ30が360°の位置にある状態を示す。
同図において、(a)はウェーブジェネレータ30が0°の位置にある状態、(b)はウェーブジェネレータ30が90°の位置にある状態、(c)はウェーブジェネレータ30が180°の位置にある状態、(d)はウェーブジェネレータ30が360°の位置にある状態を示す。
同図(a)に示すように、弾性を有するフレクスプライン32は、楕円形のウェーブジェネレータ30によって楕円形状に変形されている。これにより、フレクスプライン32の外歯は、長軸に位置する部分で第2サーキュラスプライン34bの内歯と噛み合う。この噛み合いの開始位置に、フレクスプライン32及び第2サーキュラスプライン34bに対して矢印が付されている。すなわち、図(a)に示す場合では、0°の位置でフレクスプライン32に付した矢印Aとサーキュラスプラインに付した矢印Bとが一致している。なお、矢印Cは、ウェーブジェネレータ30の回転角度位置を示す。
ウェーブジェネレータ30の長軸に相当する位置とは異なる位置では、フレクスプライン32の外歯と第2サーキュラスプライン34bの内歯とは噛み合わない。
ウェーブジェネレータ30の長軸に相当する位置とは異なる位置では、フレクスプライン32の外歯と第2サーキュラスプライン34bの内歯とは噛み合わない。
第2サーキュラスプライン34bを固定したままでウェーブジェネレータ30を時計方向に90°回転させると図(b)のようになる。このように、ウェーブジェネレータ30を回転させるにつれて、フレクスプライン32と第2サーキュラスプライン34bとの噛合位置が順次移動する。矢印A及び矢印Bの位置からわかるように、第2サーキュラスプライン34bの歯数よりもフレクスプライン32の歯数が少ないので、フレクスプライン32が第2サーキュラスプライン34bに対して位相が遅れている(反時計方向の位置)ことがわかる。
さらに、ウェーブジェネレータ30を時計方向に90°回すと、図(c)のようになる。第2サーキュラスプライン34bの歯数はフレクスプライン32の歯数よりも2つ多いので、図(c)に示した180°の回転位置では、フレクスプライン32は歯数1枚分だけ反時計方向にずれた位置となる。
さらに、ウェーブジェネレータ30を時計方向に180°回すと、図(d)のようになる。第2サーキュラスプライン34bの歯数はフレクスプライン32の歯数よりも2つ多いので、図(d)に示した360°の回転位置では、フレクスプライン32は歯数2枚分だけ反時計方向にずれた位置となる。
このように、ウェーブジェネレータ30を一回転させる毎にフレクスプライン32は第2サーキュラスプライン34bに対して歯数2枚分だけ位相がずれることになる。この動きを利用して、版胴13の回転数や位相をゴム胴15等の他のシリンダから独立して制御できるようになっている。
図7は、図1の印刷機の概略構成を説明するブロック図である。
印刷機1には、図7に示すように、各種情報を処理する処理部41が設けられている。
処理部41には、情報が入力される入力部43と、印刷された枚葉紙Pの枚数をカウントするカウンタ(枚数計測部)45と、版胴13の回転位相を検出する版胴エンコーダ47と、ゴム胴15の回転位相を検出するゴム胴エンコーダ(ブランケット胴エンコーダ)49とが電気的に接続され、それらの出力が処理部41に入力されるように構成されている。また、処理部41には、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25と、印刷された印刷用紙を選別する排紙装置7とが電気的に接続され、処理部41から出力される信号がそれぞれに入力されるように構成されている。さらに、処理部41には情報を記憶する記憶部51が電気的に接続され、処理部41との間で情報を入出力できるように接続されている。
印刷機1には、図7に示すように、各種情報を処理する処理部41が設けられている。
処理部41には、情報が入力される入力部43と、印刷された枚葉紙Pの枚数をカウントするカウンタ(枚数計測部)45と、版胴13の回転位相を検出する版胴エンコーダ47と、ゴム胴15の回転位相を検出するゴム胴エンコーダ(ブランケット胴エンコーダ)49とが電気的に接続され、それらの出力が処理部41に入力されるように構成されている。また、処理部41には、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25と、印刷された印刷用紙を選別する排紙装置7とが電気的に接続され、処理部41から出力される信号がそれぞれに入力されるように構成されている。さらに、処理部41には情報を記憶する記憶部51が電気的に接続され、処理部41との間で情報を入出力できるように接続されている。
処理部41の内部には、カウンタ45により数えられた印刷された枚葉紙Pの枚数と、記憶部51に記憶された各スポット印刷用版14a,14b,14cにおける設定枚数とを比較する比較部53と、各スポット印刷用版14a,14b,14cの切り替え時に版胴13の回転位相の変更量を演算する演算部55と、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25に対する制御信号を生成、出力するモータ制御部57と、排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する排紙制御部59と、が設けられている。
以上の通り説明した版胴独立駆動機構23を備えた印刷機1は、以下のように動作する。
まず、図1に示すように、給紙装置3から枚葉紙Pが1枚ずつ送り出される。枚葉紙Pは、最初の4つの印刷ユニット5を通過する際に、裏面の印刷が施される。その後、裏面に印刷が施された枚葉紙Pは、下流側に位置する4つの印刷ユニット5を通過する際に、表面に印刷が施される。このように両面印刷が施された枚葉紙Pは、排紙装置7へと送られる。
この時、枚葉紙Pには、1つの印刷ユニット5によりスポット印刷が施される。
まず、図1に示すように、給紙装置3から枚葉紙Pが1枚ずつ送り出される。枚葉紙Pは、最初の4つの印刷ユニット5を通過する際に、裏面の印刷が施される。その後、裏面に印刷が施された枚葉紙Pは、下流側に位置する4つの印刷ユニット5を通過する際に、表面に印刷が施される。このように両面印刷が施された枚葉紙Pは、排紙装置7へと送られる。
この時、枚葉紙Pには、1つの印刷ユニット5によりスポット印刷が施される。
次に、印刷ユニット5におけるスポット印刷の動作について説明する。
刷版14のスポット印刷用版14a,14b,14cには、インキ装置9(図1参照)から供給されたインキが付着している。スポット印刷用版14a,14b,14c上のインキのうち、ゴム胴15の凸部16bと接触するスポット印刷用版14a,14b,14c上のインキのみが凸部16bに転写される。ここでは、スポット印刷用版14a上のインキが転写された場合に適用して説明する。
刷版14のスポット印刷用版14a,14b,14cには、インキ装置9(図1参照)から供給されたインキが付着している。スポット印刷用版14a,14b,14c上のインキのうち、ゴム胴15の凸部16bと接触するスポット印刷用版14a,14b,14c上のインキのみが凸部16bに転写される。ここでは、スポット印刷用版14a上のインキが転写された場合に適用して説明する。
図8は、図1の印刷機1により印刷された印刷イメージを説明する概略図である。
凸部16bに転写されたインキは、図2に示すように、中間胴18(図1参照)および圧胴17により送られてきた枚葉紙Pに押し付けられる。その結果、図8に示すように、枚葉紙Pの所定位置にスポット印刷用イメージ20aとして印刷される。
凸部16bに転写されたインキは、図2に示すように、中間胴18(図1参照)および圧胴17により送られてきた枚葉紙Pに押し付けられる。その結果、図8に示すように、枚葉紙Pの所定位置にスポット印刷用イメージ20aとして印刷される。
スポット印刷用イメージ20aからスポット印刷用イメージ20bに切り替える場合には、版胴独立駆動機構23により、図2に示すように、版胴13の回転速度を変えることにより、版胴13とゴム胴15との相対回転位相を変える。
版胴13とゴム胴15との相対回転位相を変えることにより、スポット印刷用版14bと凸部16bとが接触し、スポット印刷用版14b上のインキが凸部16bに転写される。凸部16bに転写されたインキは凸部16bが枚葉紙Pに押し付けられることにより、図8に示すように、枚葉紙Pの所定位置にスポット印刷用イメージ20bとして印刷される。
スポット印刷用イメージ20bからスポット印刷用イメージ20cへの切り替えも同様であるため説明を省略する。
版胴13とゴム胴15との相対回転位相を変えることにより、スポット印刷用版14bと凸部16bとが接触し、スポット印刷用版14b上のインキが凸部16bに転写される。凸部16bに転写されたインキは凸部16bが枚葉紙Pに押し付けられることにより、図8に示すように、枚葉紙Pの所定位置にスポット印刷用イメージ20bとして印刷される。
スポット印刷用イメージ20bからスポット印刷用イメージ20cへの切り替えも同様であるため説明を省略する。
図9は、図1の印刷機1におけるスポット印刷を行う場合の制御方法を説明するフローチャートである。
まず、印刷ユニット5の版胴13に、3つのスポット印刷用版14a,14b,14cが形成された刷版14を取り付ける(図2および図3参照)。その後、図7および図9に示すように、印刷機1のリモコンデスクに設置された入力部43に3つのスポット印刷用版14a,14b,14cの位置情報、および、各スポット印刷用版14a,14b,14cにより印刷する設定枚数情報を入力する(入力過程、ステップS1)。入力された位置情報および設定枚数情報は、入力部43から処理部41を経て記憶部51に記憶される。
なお、スポット印刷用版14の位置情報としては、刷版14に対するスポット印刷用版14a,14b,14cの相対位置情報や、各スポット印刷用版14a,14b,14cの間隔情報などを例示することができる。
まず、印刷ユニット5の版胴13に、3つのスポット印刷用版14a,14b,14cが形成された刷版14を取り付ける(図2および図3参照)。その後、図7および図9に示すように、印刷機1のリモコンデスクに設置された入力部43に3つのスポット印刷用版14a,14b,14cの位置情報、および、各スポット印刷用版14a,14b,14cにより印刷する設定枚数情報を入力する(入力過程、ステップS1)。入力された位置情報および設定枚数情報は、入力部43から処理部41を経て記憶部51に記憶される。
なお、スポット印刷用版14の位置情報としては、刷版14に対するスポット印刷用版14a,14b,14cの相対位置情報や、各スポット印刷用版14a,14b,14cの間隔情報などを例示することができる。
各種の情報が入力部43から入力されたら、印刷機1による印刷が開始される(ステップS2)。本実施形態においては、図3において刷版14の下方に形成されたスポット印刷用版14aが最初に印刷される。
印刷が開始されると、図7および図9に示すように、カウンタ45により枚葉紙Pの印刷枚数がカウントされ、その出力が処理部41の比較部53に入力される。比較部53では、記憶部51に記憶されたスポット印刷用版14aに対応する設定枚数情報と、カウンタ45からの出力情報とを比較する(枚数計測過程、ステップS3)。
カウンタ45からの出力情報が設定情報枚数より少ない場合は、スポット印刷用版14aによる印刷が継続される。一方、当該出力情報が設定情報枚数に到達すると、スポット印刷用版14aを切り替える制御が開始される。
カウンタ45からの出力情報が設定情報枚数より少ない場合は、スポット印刷用版14aによる印刷が継続される。一方、当該出力情報が設定情報枚数に到達すると、スポット印刷用版14aを切り替える制御が開始される。
まず、処理部41の演算部55は、記憶部51に記憶されたスポット印刷用版14bの位置情報と、版胴エンコーダ47の出力と、ゴム胴エンコーダ49の出力とに基づいて、版胴13の回転位相の変更量を算出する(演算過程、ステップS4)。
具体的には、演算部55は、スポット印刷用版14bの位置情報と、版胴エンコーダ47から出力される版胴13の回転位相情報と、ゴム胴エンコーダ49から出力されるゴム胴15の回転位相情報とに基づいて、現在のスポット印刷用版14bと凸部16bとの相対位置関係を算出する。そして、算出された相対位置関係から、スポット印刷用版14bと凸部16bとを接触させるために必要な版胴13の回転位相の変更量を算出する。
具体的には、演算部55は、スポット印刷用版14bの位置情報と、版胴エンコーダ47から出力される版胴13の回転位相情報と、ゴム胴エンコーダ49から出力されるゴム胴15の回転位相情報とに基づいて、現在のスポット印刷用版14bと凸部16bとの相対位置関係を算出する。そして、算出された相対位置関係から、スポット印刷用版14bと凸部16bとを接触させるために必要な版胴13の回転位相の変更量を算出する。
そして、モータ制御部57は、算出された版胴13の回転位相の変更量から、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25に出力する制御信号を生成し、駆動モータ25に出力する(指示過程、ステップS5)。
この時同時に、排紙制御部59は、スポット印刷用版14bにより印刷された枚葉紙Pに対してマーキングをするように排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する(ステップS6)。
この時同時に、排紙制御部59は、スポット印刷用版14bにより印刷された枚葉紙Pに対してマーキングをするように排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する(ステップS6)。
その後、上述のステップS3の印刷枚数のカウントに戻り、スポット印刷用版14bを用いた印刷が継続される。なお、本実施形態においては、刷版14に形成されたスポット印刷用版の数が3つであるため、上述の制御が3回繰り返された時点で印刷機1が停止する。
上記の構成によれば、版胴独立駆動機構23により版胴13とゴム胴15との相対位相を変えることができるため、凸部16bが押圧されるスポット印刷用版14を変えることができる。そのため、刷版14を交換することなく印刷されるスポット印刷用版14を変えることができ、異なるスポット印刷用イメージ20a,20b,20cを連続して印刷することができる。また、スポット印刷用イメージ20a,20b,20cを変更する時の作業者への負担を軽くすることができる。
記憶部51に記憶されたスポット印刷用版14a,14b,14cの位置情報と、版胴エンコーダ47の出力と、ゴム胴エンコーダ49の出力とを用いることにより、演算部55において、スポット印刷用版14a,14b,14cのそれぞれと、凸部16bとの相対位置関係を演算することができる。
モータ制御部57は、演算された相対位置関係を用いて駆動モータ25に対する制御信号を生成・出力することにより、版胴独立駆動機構23を用いて版胴13の回転位相を制御し、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cのうちの所定のスポット印刷用版を凸部16bに押し付けることができる。その結果、スポット印刷用イメージ20a,20b,20cの内の所定のイメージを枚葉紙Pに印刷できる。
モータ制御部57は、演算された相対位置関係を用いて駆動モータ25に対する制御信号を生成・出力することにより、版胴独立駆動機構23を用いて版胴13の回転位相を制御し、複数のスポット印刷用版14a,14b,14cのうちの所定のスポット印刷用版を凸部16bに押し付けることができる。その結果、スポット印刷用イメージ20a,20b,20cの内の所定のイメージを枚葉紙Pに印刷できる。
処理部41は、カウンタ45の出力に基づいて版胴独立駆動機構23を制御して、凸部16bが押圧されるスポット印刷用版14a,14b,14cを変えるため、予め定められた所定枚数のスポット印刷用イメージ20が印刷されたら、自動的に次のスポット印刷用イメージ20に切り替えることができる。そのため、スポット印刷用イメージ20を切り替える時の作業者の負担を軽くすることができる。
図10は、図2のゴム胴における凸部の別の実施例を説明する概略図である。
なお、上述のように、ゴム胴15のゴム膜16に凸部16bを形成してもよいし、図10に示すように、ゴム胴15のギャップ21に凸部16cを取り付け・取り外し可能に配置してもよい。
このように構成することにより、ゴム胴15に巻かれたゴム膜16を交換することなく、凸部16cのみを容易に着脱できる。そのため、スポット印刷用に用いていた印刷ユニット5を容易に通常の印刷を行う印刷ユニット5に変更できるとともに、逆に通常の印刷に用いていた印刷ユニット5をスポット印刷用の印刷ユニット5に変更することもできる。
なお、上述のように、ゴム胴15のゴム膜16に凸部16bを形成してもよいし、図10に示すように、ゴム胴15のギャップ21に凸部16cを取り付け・取り外し可能に配置してもよい。
このように構成することにより、ゴム胴15に巻かれたゴム膜16を交換することなく、凸部16cのみを容易に着脱できる。そのため、スポット印刷用に用いていた印刷ユニット5を容易に通常の印刷を行う印刷ユニット5に変更できるとともに、逆に通常の印刷に用いていた印刷ユニット5をスポット印刷用の印刷ユニット5に変更することもできる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図11から図13を参照して説明する。
本実施形態の印刷機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、スポット印刷用版の位置情報の取得方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図11から図13を用いてスポット印刷用版の位置情報の取得方法についてのみ説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図11は、本実施形態における印刷機の概略構成を説明するブロック図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について図11から図13を参照して説明する。
本実施形態の印刷機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、スポット印刷用版の位置情報の取得方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図11から図13を用いてスポット印刷用版の位置情報の取得方法についてのみ説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図11は、本実施形態における印刷機の概略構成を説明するブロック図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
印刷機101は、図11に示すように、各種情報を処理する処理部141が設けられている。
印刷機101の処理部141には、情報が入力される入力部43と、スポット印刷用版14a,14b,14cの位置情報を検出する基準認識部143と、印刷された枚葉紙Pの枚数をカウントするカウンタ45と、版胴13の回転位相を検出する版胴エンコーダ47と、ゴム胴15の回転位相を検出するゴム胴エンコーダ49とが電気的に接続され、それらの出力が処理部141に入力されるように構成されている。また、処理部141には、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25と、印刷された印刷用紙を選別する排紙識別装置8とが電気的に接続され、処理部141から出力される信号がそれぞれに入力されるように構成されている。さらに、処理部141には情報を記憶する記憶部51が電気的に接続され、処理部141との間で情報を入出力できるように接続されている。
印刷機101の処理部141には、情報が入力される入力部43と、スポット印刷用版14a,14b,14cの位置情報を検出する基準認識部143と、印刷された枚葉紙Pの枚数をカウントするカウンタ45と、版胴13の回転位相を検出する版胴エンコーダ47と、ゴム胴15の回転位相を検出するゴム胴エンコーダ49とが電気的に接続され、それらの出力が処理部141に入力されるように構成されている。また、処理部141には、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25と、印刷された印刷用紙を選別する排紙識別装置8とが電気的に接続され、処理部141から出力される信号がそれぞれに入力されるように構成されている。さらに、処理部141には情報を記憶する記憶部51が電気的に接続され、処理部141との間で情報を入出力できるように接続されている。
処理部141の内部には、カウンタ45により数えられた印刷された枚葉紙Pの枚数と、記憶部51に記憶された各スポット印刷用版14a,14b,14cにおける設定枚数とを比較する比較部53と、各スポット印刷用版14a,14b,14cの切り替え時に版胴13の回転位相の変更量を演算する演算部55と、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25に対する制御信号を生成、出力するモータ制御部57と、排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する排紙制御部59と、が設けられている。
図12は、本実施形態における版胴に取り付けられる刷版の概略構成を説明する図である。
刷版14には、スポット印刷用版14a,14b,14cと、スポット印刷用版14a,14b,14cと一対一に対応するグリッド(基準部)Gと、が形成されている。グリッドGは、スポット印刷用版14a,14b,14cに対して版胴13の回転軸線方向(図12の左右方向)に隣接して形成されている。
刷版14には、スポット印刷用版14a,14b,14cと、スポット印刷用版14a,14b,14cと一対一に対応するグリッド(基準部)Gと、が形成されている。グリッドGは、スポット印刷用版14a,14b,14cに対して版胴13の回転軸線方向(図12の左右方向)に隣接して形成されている。
以上の通り説明した版胴独立駆動機構23を備えた印刷機101の動作について説明する。
印刷機101における枚葉紙Pへの印刷の動作は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、印刷ユニット5におけるスポット印刷の動作も第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
印刷機101における枚葉紙Pへの印刷の動作は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、印刷ユニット5におけるスポット印刷の動作も第1の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
図13は、図11の印刷機におけるスポット印刷を行う場合の制御方法を説明するフローチャートである。
なお、同一の制御方法については同一の符号を付して、その説明を省略している。
なお、同一の制御方法については同一の符号を付して、その説明を省略している。
まず、印刷ユニット5の版胴13に、3つのスポット印刷用版14a,14b,14cが形成された刷版14を取り付ける(図2および図3参照)。その後、図11および図13に示すように、印刷機101のリモコンデスクに設置された入力部43に各スポット印刷用版14a,14b,14cにより印刷する設定枚数情報を入力する(入力過程、ステップS11)。入力された設定枚数情報は、入力部43から処理部141を経て記憶部51に記憶される。
各種の情報が入力部43から入力されたら、印刷機101による印刷が開始される(ステップS2)。
印刷が開始されると、カウンタ45により枚葉紙Pの印刷枚数がカウントされ、その出力が処理部141の比較部53に入力される。比較部53では、記憶部51に記憶されたスポット印刷用版14aに対応する設定枚数情報と、カウンタ45からの出力情報とを比較する(ステップS3)。
カウンタ45からの出力情報が設定情報枚数より少ない場合は、スポット印刷用版14aにより印刷が継続される。一方、当該出力情報が設定情報枚数に到達すると、スポット印刷用版14aを切り替える制御が開始される。
印刷が開始されると、カウンタ45により枚葉紙Pの印刷枚数がカウントされ、その出力が処理部141の比較部53に入力される。比較部53では、記憶部51に記憶されたスポット印刷用版14aに対応する設定枚数情報と、カウンタ45からの出力情報とを比較する(ステップS3)。
カウンタ45からの出力情報が設定情報枚数より少ない場合は、スポット印刷用版14aにより印刷が継続される。一方、当該出力情報が設定情報枚数に到達すると、スポット印刷用版14aを切り替える制御が開始される。
まず、処理部141の演算部55は、基準認識部143により、刷版14に形成されたグリッドGの位置情報を取得する(ステップS13)。
具体的には、まず、演算部55は取得したグリッドGの位置情報をスポット印刷用版14の位置情報に変換し、次の印刷に用いるスポット印刷用版14bの位置情報を得る。
具体的には、まず、演算部55は取得したグリッドGの位置情報をスポット印刷用版14の位置情報に変換し、次の印刷に用いるスポット印刷用版14bの位置情報を得る。
そして、演算部55は、取得したグリッドGの位置情報と、版胴エンコーダ47の出力と、ゴム胴エンコーダ49の出力とに基づいて、版胴13の回転位相の変更量を算出する(ステップS4)。
具体的には、演算部55は、スポット印刷用版14bの位置情報と、版胴エンコーダ47から出力される版胴13の回転位相情報と、ゴム胴エンコーダ49から出力されるゴム胴15の回転位相情報とに基づいて、現在のスポット印刷用版14bと凸部16bとの相対位置関係を算出する。さらに、算出された相対位置関係から、スポット印刷用版14bと凸部16bとを接触させるために必要な版胴13の回転位相の変更量を算出する。
具体的には、演算部55は、スポット印刷用版14bの位置情報と、版胴エンコーダ47から出力される版胴13の回転位相情報と、ゴム胴エンコーダ49から出力されるゴム胴15の回転位相情報とに基づいて、現在のスポット印刷用版14bと凸部16bとの相対位置関係を算出する。さらに、算出された相対位置関係から、スポット印刷用版14bと凸部16bとを接触させるために必要な版胴13の回転位相の変更量を算出する。
そして、モータ制御部57は、算出された版胴13の回転位相の変更量から、版胴独立駆動機構23の駆動モータ25に出力する制御信号を生成し、駆動モータ25に出力する(ステップS5)。
この時同時に、排紙制御部59は、スポット印刷用版14bにより印刷された枚葉紙Pに対してマーキングをするように排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する(ステップS6)。
この時同時に、排紙制御部59は、スポット印刷用版14bにより印刷された枚葉紙Pに対してマーキングをするように排紙装置7の排紙識別装置8に対して制御信号を出力する(ステップS6)。
その後、上述のステップS3の印刷枚数のカウントに戻り、スポット印刷用版14bを用いた印刷が継続される。なお、本実施形態においては、刷版14に形成されたスポット印刷用版の数が3つであるため、上述の制御が3回繰り返された時点で印刷機1が停止する。
上記の構成によれば、基準認識部143により複数のグリッドGの位置情報を取得できるため、スポット印刷用版14a,14b,14cの位置の計測を自動化することができる。そのため、異なるスポット印刷用イメージ20a,20b,20cの切換えを自動化でき、作業者の作業負担を軽減することができる。
1,101 印刷機
13 版胴
15 ゴム胴(ブランケット胴)
14 刷版
21 ギャップ(切欠部)
16b,16c 凸部
14a,14b,14c スポット印刷用版
23 版胴独立駆動機構
45 カウンタ(枚数計測部)
47 版胴エンコーダ
49 ゴム胴エンコーダ(ブランケット胴エンコーダ)
51 記憶部
143 基準認識部
P 枚葉紙(印刷用紙)
G グリッド(基準部)
13 版胴
15 ゴム胴(ブランケット胴)
14 刷版
21 ギャップ(切欠部)
16b,16c 凸部
14a,14b,14c スポット印刷用版
23 版胴独立駆動機構
45 カウンタ(枚数計測部)
47 版胴エンコーダ
49 ゴム胴エンコーダ(ブランケット胴エンコーダ)
51 記憶部
143 基準認識部
P 枚葉紙(印刷用紙)
G グリッド(基準部)
Claims (9)
- 外周面に刷版が巻回された版胴と、
前記刷版に対して接触配置されて該刷版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴と、を備え、
複数のスポット印刷用版が、前記刷版に設けられ、
複数の前記スポット印刷用版から選ばれる1つ又は複数のスポット印刷用版のみに押圧される凸部が、前記ブランケット胴に設けられ、
前記版胴は、前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転することが可能とされた版胴独立駆動機構を有する印刷機において、
前記版胴独立駆動機構により前記版胴と前記ブランケット胴との相対位相を変えることにより、前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする印刷機。 - 前記ブランケット胴には、外周の一部の角度範囲が軸線方向に切り欠かれた切欠部が設けられ、
前記凸部が、該切欠部に着脱可能に配置されることを特徴とする請求項1記載の印刷機。 - 前記複数のスポット印刷用版の位置情報を記憶する記憶部と、
前記版胴の回転位相を検出する版胴エンコーダと、
前記ブランケット胴の回転位相を検出するブランケット胴エンコーダと、を有し、
前記版胴独立駆動機構は、前記記憶部に記憶された位置情報と、前記版胴エンコーダおよび前記ブランケット胴エンコーダの出力とに基づいて、前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷機。 - 前記複数のスポット印刷用版の位置をそれぞれ示す複数の基準部が、前記刷版に設けられ、
該複数の基準部の位置を計測する基準部認識部と、
前記版胴の回転位相を検出する版胴エンコーダと、
前記ブランケット胴の回転位相を検出するブランケット胴エンコーダと、を有し、
前記版胴独立駆動機構は、前記基準部認識部の出力と、前記版胴エンコーダの出力と、前記ブランケット胴エンコーダの出力とに基づいて、前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷機。 - 印刷された印刷用紙の枚数を計測する枚数計測部を有し、
前記版胴独立駆動機構は、前記枚数計測部の出力に基づいて前記凸部が押圧される前記スポット印刷用版を変えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷機。 - 刷版上における複数のスポット印刷用版の位置情報が入力される入力過程と、
入力された位置情報と、外周面に前記刷版が巻回された版胴の回転位相と、1つのスポット印刷用版のみに押圧される凸部を有し、該スポット印刷用版上のインキを印刷用紙に転写するブランケット胴の回転位相とに基づいて、前記版胴と前記ブランケット胴との相対位相の変更量を求める演算過程と、
求められた相対位相の変化量に基づいて、前記版胴を前記ブランケット胴とは異なる回転速度で回転させる版胴独立駆動機構に対する制御信号を生成、出力する指示過程と、
を具備することを特徴とする印刷機の印刷方法。 - 前記位置情報が、前記刷版を製作する際に用いられた前記複数のスポット印刷用版の位置情報であることを特徴とする請求項6記載の印刷機の印刷方法。
- 前記複数のスポット印刷用版の位置をそれぞれ示す複数の基準部が、前記刷版に設けられ、
該複数の基準部の位置を計測する基準部認識部を有し、
前記位置情報が、該基準部認識部により計測された前記複数の基準部の位置情報であることを特徴とする請求項6記載の印刷機の印刷方法。 - 前記指示過程の前に、
印刷された印刷用紙の枚数を計測し、計測枚数が予め定められた所定枚数に到達したら次の過程に進む枚数計測過程を具備することを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の印刷機の印刷方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005223951A JP2007038482A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 印刷機およびその印刷方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005223951A JP2007038482A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 印刷機およびその印刷方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007038482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014533615A (ja) * | 2011-12-23 | 2014-12-15 | 中国人民▲銀▼行印制科学技▲術▼研究所 | インク移し・インキング方法、装置及び該装置を備えた印刷機器 |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005223951A patent/JP2007038482A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014533615A (ja) * | 2011-12-23 | 2014-12-15 | 中国人民▲銀▼行印制科学技▲術▼研究所 | インク移し・インキング方法、装置及び該装置を備えた印刷機器 |
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