JP2007038339A - 面取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鉄線等の線状被加工物を面取り加工用の研磨手段まで正確かつ確実に搬送し、更に研磨手段と連動して線状被加工物の端部の良好な面取りを行うこと。
【解決手段】送りローラ2と、その周面に対面する転動面3aを備えた転動面部材3と、送りローラ2の端部側に位置し、これと転動面部材3の転動面3aとの間を転動移動する鉄線の端部稜線に順次接して研磨面取り動作するグラインダ4と、周面に複数の供給溝5a、5a…を備え、その供給溝5a、5a…中の鉄線を送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間に供給する供給ローラ5と、その周面に鉄線を案内供給する案内部材6a、6bと、供給ローラ5の供給溝5a、5a…に落ち込まず周面上に位置している鉄線を供給方向に進行させないように規制する規制板7とで構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】送りローラ2と、その周面に対面する転動面3aを備えた転動面部材3と、送りローラ2の端部側に位置し、これと転動面部材3の転動面3aとの間を転動移動する鉄線の端部稜線に順次接して研磨面取り動作するグラインダ4と、周面に複数の供給溝5a、5a…を備え、その供給溝5a、5a…中の鉄線を送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間に供給する供給ローラ5と、その周面に鉄線を案内供給する案内部材6a、6bと、供給ローラ5の供給溝5a、5a…に落ち込まず周面上に位置している鉄線を供給方向に進行させないように規制する規制板7とで構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ヒンジピン等に用いられる線状被加工物の端部稜を削除する面取りを行うための面取り装置に関するものである。
この種の技術には、棒状体を後記搬送装置に供給するホッパー部と、該ホッパー部から供給された棒状体を搬送する搬送装置であって、各々外周に螺旋溝を備え、かつ相互を平行に配した複数の支承ローラからなる搬送装置と、該支承ローラの回転に伴いその螺旋溝で搬送される棒状体を加工位置付近で上方から抑える押さえ部と、該押さえ部で押さえられた棒状体を良好に自転させるべく配した無端押さえベルトであって、周回動作する無端押さえベルトと、前記加工位置付近で、搬送装置から側方に突出する棒状体の端部を加工すべく配置した回転研磨装置とで構成した丸棒、パイプ、線杆などの棒状体の端部加工装置(特許文献1)がある。
この装置によれば、ホッパー部から供給された棒状体は、搬送装置の支承ローラ上に、これと直交する向きで供給配置され、該支承ローラの搬送回転動作に伴って、該支承ローラの螺旋溝の作用により転動しながら搬送され、搬送先の加工位置付近に至ると、押さえ部で上方から抑えられつつ、かつ無端押さえベルトで更に転動補助動作を受けながら移動し、該加工位置で前記回転研磨装置によりその端部の面取り加工が行われるものである。
そのため、この端部加工装置では、搬送装置に於いて、並列させた多数の支承ローラを同期して回転動作させる必要があり、その点で複雑な構成となる。また棒状体を回転する支承ローラの螺旋溝によって搬送するものであり、その搬送の確実性に疑問もある。この構成では、ホッパー部から供給される棒状体が一本ずつきちんと降下することは保証しがたいものと思われ、そのように棒状体が重なり合って降下してしまった場合は、それを分離する手段もないので、その後の動作が正常には行われ得ない問題がある。
なお、このように加工対象の棒状体の搬送手段として、周側に螺旋溝を持った螺旋ローラを使用する例は特許文献2、3等多数の例があるが、いずれも同様の問題を持っていると思われる。
本発明は、以上のような従来の面取り装置の問題点を解消し、加工対象の線状被加工物を面取り加工用の研磨手段まで正確かつ確実に搬送し、更に研磨手段と連動して該線状被加工物の端部の良好な面取りを行うべく動作する簡明な面取り装置を提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、線状被加工物の端部の面取りを行う面取り部と、該面取り部に加工対象の線状被加工物を供給する供給部とからなる面取り装置であって、
前記面取り部を、送りローラと、該送りローラの周面に対面する転動面を備えた転動面部材と、該送りローラの端部側に位置する研磨手段であって、該送りローラと該転動面との間に挿入されて、該送りローラの回転に伴ってその間を転動移動する線状被加工物の端部稜線に接して研磨動作する研磨手段とで構成し、
前記供給部を、周面にその軸方向と平行に形成した複数の供給溝を構成した供給ローラであって、その供給溝に落ち込んだ線状被加工物を、前記面取り部の送りローラの周面と転動面との間にその上流側開口部から装入すべく、該上流側開口部に、後記規制部材より下流側で、その周面を接するように位置決めした供給ローラと、該供給ローラの周面に線状被加工物を供給案内する案内部材と、該供給ローラの供給溝に落ち込まず、周面上に位置している線状被加工物の供給方向への進行を妨げる規制部材とで構成した面取り装置である。
前記面取り部を、送りローラと、該送りローラの周面に対面する転動面を備えた転動面部材と、該送りローラの端部側に位置する研磨手段であって、該送りローラと該転動面との間に挿入されて、該送りローラの回転に伴ってその間を転動移動する線状被加工物の端部稜線に接して研磨動作する研磨手段とで構成し、
前記供給部を、周面にその軸方向と平行に形成した複数の供給溝を構成した供給ローラであって、その供給溝に落ち込んだ線状被加工物を、前記面取り部の送りローラの周面と転動面との間にその上流側開口部から装入すべく、該上流側開口部に、後記規制部材より下流側で、その周面を接するように位置決めした供給ローラと、該供給ローラの周面に線状被加工物を供給案内する案内部材と、該供給ローラの供給溝に落ち込まず、周面上に位置している線状被加工物の供給方向への進行を妨げる規制部材とで構成した面取り装置である。
本発明の2は、本発明の1の面取り装置に於いて、前記研磨手段として、前記送りローラの軸心と直交する向きの軸心を中心に回転するグラインダを採用したものである。
本発明の3は、本発明の1又は2の面取り装置に於いて、前記送りローラの周面及び転動面部材の転動面を硬質プラスチックによって構成したものである。
本発明の4は、本発明の1、2又は3の面取り装置に於いて、前記供給ローラの周面に配する複数の供給溝を定角度間隔で構成したものである。
本発明の1の面取り装置によれば、供給ローラ及び規制部材で線状被加工物が一本ずつに分離されて確実に搬送され、面取り部の送りローラと転動面部材の転動面との間に受け渡され、この間で転動しながら移動し、その端部が研磨手段の前面に至ると、これによってその端部稜線が良好に面取りされることになる。面取りされた線状被加工物は、研磨手段の前面を面取りされつつ通過すると、送りローラと転動面との間を同様に転動しつつ移動しその出口側からスムーズに吐出されることになる。
即ち、本発明の1の面取り装置によれば、線状被加工物の面取り部への搬送が一本ずつ分離されて正確かつ確実に行われ、また面取り部でもその搬送状態を維持しつつ正確な面取り動作を行うことができるものである。またこれが、前記のような簡明な構成によって実現できるものでもある。
本発明の2の面取り装置によれば、線状被加工物の端部を簡明な構成でありながら確実に面取り研磨することができる。
本発明の3の面取り装置によれば、極めて簡明な構成でありながら、順次供給部より供給される線状被加工物を、供給時の間隔を保持しつつ、送りローラと転動面部材の転動面との間で良好に転動移動させることができるものである。
本発明の4の面取り装置によれば、線状被加工物を所定の間隔で正確に送りローラと転動面部材の転動面との間に供給することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施例の面取り装置は、特に図1及び図3に示すように、線状被加工物である鉄線1の端部の面取りを行う面取り部Aと、該面取り部Aに該鉄線1、1…を供給する供給部Bとで構成したものであり、前記面取り部Aは、送りローラ2と、該送りローラ2の周面に対面する転動面3aを備えた転動面部材3と、該送りローラ2の端部側に位置し、該送りローラ2と該転動面部材3の転動面3aとの間を転動移動する鉄線1、1…の端部稜線に順次接して研磨面取り動作するグラインダ4とで構成し、前記供給部Bは、周面に複数の供給溝5a、5a…を備えた供給ローラ5と、該供給ローラ5の周面に鉄線1、1…を案内供給する案内部材6a、6bと、該供給ローラ5の供給溝5a、5a…に落ち込まず周面上に位置している鉄線1、1…を供給方向に進行させないように規制する規制板(規制部材)7とで構成したものである。
前記送りローラ2は、図1、図2及び図3に示すように、その周面を、対面する転動面部材3の転動面3aとの間にほぼ鉄線1、1…の径に相当する間隔を形成すべく配したローラ部材であり、その間に供給された鉄線1、1…をその回転によって良好に転動させるべく、その周面を適当な弾力性と摩擦力を備えたウレタン素材で構成したものである。該送りローラ2は、図示しないブラケットで機台上に回転自在に支持し、かつ同様に図示しない鎖車及びチェーンを介して回転駆動用の電動機の出力軸に接続し、その回転出力によって回転駆動されるようになっている。なお、鎖車及びチェーンに代えて、ギア列等の他の回転伝達手段を用いても差し支えないのは云うまでもない。
前記転動面部材3は、その転動面3aを、前記したように、前記送りローラ2の周面との間に前記のような間隔をあけて配した部材であり、図1〜図4に示すように、該送りローラ2の下方に配置し、その下側に位置することとなる周面に該転動面3aが前記鉄線1、1…の径の間隔で対面するように位置させたものである。この転動面3aは、前記送りローラ2の周面と同様のウレタン素材で構成したものである。
また前記転動面部材3の上流側端には、前記供給部Bから供給された鉄線1、1…を前記送りローラ2の周面と転動面3aとの間に導入すべく案内する導入ガイド片3b、3bを配する。該導入ガイド片3b、3bは、特に図3及び図4に示すように、平面から見ると、該転動面部材3の上流側端の両側から前記供給ローラ5の両端側に延長した部材であり、側面から見ると、該供給ローラ5の側端側に前記送りローラ2の周面から鉄線1、1…の径に相当する間隔をあけて延長し、その最上流端では若干その間隔を拡大させて鉄線1、1…の導入をし易くした構成の部材である。
前記転動面部材3は、図1に示すように、その転動面3aの下流側端より下流側を、更に下流側に向かって下向き傾斜させた排出面3cに構成し、面取りされて、送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間から吐出された処理済み鉄線1、1…を転動排出させ得るように構成したものである。
前記グラインダ4は、図1、図3、図4及び図5に示すように、前記送りローラ2の端部側下方に位置し、該送りローラ2の周面と前記転動面部材3の転動面3aとの間を転動移動する鉄線1、1…の端部稜線に接して研磨面取りする部材である。該グラインダ4は、同図に示すように、前記送りローラ2の軸心とその軸心が直交する向きになるように配し、その周面が、特に図5に示すように、該送りローラ2の周面と該転動面3aの側端側から突出する鉄線1、1…の端部稜線を研磨しうる位置関係となるようにする。
該グラインダ4は、図示しないブラケットにより機台に回転自在に配し、かつ図示しない電動機に鎖車及びチェーンを介して結合し、その回転駆動力により回転駆動されるようになっている。
またこのような送りローラ2、転動面部材3及びグラインダ4を主要構成要素とする面取り部Aには、図3及び図4に示すように、該送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間から前記グラインダ4側に突出する突出量を適切に設定する位置決め片3dを配する。この位置決め片3dは、以上のような趣旨であるから、前記送りローラ2及び前記転動面部材3を挟んで前記グラインダ4と反対側に配する。該位置決め片3dは、図示しない機台に立設した支柱片3eに、その端部で直角に折って構成した取付片3fを介して取り付ける。該取付片3fに長孔を開口しておき、該位置決め片3dを、その内面と転動面部材3及び送りローラ2の該当する端部側の面との間隔を一定範囲内で調節した上で、固定可能とする。固定は、該長孔を通じてボルトを該支柱片3eのボルト孔にねじ込むことによって行うようにする。
前記供給ローラ5は、図1〜図4に示すように、前記送りローラ2に隣接し、その周面と転動面部材3の転動面3aとの間の空間の上流側開口部に近接して配する。該供給ローラ5は、前記し、図3及び図4に示すように、前記導入ガイド片3b、3bの間に配置し、該供給ローラ5を、図2中矢印a1に示すように、回転させると、その周面の供給溝5a、5a…に落ち込んでいる鉄線1、1…の両端側が該導入ガイド片3b、3bに載って下流側に移動し、前記送りローラ2の周面と前記転動面部材3の転動面3aとの間の空間に上流側開口部から導入されるようにしておく。
該供給ローラ5は、図示しないブラケットで機台上に回転自在に支持し、かつ同様に図示しない鎖車及びチェーンを介して回転駆動用の電動機の出力軸に接続し、その回転出力によって、前記送りローラ2と連動して、回転駆動されるようになっている。
前記供給溝5a、5a…は、特に図1及び図2に示すように、前記供給ローラ5の周面に定角度間隔で構成したものであり、その個々は、前記鉄線1を一本ずつその中に落とし込み可能な深さ及び幅を持ったサイズとする。
前記案内部材6a、6bは、図1〜図4に示すように、各々、鉄線1、1…を、前記供給ローラ5の周面に構成した供給溝5a、5a…に送り込むべくその下流側から上流側に向かって斜め下向きに配した滑板部材であり、その下流側端は、該供給ローラ5の周面の上流側で中間部より上方の位置に近接した位置関係となるようにする。
前記一方の案内部材6a、即ち、加工対象の鉄線1の面取りが行われる側の端部が位置することとなる側の案内部材6aの外側端には、これに沿って位置決め板6cを配置する。前記送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間のから前記グラインダ4側への突出量を規制し、位置決めする趣旨である。この位置決め板6cは、そのような趣旨であり、その下流側は、図3及び図4に示すように、前記送りローラ2及び前記転動面部材3の上流側側方付近まで延長したものとする。
前記規制板7は、図1〜図4に示すように、その下端が、前記供給ローラ5の周面のほぼ最上部に近接した状態で立ち上げられた板状部材であり、前記したように、該供給ローラ5の供給溝5a、5a…に落ち込まず、周面上に位置している鉄線1、1…を下流方向(供給方向)に進行させないように規制する規制手段である。
該規制板7は、特に図3及び図4に示すように、その上部に支持フレーム7aの一端付近を結合し、他端を前記位置決め板6cに固設することにより、前記位置に固定してあるものである。
従ってこの実施例の面取り装置では、次のように使用し、加工対象の鉄線1、1…を面取り加工用のグラインダ4まで正確かつ確実に搬送し、更にグラインダ4と連動して鉄線1、1…の端部を良好に面取りすることができる。
前記位置決め片3dを、面取り加工対象の鉄線1、1…の長さ寸法に対応して位置決め固定し、その後、所定数量の鉄線1、1…を、図2に示すように、前記案内部材6a、6b及び前記供給ローラ5の前記規制板7より上流側の上に装入配置する。該鉄線1、1…は、その搬送方向に対して直交する向きで、かつ一端側を前記位置決め板6cに当接させた状態に装入する。
この状態で、この面取り装置を動作させると、上記装入によって該供給ローラ5上に配された鉄線1、1…の内、該当する部位に位置するそれらが該供給ローラ5の周面に構成した供給溝5a、5a…中に落ち込み、これがその回転に伴って下流側に移動し、前記したように、前記導入ガイド片3b、3bを介して前記送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間に供給されることになる。
前記供給ローラ5側では、前記案内部材6a、6bの下端側から回転上昇する周面の空の供給溝5a、5a…中に、その上方の鉄線1、1…が順次1本ずつ落ち込み、同様に下流側に供給されていく。また該供給ローラ5の上方の鉄線1、1…がなくなれば、或いは少なくなれば、当然、上流の案内部材6a、6b上の鉄線1、1…が流下してくることになる。
前記したように、該供給ローラ5の回転に伴い、その周面の供給溝5a、5a…に落ち込んだ鉄線1、1…は、前記規制板7の下端下を通過して下流側に移動するが、このとき、供給溝5a、5a…から溢れた周面上の鉄線1、1…は、該規制板7により妨げられ、下流側には移動しない。
前記したように、規制板7の下方を通過した供給溝5a、5a…中の鉄線1、1…は、前記導入ガイド片3b、3bを介して前記送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間に供給され、この間に供給された鉄線1、1…は、該送りローラ2の回転動作(図2中矢印a2方向の回転動作)に伴い、転動(図2中矢印a3方向の転動)しながら下流側に移動する。このとき、鉄線1、1…は、今度は、前記位置決め板6cとは反対側に位置する位置決め片3dで反対側端部が規制され、グラインダ4の位置する側への突出量が所定のそれに維持される。
こうして鉄線1、1…は、供給部Bの前記供給ローラ5及び規制部板7により1本ずつに分離されて確実に搬送され、面取り部Aの送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間に受け渡され、この間でも、上記のように、転動しながら相互に所定間隔を維持しつつ移動する。
こうして移動する鉄線1、1…は、転動しながらグラインダ4の周面上に至り、図5に示すように、その周面でその端部稜線が研磨除去され、面取りが行われることになる。このとき、以上のように、鉄線1、1…は、前記送りローラ2の回転送り動作によって転動しているので、その端部稜線は該グラインダ4の周面上を転動しながら通過し、その間にその全周にわたって研磨面取りが行われることになる。
面取りされた鉄線1、1…は、送りローラ2の周面と転動面部材3の転動面3aとの間を更に転動しつつ移動し、その下流側の出口から吐出され、転動面部材3の下向き傾斜の排出面3c上を転動下降し、次段に移行することになる。
従ってこの実施例の面取り装置によれば、鉄線1、1…の面取り部Aへの搬送が1本ずつ分離されて正確かつ確実に行われ、また面取り部Aでもその搬送状態を維持しつつ正確な面取り動作が行われ得るものである。またこれが前記のように簡明な構成によって実現されているものである。
1 鉄線
2 送りローラ
3 転動面部材
3a 転動面
3b 導入ガイド片
3c 排出面
3d 位置決め片
3e 支柱片
3f 取付片
4 グラインダ
5 供給ローラ
5a 供給溝
6a、6b 案内部材
6c 位置決め板
7 規制板(規制部材)
7a 支持フレーム
A 面取り部
B 供給部
a1、a2、a3 矢印
2 送りローラ
3 転動面部材
3a 転動面
3b 導入ガイド片
3c 排出面
3d 位置決め片
3e 支柱片
3f 取付片
4 グラインダ
5 供給ローラ
5a 供給溝
6a、6b 案内部材
6c 位置決め板
7 規制板(規制部材)
7a 支持フレーム
A 面取り部
B 供給部
a1、a2、a3 矢印
Claims (4)
- 線状被加工物の端部の面取りを行う面取り部と、該面取り部に加工対象の線状被加工物を供給する供給部とからなる面取り装置であって、
前記面取り部を、送りローラと、該送りローラの周面に対面する転動面を備えた転動面部材と、該送りローラの端部側に位置する研磨手段であって、該送りローラと該転動面との間に挿入されて、該送りローラの回転に伴ってその間を転動移動する線状被加工物の端部稜線に接して研磨動作する研磨手段とで構成し、
前記供給部を、周面にその軸方向と平行に形成した複数の供給溝を構成した供給ローラであって、その供給溝に落ち込んだ線状被加工物を、前記面取り部の送りローラの周面と転動面との間にその上流側開口部から装入すべく、該上流側開口部に、後記規制部材より下流側で、その周面を接するように位置決めした供給ローラと、該供給ローラの周面に線状被加工物を供給案内する案内部材と、該供給ローラの供給溝に落ち込まず、周面上に位置している線状被加工物の供給方向への進行を妨げる規制部材とで構成した面取り装置。 - 前記研磨手段として、前記送りローラの軸心と直交する向きの軸心を中心に回転するグラインダを採用した請求項1の面取り装置。
- 前記送りローラの周面及び転動面部材の転動面を硬質プラスチックによって構成した請求項1又は2の面取り装置。
- 前記供給ローラの周面に配する複数の供給溝を定角度間隔で構成した請求項1、2又は3の面取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224564A JP2007038339A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 面取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005224564A JP2007038339A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 面取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007038339A true JP2007038339A (ja) | 2007-02-15 |
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---|---|---|---|
JP2005224564A Pending JP2007038339A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 面取り装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007038339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008102768A1 (ja) | 2007-02-19 | 2008-08-28 | Asahi Glass Company, Limited | 燃料電池製造プロセス用キャリアフィルム及びその製造方法 |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005224564A patent/JP2007038339A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008102768A1 (ja) | 2007-02-19 | 2008-08-28 | Asahi Glass Company, Limited | 燃料電池製造プロセス用キャリアフィルム及びその製造方法 |
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