JP2007035826A - 複合磁性材料とそれを用いた圧粉磁心および磁性素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 飽和磁束密度が高く、固有抵抗が大きく、耐食性に富み、圧粉成形性のよい、複合磁性材料とそれを用いた圧粉磁心および磁性素子を提供すること。
【解決手段】 金属磁性材料粉末と、その金属磁性粉末に対して1重量%〜10重量%の絶縁性結着剤とを混合してなる複合磁性材料であり、その金属磁性材料の組成は、金属磁性材料の全体に対して、8重量%≦Cr≦18重量%、0.8重量%≦成分X≦4重量%、残部が主にFeからなり、その成分XはSi,Alの内のいずれかまたは両方からなる複合磁性材料を用いて圧粉磁心および磁性素子を作製する。また、その金属磁性材料について、常温での飽和磁束密度が1T以上、固有抵抗が0.7μΩm以上である。
【選択図】 図3
Description
本発明は、チョークコイル、インダクタなどのインダクタンス部品に用いられる複合磁性材料と、その複合磁性材料を用いた圧粉磁心および磁性素子に関するものである。
電源電圧の低電圧化に伴い、近年、パワーインダクタは大電流対応が求められている。特に電子機器の小型化と電源の高周波化が進み、それらに対応可能な磁性材料と高性能な磁性素子が要求されている。従来より高周波数帯で使用されるインダクタなどの磁心にはフェライトが多く使用されている。フェライトは金属磁性材料粉末よりも安価なため、それまで主流だった金属磁性材料粉末に変わる磁性素子材料として多くのチョークコイルやノイズフィルタなどに用いられてきたが、フェライトは飽和磁束密度が低い欠点があり、近年の小型で大電流対応の要求には、再び飽和磁束密度の高い金属磁性材料粉末が磁性素子用磁心として利用されてきている。特に金属磁性材料粉末の圧粉磁心は高周波数帯でも特性が安定しているため、近年の電子部品の高周波化に対応する磁性素子として注目されている。
しかし、金属磁性材料粉末は鉄損が大きく、特に高周波で使用される磁性素子用の場合、渦電流損失の抑制も考慮しなくてはならない。また、磁性素子の小型化と共に、搭載する製品たとえば携帯電話やノート型パソコンなどの使用環境が厳しくなっており、磁性素子としての耐食性も重要となってきている。
磁性素子用の金属磁性材料粉末としては、Fe粉、Fe−Si合金粉末、Fe−Si−Al合金粉末などFe基合金の粉末が用いられているが、成分組成的に酸化しやすく、耐食性に問題があった。特許文献1にFe−Si−Al系粉末を用いることを特徴とするメタルコンポジット用粉末があるが、耐食性に問題がある。その他にNi−Fe系の合金粉末も磁性素子に用いられるが、Ni:80重量%前後のPCパーマロイ系の合金は高透磁率を有し、耐食性も良いものの、飽和磁束密度が低く、高価なNiを80重量%程度含有するため成分組成的に素材コストが高価になってしまう。Ni量が40〜50重量%程度のPBパーマロイ系の合金は飽和磁束密度が高いものの、耐食性が良くなく、PCパーマロイよりはNi量が少ないもののNiを含有する分、素材コストは高価となってしまう。またNi−Fe系合金は固有抵抗が低い問題もある。Fe基の非晶質合金粉末を用いた磁性素子も開発されてきているが、非晶質合金粉末は鉄損の低減に優れているが、粉末硬度が高いため磁性素子の成形性が悪く、磁心の粉末密度が上がらないため、磁性素子の実効透磁率が向上しない問題がある。また非晶質合金は熱処理することにより、材料内部に残留する歪の緩和により本来の良好な磁気特性が得られるが、圧粉磁心の場合は絶縁性結着剤の耐熱性の問題、コイル一体成形品についてはさらにマグネットワイヤーの被覆の耐熱性の問題があり、磁性素子成形後の熱処理は難しい問題がある。
特許文献2に優れた耐食性を有する複合磁性材料がある。これはCrやSi,Al,Tiのうち一つ以上の元素などからなるFe基軟磁性合金粉末を空気中で80℃以上の温度で熱処理することにより、粉体表層の不動態膜を強固にする方法であるが、この方法はその粉末の耐食性を向上させる方法としては良好であるが、粉末表層を酸化させるため、粉末の非磁性層の増加により、粉末の磁気特性を低下させてしまう可能性がある。また粉末表層の酸化は、粉末の流動性や磁性粉の密度を低下させてしまう可能性があり、磁性素子の粉末密度が低下し、磁気特性が低下してしまう可能性がある。
一般に、Fe基合金からなる金属磁性材料粉末を用いた複合磁性材料の場合、Feの含有量が多い程、飽和磁束密度が高く、直流重畳特性が良いものの、耐食性が悪く、また固有抵抗が低いため、高周波で渦電流損失が増大する傾向にある。
従来より軟磁気特性の改善や固有抵抗の向上効果として、FeにSiやAlを添加することが検討されてきた。しかし軟磁性材料として最も汎用されているFe−Si合金やFe−Si−Al合金の粉末は、Feよりも固有抵抗は高く、軟磁気特性も良いが、耐食性は良くない。
Fe基の磁性材料にCrを添加することで耐食性の向上を図ることができる。しかしCr添加量が少な過ぎると十分な耐食性の効果は発揮されない。Fe基合金粉末を大気中で熱処理して粉末表層に酸化被膜を形成させる方法もあるが、酸化被膜の厚くなることで磁性体としての体積が減少し、磁気特性を低下させてしまう可能性がある。また金属粉末の酸化被膜は粉末の流動性やタップ密度を低下させてしまう問題があり、圧粉磁心の密度が低下し、磁気特性が向上しない可能性がある。
圧粉磁心の場合、磁性材料粉末を結着させて磁心を成形するが、絶縁性結着剤の量が多い程、圧粉磁心の機械的強度は向上する。また粉末間の絶縁性も向上するため、粒子間の渦電流損失の抑制効果も向上する。しかし絶縁性結着剤が多いほど圧粉磁心の粉末充填率が低下してしまうため、磁性素子としての磁気特性が低下してしまう。硬度が高い粉末においては延性が得られないため、粉末間の接合は結着剤による強度となってしまうため脆くなりやすく、また圧粉磁心としても空隙が多くなるため、粉末充填率が向上せず、実効透磁率が向上しない問題がある。
この状況にあって、本発明の課題は、飽和磁束密度が高く、固有抵抗が大きく、耐食性に富み、圧粉成形性のよい、複合磁性材料とそれを用いた圧粉磁心および磁性素子を提供することにある。
従来より軟磁気特性の改善として、FeにSiやAlを添加することが検討されてきた。特に交流磁気特性向上にはSiやAlの添加が効果的である。しかし、Siは添加量が多くなると塑性加工性が悪化していく。一方Alは比較的その傾向が少ないものの、プレス成形性を阻害してしまう問題がある。また、それらの添加量が多すぎると飽和磁束密度が低下してしまう問題がある。飽和磁束密度の低下は直流重畳性の向上や磁性素子の小型化に不利となる。飽和磁束密度は大きいほど望ましく、磁性素子の小型化には、1T以上の飽和磁束密度を有する金属磁性材料が必要である。
Siは少量添加で軟磁気特性を向上できるほか、固有抵抗も向上させる効果がある。しかし一方で添加量の増加とともに延性が低下していく欠点がある。Siを6.5重量%添加したFe基合金の固有抵抗は比較的高く、しかも磁歪λ=0近傍にあり良好な軟磁気特性を示すものの、その一方で脆く、延性が得られないことが知られている。磁歪λ=0近傍、結晶磁気異方性K=0近傍であるSiが10重量%、Alが6重量%となる組成のセンダスト合金は、さらに軟磁気特性が良好で固有抵抗も高いことが知られている。しかし、飽和磁束密度が1T以下と低く、延性も得られない。また、いずれの合金も耐食性が良くない欠点がある。Fe基合金の耐食性の向上にはCr添加が効果的である。これはCrを添加することでFe基合金の表層に3酸化クロム(Cr2O3)組成の不動態皮膜が生成されるためであるが、Crの添加量が少な過ぎると十分な耐食性の効果は発揮されない。Cr量が多い程、酸素を含有する大気中では不動態皮膜が安定するので、Cr量は8重量%以上、好ましくは10重量%以上添加することで安定した耐食性が得られる。また、Crの添加はFe基合金の固有抵抗も向上させる効果を持ち、延性も向上していく。しかし一方でCrの添加量とは逆に飽和磁束密度が低下するため、著しくCrを添加することは磁気特性的に良好ではなく、飽和磁束密度的には18重量%を超えるCrの添加は好ましくない。
延性の悪い金属粉末は、磁心のプレス成形性が悪く、プレス成形圧が低いと粉末充填率が向上しないため、磁性素子の磁気特性が向上しない。延性のある金属磁性材料は成形性が良く、成形圧が低くても粉末充填率が高くなるため、低圧成形でも必要とする磁気特性が得られる。さらに圧粉磁心の成形時に粉末は絶縁性結着剤に覆われたまま塑性変形するため、粉末間の絶縁性が低下することなく磁心が成形される。ゆえに圧粉磁心に使用する金属磁性材料は延性のある粉末が好ましい。
高周波での渦電流損失を低減させるには、金属磁性材料の粒径を小さくすることと金属磁性材料の固有抵抗を高めることが効果的である。粒径が小さい程、渦電流損失の抑制効果が期待され、50μmを超えると渦電流損失が増大しやすく、また粉末形状が異形状化しやすいため、粉末密度の低下も懸念される。逆に粒径が1μm未満になると成形体の実効透磁率が上がらず、また粉末収率も悪くなる問題があり、金属粉末粒径は1〜50μmが適当である。一方、金属磁性材料の固有抵抗は高いほど渦電流損失の低減に効果的であるが、軟磁性材料としての磁気特性との兼ね合いを考えなくてはならない。
絶縁性結着剤としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂などの熱硬化型樹脂材料であれば問題ない。絶縁性結着剤の混合量は金属磁性材料粉末に対して1重量%未満では金属磁性材料粉末間の結着力が弱く、10重量%超では磁心の粉末充填率が低下し、磁性素子の磁気特性が低下してしまうため、絶縁性結着剤の混合量は金属磁性材料粉末に対して1〜10重量%が好ましい。
また、これら熱硬化型の樹脂と金属磁性材料粉末からなる複合磁性材料粉末は、圧粉磁心の加圧成形中または加圧成形後に不活性ガス中で絶縁性結着剤を加熱硬化させることで磁性素子を製造することが望ましい。
以上をまとめて、本発明の複合磁性材料は、金属磁性材料粉末と、その金属磁性粉末に対して1重量%〜10重量%の絶縁性結着剤とを混合してなる複合磁性材料において、前記金属磁性材料の組成は、金属磁性材料の全体に対して、8重量%≦Cr≦18重量%、0.8重量%≦成分X≦4重量%、残部が主にFeからなり、前記成分XはSi,Alの内のいずれかまたは両方からなることを特徴とする。
前記金属磁性材料について、常温での飽和磁束密度が1T以上、固有抵抗が0.7μΩm以上であるとよい。
前記金属磁性材料は耐食性と延性を有するとよい。
前記金属磁性材料粉末の平均粒径は1〜50μmであるとよい。
また、本発明の圧粉磁心は前記複合磁性材料を用いてなることを特徴とする。
そして、本発明の磁性素子は表面が被覆された導線からなる空芯コイルを含むようにように前記複合磁性材料を圧粉成形してなることを特徴とする。
以上述べた通り本発明によれば、高周波でも必要とされる磁気特性が得られ、かつ渦電流損失の低減と耐食性の良い、低圧成形性が良好な複合磁性材料を提供することができ、その複合磁性材料により、耐食性の良い圧粉磁心を提供することができる。またその圧粉磁心に巻線を施すことで優れた特性の磁性素子を得ることが可能となり、さらには高周波でも有効な特性を有するマグネットワイヤーと複合磁性材料を一体成形する磁性素子を提供することが可能である。
次に本発明の実施の形態を説明する。まず、一般的な磁性素子とそれに用いる磁心について説明する。図1は圧粉磁心形状の例を示し、図1(a)はE型コアの斜視図、図1(b)は円筒型あるいはトロイダルコアの斜視図、図1(c)は鍔つきコアの斜視図である。図2は磁性素子の例を示し、図2(a)はEI型コアによるインダクタンス部品を示す斜視図、図2(b)は一体成形型インダクタンス部品を示す斜視図であり、21は磁心、22は巻線部、23は一体成形型磁心、24は巻線である。
本実施の形態では、始めに磁性材料の選定を行った。代表的な軟磁性材料とFe−Cr合金系の磁性材料について、飽和磁束密度、固有抵抗、延性、耐食性の比較を行った。その結果を表1に示す。
そのとき、延性についてはバルク材の圧延の可否で判断した。耐食性については、各組成の板材を5%NaCl,35℃,24h塩水噴霧試験後の金属表面の発錆状況を確認した。確認方法は目視確認にて行い、発錆のないものを○、著しく発錆したものを×、点状に1ヶ以上発錆したものを△と判定とした。Crが添加されていないFe基合金はNiが80重量%前後混合するPCパーマロイ以外は耐食性が良くないことが分かる。PCパーマロイ系組成は耐食性が良く、延性も有するものの、飽和磁束密度が1T未満、固有抵抗も0.7μΩm未満と低く、また高価なNiを80重量%程度含有するため、成分組成的に素材コストが高価である。Crを含有するFe基合金は、耐食性が良く、延性を有しており、しかも比較的高い固有抵抗を有している。
図3にFeおよび3重量%Si含有のFe−Si合金におけるCr成分による飽和磁束密度の変化、図4にFeおよび3重量%Si含有のFe−Si合金におけるCr成分による固有抵抗の変化を示す。Cr量の増加により、飽和磁束密度Bsが低下していくのと固有抵抗ρが上昇していくのが分かる。また、図5にCrが13重量%含有するFe基合金におけるSi成分またはAl成分による飽和磁束密度Bsの変化を示す。Si,Alは添加量1重量%までは飽和磁束密度が向上するが、1重量%を超えると飽和磁束密度は低下していくことが分かる。
軟磁性材料の代表的なものである珪素鋼板組成およびセンダスト合金組成(表1の試料No.2,No.4)と、表1にて耐食性と延性を有し、かつ常温での飽和磁束密度Bsが1T以上、固有抵抗が0.7μΩm以上となる(材質判定○とした)成分組成の粉末を水アトマイズ法にて作製し、リング形状の圧粉磁心を作製した。各粉末の平均粒径は約10〜12μm程度の範囲に揃えた。絶縁性結着剤には熱硬化性エポキシ樹脂を用い、これら粉末に対して5重量%となる量を混合し、混練した。造粒した複合磁性粉末はその後、篩にて500μm以下に整粒した。その複合磁性粉末にステアリン酸亜鉛を0.5重量%混合し、プレス金型に充填して約10トン/cm2で加圧成形し、外径φ14mm、内径φ10mm、高さ5mm程度のリングコアを成形し、不活性ガス中150℃で熱硬化させた。
表2はそのようにして作製したリング形状の圧粉磁心の周波数100kHzのμ’(透磁率)と渦電流損失(渦損)の一例を示す。また圧粉磁心の耐食性を確認するため、高温高湿試験:温度85℃、湿度85%、200時間後の圧粉磁心の発錆状況を確認した。確認方法は目視確認にて行い、発錆のないものを○、著しく発錆したものを×、点で1ヶ以上発錆したものを△と判定とした。複合磁性粉末としてのμ’は20以上でかつ耐食性の良いものが望ましい。
金属磁性材料の組成が、0.8重量%≦成分X≦4重量%、8重量%≦Cr≦18重量%、残部がFeからなり、成分XがSi,Alのうち少なくとも一つを含むものは、常温での飽和磁束密度が1T以上、固有抵抗が0.7μΩm以上の特性が得られ、延性と耐食性を有していることが分かり、その金属磁性材料粉末と絶縁性結着剤から構成する複合磁性材料粉末は成形性が良く、磁性素子の特性も良好であることが分かる。
また、図6に、試料No.12の粉末による複合磁性材料と非晶質合金粉末による複合磁性材料にてプレス成形圧による圧粉磁心の占積率を示す。延性を有する金属磁性粉末の方が、粉末硬度が高く延性を有さない非晶質合金粉末よりも低圧でも粉末占積率が高く、成形性が良いことが分かる。
また、本実施の形態の複合磁性材料を用い、表面が被覆されたマグネットワイヤー(電磁石の巻線などによく用いられる被覆導線)からなる空芯コイルを含むように一体成形した図2(b)のような磁性素子についても、良好なプレス成形性が得られると共に、優れた磁気特性が得られた。
21 磁心
22 巻線部
23 一体成形型磁心
24 巻線
22 巻線部
23 一体成形型磁心
24 巻線
Claims (6)
- 金属磁性材料粉末と、前記金属磁性粉末に対して1重量%〜10重量%の絶縁性結着剤とを混合してなる複合磁性材料において、前記金属磁性材料の組成は、金属磁性材料の全体に対して、8重量%≦Cr≦18重量%、0.8重量%≦成分X≦4重量%、残部が主にFeからなり、前記成分XはSi,Alの内のいずれかまたは両方からなることを特徴とする複合磁性材料。
- 前記金属磁性材料について、常温での飽和磁束密度が1T以上、固有抵抗が0.7μΩm以上であることを特徴とする請求項1記載の複合磁性材料。
- 前記金属磁性材料は耐食性と延性を有することを特徴とする請求項1または2記載の複合磁性材料。
- 前記金属磁性材料粉末の平均粒径は1〜50μmであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の複合磁性材料。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の複合磁性材料を用いてなることを特徴とする圧粉磁心。
- 表面が被覆された導線からなる空芯コイルを含むように請求項1から5のいずれか1項に記載の複合磁性材料を圧粉成形してなることを特徴とする磁性素子。
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