JP2007034450A - 電子機器、電子機器における制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、電子機器、電子機器における制御方法に関し、例えば携帯型の音楽プレイヤーに適用して、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができるようにする。
【解決手段】 本発明は、画像を取得可能な画像表示素子6の表側面に、可動部材2A、3Aを可動可能に配置し、この画像の解析により可動部材2A、3Aの可動を検出して動作を切り換える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器、電子機器における制御方法に関し、例えば携帯型の音楽プレイヤーに適用することができる。本発明は、画像を取得可能な画像表示素子の表側面に、可動部材を可動可能に配置し、この画像の解析により可動部材の可動を検出して動作を切り換えることにより、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができるようにする。
従来、各種のコンテンツを提供する電子機器等は、ユーザーによる使い勝手を向上するために、ユーザーインターフェースに種々の工夫が図られている。すなわち例えばコンピュータでは、グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)により、マウス等によるポインティングディバイスの操作に応じてモニタの表示を切り換えてユーザーの操作を受け付け、これにより例えばコンテンツを一覧表示してユーザーによる選択を受け付けるように構成されている。
これに対して据え置き型の音楽プレイヤー等の電子機器では、回転操作子の操作によりメニューの表示を切り換えてコンテンツ等を選択できるものが提供されており、このような機器に関して、例えば特開平7−65551号公報には、押圧操作可能な回転操作子であるジョグダイヤルの操作により選曲を受け付ける方法が提案されている。
これに対して携帯型の電子機器であるPDA(Personal Digital Assistants )等では、液晶等による表示パネルの前面にタッチパネルを配置したタッチスクリーンによりユーザーの操作を受け付けるように構成されている。また携帯型の音楽プレイヤーでは、回転操作子の操作によりメニューのカーソルを移動させてコンテンツの選択を受け付けるものも提供されている。
また液晶表示パネルに関して、特開2005−107383号公報、特開平7−28095公報等には、各画素に光センサをそれぞれ設けることにより、ディスプレイ画面から直接画像を取り込むことができる液晶表示パネルに係る発明が開示されている。
ところでタッチスクリーンによりユーザーの操作を受け付ける場合、タッチスクリーンの表示を種々に切り換えて多くの情報を表示することができ、これにより自由度の高いユーザーインターフェースを提供できる利点がある。しかしながらこの場合、ペン等の専用器具が操作に必要な欠点がある。因みに、このようなペン等に代えて指により操作を受け付けることも可能ではあるが、この場合には、細かな操作が困難になる。
これに対して回転操作子等、実際の操作子の操作によりコンテンツ等の選択を受け付ける場合、タッチスクリーンのような専用器具を用いなくてもよいことにより、その分、ユーザーの使い勝手を向上することができる。また単に操作子を操作するだけでよいことにより、高い操作性を確保することができる。
しかしながら携帯型の機器にあっては、操作子等を配置するスペースが限られていることにより、操作子を配置すると、その分、メニュー等の表示に供する領域が少なくなり、これにより使い勝手が悪くなる問題がある。
特開平7−65551号公報 特開2005−107383号公報 特開平7−28095公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる電子機器、電子機器における制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明は、電子機器に適用して、マトリックス状に配置された画素により画像表示すると共に、前記画素からの出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置された画像表示素子と、前記画像表示素子の表側面に、前記画像表示素子による画像を目視可能に、前記表側面より可動可能に可動部材を保持する保持部材と、前記光センサが受光した光量に基づいて、前記可動部材の可動を検出する画像処理部と、前記画像処理部で検出される前記可動部材の可動により、動作を制御する制御部とを備えるようにする。
また請求項6の発明は、マトリックス状に画素を配置した画像表示素子により画像表示してユーザーによる操作を受け付ける電子機器の制御方法に適用して、前記画像表示素子は、前記画素による出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置され、画像表示を目視可能として、表側面に、前記表側面より可動可能に、可動部材が保持部材により保持され、前記電子機器の制御方法は、前記画像表示素子に設けられた前記光センサが受光した光量に基づいて、前記可動部材の可動を検出する画像処理のステップと、前記画像処理のステップで検出される前記可動部材の可動により、動作を制御する制御のステップとを有するようにする。
請求項1の構成により、電子機器に適用して、マトリックス状に配置された画素により画像表示すると共に、前記画素からの出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置された画像表示素子と、前記画像表示素子の表側面に、前記画像表示素子による画像を目視可能に、前記表側面より可動可能に可動部材を保持する保持部材と、前記光センサが受光した光量に基づいて、前記可動部材の可動を検出する画像処理部と、前記画像処理部で検出される前記可動部材の可動により、動作を制御する制御部とを備えるようにすれば、画像表示素子による画像を目視しながら、この画像表示素子の表側面に保持された可動部材を可動させて、各部の動作を切り換えることができ、これによりメニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる。
これにより請求項6の構成によれば、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる電子機器の制御方法を提供することができる。
本発明によれば、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1(A)は、本発明の実施例1に係る携帯型の音楽プレイヤーを示す斜視図であり、図1(B)は、この図1(A)をA−A線により切り取って示す断面図である。この音楽プレイヤー1は、携帯して音楽コンテンツをイヤホンにより楽しむことができ、このため側面等に、イヤホンジャック、電源スイッチ等が設けられる。
音楽プレイヤー1は、さらに表側面に、音量可変用のディスク状回転操作子2が設けられ、この音量可変用のディスク状回転操作子2の外側に、回転操作子2を囲むように、選曲用の回転操作子3が設けられる。これによりこの音楽プレイヤー1では、矢印Bにより示すように、内側の回転操作子2の回転操作により音量を可変し、また矢印Cにより示すように、外側の回転操作子2の回転操作により再生に供する曲を切り換えることができるように形成されている。
図2に示すように、この音楽プレイヤー1は、薄板形状により本体4が形成され、この音楽プレイヤー1の動作に係る回路ブロックがこの本体4に収納される。さらにこの音楽プレイヤー1は、この本体4の表面側に、液晶表示パネル6が設けられる。ここでこの液晶表示パネル6は、ディスプレイ画面から直接画像を取り込むことが可能な画像表示素子であり、画像表示に供する画素がマトリックス状に配置され、さらに画素からの出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置されて形成される。なおこの液晶表示パネル6は、この光センサが各画素にそれぞれ配置される。この音楽プレイヤー1は、後述するように、この液晶表示パネル6と、この液晶表示パネル6に設けられた光センサの出力信号を処理する一連の構成とにより、回転操作子2、3が形成される。
また音楽プレイヤー1は、この液晶表示パネル6の表側面に、液晶表示パネル6の表示を表面側より目視可能に、回転操作子2、3の可動部材2A、3Aを可動可能に保持する保持部材8が配置される。
ここでこの音楽プレイヤー1において、この保持部材8は、音楽プレイヤー1の表側面の全面を覆うように平板形状により形成され、回転操作子2の可動部材2Aをガイドして回転操作子2を表側面より回転操作可能に保持する円形形状による凹部8Aが形成される。またこの凹部8Aを形成する壁面8Bが薄肉の厚みにより形成されて、回転操作子3の可動部材3Aをガイドして回転操作子3を表側面より回転操作可能に保持する凹部8Cが、この壁面8Bを囲むようにこの壁面8Bの外側にリング形状により形成される。
しかしてこれら凹部8A及び8Cの形状に対応して、回転操作子2の可動部材2Aは、一定の厚みによる円盤形状による形成され、回転操作子3の可動部材3Aは、一定の厚みによりリング形状により形成され、これら可動部材2A、3Aがそれぞれ凹部8A及び8Cに配置される。なおこの音楽プレイヤー1では、例えばこれら凹部8A及び8Cの壁面が表側面に向かって逆テーパーにより形成され、保持部材8の裏面側より凹部8A及び8Cに可動部材2A、3Aをそれぞれ配置した後、凹部8A及び8Cの底面を形成する板材を裏面側より貼り付けることにより、表側面に脱落しないようにして、これら可動部材2A、3Aを回転可能に保持する。なおこのような脱落防止機構にあっては、単に凹部8A及び8Cの壁面を表側面に向かって逆テーパーにより形成して、可動部材2A、3Aを圧入する等、種々の構成を広く適用することができる。
さらに音楽プレイヤー1は、これら可動部材2A、3A、保持部材8が、例えばアクリル等の透明の樹脂材料により形成され、これにより液晶表示パネル6の表示を表側面より目視できるように構成される。
これによりこの音楽プレイヤー1では、液晶表示パネル6の出射光は、殆どが可動部材2A、3A、保持部材8を透過して表側面に出射されることになるが、一部は、可動部材2A、3A、保持部材8の界面で反射し、液晶表示パネル6の各画素に設けられた光センサで受光されることになる。この音楽プレイヤー1では、この可動部材2A、3Aで反射して光センサで受光される戻り光に係る光学的な特性が、可動部材2A、3Aの円周方向で、他の部位とは局所的に異なるように、これら可動部材2A、3Aが形成される。
具体的に、この実施例では、可動部材2A、3Aの外周側、底面に、光を反射する反射部2B、3Bが形成され、これによりこのような戻り光に係る局所的な光学特性の変化が形成される。なお反射部2B、3Bは、例えばアルミ箔テープを貼り付けて形成される。音楽プレイヤー1では、この反射部2B、3Bで反射されて液晶表示パネル6の光センサで受光される戻り光を検出して、可動部材2A、3Aの回転操作位置を検出できるようになされている。
なおこのように可動部材2A、3Aに設ける円周方向における局所的な光学特性の変化にあっては、液晶表示パネル6に設けられた光センサを用いて可動部材2A、3Aの現在位置を検出可能であれば、種々の構成を適用することができる。具体的には、液晶表示パネル6により検出感度を十分に確保できる場合には、可動部材2A、3Aの液晶表示パネル6側面を部分的に粗面として、透過光を散乱させるようにしてもよい。また操作子2、3の機能を説明する刻印、印刷等を可動部材2A、3Aに設け、これら刻印、印刷等による光学特性の変化を回転操作位置の検出に利用するようにしてもよい。また例えば可動部材2A、3Aの脱落防止機構を利用して、このような円周方向における局所的な光学特性の変化を図るようにしてもよい。因みに、この場合、円周方向の一部に、外周方向に飛び出すつば状の突起を形成し、この突起により可動部材2A、3Aの脱落を防止することが考えられる。また可動部材2A、3Aを回転操作する場合に、可動部材2A、3Aに添えられる指により発生する円周方向における局所的な光学特性の変化を液晶表示パネル6により検出可能な場合には、可動部材2A、3Aに設ける局所的な光学特性の変化にあっては、省略することもできる。
図3は、この音楽プレイヤー1の構成を示すブロック図である。この音楽プレイヤー1において、ハードディスク装置(HDD)11は、制御部12の制御により音楽コンテンツの音楽ファイル、音楽コンテンツのジャケットのサムネイル画像ファイルを記録して保持し、またこの保持した音楽ファイル、サムネイル画像ファイルを再生して出力する。再生部13は、制御部12の制御により動作を切り換え、このハードディスク装置11で再生される音楽ファイルを制御部12より入力してデータ伸長する。またその結果得られるオーディオデータをディジタルアナログ変換処理してオーディオ信号を生成し、このオーディオ信号によりイヤホンジャックに挿入されたイヤホン14を駆動する。
制御部12は、図示しないメモリに記録されたプログラムの実行によりこの音楽プレイヤー1の動作を制御する制御部であり、本体4に設けられた操作子16の操作により、また液晶表示パネル6を介して検出される回転操作子2、3の操作により各部の動作を制御する。なおここで制御部12による制御は、この音楽プレイヤー1の機能のオン・オフ、音量・音質の可変、選曲、入力文字の選択、動作・機能の切り換え等が該当する。
すなわち図4は、この制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12は、電源が投入されると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移り、ここで液晶表示パネル6に曲メニューを表示する。ここで図5は、この曲メニューの表示を示す平面図である。制御部12は、ハードディスク装置11のファイル管理システムよりハードディスク装置11に記録された音楽コンテンツのファイル名を取得し、さらにこの音楽コンテンツのサムネイル画像ファイルを再生する。制御部12は、この再生したサムネイル画像ファイルによるサムネイル画像を液晶表示パネル6に一覧表示し、これにより提供可能な音楽コンテンツを一覧表示する。なお制御部12は、液晶表示パネル6の最も上段に文字表示用のスペースを確保して、残りの領域を水平方向及び垂直方向にそれぞれ4分割及び5分割し、この分割により形成された各領域にそれぞれサムネイル画像を表示する。
このとき制御部12は、これらのサムネイル画像の1つを、枠によるカーソルKにより囲って表示する。またこのカーソルKを設定したサムネイル画像に係る音楽コンテンツのファイル名を最上段の文字表示用のスペースに表示し、これによりこのカーソルKが設定されている音楽コンテンツのタイトルを表示する。
このようにして曲メニューを表示すると、制御部12は、ステップSP2からステップSP3に移り、液晶表示パネル6の各画素に設けられた光センサによる受光結果を画像解析し、これにより可動部材2A、3Aの現在位置を検出する。
ここでこのようにジャケットの画像を表示した場合、各画素に設けられた光センサによる受光結果にあっては、明るいジャケットを表示した箇所程、高い信号レベルによる受光結果が得られることになる。これにより制御部12は、各画素に設定した階調により、それぞれ各画素に配置した光センサによる受光結果を割り算する。またこの割り算結果を所定のしきい値により判定することにより、反射部2B、3Bによる戻り光の光量が多い箇所を検出し、これにより誤検出を有効に回避して可動部材2A、3Aの現在位置を検出する。なおこのように各画素に設定した階調により、それぞれ各画素に配置した光センサによる受光結果を割り算してキャリブレーションを図る処理にあっては、実用上十分な信頼性により可動部材2A、3Aの現在位置を検出することができる場合には、省略するようにしてもよい。またこのような反射部2B、3Bの検出に係る処理にあっては、図6において符号ARA及びARBにより示すように、反射部2B、3Bが存在する可能性のある部位だけで実行するようにして、その分、処理を簡略化するようにしてもよい。
なお、液晶表示パネル6に設けられた光センサは、各画素から出射された出射光の戻り光に加えて、外部から入射する外来光も受光することになる。これにより光センサによる受光結果は、この外来光成分が含まれていることになり、反射部2B、3Bはこの外来光による成分を減少させて、光センサ出力を減少させるように機能する。しかしながら、実験した結果によれば、外来光成分は戻り光成分に比して十分に小さく、これによりこの実施例のように受光結果のしきい値による判定により、戻り光の光量の多い箇所を検出して、反射部2B、3Bの位置を検出することができる。
このようにして可動部材2A、3Aの現在位置を検出すると、制御部12は、ステップSP3からステップSP4に移り、直前のステップSP3で検出された現在位置から、これら可動部材2A又は3Aの現在位置が変化しているか否か判断する。ここで否定結果が得られると、制御部12は、ステップSP3に戻る。これにより制御部12は、液晶表示パネル6による受光結果の監視により、可動部材2A又は3Aの回転操作を監視し、これら可動部材2A又は3Aの現在位置が変化している場合には、ステップSP4で肯定結果が得られることにより、ステップSP4からステップSP5に移る。
ここで制御部12は、この現在位置の変化が外側の選曲に係る可動部材3Aによるものか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP5からステップSP6に移る。ここで制御部12は、可動部材3Aの回転操作方向に応じて、カーソルKの位置を変更する。なおこの場合に、液晶表示パネル6に一覧表示可能な曲数より多くの音楽コンテンツがハードディスク装置11に記録されている場合にあって、この一覧表示から飛び出す方向にカーソルKを移動する場合、制御部12は、行単位のスクロールにより液晶表示パネル6におけるサムネイル画像の表示を切り換えて、カーソルKを移動させる。これにより図6の例において、可動部材3Aが時計回りに回転操作された場合、制御部12は、ラスタ走査の順序により順次カーソルKを移動させるのに対し、可動部材3Aが反時計回りに回転操作された場合、サムネイル画像による表示を1行分だけ下方向にスクロールさせて曲一覧の表示を切り換えた後、カーソルKの位置を最上段の右側に移動させる。
続いて制御部12は、ステップSP7に移り、ここで最上段の文字表示用のスペースに表示した音楽コンテンツのタイトルを、このカーソルKの移動先に係る音楽コンテンツのタイトルに変更する。また続いてステップSP8に移り、再生対象の音楽コンテンツをこのカーソルKの移動先に係る音楽コンテンツに変更した後、ステップSP3に戻る。
これに対してステップSP5で否定結果が得られると、制御部12は、ステップSP5からステップSP9に移る。ここで制御部12は、図6に示すように、音量に係る可動部材2Aの位置に表示しているサムネイル画像の表示を切り換え、現在の音量を表示する。また続くステップSP10において、可動部材2Aの回転操作方向に応じて、音量の可変を再生部13に指示した後、ステップSP3に戻る。具体的に、可動部材2Aが時計回りにより回転操作された場合、音量の増大を再生部13に指示し、可動部材2Aが反時計回りにより回転操作された場合、音量の低減を再生部13に指示する。これにより制御部12は、可動部材2Aに係る回転操作子2の操作に応動して音量を可変し、この場合は、回転操作子2の操作が停止した後、一定時間の経過後に、又は回転操作子3に係る可動部材3Aの操作により、液晶表示パネル6の表示を元に戻す。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この音楽プレイヤー1では、ハードディスク装置11に記録された音楽コンテンツの曲名が液晶表示パネル6により表示される。この音楽プレイヤー1は、この液晶表示パネル6の表側面に、円盤形状による可動部材2Aと、リング形状による可動部材3Aとが、保持部材8により表側面から可動可能に保持され、これら可動部材2A、3A、保持部材8が透明部材により形成される。これによりこの音楽プレイヤー1では、これら可動部材2A、3A、保持部材8により液晶表示パネル6の表示を妨げないようにして、ユーザーにより可動部材2A、3Aを操作可能に、これら可動部材2A、3Aが液晶表示パネル6の表側面に配置される。これによりこの音楽プレイヤー1は、表側面が限られたスペースである場合であっても、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、ユーザーにより可動部材2A、3Aを操作することが可能となる。
この音楽プレイヤー1では、各画素からの出射光の戻り光を受光する光センサが液晶表示パネル6にマトリックス状に配置されており、この光センサの出力信号を制御部12により処理して、可動部材2A、3Aの現在位置が検出され、これにより可動部材2A、3Aの回転操作が検出される。またこの検出結果による制御部12の制御により、各部の動作が切り換えられる。
これによりこの実施例では、液晶表示パネル6の前面にユーザーにより操作可能に保持した可動部材2A、3Aの操作により、コンテンツ等を選択することができ、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる。これにより液晶表示パネル6により多くの情報を表示してユーザーの使い勝手を向上することができる。また操作に係る可動部材2A、3Aの真下で画像を表示することにより、機能と操作の結びつきの強い、使い勝手のよいユーザーインターフェースを提供することができ、また可動部材2A、3Aの機能を、表示の切り換えに連動して切り換えることもできる。
より具体的に、この音楽プレイヤー1では、保持部材8が、液晶表示パネル6の表側面を覆う透明の板状部材により形成され、この保持部材8に形成された凹部により可動部材2A、3Aを可動可能に保持することにより、液晶表示パネル6の表側面を保護する部材との兼用により、また簡易な構成により、可動部材2A、3Aを可動可能に保持することができる。またさらに可動部材2A、3Aの可動により液晶表示パネル6の損傷についても防止することができる。
またこの可動部材2A、3Aを円盤形状、リング形状により形成したことにより、これら可動部材2A、3Aの回転操作により、簡易に音量、選曲操作することができ、その分、使い勝手を向上することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、画像を取得可能な画像表示素子の表側面に、可動部材を可動可能に配置し、この画像の解析により可動部材の可動を検出して動作を切り換えることにより、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止して、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる。
またこの保持部材に、画像表示素子の表側面を覆う透明の板状部材を適用して、可動部材を凹部により可動可能に保持することにより、簡易な構成により、画像表示素子の損傷を防止して、メニュー等の表示に供する領域の減少を防止し、操作子の操作によりコンテンツ等を選択することができる。
またこの可動部材が、円盤形状であって、保持部材による可動部材の可動可能な保持が、可動部材を回転操作可能とする保持であることにより、音量の可変操作、コンテンツの選択等の操作に適用して、使い勝手を向上することができる。
またこの可動部材の外側に、同心円状に、リング形状の第2の可動部材を可動可能に配置し、この第2の可動部材の可動を併せて検出して動作を切り換えることにより、これらの可動部材を音量の可変操作、コンテンツの選択等の操作に適用して、使い勝手を向上することができる。
図7は、図6との対比により本発明の実施例2に係る音楽プレイヤーの表示画面を示す平面図である。この実施例では、この図7に係る構成が異なる点を除いて、実施例1について上述した音楽プレイヤー1と同一に構成される。
ここでこの実施例に係る音楽プレイヤーでは、可動部材2A、3Aに設けられた反射部2B、3Bが通過する部分については、部分的に輝度レベルを均一化して、さらに好ましくは高輝度化してサムネイル画像を表示し、これによりサムネイル画像による光センサ出力の変動を低減し、反射部2B、3Bの検出精度を向上する。
この実施例によれば、液晶表示パネルで表示する画像側の工夫により可動部材2A、3Aの可動検出精度を向上して、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例においては、保持部材、可動部材を共に透明部材により形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上十分に表示素子による画像を確認することができる場合には、可動部材の全部又は一部を不透明としてもよい。
また上述の実施例においては、可動部材を回転可能に保持して回転操作子を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図8に示すように、可動部材をスライド操作可能に保持して、スライド操作に係る操作子を構成するようにしてもよく、また図9に示すように、押圧操作可能に可動部材を保持して押圧操作子を構成するようにしてもよい。なおこのように押圧操作子を構成する場合にあっては、押圧操作により変化する光センサ出力を検出することになる。また図10に示すように、回転操作子と押圧操作子とを一体化した操作子を構成するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、各画素に光センサを設けた液晶表示パネルを画像表示素子に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、液晶に代えて、有機ELにより画素を構成する場合等、マトリックス状に光センサを配置した種々の画像表示素子を広く適用することができる。
また上述の実施例においては、本発明を音楽プレイヤーに適用して音量を操作し、コンテンツを選択する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばタイトルの入力等に適用するようにしてもよく、さらには音楽プレイヤー以外の種々の電子機器に広く適用することができる。
本発明は、電子機器、電子機器における制御方法に関し、例えば携帯型の音楽プレイヤーに適用することができる。
本発明の実施例1に係る音楽プレイヤーを示す斜視図及び断面図である。 図1の音楽プレイヤーの分解斜視図である。 図1の音楽プレイヤーのブロック図である。 図3の音楽プレイヤーの制御部の処理手順を示すフローチャートである。 図4の処理手順による曲メニューの表示を示す平面図である。 図4の処理手順による音量可変時の表示を示す平面図である。 本発明の実施例2に係る音楽プレイヤーの表示を示す平面図である。 他の実施例に係る音楽プレイヤーの表示を示す斜視図である。 押圧操作子に係る実施例を示す斜視図である。 回転操作子と押圧操作子とを一体化した構成に係る実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1……音楽プレイヤー、2、3……回転操作子、2A、3A……可動部材、4……本体、6……液晶表示パネル、8……保持部材、11……ハードディスク装置、12……制御部

Claims (6)

  1. マトリックス状に配置された画素により画像表示すると共に、前記画素からの出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置された画像表示素子と、
    前記画像表示素子の表側面に、前記画像表示素子による画像を目視可能に、前記表側面より可動可能に可動部材を保持する保持部材と、
    前記光センサが受光した光量に基づいて、前記可動部材の可動を検出する画像処理部と、
    前記画像処理部で検出される前記可動部材の可動により、動作を制御する制御部とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記保持部材が、
    前記画像表示素子の表側面を覆う透明の板状部材であって、前記可動部材を可動可能に保持する凹部が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記可動部材が、
    円盤形状であって、
    前記保持部材による前記可動部材の可動可能な保持が、前記可動部材を回転操作可能とする保持である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記可動部材の外側に、前記可動部材と同心円状に、前記保持部材に可動可能に保持されたリング形状の第2の可動部材を有し、
    前記画像処理部は、
    前記可動部材に加えて、前記第2の可動部材の可動を検出し、
    前記制御部は、
    前記画像処理部で検出される前記可動部材の可動に加えて、前記第2の可動部材の可動より、各部の動作を切り換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 音楽コンテンツを記録して保持し、前記制御部の制御により保持した前記音楽コンテンツを再生して出力する記録再生部を有し、
    前記制御部は、
    前記可動部材の可動により、前記記録再生部より出力する音楽コンテンツの音量を可変し、
    前記第2の可動部材の可動により、前記記録再生部で再生する音楽コンテンツを切り換える
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. マトリックス状に画素を配置した画像表示素子により画像表示してユーザーによる操作を受け付ける電子機器の制御方法であって、
    前記画像表示素子は、
    前記画素による出射光の戻り光を受光する光センサがマトリックス状に配置され、
    画像表示を目視可能として、表側面に、前記表側面より可動可能に、可動部材が保持部材により保持され、
    前記電子機器の制御方法は、
    前記画像表示素子に設けられた前記光センサが受光した光量に基づいて、前記可動部材の可動を検出する画像処理のステップと、
    前記画像処理のステップで検出される前記可動部材の可動により、動作を制御する制御のステップとを有する
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010233014A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Canon Inc 撮像装置

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