JP2007034395A - 非接触icカードリーダ装置 - Google Patents

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武志 興梠
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Abstract

【課題】 壁付けの配線器具形態を有する非接触ICカードリーダ装置において、従来の筐体内部配置にとらわれないアンテナを使用し、通信可能距離など通信性能を向上させる。
【解決手段】 カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する筐体5と、ICカードへの給電および通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナ2と、筐体4を壁面に取り付けるための取付け部材6を有するICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置1である。この非接触ICカードリーダ装置1はループアンテナ2と取付け部材6とは一体に形成されると共に、ループアンテナ2と無線回路部4との電気的接続はオス型接続端子7とメス型接続端子8により行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICカードとの間において、非接触で通信を行うICカードリーダ装置に関し、例えば入退室管理システム、自動改札システム、電子マネー等におけるIDカード、管理カード、定期券、回数券、キャッシュカード等の非接触式ICカードとの間において、非接触で通信を行う非接触ICカードリーダ装置に関するものである。
従来より、壁面に埋め込んで取り付ける非接触ICカードリーダ装置では、ICカードと通信を行うためのループアンテナと、送受信データの変復調を行うと共に、カードリーダを制御する制御部と、これらを格納する筐体を有するものがある。そして、筐体を壁面に埋め込んで取り付けるための取付け部材を有すると共に,取付け部材を覆ってその前面を保護する化粧パネルを備えている。
上記のような非接触ICカードリーダ装置においては、ICカードとの通信を行うためのループアンテナは筐体内に設けている。しかも、取付け部材および化粧パネルのサイズに対して相対的に筐体のサイズを小さくしなければならないので、筐体内に格納するループアンテナのサイズもそれに従って小さくなってしまった。
ループアンテナのサイズはICカードの読取り可能距離を決める重要な要素であり、ループアンテナのサイズが小さくなることにより、ICカードの読取り可能距離が短くなってしまうという問題点がある。
また、取付け部材が金属等の導体の場合にはループアンテナから発生する交流磁界により、渦電流が発生しアンテナ特性を劣化させ、ICカードの読取り距離が短くなってしまうという問題点もある。
また、美観上の観点からループアンテナを含む筐体は壁面からの突出をさけるために、取付け枠よりも後方に配置されるので、壁面からのICカードの読取り距離が短くなってしまう原因となっている。
非接触ICカードリーダ装置のアンテナの取り付け方法について、アンテナの位置関係が大きくずれることなく、安定的に維持するようにした技術として、例えば、特許文献1が提案されている。
特許文献1の非接触ICカードリーダ装置は、送信アンテナから電磁波を送信し非接触ICカードから送信された電磁波を受信アンテナで受信する。これらのアンテナのうち少なくとも一方はコイルとし、コイルを保持する絶縁性を有する基板と、コイルを基板に固定する取付手段を有している。取付け手段は基板の所定位置にコイルを固定するためのもので、コイルを横切って、基板のコイル配置位置に配設された透孔に係合し、コイルを所定位置に固定する。
また、壁面埋め込み式の非接触ICカードリーダ装置のアンテナについて、アンテナの操作面側表面近傍の金属体がアンテナの通信可能な距離に影響を与えないようにした非接触ICカードリーダ装置が知られている(例えば、特許文献2)。この特許文献2には、アンテナの操作面側表面近傍の金属性化粧部材によって読みとり距離に影響を与えないように、化粧部材に切り込みを入れるようにした技術が開示されている。
特開2001−126036公報 特開平4−86974号公報
上記特許文献1の非接触ICカードリーダ装置によれば、アンテナを効率よく固定できるようにしたことについて開示されている。しかし、特許文献1には、壁面に埋め込む非接触ICカードリーダにおいてアンテナをできるだけ前面に出すことによって壁面からICカードまでの通信可能距離をできるだけ延ばせるようにすることや、通信感度および通信可能距離をかせぐためにアンテナを大きくすることについては記載されていない。
また、特許文献2には、アンテナの操作面側表面近傍の金属性化粧部材によってICカードを読み取り可能な距離(通信可能距離)に影響を与えないようにした非接触ICカードリーダに関するもので、化粧部材に切り込みを付けた技術が開示されている。しかし、壁面からICカードまでの通信可能距離をできるだけ延ばせるようにすることや、通信感度および通信可能距離をかせぐためにアンテナを大きくすることについては記載されていない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、アンテナ特性の劣化を防ぐべく、壁面からICカードまでの通信可能距離をできるだけ延ばせ、かつ、アンテナのサイズを大きくとれる非接触ICカードリーダ装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の非接触ICカードリーダ装置は、上述のような目的を達成するために、カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する筐体と、ICカードとの通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナと、前記筐体を壁面に取り付けるための取付け部材とを有し、ICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置であって、前記ループアンテナと前記取付け部材とは一体に形成されると共に、前記ループアンテナと前記無線回路部との電気的接続を行う接続端子が前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられてなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の非接触ICカードリーダ装置において、前記接続端子はオス型接続端子とメス型接続端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の非接触ICカードリーダ装置において、前記接続端子はばね付きピン端子と接触用端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の非接触ICカードリーダ装置において、前記接続端子は板ばね状端子と接触用端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の非接触ICカードリーダ装置において、前記接続端子は金属製オス螺子と前記オス螺子に螺合するメス螺子を有するねじ部材であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る非接触ICカードリーダ装置によれば、アンテナを筐体よりも正面寸法が大きくて、前面に配置される取付け部材に設けるので、アンテナのサイズを大きくとれ、アンテナ特性の劣化を小さくでき、通信性能を向上させることができる。筐体を取付け部材に嵌合して固定するときに、そのまま端子が接続するので、設置作業の簡易化が図れる。さらに、アンテナの取り替えが容易にできるので、用途、使用環境に応じてアンテナ特性の最適なものに容易に交換できる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置の効果に加え、通常のありふれた接続端子を使用できるので、コストの低減を図ることができる。また、筐体側の接続端子にメス型接続端子を用いれば、筐体からピンが突出せず破損しにくく、ピン同士のショートにより無線回路部が電気的に破損するのを防止できる。なお、取付け部材側にメス型接続端子を用いれば、取付け部材の取り扱いが容易である。
請求項3に係る発明によれば、請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置の効果に加え、構造が簡易で、端子位置の公差を大きくとることができ、製作が容易となる。
請求項4に係る発明によれば、請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置の効果に加え、構造が簡易で、端子位置の公差を大きくとることができ、製作が容易となる。
請求項5に係る発明によれば、請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置の効果に加え、確実な接続をすることができ、信頼性が向上する。
次に、本発明の最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第一の実施形態)
図1は本発明に係る非接触ICカードリーダ装置(以下ICカードリーダともいう)の1実施例の一部の構成を示す分解斜視図、図2はそれを壁面に取り付けた状態の側面図、図3はその筐体の構成を示す正面図である。
図に示すように、本実施例のICカードリーダ1は、ICカード(図示していない)への給電および通信を行うためのループアンテナ2と、カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部3と、送受信データの変復調を行う無線回路部4と、前記本体制御部3および前記無線回路部4を格納する筐体5を有する。さらに、筐体5を壁10面に取り付けるための取付け部材6を有している。
ループアンテナ2はICカードに給電および通信を行うために交流磁界を発生する働きをするものであり、1回以上巻かれた巻き線形状のループからなっている。ループアンテナ2は絶縁性基板に印刷またはエッチングにより導体パターンが形成されてなるものでも、導線から構成されるものでもよく、ICカードリーダ側の取付け枠のベース6aに設けられて取付け部材6と一体にされている。
本体制御部3はカードリーダ全体の動作を制御する部分であり、基板に設けられて筐体5内に格納されている。無線回路部4はループアンテナ2で送受信するデータの変復調を行うものであり、これも本体制御部3と同様に基板に設けられて筐体5内に格納されている。
筐体5は略箱形をなし、基板に設けられた本体制御部3および無線回路部4を内部に格納する。前面の角部に1対のメス型接続端子7が設けられ、メス型接続端子7は無線回路部4に接続されて導通されている。筐体5は取付け部材6に固定されて、その大部分は壁面の中に入り込んで設置される。
取付け部材6はプラスチック等の絶縁性材料のベース部材6aから形成され、中央部が開口し、この開口に面して中心側に付勢する係止部材6bが設けられている。そして、開口の周囲にループアンテナ2が設けられて取付け部材一体ループアンテナが形成されている。ループアンテナ2の各端部はそれぞれオス型接続端子8に接続されている。
筐体5を取付け部材6の開口に嵌合して固定する。また、取付け部材6の対向する1対の辺には壁10に取り付ける挿通穴9が設けられている。そして、この挿通穴9にねじ10を挿通し、壁10に取付け部材6を固定する。これにより、開口に嵌合した筐体5を壁10に取り付ける。なお、図示していないが、取付け部材6の前面を覆って化粧パネルを固定し、ねじなどが露出して見映えが悪くなるのを防いでいる。
上記のように構成したICカードリーダ装置1は、筐体5を取付け部材6に嵌合し、取付け部材6を壁10面にねじ11により固定して、更に取付け部材6の前面に図示していない化粧パネルを取り付ける。
そして、ループアンテナに電流が流れることによりアンテナとして動作する。ICカードを非接触ICカードリーダ装置1の化粧パネル面にかざすと、ICカードリーダ装置から発する交流磁界により、ICカードのアンテナに電流が流れて充電される。そして、ICカードの制御回路が駆動され、記録されている情報信号が発せられ、ループアンテナ2により受信され、その情報信号を無線回路部4で分析し、本体制御部3で処理して、処理信号を出力する。
本実施例のようにループアンテナを筐体より大きいサイズで前面に配置される取付け部材の一種の取付け枠に設けると、通信性能の向上を図ることができる。筐体を取付け部材に嵌合して固定するときに、そのまま端子が接続するので、設置作業の簡易化が図れる。また、アンテナの取り替えが容易にできるので、用途、使用環境に応じてアンテナ特性の最適なものに容易に交換できる。さらに、筐体側の接続端子にメス型接続端子を用いれば、筐体からピンが突出せず破損しにくく、ピン同士のショートにより無線回路部が電気的に破損するのを防止できる。なお、逆に取付け部材側にメス型接続端子を用いれば、取付け部材の取り扱いが容易である。
(第二の実施形態)
図4は、本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施例の構成を示す分解斜視図である。本実施例のICカードリーダはオス型接続端子とメス型接続端子の設置が上記実施例と逆になっている点で相違している。本実施例のICカードリーダのループアンテナと取付け部材において、上記実施例と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すように、本実施例のICカードリーダの筐体5の前面の角部に1対のオス型接続端子7aが設けられ、オス型接続端子7aは無線回路部4に接続されて導通されている。一方、このオス型接続端子7aを嵌合する1対のメス型接続端子8aは取付け部材6に設置されている。各メス型接続端子8aにループアンテナ2の端がそれぞれ接続されている。
筐体5を取付け部材6の開口に嵌合して、筐体5のオス型接続端子7aに取付け部材6のメス型接続端子8aを被嵌する。これによりループアンテナ2が無線回路部4に接続されて導通する。そして、取付け部材6を壁10に固定することで、ICカードリーダを壁に設置する。
本実施例のように、ICカードリーダの取付け部材の接続端子にメス型接続端子を用いれば、取付け部材6からピンが突出せず破損しにくく、ピン同士のショートにより無線回路部が電気的に破損するのを防止できる。取付け部材側にメス型接続端子を用いるので、取付け部材の取り扱いが容易である。
(第三の実施形態)
図5及び図6は、本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施例の構成を示す図で、図5はその分解斜視図、図6はその接触端子の部分の断面図である。本実施例のICカードリーダは接続端子をばね付きピン端子とした点が上記実施例と相違している。本実施例のICカードリーダのループアンテナと取付け部材において、上記実施例と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図5,6に示すように、本実施例のICカードリーダの筐体5の前面の角部に1対の被接触部7bが設けられ、被接触部7bは無線回路部4に接続されて導通されている。一方、この被接触部7bに対向して接触する1対のピン端子8bは突出する方向にばねで付勢されて取付け部材6に設置されている。各ピン端子8bにループアンテナ2の端がそれぞれ接続されている。
筐体5を取付け部材6の開口に嵌合して、筐体5の被接触部7bに取付け部材6のピン端子8bを接触させる。これによりピン端子8bは付勢されているので、被接触部7bとの接触が強くなり、確実な接続ができる。取付け部材6のピン端子8bと被接触部7bとが接続されて、ループアンテナ2が無線回路部4に接続されて導通する。そして、取付け部材6を壁10に固定することで、ICカードリーダを壁に設置する。
本実施例のようにICカードリーダにおいて、ばね付き端子を用いると、構造が簡易で、端子位置の公差を大きくとることができ、製作が容易となる。
(第四の実施形態)
図7及び図8は、本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施例の1部の構成を示す図で、図7はその分解斜視図、図8はその接触端子の部分の断面図である。本実施例のICカードリーダは接続端子を板ばね付状端子とした点が上記実施例と相違している。本実施例のICカードリーダのループアンテナと取付け部材において、上記実施例と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図7,8に示すように、本実施例のICカードリーダの筐体5の前面の角部に被接触部7cが設けられ、被接触部7cは無線回路部4に接続されて導通されている。一方、この被接触部7cに対向して接触する板ばね状端子8cは突出する方向に付勢されて取付け部材6に設置されている。被接触部7cに対向する板ばね端子8bの接触端は板状ばねが凸に形成され、他端は取付け部材6に取り付けられ、各板ばね状端子8cにループアンテナ2の端がそれぞれ接続されている。
筐体5を取付け部材6の開口に嵌合して、筐体5の被接触部7cに取付け部材6の板ばね状端子8cを接触させる。これにより板ばね状端子8cは被接触部7cに密着する方向に付勢されているので、被接触部7cとの接触が強くなり、確実な接続ができる。取付け部材6の板ばね状端子8cと被接触部7cとが接続されて、ループアンテナ2が無線回路部4に接続されて導通する。そして、取付け部材6を壁10に固定することで、ICカードリーダを壁に設置する。
本実施例のように、ICカードリーダに板ばね付き端子を用いても、構造が簡易で、端子位置の公差を大きくとることができ、製作が容易となる。
(第五の実施形態)
図9及び図10は、本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施例の1部の構成を示す図で、図9はその分解斜視図、図10はその正面図である。本実施例のICカードリーダは接続端子をオス螺子とこのオス螺子に螺合するねじ孔を有するねじ部材とした点が上記実施例と相違している。本実施例のICカードリーダのループアンテナと取付け部材の接続端子において、上記実施例と同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施例のICカードリーダの筐体5の前面の対向する1対の辺に雌ねじが設けられた被接触部であるねじ部材7dが設けられ、ねじ部材7dは無線回路部4に接続されて導通されている。一方、このねじ部材7dに接触するオス螺子12を貫通する1対の端子部材8dは対向する取付け部材6の開口部の辺に設置されている。各端子部材8dはばか孔又はねじ孔が設けられ、各端子部材8dにループアンテナ2の端がそれぞれ接続されている。
オス螺子12は、金属製または導電性を帯しており、少なくともその先端部はねじ部材7dのメス螺子に螺合する雄ねじが設けられて、接続端子を構成している。また、オス螺子12は端子部材8dと接触して導通するようにされている。
筐体5を取付け部材6の開口に嵌合して、筐体5のねじ部材7dに取付け部材6の端子部材8dを貫通させた端子であるオス螺子12を螺合する。このオス螺子12によりねじ部材7dと端子部材8dとは接続され、導通する。オス螺子12が螺合するので、接続が確実にできる。取付け部材6の端子部材8dとねじ部材7dとが接続されて、ループアンテナ2が無線回路部4に接続されて導通する。そして、取付け部材6を壁10に固定することで、ICカードリーダを壁に設置する。
なお、この例では係止部材6bで筐体5を取付け部材6に固定するようにしているが、これに限られないことは勿論で、端子での接続と固定を兼ねてもよい。
本実施例のようにICカードリーダを構成すると、アンテナと無線回路部と確実な接続をすることができ、信頼性が向上する。
なお、本発明においては、上述の例に限られず、容易に考えつく程度で変更することが可能である。例えば、上記実施例で、筐体と取付け部材の固定を嵌合やビス止めにより実現しているが、これに限定するものではなく、粘着テープ等の他の手段でもかまわない。また、筐体の前面部を取付け部材と化粧パネルで構成する例で説明したが、いわゆるベース等筐体を固定する部材と別に化粧パネル等を固定する部材を有する等の構成としてもよい。そして、ループアンテナをそのベース等に設けてもよい。また、コイルを取付け部材に巻き付けてループアンテナを形成してもよいし、取付け部材に貼り付けたり、挟み込んで接着したり、一体成形したりして取付け部材とループアンテナを一体化したものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、ICカードとして、非接触ICカードリーダ装置の筐体のループアンテナから磁気磁束を高速で往復通過されることにより逆起電力を内部回路に生じてこの逆起電力を内部電源に使用するタイプを例示したが、これに限らず、ICカードの内部電源はICカード内蔵の電源によって自立生成されるものであってもよい。つまり、非接触ICカードリーダ装置の本体制御部、無線回路部、ループアンテナは、ICカードに電源供給せずに無線信号としての磁気磁束だけをICカードに送出するものであってもかまわない。
本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の1実施例の一部の構成を示す分解斜視図である。 その側面図ある。 その筐体の構成を示す正面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の他の実施例の一部を示す分解斜視図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置のさらに他の実施例の一部を示す分解斜視図である。 その端子の断面図で、同図(a)は接続する前の断面図、同図(b)は接続した状態の断面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置のさらに他の実施例の一部を示す分解斜視図である。 その端子の断面図で、同図(a)は接続する前の断面図、同図(b)は接続した状態の断面図である。 本発明に係る非接触ICカードリーダ装置の接触端子のさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 その正面図である。
符号の説明
1 非接触ICカードリーダ装置
2 ループアンテナ
3 中央制御部
4 無線回路部
5 筐体
6 取付け部材
6b 係止部材
7 メス型端子
8 オス型端子
9 挿通穴
10 壁
12 ねじ端子

Claims (5)

  1. カードリーダ全体の動作を制御する本体制御部と、送受信データの変復調を行う無線回路部と、前記本体制御部および前記無線回路部を格納する筐体と、ICカードとの通信を行うための交流磁界を発生するループアンテナと、前記筐体を壁面に取り付けるための取付け部材とを有し、ICカードと非接触に通信を行う非接触ICカードリーダ装置であって、前記ループアンテナと前記取付け部材とは一体に形成されると共に、前記ループアンテナと前記無線回路部との電気的接続を行う接続端子が前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられてなることを特徴とする非接触ICカードリーダ装置。
  2. 前記接続端子はオス型接続端子とメス型接続端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  3. 前記接続端子はばね付きピン端子と接触用端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  4. 前記接続端子は板ばね状端子と接触用端子であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
  5. 前記接続端子は金属製オス螺子と前記オス螺子に螺合するメス螺子を有するねじ部材であり、互いに対応して前記ループアンテナ側と前記筐体側にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリーダ装置。
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