JP2007034390A - 携帯端末装置及び非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法 - Google Patents

携帯端末装置及び非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 筐体のどの面部を翳してもリーダライタ装置との間の非接触通信を可能とする。
【解決手段】 非接触ICカードの非接触ICアンテナ15を、第1のアンテナエレメント31と第2のアンテナエレメント32とが互いに直行するかたちの立体的な形状とし、第1のアンテナエレメント31を携帯電話機の筐体の、表示部5が設けられた面部と相対向する面部21bの短手方向に沿って設け、第2のアンテナエレメント32を筐体の左右いずれかの側面部に設けることで筐体内に立体配置する。リーダライタ装置に対して筐体の反表示部5側の面部(=背面部)を翳した場合には第1のアンテナエレメント31が機能し、筐体の表示部5が設けられた面部(=正面部)を翳した場合には第2のアンテナエレメント32が機能し、さらに筐体の側面部を翳した場合には第2のアンテナエレメント32が機能してリーダライタ装置との間の良好な非接触通信を可能とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、非接触通信機能を備えた、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant),ノート型のパーソナルコンピュータ装置等に適用して好適な携帯端末装置に関し、特に非接触通信機能のアンテナ部分を筐体に対して三次元配置することで、リーダライタ装置に対して当該携帯端末装置をどのように翳しても、リーダライタ装置との間で良好な通信を可能とした携帯端末装置及び非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法に関する。
今日において、リーダライタ装置との間で非接触通信を行う非接触ICカードが知られている。この非接触ICカードは、リーダライタ装置に対して約3mm〜50mm程度近づけることで、リーダライタ装置のアンテナから発信される制御信号を含む電波を受信可能となっている。非接触ICカードのアンテナでリーダライタ装置から発信される上記電波が受信されると、当該非接触ICカードのアンテナの共振作用により起電力が発生する。非接触ICカードは、この発生した電力を用いて当該非接触ICカード側の回路を起動し、リーダライタ装置との間で通信を行う。
近年においては、このような非接触ICカードが、電車の定期券として用いられ、或いは金銭情報がチャージされてユーザの財布代わりに用いられており、今後、益々普及することが期待されている。
ここで、特開2002−324220号の公開特許公報(特許文献1)において、非接触ICカードのアンテナ配置を工夫して、筐体の厚みの薄型化を図った通信装置が開示されている。この通信装置の場合、通常、筐体内に設けられる非接触ICカードのアンテナ部分を、該筐体の背面側に突出させて設けることで、この非接触ICカードのアンテナ部分を筐体内に設けなくてよい分、筐体自体の薄型化が可能となっている。
特開2002−324220号公報(第4頁:図3)
しかし、特許文献1に開示されている通信装置は、非接触ICカードのアンテナ部分を、筐体の背面側に突出させて設けているため、当該通信装置の筐体の背面側をリーダライタ装置と相対向させた場合には、該リーダライタ装置との間で良好な通信を行うことができるのであるが、当該通信装置の筐体の正面側をリーダライタ装置と相対向させると、該リーダライタ装置との間の通信が困難となる問題があった。
すなわち、通信装置の筐体の正面側をリーダライタ装置と相対向させた場合には、リーダライタ装置から発信される電波のうち、筐体内を通過した電波、及び筐体を回り込んだ電波を上記非接触ICカードのアンテナで受信する必要がある。このため、非接触ICカードのアンテナで受信できる上記リーダライタ装置からの電波が弱いものとなり、或いは上記リーダライタ装置からの電波を非接触ICカードのアンテナで受信することができず、該リーダライタ装置との間の通信が困難となる問題があった。
なお、筐体の表面側と筐体の背面側にそれぞれアンテナを設けることで、リーダライタ装置に対して筐体の表面側を翳した場合、及びリーダライタ装置に対して筐体の背面側を翳した場合、いずれの場合も良好な通信が可能となることが予測される。
しかし、この場合、筐体に対して2つのアンテナを設けるための設置面積が必要となるため、筐体の表面側及び筐体の背面側のうち、いずれか一方にアンテナを設ける場合よりもアンテナを設置するための約2倍の設置面積が必要となる問題を生ずる。また、2つのアンテナを駆動するための回路構成が複雑になるうえ、各アンテナ性能の最適化が難しくなる問題を生ずる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数のアンテナエレメントを設けることなく、リーダライタ装置に対してどのようなかたちで翳しても、該リーダライタ装置との間で良好な通信を行うことができるような携帯端末装置及び非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法の提供を目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
筐体と、
上記筐体に収納される非接触通信回路と、
上記筐体のいずれかの面部に設けられた上記非接触通信回路の第1のアンテナエレメントと、
上記第1のアンテナエレメントと一体的に形成され、上記第1のアンテナエレメントが設けられた上記筐体の面部に隣接する面部に設けられた上記非接触通信回路の第2のアンテナエレメントとを有する。
そして、上記一体的に形成された第1のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメントを上記筐体内に立体的に配置している。
また、本発明に係る非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法は、上述の課題を解決するために、
それぞれ可撓性を有する部材により一体的に形成された、少なくとも第1のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメントを備えた非接触通信回路のアンテナエレメントのうち、上記第1のアンテナエレメントを上記非接触通信回路が収納される筐体のいずれかの面部に配置し、
上記第2のアンテナエレメントを、上記第1のアンテナエレメントが設けられた上記筐体の面部に隣接する面部に配置する。
このような本発明は、可撓性を有する部材により、少なくとも第1のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメントを一体的に形成することで非接触通信回路のアンテナエレメントを形成し、上記第1のアンテナエレメントを上記非接触通信回路が収納される筐体のいずれかの面部に配置し、上記第2のアンテナエレメントを、上記第1のアンテナエレメントを設けた上記筐体の面部に隣接する面部に配置することで、筐体に対して非接触通信回路のアンテナエレメントを立体的に配置する。
これにより、リーダライタ装置に対して上記第1のアンテナエレメントが設けられている筐体の面部を翳した場合には、該面部に配置された第1のアンテナエレメントでリーダライタ装置との間の通信が可能となり、リーダライタ装置に対して上記第2のアンテナエレメントが設けられている筐体の面部を翳した場合には、該面部に配置された第2のアンテナエレメントでリーダライタ装置との間の通信が可能となる。従って、リーダライタ装置に対して筐体を、略々どのような翳し方をしても、リーダライタ装置と非接触通信回路との間で良好な通信を可能とすることができる。
本発明は、非接触通信回路のアンテナエレメントを筐体に対して立体的(3次元的)に配置することにより、非接触通信回路のアンテナエレメントが単体であるにもかかわらず、リーダライタ装置に対して機器の筐体をどのようなかたちで翳しても、該リーダライタ装置と非接触通信回路との間で良好な通信を可能とすることができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[第1の実施の形態]
〔携帯電話機の構成〕
本発明の第1の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように携帯事業者のコミュニケーションネットワークに接続された基地局との間でデータの送受信を行う無線通信用アンテナ1及び通信回路2と、受話音声,動画ファイルの音声,音楽データの音声等の音声出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声を集音するマイクロホン部4と、発着信電話番号、送信元,送信先となるユーザの名前、電話や携帯メールの発着信履歴、電話帳,アドレス帳、スケジュール帳の他、送受信した携帯メールの文章等を表示する表示部5と、入力操作を行うための複数のキーが設けられた操作部6と、電話や携帯メールの発着信等を光でユーザに知らせるための発光部7(LED)とを有している。
また、この携帯電話機は、所望の被写体の静止画及び動画を撮像するためのカメラ部8と、電話や携帯メールの発着信等を当該携帯電話機を振動させてユーザに知らせるためのバイブレーションユニット9と、当該携帯電話機に対して着脱自在な外部メモリ11に対する電気的接続を図るための外部メモリインターフェイス10(外部メモリIF)とを有している。
また、この携帯電話機は、外部のリーダライタ装置との間で非接触通信を行うことで、電子財布機能や定期券機能等を実現する非接触ICカード12と、上記電話帳、アドレス帳、送受信した携帯メールの文章情報等の他、上記基地局との間の通信制御を行うためのコミュニケーションプログラムや、上記非接触ICカード12の動作の管理及び制御を行うための非接触IC管理プログラム等が記憶されたメモリ13と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部14とを有している。
非接触ICカード12は、リーダライタ装置との間でデータの送受信を行う非接触ICアンテナ15と、電子マネー情報や定期券情報等が記憶されたメモリ16と、当該携帯電話機の制御部14との間で通信を行いながら非接触ICカード12全体の動作を制御する制御部17とを有している。
次に図2に当該携帯電話機の外観を示す。この図2は、当該携帯電話機を側面側から見た図であり、内部に設けられている一部の機器が透視したかたちで図示されている。この図2からわかるように、この実施の形態の携帯電話機は、上筐体21及び下筐体22の一端部同士をヒンジ機構23により回動自在に接続した、いわゆる折り畳み式の携帯電話機となっている。
この折り畳み式の携帯電話機を閉操作すると(折り畳むと)、上筐体21の表示部5が設けられた面部21aと下筐体22の操作部6が設けられた面部22aとが相対向するかたちで突き合わされ、当該携帯電話機の全長が略半分程度の長さとなる。また、この折り畳み式の携帯電話機を開操作すると、上筐体21及び下筐体22がヒンジ機構23を回転軸として相互に回転移動する。この上筐体21及び下筐体22の回転移動は、上筐体21及び下筐体22の開成角度が略180度程度となった際に、ヒンジ機構23に設けられている停止機構により停止制御され、当該携帯電話機が開状態となる。
下筐体22の、上記操作部6が設けられている側の面部22aに対する反対側の面部22bには、この下筐体22に収納されるかたちで電源供給用の電池30が設けられている。
上筐体21の、上記ヒンジ機構23が設けられている側の端部21cには、該上筐体21を端部21c側に延長するかたちで、上記基地局との間でデータの送受信を行う無線通信用アンテナ1が設けられている。
また、上筐体21の、上記表示部5が設けられた面部21aに対する反対側の面部21bには、この上筐体21内に収納されるかたちで非接触ICカード12の非接触ICアンテナ15が設けられている。
また、上記無線通信用アンテナ1及び上記非接触ICアンテナ15は、相互に通信干渉を生じないように、所定の距離を置いて上記上筐体21に設けられている。すなわち、この例では、非接触ICアンテナ15を上筐体21内に収納するのに対して、無線通信用アンテナ1を上筐体21の端部21cから突出させるかたちで該上筐体21に設けることで、各アンテナ1,15の間に所定の距離を持たせ、相互に通信干渉を生じないようにしている。
〔非接触ICアンテナの構成〕
図3に、上筐体21に収納された非接触ICアンテナ15の斜視図を示す。この図3からわかるように、この非接触ICアンテナ15は、平板状のフレキシブル基板を略「コ」の字形状に切り欠き加工すると共に、この略「コ」の字形状の両腕部に相当する第1のアンテナエレメント31を、第2のアンテナエレメント32に対してそれぞれ略直角に折曲加工することで形成されている。
この各第1のアンテナエレメント31及び第2のアンテナエレメント32には、例えば銅箔部材等で形成された一連のアンテナパターンが形成されている。すなわち、各第1のアンテナエレメント31に形成されているアンテナパターンと、第2のアンテナエレメント32に形成されているアンテナパターンとは電気的かつ物理的に接続されることで一つのアンテナパターンを形成しており、この第1のアンテナエレメント31に形成されているアンテナパターン及び第2のアンテナエレメント32に形成されているアンテナパターンで、当該非接触ICアンテナ15の一つのアンテナパターンを形成している。
このような非接触ICアンテナ15は、上筐体21に収納される際、各第1のアンテナエレメント31が上筐体21の面部21bの短手方向に沿って配置され、第2のアンテナエレメント32が、この上筐体21の面部21bに隣接する面部である、右側面部或いは左側面部に沿って配置されるようになっている。すなわち、非接触ICアンテナ15は、上筐体21内に立体的(三次元的)に設けられている。
図4に、当該携帯電話機を閉状態とした場合における、上筐体21に配置された非接触ICアンテナ15と、下筐体22に収納されている電池30との位置関係を示す。この図4からわかるように、閉状態とした当該携帯電話機を厚さ方向(=図4の紙面に対する垂直方向)から見た場合、上筐体21の面部21bに沿って配置されている非接触ICアンテナ15の第1のアンテナエレメント31は、下筐体22に収納されている電池30に重なり合う位置関係となり、上筐体21の側面部に沿って配置されている非接触ICアンテナ15の第2のアンテナエレメント32は、上筐体21に設けられている表示部5及び下筐体22に収納されている電池30との重なりを回避する位置関係となる。
〔非接触通信機能〕
このように非接触ICアンテナ15を、上筐体21内に立体的(三次元的)に設けることで、リーダライタ装置に対して当該携帯電話機をどのように翳しても、該リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信が可能となる。
まず、当該携帯電話機を開状態或いは閉状態として、上筐体21の面部21bをリーダライタ装置に近づけた場合、この上筐体21の面部21bに設けられた非接触ICアンテナ15の第1のアンテナエレメント31が機能する。これにより、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間で良好な通信が可能となる。
次に、当該携帯電話機を開状態或いは閉状態として、第2のアンテナエレメント32が右側面部に設けられている場合は上筐体21の右側面部を、或いは第2のアンテナエレメント32が左側面部に設けられている場合は上筐体21の左側面部をリーダライタ装置に近づけた場合、この上筐体21の側面部に設けられた非接触ICアンテナ15の第2のアンテナエレメント32が機能する。これにより、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間で良好な通信が可能となる。
次に、当該携帯電話機を開状態として、上筐体21の表示部5が設けられている側の面部21aをリーダライタ装置に近づけた場合、及び当該携帯電話機を閉状態として、下筐体22の電池30が設けられている側の面部22bをリーダライタ装置に近づけた場合、上述のように上筐体21に設けられている表示部5及び下筐体22に収納されている電池30との重なりを回避する位置関係にある上記第2のアンテナエレメント32が機能する。これにより、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間で良好な通信が可能となる。
〔試作実験結果〕
図5は、本願発明の出願人が本発明を適用した当該実施の形態の携帯電話機を試作し、下筐体22の電池30が収納されている側の面部22bをリーダライタ装置に近づけた場合における通信距離(裏面通信距離)と、非接触ICアンテナの共振周波数との関係を示したグラフである。この図5は、縦軸が上記裏面通信距離(mm)、横軸が上記共振周波数(MHz)をそれぞれ示している。
また、この図5は、点線のグラフが、上筐体21の面部21bに対してのみ非接触ICアンテナのアンテナエレメントを設けた場合のグラフであり(=上筐体21の面部21bに対して2次元的にアンテナエレメントを設けた場合のグラフであり)、実線のグラフが、上筐体21の面部21bに上記非接触ICアンテナ15の第1のアンテナエレメント31を設けると共に、上筐体21の側面部に上記非接触ICアンテナ15の第2のアンテナエレメント32を設けた場合のグラフである(=上筐体21に対して3次元的にアンテナエレメントを設けた場合のグラフである。)。
この図5からわかるように、共振周波数が13.6MHzのアンテナエレメントを上筐体21に対して2次元的に設けた場合、点線のグラフからわかるように裏面通信距離は74mmであったが、共振周波数が13.6MHzのアンテナエレメントを上筐体21に対して3次元的に設けると、上記第2のアンテナエレメント32が機能することで、実線のグラフからわかるように裏面通信距離が78mmとなり、裏面通信距離を5mm程度延長することに成功した。
[第1の実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この第1の実施の形態の携帯電話機は、非接触ICカード12の非接触ICアンテナ15を、当該非接触ICアンテナ15の第1のアンテナエレメント31と第2のアンテナエレメント32とが互いに直行するかたちの立体的な形状とし、第1のアンテナエレメント31を上筐体21の、表示部5が設けられた面部21aと相対向する面部21bに設け、第2のアンテナエレメント32を上筐体21の左右いずれかの側面部に設けることで、
1.当該携帯電話機を開状態或いは閉状態として、上筐体21の面部21bをリーダライタ装置に近づけた場合、
2.当該携帯電話機を開状態或いは閉状態として、第2のアンテナエレメント32が設けられている側面部をリーダライタ装置に近づけた場合、
3.当該携帯電話機を開状態として、上筐体21の表示部5が設けられている側の面部21aをリーダライタ装置に近づけた場合、
4.当該携帯電話機を閉状態として、下筐体22の電池30が設けられている側の面部22bをリーダライタ装置に近づけた場合、
のいずれの場合もリーダライタ装置との間で良好な通信を可能とすることができる。
すなわち、非接触ICカード12を定期券や買い物等の決済に使用する場合、当該携帯電話機を閉状態としたままリーダライタ装置に近づけて使用するの一般的であるが、当該携帯電話機の場合、図2に示す表示部5の反対側の面部21bをリーダライタ装置に近づけた場合は勿論のこと、下筐体22の電池30が収納されている側の面部22bをリーダライタ装置に近づけた場合、及び第2のアンテナエレメント32が設けられている側面部をリーダライタ装置に近づけた場合、いずれの場合でもリーダライタ装置との間で良好な通信を可能とすることができる。
このように当該携帯電話機は、リーダライタ装置に対して略々どのような翳し方をしても、該リーダライタ装置と非接触ICカード12との間で良好な通信を可能とすることができる。従って、ユーザは、リーダライタ装置に対する当該携帯電話機の翳し方を気にすることなく、当該携帯電話機を定期券や買い物等の決済に使用することができる。
なお、この例では、上筐体21のいずれかの側面部に対して非接触ICアンテナ15の第2のアンテナエレメント32を設けることとしたが、上筐体21の一方の側面部に沿って第2のアンテナエレメント32を設け、上筐体21の他方の側面部に沿って第3のアンテナエレメントを設けるようにしてもよい。この場合、上筐体21の両方の側面部にアンテナエレメントが設けられているため、リーダライタ装置との間の通信をさらに良好なものとすることができる。
また、非接触ICアンテナ15を上筐体21に設けることとしたが、非接触ICアンテナ15を下筐体22に設けるようにしてもよい。この場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態となる携帯電話機の説明をする。上述の第1の実施の形態は、本発明を折り畳み式の携帯電話機に適用した例であったが、この第2の実施の形態は、本発明をストレート形状(スティック形状)の携帯電話機に適用した例である。また、上述の第1の実施の形態は、非接触ICアンテナ15のアンテナエレメントを、上筐体21の反表示部5側の面部21b及び左右いずれかの側面部に設ける3次元構成としたが、この第2の実施の形態は、非接触ICアンテナ15のアンテナエレメントを、上筐体21の反表示部5側の面部21b、左右両方の側面部、及び上下両方の面部に設ける3次元構成とした例である。
なお、この第2の実施の形態の携帯電話機は、この点のみが上述の第1の実施の形態の携帯電話機と異なる。このため、以下の第2の実施の形態の携帯電話機の説明では、この差異の説明のみ行い重複説明は省略することとする。
〔第2の実施の形態の携帯電話機の非接触ICアンテナの構成〕
この第2の実施の形態の携帯電話機の非接触ICアンテナ15は、図6に示すように、当該第2の実施の形態の携帯電話機のストレート形状の筐体の反表示部側の面部の短手方向に沿って配置される一対の第1のアンテナエレメント31と、上記筐体の右側面部に沿って配置される第2のアンテナエレメント32と、上記筐体の左側面部に沿って配置される第3のアンテナエレメント33と、上記筐体の上面部に沿って設けられる第4のアンテナエレメント34と、上記筐体の下面部に沿って設けられる第5のアンテナエレメント35とを有している。
なお、この例では、上記筐体の上面部に対して第4のアンテナエレメント34を設け、上記筐体の下面部に沿って第5のアンテナエレメント35を設けることとしたが、上記上面部及び下面部のうち、いずれか一方にのみアンテナエレメントを設けるようにしてもよい。
上記筐体の短手方向に沿って配置される一対の第1のアンテナエレメント31は、各アンテナエレメント31の間に所定の距離をおいて、かつ、各アンテナエレメント31が平行の位置関係となっている。第2のアンテナエレメント32は、一方の第1のアンテナエレメント31の一方の短手方向の端部から、他方の第1のアンテナエレメント31の一方の短手方向の端部にかけて設けられており、各第1のアンテナエレメント31の形成方向に対して直行する方向に立設されている。同様に、第3のアンテナエレメント33は、一方の第1のアンテナエレメント31の他方の短手方向の端部から、他方の第1のアンテナエレメント31の他方の短手方向の端部にかけて設けられており、各第1のアンテナエレメント31の形成方向に対して直行する方向に立設されている。
また、第4のアンテナエレメント34は、一方の第1のアンテナエレメント31の長手方向の端部から、該各第1のアンテナエレメント31の形成方向に対して直行する方向に立設されており、同様に、第5のアンテナエレメント35は、他方の第1のアンテナエレメント31の長手方向の端部から、該各第1のアンテナエレメント31の形成方向に対して直行する方向に立設されている。これにより、非接触ICアンテナ15は、長方形の略箱形形状を有するように形成されている。
これら各アンテナエレメント31〜35は、フレキシブル基板により一体的に形成されており、該各アンテナエレメント31〜35には、例えば銅箔部材等で形成された一連のアンテナパターンが形成されている。すなわち、各アンテナエレメント31〜35に形成されているアンテナパターンは、それぞれ電気的かつ物理的に接続されることで、当該非接触ICアンテナ15の一つのアンテナパターンを形成している。
図7及び図8に、ストレート形状の筐体50内に設けられた非接触ICアンテナ15を示す。このうち、図7は、上記筐体50を長手方向に沿って切断し、表示部5が設けられている側から当該筐体50内を見た図、図8は、上記筐体50を短手方向に沿って切断し、この切断面側から該筐体50内を見た図である。
この図7及び図8からわかるように、この非接触ICアンテナ15は、第1のアンテナエレメント31を筐体50の電池30が設けられている側の面部(=上記反表示部5側の面部)に沿って配置すると共に、第2〜第5のアンテナエレメント32〜35を、筐体50の右側面部、左側面部、上面部及び下面部に沿ってそれぞれ配置するかたちで該筐体50内に立体的に(3次元的に)設けられている。
なお、この第2の実施の形態の携帯電話機の場合、一例として図7に示すように無線通信用アンテナ1としてホイップアンテナが設けられているが、このホイップアンテナ及び上記非接触ICアンテナ15は、相互に通信干渉を生じないように所定の距離を置いて筐体50にそれぞれ設けられている。
〔非接触通信機能〕
このように非接触ICアンテナ15を、上記筐体50内に立体的(3次元的)に設けることで、リーダライタ装置に対して当該第2の実施の形態の携帯電話機をどのように翳しても、該リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信が可能となる。
すなわち、筐体50の反表示部50側の面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図8に示すようにこの面部に設けられた非接触ICアンテナ15の第1のアンテナエレメント31が機能し、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とする。
同様に、当該携帯電話機の右側面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図8に示すように、この右側面部に設けられた非接触ICアンテナ15の第2のアンテナエレメント32が機能し、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とする。
同様に、当該携帯電話機の左側面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図8に示すように、この左側面部に設けられた非接触ICアンテナ15の第3のアンテナエレメント33が機能し、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とする。
同様に、当該携帯電話機の上記ホイップアンテナが設けられている側の面部である上面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図6及び図7に示す非接触ICアンテナ15の第4のアンテナエレメント34が機能する。これにより、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間で良好な通信が可能となる。
同様に、当該携帯電話機の上記ホイップアンテナが設けられている側の面部に対して反対側の面部となる下面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図6及び図7に示す非接触ICアンテナ15の第5のアンテナエレメント35が機能し、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とする。
さらに、当該携帯電話機の表示部5側の面部をリーダライタ装置に近づけた場合、図6〜図8に示す非接触ICアンテナ15の第2〜第4のアンテナエレメント32〜35が機能し、リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とする。
[第2の実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この第2の実施の形態の携帯電話機は、非接触ICカード12の非接触ICアンテナ15を、ストレート形状の筐体50の背面部(=反表示部5側の面部)、右側面部、左側面部、上面部、下面部にそれぞれ沿って配置される第1〜第5のアンテナエレメント31〜35により一体的に形成し、これを上記筐体50内に立体的に配置することにより、リーダライタ装置に対して当該第2の実施の形態の携帯電話機をどのように翳しても、該リーダライタ装置と非接触ICカード12との間の良好な通信を可能とすることができる他、上述の第1の実施の形態の携帯電話機と同じ効果を得ることができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明はこの他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant),ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の他の携帯端末装置に適用してもよい。また、本発明を、カード型の非接触通信装置に適用してもよい。この場合、上述の各アンテナエレメント31〜35は、カード型の筐体内に立体的に配置されることとなるため、上述と同様の効果を得ることができる。
最後に、上述の各実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の各実施の形態に限定されることはなく、上述の各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した第1の実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 折り畳み式の第1の実施の形態の携帯電話機を略開状態とした際の側面図である。 第1の実施の形態の携帯電話機に設けられている非接触ICカードの非接触ICアンテナの斜視図である。 折り畳み式の第1の実施の形態の携帯電話機を閉状態とした場合において、電池が収納されている下筐体側から、上筐体内に設けられている非接触ICアンテナを見た図である。 第1の実施の形態の携帯電話機を試作実験することで得られた裏面通信距離の向上を説明するための図である。 本発明を適用した第2の実施の形態の携帯電話機に設けられている非接触ICカードの非接触ICアンテナの斜視図である。 ストレート形状の第2の実施の形態の携帯電話機内に立体的に配置された非接触ICアンテナを示す図である。 筐体のどの面部を翳してもリーダライタ装置との間の通信が可能となることを説明するための、第2の実施の形態の携帯電話機の横断面図である。
符号の説明
1 無線通信用アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部7(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 外部メモリインターフェイス(外部メモリIF)、11 外部メモリ、12 非接触ICカード、13 メモリ、14 制御部、15 非接触ICアンテナ、16 非接触ICカードのメモリ、17 非接触ICカードの制御部、21 上筐体、22 下筐体、23 ヒンジ機構、30 電池、31 非接触ICアンテナの第1のアンテナエレメント、32 非接触ICアンテナの第2のアンテナエレメント、33 非接触ICアンテナの第3のアンテナエレメント、34 非接触ICアンテナの第4のアンテナエレメント、35 非接触ICアンテナの第5のアンテナエレメント、50 筐体

Claims (5)

  1. 筐体と、
    上記筐体に収納される非接触通信回路と、
    上記筐体のいずれかの面部に設けられた上記非接触通信回路の第1のアンテナエレメントと、
    上記第1のアンテナエレメントと一体的に形成され、上記第1のアンテナエレメントが設けられた上記筐体の面部に隣接する面部に設けられた上記非接触通信回路の第2のアンテナエレメントとを有し、
    上記一体的に形成された第1のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメントは、上記筐体内に立体的に配置されていること
    を特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    上記第1のアンテナエレメントは、上記筐体の表示部が設けられる面部に相対向する面部に設けられており、上記第2のアンテナエレメントは、上記筐体の一方の側面部に設けられており、
    上記第1のアンテナエレメントと一体的に形成され、上記第2のアンテナエレメントが設けられる筐体の一方の側面部に略相対向する他方の側面部に設けられた上記非接触通信回路の第3のアンテナエレメントを有し、
    上記一体的に形成された第1のアンテナエレメント、第2のアンテナエレメント及び第3のアンテナエレメントは、上記筐体内に立体的に配置されていること
    を特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項2に記載の携帯端末装置であって、
    上記第1のアンテナエレメントと一体的に形成され、上記筐体の上面部に設けられた上記非接触通信回路の第4のアンテナエレメントを有し、或いはそれぞれ上記第1のアンテナエレメントと一体的に形成され、上記筐体の上面部に設けられた上記非接触通信回路の第4のアンテナエレメント及び上記筐体の上面部に略相対向する底面部に設けられた上記非接触通信回路の第5のアンテナエレメントを有し、
    上記一体的に形成された第1のアンテナエレメント〜第4のアンテナエレメントは、上記筐体内に立体的に配置されており、或いは上記一体的に形成された第1のアンテナエレメント〜第5のアンテナエレメントは、上記筐体内に立体的に配置されていること
    を特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置であって、
    上記第1、第2のアンテナエレメント、又は上記第1〜第3のアンテナエレメント、又は上記第1〜第4のアンテナエレメント、若しくは上記第1〜第5のアンテナエレメントは、上記筐体内に設けられている電池パックとの干渉を回避する筐体内の位置にそれぞれ設けられていること
    を特徴とする携帯端末装置。
  5. それぞれ可撓性を有する部材により一体的に形成された、少なくとも第1のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメントを備えた非接触通信回路のアンテナエレメントのうち、上記第1のアンテナエレメントを上記非接触通信回路が収納される筐体のいずれかの面部に配置し、
    上記第2のアンテナエレメントを、上記第1のアンテナエレメントが設けられた上記筐体の面部に隣接する面部に配置することで、
    上記非接触通信回路のアンテナエレメントを上記筐体内に立体的に配置すること
    を特徴とする非接触通信回路のアンテナエレメントの配置方法。
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