JP2007034276A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着ベルトと加圧ベルト間に形成された定着ニップに圧が抜けた部分が生じると、この圧抜け部により定着不良が発生することがあった。
【解決手段】 摺動負荷の小さい加圧ローラ26に対しては加圧パッド27を当接するように並置する。一方、摺動負荷の大きい定着ローラ23に対しては定着パッド24をギャップを隔てて並置する。その結果、定着ニップ内に大きな圧抜け部を生じさせること無く、記録材の搬送方向に沿って定着ニップを連続して形成することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録材に形成された画像を加熱する画像加熱装置に関する。この画像加熱装置は、例えば、複写機、プリンタ、FAX等に用いられる。
電子写真方式の画像形成装置の定着装置では、シート上に形成されたトナー画像を加熱、加圧することによりシートに定着させている。このような定着装置として、定着ローラに加圧ローラを圧接させて定着ニップを形成するローラ定着方式が従来より採用されている。
ところで、画像の高光沢化や画像形成の高速化を図るためには、シートのニップ通過時間を長くし、トナーを充分に溶融するのが好ましい。従来のローラ定着方式でこれを達成しようとすると、定着ローラや加圧ローラの径を大きくしなければならず、定着装置が大型化してしまう。
そこで、特許文献1には、ローラ定着方式に比して、装置の小型化、高速化を達成しつつ、充分なニップ幅(シート搬送方向の長さ)を得ることができるベルト定着方式が提案されている。このようなベルト定着方式では、定着ベルトと加圧ベルトによりシート搬送方向に充分に長い定着ニップを形成している。
特開平2004−341346号公報
しかしながら、特許文献1に記載された定着装置の場合、以下のような不具合がある。即ち、両ベルト間に形成されている定着ニップには、両ベルトの懸架ローラ同士にて加圧されている圧の高い部分と、定着パッドのみにて加圧されている圧の低い部分と、ベルトが何ら加圧されていない圧の抜けた部分とが存在する。
このため、圧の高い部分と圧が抜けた部分とで、シートの搬送速度に差が生じる。従って、未定着トナー画像を定着しようとする場合、ベルトはある程度の可撓性を有するものであるから、上述の搬送速度差によってベルトが伸縮し、シート上の画像がずれるという問題が発生する。
また、圧が抜けた部分では、加熱時に生じた水蒸気を抑え込めなくなる。そのため、圧が抜けた部分においては、シートの幅方向(シート搬送方向に直交する方向)で空気や水蒸気が溜まっている部分とそうでない部分とが存在することになり、トナー画像とベルトとの接触状態が異なることによる画像の光沢ムラが発生する。特にコート紙等の通気性の低いシートにおいて発生しやすい。
そこで、本発明の目的は第1のベルトと第2のベルトを用いてニップ部を形成する構成において画像加熱不良が発生するのを抑制することができる画像加熱装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は第1のベルトと第2のベルトを用いてニップ部を形成する構成においてニップ部に大きな圧抜け部が生じてしまうのを防止することができる画像加熱装置を提供することである。
本発明の更なる目的は、添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明によれば上記目的を達成することができる。
第1の発明は、記録材上の画像を加熱するニップ部を形成する第1のベルトと第2のベルトを有する画像加熱装置において、
前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1の加圧パッドと、
前記第1の加圧パッドとギャップを隔てて設けられ前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1のローラと、
前記第1の加圧パッドに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2の加圧パッドと、
前記第1のローラに対向し且つ前記第2の加圧パッドに接触するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する、前記第1のローラよりも摩擦係数が小さい第2のローラと、
を有することを特徴とするものである。
第2の発明は、記録材上の画像を加熱するニップ部を形成する第1のベルトと第2のベルトを有する画像加熱装置において、
前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1の加圧パッドと、
前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1のローラと、
前記第1の加圧パッドに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2の加圧パッドと、
前記第1のローラに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2のローラと、を有し、
前記第2の加圧パッドは前記第1の加圧パッドよりも前記第1のローラと前記第2のローラによる前記ニップ部の圧接領域の近くに配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1のベルトと第2のベルトを用いてニップ部を形成する構成において画像加熱不良が発生するのを抑制することができる。また、第1のベルトと第2のベルトを用いてニップ部を形成する構成においてニップ部に大きな圧抜け部が生じてしまうのを防止することができる。従って、光沢ムラなどの画像不良の発生を抑制することができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明を適用できる実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではなく本発明の思想の範囲内において種々の変形が可能である。
(第1実施例)
まず図6を用いて、画像形成装置の全体構成について説明する。
図6に示す画像形成装置は、電子写真方式を採用した画像形成装置(いわゆるプリンタ)である。
画像形成装置1は、大きく分けて、記録材としてのシートにトナー画像を形成する画像形成手段と、シートに形成されたトナー画像を加熱・加圧して定着する画像加熱装置としての定着装置が設けられている。
まず、画像形成手段は次に説明する機器を備えている。像担持体としての感光体ドラム2の周りに帯電手段としての帯電器3が設けられており、感光体ドラム2の表面は帯電器3によって一様に帯電処理される。そして、露光手段としての露光装置4から画像に応じた光5を照射されることにより感光ドラム2上に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像手段としての現像器6によって現像されてトナー画像が形成される。一方、シートSは装置下部の給送カセット9に収納されており、給送ローラ10によって給送される。シートは搬送手段としてのレジストローラ対11によって感光体ドラム2上のトナー画像と同期して搬送される。感光ドラム上のトナー画像は転写手段としての転写ローラ7によってシート上に静電転写され、定着装置Aへと搬送される。その後、感光体ドラム2上に残留したトナーはクリーニング手段としてのクリーニング装置8によって除去される。
そして、画像形成手段によってシートS上に形成されたトナー画像は、画像加熱装置としての定着装置Aにおいて加熱、加圧されることによってシート上に定着される。その後、トナー画像が定着されたシートSは排出ローラ対12によって装置上部の排出トレイ13へと搬送排出される。
図1は定着装置Aの断面図、図2は比較例を説明する断面図である。図に示すように、定着装置Aは、第1のベルトの例としての定着ベルト(定着手段)20と、第2のベルトの例としての加圧ベルト(加圧手段)21とを備えている。この定着ベルト20と加圧ベルト21間に形成された定着ニップ(画像加熱ニップ)においてシートを挟持搬送しながらトナー画像を加熱、加圧する構成とされている。その結果、この定着ニップを通過したシートにはトナー画像が定着される。
定着ベルト20は内径が40mmで、厚みが75μmのポリイミドを基層とし、基層の外周には弾性層が300μmの厚みで設けられている。弾性層の材料としては、公知の弾性材料を使用することができ、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。本実施例では、シリコーンゴムを用い、硬度はJIS−A20度、熱伝導率は0.8W/mKである。この弾性層の変形によって、定着ベルト20へのシートの巻きつきを防止し、ベルトからの良好な分離性能を得ることができる。更に弾性層の外周には、表面離型層としてフッ素樹脂層(例えばPFAやPTFE)が30μmの厚みで設けられている。
加圧ベルト21は内径が40mmで、厚みが75μmのポリイミドを基層とし、表面には離型層としてのフッ素樹脂であるPFAチューブが30μmの厚みで設けられている。
定着ベルト20は、懸架ローラとしての加熱ローラ22並びに定着ローラ23によって張架されている。加熱ローラ22は、外径が20mmで、内径が18mmである厚さ1mmの鉄製の中空ローラであり、内部に加熱手段としてのハロゲンヒータ22aを配置している。また、加熱ローラはテンションローラとしての機能も有している。定着ローラ23定着はベルト20を駆動する駆動ローラとしての機能も果たしている。
定着ベルト20の外面には加熱ローラ22に対向する位置に温度センサが設置されている。この温度センサから定着ベルト20の温度を示す信号がコントローラ(CPU)に入力される。この信号の入力を受けたコントローラはハロゲンヒータへの通電を制御(オン/オフ)することにより、定着ベルトの温度が所定の定着温度(本例では190度)を維持するように制御する構成とされている。
第1のローラ(高摩擦ローラ)としての定着ローラ23は、外径が20mmで、径が18mmである鉄合金製の芯金に、表面弾性層としてのシリコーンゴム層が設けられた高摩擦性のゴムローラである。このように弾性層を設けることで、駆動源(モータ)から駆動ギア列を介して入力された駆動力を定着ベルトへスリップすること無しに良好に伝達することができる。さらに、定着時には、後述する加圧ローラ26が定着ベルト20、加圧ベルト21を介して定着ローラ23に向けて加圧されているので、定着ローラ23のゴム層は所定量凹んだ形状となる。その結果、定着ベルトからのシートの分離性を確保するための定着ニップを形成することができる。なお、後述するが、定着ニップの圧がこの定着ローラ23により懸架されている領域において最大値となるように設定されている。
また、定着ローラ23のシリコーンゴムとしては、硬度がJIS−A15度、熱伝導率が0.8W/mKとなるものを用いている。従って、このシリコーンゴム層による内部への熱伝導が少なくなり、ウォームアップタイムの短縮にも効果がある。
なお、駆動ギア列を介してモータから回転力が入力される定着ローラ23表面のシリコーンゴム層の摩擦係数が大きい為、このシリコーンゴム層と定着ベルト20内面のポリイミド層とがスリップすること無く定着ベルト20が適正に回転する。
定着ベルト20を加圧ベルト21に向けて加圧する第1の加圧パッドとしての定着パッド24が、定着ローラ23に対し非接触に並置されている。本例では定着ローラ23と定着パッド24間の最近接部での微少ギャップが3mmに設定されている。
なお、この定着パッド24は、厚さ3mm、幅12mmの弾性体としての耐熱性シリコーンゴムから構成されている。
また、定着パッド24は、摺動する定着ベルト20の内面との摩擦抵抗を減らすためにガラス繊維製のクロスをフッ素樹脂でコーティングした低摺動性シートとしてのカバーを有している。このカバーは定着パッドの高摩擦性のシリコーンゴム表面を覆うように設けられている。従って、このカバーが定着ベルト内面と摺動することになるので定着ローラ23の駆動トルクが抑えられ、モータの大型化を伴うことなく安定して定着ベルトを回転させることができる。
加圧ベルト21は、懸架ローラとしてのテンションローラ25と加圧ローラ26によって張架されている。テンションローラ25は、外径が20mmで、径が16mmである鉄合金製の芯金に、加圧ベルト21からの熱伝導を少なくするためのシリコーンスポンジ層が設けられている。第2のローラ(低摩擦ローラ)としての加圧ローラ26は、外径が20mmで、内径が16mmである厚さ2mmの鉄合金製とされた低摺動性の金属ローラである。この加圧ローラは滑り性が良くなるようにこの金属表面の凹凸度が設定されている。具体的には、加圧ローラと加圧ベルト間の摩擦係数は、0.005以上で0.3以下の範囲内となるように設定されている。
これらテンションローラ25と加圧ローラ26は、少なくとも定着ニップが形成されて定着処理が可能な状態になったとき、定着ベルト20から加圧ベルト21に回転力が伝達されることにより回転する構成とされている。
なお、非定着処理時(スタンバイ時)に加圧ベルト21を含む加圧ユニットを定着ベルト20を含む定着ユニットから接離機構により接離可能な構成としても構わない。このような構成において、加圧ベルトが定着ベルトから離間した状態のとき、加圧ローラに駆動ローラとしての機能を持たせ、駆動機構から駆動力が入力された加圧ローラ26によって加圧ベルト21を回転駆動させる構成としても構わない。
加圧ベルト21を定着ベルト20(定着パッド24)に向けて加圧する第2の加圧パッド(弾性パッド)としての加圧パッド27が、加圧ローラ26に接触するように並置されている。
この加圧パッド27は、厚さ3mm、幅15mmの弾性体としての耐熱性シリコーンゴムから構成されている。
また、加圧パッド27は、定着パッド24と同様に、加圧ベルト21内面および加圧ローラ26周面との摺動抵抗を減らすために低摺動性シートとしてのガラス繊維製のクロスをフッ素樹脂でコーティングしたカバーを有している。つまり、このカバーは耐熱性シリコーンゴムを覆うように設けられている。
ここで、定着パッド24と加圧パッド27間においても定着ニップを形成するため、加圧パッド27は、シリコーンゴムを保持した保持板が図1の矢印方向に向けて加圧機構により所定の加圧力にて加圧されている。このとき、定着パッド24が上下動しないように、定着パッド24は定着装置の枠体に固定されている。
また、加圧ベルト21の加圧ローラ26は、その回転軸の両端側が図1の矢印方向に向けて加圧機構により所定の加圧力にて定着ローラ23に向けて加圧されている。このとき、定着ローラ23が上下動しないように、定着ローラ23は定着装置の枠体に固定されている。もちろん、定着ローラ23は回転可能となるようにベアリングを介して定着装置の枠体に固定されている。
ここで、シート搬送方向に沿って充分に長くした定着ニップ内に大きな圧抜け部が生じないように、加圧ベルト21の内面と加圧ローラ26との間の楔状の空間Z(図1)に隙間無く加圧パッド27の端部が組み込まれている。つまり、加圧パッド27(後述のカバー)は、このような状況を作り出すため、加圧ベルトと共に加圧ローラにも接触するように配置されている。
なお、上述した楔状の空間Zに位置する加圧パッドの部分に加圧補助部材としてのワイヤを加圧パッドの長手方向(シート搬送方向と直交するシート幅方向)に沿って略全域に設ける構成としても構わない。具体的には、ワイヤは上記耐熱性シリコーンゴムに固定される。その結果、この空間Zにおけるニップ圧の落ち込みをさらに抑制することができる。この場合、ワイヤは、後述の低摺動性のカバーにて上述のシリコーンゴムと共に被覆される。
このように、図1に示すように、P地点(両パッドにより加圧された領域の記録材搬送方向上流端)からQ地点(定着ローラと加圧ローラにより加圧された領域の記録材搬送方向下流端)に至るまでワイドな定着ニップを形成している。そして、摺動負荷(摩擦係数)の小さい加圧ローラ26に対しては加圧パッド27を当接配置する一方、摺動負荷(摩擦係数)の大きい定着ローラ23に対しては定着パッド24を当接させず微少ギャップ隔てて配置している。つまり、加圧ローラ26の摩擦係数は定着ローラ23の摩擦係数よりも小さい関係にある。具体的には後述の方法で加圧ローラ26や定着ローラ23の摩擦係数(動摩擦係数)を測定することができる。本例では、加圧ローラ26や定着ローラ23の摩擦係数を測定する時、加圧ローラ26や定着ローラ23のそれぞれに摺動させる摺動媒体(本例では、後述のテストピース)を共通にすることで摩擦係数の大小関係を求めている。
その結果、定着ベルトの駆動トルクの増大化を抑制しつつ、定着ローラ23と加圧ローラ26間のみならず定着パッド24と加圧パッド27間においても定着ニップを良好に形成することができる。そして、このようにシートの搬送方向に沿って充分に長くされた定着ニップにおいて圧が大きく抜けてしまう部分が生じてしまうのを防止することができる。
なお、加圧ローラ26の加圧パッド27(上述のカバー有りの状態)に対する摩擦係数(動摩擦係数)は、次のように測定することができる。まず、本例では加圧ローラはSUS製とされているため、このテストピース(3cm×4cm)を用意する。そして、加圧パッド27のパッドカバー単体(テスト用としてパッドカバーと同じ材質のもので代用しても良い)を用意する。次に、加圧パッドカバーに対してSUS製のテストピースとその上に載せた重りによって所定の荷重(本例では210g)を掛けた状態とする。このような状態において、位置が固定されたパッドカバーに対してSUS製のテストピースを所定の引っ張り速度(本例では200mm/sec)で引っ張る。そして、SUS製のテストピースが動き出した後の安定した状態のとき、SUS製のテストピースを引っ張るのに要する力をデジタルフォースゲージにより数回測定する。本例では、この複数の測定結果を平均化することにより、SUS製のテストピースを引っ張るのに要する力を求めた。そして、最終的に、「SUS製のテストピースを引っ張るのに要する力(F)」と「荷重(N)」の関係(F=μN)から摩擦係数(μ)を求めている。なお、測定時の雰囲気温度は23度である。その結果、加圧ローラ26の加圧パッド27(パッドカバー)に対する摩擦係数は0.15であった。
このように加圧ローラ26の摩擦係数を小さくすることで、加圧ベルトの搬送負荷が大きくなり過ぎてしまうのを防止しながら、大きな圧抜け部の無い定着ニップの形成に寄与している。
一方、上述したように、定着ローラ23は駆動ローラとしての機能を満足するため摩擦係数の大きい弾性ローラとされている。そこで、定着ローラ23に対しては定着パッド24を非接触に近接配置することで、定着ローラ23の駆動に要する搬送トルクが大きくなり過ぎてしまうのを防止し、定着ベルトの搬送性を安定化させることに寄与している。
以上のように、定着ニップを形成する手段としての、定着パッド24、定着ローラ23、加圧パッド27、加圧ローラ26により、定着ベルト20と加圧ベルト21間にシート搬送方向に沿って連続した定着ニップを形成することができる。
つまり、定着パッド24から定着ローラ23に亘って定着ベルト20の加圧部を形成し、加圧パッド27から加圧ローラ26に亘って加圧ベルト21の加圧部を形成している。更に、定着ローラと加圧ローラ間のニップ部と、定着パッドと加圧パッド間のニップ部との間において大きな圧抜け部が生じるのを防止している。その結果、本例では大きな圧抜け部が無く充分に長い定着ニップを得ている。
本例では、定着ベルト20と加圧ベルト21との定着ニップのシート搬送方向の幅は約18mmとされている。このようにニップ幅が広いので、画像形成の高速化を図ったとしても充分に定着を行うことが可能になる。また、定着に関係する部材として定着側、加圧側共にエンドレスベルトを採用したことで従来より低熱容量化を図ることが可能となった。その結果、ウォームアップタイム(画像形成装置の主電源投入時から定着可能な状態となるまでに要する時間)の短縮化に貢献している。
定着ベルト20は、少なくとも画像形成実行時には、モータによって定着ローラ23が回転駆動されることで、図1の矢印X方向に回転駆動される。定着ベルト20の周速度は、シートにループを形成するため画像形成部側から搬送されてくるシートSの搬送速度に比して僅かに遅い周速とされている。
加圧ベルト21は、定着ベルト20に従動して矢印Y方向に回転する。ここで、定着ニップ最下流の部分(定着ニップでの圧分布(シート搬送方向)が最大となる部分)をローラ対により定着ベルト20と加圧ベルト21を挟んで搬送する構成としたことで、ベルトのスリップを防止することができる。本実施例の場合、定着ベルト20の周速は300mm/secとされ、A4サイズのシートにフルカラー画像を1分間に70枚形成することが可能である。
このような定着装置において、定着ベルト20が所定の定着温度(本例では190度)に立ち上がった後、定着ニップに未定着トナー画像Tを有するシートSが搬送される。このとき、シートSは、未定着トナー画像を担持した面を、定着ベルト20側に向けて導入される。そして、シートSの未定着トナー画像Tが定着ベルト20の外周面に密着したまま挟持搬送されていくことにより、主に定着ベルト20から熱が付与され、また加圧力を受けてシートSの表面に定着される。
また、定着ベルト20内の定着ローラ23がゴム層を有する弾性ローラであり、加圧ベルト21内の加圧ローラ26は金属製の剛性ローラであるため、定着ニップの出口部では定着ローラ23の変形(凹み)が大きくなっている。その結果、定着ベルトも大きく変形し、トナー画像を担持したシートSは定着ベルト20から自らのこしにより曲率分離される。
このような構成にしたことにより、定着ベルトの駆動およびシートの分離性を安定的に確保しながら、定着ニップにおいて大きな圧抜け部が生じるのを防止している。
次に図3に定着ニップのシート搬送方向における圧力分布を示す。この図において、縦軸は圧力、横軸はシート搬送方向における位置を示している。横軸の「上流」は定着ニップの入口部を意味し、「下流」は定着ニップの出口部を意味している。これを見れば分かるように、本例では定着ニップ内に大きな圧抜け部が存在せず、上流側から徐々に圧力が高くなりシート分離位置にて最大となっている。従って、シート搬送方向に幅の広い定着ニップを形成しながらも、シートの搬送速度差が発生することなく、画ズレが発生することもない。また、定着ニップ内に、空気、水蒸気の滞留もないので画像に光沢ムラが発生することがない。
本実施例の構成において、定着ローラ23とこれに非接触配置された定着パッド24間のシート搬送方向に沿った隙間と、画像不良の発生状況の関係を評価した結果を以下の表1に示す。
Figure 2007034276
シートとしては普通紙とコート紙を用いた。その結果、コート紙の方が通気性が低いため画像不良が発生し易く、定着ローラと定着パッド間の隙間を5mm以下に設定することにより、画ズレや光沢ムラ等の画像不良が発生しないことが確認された。一方、定着ローラと定着パッド間の微少ギャップは定着ニップ形成時(加圧時)に両者が誤って接触してしまうのを防止するため0.1mm以上に設定しておくのが好ましい。
また、加圧ローラの加圧パッド27に対する摩擦係数は、本発明者の検討によると、0.5以下に設定すれば加圧パッドが当接することに伴い負荷が大きくなることにより加圧ベルトの回転に影響を及ぼすことがないことが判明した。なお、0.5以上では加圧パッド27のカバーが加圧ローラ26と加圧ベルト21間に引き込まれて破損してしまった。この摩擦係数の測定方法は上述した通りである。
一方、図2に示すのは、加圧パッド27を加圧ローラ26に対し非接触に配置させた比較例である。
図2に示す定着装置の構成では、加圧ローラと加圧パッドの隙間と、定着ローラと定着パッドの隙間が対向している。
図4に、図3と同様な、本比較例での定着ニップでの圧力分布を示す。この図4に示されるように、加圧ローラと加圧パッド間の隙間と定着ローラと定着パッド間の隙間が対向している部分において大きな圧抜け部が生じていることがわかる。
この比較例において、加圧ローラと加圧パッドの隙間を3mmに設定し、普通紙およびコート紙を用いて未定着トナー画像の定着を行ったところ、普通紙では発生しなかったが、コート紙で光沢ムラの発生が確認された。
また、別の比較例として、定着ローラ23と定着パッド24を接触させて配置した構成について検証した。このような構成では、定着ローラ23と定着パッド24のカバーとの摩擦力により駆動トルクが増大してしまった。その結果、このような状況で定着ベルトを回転させると、定着パッド24のカバーが定着ローラ23と定着ベルト20間に引き込まれて破損してしまった。
以上説明したように、本例においては、弾性の定着ローラに対しては定着パッドを非接触に近接配置し、剛性の加圧ローラに対しては加圧パッドを接触配置する構成としている。従って、シート搬送方向に長い定着ニップを形成する構成としながらも、定着ニップ内に大きな圧抜け部が生じるのを抑制することができる。つまり、このような大きな圧抜け部が存在しないため、画ズレや光沢ムラ等の画像不良の発生を防止することが可能となる。
(第2実施例)
本発明に係わる定着装置および画像形成装置の第2実施例について説明する。断面図は第1実施例と同じなので、説明には図1を用いる。
本実施例の定着パッド24は樹脂製、具体的にはPPS製(ポリフェニレンサルファイド樹脂)である。ただし、定着パッド24はゴム弾性層がなく、剛性の高いパッドであれば、樹脂に限らず金属などの剛体にしてもよい。その他の構成は第1実施例と同じである。
実施例1のようなゴム製の定着パッドを使用した場合には、定着ニップ形成時(加圧時)に定着パッドが弾性変形し定着ローラに接触してしまう恐れがある。また、定着パッドをゴム製とした場合、図3における「落込み部」の圧力値を向上させるのに限界がある。
そこで、本例では定着パッドを剛性の高い樹脂製もしくは金属製としている。つまり、定着パッドの硬度は加圧パッドの硬度よりも大きくされている。従って、本例の構成であれば、定着ニップ形成時(加圧時)に定着パッドが定着ローラに誤って接触することになるのを防止することができる。また、定着パッドを剛性の高い樹脂製もしくは金属製とした場合、図3における「落込み部」の圧力値を大きくすることが可能となる。特に、定着パッドを金属製とした場合、定着ローラ23と定着パッド24間のギャップの寸法管理/寸法精度を容易に向上することが可能となるのでより好ましい構成と言える。
このように、定着ローラに対し微少ギャップを隔てて並んで設置された定着パッドを剛性の高いパッドにしたことで、定着ローラ23と定着パッド24間の微少ギャップを安定して維持することが可能である。なお、本例においてもこの微小ギャップは3mmに設定されている。
以上のように、本例では、定着ローラに対して微少ギャップ隔てて並んで設置された定着パッドを装置の使用範囲内において変形が少ないもしくは無い剛体とし、加圧ローラに対して接触配置された加圧パッドは弾性体としている。従って、定着ローラ23と定着パッド24間のギャップを長期に亘り維持しながら、定着ニップでの「落込み部」(図3)の圧を大きくすることができる。
当然ながら、実施例1と同様に、シート搬送方向に長い定着ニップを形成しながらも、大きな圧抜け部が存在しないため、画ズレや光沢ムラ等の画像不良発生を防止することも可能である。
(第3実施例)
図5は本発明に係る定着装置の他の例を簡略に示す図である。なお、本例は、実施例1における定着側と加圧側の構成をほぼ逆にした例である。
具体的には、本例では、定着ベルト20内の定着ローラ23を剛性ローラとし、そして定着パッド24を弾性体としつつ、定着パッドを定着ローラに接触配置している。
一方、加圧ベルト27内の加圧ローラ26を弾性ローラ(駆動入力を受けて加圧ベルトへ駆動伝達する機能もある)とし、そして加圧パッド27を剛体としつつ、加圧パッドを加圧ローラに対し非接触に近接配置している。
また、定着ベルト20には弾性層を備えず、実施例1の加圧ベルト21と同じものを用いている。加圧ローラ26をモータによって駆動し、加圧ベルト21を回転させ、定着ベルトを従動回転させている。即ち、ハロゲンヒータ22aを除き、定着側と加圧側の構成が実施例2と逆の関係となっている。
このような本例の構成であっても、実施例1、2と同様な効果を奏することが可能である。即ち、定着ニップに大きな圧抜け部が存在しないため、画ズレや光沢ムラ等の画像不良発生を防止することができる。
また、上述の実施例2の構成を本例の定着装置にも同様に適用することが可能である。
なお、上述の実施例1〜3では、画像加熱装置として定着装置の例を説明したが、以下のような構成であっても構わない。例えば、定着装置によりシートに仮定着されたトナー画像を再度加熱することにより画像の光沢度を向上させる光沢付与装置にも本発明を適用することが可能である。
また、上述の実施例1〜3では、定着ベルトの加熱源としてハロゲンヒータを採用する例について説明したが、エネルギー効率の高い電磁誘導加熱方式の加熱源(励磁コイル)を採用しても構わない。この場合、定着ベルトは励磁コイルから発生した磁束により電磁誘導発熱する導電層を備えた構成となる。
第1実施例に係わる定着装置の断面図である。 第1実施例の比較例を説明する断面図である。 第1実施例に係わる定着装置を説明する図である。 第1実施例の比較例を説明する図である。 定着装置の他の構成の例を簡略に示す図である。 画像形成装置の全体構成について説明する図である。
符号の説明
A 定着装置
S シート
1 画像形成装置
2 感光体ドラム
3 帯電器
4 光学装置
5 光
6 現像器
7 転写ローラ
8 クリーニング装置
9 給送カセット
10 給送ローラ
11 レジストローラ対
12 排出ローラ対
13 排出トレイ
20 定着ベルト
21 加圧ベルト
22 加熱ローラ
22a ハロゲンヒータ
23 定着ローラ
24 定着パッド
25 テンションローラ
26 加圧ローラ
27 加圧パッド

Claims (10)

  1. 記録材上の画像を加熱するニップ部を形成する第1のベルトと第2のベルトを有する画像加熱装置において、
    前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1の加圧パッドと、
    前記第1の加圧パッドとギャップを隔てて設けられ前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1のローラと、
    前記第1の加圧パッドに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2の加圧パッドと、
    前記第1のローラに対向し且つ前記第2の加圧パッドに接触するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する、前記第1のローラよりも摩擦係数が小さい第2のローラと、
    を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記第2のローラと前記第2の加圧パッド間の摩擦係数が0.5以下であることを特徴とする請求項1の画像加熱装置。
  3. 前記ギャップは0.1mm以上5.0mm以下であることを特徴とする請求項1又は2の画像加熱装置。
  4. 前記第1のローラは前記第1のベルトを駆動する駆動ローラであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの画像加熱装置。
  5. 前記第1のローラは表面がゴム製であり、前記第2のローラは表面が金属製であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの画像加熱装置。
  6. 前記第1の加圧パッドの硬度は前記第2の加圧パッドよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの画像加熱装置。
  7. 前記第1のローラは前記第1の加圧パッドの記録材搬送方向下流側に設けられ、前記第2のローラは前記第2の加圧パッドの記録材搬送方向下流側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの画像加熱装置。
  8. 前記第1のローラと前記第2のローラにより加圧された領域にて記録材が分離されるようにこの領域での圧力が最大となっていることを特徴とする請求項7の画像加熱装置。
  9. 前記第1のベルトは記録材上の画像と接触する側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかの画像加熱装置。
  10. 記録材上の画像を加熱するニップ部を形成する第1のベルトと第2のベルトを有する画像加熱装置において、
    前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1の加圧パッドと、
    前記第1のベルトを前記ニップ部にて加圧する第1のローラと、
    前記第1の加圧パッドに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2の加圧パッドと、
    前記第1のローラに対向するよう設けられ前記第2のベルトを前記ニップ部にて加圧する第2のローラと、を有し、
    前記第2の加圧パッドは前記第1の加圧パッドよりも前記第1のローラと前記第2のローラによる前記ニップ部の圧接領域の近くに配置されていることを特徴とする画像加熱装置。
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