JP2007034209A - 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007034209A
JP2007034209A JP2005221293A JP2005221293A JP2007034209A JP 2007034209 A JP2007034209 A JP 2007034209A JP 2005221293 A JP2005221293 A JP 2005221293A JP 2005221293 A JP2005221293 A JP 2005221293A JP 2007034209 A JP2007034209 A JP 2007034209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance
display surface
liquid crystal
brightness
backlight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005221293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4393433B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Sakai
良和 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nanao Corp
Original Assignee
Nanao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nanao Corp filed Critical Nanao Corp
Priority to JP2005221293A priority Critical patent/JP4393433B2/ja
Publication of JP2007034209A publication Critical patent/JP2007034209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4393433B2 publication Critical patent/JP4393433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】 バックライト及び液晶パネルの両者が経年変化した場合であっても、液晶パネルの表示面の輝度が正常か否かを判断することができ、所要の階調特性を実現できる液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 液晶パネル14の表示面の中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を予め記憶しておき、液晶パネル14の階調特性をキャリブレーションする場合、表示面の周辺部の輝度を内蔵光センサ12で検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、表示面の中央部の輝度を算出し、算出された輝度に基づいて、液晶パネル14の輝度を所要の輝度に調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルとバックライトとを備え、該バックライトを光源として前記液晶パネルの表示面で映像を表示する液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムに関する。
液晶表示装置は、一対のガラス基板の間に液晶物質を封入した液晶パネルと液晶パネルの背面に配置されたバックライトとを備え、該液晶表示装置に接続された外部のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)から映像信号が入力される。液晶表示装置に内蔵されたゲートドライバ及びソースドライバは、液晶パネルの各画素を駆動するTFTのゲート及びソースに接続され、液晶表示装置に入力された映像信号に基づいて、TFTのオン・オフを制御するとともに、オンに制御されたTFTに、映像信号に応じた電圧(液晶パネルへの入力レベル)を印加して、液晶物質の電気光学特性により決定される光透過率を変える。これにより、液晶表示装置は、液晶パネルを透過する光の量を画素毎に制御して画像を階調表示する。
液晶物質が封入されたガラス基板間の対向距離、すなわち、液晶ギャップ(液晶物質の厚み)により液晶物質の電気光学特性が決定されるため、液晶ギャップは、液晶表示装置の光透過率を決定する重要なパラメータである。液晶表示装置は、製造バラツキなどにより、液晶ギャップの設計値に対して、液晶ギャップが狭くなる画素と、広くなる画素とが混在するため、液晶パネルの光透過率が設計値からずれ、所望の階調特性が得られない場合があった。
所望の階調特性を得る方法として、入力された映像信号により表現される階調レベル(階調値)と、その階調レベルに対応する液晶パネルへの入力レベルとが関連付けられたルック・アップ・テーブル(以下、LUTという)をメモリに記憶し、LUTに基づいて階調レベルを入力レベルへ変換することによって、各液晶表示装置固有の階調特定を補正し、所望の階調特性を実現するものがある。
また、液晶表示装置の光源となるバックライトの光量は、バックライトの使用累積時間に応じて、徐々に低下するため、経年変化による階調特性の変化を防止するため、バックライトの光量と、バックライトから液晶パネルを介して出射する光の輝度との関係を予め求めておき、バックライトの光量を検出し、検出した光量に基づいて、バックライトから液晶パネルを介して出射する光の輝度を算出することにより、バックライトの光量を調整して、所望の階調特性を実現する液晶表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
さらに、液晶パネルの表示面周辺部に光センサを設け、液晶パネルの表示面周辺部の輝度を検出して、予め設定された輝度との差を演算して液晶パネルの表示面の輝度を調整する液晶表示装置も提案されている(特許文献2参照)。
特願2003−389900号公報 特開2001−265296号公報
しかしながら、特許文献1の液晶表示装置にあっては、光センサがバックライト近傍に設けられているため、バックライトの経年変化に応じた光量の変化を検出することはできるものの、液晶パネルの経年変化を検出することはできず、液晶パネルが経年変化した場合には、表示面の輝度が正常に表示されているか否かが判らないため、バックライト及び液晶パネルの両者が経年変化した場合であっても、表示面の輝度が正常に表示されているか否かを判断することができる液晶表示装置が望まれていた。また、表示面の輝度が正常に表示されていない場合には、所望の階調特性を実現することができる液晶表示装置が望まれていた。
また、特許文献2の液晶表示装置にあっては、液晶パネルの表示面の周辺部の輝度を検出することはできるものの、液晶パネルの表示面の周辺部は、表示面の中央部に比べて、輝度ムラ、色ムラなどが大きいという特性があるため、液晶パネルの表示面の中央部の輝度を所望の輝度に設定することが困難であった。さらに、液晶パネルの表示面の輝度ムラ、色ムラなどは、映像信号により表現される階調値の大小に応じて変化する特性があり、また、表示面の中央部の輝度と周辺部の輝度とは、バックライトの光量(ブライトネス)の高低に応じても変化する特性があるため、階調値の大小、バックライトの光量の高低に拘わらず、表示面の輝度が正常に表示されているか否かを判断することができるとともに、所望の階調特性を実現することができる液晶表示装置が望まれていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、液晶パネルの表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値を予め記憶し、前記表示面の周辺部で検出された輝度と記憶してある関連値とに基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出することにより、バックライト及び液晶パネルの両者が経年変化した場合であっても、表示面の輝度を判断することができる液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記表示面の中央部及び周辺部の輝度の関連値を複数の階調値(階調レベル)毎に予め記憶し、前記表示面の周辺部で複数の階調値毎に検出された輝度と記憶してある関連値とに基づいて、前記表示面の中央部の輝度を複数の階調値毎に算出することにより、階調値の大小にかかわらず、表示面の輝度を判断することができる液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記表示面の中央部及び周辺部の輝度の関連値を複数のバックライトの光量毎に予め記憶し、設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部で検出された輝度と記憶してある関連値とに基づいて、設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の中央部の輝度を算出することにより、バックライトの光量の高低にかかわらず、表示面の輝度を判断することができる液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、算出された輝度に基づいて、前記表示面の輝度を調整することにより、所要の階調特性を実現できる液晶表示装置、該液晶表示装置の輝度測定方法、及び該輝度測定方法をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
第1発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルとバックライトとを備え、該バックライトを光源として前記液晶パネルの表示面で映像を表示する液晶表示装置において、前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値を予め記憶する手段と、前記表示面の周辺部の輝度を検出する検出手段と、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る液晶表示装置は、第1発明において、輝度の高低度合いを表す階調値を設定する手段と、前記関連値を複数の階調値毎に予め記憶する手段とを備え、前記検出手段は、設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出するようにしてあり、前記算出手段は、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の略中央部の輝度を前記複数の階調値毎に算出するようにしてあることを特徴とする。
第3発明に係る液晶表示装置は、第1発明又は第2発明において、バックライトの光量を設定する手段と、前記関連値をバックライトの光量毎に予め複数記憶する手段とを備え、前記検出手段は、設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出するようにしてあり、前記算出手段は、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出するようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係る液晶表示装置は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記算出手段で算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整する調整手段を備えることを特徴とする。
第5発明に係る輝度測定方法は、液晶パネルとバックライトとを備え、該バックライトを光源として前記液晶パネルの表示面で映像を表示する液晶表示装置の輝度測定方法において、前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値を予め記憶し、前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出することを特徴とする。
第6発明に係る輝度測定方法は、第5発明において、前記関連値を輝度の高低度合いを表す階調値毎に予め複数記憶し、階調値を複数設定し、設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を前記複数の階調値毎に算出することを特徴とする。
第7発明に係る輝度測定方法は、第5発明又は第6発明において、前記関連値をバックライトの光量毎に予め複数記憶し、バックライトの光量を設定し、設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出された輝度及び前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出することを特徴とする。
第8発明に係る輝度測定方法は、第5発明乃至第7発明のいずれかにおいて、算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整することを特徴とする。
第9発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、液晶表示装置の輝度測定を実行させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、前記表示面の周辺部の輝度並びに前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する算出手段として機能させることを特徴とする。
第10発明に係るコンピュータプログラムは、第9発明において、コンピュータを、輝度の高低度合いを表す階調値を設定する手段と、設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出する手段と、検出された輝度及び複数の階調値毎の前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を設定された複数の階調値毎に算出する手段として機能させることを特徴とする。
第11発明に係るコンピュータプログラムは、第9発明又は第10発明において、コンピュータを、バックライトの光量を設定する手段と、設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出する手段と、検出された輝度及びバックライトの光量毎の前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出する手段として機能させることを特徴とする。
第12発明に係るコンピュータプログラムは、第9発明乃至第11発明のいずれかにおいて、コンピュータを、算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整する調整手段として機能させることを特徴とする。
第1発明、第5発明、及び第9発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値(例えば、中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比)を予め記憶しておく。液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する。
第2発明、第6発明、及び第10発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度及び周辺部の輝度の関連値(例えば、輝度の相対比)を複数の階調値(例えば、階調値0〜255の256階調の各階調レベル)毎に予め記憶しておく。液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、各階調値において、前記表示面の中央部の輝度を算出する。
第3発明、第7発明、及び第11発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度及び周辺部の輝度の関連値(例えば、輝度の相対比)をバックライトの光量(例えば、推奨ブライトネス、推奨ブライトネスより輝度が高い高ブライトネス、推奨ブライトネスより輝度が低い低ブライトネス)毎に予め記憶しておく。液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、所望のブライトネスに設定して液晶パネルの表示面の周辺部の輝度を検出する。
設定されたブライトネスが推奨ブライトネスに近い場合、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、設定されたブライトネスにおける前記表示面の中央部の輝度を算出する。
設定されたブライトネスが推奨ブライトネスと高ブライトネスとの間にある場合、又は設定されたブライトネスが低ブライトネスと推奨ブライトネスとの間にある場合、設定されたブライトネスにおける中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を、予め記憶された相対比に基づいて、例えば、線形補間により算出する。検出された前記表示面の周辺部の輝度と算出された相対比とに基づいて、設定されたブライトネスにおける前記表示面の中央部の輝度を算出する。
第4発明、第8発明、及び第12発明にあっては、液晶パネルの階調特性を調整(キャリブレーション)する場合、算出された輝度に基づいて、前記表示面の輝度を調整する。例えば、算出された輝度に基づく階調特性と理想階調特性との差分に応じて、入力された映像信号により表現される階調レベルと、その階調レベルに対応する液晶パネルへの入力レベルとが関連付けられたLUTを更新することにより、階調特性を補正して、液晶パネルの表示面の輝度を所要の輝度に調整する。
第1発明、第5発明、及び第9発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度と周辺部の輝度との関連値を予め記憶しておき、液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある関連値とに基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する。これにより、液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、液晶パネルの表示面の中央部に光センサを当てるという手作業を行う必要がなく、ユーザの作業負荷が軽減され、ユーザの利便性が向上する。また、バックライト及び液晶パネルに経年変化がある場合であっても、表示面の輝度が正常であるか否かを判断することができる。
第2発明、第6発明、及び第10発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度と周辺部の輝度との関連値を複数の階調値毎に予め記憶しておき、液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある関連値とに基づいて、各階調値において、前記表示面の中央部の輝度を算出する。これにより、いずれの階調値においても、液晶パネルの表示面の中央部の輝度を算出し、階調値の大小にかかわらず、液晶パネルの表示面の輝度を判断することができる。
第3発明、第7発明、及び第11発明にあっては、液晶パネルの表示面の中央部の輝度と周辺部の輝度との関連値を、例えば、推奨ブライトネス、高ブライトネス、低ブライトネス毎に予め記憶しておく。液晶パネルの表示面の輝度を判断する場合、所望のブライトネスに設定して前記表示面の周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と線形補間された相対比とに基づいて、設定されたブライトネスにおける前記表示面の中央部の輝度を算出する。これにより、ブライトネスの高低にかかわらず、また、ユーザがいかなるブライトネスで使用した場合であっても、液晶パネルの表示面の輝度を判断することができる。
第4発明、第8発明、及び第12発明にあっては、液晶パネルの階調特性を調整(キャリブレーション)する場合、算出された輝度に基づいて、液晶パネルの表示面の輝度を所要の輝度に調整することにより、キャリブレーションの都度、液晶パネルの表示面の中央部に光センサを当てるという手作業を行う必要がなく、ユーザの作業負荷が軽減され、ユーザの利便性が向上する。また、液晶パネルの表示面の輝度に基づいて階調特性を補正することができるので、液晶パネルを介してバックライトの経年変化を検出することができ、バックライト及び液晶パネルに経年変化がある場合であっても、経年変化に応じた輝度のずれを補正して所要の階調特性を得ることができる。また、階調値の大小にかかわらず、所要の階調特性を得ることができ、階調値の影響を受けずに精度良くキャリブレーションを行うことができる。さらに、ブライトネスの高低にかかわらず、所要の階調特性を実現でき、ユーザがいかなるブライトネスで使用した場合であっても、ブライトネスの影響を受けずに精度良くキャリブレーションを行うことができる。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置1の構成を示す概略図であり、図2は液晶パネル14の表示面14aを示す外観斜視図である。液晶表示装置1は、CPU2、ROM3、RAM4、記憶部5、信号入力部6、内蔵光センサ駆動回路7、操作部8、バックライト電源回路9、液晶駆動回路10、DCモータ11、内蔵光センサ12、バックライト13、液晶パネル14などを備えている。
液晶表示装置1は、信号入力部6に入力された映像信号に基づいて、液晶パネル14の表示面14aに映像を表示する機能を有する。映像信号としては、アナログ信号形式又はデジタル信号形式のいずれであってもよい。
CPU2は、バス15を介して上述のハードウエア各部と接続されてあり、それらを制御するとともに、ROM3に記憶された制御プログラムを、例えばSRAMで構成されるRAM4にロードすることにより、種々の処理を実行する。例えば、ROM3は、上述したように液晶表示装置1の動作に必要な各種プログラムを予め記憶している。
操作部8は、液晶表示装置1を操作するための各種のファンクションキーを備えている。ファンクションキーとしては、例えば、バックライト13の光量を調整し、表示面のブライトネス(表示面の明るさ)を設定するブライトネス設定キー8a、階調特性補正(キャリブレーション)処理を行うか否かを指示するキャリブレーション実行キー8bなどがある。
記憶部5は、理想階調特性テーブル5a、LUT5b、輝度相対比データ5c、輝度値5d、階調補正テーブル5e、輝度階調テーブル5fなどを記憶している。理想階調特性テーブル5aは、液晶表示装置1の各階調値(例えば、0〜255の各階調値、すなわち、0〜255の各階調レベル)における所要の輝度値を示すものである。LUT5bは、入力された映像信号により表現される階調レベルと、その階調レベルに対応する液晶パネルへの入力レベルとが関連付けられたテーブルである。
輝度相対比データ5cは、特定の階調レベル及び特定のブライトネスにおける、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を示すものである。輝度値5dは、内蔵光センサ12で検出された表示面14aの周辺部の輝度値、後述するように、表示面14aの中央部の算出された輝度値などである。
階調補正テーブル5eは、液晶表示装置1の各階調レベル(例えば、0〜255の各階調レベル)における表示面14aの中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を示すものである。輝度階調テーブル5fは、液晶表示装置1の各階調レベルにおける表示面14aの中央部の輝度を示すものである。
信号入力部6は、映像信号線Lを介して外部のPC17に接続されており、PC17から出力された映像信号を受け取る。CPU2は、記憶部5に記憶してあるLUT5bに基づいて、信号入力部6で受け取った映像信号を補正して液晶駆動回路10へ出力する。
液晶駆動回路10は、ゲートドライバ10a、ソースドライバ10bなどを備え、CPU2の制御の下、入力された映像信号(補正信号)に基づいて、液晶パネル14を駆動する。これにより、CPU2は、PC17から出力された映像信号の入力レベルに関連付けられた階調レベルで液晶パネル14の透過率を調整して映像の濃度変化を表すことができる。
液晶パネル14は、一対のガラス基板が対向配置され、その間隙内に液晶物質である液晶層が形成された構造を有し、一方のガラス基板には複数の画素電極と、画素電極の夫々にドレインを接続したTFTとが、他方のガラス基板には共通電極が設けてある。TFTのゲート及びソースは、夫々ゲートドライバ10a及びソースドライバ10bの各出力段に順次接続されている。
液晶パネル14は、ゲートドライバ10aから入力されたゲート信号によって各画素のTFTのオン・オフが制御され、ソースドライバ10bから入力される出力電圧(液晶パネル14への入力レベル)をオン期間に各画素のTFTに印加することにより、液晶物質の電気光学特性によって決定される光透過率を制御して映像を階調表示する。液晶パネル14は一対の偏光板で挟まれ、さらにその背面に光源としてのバックライト13を配置してある。
バックライト電源回路9は、その出力電圧を調整する機能を有し、調整された電圧をバックライト13へ出力することにより、バックライト13から出射する光の輝度を調整する。これにより、液晶パネル14の表示面14aのブライトネスを調整することができる。
内蔵光センサ12は、フォトトランジスタ、AD変換回路などを備え、液晶パネル14の表示面14aの輝度(例えば、可視光の波長帯域における輝度)に応じた電圧を有するアナログ形式の電気信号をデジタル形式の電気信号に変換する。内蔵光センサ12は、適長の板状ケース12aの一端に、受光面を表示面14aに対向するように設けてあり、板状ケース12aの他端は、液晶パネル14の上側ベゼル部に設けられた回転軸の回りに表示面14aに沿って約45度回動可能に保持されている。内蔵光センサ12は、輝度を測定する場合、DCモータ11の駆動により、ベゼル部から表示面14aの周辺部に対向配置され、輝度を測定しない場合、表示面14aから移動してベゼル部の内部に収納される。
内蔵光センサ駆動回路7は、所要の電圧を出力してDCモータ11を駆動し、内蔵光センサ12の回動を制御する。外部光センサ16は、液晶パネル14の表示面14aの中央部に配置され、表示面14a中央部の輝度を測定する。なお、外部光センサ16は、液晶表示装置1の製造時、又は据付時に、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度及び周辺部の輝度の相対比を求める際に付加的に使用される。
次に、本発明に係る液晶表示装置1の輝度測定方法をフローチャートを用いて説明する。本発明に係る液晶表示装置1の輝度測定方法は、外部光センサ16及び内蔵光センサ12を用いて、表示面14aの中央部の輝度及び周辺部の輝度の相対比を測定するコレレーション処理と、外部光センサ16を用いず、内蔵光センサ12のみを用いるキャリブレーション処理とを含んでいる。なお、一般に、コレレーション処理は、液晶表示装置1を製造する過程、すなわち、製造工程で行われる場合、又は液晶表示装置1を客先に据え付ける際に行われる場合がある。まず、コレレーション処理について説明する。
図3及び図4は本発明の液晶表示装置1の輝度測定方法のコレレーション処理の手順を示すフローチャートである。なお、外部光センサ16は、予め液晶パネル14の表示面14aの所定位置(中央部)に取り付けてある。CPU2は、内蔵光センサ駆動回路7を制御して、内蔵光センサ12をベゼル部から表示面14aへ移動する(S1)。CPU2は、バックライト電源回路9を制御して、バックライト13の光量を調整し、表示面14aのブライトネスを推奨ブライトネスより高い高ブライトネス(例えば、最大ブライトネス)に設定する(S2)。
CPU2は、液晶駆動回路10を制御して、入力階調(階調レベル)を255に設定し(S3)、外部光センサ16で表示面14aの中央部の輝度LGHを測定し(S4)、内蔵光センサ12で表示面14aの周辺部の輝度LPHを測定する(S5)。CPU2は、輝度の相対比LGH/LPHを算出し(S6)、輝度LGH、LPH、輝度の相対比LGH/LPHを記憶する(S7)。階調レベルの設定は、表示面全体に適用してもよいし、光センサが測定対象とする領域にのみ適用してもよい。以下の処理においても同様である。
CPU2は、バックライト電源回路9を制御して、バックライト13の光量を調整し、表示面14aのブライトネスを推奨ブライトネスより低い低ブライトネス(例えば、最小ブライトネス)に設定する(S8)。CPU2は、外部光センサ16で表示面14aの中央部の輝度LGLを測定し(S9)、内蔵光センサ12で表示面14aの周辺部の輝度LPLを測定する(S10)。CPU2は、輝度の相対比LGL/LPLを算出し(S11)、輝度LGL、LPL、輝度の相対比LGL/LPLを記憶する(S12)。
CPU2は、バックライト電源回路9を制御して、バックライト13の光量を調整し、表示面14aのブライトネスを推奨ブライトネスに設定する(S13)。CPU2は、液晶駆動回路10を制御して、入力階調iを0に設定し(S14)、外部光センサ16で表示面14aの中央部の輝度LGCiを測定し(S15)、内蔵光センサ12で表示面14aの周辺部の輝度LPCiを測定する(S16)。
CPU2は、輝度の相対比LGCi/LPCiを算出し(S17)、輝度LGCi、LPCi、輝度の相対比LGCi/LPCiを記憶する(S18)。CPU2は、すべての階調(例えば、階調レベルが0〜256)に対して輝度が測定されたか否かを判定し(S19)、すべての階調で測定されていない場合(S19でNO)、入力階調iに1を加算して(S20)、ステップS15以降の処理を続ける。すべての階調で測定された場合(S19でYES)、CPU2は、階調補正テーブル5eを生成し(S21)、処理を終了する。
図5はブライトネスによる輝度の相対比の推移を示すグラフである。図において、横軸はブライトネスを表し、縦軸は輝度の相対比を表す。コレレーション処理により、入力階調(階調レベル)が255の場合であって、高ブライトネス時の輝度の相対比LGH/LPH、及び低ブライトネス時の輝度の相対比LGL/LPL、推奨ブライトネスの場合であって、入力階調が0〜255時の輝度の相対比LGC0/LPC0〜LGC255/LPC255を測定する。図に示すように、ブライトネスが高くなるに応じて輝度の相対比が増加し、また、入力階調が大きくなるに応じて輝度の相対比が増加する。
図6は階調補正テーブル5eの一例を示すグラフである。図において、横軸は階調レベルを表し、縦軸は輝度の相対比を表す。また、ブライトネスは推奨ブライトネスである。階調補正テーブル5eは、階調レベルが0から255の各階調レベルにおける輝度の相対比を表している。図に示すように、階調レベルが大きくなるに応じて、輝度の相対比は増加する。
次に、キャリブレーション処理について説明する。図7及び図8は本発明の液晶表示装置1の輝度測定方法のキャリブレーション処理の手順を示すフローチャートである。CPU2は、内蔵光センサ駆動回路7を制御して、内蔵光センサ12をベゼル部から表示面14aへ移動する(S31)。CPU2は、バックライト電源回路9を制御して、バックライト13の光量を調整し、表示面14aのブライトネスを所望のブライトネス(例えば、ユーザが操作部8で設定したブライトネス)に設定する(S32)。
CPU2は、液晶駆動回路10を制御して、入力階調(階調レベル)iを0に設定し(S33)、内蔵光センサ12で表示面14aの周辺部の輝度LPiを測定し(S34)、測定した輝度LPiを記憶する(S35)。CPU2は、すべての階調(例えば、階調レベルが0〜256)に対して輝度が測定されたか否かを判定し(S36)、すべての階調で測定されていない場合(S36でNO)、入力階調iに1を加算して(S37)、ステップS34以降の処理を続ける。
すべての階調で輝度が測定された場合(S36でYES)、CPU2は、入力階調が255における表示面14aの輝度、すなわち、キャリブレーション時のブライトネスを測定する(S38)。CPU2は、測定したブライトネス(測定値)が推奨ブライトネス(推奨値)の105%より大きいか否かを判定し(S39)、測定値が推奨値の105%より大きくない場合(S39でNO)、測定値が推奨値の95%より小さいか否かを判定する(S40)。
測定値が推奨値の95%より小さくない場合(S40でNO)、CPU2は、各階調毎に測定された表示面14aの周辺部の輝度と、階調補正テーブルとに基づいて、各階調レベルの表示面14aの中央部の輝度を算出する(S41)。
測定値が推奨値の105%より大きい場合(S39でYES)、CPU2は、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255、及び高ブライトネス時の輝度の相対比LGH/LPHを線形補間して、キャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPを算出し(S42)、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255とキャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPとの差分に応じた補正係数α1に基づいて、階調補正テーブル5eを更新し(S43)、ステップS41以降の処理を続ける。
測定値が推奨値の95%より小さい場合(S40でYES)、CPU2は、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255、及び低ブライトネス時の輝度の相対比LGL/LPLを線形補間して、キャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPを算出し(S44)、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255とキャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPとの差分に応じた補正係数α2に基づいて、階調補正テーブル5eを更新し(S43)、ステップS41以降の処理を続ける。
CPU2は、ステップS41で算出した輝度値に基づいて、液晶パネル14の輝度階調テーブル5fを生成し(S45)、キャリブレーション実行キーが操作されたか否かに基づいて、キャリブレーションを実行するか否かを判定する(S46)。キャリブレーションを実行する場合(S46でYES)、CPU2は、LUT更新・記憶処理を行い(S47)、処理を終了する。キャリブレーションを実行しない場合(S46でNO)、CPU2は、処理を終了する。
図9はLUT更新・記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU2は、理想階調特性テーブル5aに基づいた理想階調特性値Tkと、輝度階調テーブル5fに基づいた液晶パネル階調特性値Ljとの差分値(Tk−Lj)を算出する(S461)。ここでk及びjは、0から255までの整数値である。
CPU2は、差分値の絶対値|Tk−Lj|が最小となる階調レベルk、入力レベルjの組合せを抽出し(S462)、抽出した階調レベルkをインデックス値とし、入力レベルjをバリュー値として記憶し(S463)、処理を終了する。これにより、入力された映像信号により表現される階調レベルと、その階調レベルに対応する液晶パネルへの入力レベルとが関連付けられたLUT5bを更新して記憶する。
図10はキャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの105%より大きい場合の輝度の相対比LG/LPを算出する一例を示すグラフであり、図11はキャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの95%より小さい場合の輝度の相対比LG/LPを算出する一例を示すグラフである。図において、横軸はブライトネスを表し、縦軸は輝度の相対比を表す。
図10に示すように、キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの105%より大きい場合は、高ブライトネス時の輝度LPHと推奨ブライトネス時の輝度LPC255との差分x1と、高ブライトネス時の輝度の相対比LGH/LPHと推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255との差分y1との比に基づいて、キャリブレーション時の輝度LPと推奨ブライトネス時の輝度LPC255との差分Δx1から、キャリブレーション時の輝度の相対比LG/LPと推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255との差分Δy1を算出(線形補間)し、算出したΔy1に推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255を加算することにより、キャリブレーション時の輝度の相対比LG/LPを算出する。
また、図11に示すように、キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの95%より小さい場合は、低ブライトネス時の輝度LPLと推奨ブライトネス時の輝度LPC255との差分x2と、低ブライトネス時の輝度の相対比LGL/LPLと推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255との差分y2との比に基づいて、キャリブレーション時の輝度LPと推奨ブライトネス時の輝度LPC255との差分Δx2から、キャリブレーション時の輝度の相対比LG/LPと推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255との差分Δy2を算出(線形補間)し、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255から算出したΔy2を減算することにより、キャリブレーション時の輝度の相対比LG/LPを算出する。
図12は階調補正テーブル5eの更新例を示すグラフである。図において、横軸は階調レベルを表し、縦軸は輝度の相対比を表す。キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネス(推奨値)に近い場合(例えば、推奨値の±5%以内である場合)、階調補正テーブル5eは更新されず、コレレーション処理において測定された推奨ブライトネスにおける階調補正テーブル(図において破線のグラフ)を使用してLUT更新・記憶処理を行う。
キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネス(推奨値)より大きい場合(例えば、推奨値の105%より大きい場合)、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255とキャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPとの差分に応じた補正係数α1に基づいて、コレレーション処理において測定された推奨ブライトネスにおける階調補正テーブル(図において破線のグラフで示される)を上方に並行移動した階調補正テーブル(図において実線Aのグラフで示される)に更新してLUT更新・記憶処理を行う。
また、キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネス(推奨値)より小さい場合(例えば、推奨値の95%より小さい場合)、推奨ブライトネス時の輝度の相対比LGC255/LPC255とキャリブレーション時のブライトネスにおける輝度の相対比LG/LPとの差分に応じた補正係数α2に基づいて、コレレーション処理において測定された推奨ブライトネスにおける階調補正テーブル(図において破線のグラフで示される)を下方に並行移動した階調補正テーブル(図において実線Bのグラフで示される)に更新してLUT更新・記憶処理を行う。
図13はLUT5bの内容の一例を示す概念図である。LUT5bは、インデックス値としての階調レベルと、バリュー値としての入力レベルとを互いに関連付けて記憶してある。なお、階調レベルの階調数、入力レベル数は、いずれも8ビット(256)の場合を示しているが、これに限定されるものではない。図に示すように、LUT5bは、階調レベル「0」と入力レベル「0」とが、階調レベル「1」と入力レベル「2」とが、階調レベル「2」と入力レベル「3」とが、…、階調レベル「255」と入力レベル「255」とが、関連付けられている。従って、液晶表示装置1は、入力された画素の階調レベルが「1」である場合、LUT5bに基づいて、その階調レベルと関連付けられた入力レベル「2」に変換して出力する。
図14はLUT5bを用いた輝度調整の概念を示す説明図である。図において、横軸は階調レベル又は入力レベルを表し、縦軸は輝度を表す。実線は液晶パネル14の実際の階調特性を示し、破線は設定すべき理想的な階調特性を示す。液晶表示装置1は、入力した映像信号により表現される階調レベルXを、LUT5bに基づいて、液晶パネル14への入力レベルYに変換し、理想的な階調特性を得る輝度Qとなるようにして所要の理想階調特性を実現する。これにより、経年変化、階調レベルの大小、及び設定された所望のブライトネスの高低に拘わらず、キャリブレーションの都度、所要の理想階調特性を得ることができる。
以上説明したように、本発明にあっては、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を予め記憶しておき、表示面14aの周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、表示面14aの中央部の輝度を算出する。液晶パネル14の階調特性を調整(キャリブレーション)する場合は、算出された輝度に基づいて、液晶パネル14の輝度を所要の輝度に調整することにより、キャリブレーションの都度、液晶パネル14の表示面14aの中央部に光センサを当てるという手作業を行う必要がなく、ユーザの作業負荷が軽減され、ユーザの利便性が向上する。また、表示面14aの輝度に基づいて階調特性を補正することができるので、液晶パネル14を介してバックライト13の経年変化を検出することができ、バックライト13及び液晶パネル14に経年変化がある場合であっても、経年変化に応じた輝度のずれを補正して所要の階調特性を得ることができる。また、液晶パネル14の階調特性を調整(キャリブレーション)しない場合であっても、算出された輝度に基づいて、表示面14aの表示が正常であるか否かを判断することができる。
また、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を階調レベル0〜255の各階調レベル毎に予め記憶しておき、各階調レベル毎に表示面14aの周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と予め記憶してある相対比とに基づいて、各階調レベルにおいて、表示面14aの中央部の輝度を算出する。キャリブレーションをする場合は、算出された輝度に基づいて、液晶パネル14の輝度を所要の輝度に調整することにより、いずれの階調レベルにおいても、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度を算出することができ、階調レベルの大小にかかわらず、所要の階調特性を得ることができ、階調レベルの影響を受けずに精度良くキャリブレーションを行うことができる。また、キャリブレーションをしない場合であっても、階調レベルの大小にかかわらず、算出された輝度に基づいて、表示面14aの表示が正常であるか否かを判断することができる。
また、液晶パネル14の表示面14aの中央部の輝度と周辺部の輝度との相対比を、例えば、推奨ブライトネス、高ブライトネス、低ブライトネス毎に予め記憶しておき、ユーザの所望のブライトネスに設定し、表示面14aの周辺部の輝度を検出し、検出した周辺部の輝度と線形補間された相対比とに基づいて、設定された所望のブライトネスにおける表示面14aの中央部の輝度を算出する。キャリブレーションをする場合は、算出された輝度に基づいて、液晶パネル14の輝度を所要の輝度に調整することにより、ブライトネスの高低にかかわらず、所要の階調特性を実現でき、ユーザがいかなるブライトネスで使用した場合であっても、ブライトネスの影響を受けずに精度良くキャリブレーションを行うことができる。また、キャリブレーションをしない場合であっても、ブライトネスの高低に拘わらず、表示面14aの表示が正常であるか否かを判断することができる。
また、コレレーション処理を行う場合に、予め校正された外部光センサ16により、表示面14aの中央部の輝度測定を行うことで、表示面14aの周辺部の輝度測定のための内蔵光センサ12の擬似的な校正が可能となる。その結果、表示面14aの周辺部の輝度測定を行う内蔵光センサ12の校正を行うために、液晶表示装置から内蔵光センサ12を取り外すという煩雑な作業を解消することができる。
上述の実施の形態では、輝度調整に用いるLUTを1つとし、主としてモノクロ液晶表示装置に好適な形態を示したが、モノクロ液晶表示装置に限定されるものではなく、カラー液晶表示装置にも、本発明を適用することができる。この場合、液晶物質における光の透過率は光の波長によって異なるため、輝度調整用に用いるLUTを各色(RGB)の用意することにより、精度良く所要の色度特性を実現することができる。
上述の実施の形態においては、液晶表示装置1は、制御用のCPU2を内蔵する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、CPU2、ROM3、RAM4、記憶部5などを別個のPCに組み込み、バックライト13、液晶パネル14などを備えたモニタ本体と分離して構成することも可能である。
上述の実施の形態においては、キャリブレーション処理を操作部8の操作で行う形態を示したが、これに限定されない。例えば、複数の液晶表示装置1を所要の箇所に設置しておき、各液晶表示装置1は、LANなどの通信回線を介してサーバ装置に接続する。サーバ装置からキャリブレーション処理実行命令を各液晶表示装置1へ送信し、キャリブレーション処理実行命令を受信した液晶表示装置1は、夫々キャリブレーション処理を行う構成であってもよい。これにより、例えば、病院などに多数設置される医療用の液晶表示装置などを、キャリブレーションの都度、ユーザの手を煩わせることなく、容易にキャリブレーションを行うことが可能となる。
また、予め液晶表示装置、又は液晶表示装置に接続された外部のサーバなどで、表示面の輝度を測定するスケジューリング(例えば、電源投入時、24時間おき、1週間おき、1月おき、などユーザの要望に対応できるような測定計画)を記憶しておき、所定の時点で輝度の測定を自動で実行するようにしてもよい。この場合、測定した輝度値に基づいて、表示面が正常であるか否かを判断でき、異常がある場合には、ユーザに通知することもできる。これにより、ユーザが、例えば、多数の液晶表示装置を使用している場合に、1台毎に輝度を測定する労力を軽減することができる。また、測定した輝度が異常である場合、自動的にキャリブレーションを実行するようにすることもできる。これにより、ユーザによるキャリブレーション実行の操作がなくても、常に表示面の輝度を所要の値に保持することが可能となる。
上述の実施の形態においては、液晶パネル14の表示面14aの中央部と周辺部の輝度の相対比を用いるものであったが、これに限定されるものではなく、例えば、表示面14aの周辺部と中央部の輝度の相対差でもよく、表示面14aの中央部と周辺部の輝度の差など、中央部と周辺部との間の輝度差を関連付けることができる関連値であれば、どのようなものを用いてもよい。
上述の実施の形態においては、階調値の総数である階調数が256の場合について説明したが、階調数は、これに限定されるものではなく、他の階調数を用いることもできる。
上述の実施の形態においては、コレレーション時に、予め0〜255の階調レベル毎に表示面14aの中央部及び周辺部の輝度を測定しておき、キャリブレーション時にも、0〜255の階調レベル毎に表示面14aの周辺部の輝度を測定する構成であったが、これに限定されるものではなく、キャリブレーション時に輝度を検出する場合、0〜255の階調レベルの中から、間引きして階調レベルを設定して、輝度を検出する構成であってもよい。この場合、キャリブレーション処理に要する処理負担を軽減することができる。
上述の実施の形態においては、高ブライトネス、推奨ブライトネス、及び低ブライトネスの3つのブライトネスに対してコレレーション処理を行う構成であったが、コレレーション処理時に使用するブライトネスの数は、これに限定されるものではない。例えば、すべてのブライトネス毎に、コレレーション処理を行う構成であってもよい。これにより、測定したブライトネスと推奨値との比較処理を行う必要がなくなり、より高精度のキャリブレーションが可能となる。
上述の実施の形態においては、キャリブレーション時に設定されるブライトネスと推奨ブライトネスとの比較で、推奨値の±5%を用いる場合を説明したが、これに限定されるものではない。
表示面の周辺部の輝度測定は、内蔵光センサではなく、ベゼル部に装着可能な外付け光センサであってもよい。これにより、内蔵光センサを装備していない既存の液晶表示装置に対しても本発明を適用することが可能となる。
本発明に係る液晶表示装置の構成を示す概略図である。 液晶パネルの表示面を示す外観斜視図である。 本発明の液晶表示装置の輝度測定方法のコレレーション処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の液晶表示装置の輝度測定方法のコレレーション処理の手順を示すフローチャートである。 ブライトネスによる輝度の相対比の推移を示すグラフである。 階調補正テーブルの一例を示すグラフである。 本発明の液晶表示装置の輝度測定方法のキャリブレーション処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の液晶表示装置の輝度測定方法のキャリブレーション処理の手順を示すフローチャートである。 LUT更新・記憶処理の手順を示すフローチャートである。 キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの105%より大きい場合の輝度の相対比LG/LPを算出する一例を示すグラフである。 キャリブレーション時のブライトネスが推奨ブライトネスの95%より小さい場合の輝度の相対比LG/LPを算出する一例を示すグラフである。 階調補正テーブルの更新例を示すグラフである。 LUTの内容の一例を示す概念図である。 LUTを用いた輝度調整の概念を示す説明図である。
符号の説明
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 記憶部
6 信号入力部
7 内蔵光センサ駆動回路
8 操作部
9 バックライト電源回路
10 液晶駆動回路
11 DCモータ
12 内蔵光センサ
13 バックライト
14 液晶パネル
16 外部光センサ

Claims (12)

  1. 液晶パネルとバックライトとを備え、該バックライトを光源として前記液晶パネルの表示面で映像を表示する液晶表示装置において、
    前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値を予め記憶する手段と、
    前記表示面の周辺部の輝度を検出する検出手段と、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 輝度の高低度合いを表す階調値を設定する手段と、
    前記関連値を複数の階調値毎に予め記憶する手段と
    を備え、
    前記検出手段は、
    設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出するようにしてあり、
    前記算出手段は、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の略中央部の輝度を前記複数の階調値毎に算出するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. バックライトの光量を設定する手段と、
    前記関連値をバックライトの光量毎に予め複数記憶する手段と
    を備え、
    前記検出手段は、
    設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出するようにしてあり、
    前記算出手段は、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記算出手段で算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 液晶パネルとバックライトとを備え、該バックライトを光源として前記液晶パネルの表示面で映像を表示する液晶表示装置の輝度測定方法において、
    前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値を予め記憶し、
    前記表示面の周辺部の輝度を検出し、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出することを特徴とする輝度測定方法。
  6. 前記関連値を輝度の高低度合いを表す階調値毎に予め複数記憶し、
    階調値を複数設定し、
    設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を前記複数の階調値毎に算出することを特徴とする請求項5に記載の輝度測定方法。
  7. 前記関連値をバックライトの光量毎に予め複数記憶し、
    バックライトの光量を設定し、
    設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出し、
    検出された輝度及び前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の輝度測定方法。
  8. 算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の輝度測定方法。
  9. コンピュータに、液晶表示装置の輝度測定を実行させるためのコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記表示面の周辺部の輝度並びに前記表示面の中央部及び周辺部の輝度差を関連付ける関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を算出する算出手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. コンピュータを、
    輝度の高低度合いを表す階調値を設定する手段と、
    設定された複数の階調値毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出する手段と、
    検出された輝度及び複数の階調値毎の前記関連値に基づいて、前記表示面の中央部の輝度を設定された複数の階調値毎に算出する手段と
    して機能させることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. コンピュータを、
    バックライトの光量を設定する手段と、
    設定されたバックライトの光量毎に前記表示面の周辺部の輝度を検出する手段と、
    検出された輝度及びバックライトの光量毎の前記関連値に基づいて、設定されたバックライトの光量に対する前記表示面の中央部の輝度を算出する手段と
    して機能させることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. コンピュータを、
    算出された輝度に基づいて前記表示面の輝度を調整する調整手段として機能させることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
JP2005221293A 2005-07-29 2005-07-29 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム Active JP4393433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221293A JP4393433B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221293A JP4393433B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007034209A true JP2007034209A (ja) 2007-02-08
JP4393433B2 JP4393433B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=37793504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005221293A Active JP4393433B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4393433B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261856A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Dooyang Systems Inc 映像機器特性値測定センサー部の自動移送装置及び該移送方法
JP2009168466A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Konica Minolta Sensing Inc ディスプレイ用カラーセンサおよびそれを用いるディスプレイシステムならびにディスプレイの校正方法
JP2010524046A (ja) * 2007-04-13 2010-07-15 イーストマン コダック カンパニー Rgbw型ディスプレイの較正
JP2010169990A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Canon Inc 表示装置
WO2010119845A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 株式会社ナナオ 表示装置、表示システム、コンピュータプログラム、記録媒体及び補正方法
JP2011022226A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Nanao Corp 光測定器のセンサユニット作動機構
JP2011048100A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Nanao Corp 発光強度測定方法、発光強度測定装置及びコンピュータプログラム
WO2011048853A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 株式会社ナナオ 表示装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像表示方法
JP2011118361A (ja) * 2009-10-28 2011-06-16 Nanao Corp 補正方法、表示装置及びコンピュータプログラム
JP2012014004A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Nanao Corp 表示装置、表示装置の特性量測定方法及びコンピュータプログラム
WO2012073341A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置および表示装置の校正方法
JP2012128124A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Nanao Corp 表示強度推定方法、表示装置及びコンピュータプロクグラム
JP2012165805A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Topcon Corp 検眼システム
JP2013033211A (ja) * 2011-06-30 2013-02-14 Canon Inc 表示装置及びその制御方法
WO2013157104A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、及び表示補正方法
US9501982B2 (en) 2013-05-14 2016-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Calibration apparatus, control method thereof, and image display apparatus
US9824639B2 (en) 2013-05-10 2017-11-21 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus and control method thereof
JP2019095504A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 シナプティクス インコーポレイテッド 表示ドライバ、表示装置及びムラ補正方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105023512B (zh) * 2015-07-23 2018-08-24 苏州佳世达电通有限公司 显示设备

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198196A (ja) * 1985-02-28 1986-09-02 キヤノン株式会社 表示装置
JPH0729526U (ja) * 1993-10-26 1995-06-02 株式会社デジタル 液晶表示装置
JPH07191620A (ja) * 1991-10-31 1995-07-28 Eastman Kodak Co Crtディスプレイ装置を自動的に較正する方法および装置
JP2002162937A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Totoku Electric Co Ltd 液晶表示装置の階調調整方法および装置
JP2004021147A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Advanced Display Inc 面状光源装置及びそれを用いた液晶表示装置
WO2004088401A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Nippon Chemi-Con Corporation 液晶表示装置の測光装置並びに液晶表示装置
WO2004097510A1 (ja) * 2003-04-28 2004-11-11 Totoku Electric Co., Ltd. ディスプレイ装置
WO2005050614A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Eizo Nanao Corporation 輝度調整方法、液晶表示装置、およびコンピュータプログラム
JP2005208548A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Nippon Chemicon Corp 自己調整型表示システム及び自己調整型モニタ装置及び表示システムの自己調整方法並びに自己調整プログラム
JP2006267789A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198196A (ja) * 1985-02-28 1986-09-02 キヤノン株式会社 表示装置
JPH07191620A (ja) * 1991-10-31 1995-07-28 Eastman Kodak Co Crtディスプレイ装置を自動的に較正する方法および装置
JPH0729526U (ja) * 1993-10-26 1995-06-02 株式会社デジタル 液晶表示装置
JP2002162937A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Totoku Electric Co Ltd 液晶表示装置の階調調整方法および装置
JP2004021147A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Advanced Display Inc 面状光源装置及びそれを用いた液晶表示装置
WO2004088401A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Nippon Chemi-Con Corporation 液晶表示装置の測光装置並びに液晶表示装置
WO2004097510A1 (ja) * 2003-04-28 2004-11-11 Totoku Electric Co., Ltd. ディスプレイ装置
WO2005050614A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Eizo Nanao Corporation 輝度調整方法、液晶表示装置、およびコンピュータプログラム
JP2005208548A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Nippon Chemicon Corp 自己調整型表示システム及び自己調整型モニタ装置及び表示システムの自己調整方法並びに自己調整プログラム
JP2006267789A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイ

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261856A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Dooyang Systems Inc 映像機器特性値測定センサー部の自動移送装置及び該移送方法
JP2010524046A (ja) * 2007-04-13 2010-07-15 イーストマン コダック カンパニー Rgbw型ディスプレイの較正
JP2009168466A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Konica Minolta Sensing Inc ディスプレイ用カラーセンサおよびそれを用いるディスプレイシステムならびにディスプレイの校正方法
US8441470B2 (en) 2008-01-10 2013-05-14 Konica Minolta Sensing, Inc. Color sensor unit for use in display device, color measuring device for use in display device, display system incorporated with color sensor unit, and display calibration method
JP2010169990A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Canon Inc 表示装置
WO2010119845A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 株式会社ナナオ 表示装置、表示システム、コンピュータプログラム、記録媒体及び補正方法
JP2010250060A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Nanao Corp 表示装置、表示システム、コンピュータプログラム、記録媒体及び補正方法
US8872864B2 (en) 2009-04-15 2014-10-28 Eizo Nanao Corporation Display device, display system, and correction method
JP2011022226A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Nanao Corp 光測定器のセンサユニット作動機構
JP4734555B2 (ja) * 2009-07-14 2011-07-27 株式会社ナナオ センサユニット作動機構、光測定器及び画像表示装置
JP2011048100A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Nanao Corp 発光強度測定方法、発光強度測定装置及びコンピュータプログラム
JP2011090046A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Nanao Corp 表示装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像表示方法
WO2011048853A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 株式会社ナナオ 表示装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像表示方法
JP2011118361A (ja) * 2009-10-28 2011-06-16 Nanao Corp 補正方法、表示装置及びコンピュータプログラム
JP2012014004A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Nanao Corp 表示装置、表示装置の特性量測定方法及びコンピュータプログラム
WO2012073341A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置および表示装置の校正方法
JP2012128124A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Nanao Corp 表示強度推定方法、表示装置及びコンピュータプロクグラム
JP2012165805A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Topcon Corp 検眼システム
JP2013033211A (ja) * 2011-06-30 2013-02-14 Canon Inc 表示装置及びその制御方法
WO2013157104A1 (ja) * 2012-04-18 2013-10-24 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、及び表示補正方法
JPWO2013157104A1 (ja) * 2012-04-18 2015-12-21 Necディスプレイソリューションズ株式会社 表示装置、及び表示補正方法
US9953585B2 (en) 2012-04-18 2018-04-24 Nec Display Solutions, Ltd. Display device and display correction method
US9824639B2 (en) 2013-05-10 2017-11-21 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus and control method thereof
US9501982B2 (en) 2013-05-14 2016-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Calibration apparatus, control method thereof, and image display apparatus
JP2019095504A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 シナプティクス インコーポレイテッド 表示ドライバ、表示装置及びムラ補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4393433B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4393433B2 (ja) 液晶表示装置、輝度測定方法及びコンピュータプログラム
JP3974630B2 (ja) 輝度調整方法、液晶表示装置、およびコンピュータプログラム
EP2367348B1 (en) Method for generating a lookup table for color correction for an image display device
JP4870533B2 (ja) 表示装置の階調補正方法、表示装置及びコンピュータプログラム
US8872864B2 (en) Display device, display system, and correction method
US20060208983A1 (en) Liquid crystal display and driving method thereof
JP4934621B2 (ja) 補正方法、表示装置及びコンピュータプログラム
CN111243512B (zh) 一种灰阶数据补偿方法、装置和驱动芯片
KR100885905B1 (ko) 화상처리장치, 화상처리방법, 화상출력장치,화상처리시스템
CN109246405B (zh) 影像色调的均匀度的调整方法及其系统
KR20110038321A (ko) 액정표시장치 및 그 구동방법
WO2016052309A1 (ja) 映像処理装置、表示装置、配置判定装置、配置判定方法、記録媒体
TWI405181B (zh) 增進顯示裝置之亮度均勻性的校正方法及相關裝置
US8519927B2 (en) Display control apparatus and method of determining driving parameter for overdrive
JP5651419B2 (ja) 補正方法、表示装置及びコンピュータプログラム
CN108376532A (zh) 一种显示装置的亮度补偿方法及装置
JP4216800B2 (ja) 表示方法及び表示装置
US10965840B2 (en) Display and color correction method
US20070052633A1 (en) Display device
JP4677399B2 (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の特性量測定装置、特性量測定方法及びコンピュータプログラム
JP2007178561A (ja) 表示装置およびその駆動方法
KR20170023615A (ko) 보상부를 포함하는 표시장치 및 이를 이용한 영상 보상방법
JP5177584B2 (ja) 表示装置、表示装置の輝度値測定方法及びコンピュータプログラム
JP2008139430A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP2005070080A (ja) 階調補正方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20090722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4393433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250