JP2011022226A - 光測定器のセンサユニット作動機構 - Google Patents

光測定器のセンサユニット作動機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 モニターのベゼルの横幅や厚み等のサイズによらず、センサユニットを表示画面に近接させて、周囲の外光の影響を受け難い状態で表示画面の光学特性の測定を行い、測定後にセンサユニットを表示画面から退避させる。
【解決手段】 光測定器本体2と、被測定画面を測定する光センサ58と、光センサ58が一方側に内蔵されたセンサユニット3と、センサユニット3の他方側に取り付けられて当該センサユニット3を回動可能に支持するシャフト5と、シャフト5を回動させる第1のフォロア11と、シャフト5を前後動させる第2のフォロア12と、これらフォロア11,12と連動するギア機構7,64,82と、ギア機構7,64,82を駆動する駆動モータ6からなる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、モニター画面の輝度や色度等の測定に用いられる光センサが取り付けられたセンサユニットをモニター画面の測定位置まで移動させる光測定器のセンサユニット作動機構に関する。
画像表示用のモニターは、オフィスや家庭で使用されるだけでなく、グラフィックデザイン、医療等の様々な専門的業務の現場でも使用されている。とりわけ、グラフィックデザイン画像や医用診断画像の表示においては再現性の高い高精度の画像品位が要求されるため、ハイエンドクラスの液晶モニターが使用されており、近年、このような液晶モニターでは、液晶画面の輝度、色度、光量等の光学特性の測定を光センサで行い、得られた測定データに基づいてキャリブレーション(校正)を行うことで、表示画像の再現性を高める取り組みがなされている。
表示画像の再現性を高めるためには、キャリブレーション(校正)を所定周期で行う必要があることから、所定周期で液晶画面の光学特性の測定を行うためのセンサユニット作動機構が液晶モニターに一体化されるか(特許文献1)、所定周期で液晶画面の光学特性の測定を行うためのセンサユニット作動機構を備えた光測定器が液晶モニターのベゼル付近に配置される(特許文献2)。
本願出願人が既に登録した特許文献1には、四角形の液晶画面101とその周囲を囲うベゼル102からなる液晶表示装置100の4隅の内の1隅に移動可能に測光装置104が配置される(本願の図20参照)。ここで、測光装置104は、光センサが内蔵された板状のユニットであり、以下、センサユニットと称する。特許文献1記載のセンサユニットは、測光時に液晶表示装置正面に移動し、測光が終われば液晶画面の隅部を中心とした円を描きながら図中の矢印方向に回転移動して、ベゼル102の中に格納される。
特許文献1では、センサユニットが液晶画面上に近接しており、光センサが周囲の外光の影響を受け難い。その反面、ベゼルの厚みをセンサユニットの厚みよりも大きく、かつ、ベゼルの横幅をセンサユニットの横幅よりも大きくしなければならないというベゼル設計上の制約がある。
特許文献2は、光センサ105が配されたセンサユニット104が光測定器本体から約90度回転可能な構造で、光学特性を測定する際には、液晶画面101上の所定位置にセンサユニット104が約90度回動し、光学特性を測定する。その一方で、液晶モニター101を使用する際には、液晶画面101の表示エリア外にセンサユニット104が退避して(光測定器本体に格納されて)、センサユニット104が液晶画面を遮らないようにする仕組みとなっている。本願の図21は、1つの測光機本体108をベゼル102上に設置する場合の3つの可能な位置を示しており、ベゼル102の1隅に取り付けた場合と、ベゼル102の上側の中央付近の側部に取り付けた場合と、ベゼル102の横側の中央付近の側部に取り付けた場合のセンサユニット作動機構が示されている。
特許文献2では、ベゼル102の厚みをセンサユニット104の厚みよりも大きく、かつ、ベゼル102の横幅をセンサユニット104の横幅よりも大きくしなければならないという制約がない。その反面、センサユニット104を回動させるために、センサユニット104をベゼル102から浮かせなければならないため、液晶画面101とセンサユニット104との間隔が開いてしまい、センサユニット104に取り付けられている光センサ105が周囲の外光の影響を受け易いという問題点がある。
そこで、光センサが周囲の外光の影響を受け難くする手段として、液晶画面と光センサの間に集光レンズを配する構成が知られている(特許文献3)。しかし、この場合、センサユニットの近傍に集光レンズを配することで、光センサの配置が制限される他、集光レンズ自体が高価であることから機器のコストアップは避けられない。
特許第3984996号公報 特開2005−208548号公報 特開平6−130920号公報
グラフィックデザイン画像や医用診断画像等を表示するモニターにおいては、再現性の高い高精度の画像品位の要求に応えるために、キャリブレーション(校正)の際に表示画面の輝度や色度等の光学特性を周囲の外光の影響を受け難い状態で光センサで正確に測定することが求められている。その一方で、モニターに対しては、表示される画像のサイズや見易さ等の機能性やデザイン性の要求も高く、ベゼルの横幅や厚み等のサイズが、センサユニット作動機構を備えた光測定器によって制約を受けないようにしたいという要望がある。
そこで、本発明の目的は、センサユニットを表示画面に近接させて、周囲の外光の影響を受け難い状態で表示画面の光学特性の測定を行い、測定後にセンサユニットを表示画面から退避させる仕組みを有し、モニターのベゼルの横幅や厚み等のサイズによらず使用可能な光測定器のセンサユニット作動機構を提供することにある。
本発明の光測定器のセンサユニット作動機構は、光測定器本体と、モニター画面の輝度や色度等の測定に用いられる光センサを有するセンサユニットを備え、測定時に光測定器本体から被測定画面(モニター画面)の測定位置までセンサユニットを移動させ、測定後はセンサユニットを光測定器本体に格納する光測定器のセンサユニット作動機構において、光測定器本体に、センサユニットを回動可能に支持する一本のシャフトと、このシャフトを回動させる第1のフォロアと、このシャフトを前後動させる第2のフォロアと、これらフォロアを駆動する駆動伝達機構とを備えることを特徴とする。
ここで、駆動伝達機構とは、ギア機構やカム機構を言う。また、本発明は、一本のシャフトでセンサユニットの回動と前後動とを行う構造であるが、駆動手段(駆動モータ)は、1つでも良く、複数でも良い。第1のフォロアと第2のフォロアを各々駆動させるために使用されるが、更に、これら第1と第2のフォロアを同時に駆動させる駆動伝達機構であっても良い。
本発明によれば、ギア機構やカム機構の駆動伝達機構を駆動すると、第1のフォロアがシャフトを回動させ、シャフトに支持されたセンサユニットが回動(回転動作)する。また、ギア機構やカム機構の駆動伝達機構を駆動すると、第2のフォロアがシャフトを前後動させ、シャフトに支持されたセンサユニットが前後動(前進動作と後退動作)する。このセンサユニットが回動する動作と前後動する動作とが組み合わされば、ベゼルの横幅や厚み等のサイズによらず、光学特性の測定時にセンサユニット(光センサ)を被測定画面に近接させ、測定後は被測定画面の表示エリア外にセンサユニットを退避させることが可能となる。
本発明としては、前記駆動伝達機構は、前記第1のフォロアを駆動させる第1のギアと、前記第2のフォロアを駆動させる第2のギアと、これら第1のギアと第2のギアとを駆動させる第3のギアであり、第3のギアを駆動モータで駆動させて、各フォロアを駆動させることが好ましい。
本発明によれば、前記センサユニットを回動させながら後退させて前記被測定画面の所定位置まで移動させ、かつ、前記センサユニットを前進させながら回動させて前記センサユニットを本体に格納することができる。前記センサユニットが回動しながら後退(又は前進)することで、回動と後退(又は前進)のそれぞれの動作が分断されることなく一連のスムーズな動作となるため、前記センサユニットの動作切り替えに伴う機械振動や慣性力による負荷を最小限とした安定した回動と前後動となる。そして、これら一連の動作を1つの駆動モータで行うことで、同期のとれた効率的な動作が可能になる。
本発明では、被測定画面周囲に配されたベゼルの厚みが大きい場合、前記駆動手段が前記センサユニットを回動させてベゼルを跨いだ後、前記センサユニットを回動させながら後退させることで、センサユニットをモニター画面に接近させる。また、駆動手段によりセンサユニットを前進させながら回動させてベゼルを跨いだ後、センサユニットを回動させて本体に格納する。前記第2のフォロアをカムフォロアとすることで、前記センサユニットの後退・前進の開始時期を調節することが容易である。つまり、前記第2のフォロア(カムフォロア)に連結された溝カムの軌道を調節することでセンサユニットの後退・前進の開始時期を調節する。また、第1のフォロアをギアフォロアとすることで、本体の小型化が容易である。つまり、第1のフォロア(ギアフォロア)に連結されたギアの直径はシャフトの半周分の長さに対応させればよいため、直径の小さなギアを使用することができる。
本発明では、前記カムフォロアに溝カムが連結しており、この溝カムに形成された曲線状の溝の向きを変えることで前記後退及び前進の開始時期を容易に調節する。つまり、前記溝カムに形成された曲線状の溝の方向を前記溝カムの回転軸に近づく方向とすれば前記シャフトの後退が開始する。この反対に前記溝カムに形成された曲線状の溝の方向を前記溝カムの回転軸から遠ざかる方向とすれば前記シャフトの前進が開始する。さらに、前記溝カムに形成された曲線状の溝を前記溝カムの回転軸に短い距離で近づければ前記シャフトの後退速度を速くすることとなり、前記溝カムに形成された曲線状の溝を前記溝カムの回転軸に長い距離で近づければ前記シャフトの後退速度を遅くすることとなる。
一方、前記溝カムに形成された曲線状の溝を前記溝カムの回転軸に短い距離で遠ざければ前記シャフトの前進速度を速くすることとなり、前記溝カムに形成された曲線状の溝を前記溝カムの回転軸に長い距離で遠ざければ前記シャフトの前進速度を遅くすることとなる。よって本発明によれば、複雑な電子制御を用いずとも、確実で再現性の高い動作が得られる。
本発明では、前記ギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を変えることで前記回動の開始時期及び終了時期を容易に調節する。つまり、前記ギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を細くすることで、前記ギアの回転力を前記ギアフォロアの往復運動に変換し、前記シャフトの回動を開始させる。この反対に前記ギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を太くすることで、前記ギアの回転力を前記ギアフォロアの往復運動に変換させずに、前記シャフトの回動を終了させる。前記ギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を徐々に細くして行けば前記シャフトの回動速度を徐々に速くすることが可能であり、前記ギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を徐々に太くして行けば前記シャフトの回動速度を徐々に遅くすることも可能である。よって本発明によれば、複雑な電子制御プログラムを組まなくとも、前記フォロアを適宜交換することで、各種モニターに適合させることが容易である。
本発明は、前記光センサが前記センサユニットの後方側の面に配されるとともに、前記光センサを囲むようにして光センサよりも突出した遮光フードを備えるか、又は、前記光センサが前記センサユニットに内蔵されるとともに、前記光センサの位置に対応する前記センサユニットの後方側の面に遮光フードを備えることが好ましい。
前記画面周囲に配されたベゼルの厚みが大きい場合には、前記センサユニット後面と被測定画面との間隔が開いてしまい、前記センサユニットに内蔵された光センサが周囲の外光の影響を受け易くなる。本発明によれば、前記センサユニットが前記光センサの周囲に遮光フードを備えることで、前記光センサが周囲の外光の影響を受け難い。
本発明は、前記遮光フードの突出厚みが前記被測定画面(モニター画面)の周囲に配されたベゼルの厚みと対応させていることが好ましい。また本発明では、前記ベゼルの厚みに対応させた前記後退及び前進の移動量とすることが好ましい。
本発明によれば、前記ベゼルの厚みに対応させた前記遮光フードの突出厚みとすることでモニター画面と遮光フードとの間隔を充分小さくできるので、光センサが周囲の外光の影響を受けることがない。本発明によれば、前記後退及び前進の移動量をモニター画面周囲に配されたベゼルの厚みに対応させることで、前記被測定画面とセンサユニット後面との間隔を最小限とする。本発明によれば、光センサの近傍に集光レンズを配さなくとも、光センサは周囲の外光の影響を受けずに正確な測定を行うことができる。
本発明によれば、ギア機構等の駆動伝達機構により第1のフォロア(ギアフォロア)がシャフトを回動させると、シャフトに支持されたセンサユニットが回動する。また、ギア機構等の駆動伝達機構により第2のフォロア(カムフォロア)がシャフトを前後動させ、シャフトに支持されたセンサユニットが前後動することとなる。このセンサユニットが回動する動作と前後動する動作とが組み合わさることによって、ベゼルの横幅や厚み等のサイズによらず、光学特性の測定時にはセンサユニット(光センサ)を被測定画面に近接させ、測定後は被測定画面の表示エリア外にセンサユニットを退避させることを可能とする。このため、本発明における光測定器は、モニターのベゼルの横幅や厚み等のサイズによらず使用可能になる。
そして、センサユニットの回動動作と前後動作とで、被測定画面に光センサが近接するため(被測定画面との間隔が余計に開かないため)、高価な光学レンズを配さなくとも、光センサが周囲の外光の影響を受け難くなり、正確な測定が可能になる。測定終了後は、前記駆動手段が前記センサユニットを前進させながら回動させて光測定器本体に格納することで、モニターの機能性やデザイン性にも好印象を与える。
本発明では、第2のフォロア(カムフォロア)に連結された溝カムの軌道や、ギアフォロアに形成された溝の幅を調節することで、前記センサユニットの後退・前進の開始時期や速度を調節する。例えば、前記カムフォロアに溝カムが連結しており、この溝カムに形成された曲線状の溝の向きを変えることで前記後退及び前進の開始時期を容易に調節する。よって本発明によれば、複雑な電子制御が不要となる。また、前記センサユニットを回動させながら後退させてセンサユニットを被測定画面に近接させる動作と、センサユニットを前進させながら回動させて光測定器本体に格納する動作とを1つの駆動モータで行うことで、無駄なく効率の良い動作となる。
本発明によれば、センサユニットが光センサの周囲に遮光フードを備えることで、前記光センサが周囲の外光の影響を受け難い。また、前記ベゼルの厚みに対応させた前記遮光フードの突出厚みとすることで前記画面と前記遮光フードとの間隔を充分小さくできるので、光センサが周囲の外光の影響を受けることがない。本発明によれば、遮光フードを備えても、前記被測定画面との間隔を最小限とすることが可能である。
本発明の光測定器のセンサユニット作動機構をモニターに取り付けた状態を例示する斜視図である。 上記光測定器を右斜下方から見た斜視図であり、(a)はセンサユニットを格納した状態を示しており、(b)はセンサユニットを突き出した状態を示している。 上記光測定器をモニターに取り付けた状態の正面図であり、(a)はセンサユニットを格納した状態を示しており、(b)はセンサユニットを回動させて突き出した状態を示している。 上記光測定器とモニターとの配置関係を示す側面図であり、(a)はセンサユニットを前進させた状態を示しており、(b)はセンサユニットを後退させた状態を示している。 上記光測定器のセンサユニットに内蔵された光センサの配置構成を例示する断面図である。 上記光測定器のカバーを外して上から見た平面図である。 上記光測定器のシャフト周辺の配置構成を示す平面図であり、(a)はセンサユニットを格納した状態を示しており、(b)はセンサユニットを回動させて後退させた状態を示している。 本発明を適用したセンサユニット作動機構に用いられる溝カムを例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 上記センサユニット作動機構に用いられるカムフォロアを例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 上記センサユニット作動機構に用いられる溝カムとカムフォロアを組み合わせた状態を例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 本発明を適用したセンサユニット作動機構に用いられるピン付きギアを例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 上記センサユニット作動機構に用いられるギアフォロアを例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 上記センサユニット作動機構に用いられるピン付きギアとギアフォロアを組み合わせた状態を例示する図であり、(a)は上から見た図であり、(b)は横から見た図である。 上記センサユニット作動機構の動作を示す平面図であり、センサユニットを格納した状態を示す。 上記センサユニット作動機構の動作を示す平面図であり、センサユニットを回動初期の状態を示す。 上記センサユニット作動機構の動作を示す平面図であり、センサユニットを回動終期の状態を示す。 上記センサユニット作動機構の動作を示す平面図であり、センサユニットを後退させた状態を示す。 上記センサユニット作動機構のシャフトの前進後退動作を模式的に示す平面図である。 上記センサユニット作動機構のシャフトの回転動作を模式的に示す平面図である。 従来のセンサユニット作動機構の配置構成を示す斜視図である。 従来のセンサユニット作動機構の配置構成の別の例を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のセンサユニット作動機構を備えた光測定器1を液晶モニターに取り付けて使用する状態を示すもので、図2は、光測定器1の本体2にセンサユニット3を格納した状態と取り出した状態を説明する斜視図である。図3は、上記光測定器を液晶モニターのベゼル102に取り付けた状態の正面図である。図4は、光測定器1と液晶モニターとの配置関係を示す側面図である。図5は、センサユニット3に内蔵された光センサ58の配置構成を例示する断面図である。
本実施形態の光測定器1は、側面視でL字形状を呈した光測定器本体2と板状のセンサユニット3とからなり、光測定器本体(枠体)2の下側の窪み部(L字形状)を液晶画面101周囲に配されたベゼル102の上部に置き、挟み込み部材55と本体2にてベゼル102を挟み込んで取り付ける(クリップオン:図4)。液晶モニターの上部、側部、若しくは下部のいずれにも取り付け可能である。パソコンと液晶モニターと光測定器1がケーブル接続され、パソコン内蔵のソフトウエアを起動すると、液晶画面101に光測定器1の取り付け位置が映し出され、指定された取り付け位置に光測定器1を取り付ける仕組みとなっている。
本実施形態の光測定器1は、センサユニット3の先端側に、被測定画面(液晶画面)101に向かい合う配置で光センサ58が内蔵される(図4では、本体2から遠い側を先端側としている)。光センサ58は、液晶画面101の輝度、色度、光量等の光学特性の測定を行うセンサである。また本実施形態では、本体2の正面側に、液晶モニターと並んだ配置で環境光を測定する光センサ56が内蔵される(図3)。本実施形態の光測定器1は、光センサ56によって測定された環境光データに基づき、液晶画面101の輝度、色度、光量等の光学特性を補正する。さらに、本実施形態の光測定器1は、本体2の正面側に、液晶モニターと並んだ配置で人体を検知する光センサ57が内蔵される(図3)。本実施形態の光測定器1は、光センサ57によって人体検知を行うことで、人がいないことを確認して液晶画面101の輝度、色度、光量等の光学特性の測定を行ったり、人がいない場合に液晶画面101を省電力モードやスクリーンセーバーに切り替えたりすることが可能である。本実施形態の光測定器1は、市販の液晶モニターに装着し、所定周期でキャリブレーション(校正)を行うことで表示画像の再現性を高めるための器具である。
本実施形態の光測定器1の本体2には、センサユニット3を回動可能に支持するシャフト5と、シャフト5を回動させる第1のフォロア(ギアフォロア)11と、シャフト5を前後動させる第2のフォロア(カムフォロア)12と、これらフォロアと連動するギア機構61,62,63等と、ギア機構61,62,63等を駆動する駆動モータ6が配されている(図6)。そして、光センサ56,57,58からの電気信号を受けて信号処理する信号処理回路と駆動モータ6を駆動制御する制御回路とを備えた回路基板9が内蔵される。回路基板9には、光測定器1とパソコン等との間で電気信号を送受するための外部コネクタ91が備わっている。なお、上記フォロア11、12と連動するギア機構61,62,63等の詳細動作については後述する。
本実施形態の光測定器1は、駆動モータ6がセンサユニット3をcw方向に回動させながらbw方向に後退させて被測定画面101に近接させ、被測定画面101の光学特性を測定し(図1、図3(b)、図4(b))、駆動モータ6がセンサユニット3をfw方向に前進させながらccw方向に回動させてセンサユニット3を本体2に格納する(図1、図3(a)、図4(a))。
センサユニット3の後面(被測定画面101に向かい合う面)3aには、突出した遮光フード4が光センサ58を囲むように配されている。遮光フード4は、中空の円筒形状を呈しており、センサユニット3の前面に円筒状の筒体41が配され、筒体41の前面に円板状の保護フィルム42が配され、保護フィルム42の前面に円環状の保護スポンジ43が配された3層構造となっている(図4)。センサユニット3と遮光フード4の筒体41は、光を反射し難いようにするため、いずれも黒色のプラスチック製となっている。保護フィルム42は内部の光センサ58を保護するための透明な樹脂フィルムである。用途によってはUV除去フィルターなどの所定波長の光を遮断するフィルターを保護フィルム42としてもよいし、保護フィルム42を省くこともできる。保護スポンジ43は、センサユニット3が前進する際に、遮光フード4の筒体41又は保護フィルム42が被測定画面101に直接当たらないようにするダンパーとしての機能と、遮光フード4の筒体41又は保護フィルム42と被測定画面101の間隙をなくして、外光を遮断する機能を有する。保護スポンジ43は黒色のスポンジフォームであり、ウレタン等の素材が適宜使用される。
本実施形態では、遮光フード4の突出厚みT2は、液晶画面101周囲に配されたベゼル102の厚みT1とほぼ同一の厚みに設定される。本実施形態によれば、ベゼル102の厚みT1と遮光フードの突出厚みT2をほぼ同一とすることで液晶画面101と遮光フード4との間隔を充分小さくでき、遮光フード4の先端が液晶画面101に近接する。本実施形態では、センサユニット3の前進及び後退の移動量がベゼル102の厚みT1と等しく設定される(図4を参照)。したがって、光センサ58が周囲の外光の影響を受けることがない。仮に、遮光フード4がない場合でも、光センサ58を液晶画面101に近接させることができる。
図5は、本発明の光測定器1のセンサユニット3に内蔵された光センサ58の配置構成を例示する断面図である。本実施形態では、光センサ58が、板状のセンサユニット3の筐体内に配され(内蔵され)、センサユニット3の前面に突出した遮光フード4が備わっている(図5(a))。本実施形態の他の実施例としては、センサユニット3の板状フレームと遮光フード4の筒体41とを一体成形し、板状のフレームの先端側の一部が円筒状に突出したセンサユニット3の突出部に光センサ58を内蔵してもよい(図5(b))。また、遮光フード4の筒体41をなくして、センサユニット3の前面の開口に保護フィルム42を貼り合わせて、保護スポンジ43を取り付けてもよく(図5(c))、さらには、図示しないが、光センサ58がセンサユニットの後方側の面に配されるとともに、この光センサ58を囲むようにして光センサ58よりも突出した遮光フード4を備えるものでも良い。
図6は、本実施形態の光測定器1の上部カバーを外して上から見た平面図である。図7は、本実施形態の光測定器1のシャフト5周辺の配置構成を示す平面図であり、図7(a)はセンサユニット3を格納した状態を示しており、図7(b)はセンサユニット3を回動させて後退させた状態を示している。本実施形態では、シャフト5の回動角度が0度でセンサユニット3が本体2に格納され、シャフト5の回動角度が90度でセンサユニット3の回動が終了することとなる(図7(a)と(b)を参照)。
光測定器本体2には、センサユニット3を駆動させるシャフト5が配されている。シャフト5は、金属製で、センサユニット3と連結される先端側以外は、本体2に進入した状態で、本体2に固定された長方形状の支持部材17にて回動可能に支持されている。なお、本体2には、センサユニット3の遮光フード4を格納するための凹部2aが形成されている。
そして、シャフト5の先端側とは反対の奥側(図6と図7で下方側)には、シャフト5を回動させる第1のフォロア11と連動する回動レバー15が取り付けられ、シャフト5の前側(図6と図7では上側)には、シャフト5を前後動(前進後退)させる第2のフォロア12と連動するスライダ16が取り付けられている。回動レバー15とスライダ16と支持部材17の材料には、ポリアセタールやナイロン等の摺動性のよいプラスチックを使用している。
回動レバー15は、シャフト5を回動させるための部材であり、円筒体151と円筒体151の中心軸から外側に向かって離れる方向に取り付けられた摘み部材152からなる。回動レバー15の円筒体151にはシャフト5の外径と等しい内径の円筒形状の貫通孔が形成され、この貫通孔を拡大するスリットが形成される。これによって、シャフト5を回動させる際には、回動レバー15がシャフト5を掴んで回動させ、シャフト5を前進後退させる際には、回動レバー15がシャフト5を通過させる構成となっている(図7(a)(b))。
スライダ16は、シャフト5を前後動(前進後退)させるための部材であり、直方体161と直方体161から上方に突出した突起部材162からなる。スライダ16にはシャフト5の外径と等しい内径を有するU字形状の貫通孔が形成される、これによって、シャフト5を前進後退させる際は、スライダ16がシャフト5を掴んで前進後退させ、シャフト5を回動させる際には、スライダ16がシャフト5を抑止しない構成となっている(図7(a)(b))。
スライダ16は、本体2に配された長方形状の支持部材17の左側の上面17a1と右側の上面17a2とに接しながら摺動し、シャフト5を掴んで前進後退させている。シャフト5の外径はストレート形状でもよいが、本実施形態では、スライダ16が取り付けられる箇所のシャフト5の外径D1は、回転レバー16が取り付けられる箇所のシャフト5の外径D2よりも大きく設定される(図7(a))。これは、シャフト5のセンサユニット3側の外径D1を太くすることで、センサユニット3の支持固定を確実なものとし、シャフト5の外径D2を細くすることで、小さな本体(厚さの薄い省スペースの本体)2内で小型の回動レバー15でシャフト5の回動方向の操作を大きくすることを可能とするためである。
シャフト5の奥端(図6、図7で最下端)から所定位置だけ先端側へ向かった箇所には、止め輪(スナップリング)18がシャフト5に固定されている。そして、長方形状の支持部材17の内側には、スライダ16側と回動レバー15側との間の所定の位置に支持部材17の左右に亘って制止板17b2が形成され、制止板17b2よりも前方の位置に支持部材17の左右からそれぞれ内側に向かって小突起17b1が形成されている。小突起17b1は、スライダ16が一定の位置よりも奥へ後退しないように制止するためのものである。止め輪18は、制止板17b2の奥側の面から回動レバー15の前側の面までの間隔T3の間で前後に行き来する。間隔T3と遮光フード4の突出厚みT2は等しく設定される(図7(a))。
本実施形態によれば、回動レバー15の摘み部材152を回動させることでシャフト5が回動し(図7では左右方向に回動させる)、回動レバー15の摘み部材152が長方形状の支持部材17の左側の上面17a1の角に当接することでシャフト5の回動開始位置が決定し、回動レバー15の摘み部材152が長方形状の支持部材17の右側の上面17a2の角に当接することでシャフト5の回動終了位置が決定する。
本実施形態によれば、スライダ16の突起部材162を前後動させることでシャフト5が前後動し(図7では上下方向に移動させる)、シャフト5に固定された止め輪18が制止板17b2の奥側の面に当接することでシャフト5の前進終了位置が決定し、シャフト5に固定された止め輪18が回動レバー15の前側の面に当接することでシャフト5の後退終了位置が決定する。本実施形態では、シャフト5の前進終了位置でセンサユニット3が本体2に格納され、シャフト5の後退終了位置でセンサユニット3が遮光フード4の突出厚みT2に対応した間隔T3の移動量だけ後退することとなる(図7(a)と(b)を参照)。なお、スライダ16が小突起17b1の前側の面に当接する位置をシャフト5の後退終了位置とすることも可能である。
図18は、シャフト5の前進後退動作の機構を模式的に示す平面図であり、リンク(媒介節)によって回転運動を往復運動に変換する機構を例示している。ここでは、回転部材(カム又はギア)8を回転させると、回転軸81を回転中心として回転部材8上に配された滑節ピン123が回動し、ピン123と連結されたスライダ16がスライダ16と回転軸81とを結ぶライン上を往復運動する。つまり、図18に示す機構とすることで、シャフト5を前進後退させることができる。
図19は、シャフト5の回転動作の機構を模式的に示す平面図であり、リンク(媒介節)によって回転運動の向きを右回りから前後動に変換する機構を例示している。ここでは、回転部材(カム又はギア)7を回転させると、回転軸71を回転中心として回転部材7上に配された滑節ピン73が回動し、ピン73と連結されたスライダ16がスライダ16と回転軸71とを結ぶライン上を往復運動し、スライダ16と連結した回転レバー15が回動する。
本実施形態では、スライダ16の突起部材162と第1のフォロア(ギアフォロア)11との間には、可動クランプ13が取り付けられている。可動クランプ13は、向かい合う1対の指部材131,132がギアフォロア11の回転軸111と同軸で配されており、指部材131と132との間隔を縮めることで、シャフト5に取り付けられた回動レバー15の摘み部材152を挟む部品である。指部材131と132との間隔を縮めるために、圧縮バネ133の一方側が指部材131に取り付けられ、圧縮バネ133の他方側が指部材132に取り付けられている(図14)。
また、回動レバー15の摘み部材152と第2のフォロア(カムフォロア)12との間には、可動クランプ14が取り付けられている。可動クランプ14は、向かい合う1対の指部材141,142がカムフォロア12の回転軸121と同軸で配されており、指部材141と142との間隔を縮めることで、シャフト5に取り付けられたスライダ16の突起部材162を挟む部品である。指部材141と142との間隔を縮めるために、圧縮バネ143の一方側が指部材141に取り付けられ、圧縮バネ143の他方側が指部材142に取り付けられている(図14)。
図8は、シャフト5を前進後退させるために用いられる溝カム8を例示する図である。本実施形態の溝カム8は、略楕円形状の板状部材であり、回転軸81の周囲に略楕円軌道の曲線状の溝83が形成されている。溝カム8が右回転する場合、溝83の開始点83aは回転軸81から最も遠い位置にあり、溝カム8の外周付近に沿って進み、回転軸81を中間として向こう側の回転軸81から最も遠い位置にある折り返し点83bにて進行方向を反転し、溝83が回転軸81に近づく方向に進み、溝83と回転軸81との間隔が最も狭まったところで回転軸81の外側を周回し、溝83の開始点83aと回転軸81とを結ぶライン上で溝83の終着点83dとなる。符号83d、83c、83b、83aの順に逆からなぞると、ひらがな文字の“の”のような軌道となる。溝カム8の下方にはギア82が回転軸81と同軸で固定されている(図8)。
図9は、シャフト5を前進後退させるために用いられる第2のフォロア(カムフォロア)12を例示する図である。本実施形態のカムフォロア12は、大半円と小半円とを所定間隔で有する略長惰円形状の板状部材であり、大半円側に回転軸121が配され、小半円側に滑節ピン123が下向きに配される。そして、中空の円筒形状の支持部材122がカムフォロア12の下方に配され、回転軸121が支持部材122を貫通している。また、大半円側の外周付近で、回転軸121の近傍には、四角形状の突起部材124が上向きに配される(図9)。突起部材124は、可動クランプ14の向かい合う1対の指部材141,142の間に挟まって、指部材141,142の可動作範囲が所定範囲内となるよう制限するためのものである(図14等を参照)。
図10は、上述の溝カム8の上にカムフォロア12を組付けた状態を例示する図である。カムフォロア12に形成された滑節ピン123が溝カム8に形成された溝83に挿入され、回転軸81と回転軸121との位置が固定されることで、ギア82が回転すると、ギア82に同軸固定された溝カム8が回転し、溝83に挿入された滑節ピン123が所定の軌道で動き、突起部材124が連動して動く仕組みである。本実施形態では、溝カム8に形成された曲線状の溝83の向きを変えることでセンサユニット3の前進及び後退の開始時期を調節する仕組みとなっている。
図11は、シャフト5を回転動作させるために用いられる第1のギア7を例示する図である。本実施形態の第1のギア7には、第1のギア7の上側に、第1のギア7よりも一回り小さい270度半円形状と第1のギア7よりも大きな90度円弧形状を組み合わせた板状部材74が回転軸71と同軸で固定されており、第1のギア7よりも一回り小さい半円形状の外周付近、かつ、第1のギア7よりも大きな円弧形状の付近には滑節ピン73が上向きに配される。板状部材74の大きな円弧形状の滑節ピン73から遠い位置の端(図11では下端)74aは、シャフト5の回動角度が0度に対応する回動開始点となり、板状部材74の大きな円弧形状の滑節ピン73に近い位置の端(図11では上端)74bは、シャフト5の回動角度が90度に対応する回動終了点となる(図11)。
詳しく説明すると、センサユニット3が本体2に格納されている状態では、板状部材74の大きな円弧形状がマイクロスイッチ58を押した状態であり、マイクロスイッチ58の機械接点が閉じたON状態となっている(図14)。回路基板(制御回路)9からの制御信号によって駆動モータ6がギア機構61,62,63等を駆動することで第1のギア7が右回転し、板状部材74の大きな円弧形状の回動開始点74aから板状部材74の小さい半円形状となることでマイクロスイッチ58が開放され、マイクロスイッチ58の機械接点が開いたOFF状態となる(図15)。つまり、マイクロスイッチ58がON状態からOFF状態となることで、シャフト5の回動角度が0度からプラス方向となり、センサユニット3が格納状態から回動開始したとの判断がなされる。そして、シャフト5の回動角度が90度となると、板状部材74の小さい半円形状から板状部材74の大きな円弧形状の回動終了点74bとなることでマイクロスイッチ59を押して、マイクロスイッチ59の機械接点が閉じたON状態となる(図17)。つまり、マイクロスイッチ59がOFF状態からON状態となることで、シャフト5の回動角度が90度となり、回動終了したとの判断がなされる。これらマイクロスイッチ58,59の作動信号をトリガーとして、制御回路9が駆動モータ6や光センサ56,57,58を制御することとなる。なお本実施形態によれば、板状部材74の大きな90度円弧形状の扇角度を変更することでシャフト5の回動角度の範囲を容易に変更できる。
図12は、シャフト5を回転動作させるために用いられる第1のフォロア(ギアフォロア)11を例示する図である。本実施形態のギアフォロア11は、大半円と小半円とを所定間隔で有する略長惰円形状の板状部材であり、大半円側に回転軸111が配され、回転軸111から小半円側に向かって直線状の溝113が形成されている。溝113は所定長さで幅の太い溝と幅の細い溝とが組み合わさって形成されている。溝113の開始点113aは回転軸111から最も近い位置にあって滑節ピン73が丁度入る大きさとなっており、直ぐに滑節ピン73の動作が規制されない溝幅の太さの溝113bとなり、しばらくして滑節ピン73が丁度入る大きさの溝113cとなり、しばらくして溝113の終了点113dとなる。溝113の113aから113cまでの長さは、板状部材74の大きな90度円弧形状の円弧長さに対応しており、溝113の113cから113dまでの長さは、板状部材74の小さい270度半円形状の円弧長さに対応している。
そして、中空の円筒形状の支持部材112がギアフォロア11の下方に配され、回転軸111が支持部材112を貫通している。また、大半円側の外周付近で、回転軸111の近傍には、四角形状の突起部材114が上向きに配される(図12)。突起部材114は、可動クランプ13の、向かい合う1対の指部材131,132の間に挟まって、指部材131,132の可動作範囲が所定範囲内となるよう制限するためのものである(図14等を参照)。
図13は、上述の第1のギア7の上にギアフォロア11を組付けた状態を例示する図である。第1のギア7の上に形成された滑節ピン73が、ギアフォロア11に形成された溝113に挿入され、回転軸71と回転軸111との位置が固定されることで、第1のギア7の回転とともに滑節ピン73が回転し、滑節ピン73が挿入された溝113を有するギアフォロア11が所定の軌道で動き、突起部材114が連動して動く仕組みである。本実施形態では、ギアフォロア11に形成された直線状の溝113の幅を変えることでセンサユニット3の回動の開始時期及び終了時期を調節する仕組みとなっている。
図14から図17は、本実施形態の光測定器の作動機構の動作を示す図である。本実施形態では、ギアフォロア11に連結された第1のギア7と溝カム8に同軸固定された第2のギア82とを第3のギア64にて連動させ、これらのギアを含んだギア機構を1つの駆動モータ6が駆動する。1つの駆動モータ6でセンサユニット3の回動と前後動の同期がとれるようになっている。
センサユニット3を本体1に格納した状態(L字形状の本体2のL字壁の一壁側に格納した状態)では、回動レバー15の摘み部材152が長方形状の支持部材17の左側の上面17a1の角に当接しており(図7(a))、第1のギア7の上に形成された滑節ピン73は溝113の内壁に当接せずにフリーとなっており、マイクロスイッチ58の機械接点が閉じたON状態となっている(図14)。また、スライダ16がシャフト5を前進させた状態で(図14では上方向の位置)、カムフォロア12に形成された滑節ピン123が溝83の開始点83aに当接している。そして、シャフト5に固定された止め輪18が制止板17b2の奥側の面に当接することでシャフト5の前進終了位置が決定する(図7(a))。可動クランプ13は、右側の指部材132が回動レバー15の摘み部材152を左方向に押しているが、左側の指部材131が回動レバー15から離れている(図14)。
駆動モータ6が正回転(右回転)すると連動して第3のギア64が左回転し、溝カム8が右回転するとともに、第1のギア7が右回転する。第1のギア7が右回転することによって滑節ピン73が右方向に動いてギアフォロア11の溝113の細い溝幅に入って、ギアフォロア11を右回転させ、四角形状の突起部材114を介して可動クランプ13が右回転することで回転レバー15を右回転させ、シャフト5に連結されたセンサユニット3がcw方向に回動する。この時点では、溝カム8の溝83の向きが変わらないので、滑節ピン123の位置が変化せず、シャフト5の動作は回動のみである(図15)。マイクロスイッチ58の機械接点が開いてOFF状態となることで、シャフト5の回動角度が0度からプラス方向となり、センサユニット3が格納状態から回動開始したとの判断がなされる。
そして、シャフト5の回動角度が0度から90度に近づき、溝カム8の溝83の向きが回転軸81に近づきはじめることで、カムフォロア12の滑節ピン123の位置が右方向に動きはじめ、四角形状の突起部材124を介して可動クランプ14が左回転することでスライダ16を後退させ(図16では下向きに移動)、シャフト5に連結されたセンサユニット3がbw方向に後退する(図16)。
シャフト5の回動角度が90度になると、回動レバー15の摘み部材152が長方形状の支持部材17の右側の上面17a2の角に当接することでシャフト5の回動終了位置が決定する。また、シャフト5に固定された止め輪18が回動レバー15の前側の面に当接することでシャフト5の後退終了位置が決定する(図7(b))。マイクロスイッチ59の機械接点が閉じてON状態となることで、センサユニット3の回動及び後退が終了し測定可能状態となったとの判断がなされる。可動クランプ14は、右側の指部材142がスライダ16の突起部材162を下方向に押しているが、左側の指部材141がスライダ16から離れている(図17)。
そして、センサユニット3が被測定画面101に近接した所定位置で、被測定画面101の光学特性を測定する。測定後は、駆動モータ6が逆回転(左回転)することで上記と逆の手順でセンサユニット3をfw方向に前進させながらccw方向に回動させてセンサユニット3を本体2に格納する。
ここで、モニターの種類は、液晶のみならず、有機EL、プラズマ等の各種のものがあり、ベゼル102の横幅や厚み等のサイズにも種々のものがある。また、光センサ58を囲む遮光フード4は、大きなものが外光の進入防止の上で好ましい。本実施の形態のセンサユニット作動機構5,6等は、センサユニット3の回動と前後動を同時に実現するものであるから、例えば、溝カム8の溝の長さ等に余裕を持たせてあるので、前後の動作範囲を更に大きく設定することができ、又、回動も90度以上にすることもできる。また、遮光フード4が大きくとも、それに応じた設計が可能である。
一方、光測定器1としては、小型化の要請が高いが(このためにその厚さも薄くされる傾向にあるが)、本実施の形態では、シャフト5に重ならないように第1と第2のフォロア11,12を配すると共に、第1と第2のフォロア11,12が重ならないように配したり、できるだけ第1と第2のフォロア12にギア機構7,64,82が重ならないように配することで、光測定器1が厚くならないように工夫されている。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、シャフト5を回動させる第1のフォロアはギアフォロアでもよく、シャフト5を前後動させる第2のフォロアはカムフォロアでもよい。上述のギア機構のギア構成やシャフト5の配置等は任意に設計変更可能である。本発明のセンサユニット作動機構を画像表示モニターに予め組み込むことも可能である。本発明は、液晶、有機EL、プラズマ等の各種モニターに適用可能である。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 光測定器、
2 光測定器本体、
3 センサユニット、
4 遮光フード、
5 シャフト、
58 光センサ、
6 駆動モータ(駆動手段)、
7 ギア(第1のギア)、
82 ギア(第2のギア)、
64 ギア(第3のギア)、
8 溝カム、
83 溝、83a 溝の開始点、
11 第1のフォロア(ギアフォロア)、
12 第2のフォロア(カムフォロア)、
15 スライダ、
16 回転レバー、
5,6,64,11,12等 センサユニット作動機構、
101 被測定画面(液晶画面)、
102 ベゼル、
113 直線状の溝、

Claims (6)

  1. 光測定器本体と、モニター画面の輝度や色度等の測定に用いられる光センサを有するセンサユニットを備え、測定時に光測定器本体から被測定画面(モニター画面)の測定位置までセンサユニットを移動させ、測定後はセンサユニットを光測定器本体に格納する光測定器のセンサユニット作動機構において、
    光測定器本体に、センサユニットを回動可能に支持する一本のシャフトと、このシャフトを回動させる第1のフォロアと、このシャフトを前後動させる第2のフォロアと、これらフォロアを駆動する駆動伝達機構とを備えることを特徴とする光測定器のセンサユニット作動機構。
  2. 前記駆動伝達機構は、前記第1のフォロアを駆動させる第1のギアと、前記第2のフォロアを駆動させる第2のギアと、これら第1のギアと第2のギアとを駆動させる第3のギアであり、第3のギアを駆動モータで駆動させて、各フォロアを駆動させることを特徴とする請求項1記載の光測定器のセンサユニット作動機構。
  3. 前記第1のフォロアがギアフォロアであり、このギアフォロアに形成された直線状の溝の幅を変えることで前記回動の開始時期及び終了時期を調節することを特徴とする請求項1又は2記載の光測定器のセンサユニット作動機構。
  4. 前記第2のフォロアがカムフォロアであり、このカムフォロアに溝カムが連結しており、この溝カムに形成された曲線状の溝の向きを変えることで前記前後動の開始時期を調節することを特徴とする請求項1又は2記載の光測定器のセンサユニット作動機構。
  5. 前記光センサが前記センサユニットの後方側の面に配されるとともに、前記光センサを囲むようにして光センサよりも突出した遮光フードを備えるか、又は、前記光センサが前記センサユニットに内蔵されるとともに、前記光センサの位置に対応する前記センサユニットの後方側の面に遮光フードを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の光測定器のセンサユニット作動機構。
  6. 前記遮光フードの突出厚みが前記被測定画面(モニター画面)の周囲に配されたベゼルの厚みと対応させていることを特徴とする請求項5記載の光測定器のセンサユニット作動機構。
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