JP2007032354A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007032354A
JP2007032354A JP2005214468A JP2005214468A JP2007032354A JP 2007032354 A JP2007032354 A JP 2007032354A JP 2005214468 A JP2005214468 A JP 2005214468A JP 2005214468 A JP2005214468 A JP 2005214468A JP 2007032354 A JP2007032354 A JP 2007032354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fuel ratio
fuel
purge
learning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005214468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4382717B2 (ja
Inventor
Masahiko Teraoka
正彦 寺岡
Masanao Idogawa
正直 井戸側
Seiji Hirowatari
誠治 広渡
Kazumasa Suzuki
千雅 鈴木
Toshitaka Fujiki
俊孝 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005214468A priority Critical patent/JP4382717B2/ja
Publication of JP2007032354A publication Critical patent/JP2007032354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4382717B2 publication Critical patent/JP4382717B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】 空燃比学習の精度を高く維持するとともに、燃料ベーパのパージ処理を実行する。
【解決手段】 エンジンECUは、パージ濃度学習値の最小値を算出するステップ(S100)と、この最小値が−10(%/%)よりも小さいと(S110にてYES)ベーパ推定量判定値に−100(g)を代入するステップ(S120)と、この最小値が−10(%/%)よりも小さくないと(S110にてNO)ベーパ推定量判定値に−400(g)を代入するステップ(S130)と、ベーパ推定量がベーパ推定量判定値よりも小さいと(S150にてYES)、空燃比学習完了フラグをリセットするステップ(S160)と、ベーパ推定量がベーパ推定量判定値よりも小さくないと(S150にてNO)、空燃比学習完了フラグをセットするステップ(S170)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、筒内に燃料を直接噴射する内燃機関における、燃料蒸発ガスのパージ処理を実行する際の制御に関する。
内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタを具備した内燃機関が公知である。このような内燃機関においては、アイドル時などのように内燃機関が低負荷にある時には圧縮行程時に燃料を気筒内に噴射して弱成層燃焼を実行し、高負荷時には吸気行程時に燃料を気筒内に噴射することにより均質燃焼を実行し、このことにより低燃費と高出力とを両立させている。
このような内燃機関を含めて、一般的に、内燃機関を搭載した車両においては、燃料タンク等からの蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタ等の捕集装置に一時的に吸着し、内燃機関の運転状態に応じてキャニスタ等の捕集装置に吸着されていた燃料蒸発ガスをパージして内燃機関の吸気系に導入することにより、燃料蒸発ガスが大気に放散されることを防止している。
このように、燃料蒸発ガスをパージして内燃機関の吸気系に導入するパージ処理の実行時においては、パージされる燃料蒸発ガスの濃度、いわゆるパージガス濃度とその流量とに依存するパージ燃料量がインジェクタから噴射される燃料量に加えて内燃機関に導入される。この結果、空燃比の変動を生じ燃焼が悪化することから、このようなパージ処理を実行する際には、燃料噴射量の補正を実行して、内燃機関の性能の低下やエミッションの悪化という問題を避けることが要求される。
さらに、一般的に、内燃機関の排気系には、排気ガス中の有害成分を浄化するための触媒コンバータが設けられている。この触媒コンバータとして、三元触媒コンバータが広く使用されており、これは排気ガス中の三成分である一酸化炭素(CO)および未燃焼の炭化水素(HC)を酸化するとともに酸化窒素(NOx)を還元して、二酸化炭素(CO2)、水蒸気(H2O)、および窒素(N2)に変換させるものである。
この三元触媒コンバータによる浄化特性は、燃焼室内に形成される混合気の空燃比に依存し、それが理論空燃比近傍である時に三元触媒コンバータは最も有効に機能する。これは、空燃比がリーンであり排気ガス中の酸素量が多いと、酸化作用が活発となるが還元作用が不活発となり、また空燃比がリッチであり排気ガス中の酸素量が少ないと、逆に還元作用が活発となるが酸化作用が不活発となり、前述の有害三成分を全て良好に浄化させることができないためである。したがって、三元触媒コンバータを有する内燃機関には、その排気通路に出力リニア型酸素センサが設けられ、それにより測定される酸素濃度を使用して燃焼室内の混合気の空燃比を理論空燃比(ストイキオメトリック・エア・フューエル・レシオ:以下、ストイキと記載する場合がある)にするように、空燃比フィードバック制御されている。
ところで、燃料ベーパのパージ実行中に、空燃比フィードバック学習を実行しようとしても、燃焼室に導入される燃料量には、変化する燃料ベーパを含んでいるため、正確な空燃比フィードバック学習を実行することができない。一方、空燃比フィードバックガス集中に一律にパージ処理を禁止すると、燃料ベーパのパージ量をかせぐことができず、燃料タンク内およびキャニスタ(ベーパ吸着剤)の燃料ベーパを早期にパージできなくなってしまう。
特開2000−257487号公報(特許文献1)は、燃料ベーパのパージ実行中であっても空燃比学習を実行することができる内燃機関の蒸発燃料処理装置を開示する。この内燃機関の蒸発燃料処理装置は、燃料タンクと吸気通路とを連結するパージ通路と、燃料タンクから吸気通路内にパージされる燃料ベーパの流量であるパージ流量を制御するためにパージ通路内に配置されたパージ制御弁と、機関の運転状態を検出するための機関運転状態検出手段と、機関運転状態に基づいて燃料噴射量を算出するための燃料噴射量算出手段と、機関運転状態に基づいて算出された燃料噴射量を補正するための空燃比学習係数を算出する空燃比学習実行手段と、機関運転状態に基づいて算出された燃料噴射量を空燃比学習係数により補正するための燃料噴射量補正手段とを具備し、燃料ベーパのパージ実行中にパージ流量を固定することにより空燃比学習を実行可能とした。
この内燃機関の蒸発燃料処理装置によると、燃料ベーパのパージ実行中にパージ流量を固定してつまり、特定パージ流量値に制御して空燃比学習を実行することにより、燃料ベーパのパージ実行中であっても、燃料ベーパ量が一定に維持されるためにベーパ量を比例変化させる場合よりもベーパの燃料補正が正しくなり、燃料ベーパのパージカット中と同様に正確な空燃比学習を実行することができる。また、燃料ベーパのパージ実行中であっても空燃比学習の実行が可能とされることにより、空燃比学習を実行するために燃料ベーパのパージカットを行なう必要性が排除され、それゆえ、燃料ベーパのパージ量をかせぐことができる。
特開2000−257487号公報
しかしながら、パージ流量を特定パージ流量値に固定するように制御して空燃比学習を実行するために、ベーパ濃度の学習を行なわなければならない。このベーパ濃度学習実行後経過時間が長いと判断されたときには、前回学習されたベーパ濃度の精度が落ちていることに鑑み、燃料ベーパ濃度の学習精度が良いことを示すフラグがクリアされ、ベーパ濃度学習が実行され、常に信頼性が高くなるように維持している。このため、パージ処理を行ないながら空燃比学習を実行している時間の経過により、ベーパ濃度の精度が落ちていくので(当然、空燃比学習の精度も落ちてゆくので)、所定パージ流量(時間等)毎に、空燃比学習が再度実行され、空燃比学習精度の向上が図られる。内燃機関がアイドル運転中であると判断されるとともに、車両がほぼ停止していると判断された時に、空燃比学習完了フラグがクリアされて、空燃比の再学習が実行される。すなわち、特許文献1においても、空燃比学習完了フラグを所定パージ処理時間毎にリセットして、学習精度を向上させているので、所定時間毎において、燃料ベーパのパージ量をかせぐことができず、燃料タンク内およびキャニスタの燃料ベーパを早期にパージすることができない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、空燃比学習の精度を高く維持するとともに、燃料ベーパのパージ処理を実行することができる、内燃機関の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、筒内に燃料を噴射するための燃料噴射手段を備え、燃料蒸発ガスのパージ処理を実行する内燃機関を制御する。この内燃機関においては、空燃比学習が完了している場合にパージ処理が可能である。この制御装置は、内燃機関に要求される条件に基づいて、燃料を噴射するように、燃料噴射手段を制御するための制御手段と、内燃機関の排気系に設けられ、排気の空燃比を検知するための手段と、検知された空燃比に基づいて、空燃比が目標空燃比になるようにフィードバック制御するための空燃比制御手段とを含む。この空燃比制御手段は、パージ処理を中止して、内燃機関に要求される条件に基づいて算出された燃料噴射量を補正するための補正係数を算出するための空燃比学習手段と、予め定められた時間毎に学習完了フラグをリセットして空燃比学習を実行するように空燃比学習手段を制御するための手段と、パージ処理におけるパージ濃度が高い場合には、学習完了フラグをリセットしないように制御するためのフラグ制御手段とを含む。
第1の発明によると、フラグ制御手段により、パージ処理におけるパージ濃度が高い場合には、学習完了フラグがリセットされない。学習完了フラグがリセットされないので、学習完了フラグがリセットされると実行される空燃比学習(このときパージ処理は中止)が実行されない。これにより、パージ処理におけるパージ濃度が高い場合には、空燃比学習処理よりもパージ処理を優先させて、ベーパの処理を行なうことができる。また、パージ処理におけるパージ濃度が高くない場合には、学習完了フラグがリセットされる。学習完了フラグがリセットされると空燃比学習が実行される。その結果、空燃比学習の精度を高く維持するとともに、燃料ベーパのパージ処理を実行することができる、内燃機関の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、フラグ制御手段は、パージ濃度に基づいて、ベーパ蓄積量の判定値を変更するための手段と、推定されたベーパ蓄積量と判定値とに基づいて、学習完了フラグをリセットおよびセットのいずれかの状態にするように制御するための手段を含む。
第2の発明によると、パージ濃度が高いと学習完了フラグをリセットしないようなベーパ蓄積量の判定値に変更して、パージ濃度が高くないと学習完了フラグをリセットしやすいようなベーパ蓄積量の判定値に変更して、パージ濃度に対応させて、空燃比学習処理およびパージ処理のいずれかを優先させて実行することができる。
第3の発明に係る制御装置は、第1または2の発明の構成に加えて、学習完了フラグがリセットされた履歴がない場合には、空燃比学習処理よりもパージ処理を優先させるための手段をさらに含む。
第3の発明によると、学習完了フラグがリセットされた履歴がない場合(パージ濃度が高い場合)には、空燃比学習処理よりもパージ処理を優先させることができる。空燃比学習が完了していないときには、たとえばパージ濃度学習値が低い値でもパージ処理を禁止して、空燃比学習処理を優先させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1に、本発明の第1の実施の形態に係る制御装置で制御される直噴エンジンの全体構成図を示す。
エンジン本体10は、シリンダブロック100の上方にシリンダヘッド110が覆着されてなり、シリンダブロック100に形成されたシリンダ100A内にピストン120が摺動自在に保持されている。シリンダ100A内におけるピストン120の上下往復動がクランク軸130の回転運動に変換され、トランスミッション300等へと伝達されるようになっている。クランク軸130は、エンジン始動時にはフライホイール140を介してスタータ30と接続される。フライホイール140とトランスミッション300との間には、クラッチ310が設けられる。
本実施の形態において、トランスミッション300は、運転者の手動操作により変速されるマニュアルトランスミッションである。クラッチ310は、運転者の操作により係合されたり解放されたりする。なお、トランスミッションについては、自動変速機であってもよい。手動変速機の方が、メカニカルロスを少ないので、筒内噴射用インジェクタ210からの燃料噴射量がTAUminで規定される最小噴射量以下になる場合がより多くの場合において想定される。
ピストン120の上方にはシリンダブロック100、シリンダヘッド110を室壁として燃焼室1000が形成され、燃焼室1000において燃料と空気との混合気の燃焼が行なわれ、その爆発力によりピストン120を上下往復動せしめる。混合気への点火はシリンダヘッド110を貫通し燃焼室1000内に突出して設けられた点火プラグ150により行なわれる。
混合気を構成する空気の供給は、シリンダヘッド110およびこれと接続された吸気管内部に形成された吸気通路1010により行なわれる。また、燃焼室1000からの排気は排気通路1020により行なわれる。シリンダヘッド110には、吸気通路1010と燃焼室1000との間の連通と遮断とを切り換える吸気バルブ160、排気通路1020と燃焼室1000との間の連通と遮断とを切り換える排気バルブ170が取り付けられている。
吸気管内にはフラップ状のスロットルバルブ190が設けられ、その開度に応じて吸気通路1010内の空気流を調整する。
混合気を構成する燃料の供給は、電磁式の筒内噴射用インジェクタ210により行なわれる。筒内噴射用インジェクタ210はシリンダヘッド110を貫通して設けられ、先端ノズル部から燃焼室1000内(筒内)に燃料を噴射するようになっている。なお、筒内噴射用インジェクタ210の代わりにあるいは加えて、吸気ポート内もしくは吸気通路1010内に燃料を噴射するインジェクタを設けるようにしてもよい。
筒内噴射用インジェクタ210への燃料供給は、燃料タンク250から吸い上げた燃料を低圧ポンプ(フィードポンプ)240および高圧ポンプ230により2段階に昇圧して供給される。高圧ポンプ230はエンジン本体10のクランク軸130からベルト等を介して伝達される動力で駆動される。一方、低圧ポンプ240は電動駆動のもので、始動時には、筒内噴射用インジェクタ210も低圧ポンプ240から燃料が供給される。
また、点火プラグ150、スロットルバルブ190、筒内噴射用インジェクタ210等のエンジン各部を制御するエンジンコントロールコンピュータ(以下、エンジンECU(Electronic Control Unit)と記載する)60が設けられている。エンジンECU60は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなる一般的な構成のもので、各種センサからの検知信号等に基づいて、点火プラグ150を作動せしめ、スロットルバルブ190に制御信号を出力してスロットルバルブ190の開度(スロットル開度)を調整し、筒内噴射用インジェクタ210に、制御信号により通電し所定のタイミングで所定時間、筒内噴射用インジェクタ210のノズルを開く。
エンジンECU60に入力するセンサには、エアフローメータ510、クランク角センサ520、A/Fセンサ530、スロットル開度センサ540、アクセル開度センサ550、車速センサ560、冷却水温センサ等がある。
エアフローメータ510は、吸気通路1010内を流通する空気流量を測定する。クランク角センサ520は、エンジン回転数NEを検知するためのパルス信号を出力する、A/Fセンサ530は、排気通路1020内の空燃比を測定する。スロットル開度センサ540は、スロットルバルブ190の開度を検知する。アクセル開度センサ550は、アクセルペダル420の開度(踏込み量)を検知する。車速センサ560は、車速(車輪の回転)を検出するためのパルス信号を出力する。冷却水温センサは、エンジン温度を代表するエンジン冷却水温を検出する。
また、エンジンECU60には、始動時に運転者がキーを操作すると、そのイグニッション(IG)オン信号およびスタータオン信号が入力される。クラッチペダル430のストローク量が最大になった場合は、ニュートラルスタートスイッチ570がオンになり、エンジンECU60にオン信号が入力される。
エンジンECU60は、エアフローメータ510等によって検知された吸入空気量に基づいて燃焼噴射量を制御する。このとき、エンジンECU60は、各センサからの信号に基づいて、最適な燃焼状態になるように、エンジン回転数およびエンジン負荷に応じた噴射量と噴射時期とを制御する。このエンジン本体10においては、燃料を筒内に直接噴射するため、噴射時期制御と噴射量制御とを同時に行なう。また、エンジンECU60は、クランク角センサ520やカムポジションセンサ等によって検知された信号(ノッキングセンサ等も含む)に基づいて、最適な点火時期になるように点火時期制御が行なわれる。このような制御により、エンジン本体10の高出力化および低エミッション化の両立を実現している。
一方、燃料タンク250に発生する燃料蒸発ガスを捕集する捕集容器であるキャニスタ1230が、ペーパ通路1260を介して燃料タンク250に接続されており、さらにキャニスタ1230はそこに捕集された燃料蒸発ガスをエンジン本体10の吸気通路1010に供給するためのパージ通路1280に接続されている。そして、パージ通路1280は、吸気通路1010のスロットルバルブ190下流に開口されたパージポート1290に連通されている。キャニスタ1230の内部には、周知のように、燃料蒸発ガスを吸着する吸着剤(活性炭)が充填されており、パージ中にキャニスタ1230内に逆止弁を介して大気を導入するための大気通路1270が設けられている。さらに、パージ通路1280には、パージ量を制御するパージ制御弁1250(以下、VSV(Vacuum Switching Valve)と記載する場合がある)が設けられており、このパージ制御弁1250の開度がエンジンECU60によりデューティ制御されることで、キャニスタ1230内でパージ処理される燃料蒸発ガス量、ひいてはエンジン本体10に導入される燃料量(以下、パージ燃料量と記載する。)が制御されるように構成されている。
さらに、エンジンECU60は、高圧ポンプ230を制御して、筒内噴射用インジェクタ210へ供給される燃料の圧力を制御する。このとき、たとえば、以下のようにして高圧ポンプ230が制御されて燃料の圧力が制御される。
高圧ポンプ230は、カムの回転によりシリンダ内で往復移動するポンププランジャーと、シリンダとポンププランジャーとにより構成される加圧室とを備えている。この加圧室には、燃料タンクから燃料を送り出すフィードポンプと連通するポンプ供給パイプ、加圧室から燃料を流出させて燃料タンクに戻すリターンパイプおよび加圧室内の燃料を筒内噴射用インジェクタ210に向けて圧送する高圧デリバリパイプがそれぞれ接続されている。また、高圧ポンプ230には、ポンプ供給パイプおよび高圧デリバリパイプと加圧室との間を開閉する電磁スピル弁が設けられている。
電磁スピル弁が開いた状態にあって、加圧室の容積が大きくなる方向にポンププランジャーが移動するとき、すなわち高圧ポンプ230が吸入行程にあるとき、ポンプ供給パイプから加圧室内に燃料が吸入される。また、加圧室の容積が小さくなる方向にポンププランジャーが移動するとき、すなわち高圧ポンプ230が圧送行程にあるときに電磁スピル弁を閉じると、ポンプ供給パイプおよびリターンパイプと加圧室との間が遮断され、加圧室内の燃料が高圧デリバリパイプを介して筒内噴射用インジェクタ210に圧送される。
このような高圧ポンプ230においては、圧送行程中における電磁スピル弁の閉弁期間中のみ筒内噴射用インジェクタ210に向けて燃料が圧送されるため、電磁スピル弁の閉弁開始時期を制御することで(電磁スピル弁の閉弁期間を調整することで)燃料圧送量が調整されるようになる。すなわち、電磁スピル弁の閉弁開始時期を早めて閉弁期間を長くすることで燃料圧送量が多くなり、電磁スピル弁の閉弁開始時期を遅らせて閉弁期間を短くすることで燃料圧送量が少なくなる。燃料圧送量が多くなると高圧デリバリパイプ内の燃料の圧力が上昇して、燃料圧送量が少なくなると高圧デリバリパイプ内の燃料の圧力が低下する。
このように、フィードポンプから送り出された燃料を高圧ポンプ230で加圧し、この加圧後の燃料を適切な燃料圧力で筒内噴射用インジェクタ210に向けて圧送することで、燃焼室に直接燃料を噴射供給する内燃機関にあっても、その燃料噴射を的確に行なうことができる。
また、エンジンECU60は、排気の空燃比が目標空燃比になるように、A/Fセンサ530により検知された空燃比と目標空燃比との偏差をなくするように空燃比フィードバック制御を行なっている。なお、エンジンECU60は、筒内噴射用インジェクタ210、A/Fセンサ530等の製造誤差、経時劣化等に伴なう空燃比のずれを抑制する空燃比学習を実行する。空燃比学習処理においては、吸入空気量に基づき空燃比学習を実行すべき領域が算出される。たとえば、空燃比学習領域としては、機関アイドル運転時用の1つの領域と機関非アイドル運転時用の4つの領域とからなる全部で5つの領域に分割されて、吸入空気量に基づき、5つの領域のうちから空燃比学習を実行すべき1つの領域が選択される。
本実施の形態に係る制御装置であるエンジンECU60は、パージ濃度が濃いときには空燃比学習完了フラグをリセットしないで(リセットされるとパージ処理が禁止される)パージ処理の機会を確保することを特徴とする。
図2を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるエンジンECU60により実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは、予め定められた周期で繰り返し実行される。また、以下の説明において、公知の技術(たとえば、特許文献1に開示された技術等)についての説明は、繰り返さない。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、エンジンECU60は、パージ濃度の学習値の最小値efgpgmnを算出する。このとき、エンジンECU60は、前回計算時のefgpgmn、V型エンジンにおける左右バンクそれぞれの学習値であるefgpg[0]、efgpg[1]の中から最小値を選択して、パージ濃度の学習値の最小値efgpgmnとして算出する。
S110にて、エンジンECU60は、パージ濃度の学習値の最小値efgpgmnが−10(%/%)よりも小さいか否かを判断する。パージ濃度の学習値の最小値efgpgmnが−10(%/%)よりも小さいと(S110にてYES)、処理はS120へ移される。もしそうでないと(S110にてNO)、処理はS130へ移される。ここで、パージ濃度の学習値の最小値efgpgmnが−10(%/%)よりも小さいとは(−10(%/%)は一例であるとして)、パージ濃度が濃い状態であることを示す。
S120にて、エンジンECU60は、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)に基づいて空燃比学習完了フラグをリセットするために用いられる変数t_sumvprに−100(g)を代入する。S130にて、エンジンECU60は、変数t_sumvprに−400(g)を代入する。S120およびS130の処理の後、処理はS140へ移される。
S140にて、エンジンECU60は、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)が変数t_sumvprよりも小さいか否かを判断する。ベーパ蓄積量推定値(esumvp)が変数t_sumvprよりも小さいと(S150にてYES)、処理はS160へ移される。もしそうでないと(S150にてNO)、処理はS170へ移される。
S160にて、エンジンECU60は、空燃比学習完了フラグをリセットする。空燃比学習完了フラグがリセットされると、パージ処理が中止される。S170にて、エンジンECU60は、空燃比学習完了フラグをセットする。空燃比学習完了フラグがリセットされないので、パージ処理が継続して行なわれる。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるエンジンECU60の動作について説明する。
パージ濃度学習値の最終値efgpgmnが算出され(S100)、パージ濃度が濃い場合には、パージ濃度学習値の最終値efgpgmnが−10(%/%)よりも小さいと判断され(S110にてYES)、変数t_sumvprには−100(g)が代入される(S120)。変数t_sumvprに−100(g)が代入されると、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)が変数t_sumvpr(−100(g))よりも小さいと判断されない限り空燃比学習完了フラグがリセットされない。このため、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)が変数t_sumvpr(−100(g))よりも小さいと判断されるまでは(S150にてNO)、空燃比学習完了フラグがセットされたままの状態で(S170)、リセットされない。
すなわち、パージ濃度学習値が−10(%/%)を下回ったので(S110にてYES)、ベーパ蓄積量推定値の判定値に−100(g)が代入され、空燃比学習完了フラグをリセットしない。これは、パージ濃度が濃い場合には、空燃比学習制御よりもパージ処理を優先して、ベーパを積極的に処理して、排気エミッションの悪化を回避する。
一方、パージ濃度学習値の最終値efgpgmnが算出され(S100)、パージ濃度が濃くない場合には、パージ濃度学習値の最終値efgpgmnが−10(%/%)以上であると判断され(S110にてNO)、変数t_sumvprには−400(g)が代入される(S130)。変数t_sumvprに−400(g)が代入されると、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)が変数t_sumvpr(−400(g))よりも小さいと判断されると(S150にてYES)、空燃比学習完了フラグがリセットされる(S160)。
すなわち、パージ濃度学習値が−10(%/%)を下回っていないので(S110にてNO)、ベーパ蓄積量推定値の判定値に−400(g)が代入され、ベーパ蓄積量推定値が−400(g)を下回ると、空燃比学習完了フラグがリセットされる。
この状態を図3に示す。図3(A)が、パージ濃度学習値の変化を表わし、図3(B)が、ベーパ蓄積量推定値を表わしている。
パージ濃度学習値が−10(%/%)を下回っているか否かに基づいて(S110)、ベーパ蓄積量推定値(esumvp)に基づいて空燃比学習完了フラグをリセットするために用いられる変数t_sumvprに−100(g)または−400(g)が代入されている。
図3(B)に示すように、パージ濃度学習値が−10(%/%)を下回っていなければ(S110にてNO)(=パージ濃度濃くない)、ベーパ蓄積量推定値が−400(g)を下回ると(S150にてYES)、この時点(ベーパ蓄積量推定値が−400(g))で空燃比学習完了フラグがリセットされて(S160)、パージ処理が中止される。
また、図3(B)に示すように、パージ濃度学習値が−10(%/%)を下回っていると(S110にてYES)(=パージ濃度濃い)、ベーパ蓄積量推定値が−100(g)を下回るまで(S150にてNO)、空燃比学習完了フラグがリセットされないで(S170)、パージ処理が継続して行なわれる。
以上のようにして、本実施の形態に係る制御装置によると、パージ濃度が濃いときには空燃比学習完了フラグをリセットしないようにベーパ蓄積量推定値の判定値を変更するので、パージ処理の機会を確保することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、ハードウェア構成は、前述の第1の実施の形態と同じであるため、ここでの詳細な説明は繰り返さない。本実施の形態においては、エンジンECU60において、前述の実施の形態におけるプログラムとは異なるプログラムを実行する。本実施の形態においては、空燃比学習完了フラグのリセット履歴がないときには(上記の第1の実施の形態における処理を前提とすると、リセット履歴がない、すなわちパージ濃度が濃い場合といえる)、通常よりもパージ濃度が薄くなるまでパージ処理を実行するようにしたことが特徴である。
図4を参照して、本実施の形態に係るエンジンECU60で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは、予め定められた周期で繰り返し実行される。また、以下の説明においても、公知の技術(たとえば、特許文献1に開示された技術等)についての説明は、繰り返さない。
S200にて、エンジンECU60は、非アイドル領域における空燃比学習中であるか否かを判断する。非アイドル領域における空燃比学習中であると(S200にてYES)、処理はS210へ移される。もしそうでないと(S200にてNO)、この処理は終了する。
S210にて、エンジンECU60は、空燃比学習リセット履歴があるか否かを判断する。空燃比学習リセット履歴があると判断されると(S210にてYES)、処理はS220へ移される。もしそうでないと(S210にてNO)、処理はS230へ移される。
S220にて、エンジンECU60は、パージ濃度学習値の判定値であるt_fgpgirstに−5(%/%)を代入する。S230にて、エンジンECU60は、パージ濃度学習値の判定値であるt_fgpgirstに−1(%/%)を代入する。S220およびS230の処理の後、処理はS240へ移される。
S240にて、エンジンECU60は、いずれかの学習領域(非アイドル領域)で学習が完了して、かつ、パージ濃度学習値がt_fgpgirstよりも小さいと(S240にてYES)、処理はS250へ移される。もしそうでないと(S240にてNO)、処理はS260へ移される。
S250にて、エンジンECU60は、パージ処理を許可とする。S260にて、エンジンECU60は、パージ処理を不許可とする。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるエンジンECU60の動作について説明する。
空燃比学習制御における空燃比学習リセット履歴があると(S210にてYES)、パージ濃度学習値の判定値であるt_fgpgirstに−5(%/%)が代入される(S220)。このときには、図5に示すように、パージ濃度学習値がこの−5(%/%)を越えると(S240にてNO)、パージ処理を禁止して(S260)、空燃比学習処理を優先させる。
一方、空燃比学習制御における空燃比学習リセット履歴がないと(S210にてNO)、パージ濃度学習値の判定値であるt_fgpgirstに−1(%/%)が代入される(S230)。このときには、図5に示すように、パージ濃度学習値がこの−1(%/%)を越えるまでは(S240にてYES)、パージ処理を許可して(S250)、パージ処理を優先させる。
以上のようにして、本実施の形態に係る制御装置によると、空燃比学習完了フラグのリセット履歴の有無に対応させて(リセット履歴がないときには(上記の第1の実施の形態における処理を前提とすると、リセット履歴がない、すなわちパージ濃度が濃い場合といえる))、パージ濃度学習値の判定値を変更するので、通常よりもパージ濃度が薄くなるまでパージ処理を実行することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置で制御されるエンジンの全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるエンジンECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるエンジンECUで実行されたときのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る制御装置であるエンジンECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る制御装置であるエンジンECUで実行されたときのタイミングチャートである。
符号の説明
10 エンジン本体、30 スタータ、60 エンジンECU、150 点火プラグ、160 吸気バルブ、170 排気バルブ、190 スロットルバルブ、210 筒内噴射用インジェクタ、300 トランスミッション、310 クラッチ、420 アクセルペダル、430 クラッチペダル、520 クランク角センサ、530 A/Fセンサ、540 スロットル開度センサ、550 アクセル開度センサ、560 ニュートラルスタートスイッチ、570 車速センサ、1000 燃焼室、1010 吸気通路、1020 排気通路。

Claims (3)

  1. 筒内に燃料を噴射するための燃料噴射手段を備え、燃料蒸発ガスのパージ処理を実行する内燃機関の制御装置であって、空燃比学習が完了している場合に前記パージ処理が可能であり、
    前記内燃機関に要求される条件に基づいて、燃料を噴射するように、前記燃料噴射手段を制御するための制御手段と、
    前記内燃機関の排気系に設けられ、排気の空燃比を検知するための手段と、
    前記検知された空燃比に基づいて、空燃比が目標空燃比になるようにフィードバック制御するための空燃比制御手段とを含み、
    前記空燃比制御手段は、前記パージ処理を中止して、前記内燃機関に要求される条件に基づいて算出された燃料噴射量を補正するための補正係数を算出するための空燃比学習手段と、
    予め定められた時間毎に学習完了フラグをリセットして前記空燃比学習を実行するように前記空燃比学習手段を制御するための手段と、
    前記パージ処理におけるパージ濃度が高い場合には、前記学習完了フラグをリセットしないように制御するためのフラグ制御手段とを含む、内燃機関の制御装置。
  2. 前記フラグ制御手段は、
    前記パージ濃度に基づいて、ベーパ蓄積量の判定値を変更するための手段と、
    推定された前記ベーパ蓄積量と前記判定値とに基づいて、前記学習完了フラグをリセットおよびセットのいずれかの状態にするように制御するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記学習完了フラグがリセットされた履歴がない場合には、空燃比学習処理よりもパージ処理を優先させるための手段をさらに含む、請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
JP2005214468A 2005-07-25 2005-07-25 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP4382717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005214468A JP4382717B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005214468A JP4382717B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007032354A true JP2007032354A (ja) 2007-02-08
JP4382717B2 JP4382717B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=37791901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005214468A Expired - Fee Related JP4382717B2 (ja) 2005-07-25 2005-07-25 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4382717B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102077A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102077A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4382717B2 (ja) 2009-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1731742B1 (en) Fuel injection control apparatus for internal combustion engine with dual injectors and a purge control system
US9759153B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP4962622B2 (ja) 車両の制御装置
JP2007056849A (ja) エンジンの制御装置
JP3681041B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
US6505599B1 (en) Combustion control apparatus and method for engines
JP4491387B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4244824B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH08144870A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US6176217B1 (en) Fuel vapor processing apparatus and method of internal combustion engine
JP2010203326A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2013113143A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP4382717B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US11156174B2 (en) Controller for vehicle and method for controlling vehicle
JP3846481B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP6961308B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3835975B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
US6273063B1 (en) Apparatus and method for controlling idle rotation speed of an internal combustion engine
JP7255505B2 (ja) 車両
JP3562248B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2009024496A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP7023129B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4390751B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2006316655A (ja) 内燃機関の制御装置
JP3633355B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees