JP2007030635A - サイドドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 側突荷重を車体骨格に効果的に伝達することができるサイドドア構造を得る。
【解決手段】サイドドア構造10は、車体の乗員乗降用の開口部を開閉するためのサイドドア12を備える。サイドドア12の下部には、車体外側から車幅方向内向きの荷重を車体骨格40に伝達するドアリインフォースメント32が配設されている。ドアリインフォースメント32は、車幅方向中央部に上向き開口するガラス収容部50を有し略コ字枠状に形成された外形部44を備える。外形部44内には、該外形部44を構成する外側壁44Aにおけるガラス収容部50の底よりも上側のG点と、該外形部44の底壁44Cにおけるガラス収容部50の外壁44Hよりも車幅方向内側の点Hとを連結する傾斜リブ52が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両に設けられたサイドドアに適用されるサイドドア構造に関する。
側突時の乗員の保護を図るために、ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間に弾性体パッドを配設し、側突時にアウタパネルによって押動された弾性体パッドを車室内に突出させることで、乗員の2次衝突を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−76558号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、側突荷重を車体骨格に伝達することができない。
本発明は、上記事実を考慮して、側突荷重を車体骨格に効果的に伝達することができるサイドドア構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るサイドドア構造は、車体の乗員乗降用の開口部を開閉するためのサイドドアの下部に、車体外側から入力される車幅方向内向きの荷重を車体骨格に伝達する補強部材が配設されたサイドドア構造であって、前記補強部材は、閉断面を成す枠状に形成されると共に、車幅方向中央部の枠外に上向きに開口する凹部が形成された外形部と、前記外形部の内側で、該外形部の車幅方向外側部分を構成する外側壁における前記凹部の底よりも車体上下方向の上側部分と、前記外形部の車体上下方向に下端を構成する底壁における前記凹部の車幅方向外円よりも車幅方向内側部分とを連結する傾斜壁と、を含んで構成されている。
請求項1記載のサイドドア構造では、例えば側突などに伴って車体外側からドア下部に所定値以上の荷重が入力されると、この荷重によってドアは車内側に押圧されて移動し、補強部材は、車体骨格に当接して変形しながら、その車幅方向内側に位置する車体骨格に側突荷重を伝達する。この補強部材を構成する外形部は、車幅方向中央部に上向きに開口する凹部を有し、車体前後方向から見て全体として上向きに開口する略コ字枠状に形成されている。
ここで、補強部材は、外側壁における凹部の底(下端)よりも上側部分と、底壁における凹部の車幅方向外端よりも車幅方向内側部分とを連結する傾斜壁を含むため、車幅方向外側から凹部の底よりも上側部分(傾斜壁の上端よりも上側を含む)に荷重が入力した場合に、凹部の車幅方向外側部分が内側部分に当接するまでの間、主に荷重入力方向に対し鈍角を成す傾斜壁の軸力(圧縮力)相当の荷重を、底壁を介して車体骨格に伝達することができる。
このように、請求項1記載のサイドドア構造では、側突荷重を車体骨格に効果的に伝達することができる。
請求項2記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項1記載のサイドドア構造において、前記補強部材は、前記外側壁における前記傾斜壁との連結部よりも下側部分と、前記傾斜壁における車幅方向内側部分とを連結する補助壁をさらに含む。
請求項2記載のサイドドア構造では、補助壁が傾斜壁の座屈を抑制するため、傾斜壁による伝達荷重を増大することができる。
請求項3記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項1又は請求項2記載のサイドドア構造において、前記補強部材は、前記外形部内で車幅方向に沿って設けられ、前記凹部の底部と前記外形部の車幅方向内側部分を構成する内側壁とを連結する横壁をさらに含む。
請求項3記載のサイドドア構造では、傾斜壁は、外形部における凹部の車幅方向外側部分と内側部分とが当接する前には、上記の通り主に軸力相当の荷重を底壁側に伝達し、外形部における凹部の車幅方向外側部分と内側部分とが当接した後は、横壁を車幅方向外端(凹部の底側)から車幅方向内側に向けて押圧する。これにより、横壁の軸力相当の荷重をも車体骨格に伝達することが可能になる。
特に、請求項2に係る補助壁を有する構成において、傾斜壁と横壁との当接後の補助壁の姿勢が横壁と略一直線を成すように設定しておけば、外形部における凹部の車幅方向外側部分と内側部分とが当接した後は、傾斜リブの曲げ耐力に加えて(この曲げ耐力に頼ることなく)、大きな荷重を車体骨格に伝達することができる。
請求項4記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項3記載のサイドドア構造において、前記補強部材は、前記凹部の底部から前記外側壁側に突出された凸部をさらに含む。
請求項4記載のサイドドア構造では、外形部における凹部の車幅方向外側部分と内側部分とが当接する前に傾斜壁が凸部に当接し、荷重入力から短時間で(早期に)大きな伝達荷重を得ることができる。
請求項5記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項4記載のサイドドア構造において、前記凸部は、前記外形部を構成し前記凹部側に開口する溝の溝壁である。
請求項5記載のサイドドア構造では、外形部に設けられた溝壁が凹部から外側壁に向けて突出して凸部を構成している。この凸部は、溝の開口幅相当の幅を有するため、当接した傾斜壁の支持スパンを短くすることができ、傾斜壁の曲げ耐力すなわち横壁への伝達荷重を大きくすることができる。
以上説明したように本発明に係るサイドドア構造は、側突荷重を車体骨格に効果的に伝達することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係るサイドドア構造としてのサイドドア構造10について、図1乃至図6に基づいて説明する。先ず、サイドドア構造10の概略全体構成を説明し、次いで本発明の要部であるドアリインフォースメント32について詳細に説明することとする。
なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印INは、それぞれサイドドア構造10が
適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、及び車幅方向内側を示している。
(全体構成)
図5には、本発明におけるドアとしてのサイドドア12が一部切り欠いた斜視図にて示されている。この図に示される如く、サイドドア12は、車体11の側部に設けられたドア開口部14を開閉するためのものである。この実施形態では、サイドドア12は、その前部12Aにおいてドアヒンジ30を介してピラーとしてのセンタピラー16に回動可能に支持されており、センタピラー16が前縁を構成する後席用のドア開口部14を開閉するリヤドアとされている。このドア開口部14は、センタピラー16、ルーフサイドレール18、リヤピラー20、ロッカ(サイドシル)22に囲まれて構成されている。以下、前後方向、車幅方向を用いて説明する場合には、サイドドア12がドア開口部14を閉止している状態における各方向を示すものとする。
図1及び図3にも示される如く、サイドドア12は、ドアインナパネル24と、ドアインナパネル24を車幅方向外側から覆い車外に露出するドアアウタパネル26とを備えている。ドアアウタパネル26は、外周縁部26Aがドアインナパネル24の外周縁部24Aにヘミング加工にて結合されている。図5に示される如く、サイドドア12は、その上部に形成されたサイドウインドウ12Bを開閉可能なサイドガラス25を備えている。図1は、サイドガラス25がサイドウインドウ12Bを開放する位置に位置する状態を示している。
また、ドアインナパネル24とドアアウタパネル26との間における下部には、前後方向に長手とされたインパクトビーム28が配設されている。図2及び図3に示される如く、インパクトビーム28は、サイドドア12の下部における前後方向の略全長に亘る長さとされており、前後端28A、28Bがそれぞれ支持部29A、29Bに固定的に支持されている。図1に示される如く、この実施形態では、インパクトビーム28は、略円筒形状に形成されている。
図3に示される如く、サイドドア12は、ドアヒンジ30を介してセンタピラー16にヒンジ軸30A廻りに回動可能に支持されており、ヒンジ軸30A廻りに回動することで、ドア開口部14を閉止する閉止位置と、ドア開口部14を開放する開放位置とを取り得る構成とされている。ドアヒンジ30のヒンジ軸30Aは、インパクトビーム28の前端を貫通している。
そして、図1乃至図3に示される如く、サイドドア12は、その前後方向中央部の下部に配設された補強部材としてのドアリインフォースメント32を備えている。ドアリインフォースメント32は、全体として略直方体の中空ブロック状に形成されており(詳細は後述)、車幅方向外端がドアアウタパネル26の内面に固着されている。このドアリインフォースメント32は、ドアインナパネル24に形成した窓部24Bを通じて該ドアインナパネル24よりも車幅方向内側に突出している。
図1及び図3に示される如く、ドアリインフォースメント32は、ドアトリム34によって車室内側から被覆されており、そのドアインナパネル24よりも車幅方向内側に突出した突出部32Aの上部32Bが、該上部32Bよりも上方に突出したドアトリム34の上部34A、ドアインナパネル24の窓部24Bの上側部分と共に、車載した小物等を収納するためのドアポケット36を形成している。なお、ドアポケット36の底部、側壁を構成するドアリインフォースメント32の上部32B、ドアインナパネル24の窓部24Bよりも上側部分は、図示しない内装被覆材にて被覆されている。
また、図1に示される如く、ドア開口部14を閉止しているサイドドア12のドアリインフォースメント32の車幅方向内側には、車幅方向に長手とされ、フロアパネル38を補強する車体骨格部材としてのフロアクロスメンバ40の車幅方向外端40Aが位置している。したがって、サイドドア12に車外から衝突体Cが衝突し所定値以上の車幅方向内向きの荷重が作用すると、衝突体Cからドアリインフォースメント32を介してフロアクロスメンバ40に荷重が伝達されるようになっている。フロアクロスメンバ40には、後席シート42(の支持部)が固定されている。
(ドアリインフォースメントの構成)
図1及び図5に示される如く、ドアリインフォースメント32は、前後方向に直交する断面視で枠状に形成されて閉断面を成す外形部44と、外形部44の内側に設けられて該外形部44を補強する内側補強部46とを有して構成されている。
外形部44は、車幅方向外端で上下方向に沿って立設された外側壁44Aと、車幅方向内端で上下方向に沿って立設され外側壁44Aよりも低い内側壁44Bと、略水平面に沿って外側壁44Aと内側壁44Bの下端同士を連結する底壁44Cと、外側壁44Aの上端から略水平面に沿って車幅方向内側に連続する天壁44Dと、天壁44Dの車幅方向内端と内側壁44Bの上端と連結する傾斜天壁44Eとを含む。
また、ドアリインフォースメント32の外形部44は、外側壁44Aの上端近傍に形成されたU壁44Fを有している。U壁44Fは、断面視で車幅方向外向きに開口する略U字状に形成されると共に両開口縁を外側壁44Aに連続させており、インパクトビーム28の前後方向中央部を入り込ませるビーム収容部48を形成している。さらに、外形部44は、天壁44Dの後部近傍に形成されたU壁44Gを有している。
U壁44Gは、断面視で上向きに開口する略U字状に形成されると共に両開口縁を天壁44Dに連続させており、サイドウインドウ12Bを開放するサイドガラス25の下端部を入り込ませる凹部としてのガラス収容部50を形成している。ガラス収容部50は、ドアリインフォースメント32の高さの半分以上の深さを有している。このガラス収容部50を構成するU壁44Gは、ガラス収容部50の車幅方向外縁を形成する外壁44Hと、外壁44Hと対向する内壁44Iと、外壁44Hと内壁44Iとの下端同士を連結するU字底壁44Jとに分けて把握することができる。外壁44H及び内壁44I(ガラス収容部50)は、上側が下側よりも車幅方向外側に位置するように車体上下(鉛直)方向に対し若干傾斜している。
以上説明した外形部44では、ガラス収容部50の車幅方向外側に位置する(外壁44Hを含む)部分が外側部45A、ガラス収容部50の車幅方向内側に位置する(内壁44Iを含む)部分が内側部45B、ガラス収容部50よりも下側に位置し外側部45Aと内側部45Bとを連結する部分が下部45Cとされている。この外形部44は、車体前後方向から見て、全体として上向きに開口するコ字枠状に形成されていると把握することができる。
一方、内側補強部46は、略水平面に沿って内壁44Iの上下方向中間部と内側壁44Bの上端(傾斜天壁44Eの内下端)とを連結する第1横リブ46Aと、略水平面に沿ってU字底壁44Jの下端部と内側壁44Bとを連結する第2横リブ46Bと、略水平面に沿ってU壁44Fの下縁と外壁44Hの上下方向中間部とを連結する第3横リブ46Cと、略水平面に沿ってU壁44Fの車幅方向内端(頂部)と外壁44Hの上下方向中間部とを連結する第4横リブ46Dとを含む。第1横リブ46Aと第3横リブ46Cとは略同一面に沿って形成されている。また、U字底壁44Jと第2横リブ46Bとは、溶接にて接合(補強)されている。
さらに、内側補強部46は、それぞれ車体上下方向に沿う複数の縦壁を備えている。具体的には、内側補強部46は、横リブ46A、46Bとそれぞれ交差して傾斜天壁44Eと底壁44Cとを連結する第1縦リブ46Eと、内壁44Iのほぼ下方で第2横リブ46Bと底壁44Cとを連結する第2縦リブ46Fとを備えている。
以下では、便宜上、外側壁44Aにおける第2横リブ46Bの延長線Leとの交点の近傍をA部、後述する比較例において外側部45Aに車幅方向内向きの荷重が作用した場合に該外側部45Aが下部45Cに対し倒れるように回転するときの変形支点の近傍に相当する部分をB部、外壁44Hにおける第3横リブ46Cとの連結点の近傍をC部、内壁44Iにおける第1横リブ46Aとの連結点の近傍をD部、外壁44Hの上端と天壁44Dとの角部をE部、内壁44Iの上端と天壁44Dとの角部をF部として説明する。
そして、ドアリインフォースメント32の外形部44内には、本発明における傾斜壁としての傾斜リブ52が設けられている。図5に示される如く、傾斜リブ52は、外側壁44AにおけるU壁44Gの底(下端)と同位であるA部よりも上に位置するG点と、底壁44CにおけるU壁44Gの車幅方向外端である外壁44Hよりも車幅方向内側に位置するH点とを、車体前後方向から見て直線的に連結している。これにより、傾斜リブ52は、側突時に早期に(短時間で)U字底壁44JのB部に当接するようになっている(図6(B)、図6(C)参照)。
この実施形態では、傾斜リブ52の外上端であるG点は、外側部45Aの変形支点であるB部よりも上方に位置し、かつ、傾斜リブ52の内下端であるH点は、B部よりも車幅方向外側に位置している。特に、H点は、ガラス収容部50(U壁44G)の幅方向中心線Lcと底壁44Cとの交点に設定されている。以上により、外側壁44Aと傾斜リブ52とが該傾斜リブ52の上側に成す角αは鈍角であり、傾斜リブ52は側突荷重の入力方向(水平方向)に対し荷重伝達方向が鈍角を成すようになっている。また、傾斜リブ52と底壁44Cとが該傾斜リブ52の車幅方向内側に成す角β、すなわち傾斜リブ52から底壁44Cへの荷重伝達経路は鈍角とされている。なお、傾斜リブ52は、内側補強部46の構成部分として把握することも可能である。
また、ドアリインフォースメント32は、外形部44における底壁44Cの車幅方向中央部から下方に延設されたフランジ54をさらに備えている。また、図3に示される如く、ドアリインフォースメント32は、その前縁32Cが、車幅方向外側が内側よりも前方に位置するように該車幅方向に対し傾斜して形成されており、全体として平面視で略台形状とされている。
以上説明したドアリインフォースメント32は、内側補強部46、傾斜リブ52が外形部44内における前後方向の全長に亘り形成されており、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出し成形によって一体に形成されている。なお、ドアリインフォースメント32は、アルミニウム系以外の合金にて構成されても良く、他の加工法(例えば、引抜き成形)によって形成されても良い。
また、図1に示される如く、ドアリインフォースメント32は、その外側壁44Aがドアアウタパネル26の内面に接着にて固定されると共に、そのフランジ54がドアインナパネル24の窓部24Bの下縁部に接着又は溶接によって固定されている。さらに、ドアリインフォースメント32は、ビーム収容部48に入り込ませたインパクトビーム28にU壁44Fの底部において接着等によって固定されている。これにより、インパクトビーム28の支持スパンが短縮されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成のサイドドア構造10では、サイドドア12をドアヒンジ30のヒンジ軸30A廻りに回動することで、車体11のドア開口部14が開閉される。ドア開口部14を閉止しているサイドドア12の下部に、車幅方向外側から衝突体Cが衝突すると、ドアアウタパネル26を介して衝突体Cに押圧されたドアリインフォースメント32がフロアクロスメンバ40の車幅方向外端40Aに当接して側突荷重を伝達する。
ここで、サイドドア構造10では、ドアリインフォースメント32に外形部44のG点とH点とを結ぶ傾斜リブ52を設けたため、図6(A)に示す側突初期にドアリインフォースメント32は、傾斜リブ52の軸力相当の荷重を底壁44Cに伝えながら主に外側部45Aを内側部45Bに近接させる。図6(B)に示す如く外側部45Aが内側部45Bに当接すると、傾斜リブ52が外形部44のU字底壁44Jに当接して側突荷重を第2横リブ46Bに伝達する。以上により、ドアリインフォースメント32は、ガラス収容部50を潰しきった後は、外側部45Aから内側部45Bに荷重を伝達する経路と、第2横リブ46Bが荷重を伝達する経路と、底壁44Cが荷重を伝達する経路とで、フロアクロスメンバ40に側突荷重を効果的に伝達することができる。
このように、第1の実施形態に係るサイドドア構造10では、側突荷重を車体骨格であるフロアクロスメンバ40に効果的に伝達することができる。以下、このことを比較例との比較によってより具体的に説明する。なお、比較例における本実施形態に対応する部品・部分には、本実施形態と同じ符号を用いて説明を省略する。図13には、比較例に係るサイドドア構造が図1に対応する断面図にて示されている。
比較例に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメント100は、傾斜リブ52を備えず、外側壁44AにおけるA部と第2横リブ46Bの車幅方外端(U壁44Gの底)とを連結する第5横リブ102と、第5横リブ102と底壁44Cとを連結する第3縦リブ104とを備えている。この構成では、外側部45Aすなわち外側壁44AにおけるG点(A部)よりも上側部分に側突荷重が入力すると、該外側部45AのB部を支点とする回転方向の変形に伴って外側壁44Aは第3横リブ102によって補強されたA部において折れ曲がるように変形し、外側部45Aの両端支持状態に移行しようとする。そして、外側壁44AのA部の曲げ耐力が相対的に変形する第3横リブ102、第2横リブ46Bの軸力よりも小さいことから、衝突実験結果である図14に示す如く、外側部45Aが内側部45Bに当接する前に外側壁44AがA部において破断する。したがって、本比較例に係る構成では、側突荷重のうち、外側部45Aの車幅方向内端である外壁44Hの曲げ耐力及び第1横リブ46Aの軸力相当分しか、フロアクロスメンバ40に伝達することができない。
また、側突過重が外側部45Aに入力される衝突形態では、第3横リブ102、第2横リブ46B、底壁44Cは荷重を受けず変形しないため、ドアアウタパネル26における衝突体Cによって内方に押し込まれる部分よりも下側を外側に逃がしてしまう(図14参照)。このため、ドアアウタパネル26によってドアリインフォースメント100の下部、すなわち第3横リブ102、第2横リブ46B、底壁44Cを車幅方向内向きに押圧してこれらの軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができない。
さらに、ドアリインフォースメント100では、外側部45AがB部を支点に回転する(倒れる)ように変形するため、外壁44HにおけるC部、E部は、それぞれ内壁44IにおけるD部、F部よりも下側に当接する。このため、外側部45Aに設けられた第3横リブ46Cは、第1横リブ46Aを押圧することなく内壁44IにおけるD部よりも下側部分を曲げ変形させてしまい、同様に、外壁44H側の天壁44Dは、内壁44I側の天壁(傾斜天壁44E)を押圧することなく内壁44IにおけるF部とD部との間の部分を曲げ変形させてしまう。これにより、第1横リブ46A、傾斜天壁44Eへの伝達荷重が小さく、これらの軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができない。
これに対して本実施形態に係るサイドドア構造10では、側突の初期には、荷重入力方向に対し鈍角を成す傾斜リブ52が主に軸力として側突荷重を底壁44Cに伝達し、該初期における伝達荷重が大きくなる。また、傾斜リブ52と外側壁44Aとの成す角α、傾斜リブ52と底壁44Cとの成す角βが共に鈍角であることから、各部の応力集中が緩和され、外側壁44AがA部又は他の部位において破断することが抑制される。これにより、外側部45Aが内側部45Bに当接した後の伝達荷重が大きくなる。
また、サイドドア構造10では、図6(B)に示す如く外側部45Aが内側部45B側に変形すると、上記の如く傾斜リブ52が外形部44のU字底壁44Jに当接して車幅方向に沿う荷重を第2横リブ46Bに伝達する。すなわち、傾斜リブ52の曲げ耐力相当荷重を、第2横リブ46Bを介して(軸力相当荷重として)フロアクロスメンバ40に伝達することができる。さらに、傾斜リブ52は、主に軸力相当荷重を底壁44CにおけるH点よりも車幅方向内側部分にも荷重を伝達するため、底壁44Cの軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができる。
しかも、傾斜リブ52の外側壁44Aとの連結点GがB部よりも上にあり、かつ底壁44Cとの連結点HがB部よりも車幅方向内側に位置するため、側突荷重を受けた外側部45Aの変形の支点はH点になる。そして、傾斜リブ52がU字底壁44Jに当接すると、図6(C)に模式的に示す如く、傾斜リブ52の回転半径が小さくなってG点の移動方向が水平方向に近くなる。このため、ドアリインフォースメント32では、外側部45Aの変形モードがB部を支点とする回転ではなく、図6(B)に示す如く下部45Cを含めた平行移動モードになる。このため、比較例の如くドアアウタパネル26が変形しない下部45Cに案内されて車幅方向外側に逃げるように変形することが抑制され、底壁44Cがドアアウタパネル26によって直接的に車幅方向内側に向けて押圧される。したがって、底壁44Cは、傾斜リブ52から伝わりH点よりも車幅方向内側に作用する荷重と、ドアアウタパネル26から入力され車幅方向の全長に亘り作用する荷重とを共にフロアクロスメンバ40に伝達する。
さらに、上記の如く平行移動モードで変形して内側部45Bに当接した外側部45Aは、図6(B)に示される如く、C部、E部の高位をD部、F部の高位に略一致させるため、内壁44Iを曲げ変形することなく、第1横リブ46A、傾斜天壁44Eの軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができる。
以上により、サイドドア構造10では、側突荷重をドアリインフォースメント32の上下方向の各部に分散してフロアクロスメンバ40に伝達し、かつドアリインフォースメント32の上下方向の各部を構成する傾斜天壁44E、第1横リブ46A、第2横リブ46B、底壁44Cが主に軸力相当の荷重を伝達するため、サイドドア12の変形を抑えつつ側突荷重をフロアクロスメンバ40に効率的に伝達する構成が実現された。
また、サイドドア構造10では、サイドガラス25から流下又は滴下された雨水等の流れ方向を傾斜リブ52によって規制することができ、防水性が向上する。
さらに、押出し成形等により形成されてサイドドア構造10を構成するドアリインフォースメント32は、外側壁44AにおけるG点と底壁44CにおけるH点とが傾斜リブ52によって直線的に連結されるため、外形寸法が安定する(ばらつきが減少する)。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品、部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
図7には、本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造60を構成するドアリインフォースメント62が図5に対応する断面図にて示されている。この図に示される如く、ドアリインフォースメント62は、外側壁44Aと傾斜リブ52とを連結する補助リブ64を備えている点で、第1の実施形態におけるドアリインフォースメント32とは異なる。
補助リブ64は、外側壁44AにおけるA部よりも下側部分と、傾斜リブ52車幅(上下)方向略中間部とを連結し、車幅方向外側よりも内側の方が高位になるように傾斜している。この補助リブ64の傾斜角は、図8に示す如く傾斜リブ52がU字底壁44Jに当接した状態で第2横リブ46Bと略一直線を成すように設定されている。サイドドア構造60の他の構造は、サイドドア構造10の対応する構成と同じである。
したがって、ドアリインフォースメント32に代えてドアリインフォースメント62を備えたサイドドア構造60によっても、基本的に第1の実施形態に係るサイドドア構造10と同様の効果を得ることができる。
また、サイドドア構造60では、傾斜リブ52がU字底壁44Jに当接すると、補助リブ64が外側壁44Aと第2横リブ46Bとを略水平面に沿って連結するため、傾斜リブ52からの伝達荷重(曲げ耐力)に加えて、外側壁44A(衝突体C)から補助リブ64の軸力相当の荷重を第2横リブ46Bに伝達することができる。
さらに、サイドドア構造60では、補助リブ64が傾斜リブ52の座屈に対する(湾曲を規制する)補強リブとして機能するため、傾斜リブ52から第2横リブ46B、底壁44Cへ一層効率的に側突荷重を伝達することができる。
(第3の実施形態)
図9には、本発明の第3の実施形態に係るサイドドア構造70を構成するドアリインフォースメント72が図5、図7に対応する断面図にて示されている。この図に示される如く、ドアリインフォースメント72は、U字底壁44Jの車幅方向略中央部よりも外側部分が凸部としての溝壁74に置き換えられている点で、第2の実施形態に係るサイドドア構造60とは異なる。
溝壁74は、U字底壁44J(図9に仮想線にて示す置換部分)よりも車幅方向外向きに膨出しており、ガラス収容部50に連通する溝76を形成している。したがって、溝壁74は、U字底壁44Jよりも傾斜リブ52に近接している。サイドドア構造70の他の構造は、サイドドア構造60の対応する構成と同じである。
したがって、ドアリインフォースメント62に代えてドアリインフォースメント72を備えたサイドドア構造70によっても、基本的に第1の実施形態に係るサイドドア構造10の効果を含む、第2の実施形態に係るサイドドア構造60と同様の効果を得ることができる。
また、サイドドア構造70では、ドアリインフォースメント72の外側部45Aが内側部45Bに当接する前に傾斜リブ52が溝壁74に当接する。このため、衝突体Cからの加重入力(側突)から短時間で(早期に)、第2横リブ46Bの軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができる。換言すれば、外側部45Aが内側部45Bに当接するまでの伝達荷重が小さい時間を、別の荷重伝達経路を形成することで短縮することが実現された。しかも、溝壁74は、溝76の開口幅に対応する所定長さに亘り傾斜壁52と接触するため、換言すれば、U字底壁74と比較して傾斜壁52との接触長が長いため、傾斜壁52の支持スパンを短くする効果がある。これにより、傾斜リブ52の曲げ耐力すなわち第2横リブ46Bへの伝達荷重を大きくすることができる。
さらに、サイドドア構造70では、上記の通り溝壁74がU字底壁44Jよりも傾斜リブ52に近接するため、サイドガラス25から流下又は滴下した雨水を傾斜リブ52に伝えやすい。
(第4の実施形態)
図10には、本発明の第4の実施形態に係るサイドドア構造80を構成するドアリインフォースメント82が図5に対応する断面図にて示されている。この図に示される如く、ドアリインフォースメント82は、第2横リブ46Bに代えて設けられた第2横リブ84がU壁44Gの車幅方向外側まで延設されて傾斜リブ52に連結されている点で、第1の実施形態におけるドアリインフォースメント32とは異なる。ドアリインフォースメント82の他の構成は、ドアリインフォースメント32の対応する構成と同じである。
したがって、ドアリインフォースメント32に代えてドアリインフォースメント82を備えたサイドドア構造80によっても、基本的に第1の実施形態に係るサイドドア構造10と同様の効果を得ることができる。また、サイドドア構造80では、第2横リブ84が傾斜リブ52と連結されているため、外側部45Aが内側部45Bに当接する前の側突初期から第2横リブ84の軸力相当荷重をフロアクロスメンバ40に伝達することができる。なお、第2横リブ84における第2横リブ46Bよりも車幅方向外側に延設された部分84Aは、本発明における「凸部」として把握することも可能である。
(第5の実施形態)
図11には、本発明の第5の実施形態に係るサイドドア構造85を構成するドアリインフォースメント86が図7に対応する断面図にて示されている。この図に示される如く、ドアリインフォースメント86は、補助リブ64に代えて設けられた補助リブ88が傾斜リブ52と交差して外壁44Hに連結されている点で、第2の実施形態におけるドアリインフォースメント62とは異なる。ドアリインフォースメント86の他の構成は、ドアリインフォースメント62の対応する構成と同じである。
したがって、ドアリインフォースメント62に代えてドアリインフォースメント86を備えたサイドドア構造85によっても、基本的に第2の実施形態に係るサイドドア構造60と同様の効果を得ることができる。また、サイドドア構造85では、補助リブ88が外壁44Hと連結されているため、側突荷重を効果的に第2横リブ46Bに伝達することができる。すなわち、外側部45Aが内側部45Bに当接する前には、主に傾斜リブ52よりも外壁44H側の部分88Aの曲げ耐力によって第2横リブ46Bに荷重を伝達し、外側部45Aが内側部45Bに当接した後は、主に傾斜リブ52よりも外側壁44A側の部分88Bが補助リブ64と同様に軸力相当荷重を第2横リブ46Bに伝達することができる。
(第6の実施形態)
図12には、本発明の第6の実施形態に係るサイドドア構造90を構成するドアリインフォースメント92が図7に対応する断面図にて示されている。この図に示される如く、ドアリインフォースメント92は、補助リブ64に代えて設けられた補助リブ88が傾斜リブ52と交差して溝壁74に連結されている点で、第3の実施形態におけるドアリインフォースメント72とは異なる。ドアリインフォースメント92の他の構成は、ドアリインフォースメント72の対応する構成と同じである。
したがって、ドアリインフォースメント72に代えてドアリインフォースメント92を備えたサイドドア構造90によっても、基本的に第3の実施形態に係るサイドドア構造70と同様の効果を得ることができる。また、サイドドア構造90では、補助リブ88が溝壁74と連結されているため、側突荷重を効果的に第2横リブ46Bに伝達することができる。すなわち、外側部45Aが内側部45Bに当接する前には、主に傾斜リブ52よりも外壁44H側の部分の曲げ耐力によって第2横リブ46Bに荷重を伝達し、外側部45Aが内側部45Bに当接した後は、主に傾斜リブ52よりも外側壁44A側の部分が補助リブ64と同様に軸力相当荷重を第2横リブ46Bに伝達することができる。
なお、上記各実施形態では、サイドドア12が前ヒンジ構造のリヤドアである例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、本発明をフロントドアに適用しても良く、スライドドアや後ヒンジ構造のサイドドアに本発明を適用しても良い。また、本発明における車体骨格がフロアクロスメンバ40に限定されないことは言うまでもない。
さらに、本発明のサイドドア構造を構成する補強部材は、上記した各ドアリインフォースメント32、62、72、86、92には限定されず、各種変更して構成することができる。
本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を示す車体後側から見た断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を示す平面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造が適用されたサイドドアの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントの一部を示す図であって、(A)は変形前の状態を示す断面図、(B)は変形後の状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントの変形後の状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の第6の実施形態に係るサイドドア構造を構成するドアリインフォースメントを車体前後方向から見た断面図である。 本発明の実施形態との比較例に係るサイドドア構造を構成する図1に対応する断面図である。 上記比較例を構成するドアリインフォースメントの変形状態を示す断面図である。
符号の説明
10 サイドドア構造
11 車体
12 サイドドア
14 ドア開口部(開口部)
32 ドアリインフォースメント(補強部材)
40 フロアクロスメンバ(車体骨格)
44 外形部
46B 第2横リブ(横壁)
50 ガラス収容部(凹部)
52 傾斜リブ(傾斜壁)
60・70・80・85・90 サイドドア構造
62・72・82・86・92 ドアリインフォースメント
64・88 補助リブ
74 溝壁(凸部)
84 第2横リブ(横壁)

Claims (5)

  1. 車体の乗員乗降用の開口部を開閉するためのサイドドアの下部に、車体外側から入力される車幅方向内向きの荷重を車体骨格に伝達する補強部材が配設されたサイドドア構造であって、
    前記補強部材は、
    閉断面を成す枠状に形成されると共に、車幅方向中央部の枠外に上向きに開口する凹部が形成された外形部と、
    前記外形部の内側で、該外形部の車幅方向外側部分を構成する外側壁における前記凹部の底よりも車体上下方向の上側部分と、前記外形部の車体上下方向に下端を構成する底壁における前記凹部の車幅方向外円よりも車幅方向内側部分とを連結する傾斜壁と、
    を含んで構成されているサイドドア構造。
  2. 前記補強部材は、前記外側壁における前記傾斜壁との連結部よりも下側部分と、前記傾斜壁における車幅方向内側部分とを連結する補助壁をさらに含む請求項1記載のサイドドア構造。
  3. 前記補強部材は、前記外形部内で車幅方向に沿って設けられ、前記凹部の底部と前記外形部の車幅方向内側部分を構成する内側壁とを連結する横壁をさらに含む請求項1又は請求項2記載のサイドドア構造。
  4. 前記補強部材は、前記凹部の底部から前記外側壁側に突出された凸部をさらに含む請求項3記載のサイドドア構造。
  5. 前記凸部は、前記外形部を構成し前記凹部側に開口する溝の溝壁である請求項4記載のサイドドア構造。
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