JP2007030405A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属シート複合樹脂含浸紙を化粧面材とする、耐熱性、耐シガレット性、耐湿性、耐硬度等に優れた化粧板を生産性良く製造できるようにする。
【解決手段】金属シート4の表裏面に接着した紙3′,5′にそれぞれ合成樹脂液11を含浸させて金属シート複合樹脂含浸紙2を形成し、この金属シート複合樹脂含浸紙2を基板1表面に配して、加熱加圧により基板1と金属シート複合樹脂含浸紙2とを一体に固着する。複数の樹脂含浸紙を金属シート等と加熱加圧接着し、これを接着剤を用いて基板に貼着する従来の面倒な生産加工を不要とし、金属シート4と樹脂含浸紙とが良好に密着した化粧板を生産性良く製造し、その生産歩留まりの向上を図る。
【選択図】図7

Description

本発明は、住宅等の建築物の特に壁板や床板等の内装材として用いるのに好適な化粧板を生産性良く製造するための製造方法に関する。
従来から、特許文献1に例示されるように、複数の樹脂含浸紙を積層接着して形成される樹脂含浸化粧材はよく知られており、このような化粧材は、通常、内装材基板やテーブル等の天板基板の表面に接着されて化粧内装板や化粧天板に加工される化粧面材として用いられている。
また、特許文献2や特許文献3に示されるように、樹脂含浸紙とアルミ箔等の金属シートとを複合した化粧面材や化粧板も知られており、それぞれ耐シガレット性や耐結露腐蝕性・耐反り性等の問題を改善するものである。
特開平5−193083号公報 特開平10−86276号公報 特開平7−108647号公報
しかしながら、上記従来のものを製造する場合、いずれも、複数の樹脂含浸紙、又は樹脂含浸紙と金属シートとを準備しておき、これらを1枚ずつ接着一体化する方法であるため、生産性や生産時の取扱い性が悪い。また、建築物の化粧内装板や化粧天板にするには、このような多層の樹脂含浸紙積層面材をさらに接着剤を用いて基板に貼着する必要があり、生産加工が面倒であった。
また、従来のものでは、樹脂の含浸処理時に、薄い含浸紙が破損してその生産歩留まりが低下するという問題も生じる。
また、特に、特許文献2や特許文献3に示される後者の方法においては、アルミ箔等の金属シートを樹脂含浸シート内の未硬化樹脂を用いて加熱加圧下で接着しようとすると、金属との接着性の良い特殊な合成樹脂を用いる必要があり、含浸用樹脂として通常よく用いられるDAP樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等を用いた場合には、接着不良が生じ易いという問題を有していた。
本発明は、かかる従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、樹脂含浸紙と金属シートの複合方法に工夫を凝らすことにより、金属シート複合樹脂含浸紙を化粧面材とする、耐熱性、耐シガレット性、耐湿性(水蒸気バリアー性)、耐硬度等に優れた化粧板を、生産性良く製造することができる製造方法を提供しようとすることにある。
上記の目的の達成のため、請求項1の発明に係る化粧板の製造方法では、金属シートの表裏面にそれぞれ紙を接着した後、該表裏面の紙に合成樹脂液を含浸させた金属シート複合樹脂含浸紙を得、この金属シート複合樹脂含浸紙を基板表面に配して加熱加圧することにより、基板と金属シート複合樹脂含浸紙とを一体に固着することを特徴とする。
この請求項1の発明に係る化粧板の製造方法によると、予め金属シートの表裏面にそれぞれ紙を接着した後、これら表裏面の紙に合成樹脂液を含浸させて金属シート複合樹脂含浸紙を形成し、この金属シート複合樹脂含浸紙を基板表面に対し、加熱加圧して基板と一体に固着するので、従来の化粧板のように、複数の樹脂含浸紙を予め用意してこれと金属シート等を加熱加圧接着し、さらにこれを接着剤を用いて基板に貼着する、という面倒な生産加工を行う必要がなく、化粧板を生産性良く製造することができる。
そして、予め金属シートに対し表裏の紙を、金属シートと紙とを良好に接着できる接着剤を用いて接着してから、その表裏の紙に樹脂を含浸させるので、金属シートと樹脂含浸紙とが良好に密着した化粧板に形成できる。
また、従来のように、含浸処理時において、薄い含浸紙が破損してその生産歩留まりが低下するという問題を生じることもない。
請求項2の発明に係る化粧板の製造方法では、請求項1の発明の化粧板の製造方法において、基板裏面に樹脂含浸紙を配して加熱加圧することにより、基板の表面に金属シート複合樹脂含浸紙を、また基板の裏面に樹脂含浸紙をそれぞれ一体に固着することを特徴とする。
この請求項2の発明に係る化粧板の製造方法によると、基板裏面にも樹脂含浸紙を配して加熱加圧しているので、請求項1の発明に加えて、反り等の発生がなく強度的にも優れた化粧板を形成できる。
請求項3の発明に係る化粧板の製造方法では、請求項1又は2の発明の化粧板の製造方法において、基板は無機質板であることを特徴とする。
この請求項3の発明に係る化粧板の製造方法によると、基板として無機質板を用いているので、耐熱性や防火性に優れた化粧板に形成することができる。
請求項4の発明に係る化粧板の製造方法では、請求項3の発明の化粧板の製造方法において、無機質板は、無機質繊維と無機質粉状体と結合剤とを主成分とする厚さ2mm〜9mmの無機質板とする。
この請求項4の発明に係る化粧板の製造方法によると、基板としての無機質板が、無機質繊維と無機質粉状体と結合剤とを主成分とする厚さ2mm〜9mmの薄い無機質板を用いているので、請求項3の発明の効果に加えて、大版サイズであっても軽くて施工し易く、また現場での切断加工性の良い化粧板を形成することができる。
請求項5の発明に係る化粧板の製造方法では、請求項1ないし4のいずれか1つの発明の化粧板の製造方法において、金属シートの表面側に接着する紙は化粧紙で、かつ裏面側に接着する紙よりも坪量が大であることを特徴とする。
この請求項5の発明に係る化粧板の製造方法によると、金属シートの表面側に接着する紙が化粧紙であり、裏面側に接着する紙よりも坪量が大であるものを用いているので、請求項1ないし4のいずれか1つの発明の効果に加えて、硬度の必要な表面側は樹脂含浸量が多くて硬度の高い化粧面に形成する一方、裏面側は樹脂含浸量が少なめで基板との接着性の確保ができる金属シート複合樹脂含浸紙に形成することができる。
請求項6の発明に係る化粧板の製造方法では、請求項1ないし5のいずれか1つの発明の化粧板の製造方法において、表面側の紙に含浸する樹脂と裏面側の紙に含浸する樹脂とは、異なる樹脂であることを特徴とする。
この請求項6の発明に係る化粧板の製造方法によると、表面側の紙に含浸する樹脂と裏面側の紙に含浸する樹脂とを互いに異なる樹脂にしているので、請求項1ないし5のいずれか1つの発明において、例えば表面側に含浸する樹脂には、耐汚染性、耐熱変色性、透明性等の化粧層に適した樹脂を、また裏面側には耐汚染性等の化粧適性に劣るが、基板との接着性に優れる樹脂を、それぞれ選択して用いることができる。そして、表裏の紙の間に金属シートを介在させているので、表面側の紙に含浸した樹脂と裏面側の紙に含浸した樹脂とが混じり合って上記樹脂の特徴を減じ合うことはなく、一層良好な諸性能を有する化粧板を製造することができる。
以上説明のように、請求項1の発明に係る化粧板の製造方法によると、金属シートの表裏面にそれぞれ紙を接着し、それら紙に合成樹脂液を含浸させて金属シート複合樹脂含浸紙を形成し、この金属シート複合樹脂含浸紙を基板表面に配して加熱加圧により基板と金属シート複合樹脂含浸紙とを一体に固着することにより、複数の樹脂含浸紙を金属シート等と加熱加圧接着し、これを接着剤を用いて基板に貼着するという面倒な生産加工が不要となり、金属シートと樹脂含浸紙とが良好に密着した化粧板を生産性良く製造することができるとともに、その生産歩留まりの向上を図ることができる。
請求項2の発明に係る化粧板の製造方法によると、基板裏面にも樹脂含浸紙を配して加熱加圧により一体に固着することにより、請求項1の発明に加えて、反り等の発生がなく強度的にも優れた化粧板を形成することができる。
請求項3の発明に係る化粧板の製造方法によると、基板として無機質板を用いたことにより、耐熱性や防火性に優れた化粧板を形成することができる。
請求項4の発明に係る化粧板の製造方法によると、上記無機質板として、無機質繊維と無機質粉状体と結合剤とを主成分とする厚さ2mm〜9mmの薄い無機質基板を用いたことにより、請求項3の発明の効果に加えて、大版サイズであっても軽くて施工し易く、また現場での切断加工性の良い化粧板を製造することができる。
請求項5の発明に係る化粧板の製造方法によると、金属シートの表面側に接着する紙を化粧紙として、裏面側に接着する紙よりも坪量の大きいものを用いたことにより、請求項1ないし4のいずれか1つの発明の効果に加え、硬度の必要な表面側は樹脂含浸量が多くて硬度の高い化粧面に形成する一方、裏面側は樹脂含浸量が少なめで基板との接着性の確保ができる金属シート複合樹脂含浸紙を製造することができる。
請求項6の発明に係る化粧板の製造方法によると、表面側の紙に含浸する樹脂と裏面側の紙に含浸する樹脂とを互いに異なる樹脂にしたことにより、例えば表面側の含浸樹脂として耐汚染性、耐熱変色性、透明性等化粧層に適した樹脂を、また裏面側の含浸樹脂として耐汚染性等の化粧適性には劣るが基板との接着性に優れる樹脂をそれぞれ選択して用いることができ、使用する含浸樹脂の選択肢を拡げることができるとともに、表面側及び裏面側の紙に含浸した樹脂同士が混じり合って各樹脂の特徴を減じ合うことがなく、一層良好な諸性能を有する化粧板を製造することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
図1は、本発明の実施形態に係る製造方法により得られる化粧板Aを示す。この化粧板Aは、基板1と、この基板1の表面に接着された金属シート複合樹脂含浸紙2と、基板1の裏面に接着された樹脂含浸強化紙9とで構成されている。そして、上記金属シート複合樹脂含浸紙2は、表面側の樹脂含浸化粧紙3と、中間層の金属シート4と、裏面側の樹脂含浸紙5とで構成されている。
上記化粧板Aの製造方法の実施形態について、図2〜図7により説明する。
(1) 金属シートへの紙の接着
図2に示すように、金属シート複合樹脂含浸紙2の表面側に配置される樹脂含浸化粧紙3に用いる表面化粧紙3′と、金属シート複合樹脂含浸紙2の裏面側に配置される樹脂含浸紙5に用いる裏面紙5′と、金属シート複合樹脂含浸紙2の中間層の金属シート4とを用意する。
上記表面化粧紙3′としては、特に限定されるものではないが、例えば樹脂含浸性、印刷適性、着色適性の良い坪量30〜80g/m2の印刷チタン紙や着色含浸用紙を用いることができる。
一方、裏面紙5′としては、特に限定されるものではないが、例えば坪量12〜45g/m2の薄葉紙、その他の含浸用紙を用いることができる。
また、中間層の金属シート4としては、厚さ4μmから100μm程度のアルミ箔やステンレス箔等を用いることができる。この金属シート4の厚さが4μm未満となると、その耐熱変色性への効果が不十分となるとともに、製造時等において破損し易くなる。一方、厚さが100μmを超えても、耐熱変色性への効果の上昇が少なくなるとともに、不経済となり、また後述の複合材2′としたときの巻き取り性や、化粧板とした後の施工時の切断加工性が悪くなる。
そして、まず、金属シート4の表面及び裏面にそれぞれ接着剤7,7を塗布し、図3に示すように、その金属シート4の表面側に表面化粧紙3′(チタン紙等)を、また裏面側に裏面紙5′(薄葉紙等)をそれぞれ接着剤7,7により接着して複合材2′を形成する。
この接着剤7は、ウレタン系接着剤やアクリル系樹脂接着剤等、金属シート4と表面化粧紙3′及び裏面紙5′(つまり紙)との接着性の良い接着剤を用いる。この接着剤7は、図2に示すように金属シート4の表裏面にそれぞれ塗布してもよいが、その他、表面化粧紙3′及び裏面紙5′の接着しようとする面(金属シート4に対向する面)に塗布してもよく、さらには金属シート4と表面化粧紙3′及び裏面紙5′との少なくともいずれか一方に塗布すればよい。
(2) 接着された紙への樹脂の含浸
次いで、この接着した金属シート4と表面化粧紙3′及び裏面紙5′との複合材2′に樹脂の含浸処理をする。この樹脂の含浸方法は、浸漬法又は塗布含浸法により行うことができる。上記浸漬法は、図4に示すように、樹脂液11が貯液された浸漬槽12内に位置するガイドローラ13と、浸漬槽12外に位置する略同じ高さの上流側及び下流側ガイドローラ14,15との間に複合材2′を移送させて、その複合材2′が浸漬槽12内のガイドローラ13に沿って移動する間に複合材2′を樹脂液11に浸漬させ、その樹脂液11を表面化粧紙3′及び裏面紙5′に含浸させるものであり、表面化粧紙3′及び裏面紙5′に含浸する樹脂が同じである場合に用いられる。この浸漬法によると、表面化粧紙3′及び裏面紙5′に同時に速く樹脂液11を含浸させることができるので好ましい。
また、通常の紙のみへの樹脂の含浸では、その紙が薄いと、含浸処理時に破損することがあるが、このような複合材2′への含浸では、複合材2′が破損することはない。
一方、塗布含浸法は、図5に示すように、複合材2′を、上流側(図5左側)の塗布ロール17とその下側に位置する支持ロール18との間に、また下流側(図5右側)の塗布ロール21とその上側に位置する支持ロール22との間にそれぞれ挟んだ状態で移送させ、上流側の塗布ロール17と、その側方に外周面を塗布ロール17外周面との間に僅かな隙間があくように配置されたドクタロール19との間に、表面化粧紙3′に含浸させる樹脂液11を供給し、この樹脂液11を塗布ロール17の図5で反時計回り方向の回転に伴い塗布ロール17外周面に載せて、複合材2′の表面化粧紙3′に塗布含浸させる一方、下流側の塗布ロール21と、その側方に外周面を塗布ロール21外周面との間に僅かな隙間があくように配置されたドクタロール23との間に、裏面紙5′に含浸させる樹脂液11を供給し、この樹脂液11を塗布ロール21の図5で時計回り方向の回転に伴い塗布ロール21外周面に載せて、複合材2′の裏面紙5′に塗布含浸させるものである。
そして、表面化粧紙3′に含浸させる樹脂と裏面紙5′に含浸させる樹脂とが互いに異なる場合は、塗布含浸法により紙3′,5′に異なる樹脂液11,11を塗布含浸しても、金属シート4の介在によって両樹脂が混じり合うことがないので好ましい。
上記表面化粧紙3′又は裏面紙5′に含浸する樹脂としては、例えばジアリルフタレート系樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、或いはそれらのシリコン変性やフッ素変性樹脂、さらにはそれらの混合物等を用いることができる。
表面化粧紙3′(樹脂含浸化粧紙3)のみに含浸させる樹脂は、耐汚染性、耐熱変色性、硬度、透明性等に優れた樹脂を用いるのが好ましく、例えばこのような樹脂として、ジアリルフタレート樹脂やシリコン変性ジアリルフタレート系樹脂、アクリルウレタン樹脂等を挙げることができる。
また、裏面紙5′(樹脂含浸紙5)のみに含浸されている樹脂としては、基板1との接着性の良い樹脂を用いるのが好ましく、例えば不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂等を挙げることができる。
このようにして表裏の紙3′,5′に樹脂液11が含浸された複合材2′を一旦乾燥することで、図6に示す如く、表面化粧紙3′及び裏面紙5′への含浸樹脂が未硬化状態の金属シート複合樹脂含浸紙2を形成する。
(3) 裏面用樹脂含浸強化紙の製造
基板1の裏面を補強するための裏面用樹脂含浸強化紙9の製造に用いる紙は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、上記表面化粧紙3′と同様のチタン紙(印刷なし)を用いる例を示す。また、この裏面用樹脂含浸強化紙9への含浸樹脂は、特に限定されるものではなく、種々のものを用いることができる。上記表面化粧紙3′(印刷チタン紙等)に用いたのと同じジアリルフタレート樹脂等の樹脂を用いるのが、形成した化粧板Aの反りや変形の発生をより一層なくする上で好ましい。
この裏面用樹脂含浸強化紙9への樹脂液の含浸は、上記複合材2′への樹脂液の含浸と同様に、浸漬法又は塗布含浸法により行うことができる。
(4) 基板
基板1としては、特に限定されるものではないが、キッチン廻りや水廻りの壁板等の内装化粧板に用いる場合は、耐腐朽性、防火性の点で無機質基板であることが望ましく、さらには、軽量で適度な靭性を有して施工し易く、また切断、穴あけ等の現場加工がし易いという点で、ロックウール等の無機質繊維と、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、シラス発泡体等の無機質粉状体と、フェノール樹脂等の結合剤とを主な成分とする厚さ2mm〜9mmの2層ないし3層構成の火山性ガラス質複層板(例えば大建工業株式会社製の商品名「ダイライト」等)を好適に用いることができる。
(5) 基板への金属シート複合樹脂含浸紙及び裏面用樹脂含浸強化紙の接着
図7に示すように、基板1の表面側に金属シート複合樹脂含浸紙2を、また裏面側に裏面用樹脂含浸強化紙9をそれぞれ配してこれらを積層し、この積層物をホットプレス25により加熱加圧する。図7中、26は熱圧用のプレートである。このことで、上記金属シート複合樹脂含浸紙2の樹脂含浸化粧紙3及び樹脂含浸紙5に含浸された樹脂と、裏面用樹脂含浸強化紙9に含浸された樹脂とを硬化させるとともに、この金属シート複合樹脂含浸紙2及び裏面用樹脂含浸強化紙9と基板1とが一体に固着する。このことで、図1に示す化粧板Aが製造される。
ここにおいて、基板1と裏面用樹脂含浸強化紙9との接着、及び基板1と金属シート複合樹脂含浸紙2との接着は、特に接着剤を用いることなく、金属シート複合樹脂含浸紙2の樹脂含浸紙5中及び裏面用樹脂含浸強化紙9中に含浸された樹脂によって行うことができる。
このようにして製造された化粧板Aは、予め金属シート4に対し表裏の表面化粧紙3′及び裏面紙5′を、金属シート4と紙3′,5′とを良好に接着できる接着剤7を用いて接着してから、その表裏の紙3′,5′に樹脂液11を含浸させるので、金属シート4と樹脂含浸化粧紙3及び樹脂含浸紙5とが良好に密着した化粧板となる。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態では、金属シート複合樹脂含浸紙2の表面側に用いる樹脂含浸用の表面化粧紙3′として印刷チタン紙や着色含浸用紙を用いたが、これに限らず、印刷や着色を予め施していないチタン紙や薄葉紙等の含浸用紙を用いることもでき、その場合には複合材2′に樹脂を含浸して乾燥した後の表面化粧紙の表面に印刷や着色を行うようにすることもできる。
また、このようにして得られた化粧板A(上記実施形態、及びその他の実施形態の両方)の表面に表面保護のため、クリアー塗料、カラークリアー塗料等の透明性樹脂塗料を塗布しておくこともできる。
次に、具体的に実施した実施例について説明する。
(実施例1)
金属シートとしての厚さ12μmのアルミ箔の表面側に、表面化粧紙として坪量60g/m2の印刷チタン紙を、また裏面側に裏面紙として坪量30g/m2の薄葉紙を、それぞれウレタン系樹脂接着剤を用いて接着して複合材に形成した後、この複合材を、DAP(ジアリルフタレート)樹脂液を貯液した浸漬槽内に浸漬して、表面側の印刷チタン紙には固形分換算で75g/m2のDAP樹脂液を、また裏面側の薄葉紙には固形分換算で30g/m2のDAP樹脂液をそれぞれ含浸させ、これを乾燥させて、含浸DAP樹脂が未硬化状態のアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙(金属シート複合樹脂含浸紙)を作成、準備した。
また、裏面紙として坪量60g/m2のチタン紙にDAP樹脂を固形分換算で75g/m2含浸させ、これを乾燥させて、含浸DAP樹脂が未硬化状態の裏面用DAP樹脂含浸紙(裏面用樹脂含浸紙)を準備した。
次に、厚さ3mmの2層構成の火山性ガラス質複層板(大建工業株式会社製の商品名「ダイライト3FT」)からなる基板と、上記準備した未硬化状態のアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙と、上記準備した未硬化状態の裏面用DAP樹脂含浸紙とを、基板の表面側にアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙が位置し、基板の裏面側に裏面用DAP樹脂含浸紙が位置するようにホットプレスのプレート間に配して、温度135℃、圧力1.2MPaの条件で10分間加熱加圧し、含浸したDAP樹脂を硬化するとともに、基板の表面にアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙が、そして基板の裏面に裏面用DAP樹脂含浸紙がそれぞれ接着一体化した化粧板を得た。
このようにして得られた化粧板は、表面平滑で光沢がある美麗な外観を有し、JIS K5400に基づく鉛筆硬度試験で3Hの表面硬度を有していた。
また、JIS K5400に基づいて4mm方眼の碁盤目テストを行った結果、アルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙におけるアルミ箔と表面側のDAP樹脂含浸の印刷チタン紙との間、及びそのアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙と基板との間にいずれも剥離は全く生じず、両者の密着性は非常に良好であった。
また、得られた化粧板のアルミ箔複合DAP樹脂含浸印刷紙上に火の着いた煙草を置いて10分間放置したが、上記含浸印刷紙の表面に焦げ等の発生はなく、化粧板表面に供給された熱が良好にアルミ箔を介して分散しており、無機質基板を用いていることと相俟って耐熱変色性や防火性の面でも優れていた。
また、得られた化粧板は、バランス層と強度UP層を兼ねて、裏面用DAP樹脂含浸紙を接着一体化しているので、反り等の変形はなく、薄くても曲げ強度が45N/mm2と良好な強度を有し、切断加工等の加工性にも優れていた。
(実施例2)
実施例1と同じように、厚さ12μmのアルミ箔の表面側に、坪量60g/m2の印刷チタン紙を、また裏面側に坪量30g/m2の薄葉紙を、それぞれウレタン系樹脂接着剤を用いて接着して複合材に形成した後、この複合材の表面側の印刷チタン紙に、シリコン変性DAP樹脂液を固形分換算で75g/m2塗布含浸させ、裏面側の薄葉紙にはポリエステル樹脂混合DAP樹脂液(ポリエステル樹脂30重量%、DAP樹脂70重量%)を固形分換算で30g/m2塗布含浸させ、これを乾燥させて、樹脂が未硬化状態のアルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙を作成、準備した。
また、実施例1と同じようにして、坪量60g/m2のチタン紙にDAP樹脂を固形分換算で75g/m2含浸させ、これを乾燥させて、含浸DAP樹脂が未硬化状態の裏面用DAP樹脂含浸紙を準備した。
次に、実施例1で用いたのと同じ厚さ3mmの2層構成の火山性ガラス質複層板(大建工業株式会社製の商品名「ダイライト3FT」)からなる基板と、上記準備した未硬化状態のアルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙と、上記準備した未硬化状態の裏面用DAP樹脂含浸紙とを、基板の表面側にアルミ箔複合DAP系樹脂含浸化粧紙が位置し、基板の裏面側に裏面用DAP樹脂含浸紙が位置するようにホットプレスのプレート間に配し、実施例1と同一条件(温度135℃、圧力1.2MPaの条件で10分間)で加熱加圧し、含浸した樹脂を硬化するとともに、基板の表面にアルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙が、そして基板の裏面に裏面用DAP樹脂含浸紙がそれぞれ接着一体化した化粧板を得た。
このようにして得られた化粧板も、表面平滑で光沢がある美麗な外観を有し、JIS K5400に基づく鉛筆硬度試験で3Hの表面硬度を有していた。
また、JIS K5400に基づいて4mm方眼の碁盤目テストを行った結果、アルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙におけるアルミ箔と表面側のDAP樹脂含浸の印刷チタン紙との間、及びそのアルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙と基板との間にいずれも剥離は全く生じず、上記両者の密着性は非常に良好であった。
また、得られた化粧板のアルミ箔複合DAP系樹脂含浸印刷紙上に火の着いた煙草を置いて10分間放置したが、上記含浸印刷紙の表面に焦げ等の発生はなく、化粧板表面に供給された熱が良好にアルミ箔を介して分散しており、無機質基板を用いていることと相俟って耐熱性や不燃性の面でも優れていた。
また、得られた化粧板は、バランス層と強度UP層を兼ねて、裏面用DAP樹脂含浸紙を接着一体化しているので、反り等の変形はなく、薄くても曲げ強度が43N/mm2と良好な強度を有し、切断加工等の加工性にも優れていた。
(比較例1)
比較例1は、複合材にして樹脂液を含浸しない例である。すなわち、上記実施例1で用いた坪量60g/m2の印刷チタン紙に、実施例1で用いたDAP樹脂を固形分換算で75g/m2含浸させてDAP樹脂含浸印刷チタン紙を準備した。また、実施例1で用いた坪量30g/m2の薄葉紙に、実施例1で用いたDAP樹脂を固形分換算で30g/m2含浸させてDAP樹脂含浸薄葉紙を準備した。さらに、実施例1で用いた厚さ12μmのアルミ箔を準備した。
また、実施例1で用いた坪量60g/m2のチタン紙に、実施例1で用いたDAP樹脂を固形分換算で75g/m2含浸させて、実施例1で用いた裏面用DAP樹脂含浸紙を準備した。
次に、実施例で用いた厚さ3mmの火山性ガラス質複層板からなる基板の表面側に、上から順にDAP樹脂含浸印刷チタン紙、アルミ箔及びDAP樹脂含浸薄葉紙を、また基板の裏面側に上記裏面用DAP樹脂含浸紙をそれぞれ配して積層し、これらをホットプレートのプレート間において、実施例と同様に、温度135℃、圧力1.2MPaの条件で10分間加熱加圧し、含浸したDAP樹脂を硬化させるとともに、基板の表面には、上から順にDAP樹脂含浸印刷チタン紙、アルミ箔及びDAP樹脂含浸薄葉紙が、そして基板の裏面に裏面用DAP樹脂含浸紙がそれぞれ接着一体化した化粧板を得た。
しかしながら、このようにして得られた比較例1の化粧板は、アルミ箔とDAP樹脂含浸印刷チタン紙との間、及びアルミ箔とDAP樹脂含浸薄葉紙との間に、目視観察によって明らかな密着不良が発生していた。また、上記JIS K5400に基づき、4mm方眼の碁盤目テストを行ったところ、全ての升目において剥離を生じた。
(比較例2)
比較例2は、基板の表面側にアルミ箔を用いず、裏面用樹脂含浸紙を省いた例である。すなわち、上記実施例1で用いた坪量60g/m2の印刷チタン紙に、上記実施例1で用いたDAP樹脂を固形分換算で75g/m2含浸させてDAP樹脂含浸印刷チタン紙を準備した。また、上記実施例1で用いた坪量30g/m2の薄葉紙に、上記実施例1で用いたDAP樹脂を固形分換算で30g/m2含浸させてDAP樹脂含浸薄葉紙を準備した。
次に、上記実施例で用いた厚さ3mmの火山性ガラス質複層板からなる基板の表面側に、上から順にDAP樹脂含浸印刷チタン紙とDAP樹脂含浸薄葉紙とを積層し、これらをホットプレートのプレート間に配して、実施例と同様に、温度135℃、圧力1.2MPaの条件で10分間加熱加圧し、含浸したDAP樹脂を硬化させるとともに、基板の表面に、上から順にDAP樹脂含浸印刷チタン紙及びDAP樹脂含浸薄葉紙が接着一体化した化粧板を得た。
このようにして得られた化粧板は、表面平滑で光沢がある美麗な外観を有し、JIS K5400に基づく鉛筆硬度試験で3Hの表面硬度を有していた。
また、JIS K5400に基づいて4mm方眼の碁盤目テストを行った結果、表面側のDAP樹脂含浸印刷チタン紙とDAP樹脂含浸薄葉紙との間、及びそのDAP樹脂含浸薄葉紙と基板との間にはいずれも剥離は全く生じず、上記両者の密着性は非常に良好であった。
しかしながら、得られた化粧板のDAP樹脂含浸印刷チタン紙上に火の着いた煙草を置いて10分間放置したところ、煙草をおいた表面に焦げ茶色の変色が見られ、耐熱変色性は良くなかった。また、化粧板には反りが見られ、強度が低くハンドリング性に劣っていた。
さらには、樹脂含浸時に樹脂含浸紙に破損を生じたり、別個に樹脂含浸と乾燥をする必要がある等、生産性も悪かった。
以上の実施例1,2及び比較例1,2を考察して、本発明が有効であることが判る。
本発明は、金属シートと樹脂含浸紙とが良好に密着した化粧板を生産性良く製造でき、極めて有用で産業上の利用可能性が高い。
図1は、本発明の実施形態により製造された化粧板の要部断面図である。 図2は、表面化粧紙と裏面紙と金属シートとを接着する直前の状態を示す説明図である。 図3は、表面化粧紙と裏面紙と金属シートとが一体的に接着された状態を示す説明図である。 図4は、金属シートと表面化粧紙及び裏面紙との複合材に樹脂を浸漬法により含浸させる状態を示す説明図である。 図5は、金属シートと表面化粧紙及び裏面紙との複合材に樹脂を塗布含浸法により含浸させる状態を示す説明図である。 図6は、含浸樹脂が未硬化状態の金属シート複合樹脂含浸紙を示す断面図である。 図7は、ホットプレスにより金属シート複合樹脂含浸紙及び裏面用樹脂含浸強化紙を基板の表裏面に一体に固着する状態を示す説明図である。
符号の説明
A 化粧板
1 基板
2 金属シート複合樹脂含浸紙
2′ 複合材
3 樹脂含浸化粧紙
3′ 表面化粧紙
4 金属シート
5 樹脂含浸紙
5′ 裏面紙
7 接着剤
9 裏面用樹脂含浸強化紙
11 樹脂液

Claims (6)

  1. 金属シートの表裏面にそれぞれ紙を接着した後、該表裏面の紙に合成樹脂液を含浸させた金属シート複合樹脂含浸紙を得、
    上記金属シート複合樹脂含浸紙を基板表面に配して加熱加圧することにより、基板と金属シート複合樹脂含浸紙とを一体に固着することを特徴とする化粧板の製造方法。
  2. 基板裏面に樹脂含浸紙を配して加熱加圧することにより、基板の表面に金属シート複合樹脂含浸紙を、また基板の裏面に樹脂含浸紙をそれぞれ一体に固着することを特徴とする請求項1に記載の化粧板の製造方法。
  3. 基板が無機質板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧板の製造方法。
  4. 無機質板が、無機質繊維と無機質粉状体と結合剤とを主成分とする厚さ2mm〜9mmの無機質板であることを特徴とする請求項3に記載の化粧板の製造方法。
  5. 金属シートの表面側に接着する紙は化粧紙で、かつ裏面側に接着する紙よりも坪量が大であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の化粧板の製造方法。
  6. 表面側の紙に含浸する樹脂と裏面側の紙に含浸する樹脂とが、異なる樹脂であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の化粧板の製造方法。
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