JP2007029505A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
遊技機、プログラム及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007029505A JP2007029505A JP2005218516A JP2005218516A JP2007029505A JP 2007029505 A JP2007029505 A JP 2007029505A JP 2005218516 A JP2005218516 A JP 2005218516A JP 2005218516 A JP2005218516 A JP 2005218516A JP 2007029505 A JP2007029505 A JP 2007029505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- calorie consumption
- player
- mode
- lottery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】 遊技者の遊技に対する興趣を向上する。
【解決手段】 スロットマシンに、通常モードと通常モードよりも有利なATモードとの2種類の遊技モードを設定する。前面扉に検出ケーブルを取り付ける。検出ケーブルの先端にクリップを取り付ける。クリップに心拍数センサを取り付ける。当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると、メインCPUは、心拍数センサを駆動させ、心拍数センサから入力される検出心拍数に応じて、100ゲーム間の総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出する。AT移行判定部は、1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であるか否かを判定する。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPUは、ATモードに移行させる。
【選択図】 図3
【解決手段】 スロットマシンに、通常モードと通常モードよりも有利なATモードとの2種類の遊技モードを設定する。前面扉に検出ケーブルを取り付ける。検出ケーブルの先端にクリップを取り付ける。クリップに心拍数センサを取り付ける。当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると、メインCPUは、心拍数センサを駆動させ、心拍数センサから入力される検出心拍数に応じて、100ゲーム間の総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出する。AT移行判定部は、1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であるか否かを判定する。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPUは、ATモードに移行させる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンやパチンコ機等の遊技機は、メダルやパチンコ球に一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。スロットマシンには、その筐体内部に、メダルの供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。
また、遊技を興趣に溢れたものにするため、特許文献1では、発射ハンドルに熱センサを内蔵し、熱センサにより遊技中における遊技者の消費カロリーを検知して、検知した消費カロリーが一定値以上になると、通常モードから通常モードよりも遊技者が有利になる特別遊技モードに移行させる遊技機が提案されている。
特開2002−369922号公報
しかしながら、特許文献1では、検知した消費カロリーが一定値以上になると、通常モードから特別遊技モードに移行させているが、特別遊技モードは、いわゆる大当たりであり、大当たりの消化中は単調なものであるため、遊技者の遊技に対する興趣が低くなっていた。また、消費カロリーを一定値以上にすることができない場合には、長時間に亘り特別遊技モードに移行させることができなくなるため、遊技者が遊技中に挫折して遊技を終了させてしまうことがあり、スロットマシンの稼働率が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遊技者の遊技に対する興趣を向上することができる遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、通常の遊技と、遊技情報が報知されることにより前記通常の遊技よりも遊技者が有利になる遊技とが行われる遊技機において、遊技者の身体情報を検出する検出手段と、前記検出手段を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段と、前記駆動決定手段で駆動させることが決定されたときに、決定後の所定期間の遊技で、前記検出手段を駆動する駆動制御手段と、前記検出手段の検出結果から、前記検出手段が駆動される所定期間を実行した遊技における遊技者の身体情報の変化を算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果に応じて、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技後を、前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。なお、前記検出手段としては、熱センサ、加速度センサ、赤外線センサ、光センサ等が挙げられる。また、遊技者の身体情報としては、消費カロリー、心拍数、血圧等が挙げられる。さらに、前記所定期間としては、予め設定された遊技回数、予め設定された時間等が挙げられ、これら遊技回数及び時間は、適宜に設定してよい。また、前記遊技情報が報知される遊技の継続期間(例えば、回数、時間、獲得利益量(例えば、払い出しメダル枚数)等)は、算出手段の算出結果に応じて決定されることが好ましい。さらに、報知される遊技情報の内容は、遊技機内で定まる当否の情報や、入賞状態とさせるための情報であることが好ましい。
また、前記駆動制御手段は、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技を実行した場合に加えて前記遊技情報が報知される遊技を実行した場合のときに前記検出手段を駆動し、前記算出手段は、前記遊技情報が報知される遊技を実行したときにおける前記検出手段の検出結果から、遊技者の身体情報の変化を算出し、前記判定手段は、前記算出手段の算出結果に応じて、前記遊技情報が報知される遊技後を、再び前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定することが好ましい。
さらに、前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを抽選により決定する報知決定手段を備え、前記報知決定手段で前記遊技情報が報知される遊技とすることが決定されたときに、決定後の遊技を前記遊技情報が報知される遊技とすることが好ましい。
また、複数のリールと、前記複数のリールを停止させるために操作する複数の停止スイッチと、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する抽選部と、を備え、前記報知される遊技情報は、前記当選役が抽選されたときに当該当選役に入賞するための前記複数の停止スイッチの操作順序であることが好ましい。
さらに、前記算出手段の算出結果を表示する算出結果表示手段と、前記判定手段の判定結果を表示する判定結果表示手段と、を備えることが好ましい。なお、前記算出結果表示手段及び前記判定結果表示手段としては、LCDやLED等が挙げられる。
また、前記検出手段が駆動されることを報知する報知手段と、前記所定期間を表示する所定期間表示手段と、を備えることが好ましい。なお、前記報知手段及び前記所定期間表示手段としては、LCDやLED等が挙げられる。
さらに、本発明のプログラムは、遊技者の身体情報を検出する検出手段と、前記検出手段を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段と、前記駆動決定手段で駆動させることが決定されたときに、決定後の所定期間の遊技で、前記検出手段を駆動する駆動制御手段と、前記検出手段の検出結果から、前記検出手段が駆動される所定期間を実行した遊技における遊技者の身体情報の変化を算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果に応じて、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技後を、遊技情報が報知されることにより通常の遊技よりも遊技者が有利になる遊技とするか否かを判定する判定手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、通常の遊技と、遊技情報が報知されることにより通常の遊技よりも遊技者が有利になる遊技とが行われ、遊技者の身体情報を検出する検出手段と、検出手段を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段と、駆動決定手段で駆動させることが決定されたときに、決定後の所定期間の遊技で、検出手段を駆動する駆動制御手段と、検出手段の検出結果から、検出手段が駆動される所定期間を実行した遊技における遊技者の身体情報の変化を算出する算出手段と、算出手段の算出結果に応じて、検出手段が駆動される所定期間の遊技後を、遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定する判定手段と、を備えたから、遊技者の身体情報の変化に応じて、通常時には知り得ないが存在する遊技情報が報知される遊技に移行させることができ、遊技者の遊技に対する興趣を向上することができる。
また、駆動制御手段は、検出手段が駆動される所定期間の遊技を実行した場合に加えて遊技情報が報知される遊技を実行した場合のときに検出手段を駆動し、算出手段は、遊技情報が報知される遊技を実行したときにおける検出手段の検出結果から、遊技者の身体情報の変化を算出し、判定手段は、算出手段の算出結果に応じて、遊技情報が報知される遊技後を、再び遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定するから、遊技者は、遊技情報が報知される遊技における身体情報の変化に応じて、遊技情報が報知される遊技を継続させることができ、遊技者の遊技に対する興趣をより一層向上することができる。
さらに、遊技情報が報知される遊技とするか否かを抽選により決定する報知決定手段を備え、報知決定手段で遊技情報が報知される遊技とすることが決定されたときに、決定後の遊技を前記遊技情報が報知される遊技とするから、遊技者は、遊技者の身体情報の変化に加えて、報知決定手段の抽選結果に応じて遊技情報が報知される遊技に移行させることができ、遊技者の遊技に対する興趣をより一層向上することができる。
また、複数のリールと、複数のリールを停止させるために操作する複数の停止スイッチと、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する抽選部と、を備え、報知される遊技情報は、当選役が抽選されたときに当該当選役に入賞するための複数の停止スイッチの操作順序であるから、遊技情報が報知される遊技では、報知される操作順序通りに複数の停止スイッチを操作するだけで当選役に入賞させることができる。
さらに、算出手段の算出結果を表示する算出結果表示手段と、判定手段の判定結果を表示する判定結果表示手段と、を備えたから、遊技者は、算出手段の算出結果と判定手段の判定結果とを確認することができる。また、検出手段が駆動されることを報知する報知手段と、所定期間を表示する所定期間表示手段と、を備えたから、遊技者は、検出手段が駆動されることと検出手段が駆動する所定期間とを確認することができる。
図1に本発明を用いた遊技機の1実施例であるスロットマシン2の外観を示す。スロットマシン2には、通常モード(通常の遊技)とATモード(遊技情報が報知される遊技)との2種類の遊技モードが設定されている。当選役抽選で小役に当選すると、小役を入賞させるためのストップボタンの押下順序を決定する押下順序抽選が行われる。なお、決定された押下順序以外の押下順序でストップボタンを押下した場合には、リールの回転制御によって強制的にハズレとなるようにされている。
また、通常モードでの当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると、消費カロリーの検出が開始され、消費カロリー判定で、検出した消費カロリーが基準値を超えた場合には、ATモードに移行される。
ATモードでは小役を入賞させるためのストップボタンの押下順序が報知される。これにより、ATモードは通常モードよりも有利になる。ATモードは、詳しくは後述するように決定されるアシスト報知が行われる回数の遊技(遊技情報が報知される遊技)が行われると終了する。
なお、AT抽選役は例えば小役の一種とする、あるいは、ハズレの一種とするなど適宜に設定してよく、AT抽選役を小役の一種とした場合はストップボタンの押下順序に関わらず当選したAT抽選役が入賞するようにしてもよい。
図1及び図2に示すように、スロットマシン2の筺体5は大別して、正面に開口部を有する収納箱6と、開口部を開閉自在に塞ぐ前面扉7とから構成されている。前面扉7の上部には図柄表示窓10が設けられ、図柄表示窓10の奥に第1リール11a,第2リール11b,第3リール11cが回転自在に組み込まれている。周知のように、第1〜第3リール11a〜11cの外周には様々な図柄が一定ピッチで配列され、各リール11a〜11cが停止した状態では図柄表示窓10を通して1リール当たり3個の図柄が観察される。これにより、各リール11a〜11cの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。
前面扉7の上部で図柄表示窓10の下方にはクレジット枚数表示窓12が設けられている。クレジット枚数表示窓12の奥には、クレジット枚数表示装置13(図2参照)が設けられている。スロットマシン2では50枚を限度に適正なメダルをクレジット(貯留)することが可能になっており、クレジット枚数表示装置13はクレジットされているメダルの枚数をクレジット枚数表示窓12を通して表示する。クレジット枚数表示窓12の側方にはコード表示窓14が設けられている。コード表示窓14の奥には、コード表示窓14を通してビックボーナスの回数及びエラー等のコードを表示させるコード表示装置15(図2参照)が設けられている。機械動作、遊技動作に異常がある場合等には、コード表示窓14を通して異常に応じたエラーコードが表示されるようになっている。
前面扉7には、前方に突出する操作パネル16が設けられている。この操作パネル16には、1枚ベットボタン17、MAXベットボタン18、精算ボタン19、スタートレバー20、第1ストップボタン21a、第2ストップボタン21b、第3ストップボタン21cなどの操作ボタンが設けられている。また、この操作パネル16にはメダル投入口23が設けられている。なお、これら操作ボタンやメダル投入口23の機能については周知であるため、詳細については省略する。
前面扉7の操作パネル16の左方には、検出ケーブル25が前方に引き出されている。検出ケーブル25は、長さを調整可能になるように伸縮自在にされており、検出ケーブル25の先端には、遊技者の手首に装着可能な可撓性を有する略C字状のクリップ26が取り付けられている。クリップ26には、遊技者の心拍数(身体情報)を検出するための心拍数センサ(検出手段)27が取り付けられている。心拍数センサ27は、遊技者がクリップ26を手首に装着したときに手首の血管に向き合う位置に取り付けられている。心拍数センサ27は、発光部27aと受光部27bとを備えた光センサであり、発光部27aから光を照射し、遊技者の手首の血管で反射した反射光を受光部27bで受光し、受光した反射光の変化に基づき遊技者の心拍数を検出する。心拍数センサ27は検出ケーブル25の先端に接続され、検出ケーブル25の後端は、後述するメイン基板37のメインCPU37aに接続されている。
前面扉7の上部で且つ図柄表示窓10の上方には演出表示窓28が設けられており、演出表示窓28には、LCDから構成される演出表示装置29が設けられている。演出表示装置29には、遊技の演出画像の他に、後述する1分間あたりの消費カロリーMCa(算出結果)やAT移行判定部(判定手段)37gの判定結果が表示される。本実施形態では、演出表示装置29は、1分間あたりの消費カロリーMCa(算出結果)を表示する算出結果表示手段、AT移行判定部37gの判定結果を表示する判定結果表示手段、心拍数センサ(検出手段)27が作動されることを報知する報知手段、心拍数センサ27の作動を継続させる100回のゲーム(所定期間の遊技)を表示する所定期間表示手段としても機能する。なお、本実施形態における1ゲームとは、第1〜第3リール11a〜11cを回転させてから停止させるまでとする。
また、前面扉7には遊技の演出時やエラーを報知する際に発光するランプ31と、遊技の演出時やエラーを報知する際に音声を発生するスピーカ32と、が設けられている。
収納箱6の内部には、第1〜第3リール11a〜11cの他に、メダルホッパ33(図2参照)が設けられている。メダルホッパ33から払い出されたメダルは、メダル払い出し口34を経てメダル受け皿35に払い出される。
図2に示すように、スロットマシン2の作動は基本的にメイン基板37によって管制される。メイン基板37には、メインCPU37a、メインROM37b、メインRAM37cが設けられており、メインROM37bには、電子抽選部37d、当選役決定部37e、押下順序抽選部37f、AT移行判定部(判定手段)37gが設けられている。また、メインROM37bには、メインCPU37aで実行する、例えば遊技実行プログラム等の制御プログラムや、これらプログラムを実行する際に必要な制御データ等が記憶されている。なお、心拍数センサ27で検出した検出心拍数は、メインRAM37cに一時的に記憶され、メインCPU37aは、記憶された検出心拍数に基づき消費カロリーを算出する。
メインCPU37aは、心拍数センサ27から入力されメインRAM37cに記憶された検出心拍数に応じて消費カロリーを算出する。メインROM37bには、消費カロリー算出プログラムが記憶されており、メインCPU37aは、消費カロリー算出プログラムを起動し、メインRAM37cに記憶された検出心拍数に応じて消費カロリーを算出する。詳しくは後述するように、本実施形態では、メインCPU37aは、100ゲーム間(所定期間の遊技)の総消費カロリーACa(遊技者の身体情報の変化)を算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出する。本実施形態では、メインCPU37aは、心拍数センサ27の検出結果から、100ゲームにおける遊技者の身体情報の変化(消費カロリー)を算出する算出手段としても機能する。
メインROM37bには、遊技情報が報知される遊技の期間としてのAT回数の数値が30〜500まで5回のゲーム回数置きに間隔を空けて記憶されている(30、35、40・・・495、500)。
メインCPU37aは、メインROM37bを参照して1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数を決定する。このため、メインROM37bに記憶された10〜500のAT回数には、それぞれ数値の異なる消費カロリーMCaが対応付けられている。本実施形態では、消費カロリーMCa=1.2kcalの場合にはAT回数=30、消費カロリーMCa=1.3kcalの場合にはAT回数=35、消費カロリーMCa=1.4kcalの場合にはAT回数=40、のように、消費カロリーMCaが0.1kcal増加するに応じてAT回数が5回増加するようにされている。消費カロリーMCa=10.6kcalの場合にはAT回数=500となり、消費カロリーMCa>10.6kcalの場合には、AT回数=500となるようにされている。なお、メインROM37bに記憶されたAT回数の数値、及び消費カロリーMCaに応じたAT回数は適宜変更可能である。
メインCPU37aは、1分間あたりの消費カロリーMCa、及び上記のように決定されたAT回数を、演出表示装置29に表示する。例えば、1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcalの場合にはAT回数=120となり、メインCPU37aは、演出表示装置29に「1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcal」「AT120」を表示する。そして、ATモードでの遊技が、120ゲーム行われる。
メダルセンサ41はメダル投入口23から投入された適正なメダルを検知し、メインCPU37aに入力する。メダル投入口23の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル受け皿35に排出される。また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの投入が行われたとき、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入されたメダルについても、メダルセンサ41を経由させずにメダル受け皿35に排出する。
なお、遊技の開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ41で検知されることなくメダル受け皿35に排出される。クレジット機能のオン/オフはペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そして、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ41で検知され、50枚を限度にスロットマシン2内部にクレジットされる。
クレジットされたメダルの枚数はクレジット枚数表示装置13でデジタル表示される。クレジット機能を用いているときには、1枚ベットボタン17やMAXベットボタン18の操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技が行われて、メダルの払い出しを伴う入賞が得られたときには配当メダルもクレジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジットされたメダルがメダル受け皿35に払い出される。
メインCPU37aは、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ41からの検知信号に基づいて計数し、入賞有効ラインを有効化する本数を決定する。なお、クレジットの枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカウンタで計数される。
スタート信号センサ42は1〜3枚のメダルが投入された後、スタートレバー20が操作されたときに、スタートレバー20が操作されたことを示す遊技スタート信号をメインCPU37aに入力する。遊技スタート信号を受けて、メインCPU37aはメインROM37bに記憶された遊技を実行させるためのプログラムに基づいて第1〜第3リール11a〜11cを回転させるとともに遊技の処理を開始する。
第1〜第3リール11a〜11cの駆動及び停止制御は、メインCPU37aとリール駆動コントローラ43とによって行われる。各リール11a〜11cは個別のステッピングモータ45a〜45cの駆動軸に取り付けられており、各ステッピングモータ45a〜45cの駆動を制御することにより各リール11a〜11cの制御が行われる。なお、メインRAM37cは、毎回の遊技ごとに利用されるフラグやデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
ステッピングモータ45a〜45cは、メインCPU37aから供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転する。このため、メインCPU37aから供給する駆動パルスの個数を制御することによって第1〜第3リール11a〜11cの回転角を制御することができ、駆動パルスの供給を絶つことにより各リール11a〜11cの停止位置を決めることができる。また、各リール11a〜11cには、その基準位置に反射信号部46a〜46cが一体に形成され、その一回転ごとにフォトセンサ47a〜47cがそれぞれの反射信号部の通過を光電検出する。フォトセンサ47a〜47cによる検知信号は、各リール11a〜11cの基準位置を示すリセット信号としてメインCPU37aに入力される。
メインRAM37cには、メインCPU37aによって各々のステッピングモータ45a〜45cに供給された駆動パルスの個数を計数するパルスカウンタが設けられており、メインCPU37aは、フォトセンサ47a〜47cからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リール11a〜11cの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
メインROM37bのROM領域には図柄テーブルが格納されている。図柄テーブルでは、各リール11a〜11cの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と、各リール11a〜11cに配列された図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。メインCPU37aは、この図柄テーブルを参照しながら、各リール11a〜11cごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中段の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別でき、また、さらにどの程度各リール11a〜11cを回転させれば目的の図柄が入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
第1〜第3リール11a〜11cの回転が開始され、第1〜第3リール11a〜11cの回転速度が定常速度に達した時点でメインCPU37aはストップボタン21a〜21cの操作を有効化する。ストップボタン21a〜21cが押下されてストップ信号が入力されると、メインCPU37aとリール駆動コントローラ43は、当選役抽選の結果に基づいてストップボタン21a〜21cに対応する第1〜第3リール11a〜11cの停止制御を行う。第1〜第3リール11a〜11cの停止制御は停止テーブルを用いたテーブル方式により行われる。
第1〜第3リール11a〜11cの外周面は所定の範囲ごとに複数のコマに区画されている。各コマには図柄が1個づつ割り当てられている。メインROM37bのROM領域にはメインCPU37aによって参照される複数の停止テーブルが格納されている。
停止テーブルはストップボタン21a〜21cが押下されるたびに複数のうちのいずれかが参照される。停止テーブルでは、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに入賞有効ライン上に位置する図柄の図柄コードと、このときに第1〜第3リール11a〜11cを停止させることができる滑りコマ数とが対応づけられている。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときにメインCPU37aは停止テーブルを参照し、入賞有効ライン上に停止する図柄の種類を決定する。
停止テーブルでは、第1〜第3リール11a〜11cを停止させることができる最大滑りコマ数が、入賞有効ライン上の図柄を含む図柄5個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。このため、第1〜第3リール11a〜11cの停止制御は5コマの範囲内で行われる。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに、入賞有効ライン上に位置するコマから連続する4コマの中に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄が入賞有効ライン上に停止させることが可能となるように停止テーブルが選択される。このように、滑りコマ数の範囲内に位置する図柄を入賞有効ライン上に停止させる停止制御を引き込み制御と称する。
なお、停止テーブルは、当選した当選役の種類、第1〜第3リール11a〜11cを停止させた順番、入賞有効ライン上にすでに停止している図柄の種類によって引き込み範囲が変化するような停止テーブルが選択される。
小役を構成する小役図柄は小役図柄同士の間隔が4コマ以内となるように第1〜第3リール11a〜11cで配列されている。そして、小役に当選した場合、メインCPU37aは押下順序抽選で決定された押下順序でストップボタン21a〜21cが押下された場合は小役が入賞するように停止テーブルを選択し、押下順序抽選で決定された押下順序とは異なる押下順序でストップボタン21a〜21cが押下された場合は小役が入賞しないように停止テーブルを選択する。このため、押下順序抽選で決定された押下順序でストップボタン21a〜21cを押下すれば、狙って図柄を停止させる必要がなく、すなわち、押下のタイミングに関係なく小役が入賞する。
また、当選役に当選していない場合で当選役が入賞するようにストップボタン21a〜21cが押下された場合は、入賞が発生しないように停止テーブルが選択される。すなわち、すでに停止している図柄との組み合わせで入賞とならない図柄を停止させる停止テーブルが選択される。これにより、当選役抽選で当選していない当選役が入賞不能となる。このように、当選役が入賞しないように図柄を入賞有効ライン上に停止させる停止制御を蹴飛ばし制御と称する。
なお、第1〜第3リール11a〜11cの停止制御は、例えば当選した当選役の種類及びストップボタン21a〜21cが押下されたタイミングに応じて入賞有効ライン上に停止させる図柄の優先順位を決定するコントロール方式など適宜の方式によって行ってよい。この場合、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに、引き込み範囲内で優先順位の最も高い図柄が入賞有効ライン上に停止される。
メダルホッパ33は、当選役の種類に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿35に払い出すか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加算する。なお、当選役の種類ごとに配当メダルの枚数を決めた配当テーブルはメインROM37bに格納されており、メインCPU37aがこれを読み取ってメダルホッパ33を駆動する。
メインCPU37aは、スタート信号センサ42から送られてくる遊技スタート信号を受けて電子抽選部37dを作動させる。電子抽選部37dは乱数発生器と乱数値サンプリング回路とを備え、遊技が開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は当選役決定部37eに入力される。当選役決定部37eでは、抽選した乱数値を抽選テーブルと照合する。これにより、小役を含む当選役に当選させるか否か及び複数種類の当選役のうちのいずれに当選させるかが決定される。また、メインROM37bには、通常モード用の当選テーブルの他に、BBモードでの遊技、RBモードでの遊技などで用いられる当選テーブルが設けられており、BBモード及びRBモードでは、当選役決定部37eは対応した当選テーブルを参照して当選判定を行う。
当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると、メインCPU37aは、心拍数センサ27を駆動させる。本実施形態では、当選役決定部37eは、心拍数センサ27を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段としても機能し、メインCPU37aは、当選役決定部37eで消費カロリー検出役に当選した(心拍数センサ27を駆動させることが決定された)ときに、抽選後の100ゲームで心拍数センサ27を駆動する駆動制御手段としても機能する。
当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると、メインCPU37aは、心拍数センサ27を駆動させるとともに、演出表示装置29に消費カロリーを検出する旨の表示(例えば、「これから100ゲーム消費カロリーを測定します。クリップを手首に装着して下さい」)を行う。そして、メインCPU37aは、消費カロリー算出プログラムを起動し、心拍数センサ27から入力されメインRAM37cに記憶された検出心拍数に応じて、100ゲーム間の総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出する。
100ゲームが終了すると、AT移行判定部37gは、1分間あたりの消費カロリーMCa≧基準値(例えば、1.2kcal)であるか否かを判定する。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPU37aにAT移行信号を送り、メインCPU37aは、AT移行信号を受けて、算出された1分間あたりの消費カロリーMCaと、メインROM37bに1分間あたりの消費カロリーMCaに対応付けられて記憶されたAT回数とを対比して、算出された1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数(小役を入賞させるためのストップボタンの押下順序が報知されるゲーム回数)を決定する。ここで、例えば、1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcalの場合にはAT回数=120となり、メインCPU37aは、演出表示装置29に「1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcal」、「AT120」を表示する。そして、メインCPU37aは、遊技情報が報知される遊技としてのATモードに移行させ、ATモードでの遊技が120ゲーム行われる。このように、メインCPU37aは、1分間あたりの消費カロリーMCaに応じて、ATモードに移行させるか否か、及びAT回数を決定するから、遊技者が各ゲーム間で時間をかけてカロリーを消費した場合にも、1分間あたりの消費カロリーMCaには影響は出ないため、総消費カロリーACaに応じてATモードに移行させるか否か、及びAT回数を決定する場合に比べて、公平に移行させるか否か、及びAT回数を決定することができる。
なお、ATモードの遊技期間(継続期間)は、上述したような予め設定回数の遊技が行われるまでの他に、予め設定された時間が経過するまで、または、押下順序報知される遊技が予め設定された回数行われるまで等、適宜に変更可能である。
押下順序抽選部37fは、小役を入賞させるための条件となるストップボタン21a〜21cの押下順序を決定するものであり、当選役抽選で小役に当選した場合に作動される。押下順序抽選部37fでは押下順序抽選が行われ、当選した小役が入賞するストップボタン21a〜21cの押下順序が決定される。
メインROM37bには、演出表示装置29で画像を表示させるためのグラフィックデータが格納されている。遊技情報が報知される遊技となるATモードでは、メインCPU37aは、押下順序抽選で決定された押下順序に対応するグラフィックデータを読み出すことによって、決定された通常時には知り得ないが存在する押下順序を示す画像を演出表示装置29に表示させる。なお、演出表示装置29の表示制御を行う制御部をメイン基板37と別個に設けてもよい。この場合、メインCPU37aの負担を低減させることができ、遊技の処理速度を向上させることができる。
AT移行判定部37gは、1分間あたりの消費カロリーMCa≧基準値(例えば、1.2kcal)であるか否かを判定する。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPU37aにAT移行信号を送り、メインCPU37aは、AT移行信号を受けてATモードに移行させる。
次に、上記のように構成されたスロットマシン2の作用について、図3のフローチャートを用いて説明を行う。スロットマシン2では、先ず通常モードでの遊技が行われる(ステップ(以下、S)1)。遊技者が遊技の開始に先立ってメダルを1〜3枚投入し、スタートレバー20の操作を行うとスタート信号センサ42からメインCPU37aに遊技スタート信号が入力される。遊技スタート信号が入力されると、当選役決定部37eは、電子抽選部37dで抽選された乱数値に基づき、当選役抽選を行う。当選役抽選が終了すると、メインCPU37aは第1〜第3リール11a〜11cの回転を開始させる。
当選役抽選で消費カロリー検出役に当選すると(S2)、メインCPU37aは、心拍数センサ27を駆動させるとともに、演出表示装置29に「これから100ゲーム消費カロリーを測定します。クリップ26を手首に装着して下さい」と表示する(S3)。そして、メインCPU37aは、消費カロリー算出プログラムを起動し、心拍数センサ27から入力される検出心拍数に応じて、100ゲーム間の総消費カロリーACaを算出する(S4)。100ゲームが終了すると(S5)、メインCPU37aは、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、演出表示装置29に1分間あたりの消費カロリーMCaを表示する(S6)。
AT移行判定部37gは、1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であるか否かを判定する(S7)。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPU37aにAT移行信号を送り、メインCPU37aは、AT移行信号を受けてATモードに移行させる。メインCPU37aは、メインROM37bを参照して、1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数を決定する。ここで、例えば、1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcalの場合にはAT回数=120となり、メインCPU37aは、演出表示装置29に「AT120」を表示し、そして、ATモードでの遊技が120ゲーム行われる(S8)。
ATモードでの遊技が終了すると(S9)、メインCPU37aは、心拍数センサ27から入力される検出心拍数に応じて、ATモード(120ゲーム)での総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、演出表示装置29に1分間あたりの消費カロリーMCaを表示する(S10)。
ATモードでの遊技が終了し、ATモードにおける1分間あたりの消費カロリーMCaが演出表示装置29に表示されると、AT移行判定部37gは、ATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であるか否かを判定する(S7)。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPU37aにAT移行信号を送り、メインCPU37aは、AT移行信号を受けてATモードに移行(ATモードを継続)させる。メインCPU37aは、メインROM37bを参照して、1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数を決定する。ここで、例えば、1分間あたりの消費カロリーMCa=3.0kcalの場合にはAT回数=120となり、メインCPU37aは、演出表示装置29に「AT120」を表示し、そして、ATモードでの遊技が120ゲーム行われる(S8)。すなわち、ATモードでの遊技の継続は、ATモードでの遊技における1分間あたりの消費カロリーMCaに応じて決定される。
一方、AT移行判定部37gで、1分間あたりの消費カロリーMCa<1.2kcalであると判定された場合には、通常モードでの遊技となる(S11)。
このように、当選役抽選で消費カロリー検出役に当選し、当選後の100ゲームで消費カロリーを検出し、AT移行判定部37gで、上記した消費カロリーを検出する100ゲームにおける1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であると判定された場合は、ATモードに移行させるから、遊技者は、1分間あたりの消費カロリーMCaを上げることにより、ATモードに移行させることができ、遊技者の遊技に対する興趣を向上することができる。
また、AT移行判定部37gで、1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であると判定された場合は、算出された1分間あたりの消費カロリーMCaと、メインROM37bに1分間あたりの消費カロリーMCaに対応付けられて記憶されたAT回数とを対比して、算出された1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数を決定し、1分間あたりの消費カロリーMCa及び決定したAT回数を演出表示装置29に表示するから、遊技者は、消費カロリー及びAT回数を認識することができ、次に消費カロリーを測定するときには、もっと消費カロリーを上げようと考えるようになり、遊技者の遊技に対する興趣をより一層向上することができ、さらに、遊技者は、体力向上、運動不足解消を図ることができる。
さらに、ATモードでの遊技における1分間あたりの消費カロリーMCaに応じて、ATモードでの遊技の継続を決定するから、遊技者は、ATモードでの遊技における1分間あたりの消費カロリーMCaを上げることにより、ATモードを継続させることができ、遊技者の遊技に対する興趣をより一層向上することができる。
なお、上記実施形態では、演出表示装置29に、1分間あたりの消費カロリーMCa(算出結果)、AT回数、心拍数センサ27を作動させる100ゲーム(所定期間の遊技)、を全て表示するようにしたが、これに限定されることなく、各々の情報ごとに応じた表示装置を3個設け、上記した3個の表示内容を3個の表示装置で個別に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、演出表示装置29で、心拍数センサ(検出手段)27が作動されることを報知するようにしたが、これに限定されることなく、演出表示装置29とは別個の報知装置(例えば、LCD、LED、スピーカ等)を設け、この報知装置で報知するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、100ゲーム間の総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaから1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、1分間あたりの消費カロリーMCaに応じてAT回数を決定するようにしたが、これに限定されることなく、100ゲーム間の総消費カロリーACaに応じてAT回数を決定するようにしてもよく、この場合には、ゲーム間隔(第1〜第3リール11a〜11cが停止してから、次のゲームで第1〜第3リール11a〜11cが回転するまで)が、予め設定された時間以上となると、それまでに測定した消費カロリーをクリアしてゼロに戻す、または、消費カロリーを検出するゲーム自体を無効化する等のペナルティを課すことが好ましい。これにより、ゲーム間隔が長くなることに起因するスロットマシン2の稼働率の低下を防止することができる。
また、上記実施形態では、メインCPU37aは、ATモードでの遊技(遊技情報が報知される遊技)における心拍数センサ27の検出結果から、ATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、AT移行判定部37gは、ATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCaに応じて、ATモードでの遊技後を、再びATモードでの遊技とするか否かを判定する(ATモードでの遊技の継続を決定する)ようにしたが、これに限定されることなく、メインCPU37aは、当選役抽選で消費カロリー検出役に当選した後の消費カロリーを検出する100ゲームにATモードでの遊技を加えたカロリー検出遊技での1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、AT移行判定部37gは、カロリー検出遊技での1分間あたりの消費カロリーMCaに応じて、ATモードでの遊技後を、再びATモードでの遊技とするか否かを判定する(ATモードでの遊技の継続を決定する)ようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、スロットマシン2を例に挙げて説明したが、パチンコ機などの各種遊技機についても本発明は適用できる。
図4に他の実施形態のフローチャートを示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、当選役決定部37eで行う当選役抽選での抽選役に、抽選された場合にATモードに移行させるAT抽選役が設けられている。通常モードでの遊技(S1)でAT抽選役に当選すると(S2)、演出表示装置29に「これからATモードで消費カロリーを測定します。クリップ26を手首に装着して下さい」と表示する(S3)とともに、ATモードに移行(例えば、50ゲーム)させる(S4)。ATモードが終了すると(S5)、メインCPU37aは、ATモード間の総消費カロリーACaを算出し、その総消費カロリーACaからATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCaを算出し、演出表示装置29にATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCaを表示する(S6)。
AT移行判定部37gは、ATモードでの1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcal(基準値)であるか否かを判定する(S7)。1分間あたりの消費カロリーMCa≧1.2kcalであると判定された場合には、メインCPU37aは、メインROM37bを参照して、1分間あたりの消費カロリーMCaに応じたAT回数を決定する。そして、メインCPU37aは、演出表示装置29に「これからATモードで消費カロリーを測定します。クリップ26を手首に装着して下さい」と表示する(S3)とともに、ATモードに移行(決定されたAT回数)させる(S4)。
一方、AT移行判定部37gで、1分間あたりの消費カロリーMCa<1.2kcalであると判定された場合には、通常モードでの遊技となる(S8)。
本実施形態では、当選役決定部37eは、遊技情報が報知される遊技とするか否かを抽選により決定する報知決定手段としても機能する。
2 スロットマシン(遊技機)
25 検出ケーブル
26 クリップ
27 心拍数センサ(検出手段)
29 演出表示装置
37 メイン基板
37a メインCPU
37b メインROM
37g AT移行判定部(判定手段)
25 検出ケーブル
26 クリップ
27 心拍数センサ(検出手段)
29 演出表示装置
37 メイン基板
37a メインCPU
37b メインROM
37g AT移行判定部(判定手段)
Claims (8)
- 通常の遊技と、遊技情報が報知されることにより前記通常の遊技よりも遊技者が有利になる遊技とが行われる遊技機において、
遊技者の身体情報を検出する検出手段と、
前記検出手段を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段と、
前記駆動決定手段で駆動させることが決定されたときに、決定後の所定期間の遊技で、前記検出手段を駆動する駆動制御手段と、
前記検出手段の検出結果から、前記検出手段が駆動される所定期間を実行した遊技における遊技者の身体情報の変化を算出する算出手段と、
前記算出手段の算出結果に応じて、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技後を、前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記駆動制御手段は、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技を実行した場合に加えて前記遊技情報が報知される遊技を実行した場合のときに前記検出手段を駆動し、
前記算出手段は、前記遊技情報が報知される遊技を実行したときにおける前記検出手段の検出結果から、遊技者の身体情報の変化を算出し、
前記判定手段は、前記算出手段の算出結果に応じて、前記遊技情報が報知される遊技後を、再び前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記遊技情報が報知される遊技とするか否かを抽選により決定する報知決定手段を備え、
前記報知決定手段で前記遊技情報が報知される遊技とすることが決定されたときに、決定後の遊技を前記遊技情報が報知される遊技とすることを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 複数のリールと、
前記複数のリールを停止させるために操作する複数の停止スイッチと、
ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する抽選部と、を備え、
前記報知される遊技情報は、前記当選役が抽選されたときに当該当選役に入賞するための前記複数の停止スイッチの操作順序であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の遊技機。 - 前記算出手段の算出結果を表示する算出結果表示手段と、
前記判定手段の判定結果を表示する判定結果表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の遊技機。 - 前記検出手段が駆動されることを報知する報知手段と、
前記所定期間を表示する所定期間表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1つ記載の遊技機。 - 遊技者の身体情報を検出する検出手段と、
前記検出手段を駆動させるか否かを抽選により決定する駆動決定手段と、
前記駆動決定手段で駆動させることが決定されたときに、決定後の所定期間の遊技で、前記検出手段を駆動する駆動制御手段と、
前記検出手段の検出結果から、前記検出手段が駆動される所定期間を実行した遊技における遊技者の身体情報の変化を算出する算出手段と、
前記算出手段の算出結果に応じて、前記検出手段が駆動される所定期間の遊技後を、遊技情報が報知されることにより通常の遊技よりも遊技者が有利になる遊技とするか否かを判定する判定手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218516A JP2007029505A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | 遊技機、プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218516A JP2007029505A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | 遊技機、プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007029505A true JP2007029505A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37789453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005218516A Withdrawn JP2007029505A (ja) | 2005-07-28 | 2005-07-28 | 遊技機、プログラム及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007029505A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014239936A (ja) * | 2014-08-26 | 2014-12-25 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2017047246A (ja) * | 2016-11-01 | 2017-03-09 | 株式会社三共 | スロットマシン |
-
2005
- 2005-07-28 JP JP2005218516A patent/JP2007029505A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014239936A (ja) * | 2014-08-26 | 2014-12-25 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2017047246A (ja) * | 2016-11-01 | 2017-03-09 | 株式会社三共 | スロットマシン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4783600B2 (ja) | 遊技台 | |
JP4040353B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4769208B2 (ja) | 遊技台 | |
JP2007068766A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2007068764A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2006218040A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP4097975B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4806531B2 (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2009118992A (ja) | スロットマシン | |
JP3928933B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2007143958A (ja) | 遊技機、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2014136088A (ja) | スロットマシン | |
JP3949554B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2007029505A (ja) | 遊技機、プログラム及び記録媒体 | |
JP4139728B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP4974698B2 (ja) | 遊技機、プログラム及び記録媒体 | |
JP2007020706A (ja) | 遊技機、プログラム及び記録媒体 | |
JP4139729B2 (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2006110194A (ja) | 遊技台 | |
JP2007167270A (ja) | 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2020116262A (ja) | 遊技機 | |
JP2004329435A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記憶媒体 | |
JP2004329444A (ja) | 遊技機及びプログラム及び記録媒体 | |
JP2005287882A (ja) | 遊技機 | |
JP2004337239A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090310 |