JP2007026069A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特に金融機関などで取り扱われる有価証券類の画像読取装置として好適であり、装置の大型化や複雑化を抑え、コスト高を抑えるようにする。
【解決手段】ホッパー(第1収容部)1のシート後端と、排紙トレイ(第2収容部)20a,20bの画像情報読み取り後のシートの先端とを1つの可動ストッパ(可動規制部材)だけで同時に規制するようにする。例えば、比較的大判サイズの手形などをホッパー1に差し込めるだけ可動ストッパ1を引き出し操作してホッパー1の収容スペースを拡大すると、必然的に、画像情報を読み取られたその手形を排出して収容するだけのスペースが排紙トレイ20a,20bのいずれかに確保される。
【選択図】図1
【解決手段】ホッパー(第1収容部)1のシート後端と、排紙トレイ(第2収容部)20a,20bの画像情報読み取り後のシートの先端とを1つの可動ストッパ(可動規制部材)だけで同時に規制するようにする。例えば、比較的大判サイズの手形などをホッパー1に差し込めるだけ可動ストッパ1を引き出し操作してホッパー1の収容スペースを拡大すると、必然的に、画像情報を読み取られたその手形を排出して収容するだけのスペースが排紙トレイ20a,20bのいずれかに確保される。
【選択図】図1
Description
本発明は、特に手形・小切手など有価証券に記載された情報を読み取る画像読取装置に関するものである。
銀行などの金融機関に顧客から持ち込まれた手形・小切手などは管理運用上、また盗難紛失を防止するために分別集計される。その際、第1段階で手形・小切手に磁気インクで印刷された文字(MICR文字)をまず読み取り、それに続いて両面に記載された画像情報を別機種の読取装置によって読み取る。
近年、金融機関においてそうした情報読取時の業務効率を高めるために、手形・小切手の両面の画像イメージと磁気インク印刷文字の両方とも同時読み取りが可能な画像読取装置が実用化されている。画像イメージの読取部にはCCD(Charge Coupled Device)やコンタクトイメージセンサ(CIS)などが使用され、読み取った画像情報をデジタル信号データ化処理することにより、コンピュータで簡単に情報を管理運用できるようになっている。このような画像イメージと磁気記録情報とを同時に読み取れる装置については、例えば先に本出願人によって提案された磁気インク文字読取装置がある(特許文献1参照)。当装置について上方から見た平面図(図2)を参照して概略的に説明する。
銀行内部のオペレータなど装置取扱者が操作して、画像読取装置21に設けられたホッパー1に、両面に画像イメージを有し磁気インク文字が印刷された小切手や手形など読取対象の媒体(以下、総称してシートSという)を投入して積載させる。装置全体の制御を司る制御ユニット4は、I/F(インタフェース)ケーブルを介して接続されたホストコンピュータなど上位装置との間で通信を行う。制御ユニット4からの作動指示によって給送ローラ3,5が回転してホッパー1からシートSが取り出され、分離ローラ6で1枚ずつに分離後、Uターン形状の搬送路Rに向けて送り出される。シートSに印刷された磁気インク文字は搬送路Rに配置されているマグネット7で磁化の方向が整えられる。シートSが一対の搬送ローラ8を通過するとそれをシート端検知センサ9が検出し、磁気ヘッド10に到達して磁気インク印刷文字が読み取られる。押圧コロ11は磁気ヘッド10にシートSを密着させる。磁気ヘッド10を通過したシートSは搬送ローラ12,13によって搬送され、画像読み取りのタイミングを計るためにレジストリセンサ14を通過する。
センサ通過後、次段階でシートSの両面の画像情報がイメージとして画像読取センサ15によって読み取られる。
さらに、画像イメージ読取後、当該シートSの裏面にエンドーサ16で画像読取日付などが印字され、排紙ローラ17によって下流に配置された排紙センサ18やフラッパ19に向かって送られる。フラッパ19は搬送路Rの切替を行い、シートSのMICR文字の読取結果から得られた自行で発行された小切手か他行で発行された小切手か等の情報に応じて排紙トレイ20a,20bのいずれかに分別して収集される。
そうした排紙トレイ20a,20bの末端に可動ストッパ23が設けられている。トレイに送り込まれてきたシートSはその可動ストッパ23に突き当たり、整列されてそれ以上行き過ぎないように規制される。そのように排紙トレイ20a,20bにおいてシートSを規制することで、シートSが不整列になって順番に狂いが生じたり、また不適正に重なり合って重送されてしまうジャムの発生を防止する。
その場合、シートSが小切手などのように比較的小判サイズの場合、上記可動ストッパ23は、図2中の実線位置にて符号23で示す排紙スペースを狭めた状態に設定される。それに対して、大判の手形などによるシートS1の場合は、可動ストッパ23を矢印Cの方向へ操作して引き出す。すなわち、可動ストッパ23を図中仮想線による符号23aで示す位置まで引き出して移動させることで、その手形を排紙するためのスペースを拡大させて確保する。
ところで、かかる磁気インク文字読取装置の場合、以下の点に関して改良が望まれる。可動ストッパ23により排紙スペースが狭められた状態であるにもかかわらず、それに気づかぬオペレータが不用意に大判のシートS1をホッパー1に取り込んでセットしてしまうことがある。その場合、排紙トレイ20a,20bでは可動ストッパ23により排紙スペースが狭められた状態のためにその大判のシートS1を収めるには収容スペースが狭い。その結果、大判のシートS1が無理にそこに送られてS状に撓んだり丸まるなどして、次に送られてくる後続シートの行き場が失われる。そのため、シート同士の間でジャムが発生したり、順番に狂いが発生する他、場合によってはシート型崩れや傷みを生じる不具合がある。
その解消策として、ホッパー1の近傍にシートS1の長さを検知するセンサを設け、その検出結果に基づいてシートS1がホッパー1に載置されたことで警告音を鳴動させ、オペレータに注意を喚起させるようにすることができる。さらには、シートサイズに対して排紙トレイ20a,20bの収容スペースが足りなければ、そのことを検出して可動ストッパ23を自動制御して所要の引き出し位置まで移動させ、排紙トレイ20a,20bにおける収容スペースを拡大して確保するように構成することも可能である。
しかしながら、上記解消策のようにシート長さ検出センサを別途設けたり、可動ストッパ移動の自動制御を行うようにすると、画像読取装置が非常に複雑化し、大型化を招き、また大幅なコスト高となる。
したがって、本発明の目的は、特に金融機関などで取り扱われる有価証券類の画像読取装置として好適であり、装置の大型化や複雑化を抑え、コスト高を抑えることができる画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、画像情報を読み取る前のシートを差し込んで収容する第1収容部と、画像情報を読み取られた後に排出されたシートを収容する第2収容部と、が搬送路の一端入口側と他端出口側に臨ませて配置された装置において、前記第1収容部に積載されるシートの後端および前記第2収容部に積載されるシートの先端を同時に規制する位置へ移動可能な可動規制部材が設けられたことを特徴とするものである。
本発明の画像読取装置によれば、第1収容部に積載されるシートの後端と第2収容部に積載されるシートの先端とが可動規制部材によって同時に規制されるので、装置取扱者のオペレータが認識しているか否かの状況にかかわらず、第1収容部のシート規制位置を変更して例えば大型サイズのシートが差し込まれると、必然的に第2収容部のシート規制位置も変更されて画像情報読み取り後に排出されてきたその大型サイズのシートを収容するに足りるスペースが確保される。それによって、装置取扱者であるオペレータの不注意で従来のように第2収容部のスペースが確保されていない状態で大型サイズのシートを無理に送り込むことで、ジャム発生、シート順番の狂い、シートの傷みや破損といった不具合を解消できる。また、可動規制部材だけでもってかかる機能を実行できるので、装置の複雑化や大型化が避けられ、低コストに抑える効果がある
以下、本発明の画像読取装置の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図2で示された装置との相異をより明確にするために、図2中の部材に対応するものには同一符号を付し、重複した説明は省くようにして主要部を中心に詳述する。
図1は本発明に係る画像読取装置を上方から見た概略平面図である。図1に示すように、画像読取装置21の装置本体にはホッパー(第1収容部)1が備わっており、オペレータは小切手や手形などのシートをそのホッパー1に上方より差し込んで垂直な状態に積載する。シート例として、例えば手形のような比較的大判サイズのシートS1の場合が図示されている。
ホッパー1に積載されたシートS1を押圧板2によって給紙ローラ3に押し付けている。給紙ローラ3,5の回転によってホッパー1からシートSが給送され、分離ローラ6で1枚ずつに分離されてUターン形状の搬送路Rに送り込まれる。
上記Uターン形状の搬送路Rの上流入口側に臨んで上記ホッパー1が配置され、下流出口側に連結されて本例では2つからなる排紙トレイ(第2収容部)20a,20bが配置されている。すなわち、第1収容部であるホッパー1と、第2収容部である排紙トレイ20a,20bとは、Uターン形状搬送路Rの出入口にてほぼ同一平面上に、つまりシート搬入搬出方向にほぼ直交する図の上下方向の垂直平面上に位置する。そうした同一平面上のホッパー1に積載されるシートの後端位置と排紙トレイ20a,20bに積載されるシートの先端位置を規制する可動ストッパ(可動規制部材)100が設けられている。
この可動ストッパ100は、図でいう下位のホッパー1から上位の排紙トレイ20a,20bに跨る大きさと形状に形成され、図中仮想線による符号100aで示す排紙トレイを狭めた位置から図中矢印C方向へ引き出されて移動可能である。その移動はオペレータによる引き出し操作で行われ、排紙トレイ20a,20bを所要の収容スペース分だけ拡大できるようになっている。
そこで、大判サイズの手形などシートS1を読取処理する場合、オペレータは可動ストッパ100が排紙トレイを狭めた状態になっておれば、必然的にそのシートS1をホッパー1に積載できないことに気づく。ホッパー1に取り込むためにオペレータが可動ストッパ100を引き出し操作すると、同時に排紙トレイ20a,20bもその収容スペースが拡大される。それによって、大判サイズのシートS1の処理が可能になる。
ホッパー1に積載された大判サイズのシートSが1枚ずつ搬送路Rに送り込まれ、磁気ヘッド10に達して磁気インクで印刷された文字が読み取られる。磁気記録情報として取得されると記憶手段に格納され、管理運用に供される。
次段階において、シートS1はさらに搬送路Rを画像読取センサ15に向かって搬送され、排紙ローラ17の下流に配置されているフラッパ19によって搬送路Rの切替が行われる。フラッパ切替動作は、MICR文字の読取結果から得られた自行で発行された小切手か他行で発行された小切手か等の属性情報に基づいた作動制御で行われる。それによって目標とする排紙トレイ20a,20bのいずれかにシートS1が送り込まれる。つまり、排紙トレイ20a,20bは属性情報の異なるシートに対応して収容する。
排紙トレイ20a,20bのいずれかに送り込まれたシートS1は、トレイ末端から後退して大きな収容スペースを確保している図1中実線位置の可動ストッパ100に突き当たって規制される。可動ストッパ100に突き当たることでシートS1は行き過ぎを規制される。
以上から明らかなように、可動ストッパ100が排紙トレイを狭めた状態であれば、必然的に小判サイズ以外はホッパー1には差し込めない。したがって、従来のように、排紙トレイ20a,20bが狭められて収容スペースが狭いにもかかわらず、大判サイズのシートS1をホッパー1から取り込んで読取後、その大判サイズに合致しない狭い収容スペース状態の排紙トレイ20a,20bに無理に送り込まれる不具合は解消される。すなわち、1つの可動ストッパ100でもってホッパー1と排紙トレイ20a,20bとに積載されるシートの規制位置を同時に変更するからである。
また、かかる機能を発揮させるのに従来のような複雑な検出機構や自動制御機能を増設することは一切不要であり、可動ストッパ100をホッパー1から排紙トレイ20a,20bに跨る大きさや形状で形成しただけである。可動ストッパ100のそうした構造改良だけで、オペレータに対してシートサイズによっては取り込めないという現状を認識させるのに効果がある。それにより、排紙トレイ20a,20bにてシートのジャム発生や順番の不整合などといった不都合を未然に防止できる。このような効果が部材点数を増やすことなく、低コストで実現できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば他の実施形態、応用例や変形例、そしてそれらの組み合わせも可能である。図示された構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。例えば、可動ストッパ100の材質についても、普通は樹脂成形品であるがそれに限定されるものではなく、合成樹脂に代えて板金や針金などを所要形状に曲げ加工したものでも、低コストで同様の効果が期待できる。
1 ホッパー(第1収容部)
2 押圧板
3 給送ローラ
4 制御ユニット
15 画像読取センサ
20a、20b 排紙トレイ(第2収容部)
21 画像読取装置
100,100a 可動ストッパ(可動規制部材)
R 搬送路
S 小切手など小判サイズのシート
S1 手形など大判サイズのシート
2 押圧板
3 給送ローラ
4 制御ユニット
15 画像読取センサ
20a、20b 排紙トレイ(第2収容部)
21 画像読取装置
100,100a 可動ストッパ(可動規制部材)
R 搬送路
S 小切手など小判サイズのシート
S1 手形など大判サイズのシート
Claims (4)
- 画像情報を読み取る前のシートを収容する第1収容部と、画像情報を読み取られた後に排出されたシートを収容する第2収容部と、が搬送路の一端入口側と他端出口側に臨ませて配置された画像読取装置において、
前記第1収容部に積載されるシートの後端および前記第2収容部に積載されるシートの先端を同時に規制する位置へ移動可能な可動規制部材が設けられたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記第2収容部は、属性情報の異なるシートに対応して収容する複数の収容部からなっていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記可動規制部材に前記第2収容部に送り込まれたシートを突き当てさせて行き過ぎを防止するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
- 前記可動規制部材を移動させて長さ方向に大型サイズのシートを前記第1収容部に差し込めるようにしたとき、同時に前記第2収容部に前記大型サイズのシートを収容できるスペース分が確保されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005207029A JP2007026069A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005207029A JP2007026069A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007026069A true JP2007026069A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37786736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005207029A Pending JP2007026069A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007026069A (ja) |
-
2005
- 2005-07-15 JP JP2005207029A patent/JP2007026069A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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