JP2007025388A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 排紙トレイ60には、開口部62、底面64及び側壁66が設けられている。開口部62から排出された用紙は、底面64、側壁66によって形成される空間内に排出され、自重によって衝突部68に衝突する。衝突部68は、開口部62から排出される用紙の排出方向とは反対側に湾曲状の緩やかな凹形状となるように形成されている。これにより、排出口62から排出される用紙が衝突部68と衝突する箇所は衝突部68側の角部2箇所となり衝突音が減少する。
【選択図】 図3
Description
そこで、特許文献1には、用紙がレジストローラに衝突することによって発生する音を低減するために、レジストローラ近傍に用紙を検知するセンサを設け、用紙があることを検知すると用紙の搬送速度を低くし、用紙のレジストローラへの衝突音を低くする技術が開示されている。
また、特許文献3には、排出口の下部にファンを設け、排出された用紙を誘導する気流をこのファンによって起こし、用紙を排紙トレイに積層する技術が開示されている。
以下、本発明に係る画像形成装置の第1実施形態について説明する。
図1は画像形成装置1の外観を示す斜視図であり、この図に示すように画像形成装置1の下部には、用紙を収容する給紙カセット50,52が図面手前側に引き出し可能に配設されている。図2は画像形成装置1の側断面図であり、この図に示すように、給紙カセット50,52の上部左側は、用紙の取り出し位置になっており、この部分に用紙を一枚ずつ取り出して搬送するための給紙ローラ51,53が設けられている。給紙ローラ51,53によって搬送された用紙は、感光体ドラム32と転写ローラ38との対向位置に設けられた搬送ローラ54,55,56,57によってさらに搬送されるようになっている。
定着ユニット10は所定の定着温度に加熱されるヒートローラ14と、ヒートローラ14に用紙を圧接する加圧ローラ16とを備えている。
ヒートローラ14は、例えばアルミニウム等の金属製コアの周囲にシリコンゴム等の弾性体層が形成され、さらに弾性体層の表面にPFA(四フッ化エチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)チューブ等からなる離型層が形成されたロール部材である。この金属製コアの内部には、例えばハロゲンランプ等の熱源が設けられており、ヒートローラ14の表面温度が所定の温度となるようにロールの内部から加熱する。
衝突部68は、排出方向に対して直交する方向(Y方向)に延びる壁部であるが、落ちてくる用紙の端辺に対して凹形状となるように緩やかに湾曲している。衝突部68の湾曲の形状は、用紙の端辺に対して対称となるように形成されている。
このとき、衝突部68は湾曲しているので、落下する用紙は下側の端辺の2つの角部の頂点が他の部分より先に衝突部68に衝突する。このため、用紙の2つの角部が湾曲して衝突エネルギーを吸収し、また、衝突による音響放射範囲も小さくなるため、衝突音が著しく低減する。以下のこの点についてより詳細に説明する。
また、本実施形態においては、落下してくる用紙の端辺の中央を通る垂直線を中心に線対称となるように湾曲形状を形成しているため、どのようなサイズの用紙であっても、端辺の2つの角部が他の部分よりも先に衝突部68と衝突する。従って、用紙のサイズによらず上記効果を奏することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態において説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5は、本実施形態における排紙トレイ60の外観を示す斜視図である。図5に示すように、画像形成装置1の衝突部70は垂直方向に対して傾斜している。本実施形態の場合は、用紙排出方向に前傾するように傾斜している。
図7(a)に示すように、用紙が衝突部71に衝突する際の衝突力kは衝突部71に対する垂直成分i2と、平行成分j2として表される。
一方図7(b)に示すように、用紙が衝突部70に衝突する際の衝突力kは衝突部70に対する垂直成分i1と、平行成分j1として表される。
また、排出した用紙が衝突部に到達することなく衝突部の手前で静止する(どて残り)状態を防ぐため、排紙ロール58、59(図2参照)によって用紙を所定の速度で飛ばし、飛ばした速度と、底面64の傾斜によって発生する反動によって、用紙が衝突部に衝突するようになっている。しかし、本実施形態における衝突部70を用いることによって、図6に示したように、排出された用紙P1と衝突部70までの距離が距離vだけ延びるので、排紙ロール58、59によって飛ばす用紙の速度を低くすることができる。そのため、排紙ロール58、59の負荷を削減したり、底面64を小さい構造にしたりすることができる。
(3−1:変形例1)
なお、前述の第1実施形態においては、衝突部68が湾曲状を呈している場合を示したが、排出される用紙の2点が衝突する構成であれば、湾曲状に限らない。
例えば、図8に示したように、中央部で折れ曲がっている衝突部72を用いても良い。図に示すように、衝突部72は、Y方向における中心点を通る垂直線を対称軸として、端辺の中央部から遠ざかる方向に傾斜する2つの傾斜部を有している。この場合、前記端辺に対してその中央部に向かって異なる方向で傾斜する2つの傾斜部に用紙の端辺の2つの角部の頂点が他の部分より先に衝突する。このような屈曲した衝突部72を用いた場合であっても、用紙が衝突部72と衝突する箇所を2点とすることができるため、前述の音響放射範囲を小さくすることができる。従って、用紙が衝突部72と衝突することにより発生する騒音が低減する。
また、前述の実施形態においては、衝突部が湾曲を呈している場合と、垂直方向に対して傾斜している場合とを第1実施形態及び第2実施形態のそれぞれにおいて示したが、図9に示したようにこれらの形状を合わせた衝突部74を用いても良い。このようにすることで、用紙が衝突部に衝突することによって発生する音をさらに小さくすることができるため、騒音を低減することができる。
底面の傾斜方向は上述した各実施形態で示した方向に限らず、用紙の排出方向前側が低く、後ろ側が高くてもよい。ただし、この場合には、用紙は自重により用紙排出方向に滑り落ちてゆくため、衝突部は排出トレーの底面の用紙排出方向側に設ける必要がある。
Claims (4)
- 画像形成工程を経て排出されるシートを受ける排紙トレイを備えた画像形成装置において、
前記排紙トレイの底面を傾斜させ、前記シートが排出方向の前方または後方に自重によって滑り落ちるように構成するとともに、落下する前記シートが衝突して係止される衝突壁を設け、前記衝突壁は前記シートが衝突する際に、前記シートの端辺の2つの角部の頂点が前記端辺の他の部分より先に衝突する形状となっていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記衝突壁は前記端辺の方向に沿って、前記端辺に対して凹形状となる湾曲部を有し、前記湾曲部に前記2つの角部の頂点が衝突するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記衝突壁は前記端辺の方向に沿って、前記端辺の中央部から遠ざかる方向に傾斜する2つの傾斜部を有し、前記端辺に対してその中央部に向かって異なる方向で傾斜する2つの傾斜部を有し、前記2つの傾斜部に前記2つの角部の頂点が衝突するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 画像形成工程を経て排出されるシートを受ける排紙トレイを備えた画像形成装置において、
前記排紙トレイの底面を傾斜させ、前記シートが排出方向の前方または後方に自重によって滑り落ちるように構成するとともに、落下する前記シートが衝突して係止される衝突壁を設け、前記衝突壁は前記衝突によって前記シートの端辺が下方に曲がる力を受けるように、垂直方向に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
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2005
- 2005-07-19 JP JP2005209086A patent/JP4779482B2/ja active Active
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