JP2007024789A - レーザー墨出し器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化や部品点数の増加を抑えつつもレーザー光の出力方向の微調整を容易とすることができるレーザー墨出し器を提供する。
【解決手段】 レーザー光を出力する本体ブロックと、床面等の作業面に設置され本体ブロックが載置される支持ブロックとからなる。支持ブロックは、作業面に設置される基台と、基台上に設けられ基台に対し水平面内で回動可能な台座とを有する。使用者によって操作されるハンドル50と台座とを、ねじ山が設けられ一対のかさ歯車51,61を介してハンドル50に連動するねじ体6と、ねじ体6が螺合してリードスクリュー機構によりねじ体に連動して平行移動する駆動体7とを介して連動させる。リードスクリュー機構を利用するので、ハンドル50の操作量に対する台座の動作量の比を小さくする程度の割に大型化や部品点数の増加に繋がりにくい。
【選択図】図1

Description

本発明は、床面などの作業面に設置されて壁面や天井などに墨出し用のレーザー光を照射するレーザー墨出し器に関するものである。
従来から、壁面や天井などに墨出し用のレーザー光を照射するレーザー墨出し器が提供され、建築工事や内装工事などに用いられている。
この種のレーザー墨出し器として、図9に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。このレーザー墨出し器は、少なくとも壁面上に鉛直線を描く墨出し用のレーザー光を出力する本体ブロック1と、本体ブロック1を支持して作業面に設置される支持ブロック2とを備える。
また、支持ブロック2は、作業面に設置される基台3と、基台3上に設けられ基台3に対して水平面内で回動可能であって本体ブロック1が載置される台座33とを有する。
さらに、上端部にハンドル50が設けられたシャフト5を、支持ブロック2に水平面内で回動可能に設けるとともに、互いに噛合するギアG1,G2をシャフト5と台座33とにそれぞれ設けている。つまり、ハンドル50を矢印A1で示すように操作することにより、台座33を矢印A2で示すように回動させて本体ブロック1の向きを変更し、壁面上の鉛直線の位置を微調整することができる。
実公平07−035738号公報
ここで、より微妙な調整を可能とするためには、ハンドル50の操作量に対して台座33の動作量を小さくすればよい。上記従来例においてハンドル50の操作量に対する台座33の動作量の比を小さくする方法としては、シャフト5に設けられたギアG1の径に対してハンドル50の径を大きくするという方法や、シャフト5に設けられたギアG1の径を台座33に設けられたギアG2の径に対して小さくするという方法や、ハンドル50と台座33との間のギアの段数を増やすという方法がある。
しかし、シャフト5のギアG1の径を小さくするには限界があり、また、ハンドル50の径や台座33側のギアG2の径を大きくすることはレーザー墨出し器の大型化に繋がり、さらに、ギアの段数を増やす方法は部品点数の増加に繋がる。従って、上記従来のレーザー墨出し器の構造では、レーザー墨出し器の大型化や部品点数の増加を抑えつつレーザー光の出力方向の微調整を容易とする程度に限界があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、大型化や部品点数の増加を抑えつつもレーザー光の出力方向の微調整を容易とすることができるレーザー墨出し器を提供することにある。
請求項1の発明は、少なくとも壁面上に鉛直線を描く墨出し用のレーザー光を出力する本体ブロックと、本体ブロックを支持して作業面に設置される支持ブロックとを備え、支持ブロックは、作業面に設置される基台と、基台に対して作業面に沿った面内で回動可能に支持され本体ブロックを支持する台座と、使用者によって操作されるハンドルと、中心軸の向きが台座の回動軸の向きと異なる円柱形状であって側面にねじ山を有し基台に対し自身の中心軸周りに回動可能に設けられハンドルに連動して回動するねじ体と、台座に設けられた被係合部に係合する係合部とねじ体が螺合するねじ穴とが設けられねじ体の回動に連動して台座の回動軸周りに平行移動することにより台座を駆動する駆動体とを有することを特徴とする。
この発明によれば、ねじ体のねじ山のピッチにより、ハンドルの操作量に対する台座の動作量の比を小さくするので、ハンドルの操作量に対する台座の動作量の比を小さくする程度の割に大型化や部品点数の増加に繋がりにくいから、大型化や部品点数の増加を抑えつつもレーザー光の出力方向の微調整を容易とすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、台座の外周面に被係合部としての被係合凹部が設けられ、係合部は台座の周方向の両側から被係合凹部の内面に挟まれる形で被係合凹部に係合するものであって、駆動体に当接してねじ体の軸周りでの駆動体の回動を規制する回動規制体と、被係合凹部に対して係合部をより深く係入させる方向に駆動体を付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、ねじ体の回動に伴う駆動体の回動が、回動規制体によって規制される。また、付勢手段を設けない場合に比べ、係合部と被係合凹部との係合が強固となる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、被係合凹部の内面は、係合部が付勢手段によって付勢される方向に向かって、台座の周方向での被係合凹部の幅寸法が小さくなるように傾斜していることを特徴とする。
この発明によれば、係合部や被係合凹部の寸法に誤差があっても、係合部の寸法と被係合凹部の寸法との関係に応じて係合位置が被係合凹部の深さ方向に変化するのみで、係合部と被係合凹部とが確実に係合する。また、付勢手段を設けない場合や被係合凹部の内面を傾斜させない場合に比べ、台座の周方向の両側において駆動体と台座との間のガタが低減されるから、ハンドルの操作に対する台座の動作の応答が良くなる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、基台はそれぞれ先端が作業面に接触する3本の支持脚を有し、ハンドルは2本の支持脚の間に配置され、ハンドルを挟む2本の支持脚とハンドルとに接する平面に対してハンドルとは異なる側に位置し他の1本の支持脚が作業面から離れて基台が転倒した場合にハンドルよりも先に作業面に当接する保護部を基台に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、基台の転倒時には保護部が先に作業面に接触することによりハンドルが保護されるから、ハンドルと台座との間のねじ体や駆動体に歪みが生じにくい。
本発明は、作業面に設置される基台に対して作業面に沿った面内で回動可能に支持され本体ブロックを支持する台座と、使用者によって操作されるハンドルと、中心軸の向きが台座の回動軸の向きと異なる円柱形状であって側面にねじ山を有し基台に対し自身の中心軸周りに回動可能に設けられハンドルに連動して回動するねじ体と、台座に設けられた被係合部に係合する係合部とねじ体が螺合するねじ穴とが設けられねじ体の回動に連動して台座の回動軸周りに平行移動することにより台座を駆動する駆動体とを支持ブロックに設けたものであり、ねじ体のねじ山のピッチにより、ハンドルの操作量に対する台座の動作量の比を小さくするので、ハンドルの操作量に対する台座の動作量の比を小さくする程度の割に大型化や部品点数の増加に繋がりにくいから、大型化や部品点数の増加を抑えつつもレーザー光の出力方向の微調整を容易とすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、図2に示すように、墨出し用のレーザー光を出力する本体ブロック1と、本体ブロック1を支持して床面などの作業面(図示せず)に設置される支持ブロック2とを備える。以下、上下は図2を基準として説明する。
本体ブロック1は、図3に示すように、下面が開放された有底円筒形状であって支持ブロック2の上に載置されるハウジング11と、半導体レーザー発振器(図示せず)を内蔵しそれぞれレーザー光を出力するレーザー出力部12aが複数箇所に設けられハウジング11に収納された投光器12とを有する。
ハウジング11には、それぞれ投光器12から出力されたレーザー光を通過させる複数個(1個のみ図示)の窓部11aが設けられている。また、ハウジング11には、本体ブロック1の運搬時に用いられるU字形状の把手13の両端がそれぞれ枢着されている。
投光器12は、例えば周知のジンバル構造を介してハウジング11に対して揺動自在に連結されることにより、ハウジング11の傾きによらず水平面に対して常に一定の向きに維持される。これにより、本体ブロック1からは、作業面に光点を描くレーザー光が鉛直下向きに出力され、水平方向には壁面(図示せず)に鉛直線を描くレーザー光と壁面に水平な線を描くレーザー光とが出力される。
支持ブロック2は、本体ブロック1から鉛直下向きに出力されるレーザー光を通過させる窓部31cが設けられた本体部31と、それぞれ本体部31から下方に突設され先端が作業面に接触する3本の支持脚32とを有し作業面に設置される基台3を備える。
本体部31の上面には、本体ブロック1の下端部が収納される凹部31dが設けられており、窓部31cは凹部31dの底面に設けられている。本体ブロック1の下端部が凹部31dに収納されていることにより、支持ブロック2が傾いたときには本体ブロック1の下端部が凹部31dの内面に引っ掛かるから、本体ブロック1が滑り落ちにくくなっている。
各支持脚32はそれぞれ、本体部31に連結された筒状部32aと、円錐と円柱とを組み合わせた形状であって作業面に当接する接地部32bと、接地部32bに連結され筒状部32aに収納されたシャフト部(図示せず)とを有する。シャフト部は筒状部の内面に螺合しており、接地部32bを筒状部32aに対して回転させることにより、シャフト部を任意の量だけ引き出して支持脚32の長さを変更することができるようになっている。
さらに、図4及び図5に示すように、本体部31の上には円環形状の台座33が載置されており、本体ブロック1は台座33の上に載置される。また、本体部31の上面には、円環形状の第1のガイド突起31aと、第1のガイド突起31aとの間に隙間を空けて第1のガイド突起31aを囲む円弧形状の第2のガイド突起31bとが設けられている。台座33は、第1のガイド突起31aと第2のガイド突起31bとの間に挟まれることにより、本体部31に対して図5の面内で回動可能となっている。
また、本体部31の下側であって上方から見て台座33の外周付近には、図1及び図6に示すように、厚さ方向を上下方向に向けた基部41aと、基部41aの両端からそれぞれ基部41aの上方へ突設され互いに対向する対向部41bと、対向部41bの上端からそれぞれ外側に突設されて基台3の本体部31へのねじ止め用のねじ挿通穴41dが貫設された固定部41cとを有する第1の支持体41が、対向部41b同士が対向する向きを台座33の周方向に合わせて取りつけられている。図1は、台座33の径方向の内側から見た状態を示している。以下、左右方向は図1を基準として説明する。
第1の支持体41の基部41aの下側には、第1の支持体41の基部41aよりも左側に突出する第2の支持体42がねじ止めされている。
また、円錐台形状のハンドル50が下端に例えばねじ止めによって取り付けられたシャフト5が、第2の支持体42に設けられた貫通穴(図示せず)に挿通され、基台3の本体部31に対し軸方向を上下方向として回動可能に支持されている。ここにおいて、ハンドル50は図7に示すように基台3の本体部31の下側であって2本の支持脚32の間に位置する。
さらに、シャフト5の上端にはかさ歯車51が設けられており、このかさ歯車51に噛合するかさ歯車61が一端に取り付けられた円柱形状であって側面にねじ山が設けられたねじ体6が、第1の支持体41の各対向部41bにそれぞれ設けられた貫通穴(図示せず)に挿通されることにより、第1の支持体41に対し中心軸方向を左右方向として自身の中心軸周りに回動可能に取り付けられている。ここにおいて、各かさ歯車51,61はそれぞれ第1の支持体41の左側に位置する。また、ねじ体6の右端に当接し第1の支持体41に対して右側へのねじ体6の移動を禁止するねじ体止め板46が、第1の支持体41の右側の対向部41bにねじ止めされている。
また、第1の支持体41の対向部41b間には、左右に対向しそれぞれねじ体6が螺合するねじ穴(図示せず)が貫設された一対の対向片71と、対向片71同士を連結する連結片72とを有する断面コ字形状の駆動体7が配置されている。さらに、円柱形状の支持棒43が、軸方向をねじ体6と揃えて第1の支持体41の対向部41b間に架設されている。駆動体7の各対向片71には、支持棒43が挿通される貫通穴(図示せず)がそれぞれ設けられている。この貫通穴の内径は支持棒43の外径と同程度としてあり、支持棒43により、ねじ体6の軸周りでの第1の支持体41に対する駆動体7の回動が規制されている。つまり、支持棒43が請求項における回動規制体である。そして、ねじ体6が対向片71に螺合していることと、駆動体7の回動が支持棒43に規制されていることとにより、駆動体4とねじ体6とはいわゆるリードスクリュー機構を構成しており、ねじ体6が自身の中心軸周りに回転したときには、駆動体4はねじ体6の軸方向すなわち台座33の周方向に平行移動する。
さらに、図5に示すように台座33には2個の突部33aがそれぞれ径方向外向きに互いに近接して突設され、台座33の外周であって2個の突部33aの間には被係合凹部33bが形成されている。被係合凹部33bの内面は、台座33の径方向の内側に向かって、台座33の周方向での被係合凹部33bの幅寸法を小さくする方向に傾斜し、被係合凹部33bは全体としてV字形状となっている。また、駆動体7の各対向片71には、それぞれ上方に突出して台座33の周方向の両側から被係合凹部33bの内面に挟まれる形で被係合凹部33bに係合する係合部73が設けられている。駆動体7の移動方向に背向する係合部73の端面間の距離は、被係合凹部33bの外側端部の幅寸法よりも十分に小さくしてある。ここで、ねじ体6の軸方向すなわち駆動体7の移動方向は台座33の周方向とされているから、駆動体7が移動したときには、係合部73と被係合凹部33bとの係合により、台座33が駆動体7に連動して回動する。なお、ねじ体6の位置や向きは本実施形態のものに限られず、ねじ体6の中心軸の向きが台座33の回動軸の向きと異なっておれば、駆動体7の形状を適宜選択することにより、駆動体7の係合部73が台座33の周方向に移動するように構成することは可能である。
また、図8に示すように、支持棒43と、第1の支持体41の基部41aにおいて上方から見て支持棒43よりも本体部31の中央に近い端部とは、張力ばね44を介して連結されている。つまり、駆動体7は、支持棒43を介して張力ばね44のばね力を受け、係合部73を被係合凹部33bに深く係入させる方向に付勢されている。このことと、被係合凹部33bがV字形状とされていることとにより、係合部73や被係合凹部33bの寸法に誤差があっても、係合部73が確実に被係合凹部33bに係入する。また、張力ばね44を設けない場合に比べ、駆動体7の移動方向(台座33の周方向)の両側において係合部73と被係合凹部33bの内面との間のガタが低減されるから、駆動体7の動作と台座33の動作との間の時間差が小さくなる。
さらに、基台3には、台座33の径方向の外側から見て駆動体7とねじ体6とかさ歯車51,61と各支持体41,42とを覆う保護部34を設けてある。保護部34は、水平な断面形状が円弧形状であって下方へ向かって外径を大きくするように傾斜しており、上端部の外径が本体部31の外径と同程度であって、下端部は上方から見てハンドル50よりも外側に位置する。そして、ハンドル50は、ハンドル50を挟む2本の支持脚32と保護部34とに同時に接するような平面よりも内側、すなわち、前記平面に対して台座33の中央と同じ側に位置するようになっている。従って、上記2本の支持脚32が接地したまま、残る1本の支持脚32が作業面から離れる形で基台3が転倒した場合には、ハンドル50よりも先に保護部34が作業面に接触することになり、ハンドル50やかさ歯車51,61やねじ体6が衝撃から保護されるから、これらの部品の形状や部品間の位置関係に歪みが生じにくい。
また、第2の支持体42とともにシャフト5が挿通されて第1の支持体41にねじ止めされ、下側から見て駆動体7とねじ体6とかさ歯車51,61と各支持体41,42とを覆う保護板45を設けてある。保護板45は、基台3の本体部31に螺合するねじが挿通される複数個(図では4個)のねじ挿通穴45aを有し、ねじ止めによって基台3の本体部31の下側に結合する。ここで、ハンドル50と、シャフト5と、かさ歯車51,61と、ねじ体6と、各支持体41,42と、保護板45とは、互いに機械的に結合しているため、製造時には1個のブロックとして扱うことができる。
以下、本実施形態の本体ブロック1の位置及び向きを調整する手順を説明する。まず、鉛直下向きに出力されるレーザー光による光点を地墨点(図示せず)に一致させる。次に、支持ブロック2を持ちながら本体ブロック1を回し、壁面に鉛直線を描くレーザー光が作業面に描く線を地墨に大まかに合わせる。次に、ハンドル50を操作することにより、上記の線が地墨に一致するように本体ブロック1の向きを微調整する。
ハンドル50が操作されたときの本実施形態の動作を説明する。ハンドル50を操作すると、シャフト5が水平面内で回転し、この回転運動の軸の向きが、互いに噛合するかさ歯車51,61によって90°変更され、ねじ体6を回転させる。すると、上述したリードスクリュー機構によって駆動体7が台座33の周方向に平行移動して台座33を回転させる。ここで、台座33の径方向の内側から見て、ねじ体6側のかさ歯車61はシャフト5側のかさ歯車51の右上側に設けられており、これによりハンドル50の回転方向と台座33の回転方向とは一致している。また、ハンドル50の径はシャフト5に設けられたかさ歯車51の径よりも大きくしてあり、シャフト5に設けられたかさ歯車51の径はねじ体6に設けられたかさ歯車61の径よりも小さくしてある。つまり、ハンドル50とかさ歯車51との径の比と、かさ歯車51,61同士の径の比と、ねじ体6に設けられたねじ山のピッチとによって、それぞれハンドル50の操作量に対する台座33の動作量の比を小さくしている。
上記構成によれば、ねじ体6のねじ山のピッチに応じてハンドル50の操作量に対する台座33の動作量の比を小さくするリードスクリュー機構を有するので、ハンドル50の操作量に対する台座33の動作量の比を小さくする程度の割に大型化や部品点数の増加に繋がりにくいから、大型化や部品点数の増加を抑えつつもレーザー光の出力方向の微調整を容易とすることができる。
本発明の実施形態の要部を示す正面図である。 同上を示す正面図である。 同上を示す断面図である。 同上の支持ブロックを示す断面図である。 同上の支持ブロックを示す平面図である。 同上の要部を示す斜視図である。 同上を示す下面図である。 同上の要部を示す側面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
1 本体ブロック
2 支持ブロック
3 基台
6 ねじ体
7 駆動体
32 支持脚
33 台座
33b 被係合凹部
34 保護部
50 ハンドル
73 係合部

Claims (4)

  1. 少なくとも壁面上に鉛直線を描く墨出し用のレーザー光を出力する本体ブロックと、本体ブロックを支持して作業面に設置される支持ブロックとを備え、
    支持ブロックは、作業面に設置される基台と、基台に対して作業面に沿った面内で回動可能に支持され本体ブロックを支持する台座と、使用者によって操作されるハンドルと、中心軸の向きが台座の回動軸の向きと異なる円柱形状であって側面にねじ山を有し基台に対し自身の中心軸周りに回動可能に設けられハンドルに連動して回動するねじ体と、台座に設けられた被係合部に係合する係合部とねじ体が螺合するねじ穴とが設けられねじ体の回動に連動して台座の回動軸周りに平行移動することにより台座を駆動する駆動体とを有することを特徴とするレーザー墨出し器。
  2. 台座の外周面に被係合部としての被係合凹部が設けられ、
    係合部は台座の周方向の両側から被係合凹部の内面に挟まれる形で被係合凹部に係合するものであって、
    駆動体に当接してねじ体の軸周りでの駆動体の回動を規制する回動規制体と、被係合凹部に対して係合部をより深く係入させる方向に駆動体を付勢する付勢手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のレーザー墨出し器。
  3. 被係合凹部の内面は、係合部が付勢手段によって付勢される方向に向かって、台座の周方向での被係合凹部の幅寸法が小さくなるように傾斜していることを特徴とする請求項2記載のレーザー墨出し器。
  4. 基台はそれぞれ先端が作業面に接触する3本の支持脚を有し、ハンドルは2本の支持脚の間に配置され、ハンドルを挟む2本の支持脚とハンドルとに接する平面に対してハンドルとは異なる側に位置し他の1本の支持脚が作業面から離れて基台が転倒した場合にハンドルよりも先に作業面に当接する保護部を基台に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のレーザー墨出し器。
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