JP2007024165A - 受口用栓 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 係合部材が、固定部材12、15の受口6の外方への動きが防止される固定状態と、固定部材12、15の受口6の外方への動きが可能となる固定解除状態とに、切替可能に動作する切替部13と、固定状態において、固定部材12、15の受口6の外方への動きが防止されることにより生じる反力を利用して、栓部材10を受口6の内方に押圧して保持する押圧部14と、から構成されており、固定解除状態において、受口6の外方に取り外し可能である。
【選択図】 図2
Description
前記係合部材が、前記固定部材の前記受口の外方への動きが防止される固定状態と、前記固定部材の前記受口の外方への動きが可能となる固定解除状態とに、切替可能に動作する切替部と、前記固定状態において、前記固定部材の前記受口の外方への動きが防止されることにより生じる反力を利用して、前記栓部材を前記受口の内方に押圧して保持する押圧部と、から構成されており、前記固定解除状態において、前記受口の外方に取り外し可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、栓部材を受口の内方に押圧する反力を生じる固定部材が、受口の内面に配置されているため、固定部材の外的要因による劣化を避けて受口の密封性を維持することができるばかりか、切替部が、固定状態と固定解除状態とに切替可能に動作するため、受口のスムーズな開封が可能となる。
この特徴によれば、押圧部が、構造的にシンプルな押圧ボルトで構成でき、押圧ボルトをボルト孔に螺入するだけで、固定部材による反力を利用して、確実に栓部材を受口の内方に押圧作動できる。
この特徴によれば、スライド片が、固定本体に形成される凹溝に沿って、受口の軸中心と略直交方向に外方向若しくは内方向にスライド動作するため、シンプルな構造で固定部の固定状態若しくは固定解除状態の切替が可能となる。
この特徴によれば、スライド片の偏心孔に挿通された切替軸に回動動作することのみにより、スライド片が外方向に押圧されスライド動作して、容易に固定状態とすることができる。
この特徴によれば、スライド片の偏心孔に挿通された切替軸を回動動作することのみにより、スライド片が内方向に押圧されスライド動作して、確実に固定解除状態とすることができる。
この特徴によれば、スライド片が外方向にスライド動作して、受口の張出部の内側面と当接することにより、固定部材の受口の外方への動きが防止されるため、スライド片を受口の内面に押圧することなく、固定状態とすることができる。
この特徴によれば、シール部材が、略面一に形成される固定本体の端面及びスライド片片の端面と、栓部材の受口に面する端面との間にて、挟圧されているため、受口の密封状態が均一に維持される。
この特徴によれば、シール部材が、栓部材の端面側に形成される凸状部の外面と、受口の内面との間にて、挟圧されているため、受口の密封状態が確実に維持される。
2 受口用栓
3 埋設物
4 直管
5 T字管
6 受口
6a 張出部
6a1 内側面
6a2 内周面
10 栓部材
10a 凸状部
10c 挿通孔
10d 挿通孔
10e 水空気抜き孔
11 シール部材
12 固定本体(固定部材)
12a 凹溝
12b 端面
12c 挿通孔
12d ボルト孔
13 切替軸(切替部)
13a 頭部
13b 凸部
14 押圧ボルト(押圧部)
14a 頭部
15 スライド片(固定部材)
15a 偏心孔
15b 端面
19 シール部
40 プラグ
C 中心軸線
Claims (8)
- 少なくとも受口の内径より大径の栓部材と、前記栓部材より前記受口の内方側に固定可能に配置される固定部材と、前記栓部材と前記受口との間隙を水密的に密封するシール部材と、前記栓部材を前記受口の内方に押圧して保持する係合部材と、から構成される受口用栓であって、
前記係合部材が、前記固定部材の前記受口の外方への動きが防止される固定状態と、前記固定部材の前記受口の外方への動きが可能となる固定解除状態とに、切替可能に動作する切替部と、前記固定状態において、前記固定部材の前記受口の外方への動きが防止されることにより生じる反力を利用して、前記栓部材を前記受口の内方に押圧して保持する押圧部と、から構成されており、前記固定解除状態において、前記受口の外方に取り外し可能であることを特徴とする受口用栓。 - 前記係合部材の押圧部が、前記固定部材に形成されるボルト孔に螺合され、かつ前記ボルト孔と略同軸位置において前記栓部材に形成される挿通孔に水密的に挿通される押圧ボルトからなり、前記固定部材の前記固定状態において前記反力を利用して、前記押圧ボルトを前記ボルト孔に螺入することにより、前記栓部材を前記受口の内方に押圧作動する請求項1に記載の受口用栓。
- 前記固定部材が、前記受口の内径より小径のリング体であって、前記受口の外方に面する端面の一部に前記受口の軸中心と略直交方向に形成される凹溝を有する固定本体と、前記凹溝に嵌合されて前記凹溝に沿ってスライド動作可能なスライド片と、からなり、前記スライド片が、前記受口の軸中心から外方向に向かってスライド動作することにより、前記受口の内面と当接して前記固定状態となり、前記受口の軸中心へ内方向に向かってスライド動作することにより、前記受口の内面と離間して前記固定解除状態となる請求項1または2に記載の受口用栓。
- 前記係合部材の切替部が、前記スライド片に設けられた偏心に形成される偏心孔及び前記固定本体に形成される挿通孔に挿通され、かつ前記偏心孔と略同軸位置において前記栓部材に形成される挿通孔に水密的に挿通される切替軸からなり、前記偏心孔に挿通される位置における前記切替軸の周面の一部が、凸部に膨出しており、前記切替軸を回動して、前記凸部が前記受口の軸中心から外方向に向けることにより、前記スライド片を前記外方向に押圧し、前記スライド片が前記凹溝に沿って前記外方向にスライド動作する請求項3に記載の受口用栓。
- 前記切替軸を回動して、前記凸部が前記受口の軸中心に向かって内方向に向けることにより、前記スライド片を前記内方向に押圧し、前記スライド片が前記凹溝に沿って前記内方向にスライド動作する請求項4に記載の受口用栓。
- 前記受口の端部が、前記受口の軸中心に向かって内方に張出する張出部に形成されており、前記スライド片が前記外方向にスライド動作して、前記スライド片の外面が前記張出部の内側面と当接し前記固定状態となる請求項3ないし5のいずれかに記載の受口用栓。
- 前記固定本体の前記受口の外方に面する端面と、前記凹溝に嵌合された前記スライド片の前記受口の外方に面する端面とが、略面一に形成されており、前記シール部材が、前記略面一に形成された前記固定本体の端面及び前記スライド片の端面と、前記栓部材の前記受口に面する端面との間にて、挟圧されている請求項3ないし6のいずれかに記載の受口用栓。
- 前記栓部材の前記受口に面する端面側が、前記受口の内面に嵌挿される前記受口の内径より小径の凸状部に形成されており、前記シール部材が、前記凸状部の外面と、前記受口の内面との間にて、挟圧されている請求項1ないし7のいずれかに記載の受口用栓。
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JP2005206566A JP4713259B2 (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 受口用栓 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005206566A Expired - Fee Related JP4713259B2 (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 受口用栓 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4531646Y1 (ja) * | 1968-08-09 | 1970-12-04 | ||
JPH08170784A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Tokyo Gas Co Ltd | 密 栓 |
JPH09310794A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 管端部用キャップ |
JP2000303486A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-10-31 | Haneda Hume Pipe Co Ltd | マンホール蓋の施錠装置 |
-
2005
- 2005-07-15 JP JP2005206566A patent/JP4713259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000303486A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-10-31 | Haneda Hume Pipe Co Ltd | マンホール蓋の施錠装置 |
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JP4713259B2 (ja) | 2011-06-29 |
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