JP2007022434A - 船殻ブロック搭載方法およびその方法に用い得る船殻ブロック搭載シミュレーションシステム - Google Patents

船殻ブロック搭載方法およびその方法に用い得る船殻ブロック搭載シミュレーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】搭載ヤードにおける船殻の滞留日数を短縮し、回転率の向上を実現する。
【解決手段】製造する船体を構成する複数の船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整するブロック位置微調整手段と、その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、を具える船殻ブロック搭載シミュレーションシステムを用いて、製造した船殻ブロックを搭載ヤードで搭載することを特徴とする船殻ブロック搭載方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、造船業における船殻製造の最終工程であるドック若しくは船台(以後、「搭載ヤード」と呼ぶ。)での船殻ブロックの搭載時の修正作業を、船殻ブロックの三次元計測による形状確認に基づくコンピュータ内の仮想空間上での船殻ブロック搭載シミュレーションにより大幅に削減・短縮し、船殻製造の生産性を大幅に向上させる船殻ブロック搭載方法および、その方法に用い得る船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに関するものである。
従来は、個別に製造した船殻ブロックの形状を個別にチェックする例は少なく、搭載ヤードでの船殻ブロックの搭載時に、先に搭載した接合すべき相手側船殻ブロックとのズレを確認してその差分に対し調整・修正作業を行っていた。なお、この明細書では、船殻ブロックが本来作るべき形状から許容を越えている場合に手当てすることを「修正」と呼び、個々の船殻ブロックは許容範囲内であるが接合するために部材を位置合わせする作業を「調整」と呼ぶ。
この調整・修正作業の適応範囲を大きくするために、従来は予め船殻ブロックを大きめに製造し、相対する船殻ブロックの出来形により適切な量を切断し接合する工法(調整ブロック)を採用する場合があるが、この調整・修正作業は労働集約型の作業であり、全製造工程に占める割合も大きく、この作業が多いほど搭載ヤードでの作業時間は長くなる。
一方、船殻ブロック搭載作業は造船所の搭載ヤードでしかその作業を行うことができないため、船殻ブロック製造作業や船殻ブロック艤装作業等の作業のように造船所外の協力業者に作業を依頼してその生産量を増加させることはできない。故にこの工程は船殻製造の全工程におけるボトルネックになっている。
ところで、近年造船業は、世界的な海運に対する見直しや中国経済の躍進等の影響で極めて繁忙な状態が続いており、造船メーカにとって搭載ヤードの回転率の向上は至上命題となっている。これを解決するために各造船メーカは、船殻ブロック製造作業に関しては工場のライン化や外注化を進める一方、船殻ブロック搭載作業に関しては搭載用のクレーンを大型化し、一回に搭載できる船殻ブロックを大型化する事で総搭載個数を減少させ、搭載日数の短縮と搭載ヤードの回転率の向上を図ろうとしている。
しかしながら、この手法では大規模な投資が必要となる上、かつての造船不況の時と同じく受注量が減少した場合には各造船メーカは過剰な設備を抱え、多大な負担を背負うこととなる。
また、搭載ヤードでの船殻ブロック搭載作業は、現状ではフォームセッターを呼ばれる位置決めのベテラン作業員が長年の経験に基づく技術を駆使し、船殻ブロックの位置決め作業を実施している。船殻ブロックの設置位置が良くないと、船体形状に問題が出る上、余分な調整・修正作業が発生する。
しかしながら、現在、造船業では作業員の高齢化が急速に進み、技術の伝承が困難となってきている。
本発明は、前述した問題を解決するためのものであり、現行のクレーンや搭載ヤードなどの生産整備を増大・増設させることなく、修正作業をできるだけ搭載ヤードで行わないようにすることで搭載ヤードにおける船殻の滞留日数を短縮し、回転率の向上を実現すること、また船殻ブロックの製造精度を恒常的に向上させること、そして経験の浅い作業員でもベテランと同等の位置決め作業を短時間で実施できるようにすること等を目的としている。
請求項1記載の本発明の船殻ブロック搭載方法は、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整するブロック位置微調整手段と、その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、を具える船殻ブロック搭載シミュレーションシステムを用い、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを前記設計データ入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を前記ブロック計測値入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムの前記ブロック位置出力手段が出力する前記微調整したブロック位置を用いて、前記製造した船殻ブロックを搭載ヤードで搭載することを特徴とするものである。
また、請求項3記載の本発明の前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムは、前記船殻ブロックの搭載方法に用い得るもので、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整するブロック位置微調整手段と、その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、を具えてなることを特徴とする、通常のコンピュータによって構成されるものである。
この発明の船殻ブロック搭載方法によれば、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように作業員のマニュアル操作で、またはそのマニュアル操作結果を学習して自動的に微調整するブロック位置微調整手段と、その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、を具える船殻ブロック搭載シミュレーションシステムを用い、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを前記設計データ入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を前記ブロック計測値入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムの前記ブロック位置出力手段が出力する前記微調整したブロック位置を用いて、前記製造した船殻ブロックを搭載ヤードで搭載するので、搭載ヤードで行う修正作業を殆どもしくは全く無くし得て、現行のクレーンや搭載ヤードなどの生産整備を増大・増設させることなく搭載ヤードにおける船殻の滞留日数を短縮し、回転率を向上させることができる。
しかも、この発明の船殻ブロック搭載方法によれば、前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力するために、設計データと、製造した前記船殻ブロックの計測値とを求めるので、それらを対比することで船殻ブロックの製造精度を恒常的に向上させることができる。
そして、この発明の船殻ブロック搭載方法によれば、船殻ブロック搭載シミュレーションシステム内の仮想空間上でモデルブロックを設計データでの位置に近い位置に自動的に配置し、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整して、その微調整したブロック位置を実際の船殻ブロックの位置決めに用いるので、経験の浅い作業員でもベテランと同等の位置決め作業を短時間で実施することができる。
なお、この発明の船殻ブロック搭載方法においては、前記設計データと前記ブロック計測値とを用いて、前記製造した船殻ブロックの精度を求め、前記精度が規定外の場合は規定内に納まるように修正してから再度前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測を行い、その修正した船殻ブロックを前記搭載ヤードで搭載することとしても良く、このようにすれば、搭載ヤードで行う修正作業を実質的に全く無くすことができる。
また、この発明の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムにあっては、設計データ入力手段が、製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力し、ブロック計測値入力手段が、製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力し、ブロック自動配置手段が、前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置し、ブロック位置微調整手段が、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整し、そしてブロック位置出力手段が、その微調整したブロック位置を出力する。
従って、この発明の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムによれば、仮想空間上でモデルブロックを設計データでの位置に近い位置に自動的に配置し、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように、作業員のマニュアル操作で、またはそのマニュアル操作結果の当該システムによる学習等により自動的に微調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の船殻ブロック搭載方法の一実施例に用いる、この発明の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムの一実施例を含む船殻ブロック搭載支援システムの構成を示す説明図、図2は、船殻ブロックの一種である二重船底ブロックについての複数の測点の位置を例示する斜視図、図3は、上記実施例の船殻ブロック搭載方法における船殻ブロックの製造手順を示す説明図、図4は、上記実施例の船殻ブロック搭載方法における船殻ブロックの搭載シミュレーションの方法を示す説明図である。
ここにおける船殻ブロック搭載支援システムは、あらかじめ与えられたプログラムに基づき作動する通常のコンピュータにより構成されたもので、図1に示すように、設計データ出力システム1と、ブロック製造精度チェックシステム2と、上記実施例の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムであるブロック搭載シミュレーションシステム3と、シミュレーション結果帳票作成システム4との4つサブシステムから構成されている。
上記実施例の船殻ブロック搭載方法では、先ず、第1のサブシステムである設計データ出力システム1が、設計データを生成して出力する。設計データ出力システム1が生成する設計データは、製造する船体の寸法や構造を示す船体情報、その船体を構成する各船殻ブロックの寸法や構造を示すブロック情報、各船殻ブロックの後述する規定位置に設定した複数の測点の各々の三次元座標値を示す測点座標値、それらの測点の属性等からなり、これ以降の計測、精度チェック、搭載シミュレーションの基本データとなる。このような設計データは、各造船所の生産情報システムが直接出力することが望ましいが、各社が保有するシステムの仕様や機能は当該船殻ブロック搭載支援システムの要求と異なるため直接出力するのは困難な場合が多い。そこで設計データ出力システム1は、作業者が入力した船体等の図面データや計算書(生産情報データ)から、作業者の指示に基づき必要な情報を拾い出し、それらの情報から設計データを生成して、第3のサブシステムであるブロック搭載シミュレーションシステム3に入力し、またこの設計データから、計測作業者に船殻ブロックの複数の測点の位置(例えば図2中の測点P1〜P3等)を指示する測点指示図も自動作成する。設計データ出力システム1はさらに、その設計データを含む各船殻ブロックの精度照査用コントロールデータを作成して、それをブロック製造精度チェックシステム2に入力する。
上記測点は全て三次元で取り扱うが、三次元座標値だけの表示であるとその測点がどのような点か識別することができない。そこで、測点に座標値だけでなく属性を持たせ、コード化したその属性を設計データ出力システム1が処理している。ここで、測点の「属性」としては、その測点が何処の点であるか(例えば、船殻ブロックの前面側、後面側あるいは側面側等)、その測点がどのような部材に取り付いているか(例えば後述するガーダとタンクトップの接合点あるいはロンジとボトムの接合点等)、出力されている座標値は板のどの位置か(例えば板厚中心、左面、右面、上面あるいは下面等)、正規の測点か予備の測点か、同じ属性の測点グループ内でのシーケンス番号、処理上の基準になるような測点(船のセンターラインを示すような点)か、等を設定している。
ちなみに、図2は、船殻ブロックの一例としての二重船底ブロックを示しており、ここで、船殻ブロックの上面(荷物の載る側)11をタンクトップ、下面(海水面側)12をボトムと呼ぶ。また、外板とは、船体の外側を覆うスキンプレートを指し、図2に示す二重船底ブロックでは、ボトム12が外板にあたる。ロンジ13とは、大きな板を補剛するための縦方向の小骨部材であり、上記二重船底ブロックではタンクトップ11側とボトム12側に数多く取り付けられる。ガーダ14とは、上記二重船底ブロックにある、タンクトップ11とボトム12とを繋いで船体全体を補剛する船の進行方向の親骨部材であり、フロア15とは、同じくタンクトップ11とボトム12とを繋いで船体全体を補剛する船の横方向の親骨部材である。従って図2では、測点P1は、ロンジ13とタンクトップ11またはボトム(外板)12との接合部に、測点P2は、ガーダ14とタンクトップ11またはボトム(外板)12との接合部に、測点P3は、フロア15とタンクトップ11またはボトム(外板)12との接合部に、それぞれ設けられている。
上記実施例の船殻ブロック搭載方法では次に、図3の上部に示すように、総組立定盤上で組み上がった総組立ブロック(搭載直前の船殻ブロック)の、上記測点指示図で指示された複数の規定位置(例えばロンジ13とボトム(外板)12との接合部、ボトム(外板)端、タンクトップ11とガーダ14との接合部等の、船殻ブロックの形状を決定する箇所)に測点(例えば測点P1〜P3等)を設け、それらの測点の設計座標系での位置を、上記測点指示図に従って三次元計測する。この三次元計測を行うための機材としては、例えば、ソキア社の商品名「マンモス」等の測量用トータルステーションその他、船殻ブロック製造工程で必要な精度と操作性を有し、かつ各造船メーカの船殻ブロック搭載のペースに応じることができる処理能力を有するものを適宜選択する。三次元計測した各測点の計測データは、図3の左上部に示すように、ブロック製造精度チェックシステム2に入力する。
なお、上記の三次元計測の方法としては、例えばレーザポインタでレーザ光のスポットを船殻ブロックの測点の位置に照射し、それを上記測量用トータルステーション等で計測しても良く、また例えば高輝度で光を反射するターゲットをマグネットやシール等で船殻ブロックの測点の位置に固定し、それを高解像のデジタルカメラで撮影して写真測量の原理で計測しても良い。そして、総組立ブロックの上記測点の位置の三次元計測は、総組立定盤上以外の場所(例えばブロック置き場等)で行っても良い。
第2のサブシステムであるブロック製造精度チェックシステム2は、設計データ出力システム1から入力した上記精度照査用コントロールデータを用いて、図3の左下部に示すように、その精度照査用コントロールデータに含まれた設計データと、上記入力により取得した各測点の計測データとを照合し、製造した船殻ブロック(上記総組立ブロック)の精度を照査する。ブロック製造精度チェックシステム2は、この照査の際、計測機が計測用ターゲットを使用している旨を、例えば計測データに含まれたターゲットの種類を示すコード等から認識すると、計測データから自動的にそのターゲットの厚さ分等のオフセットを除去して設計データと照合する。そしてブロック製造精度チェックシステム2は、その照査結果をブロック搭載シミュレーションシステム3に入力するとともに、設計データと計測データの差分が規定以上の場合は、図1の右下部に示すように、船殻ブロックの搭載前修正指示書を出す。
この処理により、総組立ブロック単体で製造精度を確認し得て、修正が必要な箇所と修正量を明確にすることができ、これにより、搭載ヤードに船殻ブロックを搬送する前に修正作業を行うことが可能となるので、搭載ヤードでの作業時間を削減することできる。また、この計測データおよび精度情報を蓄積し、図3の下部に示すように、その誤差傾向を分析してその対策を製造工程にフィードバックすることで、船殻ブロックの製造精度を向上させて、船殻ブロックの調整・修正作業自体を減少させることができ、さらに、製造精度が充分に向上すれば、修正分を見込んであらかじめ大きめに船殻ブロックを製造する必要性を全くなくし得て、船殻ブロックの修正作業を実質的になくすこともできる。
上記実施例の船殻ブロック搭載方法では次に、第3のサブシステムであるブロック搭載シミュレーションシステム3が、搭載ヤードで船殻ブロックを搭載するシミュレーションを行う。製造した船殻ブロックについて三次元計測しその形状が把握できているため、ブロック搭載シミュレーションシステム3は、これを設計データ出力システム1から入力した設計データに基づき、実際のブロック搭載と同様に組み立てていく。すなわち、具体的には図4に示すように、設計データに基づく船体の形状と、その船体を構成するための複数の船殻ブロックの各々の三次元計測した形状とに基づき、例えばワイヤフレーム等でモデル船体と各モデルブロックとを仮想空間上に生成し、モデル船体21の形状と、モデルブロック(図ではブロック22,23,24のみ例示する)間の間隔とを考慮しながら、各モデルブロックの位置決めを行う。このブロック搭載シミュレーションシステム3の位置決め機能は2つあり、例えば各モデルブロックについて全ての測点の計測データの設計データからの位置ずれ量の2乗和が最小になるように最小2乗法により位置を求めることで、個々のモデルブロックを設計データに極めて近い位置に自動的に配置する機能と、個々のモデルブロックの位置を作業者の指示(マニュアル操作)で任意に微動させて、船殻ブロック同士を溶接接合するためのルートギャップをモデルブロック間に適切に確保するように調整する機能である。この2つの機能を用いることで、各モデルブロックひいては各船殻ブロックの最適な位置決め位置を求めることができる。なお、このブロック搭載シミュレーションシステム3は、上記位置ずれ量の2乗和を求める際に、その位置ずれ量の2乗値に、測点の種類等に応じて、外板基準、中心線基準等、各造船所に固有の基準に基づき選択可能な重み付けを行う。
既にできあがっている船殻ブロックの実形状を考慮したこのシミュレーションは、船体形状を整えるだけでなく、船殻ブロック同士を的確に位置決めすることにより調整・修正作業を削減し、溶接接合するためのルートギャップを最適に確保することで本溶接の工数も削減する効果がある。ブロック搭載シミュレーションシステム3は、このシミュレーションによる位置決めの結果を、各ブロック間の距離(位置関係)やブロックの姿勢等としてシミュレーション結果帳票作成システム4に出力する。従ってブロック搭載シミュレーションシステム3は、設計データ入力手段と、ブロック計測値入力手段と、ブロック自動配置手段と、ブロック位置微調整手段とに相当する。
上述した位置決めは、ブロック搭載シミュレーションシステム3内の仮想空間上で行うため、作業時間が短く、何度も作業を行うことができる。またブロック搭載シミュレーションシステム3は、作業員に理解しやすいように、船体形状とモデルブロック形状とを重ね合わせて表示するとともに隙間や干渉の量等を表示するユーザインターフェースを持つため、細かい位置決めが可能である。従って、このブロック搭載シミュレーションシステム3を駆使することで、ベテラン作業員でなくても船体形状を整え、ブロック同士を最適に位置決めすることにより調整・修正作業を削減し、溶接接合するためのルートギャップを適切に確保して本溶接の工数を削減させることができる。
第4のサブシステムであるシミュレーション結果帳票作成システム4は、ブロック搭載シミュレーションシステム3から入力した各船殻ブロックの位置決めデータに基づき、最終的に搭載ヤードで船殻ブロックを搭載するために、各船殻ブロックの位置決め情報を帳票にして出力するものであり、その帳票は、図1の右下部に示すように、各船殻ブロックの位置関係をブロック間隔や基準線からの距離等で表示し、搭載現場で見やすく位置決め指示書にしたものである。
上記実施例の船殻ブロック搭載方法では次に、上記製造した船殻ブロックを、この位置決め指示書を用いて搭載ヤードで搭載して位置決めし、既に搭載してある船殻ブロックに溶接接合する。これらの作業により、この船殻ブロック搭載支援システムおよびそれを用いたこの実施例の船殻ブロック搭載方法によれば、総建造工数を削減し、搭載ヤードの回転率を向上されることができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば上記実施例では、ブロック搭載シミュレーション中のモデルブロックの位置の微調整を作業者のマニュアル操作行ったが、そのマニュアル操作結果の特徴(要点)を当該システムに学習させることで、あるいはそのマニュアル操作結果の特徴をプログラムとして与えることで、ブロック搭載シミュレーション中のモデルブロックの位置の微調整も当該システムが自動的に行うようにしても良い。
また、前記製造した船殻ブロックの複数の測点の計測は、搭載ヤードでの搭載後の船殻ブロックに対して行っても良く、この搭載後の船殻ブロックの計測データを、新たに搭載する船殻ブロックの計測データと併せてモデルブロックの位置決めに用いることにより、前記ブロック搭載シミュレーションにおいて、搭載ヤードで既に搭載した船殻ブロックに対する、新たに搭載する船殻ブロックの位置決めのシミュレーションを行うようにしても良い。
かくしてこの発明の船殻ブロック搭載方法によれば、搭載ヤードで行う修正作業を殆どもしくは全く無くし得て、現行のクレーンや搭載ヤードなどの生産整備を増大・増設させることなく搭載ヤードにおける船殻の滞留日数を短縮し、搭載ヤードの回転率を向上させることができる。
しかも、この発明の船殻ブロック搭載方法によれば、前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力するために求めた、設計データと、製造した前記船殻ブロックの計測値とを対比することで船殻ブロックの製造精度を恒常的に向上させることができる。
そして、この発明の船殻ブロック搭載方法によれば、船殻ブロック搭載シミュレーションシステム内の仮想空間上でモデルブロックを設計データでの位置に近い位置に自動的に配置し、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整して、その微調整したブロック位置を実際の船殻ブロックの位置決めに用いるので、経験の浅い作業員でもベテランと同等の位置決め作業を短時間で実施することができる。
また、この発明の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムによれば、仮想空間上でモデルブロックを設計データでの位置に近い位置に自動的に配置し、その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように、作業員のマニュアル操作で、またはそのマニュアル操作結果の当該システムによる学習等により自動的に微調整することができる。
この発明の船殻ブロック搭載方法の一実施例に用いる、この発明の船殻ブロック搭載シミュレーションシステムの一実施例を含む船殻ブロック搭載支援システムの構成を示す説明図である。 船殻ブロックの一種である二重船底ブロックについての複数の測点の位置を例示する斜視図である。 上記実施例の船殻ブロック搭載方法における船殻ブロックの製造手順を示す説明図である。 上記実施例の船殻ブロック搭載方法における船殻ブロックの搭載シミュレーションの方法を示す説明図である。
符号の説明
1 設計データ出力システム
2 ブロック製造精度チェックシステム
3 ブロック搭載シミュレーションシステム
4 シミュレーション結果帳票作成システム
11 タンクトップ
12 ボトム
13 ロンジ
14 ガーダ
15 フロア
21 モデル船体
22〜24 モデルブロック
P1〜P3 測点

Claims (3)

  1. 製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、
    製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、
    前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、
    その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整するブロック位置微調整手段と、
    その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、を具える船殻ブロック搭載シミュレーションシステムを用い、
    製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを前記設計データ入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、
    製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を前記ブロック計測値入力手段により前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムに入力し、
    前記船殻ブロック搭載シミュレーションシステムの前記ブロック位置出力手段が出力する前記微調整したブロック位置を用いて、前記製造した船殻ブロックを搭載ヤードで搭載することを特徴とする、船殻ブロック搭載方法。
  2. 前記設計データと前記ブロック計測値とを用いて、前記製造した船殻ブロックの精度を求め、
    前記精度が規定外の場合は規定内に納まるように修正してから再度前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測を行い、
    その修正した船殻ブロックを前記搭載ヤードで搭載することを特徴とする、請求項1記載の船殻ブロック搭載方法。
  3. 製造する船体の情報と、その船体を構成する複数の船殻ブロックの情報と、それらの船殻ブロックについて設定した複数の測点の三次元座標値とを含む設計データを入力する設計データ入力手段と、
    製造した前記船殻ブロックの前記複数の測点について計測した三次元座標値を含むブロック計測値を入力するブロック計測値入力手段と、
    前記設計データと前記ブロック計測値とに基づき、前記製造した船殻ブロックに対応するモデルブロックを仮想空間上で前記設計データでの位置に近い位置に自動的に配置するブロック自動配置手段と、
    その自動的に配置したモデルブロックの位置を溶接接合に適するように微調整するブロック位置微調整手段と、
    その微調整したブロック位置を出力するブロック位置出力手段と、
    を具えてなる、請求項1または2記載の船殻ブロック搭載方法に用い得る船殻ブロック搭載シミュレーションシステム。
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