JP2011088554A - ブロック配置支援システム及びブロック配置支援システム用プログラム - Google Patents

ブロック配置支援システム及びブロック配置支援システム用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作が簡単で、現場に即して柔軟に対応可能な、船の建造スケジュールとリンクしたブロックの配置管理が行えるブロック配置支援システムを提供する。
【解決手段】ネットワークを介してデータを相互に送受信可能に接続されたサーバコンピュータと端末コンピュータとを備え、前記サーバコンピュータは、データ入力更新画面作成手段21と、置場レイアウト図作成手段22と、配置情報作成手段24と、ブロック自動配置手段25と、を備え、前記サーバコンピュータは、前記端末コンピュータの要求に応じて、データ入力更新画面、置場レイアウト図、配置情報画面を作成し、ブロックの自動配置を実行し、各画面を表示可能に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するためのブロック配置支援システム及びそのプログラムに関する。
比較的大きな造船所では、同時に多数の船を建造することが多い。建造する船の大きさ、種類が異なることも多く、さらに引き渡し時期も異なることから、効率的に船を建造することが求められている。現在、一般的な船の建造では、船体をいくつかのブロックに分け、各々のブロックを製作した後、ブロックを船台やドックに運び船体に組立るブロック建造法が採用されている。このため効率的に船を建造するには、ブロック管理、スケジュール管理、部品の管理等が重要となり、これらを支援するためのシステムが幾つか開発されている。
例えば、現場支援システムとして、ウエアラブルコンピュータと倉庫管理サーバとを備え、作業者が身に付けるウエアラブルコンピュータに在庫情報を出力可能な現場支援システムが開発されている(例えば特許文献1参照)。また、ドッグでのブロックの搭載時の修正作業を大幅に低減させるために、コンピュータ内の仮想空間上でブロックの位置決めシミュレーションを行うことができる搭載シミュレーションシステムが開発されている(例えば特許文献2参照)。
ブロックは、造船所内で製作されるもののみならず、他の工場で製作され造船所に搬入されるものもあり、ブロックを造船所のどのブロック置場にどのように配置するかは、船を建造する上で非常に重要となる。従来、ベテランの作業員が経験に基づき配置していたが、同時に多数の船を建造するような場合にはブロックの数が多くなり効率的な配置が行われているとは言い難く、更には当日のみならず数日、数週間先の配置まで計画することは事実上不可能であった。上記背景の下、船の建造スケジュールとリンクしたブロックの配置管理を行えるブロック配置支援システムの開発が待たれている。
このようなブロック配置支援システムに比較的近い技術としては、物流倉庫の管理技術がある。物流倉庫の管理技術の1つとして、コンピュータを用いて、表示画面上で定義した倉庫フロワ図面上に出荷商品を収容させた保管機器アイコンを移動可能に貼り付けて表示させるシステムが提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2002−288294号公報 特開2007−22434号公報 特開2002−288248号公報
ブロックの配置管理を行えるブロック配置支援システムに、特許文献3に記載されているような物流関係の管理システム技術を応用することは可能と思われるが、提案されている物流関係の管理システムもまだまだ改善の余地は多い。ブロック配置支援システムは、船の建造スケジュールとリンクしたブロックの配置管理が行えることが必要なことは言うまでもないが、使い易く、現場に即して柔軟に対応可能な実用的なシステムであることが望ましい。
本発明の目的は、使い易く、現場に即して柔軟に対応可能な、船の建造スケジュールとリンクしたブロックの配置管理が行えるブロック配置支援システム及びブロック配置支援システム用プログラムを提供することである。
本発明は、造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するため、表示装置の画面上に前記ブロックを配置した置場を表示可能なブロック配置支援システムであって、ネットワークを介してデータを相互に送受信可能に接続された、入出力装置及びデータベースを備えるサーバコンピュータと入出力装置を備える端末コンピュータとを備え、前記サーバコンピュータは、置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を入力、更新するためのデータ入力更新画面を作成するデータ入力更新画面作成手段と、複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新するための置場レイアウト図を作成する置場レイアウト図作成手段と、指定された日付毎に置場レイアウト図上にブロックが配置されたブロック配置図を含む配置情報画面を作成する配置情報作成手段と、前記ブロックを配置する前記置場を指定可能であり、前記データベースに記憶された置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を読み出し、指定された日付毎に、置場が指定されているときは指定された置場に、置場が指定されていないときは予め定めた置場の順番に、第1にブロックの搬入日が近いもの、第2にブロックの配置面積の大きいものの順にブロックを自動配置し、ブロック配置図を作成するブロック自動配置手段と、を有し、前記サーバコンピュータは、前記端末コンピュータの要求に応じて、データ入力更新画面、置場レイアウト図、配置情報画面を作成し、ブロックの自動配置を実行し、各画面を表示可能に送信し、前記端末コンピュータは、前記サーバコンピュータにアクセスし、自身の表示装置上にブロック配置図を表示させ、さらに入力手段を介してデータを入力、更新し、置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤の位置を変更し、ブロック配置図上のブロックの位置を手動で移動させ、入力、更新したデータ、変更した置場レイアウトデータ及びブロック配置データを前記サーバコンピュータに送信可能なことを特徴とするブロック配置支援システムである。
また本発明は、前記ブロック配置支援システムにおいて、前記サーバコンピュータは、さらに前記ブロックヤード及び/又は前記定盤上にブロックを配置することができないエリアを設定するための配置不可エリアブロックを手動で配置可能な配置不可エリア設定手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、前記ブロック配置支援システムにおいて、前記サーバコンピュータは、さらに番船毎にブロックの表示色を設定可能で、設定された表示色でブロックを表示するブロック色表示手段と、ブロックの置かれている状況を当日搬入、当日移動、艤装中、塗装中、その他に分類し、ブロックの状況毎に形態を変更し表示するブロック形態表示手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、前記ブロック配置支援システムにおいて、前記サーバコンピュータは、さらに前記端末コンピュータの権限レベルに応じて、前記端末コンピュータが前記サーバコンピュータにアクセスし実行する範囲を設定可能なユーザ管理手段を備え、前記端末コンピュータは、管理者端末コンピュータ、オペレータ端末コンピュータ及びユーザ端末コンピュータの権限レベルの異なる3種類の端末コンピュータからなることを特徴とする。
また本発明は、造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するため、表示装置の画面上に前記ブロックを配置した置場を表示可能な、ネットワークを介してデータを相互に送受信可能に接続された、入出力装置及びデータベースを備えるサーバコンピュータと入出力装置を備える端末コンピュータとを備えるブロック配置支援システムのサーバコンピュータを、置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を入力、更新するためのデータ入力更新画面を作成するデータ入力更新画面作成手段と、複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新するための置場レイアウト図を作成する置場レイアウト図作成手段と、指定された日付毎に置場レイアウト図上にブロックが配置されたブロック配置図を含む配置情報画面を作成する配置情報作成手段と、前記ブロックを配置する前記置場を指定可能であり、前記データベースに記憶された置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を読み出し、指定された日付毎に、置場が指定されているときは指定された置場に、置場が指定されていないときは予め定めた置場の順番に、第1にブロックの搬入日が近いもの、第2にブロックの配置面積の大きいものの順にブロックを自動配置し、ブロック配置図を作成するブロック自動配置手段と、して機能させるためのブロック配置支援システム用プログラムである。
本発明によれば、本発明に係るブロック配置支援システムは、端末コンピュータからサーバコンピュータにアクセスし、日付単位でブロックを置場に自動配置させ、さらにブロックが自動配置されたブロック配置図を表示装置上に表示させることができるので便利である。さらに入力手段を介してデータを入力、更新し、また置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤の位置を変更し、またブロック配置図上のブロックの位置を手動で移動させることも可能なため、現場に合った対応を行うことが可能となり使い易い。また、操作も簡単で船の建造スケジュールとリンクしたブロックの配置管理が行える。
また本発明によれば、さらに前記ブロックヤード及び/又は前記定盤上にブロックを配置することができないエリアを設定するための手段を備えるので、実際のブロックヤード及び/又は定盤に合致したブロックヤード及び/又は定盤を表示可能であり、ブロック配置図上のブロックヤード及び/又は定盤と実際のブロックヤード及び/又は定盤とを合致させることで、使い易くなり間違いも起こりにくい。
また本発明によれば、番船及びブロックの状態に応じて、ブロックの色及び形態を変え表示することができるので、ブロックの配置状況をより簡単に把握でき使い易い。
また本発明によれば、前記端末コンピュータが、管理者端末コンピュータ、オペレータ端末コンピュータ及びユーザ端末コンピュータの権限レベルの異なる3種類の端末コンピュータで構成され、各々の端末コンピュータに対し、サーバコンピュータにアクセスし実行可能な範囲を設定することができるため、データ、情報の管理等が容易となり使い易い。また、セキュリティの観点からも好ましい。また多くの端末コンピュータから同時にブロック配置図を見ることも可能なため使い易く便利である。
また本発明のブロック配置支援システム用プログラムをサーバコンピュータにインストールすることで、簡単にブロック配置支援システムのサーバコンピュータとして機能させることができる。
本発明の実施の一形態としてのブロック配置支援システム1の構成図である。 ブロック配置支援システム1の一部を構成するサーバコンピュータ3の機能構成図である。 ブロック配置支援システム1のメニューを示すブロック図である。 置場データ入力、更新及び配置不可エリア設定の手順を示すフローチャートである。 データ入力された置場データ入力更新画面の一例である。 置場レイアウトの設定手順を示すフローチャートである。 番船情報の入力、更新手順を示すフローチャートである。 番船情報入力更新画面のデータ入力の一例である。 ブロックの自動配置手順を示すフローチャートである。 ブロックの自動配置手順を示すフローチャートである。 自動配置画面の一例である。 ブロックの自動配置が行われた後のブロック配置図の一例である。 ブロックの手動配置手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の一形態としてのブロック配置支援システム1の構成図である。また図2は、サーバコンピュータ3の機能構成図である。ブロック配置支援システム1は、造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するためのシステムであり、ネットワーク2を介してデータを相互に送受信可能に接続された、入出力装置及び記憶装置を備えるサーバコンピュータ3と入出力装置を備える端末コンピュータ4とを備える。
サーバコンピュータ3は、CPU、メモリなどで構成される演算制御手段を備えるコンピュータ本体11、キーボード及びマウスなどの入力装置12、表示装置13、記憶装置14、記憶媒体読取手段を有する。サーバコンピュータ3には、ブロック配置等を実行するためのプログラムがインストールされており、演算制御手段は、プログラムに基づきブロック配置を実行すると共に、入力装置12、表示装置13の制御、記憶装置14へのデータの書き込み、読み出し、端末コンピュータ4とのデータの送受信を制御する。記憶装置14には、置場データベース、船型ブロックデータベース、番船情報データベース、配置情報データベースからなるデータベース部が設けられている。またサーバコンピュータ3は、グラフィカルユーザインターフェース、カレンダ機能を搭載する。このようなサーバコンピュータ3は、ブロック配置等を実行するためのプログラムを除き、従来から一般的に使用されているコンピュータを使用することができる。
サーバコンピュータ3は、機能的には、データ入力更新画面作成手段21、置場レイアウト図作成手段22、データベース制御手段23、配置情報作成手段24、ブロック自動配置手段25、配置不可エリア設定手段26、ブロック色表示手段27、ブロック形態表示手段28、ユーザ管理手段29、メニュー作成手段30として機能する。これら各手段は、プログラムとして与えられる。各手段の機能については、後述する。
端末コンピュータ4(4a、4b、4c)も、サーバコンピュータ3と同様、CPU、メモリなどで構成される演算制御手段を備えるコンピュータ本体41(41a、41b、41c)、キーボード及びマウスなどの入力装置42(42a、42b、42c)、表示装置43(43a、43b、43c)を有する。演算制御手段は、入力装置42、表示装置43の入出力の制御、サーバコンピュータ3とのデータの送受信を制御する。また端末コンピュータ4は、グラフィカルユーザインターフェース、カレンダ機能を搭載する。このような端末コンピュータ4も、従来から一般的に使用されているコンピュータを使用することができる。
端末コンピュータ4は、機能的には、サーバコンピュータ3にアクセスし、自身の表示装置43上にブロック配置図を表示させ、さらに入力手段42を介してデータを入力、更新し、置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤の位置を変更し、ブロック配置図上のブロックの位置を手動で移動させ、入力、更新したデータ、変更した置場レイアウトデータ及びブロック配置データをサーバコンピュータ3に送信することが可能である。
本実施形態では、端末コンピュータ4として、権限レベル、具体的にはサーバコンピュータ3へアクセス及び実行可能な範囲が異なる、管理者端末コンピュータ4a、オペレータ端末コンピュータ4b、ユーザ端末コンピュータ4cの3種類の端末コンピュータ4が、ネットワーク2を介してサーバコンピュータ3と接続する。管理者端末コンピュータ4aは、ブロック建造法を統括する責任者又は責任者に任命された者が使用するコンピュータ、オペレータ端末コンピュータ4bは、ブロック建造に関わる各部署の責任者が使用するコンピュータ、ユーザ端末コンピュータ4cは、登録されたユーザ、例えばブロックを製作するメーカ等に配置されたコンピュータである。端末コンピュータ4は、本実施形態で示すように権限レベルを設ける必要はないけれども、データ、情報の管理等が容易となり、セキュリティの観点からも好ましい。なお、ネットワーク2に接続する端末コンピュータ4の台数は、特定の台数に制限されるものではない。
ネットワーク2は、サーバコンピュータ3と端末コンピュータ4との間でデータを互いに送受信可能に接続できれば、特に制限はなく、サーバコンピュータ3と端末コンピュータ4とを結ぶ専用回線、LAN、インターネットなどのネットワークを使用することができる。
ブロック配置支援システム1には、効率的にブロックの配置を実行させるために各種メニューが用意されている。このメニューは、メニュー作成手段30が作成する。図3は、ブロック配置支援システム1のメニューを示すブロック図である。基本メニューは、指定された日付の置場レイアウト図上にブロックが配置されたブロック配置図を表示する全体表示、指定された日付当日、置場にある予定のブロックのブロック配置情報リスト及びブロック配置図を含む配置情報画面を表示する配置情報、船の名前、ブロックの搬入搬出日等を入力、更新するための番船情報、置場レイアウト図上にブロックを自動配置する自動配置、置場データ、ブロックデータを入力、更新するためのマスタメンテ、ログアウトの6つのメニューからなる。さらに、マスタメンテは、置場データを入力、更新するための置場マスタ、複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新するための置場レイアウト、船型及びブロックデータを入力、更新するための船型ブロックマスタ、当システムを使用するユーザを登録、更新するためのユーザID、パスワードの設定、変更を行うユーザマスタの4つのサブメニューを有する。
次に、ブロック配置支援システム1を用いてブロック配置を行わせ、端末コンピュータ4の表示装置43上にブロック配置図を表示させる手順について説明する。基本的手順は、(1)基礎データの入力、(2)置場レイアウトの設定、(3)番船情報の入力、(4)ブロックの自動配置からなり、必要に応じてブロックの手動配置を行うことができる。ここでは、管理者端末コンピュータ4aは、ブロック配置支援システム1に用意されている全てのメニューが実行可能であり、オペレータ端末コンピュータ4bは、全てのメニューのうちマスタメンテを除く他のメニューが実行可能で、ユーザ端末4cは、全てのメニューのうちマスタメンテ及び自動配置を除く他のメニューが実行可能に設定されているものとする。なお、オペレータ端末コンピュータ4b及びユーザ端末コンピュータ4cの実行可能範囲は、管理者端末コンピュータ4aがユーザマスタを介して変更することができる。
第一に基本データを入力する。基本データには、(1)複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に関するデータ、(2)コンテナ船、バラ積み船など船の種類を示す船型に関するデータ及び(3)船型のブロックに関するデータがある。置場は、ブロックを置くブロックヤード及び/又は定盤からなり、通常これらは造船所内に複数設けられており、置場データは、置場の名称及び大きさ等である。船型データは、船の型式名称であり、ブロックデータは、船型毎に使用するブロックの名称、大きさ等である。これらデータは、造船所に固有のデータであり、基本的に長期間変わることのないデータである。
図4は、置場データ入力、更新及び配置不可エリア設定の手順を示すフローチャートである。管理者は、管理者端末コンピュータ4aから、予め定めたID、パスワードを入力しサーバコンピュータにアクセスする(ステップS1)。サーバコンピュータ3は、入力されたID、パスワードを確認し、メニュー作成手段30が作成する基本メニューを管理者端末コンピュータ4aの表示装置43aに表示可能に送信する(ステップS2)。マスタメンテのサブメニューである置場マスタが選択されると(ステップS3)、データ入力更新画面作成手段21は、置場データを入力又は更新するための置場データ入力更新画面を作成し、サーバコンピュータ3は、これを管理者端末コンピュータ4aの表示装置43aに表示可能に送信する(ステップS4)。管理者は、表示装置43a上に表示された置場データ入力更新画面を介して置場データを入力する(ステップS5)。
図5は、データ入力された置場データ入力更新画面の一例である。置場データは、置場の名称、大きさ、配置優先順、レイアウト、メモからなる。全てのブロックヤード及び/又は定盤は、方形形状として取り扱われ、大きさとして縦、横の寸法を、最小単位を0.5mとして入力する。配置優先順は、ブロックを配置するブロックヤード及び/又は定盤の順番であり、この順番に従って、ブロックが配置される。配置優先順を設定することができるので、ドッグからの距離やクレーンの操作性を考慮したブロックの配置を行わせることができる。レイアウトは、レイアウトが決まった置場であり、後述の置場レイアウト設定で位置が決められると、済と表示される。後述の置場レイアウト設定でブロックヤード及び/又は定盤が具体的に配置されると、固有の座標が与えられるため、これにより位置が決まった否か判定できる。メモは、ブロック配置に直接使用されるデータではない。置場データは、置場データ入力更新画面を介してデータの更新を行うこともできる。
また実際のブロックヤード等では、通路、柱、機械等の障害物など実際にブロックを置くことのできない場所が存在する。これに対応しブロック配置支援システム1において、置場上にブロックを配置することのできない場所を設定する手段が設けられている。置場のうち、ブロックを配置することができない場所を配置不可エリアと呼ぶ。置場データ入力更新画面に設けられた配置不可エリアボタンをクリックすると(ステップS6)、データ入力更新画面作成手段21は、配置不可エリア設定手段26と協調し置場配置不可エリアメンテ画面を作成し、サーバコンピュータ3は、これを管理者端末コンピュータ4の表示装置43aに表示可能に送信する(ステップS7)。置場配置不可エリアメンテ画面には、選択されたブロックヤード又は定盤と方形の配置不可エリアブロックが表示される。管理者は、この配置不可エリアブロックをドラッグ&ドロップし、ブロックヤード又は定盤上の任意の場所に配置させる(ステップS8)。この配置不可エリアブロックは、拡大縮小が可能で、さらに個数にも制限がないので、実際のブロックヤード等を再現することができる。このような配置された各配置不可エリアブロックには、座標及び大きさがデータとして与えられ、ブロックヤード又は定盤と一体的に管理される。入力データ、更新データ及び必要に応じて設定した配置不可エリアを確定すると(ステップS9)、当該データはサーバコンピュータ3に送信され、データべース制御手段23は、記憶装置14内に設けられた置場データベースに当該データを書き込む(ステップS10)。
船型及びブロックデータの入力、更新も上記置場データと同様の手順で行う。管理者端末コンピュータ4aからサーバコンピュータ3にアクセスし、メニューの中から船型ブロックマスタを選択し、表示装置43a上に表示される船型ブロックデータ入力更新画面を介して船型名を入力する。ブロックは、船型毎に使用するブロックの名称、大きさを入力する。全てのブロックは、方形形状として取り扱われ、大きさとして縦、横の寸法を入力する。このほかブロックデータとして、位置、形、実績重量、メモを入力することができる。ブロックデータのうち位置、形、実績重量、メモの各データは、ブロック配置には使用されないけれども、ブロックの詳細情報として、端末コンピュータ4の表示画面上に表示させることができ、ブロックデータを一元的に管理することができる。船型及びブロックデータは、船型ブロックデータ入力更新画面を介してデータの更新を行うこともできる。入力データ、更新データを確定すると、当該データは、サーバコンピュータ3に送信され、データベース制御手段23は、記憶装置14内に設けられた船型ブロックデータベースに当該データを書き込む。
次に置場レイアウトの設定を行う。置場レイアウトの設定とは、入力された複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新することを言う。入力されたブロックヤード及び/又は定盤は、ブロック配置することができる実際のサイズ(面積)だけをモデル化する。置場データが入力された初期状態では、置場の位置情報が与えられていないため、位置情報として置場レイアウト図の座標の基準点が与えられる。このため初期状態の置場レイアウト図においては、ブロックヤード及び/又は定盤は、置場レイアウト図の座標の基準点に重ねて表示される。このような置場レイアウト図を見やすく、使いやすくするために、置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤の位置を変更する。
図6は、置場レイアウトの設定手順を示すフローチャートである。管理者は、管理者端末コンピュータ4aからサーバコンピュータ3にアクセスし、メニューの中から置場レイアウトを選択する(ステップS11)。置場レイアウトが選択されると、置場レイアウト図作成手段22は、置場データベースから置場データを読み出し、置場レイアウト図を作成し、サーバコンピュータ3は、これを管理者端末コンピュータ4の表示装置43aに表示可能に送信する(ステップS12)。管理者は、表示装置43a上に表示された置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤をドラッグ&ドロップし、任意の場所に配置させる(ステップS13)。このように配置された各ブロックヤード及び/又は定盤には、座標データが与えられる。ブロックヤード及び/又は定盤の位置を確定すると(ステップS14)、ブロックヤード及び/又は定盤の情報がサーバコンピュータ3に送信され、データデース制御手段23は、置場データベースに当該データを書き込む(ステップS15)。
上記のように置場レイアウトは、手動でブロックヤード及び/又は定盤を配置することができるので、使用頻度の高いブロックヤード及び/又は定盤を見やすい位置に配置すれば使い勝手がよい。また、配置不可エリアブロックを配置することで、実際のブロックヤード及び/又は定盤に合致したブロックヤード及び/又は定盤を表示可能であり、ブロック配置図のブロックヤード及び/又は定盤と実際のブロックヤード及び/又は定盤が合致するので非常に使い易く、間違いも起こりにくい。
次に番船情報の入力を行う。番船とは船に与えられた名前(番号)であり、番船情報とは、番船のブロックを置場に配置するために必要なデータであり、使用するドッグ、進水日、ブロックの搬入、搬出日等が該当する。ここでは、番船情報と船型ブロックデータとを関連付けて管理する。以下、オペレータ端末コンピュータ4bを通じて、番船情報を入力する手順を示すが、番船情報の入力は、管理者端末コンピュータ4a、ユーザ端末コンピュータ4cを通じて行うことも可能であり、その要領もオペレータ端末コンピュータ4bと同じである。
図7は、番船情報の入力、更新手順を示すフローチャートである。責任者は、オペレータ端末コンピュータ4bからサーバコンピュータ3にアクセスし、メニューの中から番船情報を選択する(ステップS21)。番船情報が選択されると、データ入力更新画面作成手段21は、番船情報を入力又は更新するための番船情報入力更新画面を作成し、サーバコンピュータ3は、これをオペレータ端末コンピュータ4bの表示装置43bに表示可能に送信する(ステップS22)。責任者は、表示装置43b上に表示された番船情報入力更新画面を介して番船データとして、番船名、ドック、船型、進水日、必要に応じてメモを入力する。
図8は、番船情報入力更新画面のデータ入力の一例である。番船名が入力、船型名が選択されると(ステップS23)、使用するブロックが特定される。その後ブロック情報ボタンがクリックされると(ステップS24)、データ入力更新画面作成手段21は、船型ブロックデータベースから該当するデータを読み出し、船型に対応したブロックに関する情報画面である番船ブロック情報画面を作成し、サーバコンピュータ3は、これをオペレータ端末コンピュータ4bの表示装置43bに表示可能に送信する(ステップS25)。管理者は、番船ブロック情報画面を介して、ブロック情報として搬入日及び搬出日を入力する(ステップS26)。搬入日及び搬出日が入力されたブロックがブロック配置の対象となる。同時に塗装開始日及びその期間、艤装開始日及びその期間を入力することができる。番船名が入力されるとブロック色表示手段28は、番船毎に異なる色彩を指定し、以降、ブロック一覧及びブロック配置図において、ブロック等は指定された色彩で表示される。番船情報は、番船情報入力更新画面を介してデータの更新を行うこともできる。番船情報が確定すると(ステップS27)、当該データは、サーバコンピュータ3に送信され、データベース制御手段23は、番船情報データベースに当該データを書き込む(ステップS28)。
ブロックの自動配置は、次の要領で行う。ブロック配置の対象となるブロックは、ブロック搬入日搬出日が入力されたブロックである。ブロックの自動配置には、置場を指定したブロック配置と置場を指定しないブロック配置を行わせることができる。以下、オペレータ端末コンピュータ4bを通じて、ブロックの自動配置を行わせる手順を示すが、ブロックの自動配置は、管理者端末コンピュータ4aを通じて行うことも可能であり、その要領もオペレータ端末コンピュータ4bと同じである。
図9及び図10は、ブロックの自動配置手順を示すフローチャートである。責任者は、オペレータ端末コンピュータ4bからサーバコンピュータ3にアクセスし、メニューの中から自動配置を選択する(ステップS31)。自動配置が選択されると、ブロック自動配置手段25は、番船情報データベースから現在日以降に搬入予定の未配置のブロックを読み出し一覧表を作成すると共に、置場データベースから置場データを読み出し置場レイアウト図を作成し、サーバコンピュータ3は、これをオペレータ端末コンピュータ4bの表示装置43bに表示可能に送信する(ステップS32)。このように送信される画面を自動配置画面と言う。未配置ブロック一覧は、No.対象、置場指定、番船名、ブロック名、搬入日、搬出日、メモの各データからなり、(1)搬入日が近いもの、(2)配置面積が大きいものの順番に並べて表示される。
図11は、自動配置画面の一例である。責任者は、画面上で必要に応じてブロック配置を行わせたい期間を指定し、さらに未配置ブロック一覧表上で、ブロック毎に置場を指定することが可能である。置場指定を行ったブロックは、優先的にその置場に配置される。置場指定がされていないときは、置場データとして入力された置場の優先順に従ってブロックが配置される。またブロック配置を行わせたくないブロックを指定することも可能で、対象欄のチェックを外すことで指定されたブロックは自動配置の対象外となる。
画面上で自動配置実行ボタンがクリックされると(ステップS33)、ブロック自動配置手段25は、所定の手順でブロック配置を行う。ブロック自動配置手段25は、未配置ブロック一覧のNoの小さいものから順番にブロック配置を行う。この順番は、(1)搬入日が近いもの、(2)配置面積が大きいものの順番となっている。ブロック自動配置手段25は、No1のブロックがブロック配置の対象か否か判断し(ステップS34)、対象であると判断すると置場が指定されているか否か判断する(ステップS35)。置場が指定されているときは、その置場を選択し(ステップS36)、置場が指定されていないときは、予め入力された置場のうち優先順の一番高い置場を選択する(ステップS37)。ブロック自動配置手段25は、置場の大きさとブロックの大きさとからその置場にブロックを配置できると判断すると(ステップS38)、その置場にブロックを配置する(ステップS40)。置場の大きさとブロックの大きさとからその置場に配置できないと判断すると、ブロックを90度回転させた状態でその置場に配置できるか否か判断し(ステップS39)、配置できればブロックを90度回転させた状態で配置する(ステップS40)。ブロックを90度回転させた状態でも配置できないと判断すると、次に優先順番の高い置場を指定し同様の操作を繰り返す(ステップS41、ステップS42)。No1のブロックの配置が終了すると、次のブロックに移り、同じ操作を繰り返す(ステップS43、ステップS44)。全てのブロック配置が終了すると(ステップS43)、日付を一日進め、同じ操作を繰り返す(ステップS45、ステップS46)。
対象とするブロックの配置操作が完了すると(ステップS45)、ブロック自動配置手段25は、仮配置一覧表及び配置指定日の初日のブロック配置図を作成する(ステップS47)。ブロック配置図は、置場レイアウト図にブロックを配置した図である。配置されたブロックは、ブロック配置図に配置されると共に、仮配置一覧表上で確定チェックボックスが表示される。このときブロック自動配置手段25は、ブロック形態表示手段27を通じて、予め定める形態でブロックを表示する。ブロック形態表示手段27は、番船情報として入力された搬入日、搬出日、塗装開始日及びその期間、艤装開始日及びその期間からブロックの形態を決める。図12に一例を示す。当日搬入予定のブロックは、赤色の破線で縁取りされ、当日移動予定のブロックは、緑色の破線で縁取りされ、艤装中のブロックは、黒線で縁取りされると共にドットが施され、塗装中のブロックは、黒線で縁取りされると共に斜線が施され、その他のブロックは、黒線で縁取りされ表示される。
その後、配置情報確定ボタンをクリックすると(ステップS48)、配置情報が確定し、当該データは、サーバコンピュータ3に送信され、データベース制御手段23は、配置情報データベースに当該データを書き込む(ステップS49)。以上のように当日のみならず、将来のブロック配置まで日付単位で表示可能することができるので便利である。なお、昨日までのブロック配置の結果は、自動配置の対象とすることはできないが、日付を進めることで閲覧することはできる。
上記のようにブロック自動配置手段25は、配置対象となっている全てのブロックに対し、指定された置場又は置場が指定されていないときは予め定められた優先順の一番高い置場に、ブロックを配置できるスペースがあればそこに優先的にブロックを配置する。このためドッグからの距離が近い置場やクレーンの操作性に優れた置場に集中的にブロックを配置でき、建造作業を効率的に進めることができる。また、ブロックの配置場所を決定するためのロジックが簡単で、迅速にブロック配置を行うことができる。また配置面積が大きいブロックは、配置面積が大きいゆえに取扱いが難しいが、配置面積が大きいブロックが優先的に配置されるため好ましい。
ブロック配置は、自動配置の他、手動配置も可能である。ブロックの手動配置は、次の要領で行う。ブロックの手動配置は、ブロック配置図に配置されたブロックを手動で移動させブロック配置を行い、又は配置されなかったブロックをブロック配置図上に配置するものである。以下、ユーザ端末コンピュータ4cを通じて、ブロックの手動配置を行わせる手順を示すが、ブロックの手動配置は、管理者端末コンピュータ4a、オペレータ端末コンピュータ4bを通じて行うことも可能であり、その要領もユーザ端末コンピュータ4cと同じである。
図13は、ブロックの手動配置手順を示すフローチャートである。ユーザは、ユーザ端末コンピュータ4cからサーバコンピュータ3にアクセスし、メニューの中から配置情報を選択する(ステップS51)。配置情報が選択されると、配置情報作成手段24は、配置情報データベースから配置情報を読み出し、現在日以降に搬入予定のブロック一覧表を作成すると共に、ブロック配置図を作成し、サーバコンピュータ3は、これをユーザ端末コンピュータ4cの表示装置43cに表示可能に送信する(ステップS52)。このとき、未配置ブロックは、未配置ブロック枠欄に表示される。
ユーザは、表示装置43c上に表示されたブロック配置図上のブロックをドラッグ&ドロップし、任意の場所に移動させることができる(ステップS53)。また未配置のブロックをドラッグ&ドロップし、ブロック配置図上に配置させることもできる。配置情報更新ボタンがクリックされ、更新されたブロック配置図が確定されると(ステップS54)、当該情報は、サーバコンピュータ3に送信され、サーバコンピュータ3は、配置情報データベースに当該データを書き込む(ステップS55)。
ブロック配置の確認は、基本メニューの全体表示を介して行うことも可能である。全体表示が選択されると配置情報生成手段24が全体表示画面を作成する。全体表示画面、配置情報画面には、MAP情報画面を同時に表示させる。MAP情報画面は、置場レイアウト図をコンパクトに表示した画面であり、MAP情報画面で特定されたブロックヤード及び/又は定盤のブロック配置状況が、全体表示画面、配置情報画面として表示される。MAP情報画面において、置場レイアウト図の中から別のブロックヤード及び/又は定盤を選択すると、全体表示画面、配置情報画面として選択されたブロックヤード及び/又は定盤のブロック配置図が表示される。このとき、ブロックヤード及び/又は定盤の表示倍率を拡大、縮小させることができる。また全体表示画面、配置情報画面、ブロック配置図において、ブロックを選択し右クリックすることでブロックの詳細情報を閲覧できる。
以上のように本発明に係るブロック配置支援システムは、時系列に現場に搬入されるブロックを有限の置場に効率的に展開して配置することができる。その結果、日付単位でブロック配置状況の把握と予測、計画的なクレーン操作、正確なブロックの搬入計画を立案できる。さらに置場レイアウト及びブロックの配置を手動で行うことも可能であり、使い勝手がよい。また、ブロックの重量等ブロック配置に直接関係しないもののブロックに関するデータも同時に管理することができるので便利である。また同時に多くの端末コンピュータで配置情報を閲覧することも可能なため使い易い。
1 ブロック配置支援システム
2 ネットワーク
3 サーバコンピュータ
4 端末コンピュータ
11 コンピュータ本体
12 入力装置
13 表示装置
14 記憶装置
21 データ入力更新画面作成手段
22 置場レイアウト図作成手段
23 データベース制御手段
24 配置情報作成手段
25 ブロック自動配置手段
26 配置不可エリア設定手段
27 ブロック色表示手段
28 ブロック形態表示手段
29 ユーザ管理手段
30 メニュー作成手段
41 コンピュータ本体
42 入力装置
43 表示装置

Claims (5)

  1. 造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するため、表示装置の画面上に前記ブロックを配置した置場を表示可能なブロック配置支援システムであって、
    ネットワークを介してデータを相互に送受信可能に接続された、入出力装置及びデータベースを備えるサーバコンピュータと入出力装置を備える端末コンピュータとを備え、
    前記サーバコンピュータは、置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を入力、更新するためのデータ入力更新画面を作成するデータ入力更新画面作成手段と、
    複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新するための置場レイアウト図を作成する置場レイアウト図作成手段と、
    指定された日付毎に置場レイアウト図上にブロックが配置されたブロック配置図を含む配置情報画面を作成する配置情報作成手段と、
    前記ブロックを配置する前記置場を指定可能であり、前記データベースに記憶された置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を読み出し、指定された日付毎に、置場が指定されているときは指定された置場に、置場が指定されていないときは予め定めた置場の順番に、第1にブロックの搬入日が近いもの、第2にブロックの配置面積の大きいものの順にブロックを自動配置し、ブロック配置図を作成するブロック自動配置手段と、を有し、
    前記サーバコンピュータは、前記端末コンピュータの要求に応じて、データ入力更新画面、置場レイアウト図、配置情報画面を作成し、ブロックの自動配置を実行し、各画面を表示可能に送信し、
    前記端末コンピュータは、前記サーバコンピュータにアクセスし、自身の表示装置上にブロック配置図を表示させ、さらに入力手段を介してデータを入力、更新し、置場レイアウト図上のブロックヤード及び/又は定盤の位置を変更し、ブロック配置図上のブロックの位置を手動で移動させ、入力、更新したデータ、変更した置場レイアウトデータ及びブロック配置データを前記サーバコンピュータに送信可能なことを特徴とするブロック配置支援システム。
  2. 前記サーバコンピュータは、さらに前記ブロックヤード及び/又は前記定盤上にブロックを配置することができないエリアを設定するための配置不可エリアブロックを手動で配置可能な配置不可エリア設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のブロック配置支援システム。
  3. 前記サーバコンピュータは、さらに番船毎にブロックの表示色を設定可能で、設定された表示色でブロックを表示するブロック色表示手段と、
    ブロックの置かれている状況を当日搬入、当日移動、艤装中、塗装中、その他に分類し、ブロックの状況毎に形態を変更し表示するブロック形態表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のブロック配置支援システム。
  4. 前記サーバコンピュータは、さらに前記端末コンピュータの権限レベルに応じて、前記端末コンピュータが前記サーバコンピュータにアクセスし実行する範囲を設定可能なユーザ管理手段を備え、
    前記端末コンピュータは、管理者端末コンピュータ、オペレータ端末コンピュータ及びユーザ端末コンピュータの権限レベルの異なる3種類の端末コンピュータからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のブロック配置支援システム。
  5. 造船所構内の複数のブロックヤード及び/又は定盤からなる置場に複数のブロックを配置することを支援するため、表示装置の画面上に前記ブロックを配置した置場を表示可能な、ネットワークを介してデータを相互に送受信可能に接続された、入出力装置及びデータベースを備えるサーバコンピュータと入出力装置を備える端末コンピュータとを備えるブロック配置支援システムのサーバコンピュータを、
    置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を入力、更新するためのデータ入力更新画面を作成するデータ入力更新画面作成手段と、
    複数のブロックヤード及び/又は定盤を手動で移動させ置場レイアウトを作成、更新するための置場レイアウト図を作成する置場レイアウト図作成手段と、
    指定された日付毎に置場レイアウト図上にブロックが配置されたブロック配置図を含む配置情報画面を作成する配置情報作成手段と、
    前記ブロックを配置する前記置場を指定可能であり、前記データベースに記憶された置場データ、船型及びブロックデータ、番船情報を読み出し、指定された日付毎に、置場が指定されているときは指定された置場に、置場が指定されていないときは予め定めた置場の順番に、第1にブロックの搬入日が近いもの、第2にブロックの配置面積の大きいものの順にブロックを自動配置し、ブロック配置図を作成するブロック自動配置手段と、して機能させるためのブロック配置支援システム用プログラム。
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