JP2007020831A - 包帯 - Google Patents
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Abstract
【課題】
取り扱い性を向上させるとともに、未使用時の状態をより小型化することができる包帯を提供する。
【解決手段】
巻芯2に巻き取られて成る包帯であって、巻芯2は、包帯と略同一寸法の幅を有する長尺状シートの両端を接合し、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間Sを形成し得るものであり、長尺状シートの少なくとも一端には、筒状に復元されたときに外方へ微小寸法突出する突起が形成されたものである。
【選択図】図1
取り扱い性を向上させるとともに、未使用時の状態をより小型化することができる包帯を提供する。
【解決手段】
巻芯2に巻き取られて成る包帯であって、巻芯2は、包帯と略同一寸法の幅を有する長尺状シートの両端を接合し、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間Sを形成し得るものであり、長尺状シートの少なくとも一端には、筒状に復元されたときに外方へ微小寸法突出する突起が形成されたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、巻芯に巻き取られて成る包帯に関するものである。
人体の所望部位に巻き付けて患部等を保護するための包帯は、従来、巻芯を用いず、そのまま巻き取られた状態とされており、使用時においては、その巻き取られた状態(全体として円柱状となった状態)の側面を片手で掴みつつもう一方の手で繰り出すことにより、患部等人体に巻くことが可能とされていた。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の包帯においては、使用時において側面を片手で掴みつつもう一方の手で繰り出す必要があるため、繰り出し時には掴む部位を絶えず代えなければならず、掴み代えの際に包帯を落下させてしまう虞がある等、取り扱い性が著しく悪いものであった。即ち、使用時、全体として円柱状に巻き取られた包帯を掴むには、その側面を把持する以外にない一方、巻き取られた包帯は、その側面(外側)から順次繰り出されることとなるので、頻繁な掴み代えが必要となるのである。
そこで、本出願人は、トイレットペーパーの如く筒状の巻芯に包帯を巻き取り、使用時においては、巻芯の空間部(中空部)に指や手を挿通し、その状態にて繰り出しを行わせるようにした包帯を検討するに至ったが、その場合、巻芯の空間の分だけ包帯全体が大型化してしまい、未使用時の搬送時や収納時により大きなスペースが必要となってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、取り扱い性を向上させるとともに、未使用時の状態をより小型化することができる包帯を提供することにある。
請求項1記載の発明は、巻芯に巻き取られて成る包帯であって、前記巻芯は、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間を形成し得ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の包帯において、前記巻芯は、包帯と略同一寸法の幅を有する長尺状シートの両端を接合して筒状とし、平板状に折り畳み可能とされたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の包帯において、前記長尺状シートの少なくとも一端には、筒状に復元されたときに外方へ微小寸法突出する突起が形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間を形成し得る巻芯に巻き取られて成るので、使用時に空間部に指や手を挿通させることができ、取り扱い性を向上させるとともに、未使用時に平板状とすることにより空間をなくすことができ、より小型化することができる。
請求項2の発明によれば、巻芯が、包帯と略同一寸法の幅を有する長尺状シートの両端を接合して筒状とし、平板状に折り畳み可能とされているので、当該巻芯を簡易に製造することができ、製造コストを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、長尺状シートの少なくとも一端に、筒状に復元されたときに外方へ微小寸法突出する突起が形成されているので、使用時において突起が包帯に引っ掛かり、当該包帯と巻芯とがずれてしまうのを回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る包帯は、図1及び図2に示すように、巻芯2に巻き取られて成るものである。かかる巻芯2に巻き取られる包帯1は、周知の如く、長尺状の形状とされた織物、編み物或いは不織布などから成り、人体の所望部位に巻き付けられて患部等を保護し得るものである。尚、適用される包帯1は、伸縮可能な伸縮型の包帯、非伸縮な包帯、或いは裏面に粘着層が形成された粘着型の包帯など何れの形態のものであってもよい。
本実施形態に係る包帯は、図1及び図2に示すように、巻芯2に巻き取られて成るものである。かかる巻芯2に巻き取られる包帯1は、周知の如く、長尺状の形状とされた織物、編み物或いは不織布などから成り、人体の所望部位に巻き付けられて患部等を保護し得るものである。尚、適用される包帯1は、伸縮可能な伸縮型の包帯、非伸縮な包帯、或いは裏面に粘着層が形成された粘着型の包帯など何れの形態のものであってもよい。
巻芯2は、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間Sを形成し得るよう構成されている。即ち、巻芯2が折り畳まれて平板状になった状態(図1に示す未使用時の状態)と、筒状に復元された状態(図2に示す使用時の状態)とで変形自在とされており、使用時には包帯1における巻き取りの軸方向に亘って空間Sが形成されているのである。
さらに具体的には、巻芯2は、図3に示すように、包帯1と略同一寸法の幅を有する紙製の長尺状シートから成り、かかる長尺状シートの両端2a及び2bを接着剤等にて接合して角筒状としている(図4参照)。尚、長尺状シートの両端2a及び2bを他の方法にて接合するようにしてもよく、例えば一端に形成した切り込みに他端を差し込んで係止する接合方法や、両端を粘着テープにて粘着する接合方法などとしてもよい。
このように角柱状に形成された巻芯2は、対向する角部を折り目として折り畳み可能とされており、図5に示すように、折り畳まれた状態においては、平板状になるよう構成されている。即ち、角柱状であるとき、内部に中空部(空間S)が形成されているとともに、角部を折り目として折り畳むと、平板状となって当該空間Sがなくなるようになっているのである。
一方、長尺状シートの一端2bには、角状の突起2cが予め形成されており、折り畳まれて平板状のときは突起せず(図5参照)、筒状に復元した際に外方へ微小寸法突出し得るようになっている(図4参照)。かかる突起2cは、長尺状シートの一端2bにおいて左右一対形成されており、巻き取られる包帯1にそれぞれが引っ掛って係止し得るよう構成されている。
そして、包帯1を巻芯2に巻き取るには、上記の如く製造された巻芯2を角柱状としておき、空間S形状に倣った挿通部材(不図示)を当該空間Sに挿通して固定させるとともに、包帯1の基端を巻芯2の表面に当てつつ挿通部を回転させる。これにより、包帯1は基端側から順次巻芯2に巻き取られ、所定巻き数が終了した後、挿通部材から取り除けば、図2に示す如き巻芯2に巻き取られた包帯1が得られる。尚、巻き取りの際は、突起2cが包帯1の基端側に引っ掛かって係止されるので、巻き取り時に長手方向に付与される張力により包帯1の基端と巻芯2とがずれてしまうのを回避することができる。
然るに、角中状の巻芯2における対向する角部を折り目として折り畳み、平板状にすれば、図1の如き包帯1が得られるので、これを梱包等して最終製品とする。従って、製品としての包帯1の運搬時や収納時には空間Sがなく、小型化を図ることができるとともに、包帯1全体が平板状とされているため、複数の包帯1を上下に積み重ねし易く、収容性をより向上させることができる。
また、使用時には、巻芯2を筒状に復元することにより、図6に示すように、内部の空間Sに指や手を挿通させ得るようになっている。例えば、同図に示すように、片手を空間Sに挿通しつつもう一方の手で包帯1の先端を掴んだ状態で、繰り出すことができるのである。これにより、従来の如く巻き取られた包帯1の側面を掴むものに比べ、繰り出しの際の掴み代え動作が不要となり、取り扱い性を向上させることができる。
上記実施形態によれば、包帯1の繰り出し時において、当該包帯1の巻芯2への巻き取り工程時と同様、突起2cが包帯1の基端側に引っ掛かって係止されるので、繰り出し時に長手方向に付与される張力により包帯1の基端と巻芯2とがずれてしまうのを回避することができる。また、巻芯2が角柱状とされているので、その対向する角部を折り目として折り畳み可能とすることができ、別途の折り目の形成工程を不要とすることができる。更に、巻芯2が紙(厚紙製)から成るので、材料費が安く製造コストを抑制することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、巻芯2は筒状であれば足り、例えば図7及び図8に示すように、円柱状に形成して空間Sが円形のもの或いは六角柱状に形成して空間Sが六角形のもの等とすることができる。勿論、空間Sを楕円形としたり或いは四角形や六角形以外の多角形とするようにしてもよい。また、巻芯2を折り畳み可能な紙以外の材質としてもよく、例えば折り畳みのための折り目が形成された樹脂製としてもよい。
更に、空間Sは、人の指や手が挿通され得る大きさであれば足り、幅の小さな包帯に適用する場合は指が入る小さな空間Sとし、幅の大きな包帯に適用する場合は手が入る大きな空間Sとするよう任意設定することができる。また更に、突起の形状は包帯1の基端側が引っ掛かるような形成とされていれば他の形状としてもよく、更には突起を形成しない巻芯としてもよい。
巻芯が、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間を形成し得るような包帯であれば、種々の形態のものであってもよい。
1 包帯
2 巻芯
2a 一端
2b 他端
2c 突起
S 空間
2 巻芯
2a 一端
2b 他端
2c 突起
S 空間
Claims (3)
- 巻芯に巻き取られて成る包帯であって、
前記巻芯は、折り畳んで平板状とされ得る筒状部材から成り、筒状に復元して内部に所定空間を形成し得ることを特徴とする包帯。 - 前記巻芯は、包帯と略同一寸法の幅を有する長尺状シートの両端を接合して筒状とし、平板状に折り畳み可能とされたことを特徴とする請求項1記載の包帯。
- 前記長尺状シートの少なくとも一端には、筒状に復元されたときに外方へ微小寸法突出する突起が形成されたことを特徴とする請求項2記載の包帯。
Priority Applications (1)
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JP2005206338A JP2007020831A (ja) | 2005-07-15 | 2005-07-15 | 包帯 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011041942A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Baldwin Filters Inc | 潰せる芯、フィルタ、および方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0320833U (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-28 | ||
JPH09255926A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-09-30 | Diatex Co Ltd | 粘着テープ |
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2005
- 2005-07-15 JP JP2005206338A patent/JP2007020831A/ja active Pending
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