JP2007020208A - ブロック単位での画像データの圧縮及び圧縮解除 - Google Patents

ブロック単位での画像データの圧縮及び圧縮解除 Download PDF

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Abstract

【課題】圧縮画像の精度を高めたままハードウェアの複雑さを最小限にできる画像符号化・復号化方法及びシステムを提供する。
【解決手段】元の画像を1以上の画像ブロックに分割し、ブロック毎に符号化する。符号化に際しては各ブロックの各画素に対して、そこから量子化されたカラーが導出される基準カラーを表すコードワードを生成する。コードワードの生成のために、その画像ブロックのブロックタイプに対応して決定される色空間上の線である最適アナログ曲線を使用し得る。このようにして得られた符号化画像から元の画像を復元する際には、上記の符号化と逆の手順で、即ち符号化画像を符号化画像ブロックに分解してブロック毎に復号化する。
【選択図】 図2A

Description

本発明は画像処理システムに関し、より詳細にはテクスチャのために固定速度の画像圧縮を用いる3次元レンダリングシステムに関する。
写実画像或いはアニメーションのような画像をコンピュータ上で生成する技術が知られている。そのような画像を生成するには、グラフィクスサブシステムにおいて大きなメモリ帯域幅及び処理電力を必要とする。帯域幅及び処理電力に求められる条件を緩和するために、種々の圧縮方法及びシステムが開発されてきた。その方法及びシステムとは、エントロピー符号化器、すなわち損失のない符号化技術を用いる符号化器、離散コサイン変換、すなわちJPEGタイプの圧縮器、ブロックトランケーション符号化、カラーセル圧縮等である。しかしながらその各方法及びシステムは多くの欠点を抱えている。
エントロピー(無損失)符号化器はLempel-Ziv符号化器を備えており、種々の目的に利用される。エントロピー符号化技術は予測精度に応えるものである。エントロピー符号化器によるデータ圧縮では、数ビットを用いて最頻出のシンボルを符号化する。確率が固定されている固定システムでは、エントロピー符号化技術により、圧縮において、所与のアルファベットシンボルにより得られる限界値よりも低い限界値がもたらされる。エントロピー符号化技術について問題は、任意の所与のシンボルにランダムにアクセスできないという点である。対象のシンボルに前置された圧縮データの一部が最初に取り込まれ、圧縮解除され、シンボルを復号化するが、その際に著しく処理時間及びリソースを消費し、またメモリスループットも低下する。エントロピーシステム及び方法が持つ別の問題は、メモリサイズが固定の場合に、保証された圧縮係数を与えられず、このタイプの符号化方式を実用的でないものにしてしまうことである。
離散コサイン変換(「DCT」)、すなわちJPEGタイプの圧縮器により、ユーザはあるレベルの画像品質を選択することができる。DCTの場合、各係数を、圧縮効率を損なうことなく個別に処理できるように、相関のない係数が生成される。DCT係数は、最も重要でない情報を選択的に破棄する、視覚的に重み付けされた量子化値を用いて量子化することができる。
しかしながらDCTはいくつかの欠点を持っている。DCT及びJPEGタイプ圧縮器に関する問題の1つは、適当な圧縮係数及び品質を得るために最小限にアクセス可能なユニットでも、典型的には8×8或いは16×16画素の通常大きな画素のブロックを必要とする点である。非常に小さな領域、すなわち1つの画素へのアクセスであっても、大量の圧縮データを取り込み、そのため高いプロセッサ電力及びメモリ帯域幅を必要とする。DCT及びJPEGタイプ圧縮器に関する第2の問題は、圧縮係数が可変であるため、複雑なメモリ管理システムを必要とし、その結果大量のプロセッサリソースを必要とすることである。DCT及びJPEGタイプ圧縮器に関する第3の問題は、大きな圧縮係数を用いるために画像品質が著しく劣化するという点である。例えば、画像縁部周囲のリンギング(過渡変動)及び画像領域内の顕著な色ずれにより、画像は少なからず歪むようになる。また後続の低域通過フィルタ処理ではアーティファクトを除去することができない。
DCT及びJPEGタイプ圧縮器に関する第4の問題は、圧縮器が複雑で、ハードウエアに関連するコストが非常に高いことである。圧縮解除器の処理時間が長いために、システム全体をバッファ処理し、その処理時間を補償するためにさらにハードウエアコストが上昇する。最後にDCT及びJPEGタイプ圧縮器に関する第5の問題は、色を基調とした(color keyed)画像がそのシステム及び
方法で圧縮できるが否かがはっきりしない点である。
ブロックトランケーション符号化(「BTC」)及びカラーセル圧縮(「CCC」)は、4×4画素ブロック上でローカルの1ビット量子化器を用いる。そのブロックの圧縮データは2色のみからなり、2色のうちのどちらが16画素それぞれに割り当てられるかを示す16ビットを含む。BTC及びCCC画像の復号化は参照用デーブルを備えたマルチプレクサを用いており、一旦16画素ブロック(32ビット)がメモリから回収され、そのブロックに対して取りうる2色を探し、16の判断ビットからの関連するビットに従ってその色を選択することにより個々の画素が復号化される。
BTC/CCC法は、各ブロックを2色のみのレベルに量子化するため、画像の劣化が大きい。さらにCCCの2ビットの変形例は、2色を8ビット指標として256エントリカラー参照用デーブルに格納する。従ってそのような画素ブロックは、さらにメモリ帯域幅を消費する付加情報を取り込まなければ復号化することができない。
BTC/CCC方法及びシステムは、2色を16ビット値(テーブルへの指標を含まない)として格納する3ビット/画素方式を用いて、6バイトの画素ブロックを生成することができる。しかしながらそのような単位の取り込みは、メモリのミスアライメントによる付加的なオーバーヘッドのためシステム性能を劣化させる。BTC/CCCに関する別の問題は、色を基調として(color keying)用いて無色の画素を示す画像を圧縮するために用いる際に、大きな画像品質の劣化が生じる点である。
それゆえ記憶容量、メモリ帯域幅要件及び復号化ハードウエアの複雑さを最小限にするとともに、圧縮画像の精度を最大限にし、一方画像データブロックを従来のサイズに圧縮し、1つ以上の任意の画素にランダムにアクセスするためにアライメントを保持する方法及びシステムが求められている。
画像処理システムは、画像符号化器或いは圧縮システム及び相互に接続される画像復号化器或いは圧縮解除システムを備える。画像符号化システムは発生源から元の画像を受信し、その元の画像を、サイズが縮小し、画像品質の損失を最小限にとどめた元の画像を表す圧縮形態に符号化する。画像復号化システムはその符号化された画像を復号化し、元の画像を表すデータを作成する。
画像符号化システムは、1つ以上の画像ブロック符号化器に接続される画像分解器を備える。また1つ以上の画像ブロック符号化器は符号化画像組立器に接続される。符号化画像組立器は出力に接続される。さらに画像分解器及び符号化画像組立器はヘッダー変換器に接続される。符号化画像組立器の出力は、例えば記憶装置、メモリ或いはデータ伝送ラインと接続される場合がある。
画像分解器は元の画像をヘッダー及びいくつかの画像ブロックに分解する。ヘッダーは、ヘッダーを変更し、画像組立器に転送するヘッダー変換器に転送される。各画像ブロックは固定サイズ、例えば4×4画素を有し、1つ以上のブロック符号化器に転送される。ブロック符号化器は画像ブロックを、同様に固定サイズからなる圧縮、すなわち符号化ブロック形態に変換する。符号化画像組立器は符号化画像ブロックを順序付けし、変更されたヘッダーと連結し、元の画像を表す符号化画像データである出力を生成する。
各ブロック符号化器は相互に接続されるカラー量子化器及びビットマップ構築モジュールを備える。さらにカラー量子化器は、ブロックタイプモジュール、曲線選択モジュール及びコードワード発生モジュールを備える。ブロックタイプモジュールは曲線選択モジュールに接続され、曲線選択モジュールはコードワード発生モジュールに接続される。
好適な実施例では、ブロックタイプモジュールは、4量子化画素値(例えば色)或いは3量子化画素値(例えば画像)のいずれかと無色を有する2色セットのどちらを、ブロック分解器から受信した各データブロックの符号化に用いるかを特定する。曲線選択モジュール及びコードワード発生モジュールは、画像ブロックの各画素がマッピングされるカラーセットを特定するために用いることができる2つの基準カラー、すなわちコードワードを選択する役割を果たす。
好適な実施例では、カラーのセットは、色空間のラインに沿って等距離にある。さらに2つの終点の量子化色はそれ自体がコードワードとして用いられ、残りの1つ或いは2つの量子化色は推定或いは補間される。1つの量子化色が推定される場合には、第4の基準は無色である。
一旦コードワード及び量子化色が特定されれば、ビットマップ構築モジュールがブロックの各画素に対するビットマップ値を構築する。各画素のビットマップ値は、いずれの量子化色が画素に最もよく一致するかを示す指標(ID値として特定される)である。ビットマップ構築モジュールは1つの符号化画像ブロックとしてビットマップ及びコードワードを出力する。好適な実施例では、各ビットマップ値は2ビットであり、32ビットのビットマップを含んでおり、2つの16ビットコードワードとともに64ビット符号化画像ブロックを形成する。
その後ブロック符号化器からの符号化画像データブロックはそれぞれ符号化画像組立器において順序付けされ、符号化画像ブロックのデータファイルを生成する。符号化画像ブロックのデータファイルは、元の画像データからのヘッダー情報と連結され、符号化或いは圧縮画像データを生成する。その符号化画像データは、画像復号化システムにおいて復号化或いは圧縮解除されるようになる。
画像復号化システムは符号化画像分解器、ヘッダー変換器、1つ以上のブロック復号化器及び画像組立器を備える。符号化画像分解器は、ヘッダー変換器及び1つ以上のブロック復号化器に接続される。画像組立器は1つ以上のブロック復号化器及びヘッダー変換器に接続される。画像組立器は、元の画像を表す画像を出力するために用いられる。
符号化画像データは符号化画像分解器により受信され、符号化画像分解器が符号化画像データをヘッダー及び符号化画像ブロックに分解する。ヘッダーは、ヘッダーを変更し、画像組立器に転送するヘッダー変換器に転送される。1つ以上のブロック復号化器により、1つ以上の符号化画像ブロックが個別に復号化される。画像組立器は復号化画像ブロックを、復号化画像ブロックのデータファイルに順序付けする。データファイルは、ヘッダー変換器からヘッダーと連結され、完全なファイルが元の画像を表す画像として出力される。
各ブロック復号化器はブロックタイプ検出器、各ブロックタイプに対する復号化器ユニット及び出力選択器を備える。ブロックタイプ検出器は各復号化器ユニット及び出力選択器に接続される。ブロックタイプ検出器は、何れの復号化器ユニットが符号化ブロックを復号化するために選択されるかを判定する。好適な実施例では、ブロックタイプは、符号化ブロックのコードワードの算術比較により判定される。
選択された復号化器に基づいて、量子化色が、符号化ブロックに対するコードワードから推定される。ブロックの各画素に対する標識値(ID値)がビットマプデータ列から読み出され、各画素を適当な量子化色にマッピングする。ブロックの各画素に対する色は出力選択器から出力される。出力選択器は適切に復号化されたブロックを順序付けのために画像組立器に送出し、その出力において最終画像が作成される。
また本発明は、画像の部分にランダムにアクセスできることにより、符号化画像の一部のみを復号化する方法を提供する。従って本発明は、特定の順序及び部分で符号化画像を有利に復号化することができる。例えば3次元グラフィクスの場合に、本発明はテクスチャマップに用いられる符号化画像の一部を選択することができる。
さらに本明細書で用いる用語は主に理解のし易さ及び説明を目的として選択しており、本発明の内容を制限するために選択したものではないことに注意されたい。
図1は、本発明により構成されるデータ処理システム105のブロック図である。データ処理システム105は処理ユニット110、メモリ115、記憶装置120、入力装置125、出力装置130及びグラフィックサブシステム135を備える。さらにデータ処理システム105は、データ処理システム105の他の構成要素110、115、120、125、130、135にそれぞれ接続されるデータバス145も備える。
データバス145は従来のデータバスであり、1ラインとして示されるが、プロセッサバス、PCIバス、グラフィカルバス及びISAバスの組み合わせであてよい。処理ユニット110は、例えばインテルペンティアム(登録商標)プロセッサ、SunSPARCプロセッサ或いはモトローラPowerPCプロセッサような従来の処理ユニットである。処理ユニット110はデータ処理システム105内のデータを処理する。またメモリ115、記憶装置120、入力装置125及び出力装置130も当業者が認識している従来の構成要素である。メモリ115及び記憶装置120はデータ処理システム105内のデータを格納する。入力装置125はシステムにデータを入力し、一方出力装置130はデータ処理システム105からデータを受信する。
図2は本発明により構成された画像処理システム205のブロック図である。一実施例では、画像処理システム205はデータ処理システム105内で動作する。画像処理システム205は画像符号化器システム220及び画像復号化器システム230を備える。また画像処理システム205は、画像が受信される画像源210及び処理した画像が記憶或いはさらに処理するために転送される出力240も備える。画像符号化システム220は画像源210から画像を受信するために接続される。画像復号化器システム230は、画像処理システム205により生成された画像を出力するために接続される。画像符号化器システム220はデータラインを介して画像復号化器システム230に接続され、例えば記憶装置120並びに又メモリ115を通して接続される。
画像符号化器システム220内では、画像が個々のブロックに分解され、圧縮或いは符号化画像データとして、例えば記憶装置140に転送される前に処理される。符号化画像データがさらにデータ処理するために準備されている場合、その符号化画像データは画像復号化器システム230に転送される。画像復号化器システム230はその符号化画像データを受信し、そのデータを復号化し、画像源210から受信された元の画像を表現したものである出力を生成する。
図3A及び図3Bは、本発明の画像符合化器システム220の2つの個別の実施例を示すブロック図である。画像符号化器システム220は画像分解器315、ヘッダー変換器321、1つ以上のブロック符号化器318(318a−318n、ただしnはn番目の符号化器であり、nは正の整数である)及び符号化画像組立器319を備える。画像分解器315は、画像源210のような画像源から元の画像310を受信するために接続される。また画像分解器315は1つ以上のブロック符号化器318及びヘッダー変換器321にも接続される。またヘッダー変換器321は符号化画像組立器319にも接続される。また各ブロック符号化器318は符号化画像組立器319にも接続される。符号化画像組立器319は出力320に接続される。
画像分解器315は元の画像310を受信し、元の画像310のヘッダーからの情報をヘッダー変換器321に転送する。ヘッダー変換器321は元のヘッダーを変更し、さらに以下のように変更されたヘッダーを生成する。また画像分解器315は元の画像310を分解し、R個の画像ブロックにする。ただしRはある整数である。元の画像310が分解された画像ブロックの数は、画像の画素数に依存する。例えば好適な実施例では、A画素×B画素からなる画像310は典型的には(A/4)*(B/4)であろう。ただしA及びBは整数である。例えば画像が256画素×256画素である場合、64×64ブロックが存在する。言い換えると、画像は、各画像ブロックが4画素×4画素(16画素)であるように分解される。当業者には、画素の数、すなわち画像ブロックサイズが、例えばm×n画素に変更されることは理解されよう。ただしm及びnは正の整数である。
図2Bに戻ると、本発明による1つの画像ブロック260の例が示される。画像ブロック260は画素270から構成される。画像ブロック260は、幅が画像領域W画素270で、高さがH画素270として定義することができる。ただしW及びHは整数である。好適な実施例では、画像ブロック260はW=4画素270とH=4画素270(4×4)から構成される。
図3A及び図3Bを再度参照されたい。各ブロック符号化器318は、画像分解器315から画像ブロック260を受け取る。各ブロック符号化器318は、受け取った各画像ブロック260を符号化即ち圧縮し、符号化即ち圧縮した画像ブロックを生成する。各符号化画像ブロックは符号化画像組立器319に送られ、符号化画像組立器319は、符号化ブロックを順序付けしてデータファイルにする。この符号化画像組立器319からのデータファイルは、ヘッダー変換器321からの変更ヘッダーと連結されて符号化画像データファイルが生成され、これが出力320に送られる。2個以上のブロック符号化器318a−318nを設けて、画像符号化器220内において各ブロック符号化器318a−318nが1つの画像ブロックを処理して複数の画像ブロックを同時に符号化できるようにし、画像処理の効率及び処理能力を高めることができるということに注意されたい。
変更ヘッダー及び符号化画像ブロックは、元の画像310を表現する符号化画像データを形成する。以下、ブロック符号化器318を含む画像符号化器システム220の各要素の機能について、図4A−図4Eを参照して詳細に説明する。
元の画像310は、赤−緑−青(「RGB」)、YUV420、YUV422、若しくは専用の(proprietary)色空間等の様々なデータフォーマットの何れ
かを有し得る。場合によっては、元の画像310を符号化する前に異なる色空間に変換することが有益なことがある。本発明の或る実施例では、各画像ブロック260は、4×4の画素の組であり、各画素270のサイズは24ビットであることに注意されたい。各画素270について、赤−緑−青(RGB)色空間の場合には、赤(R)チャネルに8ビット、緑(G)チャネルに8ビット、青(B)チャネルに8ビットが割り当てられる。更に、各符号化画像ブロックが4×4の画素の組であるが、各画素のサイズが2ビットしかなく、集合体サイズが4ビットという場合もある。これについては、後に詳述する。
図3Cは、本発明のブロック符号化器318をより詳細に示すブロック図である。ブロック符号化器318は、カラー量子化器335及びビットマップ構築モジュール340を有する。カラー量子化器335は、ビットマップ構築モジュール340に接続されている。さらに、カラー量子化器335内に、ブロックタイプモジュール345、曲線選択モジュール355、及びコードワード発生モジュール360が図示されている。ブロックタイプモジュール345は、曲線選択モジュール355に接続されている。曲線選択モジュール355は、コードワード発生モジュール360に接続されている。
分解された元の画像310の各画像ブロック260は、まずカラー量子化器335に送られて処理され、次にビットマップ構築モジュール340に送られて更に処理される。ビットマップ構築モジュール340は符号化画像ブロックを出力して、符号化画像組立器335に送り、そこでブロックの順序付けがなされる。ブロックタイプモジュール345、曲線選択モジュール355、及びコードワード発生モジュール355を有するカラー量子化器335及びビットマップ構築モジュール340については、後に図4A−図4Eを参照して詳細に説明する。
簡単に説明すると、図3Dは、ブロック分解器315に入力される元の画像310を表すデータシーケンス即ちデータ列380を示す図である。元の画像310のデータ列380は、aビットのヘッダー380a及びbビットの画像データ380bを含む。ここでa及びbは整数である。ヘッダー380aは、画像310の画素の幅、画像310の画素の高さ、及び画像310のフォーマット(例えばRGBまたはYUVフォーマットの場合の画素に割り当てられたビット数)等の情報を、他の情報とともに含む。画像データは、元のデータ310自体を表すデータ380bである。
図3Eは、画像符号化器システム220が生成する出力320である符号化画像データ385を表すデータシーケンス、即ちデータ列385を示す図である。符号化画像データ385のデータ列は、変更ヘッダー部分385a及び符号化画像ブロック部分390−1乃至390−Rを含む。変更ヘッダー部分385aは、元の画像310の元のヘッダー380aからヘッダー変換器321によって生成される。ヘッダー変換器321によって生成された変更ヘッダーは、ファイルタイプ、元の画像310の画素当たりのビット数、元の画像310へのアドレス指定、他の種々の符号化パラメータについての情報を、その元の画像310のサイズを表す幅や高さ情報とともに含んでいる。符号化画像ブロック部分390−1乃至390−Rは、ブロック符号化器318からの符号化画像ブロック390−1乃至390−Rを含む。ここでRは、分解された元の画像310に基づいて決まる整数値である。
図3Fは、本発明による符号化画像ブロックを表すデータシーケンス、即ちデータ列390を示す図である。符号化画像ブロックを表すデータ列390は、符号化画像データ列385のなかの符号化画像ブロック390−1乃至390−Rの何れか1つに類似したものであり得るということを理解されたい。
符号化画像ブロックのデータ列390は、J個のコードワード(Jは整数値)を含むコードワード部分390aと、ビットマップ部分390bを含む。コードワード部分390aは、ビットマップ390bによって指標付けされたカラーを計算するために用いられる、J個のコードワード390aを含む。コードワードは、画素の特性(例えばカラー成分)を特定するnビットのデータ列(nは整数値)である。好適実施例では、2つの16ビットコードワード390a、即ちCW0、CW1(J=2)が存在する。ビットマップは、Qビットのデータ部分であり、後に図4Bを参照して説明する。
また、好適実施例では、各符号化画像ブロックが、2つの16ビットコードワードと32ビット(4×4×2ビット)のビットマップ395とを有する64ビットのデータである。上述のように画像ブロック260を符号化することにより、後に詳細に説明するように、高いシステムの柔軟性及び高いデータ処理効率が得られる。
図4A−図4Eは、画像符号化器システム220の動作を説明するための図である。図4Aは、画像符号化器システム220の一般的な動作を示す。動作の開始402においては、aビットのヘッダー380aとbビットの画像データ380bとを有する元の画像310のデータ列380が、画像ソース210からブロック分解器315に入力(404)される。ブロック分解器315は、元の画像310を分解(406)し、aビットのヘッダー380aを取出して、それをヘッダー変換器321に送る。また、ブロック分解器315は、元の画像310を分解(406)して画像ブロックにする。各画像ブロック260は、1個または複数のブロック符号化器318において個別に圧縮、即ち符号化(410)される。
ヘッダー変換器321は、aビットのヘッダーを変換(408)して、変更されたヘッダー385aを生成する。この変更ヘッダー385aは、符号化画像組立器319に送られる。ヘッダー変換器321がaビットのヘッダーを変換(408)するのと同時に、各画像ブロックは、1個または複数の符号化器318a−318nによって符号化(410)され、符号化画像ブロック390−1乃至390−Rが生成される。各画像ブロック260が1個のブロック符号化器318aにおいて逐次処理される場合もあれば、複数の画像ブロック260が複数のブロック符号化器318a−318nにおいて並行して処理される場合もあるということに注意されたい。
符号化画像ブロック390は、ブロック符号化器318から出力され、符号化画像組立器319により予め定められた順序で配置される。好適実施例では、符号化画像ブロック390が、ブロック分解器315により分解されたのと同じ順序で、左から右に、かつ上から下に順序付けされて、データファイルが生成される。次に画像符号化器システム220は、ヘッダー変換器321からの変更ヘッダー情報385aと符号化画像ブロック390との組立て(412)を行う。詳述すると、変更ヘッダー385a及び順序付けされた符号化画像ブロック390を連結して、符号化画像データファイル385を生成する。この符号化画像データファイル385は、メモリ115、記憶装置120、または出力装置130等に、符号化出力320として書き込み(414)される。
図4Bは、図2に示す符号化器システム220における符号化プロセス410を示す。動作の開始418において、まずコードワードが選択される(420)。図3Fを参照して説明したように、好適実施例では、2つの16ビットコードワード390a、即ちCW0、CW1が存在する。このコードワード選択プロセスについては、後に図4Cを参照して説明する。
一旦コードワードが選択(420)されると、画像ブロック260の画素値または特性(例えばカラー等)が量子化(422)される。詳述すると、コードワード390aは、そこからMのレベルに量子化した(Mは整数値)画素値が推定されるような、画素空間における複数のポイントを与える。Mのレベルに量子化された画素値は、現画像ブロックを表すために用いられる、画素空間における限定された数の画素のサブセットである。画素値、より具体的にはカラーを量子化するためのプロセスについては、後に図4D及び図4Eを参照して説明する。また、ここで説明する実施例はカラーの画素値に関する実施例であるが、当業者は、本発明において任意の画素値を一般に用いることができるということを理解されよう。
好適実施例では、各画素が、Mのレベルに量子化されたカラー(M=4)の一つとして指標付けすることができる2ビットのデータに符号化される。さらに、好適実施例では、4種の量子化されたカラーが2つのコードワード390aから導出される。この場合、後に説明するように、2つのカラーはコードワード自体であり、他の2つのカラーは、そのコードワードから推定される。また、無色を表す1個の指標とカラーを表す3つの指標が存在する形でコードワード390aを用いることもできる。この場合、カラーのなかの1種類は推定される。
好適実施例では、ビットマップ390bは32ビットデータ列である。このビットマップ390b及びコードワード390aは、符号化画像ブロック390を表す64ビットのデータ列として出力(424)される。詳述すると、符号化画像ブロック390は、2つの16ビットのコードワード390a(n=16)及び32ビットのビットマップ390bを有する。16ビットのデータ列である各コードワード390a、CW0、CW1は、5ビットの赤チャネル、6ビットの緑チャネル、及び5ビットの青チャネルを有する。
各符号化画像ブロック390は、390a1−390aR全てがまとめて配置され、元の画像310の元のヘッダー380aから導出されたヘッダー情報385aと連結される。得られる出力(424)は、元の画像を表す符号化画像データ385である。
図4Cは、画像ブロック260に対するコードワードの選択(420)のためのプロセスをより詳細に示す図である。プロセスの開始(426)において、カラー量子化器335は、ブロックタイプモジュール345を用いて、処理される画像ブロック260の第1のブロックタイプを選択(428)する。例えば、選択(428)されるブロックタイプとしては、4種のカラーを有するタイプや、3種のカラー+無色等のタイプがあり得る。但し、特定のブロックタイプに含まれるカラー群は、色空間において等距離の間隔のカラー群である。
一旦ブロックタイプが選択(428)されると、このプロセスは、そのブロックタイプに対する最適なアナログ曲線を計算(430)する。最適アナログ曲線の計算(430)については、後に図4Dを参照して説明する。このアナログ曲線は、画像ブロックにおけるカラーの量子化を簡単にするために用いられる。最適アナログ曲線の計算(430)が終了した後、プロセスは、アナログ曲線に沿ったポイントの区画を選択(432)する。区画は、指標群{1...(W×H)}をM個の互いに交差しない指標の組にグループ化したものとして定義され得る。好適実施例では、指標群{1...16}が、ブロックタイプに応じて3個または4個のグループ即ちクラスタに分けられる(M=3または4)。
一旦区画が選択(432)されると、その特定の区画に対して最適なコードワードが計算(434)される。最適コードワードの計算(434)については、後に図4Eを参照して説明する。コードワードの計算(434)に加えて、そのコードワード群に対する誤差値(以下に説明する平均二乗誤差)も計算(436)される。この誤差値の計算(436)についても、後に図4Eを参照して説明する。計算(436)された誤差値が初めに得られた第1の誤差値である場合には、その誤差値は格納される。そうでない場合には、計算(436)された誤差値は、その誤差値が以前に格納された誤差値より小さい場合にのみ格納(438)される。格納(438)された各誤差値に対応するブロックタイプ及びコードワードも格納(440)される。このプロセスは、誤差関数を最小化するブロックタイプ及びコードワードを探しているということに注意されたい。
このプロセスは、次に全ての選択可能な区画について処理が終了したか否かを判定(442)する。他に選択可能な区画が存在する場合には、プロセスは次の区画を選択(432)し、再度コードワードを計算(434)し、関連する誤差値を計算(436)して、誤差値が以前に格納された誤差値より小さい場合にのみ、その誤差値を格納(438)し、関連するブロックタイプ及びコードワードを格納(440)する。
全ての選択可能な区画の処理が終了した後、プロセスは、全てのブロックタイプが選択されたか否かを判定(444)する。他に選択可能なブロックタイプが存在する場合には、プロセスは次のブロックタイプを選択(428)する。そして、プロセスは再度、最適アナログ曲線を計算(430)し、全ての選択可能な区画を選択(432、442)し、各区画についてコードワード及び関連する誤差値を計算(438、440)し、誤差値が以前に格納された誤差値より小さい場合にのみ、その誤差値及び関連するブロックタイプ及びコードワードを格納(438、440)する。最後のブロックタイプの処理が終了した後、プロセスは、誤差が最小となるブロックタイプ及びコードワード390aの計算結果447を出力(446)する。
別の実施例では、ブロックタイプを探索する前に最適アナログ曲線を計算(430)する。即ち、プロセスは、最適アナログ曲線を計算(430)してから、ブロックタイプの選択428、区画の選択432、コードワードの計算434、誤差値の計算436、誤差値の格納438、及びブロックタイプ及びコードワードの格納440を行う。初めに最適アナログ曲線の計算430を行うのが有益なのは、全てのブロックタイプが同じアナログ曲線及び色空間を用いており、各ブロックタイプについてアナログ曲線を再計算する必要がない場合である。
図4Dは、最適アナログ曲線を特定するためのプロセスを示す。曲線選択モジュール355は、画像ブロック260の画素270のカラーの重心450を計算することから処理を開始する(448)。一旦重心が計算(430)されると、プロセスは、画像ブロック260の画素270のカラーの第1のモーメントが最小となるような、色空間におけるベクトルを特定(452)する。
詳述すると、このベクトルを特定(452)するために、プロセスは、画像ブロック260の元の画素270のカラーである、データポイントの組に直線を合わせる。直線は、データポイントの組の重心を通り、「慣性モーメント」(平均二乗誤差)が最小となるものが選択される。例えば、3つの画素の特性について、慣性モーメントが最小となる直線の方向を計算するために、以下の式により、慣性テンソルTを個々のカラーから計算する。
Figure 2007020208
ここで、C0、C1、及びC2は、画素の特性、例えばRGBまたはYUV色空
間における重心に対してのカラー成分を表す。RGB色空間の場合の好適実施例では、C0iは、画像ブロックiの各画素の赤の値、C1iは、画像ブロックiの各画素の緑の値、及びC2iは、画像ブロックiの各画素の青の値である。iは1乃至W×Hの整数値であり、従ってW=4、H=4の場合、iは1乃至16の整数となる。
固有値が最小となるテンソルTの固有ベクトルを、当業者に周知の方法を用い
て計算する。計算された重心に沿った方向の固有ベクトルは、慣性モーメントを最小とする軸線を確定する。この軸線を最適アナログ曲線として用いる。即ち、好適実施例において最適アナログ曲線は直線である。
図4Eは、コードワード発生モジュール360によって行われるプロセスを示す図である。コードワード発生モジュール360は、区画を選択(432)し、その区画に対するコードワード及び関連する誤差を計算(434、436)し、及び誤差値が以前に格納された誤差値より小さい場合に、誤差値、ブロックタイプ、及びコードワードを格納(438、440)する。このプロセスは、コードワード発生モジュール360で開始(456)される。コードワード発生モジュール360は、以前に求められた最適アナログ曲線にW×Hのカラー値を投射(458)する。W×Hの値は、画素270の数で表した画像ブロック260のサイズである。好適実施例では、W及びHがともに4画素であり、従ってW×Hは16画素である。
一旦カラーがアナログ曲線に投射(458)されると、カラーは、1次元アナログ曲線上のそのカラーの位置に基づいて、そのアナログ曲線に沿って逐次順序付け(460)される。カラーが順序付け(460)された後、コードワード発生モジュール360は、最適な区画を探索(462)する。即ち、コードワード発生モジュール360は、アナログ曲線に沿って順序付け(460)されたW×Hのカラー(1色のカラーが各画素に対応する)を取り出し、それらを、互いの間隔が予め定められた間隔である有限個のクラスタに区画化、即ちグループ化する。好適実施例では、W=4、H=4即ちW×Hが16の場合、16色のカラーを3個か4個のクラスタにする(M=3または4)。
最適な区画の探索(462)を行う際に、カラー選択モジュール360は、最適曲線の上に投射されたW×H個の点について、その選択に関連する誤差が最小となるような最適なM個のクラスタを見つける。最適なM個のクラスタは、各クラスタに関連する点が予め定められた間隔に従う間隔にあるという制約の下で、平均二乗誤差を最小にすることによって決定する。
4色の等距離のカラーのブロックタイプの好適実施例では、誤差は、アナログ曲線に沿った二乗誤差として、例えば以下の式のように定義され得る。
Figure 2007020208
ここで、Eは特定のグループ化即ちクラスタ化に対する誤差であり、p0及び
1は、符号化されたカラーであり、xiは、最適アナログ曲線上に投射された点
である。
ブロックタイプが3色の等距離のカラーを示している場合の例では、誤差は、アナログ曲線に沿った二乗誤差として、例えば以下の式のように定義され得る。
Figure 2007020208
ここでも同様に、Eは特定のグループ化即ちクラスタ化の場合の誤差であり、p0及びp1は、符号化されたカラーであり、xiは、最適アナログ曲線上に投射
された点である。
得られた(447)最適コードワード390aが特定された後、その最適コードワードは、ビットマップ構築モジュール340に送られる。ビットマップ構築モジュール340は、コードワード390aを用いて、それらのコードワード390aから特定即ち推定され得るM種のカラーを特定する。好適実施例では、ビットマップ構築モジュール340がコードワード390a(例えばCW0、CW1)を用いて、それらのコードワード390aから特定即ち推定され得る3種または4種のカラーを特定する。
ビットマップ構築モジュール340は、画像ブロック260に関連するコードワード390aを用いてブロックビットマップ390bを構築する。画像ブロック260におけるカラーは、コードワード390aから特定即ち推定される量子化カラーの1つの関連する最も近いカラーにマップされる。この結果は、そのブロックにおける各画素に付される、関連する量子化カラーを特定するカラー指標であり、IDと称する。
ブロックタイプを示す情報は、コードワード390a及びビットマップ390bにより示される。好適実施例では、コードワード390a、CW0、CW1の順序は、ブロックタイプを示す。CW0の数値がCW1の数値より大きい場合には、画像ブロックは4色ブロックである。そうでない場合は、このブロックは3色プラス無色のブロックである。
上記のように、好適実施例では、2種の画像ブロックタイプ
が存在する。一方の画像ブロックタイプは4色の等距離のカラーを有し、他方の画像ブロックタイプは、3色の等距離のカラーとともに、或る画素が無色であることを示すために用いられる第4のカラー指標を有する。
ビットマップ構築モジュール340の出力は、M個のコードワード390aとともにビットマップ390bを有する符号化された画像ブロック390である。各符号化画像ブロック390は、符号化画像組立器319に入力され、そこで符号化画像ブロック390が順序付けされて1つのファイルにされる。好適実施例では、符号化画像ブロック390が、ブロック分解器315で分解されたのと同じ順序で、左から右、かつ上から下に順序付けされる。符号化画像ブロック390を有する順序付けされたファイルは、ヘッダー情報385aと接続され、ヘッダー情報385aは、元の画像310のヘッダー380aから引き出され、画像符号化システム220出力320である符号化画像データ385を生じさせる。画像符号化システム220出力320は、例えばメモリ115、記憶装置120、または出力機構130に送られ得る。
本発明の画像符号化システム220により、画像の有効データサイズを効果的に低下させる(例えば、24ビット/画素から4ビット/画素へ)。さらに、本発明は、コードワードを無色識別子とともに用いることを可能にすることによって、無色の問題(transparency issues)を効果的に処理する。
図5Aは、本発明による画像復号化システム230のブロック線図である。画像復号化システム230には、符号化画像分解ユニット501、ヘッダー変換器508、1以上のブロック復号化器505(505a〜505m、ここでmは最終のブロック復号化器を示す任意の正の整数)、および画像組立器504が含まれる。符号化画像分解器501は、画像符号化システム220からの出力320である符号化画像データ385を受取るために接続される。符号化画像分解器501は、1以上のブロック復号化器505a〜505mと接続される。1以上のブロック復号化器505a〜505mは、画像組立器504と接続され、それは次に出力240と接続される。
符号化画像分解器501は符号化画像データ385を受取り、それをヘッダー385aおよび符号化画像ブロック390−1〜390−Rへ分解、即ち切断する。符号化画像分解器501は、符号化画像データ385の変更ヘッダー385aを読み取り、ヘッダー変換器508に送る。また符号化画像分解器501は、1以上のブロック復号化器505a〜505mに送られる個々の符号化画像ブロック390−1〜390−Rへ符号化画像データ385を分解する。
ヘッダー変換器508は、変更ヘッダー385aを出力ヘッダーに変換する。同時に、符号化画像ブロック390−1〜390−Rは、1以上のブロック復号化器505a〜505mによって圧縮解除、即ち符号化される。各符号化画像ブロック390が、一つのブロック復号化器505aにおいて連続的に処理され、或いは複数の符号化画像ブロック390−1〜390−Rが、各符号化画像ブロック390−1〜390−Rに対する一つのブロック復号化器505a〜505mで同時に処理され得ることに注目されたい。従って、複数のブロック復号化器505a〜505mにより、処理能力および画像復号化システム230の効率を向上させる並列処理が可能になる。
画像組立器504は、1以上のブロック復号化器505a〜505mからの各符号化画像ブロックを受取り、ファイルの中に順序付けて配置する。さらに、画像組立器504は、ヘッダー変換器508から変換されたヘッダーを受取る。変換ヘッダーおよび符号化画像ブロックは一緒に配置され、元の画像310を表す出力データ240を生じさせる。
図5Bは、本発明によるブロック復号化器505の第1の実施例のブロック線図である。各ブロック復号化器505a〜505mには、ブロックタイプ復号化器520、1以上の復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k;kは任意の整数)、および出力選択器523が含まれる。ブロックタイプ復号化器520は、符号化画像分解器501、出力選択器523、および各1以上の復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)に接続される。各復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)は、出力選択器523と接続され、それは次に画像組立器504と接続される。
ブロックタイプ復号化器520は、符号化画像ブロック390を受取り、各符号化画像ブロック390に対してブロックタイプを決定する。特に、ブロックタイプ復号化器520は、検出されたブロックタイプに対応する出力を選出するために用い得る出力選択器523にセレクタ信号を渡す。ブロックタイプは、コードワード390aに基づき検出される。ブロックタイプが決定された後、符号化画像ブロック390が各復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)に渡される。各復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)は、各符号化画像ブロック390を圧縮解除、即ち符号化して、特定の符号化画像ブロック390に対するカラーを生じさせる。各復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)は、c−チャネル幅(各カラー素子(または画素特性)に対して1チャネル)である。ここで、cは任意の整数である。セレクタ信号を用い、ブロックタイプ復号化器520は、ブロックタイプ復号化器520で検出されたブロックタイプに対応する1つの復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a―k)からの符号化画像ブロック390のカラーを出力選択器523が出力することを可能にする。或いは、セレクタ信号を用いて、符号化ブロックが復号化ユニットのみを通して処理されるように、適切な復号化ユニット533を選択し得る。
図5Cは、本発明によるブロック復号化器505の第2の実施例のブロック線図である。第2の実施例において、ブロック復号化器505には、第1および第2復号化ユニット530,540、および出力選択器523が含まれる。ブロッ
ク復号化器505は、符号化画像ブロック390を受取るために接続され、またそれは、第1および第2復号化ユニット530,540、および出力選択器52
3に接続される。
ブロックタイプ復号化器520は、符号化画像ブロック390を受取って、符号化画像ブロック390のコードワード390aと比較することにより、各符号化画像ブロック390に対するブロックタイプを決定する。例えば、好適実施例において、ブロックタイプは4つの量子化カラーまたは3つの量子化カラーと無色である。一旦ブロックタイプが選択され、セレクタ信号が出力選択器523に送られると、第1および第2復号化ユニット530,540によって符号化画像
ブロック390が復号化される。第1および第2復号化ユニット530,540
は、符号化画像ブロック390を復号化し、各画像ブロックの画素カラーを生じさせる。ブロックタイプ復号化器520によって、出力選択器523が選択されたブロックタイプに対応する復号化ユニット530,540からのカラーを出力
することを可能にする。
図5Dは、本発明による復号化ユニットの赤−チャネルを通る復号化ユニットの一実施例を示す論理図である。特に、その復号化ユニットは、図5Cに示した復号化ユニット530,540と同様のものである。その上、それらの各復号化
ユニット530,540の機能性は、図5Dに示す単一の論理図の中に組み合わ
される。さらに、ここでは復号化ユニット530,540の赤−チャネルに関し
て説明するが、復号化ユニット530,540における残りのチャネル(例えば
、緑―チャネルおよび青−チャネル)も同様に考えられ、機能的に等価であることを当業者は理解するであろう。
復号化ユニット530,540を示す論理図は、ブロックタイプ検出器520
(例えば、比較ユニット522)の一部を含むように示されている。比較ユニット522は、第1の2×1マルチプレクサ525aおよび第2の2×1マルチプレクサ525bとともに働く。比較ユニット522は、第1の2×1マルチプレクサ525aおよび第2の2×1マルチプレクサ525bと接続される。両マルチプレクサ525a,525bは、出力するための適切なカラーの選択に役立つ
4×1マルチプレクサ526に接続される。
第1の復号化ユニット530の赤−チャネル544,546には、第1および
第2の赤−チャネルライン551a,551bおよび第1および第2の赤−カラ
ーブロック550a,550bが含まれる。各赤―カラーブロック550a,550bの経路に沿って、第1の全加算器552a,552b、第2の全加算器55
4a,554b、およびCLA(桁上げ先見加算器)加算器556a,556bがある。第1および第2の赤―カラーブロック550a,550bに接続される。
各赤―カラーブロック550a,550bは、赤―カラーブロック550a,550bに関連する第1の全加算器552a,552bにそれぞれ接続される。各第
1の全加算器552a,552bは、第2の全加算器554a,554bにそれぞれ接続される。各第2の全加算器554a,554bは、CLA加算器556a,556bにそれぞれ接続される。
第2の復号化ユニット540は、第1および第2の赤−チャネルライン551a,551bおよび各第1および第2の赤―カラーブロック550a,550bおよび加算器558を含む。前述のように、第1および第2の赤−チャネルライン551a,551bは、各赤―カラーブロック550a,550bにそれぞれ接続される。各赤―カラーブロック550a,550bは、加算器558に接続され
る。
第1復号化ユニットの赤―カラーブロック550aの経路からのCLA加算器556aは、第1の2×1マルチプレクサ525aに接続され、またCLA加算器556bは、第2の2×1マルチプレクサ525bに接続される。第2復号化ユニットの加算器558は、第1および第2の2×1マルチプレクサ525a,
525bの両方に接続される。
4×1マルチプレクサ526は、第1および第2の赤−チャネルライン551a,551bと第1および第2の2×1マルチプレクサ525a,525bに接続される。また4×1マルチプレクサ526は、無色(カラーなし)が送られたかどうかを示す無色表示信号を受取るために接続される。符号化画像ブロック390の個々の画素のための関連する量子化カラーとして参照され、ID信号として参照されるカラー指標の値に基づく出力のたのカラーを、4×1マルチプレクサ526は選択する。
図6Aは、本発明による復号化システム230の操作を示す流れ図である。図示のみの目的で、復号化システム230のプロセスは、2つの復号ユニット(例えば、530,540)を有する単一のブロック符号化器505で説明される。
そのプロセスは、1以上のブロック復号化器505および1以上の復号化ユニット(例えば、533a−1〜533a−k)を有する復号化システムと機能的に等価であることを、当業者たちは理解するであろう。
プロセスの開始(600)は、符号化画像分解器501が、符号化または圧縮された画像データ385を符号化システム220から(例えば、メモリ115または記憶装置120を通して)受取る(605)ことを伴う。符号化画像分解器501は、変更ヘッダー385aをヘッダー変換器508に送ることにより、符号化画像データ385を分解する(610)。さらに、符号化画像分解器501は、符号化画像データ385を個々の符号化画像ブロック390−1〜390−Rに分解する(610)。
ヘッダー変換器508は、ヘッダー情報を変換し(612)、画像組立器504に送られる出力ヘッダーを生じさせる。同時に、1以上のブロック復号化器505a〜505mは、各符号化画像ブロック390に対する画素カラーを復号化する(615)。前述のように、各符号化画像ブロック390は、1つのブロック復号化器505aにおいて連続的に復号化され(615)、或いは複数の符号化画像ブロック390−1〜390−Rは、複数のブロック復号化器505a〜505mにおいて同時に復号化され(615)得ることを再び注目されたい。符号化画像ブロック390の復号化プロセスは、図6Bにおいて更に説明する。次に、各復号化(615)画像ブロックは、画像組立器504によって、変換された612ヘッダー情報とともにデータファイルの中に組立てられる(620)。画像組立器504は、元の画像310を表す出力(625)としてデータファイルを生じさせる。
図6Bは、本発明によるブロック符号化器505の操作を示す流れ図である。一旦プロセスが始まる(630)と、符号化画像ブロック390がブロック復号化器505によって受取られ、各符号化画像ブロック390に対するブロックタイプが検出される(640)。特に、好適実施例において、第1および第2のコードワード390a、CW0,CW1の各々は、ブロック復号化器505のブロ
ックタイプ検出器によって受取られる(635)。前述のように、CW0およびCW1の数値の比較によって、ブロックタイプが明らかになる。
さらに、赤−チャネルカラーを表す各コードワード390a(例えば、CW0,CW1)の最初の5ビットは、第1および第2の復号化ユニット530,540各々の赤−チャネル545によって受取られ、緑−チャネルカラーを表す各コードワード390a CW0,CW1の第2の6−ビットは、第1および第2の復号化ユニット530,540各々の緑−チャネル545によって受取られ、また青
−チャネルカラーを表す各コードワード390a CW0,CW1の最後の5−ビットは、第1および第2の復号化ユニット530,540各々の青−チャネル5
45によって受取られる。
ブロックタイプ検出器520は、各符号化画像ブロック390に対するブロックタイプを検出する(640)。特に、比較器522は第1および第2のコードワード390a、CW0,CW1を比較し、フラッグ信号を発生して第1の2×
1マルチプレクサ525aまたは第2の2×1マルチプレクサ525bを使用可能にし、次にそれは、第1の復号化ユニット530または第2の復号化ユニット540のどちらかをそれぞれ選択する(645)。プロセスでは次に復号化ユニット530,540に対する量子化カラーレベルを計算する(650)。
量子化カラーレベルを計算する(650)ために、第1の復号化ユニット530は、以下の関係式を用いて2つのコードワード390a、CW0,CW1に関
する4つのカラーを計算する。
CW0=第1コードワード=第1カラー
CW1=第2コードワード=第2カラー
CW2=第3カラー=(2/3)CW0+(1/3)CW1
CW3=第4カラー=(1/3)CW0+(2/3)CW1
一実施例において、第1の復号化ユニット530は、上式のCW2およびCW3を例えば以下のように推定する。
CW2=(5/8)CW0+(3/8)CW1
CW3=(3/8)CW0+(5/8)CW1
赤−カラーブロック550a,550bは、(1/2)CW0または(1/3
)CW1を得るために1−ビットシフトレジスタとして役立ち、また各全加算器552a,552b,554a,554bは、信号を1−ビット左にシフトさせる
のに役立つ。従って、2−ビットの全体のシフトのために、第1の全加算器552a,552bからの信号は、それぞれ(1/4)CW0または(1/4)CW
1であり、また3−ビットの全体のシフトのために、第2の全加算器554a,
554bからの信号は、それぞれ(1/8)CW0または(1/8)CW1である。これらの値により、カラー信号に対する前述の近似が可能となる。
第2の復号化ユニット540は、コードワード390a、CW0,CW1に関
する3つのカラーを計算し(650)、渡された無色を示す4つの信号を含む。第2の復号化ユニット540は、カラーを計算する。例えば、
CW0=第1コードワード=第1カラー
CW1=第2コードワード=第2カラー
CW3=第3カラー=(1/2)CW0+(1/2)CW1
T=無色
一実施例において、赤−カラーブロック550a,550bから受取った信号が
左に1−ビットシフトし、(1/2)CW0および(1/2)CW1に対してカラーが既に各々計算されているので、第2の復号化ユニット540は近似を含まない。
選択された(645)復号化ユニット530,540に対する量子化カラーレ
ベルが計算された(650)後に、各画素に対するビットマップ値が、符号化画像データブロック385から読取られる。各指標が読取られる(655)とき、それらは、第1復号化ユニット530が選択された(645)場合には、計算された4つのカラーの1つに対してマップされ(660)、またそれらは、第2復号化ユニット540が選択された(645)場合には、計算された3つのカラーおよび無色の1つに対してマップされる(660)。マップされた(660)カラーは、符号化画像ブロック390のビットマップ390bからのID信号の値に基づく4×1マルチプレクサ526によって選択される。先に述べたように、緑−チャネルおよび青−チャネルにおけるカラーの選択に対しても同様プロセスが存在する。
カラーが赤−、緑−、青−チャネルから出力されたとき、出力は画像組立器504によって受取られる。画像組立器504は、ブロック符号化器505からの出力を元の画像310が分解されたのと同じ順序付けで配置する。画像復号化システム230から出力される結果(655)の画像は、画像を表示する出力ソース240(例えば、コンピュータスクリーン)に対して送られた元の画像である。
本発明のシステムおよび方法の利点として、画像における要求された任意の画像ブロック260および画像ブロック260における任意の画素270に対するランダムアクセスが可能になる。図7Aは、画素270または画像ブロック260に対するランダムアクセスを提供する本発明によるシステムのブロック線図を示す。
ランダムアクセスシステム700には、ブロックアドレス計算モジュール710、ブロック取出しモジュール720、および1以上のブロック復号化器505が含まれる。ブロックアドレス計算モジュール710は、符号化画像データ385のヘッダー情報385aを受取るために接続される。またブロックアドレス計算モジュール710は、ブロック取出しモジュール720に対して接続される。ブロック取出しモジュール720は、符号化画像データ385の符号化画像ブロック部390−1−Rを受取るために接続される。またブロック取出しモジュール720は、ブロック復号化器505に対して接続される。
図7Bは、本発明によるランダムアクセスシステム700を用いる、画素270または画像ブロック260に対するランダムアクセスプロセスを示す流れ図である。ある特定の画素270が復号化のために特定されたとき、プロセスは、画像復号化システム230が符号化画像データ385を受取ることを伴い開始される(740)。符号化画像データ385の変更ヘッダー385aが、ブロックアドレス計算モジュール710に送られ、また符号化画像データ385の符号化画像ブロック部390−1−Rが、ブロック取出しモジュール720に送られる。
ブロックアドレス計算モジュール710は、変更ヘッダー385aを読取り、要求された画素270を有する符号化画像ブロック部390−1−Rのアドレスを計算する(745)。計算された(745)アドレスは、画像における画素座標に依存する。計算された(745)アドレスを用いて、ブロック取出しモジュール720は、要求された画素270を有する符号化画像ブロック部390−1−Rの符号化画像ブロック390を識別する。要求された画素270を有する符号化画像ブロック390が一旦識別されると、特定された符号化画像ブロック390のみが処理のためにブロック復号化器505に送られる。
前述の図6Bにおけるプロセスと同様に、ブロック復号化器505は、要求された画素を有する特定された符号化画像ブロック390に対する量子化カラーレベルを計算する(755)。量子化カラーレベルが計算された(755)後に、要求された画素のカラーが選択され(760)、画像復号化システム230から出力される(765)。
画像ブロック260の画素270に対するランダムアクセスにより、画像の断片または必要とする部分のみの選択的な復号化が効果的に可能となる。またランダムアクセスにより、データが必要とされる任意の順序で画像を復号化することが可能になる。例えば、3次元テクスチャマッピング(texture mapping)におい
て、テクスチャの一部のみが必要とされ、また通常これらの部分は幾つかの非連続的な順序付けにおいて必要とされ得る。従って、一部のみまたは画像の断片の処理の場合、本発明は処理効率および能力を向上させる。
本発明は効果的に元の画像310のサイズを24−ビット/画素から集合体4−ビット/画素へ符号化、即ち圧縮し、その後、元の画像310の表示を得るために、符号化画像データ385を復号化、即ち圧縮解除する。さらに、特許請求の範囲に記載されている発明は、例えば、画素270カラーを識別するための余分なビットを必要としないように、そこから追加のカラーが引き出される2つのベースポイントまたはコードワードを用いる。
さらに、本発明は、圧縮速度が固定されたままであることが可能なように、同じ数のビット/ブロックを有する個々のブロック基準におけるデータ圧縮を効果的に実現する。また、決められた数の画素270を有する固定サイズのブロック故に、本発明は、ブロックにおける任意の特定の画素270に対するランダムアクセスを効果的に可能にする。全てのデータのブロックが検索されず、幾つかの画素270のみに対応する表示データに復号化されるので、本発明はシステムリソースの効率的な利用を提供する。
加えて、本発明における固定速度の64−ビットデータブロックの使用は、個々のデータブロックのより迅速な処理を可能にする単純化されたヘッダー情報を有することを絶つ利点がある。また、64−ビットデータブロックは、全データ列が組立てられたユニットを待つ必要がなくなった場合、データブロックが迅速に処理されることを可能にする(例えば、1−クロックサイクルにおいて)。さらに、復号化システムは、例えば2つのコードワードによって決定されたカラーのセットに各画素を復号化することが必要なだけであるので、本発明は、復号化システムのために必要なマイクロチップ空間を低減する。
本発明の特定の実施例および用途について図示および説明してきたが、本発明はここで開示した構成および要素に限定されるべきでなく、本発明の範囲及び精神を逸脱することなく、本発明の装置もしくは方法の詳細および操作を様々に変形及び変更し得るということが、当業者には理解されよう。
本発明によるデータ処理システムのブロック図である。 本発明による画像処理システムのブロック図である。 本発明による画像ブロックのグラフ図である。 本発明による画像符号化器システムの第1の実施例のブロック図である。 本発明による画像符号化器システムの第2の実施例のブロック図である。 本発明による画像ブロック符号化器のブロック図である。 本発明による元の画像のデータシーケンス図である。 本発明による画像符号化器システムから出力された元の画像の符号化画像データのデータシーケンス図である。 本発明による画像ブロック符号化器からの符号化画像ブロックのデータシーケンス図である。 本発明による符号化処理を示す流れ図である。 本発明による符号化処理を示す流れ図である。 本発明による符号化処理を示す流れ図である。 本発明による符号化処理を示す流れ図である。 本発明による符号化処理を示す流れ図である。 本発明による画像復号化システムのブロック図である。 本発明によるブロック復号化器の第1の実施例のブロック図である。 本発明によるブロック復号化器の第2の実施例のブロック図である。 本発明による復号化器ユニットの第1の実施例を示す論理図である。 本発明による復号化処理を示す流れ図である。 本発明による復号化処理を示す流れ図である。 本発明による画素或いは画像ブロックにランダムにアクセスするためのサブシステムのブロック図である。 本発明による画素或いは画像ブロックへのランダムアクセスを示す流れ図である。

Claims (4)

  1. 画像処理システムにおける、変更されたヘッダー及び少なくとも1つの符号化画像ブロックを含む符号化画像から元の画像を生成する方法であって、
    前記符号化画像データを受信する過程と、
    前記符号化画像を前記変更されたヘッダー及び前記各符号化画像ブロックに分解する過程と、
    前記変更されたヘッダーを読み出して、出力ヘッダーを生成する過程と、
    前記各符号化画像ブロックを復号化して、復号化画像ブロックを生成する過程と、
    前記出力ヘッダー及び前記各復号化ブロックを組み入れて、前記元の画像の出力ファイルを生成する過程とを含むことを特徴とする元の画像を生成する方法。
  2. 前記各画像ブロックを復号化する過程が、
    少なくとも1つのコードワードを有するコードワードセットと、少なくとも1つの画素を有するビットマップとを含む前記各符号化画像ブロックを受信する段階と、
    前記符号化画像ブロックのブロックタイプを検出して復号化ユニットを選択する段階と、
    前記コードワードのセットを用いて、前記符号化画像ブロックに対する少なくとも1つの量子化されたカラーレベルを計算する段階と、
    前記ビットマップの各画素を前記符号化画像ブロックの計算された前記量子化されたカラーレベルの1つにマップする段階とをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の元の画像を生成するための方法。
  3. 少なくとも1つの符号化画像ブロックを含む符号化画像ブロック部分及びヘッダー情報を有する符号化画像データファイルからの如何なる特定された画素も処理するシステムであって、
    前記ヘッダー情報を受信して、前記特定された画素を有する符号化画像ブロックのアドレスを計算するために接続されたブロックアドレス計算モジュールと、 前記符号化画像ブロック部分及び前記計算されたアドレスを受信して、前記特定された画素を有する前記符号化画像ブロックを取り出すために接続されたブロック取りだしモジュールと、
    前記取り出された符号化画像ブロックを受信し、前記画像ブロックを復号化して前記特定された画素と関連する量子化されたカラーを生成するために接続されたブロック復号化器とを含むことを特徴とするシステム。
  4. 画像処理システムにおける、少なくとも1つの符号化画像ブロックを含む符号化画像ブロック部分及びヘッダーを有する符号化画像データファイルからの如何なる特定された画素も処理する方法であって、
    前記特定された画素を有する符号化画像ブロックについてのアドレスを計算する過程と、
    前記計算されたアドレスを用いて前記符号化画像ブロックを取り出す過程と、 前記取り出された符号化画像ブロックについての量子化されたカラーレベルを計算する過程と、
    前記特定された画素のカラーを前記量子化されたカラーレベルから選択して出力する過程とを含むことを特徴とする方法。
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