JP2007020190A - デジタルマルチメディア放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルマルチメディア放送受信装置を提供すること。
【解決手段】ユーザーに複数のデジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して自動的に切り替えて当該チャンネルの放送を出力し、上記放送の出力中にユーザーからのキー入力があった場合、チャンネルの自動切り替えを中止して現在出力中の放送を出力し続ける。これにより、ユーザーは、現在放送中の複数のチャンネルの番組を所定の時間間隔で連続して照会する過程中に、視聴若しくは聴取したい番組を便利に選択することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はデジタル放送受信装置及び方法に係り、特に、デジタル放送の自動チャンネル切り替え機能を提供するデジタル放送受信装置に関する。
デジタルマルチメディア放送(Digital Multimedia Broadcasting:以下、DMBと称する。)とは、無指向性の受信アンテナを取り付けた個人携帯向けの受信機または車両用の受信機を介して、移動中であっても各種のマルチメディア放送を多チャンネルで視聴可能にする放送サービスを言う。特に、韓国で採択中の衛星DMBは、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)の標準Rec. BO. 1130−4:System−Eであって、CDMA移動通信と類似した符号分割多重(CDM:Code Division Multiplexing)技術を採択している。
通常、衛星DMBの伝送規格として、動画像専門家グループ(MPEG:Motion Picture Experts Group)−2伝送ストリームを用いる。このDMB放送規格によれば、DMB放送チャンネルは、ウォルシュコード情報を含むCDMチャンネルの構成情報を伝送するパイロットチャンネルと、DMB放送の受信に関する認証情報を伝送する限定受信システム(CAS:Conditional Access System)チャンネルと、サービスチャンネルに関する情報を伝送する電子番組ガイド(EPG:Electronic Program Guide)チャンネルと、実際に伝送ストリーム(Transport Stream;以下、TSと称する。)パケットデータを伝送する少なくとも1つのメディアチャンネルとにより構成される。
デジタル放送センターは、番組仕様情報(PSI:Program Specific Information)をデジタル放送受信装置に伝送し、放送受信装置は、PSIに基づいてユーザーが選択したチャンネルによるTSパケットデータを受信することができる。ここで、PSIとしては、SDT(Service Description Table)、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)がある。SDTは、現在放送中の放送サービスチャンネル及び関連情報を含み、ユーザーは、このSDTに基づいて所望のチャンネルを選択することができる。PATは、現在放送中の放送チャンネル識別子(ID)と、その放送チャンネルの追加情報を持っているPMTのパケット識別子(PID:Packet Identification)を含む。そして、PMTは、個別の放送チャンネルに相当するビデオ及びオーディオTSのPIDsを含む。
すなわち、デジタル放送受信装置は、所定の放送チャンネルのDMBを出力するためには、そのチャンネルのTSパケットデータのPID(Packet Elementary Stream Packet Identification;以下、PES PIDと称する。)値を知る必要がある。このPES PIDは、SDTからユーザーが選択したチャンネルのチャンネルIDを上記PATとPMTから検索することにより知ることができる。
このため、デジタル放送受信装置は、ユーザーが選択したチャンネルによるPES PIDを持ったTSパケットデータのみを受信することにより、ユーザーにユーザーが選択したチャンネルのDMBサービスを提供することができる。このために、デジタル放送受信装置は、デジタル放送受信センターから放送されるTSパケットデータのうち、ユーザーが選択したチャンネルのPES PIDを持ったTSパケットのみをフィルタリングできることが求められる。このために用いられるのが、まさにウォルシュコードである。
ここで、ウォルシュコードとは、一種の直交コードの集まりを意味するものであって、地上波DMBの伝送規格であるMPEG−2においては、特定のチャンネルのTSパケットデータのみをフィルタリングするために用いられる。このウォルシュコードに関する情報は、前述した如きDMB伝送規格の5個のチャンネルのうち、パイロットチャンネルを介して伝送される。デジタル放送受信装置は、パイロットチャンネルから、それぞれのCDMチャンネルについてのPID値の最大範囲とPID値の最小範囲に関する情報を受信する。このため、デジタル放送受信装置は、ユーザーがいずれかのチャンネルを選択する場合、当該チャンネルについてのウォルシュコード値をDMBモジュールに設定し、設定されたウォルシュコードの最大PID値と最小PID値との範囲に入るPES PIDを持ったTSパケットのみをフィルタリングして受信する。
すなわち、デジタル放送受信装置は、ユーザーが選択したチャンネルに相当するTSパケットデータを受信するために、ユーザーが選択したチャンネルによるPMTPID及びPES PIDに相当するウォルシュコードを検索し、ベースバンド処理部において検索したウォルシュコードを設定する過程を経なければならない。
図1は、この種の従来のデジタル放送受信装置のブロック構成図である。図1を参照すると、従来のデジタル放送受信装置は、DMBモジュール10、TSデマルチプレクサ20、コーデック30、スピーカー40及び表示部50を備える。DMBモジュール10は、ユーザーにより選択された放送チャンネルに対応するCDMチャンネルを選択して受信し、当該放送チャンネルに関するTSデータを出力する。このTSは、図2に示す通りである。図2を参照すると、DMBモジュール10から出力されるTS60は、ストリームタイプフィールド61、チャンネルナンバーフィールド62、PIDフィールド63及びオーディオPMT PIDフィールド64を含む。ストリームタイプフィールド61は、TSデータに含まれている情報がオーディオタイプTYPE_AUDIOであるか、ビデオタイプTYPE_VIDEOであるかを示す。チャンネルナンバーフィールド62は、現在のチャンネル番号を示す。PIDフィールド63は、現在のチャンネルについてのPIDを示す。このとき、現在のチャンネルがオーディオストリームであれば、オーディオサービスIDとなり、ビデオストリームであれば、当該チャンネルのPMT PIDとなる。オーディオPMT PIDフィールド64は、ストリームのタイプがオーディオである場合に限って有効となるフィールドであり、当該オーディオチャンネルのPMT PIDとなる。ストリームのタイプがオーディオではなかった場合、「0」を送る。
このTSデータを受信したTSデマルチプレクサ20は、TSパケットデータを各放送チャンネル別にデマルチプレキシングしてコーデック30に送る。コーデック30は、デジタル信号を音声信号または映像信号に変換してそれぞれスピーカー40及び表示部50に出力する。
かかるデジタル放送受信装置において、ユーザーは、現在放送中の多数の番組のうち所望の番組を選択するために、手動でチャンネル切り替えキーを連続して入力しながら、現在放送中の番組を一つ一つ照会する過程で、上記チャンネル切り替えを一回行うのにかかる時間が概ね4−5秒となる。このため、従来の装置によれば、所望の放送を選択したいユーザーにとって、多大な不便さを招いていた。
そこで、本発明の目的は、デジタル放送受信装置において、ユーザーに自動チャンネル切り替えモードを提供するための方法及びそのデジタル放送受信装置を提供するところにある。
また、本発明の他の目的は、デジタル放送受信装置において、自動チャンネル変換モード時に放送チャンネル切り替えによる時間を最小化してチャンネルを切り替えることのできる装置を提供するところにある。
前述した目的を達成するために、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置は、複数のチャンネルのデジタル放送を受信するためのDMBモジュールと、上記デジタル放送のビデオ及びオーディオ信号を出力する出力部と、上記DMBモジュールが上記複数のチャンネルを所定の期間間隔で連続して自動的に切り替えてデジタル放送を受信するように制御し、上記DMBモジュールが受信した上記デジタル放送データを上記出力部に伝送する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置は、少なくとも2つの放送チャンネルを受信し、当該放送チャンネルに関する伝送ストリームデータを生成して出力するDMBモジュールと、上記デジタル放送のビデオ及びオーディオ信号を出力する出力部と、所定の時間間隔ごとに所定の放送チャンネル一覧により決まった少なくとも2つの放送チャンネルを上記DMBモジュールで受信するように制御するチャンネル設定制御部と、上記少なくとも2つの放送チャンネルデータをそれぞれバッファリングする少なくとも2つのバッファと、上記少なくとも2つのバッファと上記出力部との間に位置し、上記所定の時間間隔ごとに上記少なくとも2つのバッファを交互に上記出力部にスイッチングするスイッチとを備えることを特徴とする。
さらに、本発明のさらに他の実施の形態によるデジタル放送受信装置は、デジタル放送を受信するためのDMBモジュールと、上記デジタル放送のビデオ信号を出力する表示部と、自動チャンネル切り替えモードにおいて、所定のチャンネル一覧に基づいて上記DMBモジュールが複数のチャンネルを所定の期間間隔で連続して自動的に切り替えてデジタル放送を受信するように制御して、上記表示部の主画面上には現在視聴中のチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示され、かつ、副画面上には上記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示されるように制御し、上記副画面上に上記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示されている最中に所定のイベントの発生が感知されたとき、上記副画面上に表示していたデジタル放送のビデオ信号を上記表示部の全画面に表示するように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によるデジタル放送受信装置は、複数のデジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して自動的に切り替えて当該チャンネルの放送を出力し、上記放送の出力中にユーザーのキー入力があった場合、チャンネルの自動切り替えを中止して現在出力中の放送を出力し続けることにより、ユーザーが現在放送中の多数の番組のうちから視聴したい番組を選択するために、手動でチャンネル切り替えキーを連続して入力しながら現在放送中の番組を一々照会しなければならないという不都合を低減し、上記チャンネル切り替えの所要時間を最小化する。
以下、添付した図面に基づき、本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。本発明を説明するに当たって、関連する公知の機能あるいは構成についての詳細な説明が本発明の要旨を余計に曖昧にすると認められる場合、その詳細な説明を省く。
本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置は、複数のデジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して切り替えながら、デジタル放送をユーザーに出力できるように構成されている。そして、デジタル放送受信装置は、デジタル放送をユーザーに出力する最中にユーザーからキー入力があった場合、チャンネルの自動切り替えを中止して現在出力中の放送を出力し続ける。これにより、ユーザーは、デジタル放送受信装置において、現在放送中の複数のデジタル放送チャンネルを何ら操作することなく自動的に切り替えながら照会することができ、所望の放送が出力されるとき、当該放送を選択するだけで、上記放送を視聴若しくは聴取し続けることが可能になる。
また、本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置は、自動チャンネル切り替えモード時に、デジタル放送チャンネルの切り替えによる待ち時間を最小化するために、現在出力すべきデジタル放送チャンネルの直後に出力すべきデジタル放送チャンネルを予め受信するようになっている。具体的に、デジタル放送受信装置は、ビデオ放送チャンネルに適用するために、ビデオ放送のための2つの放送チャンネルに対応する少なくとも4つのCDMチャンネルを開く。そして、デジタル放送受信装置は、受信される2つの放送チャンネルのうち、一方の放送チャンネルデータは出力表示し、他方の放送チャンネルデータはバッファリングする。所定の期間が経過後、デジタル放送受信装置は、バッファリングされた放送チャンネルデータを出力し、さらに他の放送チャンネルデータを受信してバッファリングする。このとき、他方の放送チャンネルは既にバッファリングされていることから、従来より、チャンネルを切り替えるときに放送の出力までにかかる時間が最小となる。このように、デジタル放送受信装置においては、各放送チャンネルの表示の合間に所定の時間間隔で行われる放送チャンネルの切り替えの所要時間を最小化している。
図3は、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置のブロック構成図である。
図3を参照すると、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置は、デジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して切り替えながら、各チャンネルのデジタル放送を出力する。このために、デジタル放送受信装置は、DMBモジュール100、TSデマルチプレクサ110、タイマー150、チャンネル設定制御部160、コーデック170、スピーカー180及び表示部190を備える。
DMBモジュール100は、チャンネル設定制御部160から所定のデジタル放送チャンネルを設定され、設定されたデジタル放送チャンネルを受信する。チャンネル設定制御部160は、所定の放送チャンネル一覧により決まったデジタル放送チャンネルをDMBモジュール100において受信するように設定する。
そして、チャンネル設定制御部160は、所定の時間間隔でタイマー150から割り込み信号を受信する。タイマー150は、所定の時間間隔で割り込み信号をチャンネル設定制御部160に供給する。チャンネル設定制御部160は、タイマー150から割り込み信号を受信すると、所定のチャンネル一覧に基づき、現在受信中のデジタル放送チャンネルを除く他のデジタル放送チャンネルを受信するようにDMBモジュール100に設定する。すなわち、チャンネル設定制御部160は、DMBモジュール100が受信するデジタル放送チャンネルを切り替えるように制御する。このように、チャンネル設定制御部160は、複数のデジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で切り替えながらデジタル放送を受信するようにDMBモジュール100を制御する。
ここで、複数のデジタル放送チャンネルに関する情報は、EPGチャンネルを介して得られる。そして、所定の放送チャンネル一覧は、ユーザーの放送チャンネル選好度に基づき、デジタル放送受信装置において自動的に生成されても良い。また、所定の放送チャンネル一覧は、ユーザーの選択によりその放送チャンネルの順番が決まっても良い。あるいは、チャンネル設定制御部160は、EPGチャンネルを介して得られた放送チャンネル一覧をそのまま用いても良い。
さらに、チャンネル設定制御部160は、デジタル放送受信装置において発生する所定のイベントに応答して、デジタル放送チャンネルを切り替えながらDMBモジュール100に設定する動作を中止する。このとき、所定のイベントは、ユーザーによるキー入力であっても、バッテリーの不足であっても良い。また、イベントは、デジタル放送受信装置が移動通信端末に実装されている場合には、呼の着信であっても、メッセージの着信であっても良い。ところが、本発明はこれに限定されるものではなく、所定のイベントは、デジタル放送受信装置におけるあらゆるイベント及びデジタル放送受信装置と連動する他の装置におけるあらゆるイベントを含む。
図3に戻り、DMBモジュール100は、チャンネル設定制御部160において決まったデジタル放送チャンネルに対応するCDMチャンネルを開き、放送チャンネルデータを受信する。そして、DMBモジュール100は、受信した放送チャンネルデータをによるTSデータを生成してTSデマルチプレクサ110に送る。
TSデマルチプレクサ110は、DMBモジュール100を介してTSデータを受け取ると、これをデマルチプレキシングしてコーデック170に供給する。コーデック170は、デジタル信号を音声信号または映像信号に変換してそれぞれスピーカー180及び表示部190に出力する。スピーカー180は音声信号を出力し、表示部190は映像信号を出力する。
このとき、デジタル放送受信装置から出力されるデジタル放送は、各種の方式により表示可能である。例えば、映像信号は、デジタル放送受信装置の表示部190の全画面に表示可能である。
他の例として、映像信号は、デジタル放送受信装置の表示部190上にPIP(Picture in picture)方式により全画面の一部に表示可能である。すなわち、表示部190の主画面上に他の動画像または映像が表示されている状態で、自動チャンネル切り替えの行われるデジタル放送が表示部190画面の一部である副画面上に表示される。この場合、デジタル放送受信装置は、デジタル放送チャンネルの音声信号をスピーカー180に出力しないのが好ましい。
このように、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置は、所定の時間間隔でデジタル放送チャンネルを自動的に切り替えながら出力することから、ユーザーは、何ら操作をすることなく、複数の放送番組を連続して視聴することができる。そして、デジタル放送受信装置は、所望のデジタル放送の出力時にキー入力やイベントの発生があれば、自動チャンネル切り替えモードを終了する。
図4は、本発明の一実施の形態による、自動チャンネル切り替えモード時のデジタル放送受信方法を示す制御の流れ図である。
図4を参照すると、デジタル放送受信装置は、ステップS310において、ユーザーにより自動チャンネル切り替えモードが選択されたかどうかを判断する。ユーザーにより自動チャンネル切り替えモードが選択された場合、デジタル放送受信装置は、ステップS320へ進み、所定の時間間隔でデジタル放送を切り替えて出力する。このとき、所定の期間は、デジタル放送チャンネルの切り替えにかかる時間と、ユーザーが当該デジタル放送チャンネルがどの放送チャンネルであるかを認知可能な時間とを合計して決まる。例えば、所定の期間は、約10秒以内であることが好ましい。デジタル放送チャンネルの切り替えに略3−4秒がかかり、ユーザーは、5−6秒をかけてデジタル放送を視聴し、自分が視聴したいデジタル放送であるかどうかを認知して選択することができる。これにより、デジタル放送受信装置は、デジタル放送チャンネルの切り替え中には、格納されている静止画像及び動画像を表示することができる。このとき、予め格納されている写真を表示することもできる。
一方、前述したように、自動チャンネル切り替えの行われるデジタル放送は、表示部190の全画面に表示されてもよく、PIP方式により全画面の一部に表示されても良い。
次いで、デジタル放送受信装置は、ステップS330において、所定のイベントが発生したかどうかを判断する。所定のイベントは、ユーザーによるキー入力であっても良い。ユーザーは、循環的に所定の時間間隔で出力される放送のうち所望の放送チャンネルが出力されるとき、所定のキーなどを用いて当該放送を選択することができる。このとき、ユーザーは、デジタル放送受信装置に設けられているいかなるキーを押下しても、所望のデジタル放送チャンネルを選択することができる。もちろん、デジタル放送受信装置に設けられているキーのうち任意のキー、デジタル放送チャンネルを選択可能な所定のキーを割り当てても良い。
所定のイベントとは、デジタル放送受信装置において、デジタル放送の出力よりもプライオリティの高い割り込みが発生することを意味する。前述したように、移動通信端末とデジタル放送受信装置が統合されている装置においては、呼の着信、SMSメッセージの着信、アラーム、スケジュールなどが所定のイベントになりうる。所定のイベントが発生した場合、デジタル放送受信装置はステップS340へ進み、選択された放送を出力し続ける。
一方、映像信号は、デジタル放送受信装置の表示部190上にPIP方式により全画面の一部、すなわち、副画面に表示されるときに所定のイベントが発生すると、デジタル放送受信装置は、副画面に表示中のデジタル放送チャンネルを主画面に切り替えて表示し続ける。このとき、副画面には、他のデジタル放送チャンネルが切り替えられながら表示可能である。または、表示部190上に副画面が表示されないこともある。これは、ユーザーまたはメーカーによるオプションである。
そして、デジタル放送受信装置は、所定のイベントが発生しなかった場合、ステップS320へ戻り、所定の時間間隔でデジタル放送チャンネルを切り替えて出力する。
上記本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置においては、チャンネルの切り替えにかかる時間が略4−5秒であり、放送チャンネルの切り替え後、ユーザーは、長い時間を待たなければならないという不都合がある。これを考慮して、本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置おいては、自動チャンネル切り替えモード時におけるチャンネル切り替えの所要時間を最小化している。
図5は、本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置のブロック構成図である。
図5を参照すると、デジタル放送受信装置は、DMBモジュール100、TSデマルチプレクサ110、第1のチャンネルバッファ120、第2のチャンネルバッファ130、スイッチ140、タイマー150、チャンネル設定制御部160、コーデック170、スピーカー180及び表示部190を備える。
本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置は、デジタル放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して切り替えながら、各チャンネルのデジタル放送を出力する。このため、DMBモジュール100は、現在出力すべき放送チャンネルと、次に出力すべき放送チャンネルとを受信する。そして、DMBモジュール100は、チャンネル設定制御部160により所定の時間間隔で受信する放送チャンネルを変更する。チャンネル設定制御部160は、受信すべきCDMチャンネルに対応するウォルシュコードを設定する。
具体的に、DMBモジュール100は、チャンネル設定制御部160により決まった2つの放送チャンネルによるCDMチャンネルを受信する。そして、DMBモジュール100は、受信した放送チャンネルに関するTSデータを生成して出力する。これらの2つの放送チャンネルの一方は、現在の時点でユーザーにバッファリングされると同時に出力され、他方はバッファリングされる。そして、2つの放送チャンネルは、チャンネル設定制御部160において所定の放送チャンネル一覧に基づいて決まった後、DMBモジュール100に供給される。
チャンネル設定制御部160は、所定の時間間隔ごとにこの放送チャンネル一覧に基づいて決まった2つの放送チャンネルをDMBモジュール100において受信するように制御する。このとき、所定の期間の経過は、タイマー150からチャンネル設定制御部160へと報知される。すなわち、タイマー150は、所定の時間間隔で割り込み信号を出力し、割り込み信号をスイッチ140及びチャンネル設定制御部160に送る。チャンネル設定制御部160は、タイマー150から割り込み信号を受信したとき、DMBモジュール100に現在受信されている2つの放送チャンネルのうち未出力の放送チャンネルと現在受信されていない他方の放送チャンネルを受信するように制御する。
すなわち、チャンネル設定制御部160は、DMBモジュール100が受信するデジタル放送チャンネルを切り替えるように制御するが、デジタル放送チャンネルを現在出力すべきチャンネルと次に出力すべきチャンネルにより所定の時間間隔で切り替えながら、デジタル放送を受信するようにDMBモジュール100を制御する。現在受信中の放送チャンネルとは、多数のDMBチャンネルのうち現在DMBモジュール100が受信している放送チャンネルを意味し、現在未受信のチャンネルとは、上記多数のDMBチャンネルのうち、上記受信中の放送チャンネルを除く他の放送チャンネルを意味する。DMBモジュール100は、本発明の一実施の形態により2つの放送チャンネルを受信している。これらのうち一方の放送チャンネルはスピーカー180または表示部190を介して出力しており、他方の放送チャンネルは出力していない。本発明によるチャンネル設定制御部160は、上記割り込み信号を受信すると、現在受信中の2つの放送チャンネルのうち、スピーカー180または表示部190を介して出力していない放送チャンネルと、現在未受信中の次の順番の放送チャンネルを受信するようにDMBモジュール100を制御する。DMBモジュール100は、チャンネル設定制御部160において決まった2つの放送チャンネルに対応するCDMチャンネルを開いて放送チャンネルデータを受信する。そして、モジュール100は、受信した放送チャンネルデータを用い、図6に示すTSデータを生成する。具体的に、DMBモジュール100は、受信した2つの放送チャンネルのストリームタイプ、チャンネル番号及びPIDを見て、2つのチャンネルに関するTSデータをTSデマルチプレクサ110に送る。
図6を参照すると、DMBモジュール100から出力されるTS200は、モードフィールド210と、一方の放送チャンネルのためのストリームタイプフィールド220、チャンネルナンバーフィールド230、PIDフィールド240及びオーディオPMTPIDフィールド250と他の放送チャンネルのためのストリームタイプフィールド260、チャンネルナンバーフィールド270、PIDフィールド280及びオーディオPMT PIDフィールド290を含む。
モードフィールド210は、自動チャンネル切り替えモードであるか、通常のチャンネル切り替えモードであるかを区別するためのものである。例えば、0x00は、通常のチャンネル割当モードを示す値であり、0x01は、自動チャンネル切り替えモードを示すための値である。そして、一方の放送チャンネルのためのフィールド220−250は、図2において述べたように、現在のチャンネルに関する情報となり、他の放送チャンネルのためのフィールド260−290は、次のチャンネルに関する情報となる。次のチャンネルに関する情報は、チャンネル切り替えモードが自動チャンネル切り替えモードである場合に限って有効となるフィールドである。このように、DMBモジュール100は、本発明により現在チャンネルについての放送チャンネルデータと次のチャンネルについての放送チャンネルデータを受信し、2つのチャンネルに関するTSデータをTSデマルチプレクサ110に送る。
TSデマルチプレクサ110は、DMBモジュール100を介してTSデータを受け取ると、各放送チャンネル別にデマルチプレキシングして第1のチャンネルバッファ120及び第2のチャンネルバッファ130にそれぞれ供給する。第1のチャンネルバッファ120は、第1のビデオバッファと第1のオーディオバッファを備える。そして、第2のチャンネルバッファ130は、第2のビデオバッファと第2のオーディオバッファを備える。一方の放送チャンネルに関するビデオチャンネルデータは、第1のビデオバッファに格納され、オーディオチャンネルデータは、第1のオーディオバッファに格納される。同様に、他方の放送チャンネルに関するビデオチャンネルデータは第2のビデオバッファに格納され、オーディオチャンネルデータは第2のオーディオバッファに格納される。これらの各チャンネルバッファ120、130に格納された放送チャンネルデータは、スイッチ140によりコーデック170に選択的に出力される。スイッチ140は、タイマー150により所定の時間間隔で第1のチャンネルバッファ120と第2のチャンネルバッファ130をコーデック170に切り替える。
コーデック170は、スイッチ140を介して第1のチャンネルバッファ120または第2のチャンネルバッファ130からのデジタル信号を音声信号または映像信号に変換し、それぞれスピーカー180及び表示部190に出力する。スピーカー180は音声信号を出力し、表示部190は映像信号を出力する。
このように、本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置は、自動チャンネル切り替えモード時に所定の時間間隔で放送チャンネルを切り替えるのに必要な時間を最小化する。
図7は、本発明の他の実施の形態による、自動チャンネル切り替えモード時におけるデジタル放送の受信方法を示す制御の流れ図である。
図7を参照すると、デジタル放送受信装置は、自動チャンネル切り替えモードに入ると、ステップS410において、所定の放送チャンネル一覧に基づいて2つの放送チャンネルを受信するようにウォルシュコードを設定する。2つの放送チャンネルの一方は、ユーザーに直ちに出力する放送チャンネルであり、他方は、上記放送チャンネルの表示の直後に出力する放送チャンネルである。
具体的に、デジタル放送受信装置は、受信すべきCDMチャンネルについてのウォルシュコード値をDMBモジュール100に設定し、設定されたウォルシュコードのPIDの最大値とPIDの最小値との間の範囲内に入るPES PIDをもったTSパケットのみをフィルタリングして受信する。すなわち、デジタル放送受信装置は、受信すべき放送チャンネルについてのウォルシュコードをDMBモジュールに設定する。次いで、デジタル放送受信装置は、ステップS420において、設定されたウォルシュコードにより2つの放送チャンネルによるCDMチャンネルを受信し、ステップS430において、受信した2つの放送チャンネルデータを含むTSパケットデータを生成する。
次いで、デジタル放送受信装置は、ステップS440において、TSパケットデータを各放送チャンネル別にデマルチプレキシングしてバッファリングし、バッファリングされた一方の放送チャンネルのビデオデータ及びオーディオデータを出力する。
そして、デジタル放送受信装置は、ステップS450において、所定のイベントが発生したかどうかを判断する。所定のイベントの発生とは、デジタル放送受信装置において、デジタル放送の出力よりもプライオリティの高い割り込みが発生したことを意味する。前述したように、イベントは、ユーザーによるキー入力であっても良い。ユーザーは、デジタル放送受信装置に設けられているキーのうちいかなるキーを押下しても、所望のデジタル放送チャンネルを選択することができる。
所定のイベントが発生した場合、デジタル放送受信装置は、自動チャンネル切り替えモードを終了し、現在出力中の放送チャンネルを出力し続ける。すなわち、デジタル放送受信装置は、チャンネルの自動切り替えを中止して現在出力中の放送を出力し続ける。
デジタル放送受信装置は、所定のイベントが発生せず、且つ、ステップS460において所定の期間が経過している場合、ステップS470において、バッファリングされた他方の放送チャンネルのビデオ及びオーディオデータを出力する。例えば、所定の期間は、デジタル放送チャンネルの切り替えにかかる時間が最小となるため、ユーザーがデジタル放送を視聴して、自分が視聴したいデジタル放送であるかどうかを認知して選択できる期間分に決まるのが好ましい。もちろん、所定の時間間隔は、ユーザーにより設定可能である。
次いで、デジタル放送受信装置は、ステップS490において、自動チャンネル切り替えモードが終了していなかったとき、ステップS410へ戻り、所定の放送チャンネル一覧に基づいて2つの放送チャンネルを受信する。
これにより、デジタル放送受信装置は、再び、現在表示部やスピーカーに出力すべき放送チャンネルと、該放送チャンネルに続いて出力すべき放送チャンネルを受信するようにDMBモジュールを制御する。
例えば、デジタル放送受信装置は、下記表1に示す所定の放送チャンネル一覧をもっている場合、自動チャンネル切り替えモード時にチャンネル1を現在出力すべきデジタル放送として受信し、チャンネル2を次に出力すべきデジタル放送として受信する。次いで、デジタル放送受信装置は、チャンネル1のデジタル放送データを出力し、チャンネル2のデジタル放送データはバッファリングする。
Figure 2007020190
その後、所定の期間が経過し、且つ、所定のイベントが発生しなかった場合、デジタル放送受信装置は、チャンネル1のデジタル放送受信及びチャンネル2のデジタル放送バッファリングを中止し、現在出力すべきチャンネル2のデジタル放送と、次に出力すべきチャンネル3のデジタル放送を受信する。そして、デジタル放送受信装置は、チャンネル2のデジタル放送を出力し、チャンネル3のデジタル放送をバッファリングする。このようにして、デジタル放送受信装置は、放送チャンネル一覧のデジタル放送チャンネルを所定の期間間隔で連続して出力する。
要するに、デジタル放送受信装置は、先ず、チャンネル1とチャンネル2を受信し、所定の期間後にチャンネル2とチャンネル3を受信し、さらに所定の期間後にチャンネル3とチャンネル4を受信するような方式により、デジタル放送受信チャンネルを切り替えながら受信する。
そして、所定のイベントが発生すると、デジタル放送受信装置は、チャンネルの自動切り替えを中止して現在出力中の放送を持続的に受信して出力する。
これにより、ユーザーは、デジタル放送受信装置において、デジタル放送チャンネル一覧にある放送チャンネルを所定の時間間隔で連続して照会することができる。ユーザーは、現在出力中の放送を視聴したい場合、所定のキー入力だけで当該放送を選択することができる。
一方、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
従来のデジタル放送受信装置のブロック構成図である。 従来のTSの構造図である。 本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置のブロック構成図である。 本発明の一実施の形態による、自動チャンネル切り替えモード時におけるデジタル放送の受信方法を示す制御の流れ図である。 本発明の他の実施の形態によるデジタル放送受信装置のブロック構成図である。 本発明の実施の形態によるTSの構造図である。 本発明の他の実施の形態による、自動チャンネル切り替えモード時におけるデジタル放送の受信方法を示す制御の流れ図である。
符号の説明
100:DMBモジュール
110:TSデマルチプレクサ
150:タイマー
160:チャンネル設定制御部
170:コーデック
180:スピーカー
190:表示部

Claims (20)

  1. デジタル放送受信装置において、
    複数のチャンネルのデジタル放送を受信するためのデジタルマルチメディア放送(DMB)モジュールと、
    前記デジタル放送のビデオ及びオーディオ信号を出力する出力部と、
    前記DMBモジュールが前記複数のチャンネルを所定の期間間隔で連続して自動的に切り替えてデジタル放送を受信するように制御し、前記DMBモジュールが受信した前記デジタル放送データを前記出力部に伝送する制御部と
    を備えることを特徴とする装置。
  2. 前記制御部は、常時、出力部が前記放送を出力する最中にユーザーのキー入力があった場合、前記DMBモジュールがチャンネルの自動切り替えを中止して、現在受信中の放送を受信し続けるように制御することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御部は、常時、出力部が前記放送を出力する最中にイベントの発生を感知したとき、前記DMBモジュールがチャンネルの自動切り替えを中止して、現在受信中の放送を受信し続けるように制御することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記所定の放送チャンネル一覧は、ユーザーの放送チャンネル選好度及びユーザーの選択のうちどちらか一方により決まることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記所定の放送チャンネル一覧は、サービス放送チャンネルに関する情報を送信する電子番組ガイド(EPG)チャンネルから得られることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記所定の期間間隔を前記制御部に報知するタイマーをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記デジタル放送受信装置は、デジタル放送チャンネルの切り替え中に、格納されていた静止画像及び動画像のうちどちらか一方を出力することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記デジタル放送受信装置が移動通信端末に実装されている場合、前記イベントは、呼の着信、SMSメッセージの着信、アラーム及びスケジュール告知のうちいずれか1種であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  9. 前記所定の放送チャンネル一覧は、ユーザーの選択により決まることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  10. デジタル放送受信装置において、
    少なくとも2つの放送チャンネルを受信し、当該放送チャンネルに関する伝送ストリームデータを生成して出力するDMBモジュールと、
    前記デジタル放送のビデオ及びオーディオ信号を出力する出力部と、
    所定の時間間隔ごとに所定の放送チャンネル一覧により決まった少なくとも2つの放送チャンネルを前記DMBモジュールで受信するように制御するチャンネル設定制御部と、
    前記少なくとも2つの放送チャンネルデータをそれぞれバッファリングする少なくとも2つのバッファと、
    前記少なくとも2つのバッファと前記出力部との間に位置し、前記所定の時間間隔ごとに前記少なくとも2つのバッファを交互に前記出力部にスイッチングするスイッチと
    を備えることを特徴とする装置。
  11. 前記制御部は、前記出力部が前記放送を出力する最中にユーザーのキー入力があった場合、前記DMBモジュールがチャンネルの自動切り替えを中止して、現在受信中の放送を受信し続けるように制御することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記制御部は、前記出力部が前記放送を出力する最中にイベントの発生を感知したときには、前記DMBモジュールがチャンネルの自動切り替えを中止して、現在受信中の放送を受信し続けるように制御することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記所定の期間間隔を前記制御部に報知するタイマーをさらに有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  14. 前記少なくとも2つのバッファは、それぞれビデオデータをバッファリングする第1のバッファと、オーディオデータをバッファリングする第2のバッファとを有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  15. 前記伝送ストリームは、自動チャンネル切り替えモードであるか、通常のチャンネル切り替えモードであるかを区別するためのモードフィールドを含むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  16. 前記所定の放送チャンネル一覧は、ユーザーの放送チャンネル選好度及びユーザーの選択のうちどちらか一方により決まることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  17. 前記所定の放送チャンネル一覧は、サービス放送チャンネルに関する情報を送信するEPGチャンネルから得られることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  18. 前記デジタル放送受信装置が移動通信端末に実装されている場合、前記イベントは、呼の着信、SMSメッセージの着信、アラーム及びスケジュール告知のうちいずれか1種であることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  19. デジタル放送受信装置において、
    デジタル放送を受信するためのDMBモジュールと、
    前記デジタル放送のビデオ信号を出力する表示部と、
    自動チャンネル切り替えモードにおいて、所定のチャンネル一覧に基づいて前記DMBモジュールが複数のチャンネルを所定の期間間隔で連続して自動的に切り替えてデジタル放送を受信するように制御して、前記表示部の主画面上には現在視聴中のチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示され、かつ、副画面上には前記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示されるように制御し、前記副画面上に前記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示されている最中に所定のイベントの発生が感知されたとき、前記副画面上に表示していたデジタル放送のビデオ信号を前記表示部の全画面に表示するように制御する制御部と
    を備えることを特徴とする装置。
  20. スピーカーをさらに有し、
    前記副画面上に前記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のビデオ信号が表示されている最中に、前記制御部が前記自動切り替えの行われるチャンネルに相当するデジタル放送のオーディオ信号が前記スピーカーへと送られないように制御することを特徴とする請求項19に記載の装置。
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