JP2007019858A - 光波長多重信号送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光WDMネットワークの通信ノード間の伝送損失に応じて構成を適合させることのできる光波長多重信号送受信装置を提供する。
【解決手段】 本発明の一実施例によれば、通信ノード間の伝送損失に応じて、光波長多重信号送受信装置の電気/光変換回路および光/電気変換回路の構成を変えることができる。電気/光変換回路は、例えば、安価で波長の設定精度が緩い光源を用いた第1の構成と、十分な精度で波長制御された光源を用いた第2の構成を選択できるようにする。また、光/電気変換回路は、例えば、安価で受光感度の大きいPINフォトダイオードを用いた第1の構成と、高価で受光感度の小さいアバランシェフォトダイオードを用いた第2の構成を選択できるようにする。これらの構成を組み合わせることにより、通信ノード間の伝送損失に適合した構成の光波長多重信号送受信装置を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の光信号を波長多重して送受信を行う光波長多重信号送受信装置に関する。
複数の光信号を異なる波長の光に乗せて1芯の光ファイバで伝送する波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送システムは、伝送路の容量を増大させることができ、既に基幹系システムを中心に導入が進んでいる。また、WDM伝送システムの中でも、利用する波長間隔を20nmに広げて、レーザー発振波長の製造ばらつきと、温度によるレーザー発振波長の変動を許容するCWDM(Coarse WDM)伝送システムは、無温調直接変調型光源を使用できるので低コスト化に有利である。
さらに近年、光信号の波長を、伝送路容量の増大に利用するだけでなく、ネットワークの経路設定に用いる波長ルーティングの検討も進んでおり、その一例としてフルメッシュ光WDMネットワークがある。
図6は、このようなフルメッシュ光WDMネットワークの一例を示している。このフルメッシュ光WDMネットワークは、N入力N出力の波長ルーティングを行うN×N光波長合分波装置601と、複数の通信ノード602−1〜Nとから構成されている。図6では、複数の通信ノード602−1〜Nが光ファイバ603を介してN×N光波長合分波装置601に接続され、スター型の構成をなしている。この構成では、光波長合分波装置601の機能により、各通信ノード間でフルメッシュの光ファイバを敷設した場合と同じ接続性が得られ、各通信ノード間で大容量のデータを低遅延で送受信することが可能となる。
図7は、光波長合分波装置601を実現する構成の一例を示している。図7では、アレイ導波路回折格子型光合分波回路(以下、「AWG」と称する)702と光カプラ703を組み合わせて、全体として4×4光波長合分波装置を構成している。
この構成において、波長間隔Δλで4波多重されたWDM信号が4つの入力ポート701を介して入力される。図7では、これらのWDM信号をアルファベットと数字の組(A1、B1など)で表しており、それぞれ入力ポートと波長の番号を表している。すなわち、アルファベットが同じ光信号は、同じ入力ポートに入力された光信号であり、数字が同じ光信号は、同じ波長の光信号である。例えば、A1とA2は波長が異なるが、同じポート(ポート1)に入力され、C1とD1は波長が同じであるが、異なるポート(ポート3および4)に入力されることを示している。したがって、入力されたWDM信号は、AWG702の波長合分波特性に従って、図7に示すように分波されて出力される。
分波された光信号は、2×1光カプラ703によって合波され、出力ポート704を介して出力される。結果として、この4×4光波長合分波装置により、4波多重されたWDM信号を各通信ノード602間でフルメッシュの接続性を提供することができる(特許文献1参照)。
図8は、通信ノード602の光波長多重信号送受信装置を実現する構成の一例を示している。光波長多重信号送受信装置800は、上りの経路において、光信号が入力ポート801を介して入力され、光/電気変換回路802によって電気信号に変換される。変換された電気信号は、電気/光変換回路駆動回路803によって整形された後、電気/光変換回路804によって所定の波長の光信号に変換される。変換された光信号は、光合波回路805によって合波され、波長多重された光信号が出力ポート806を介して出力される。下りの経路においては、波長多重された光信号が入力ポート807を介して入力され、光分波回路808によって分波される。分波された光信号は、光/電気変換回路809によって電気信号に変換され、電気/光変換回路駆動回路810によって整形された後、電気/光変換回路811によって光信号に変換され、出力ポート812を介して出力される。光合波回路805また光分波回路808には、干渉膜フィルタを用いた波長合分波装置やAWGを用いた波長合分波装置が用いられる(特許文献2参照)。
このようにして構成されるフルメッシュ光WDMネットワークにおいても、CWDM伝送のように、無温調直接変調光源などの波長設定精度の緩い光源を使用することができる技術を採用すると、ネットワークを低廉に構成する上で有利であることは通常のWDM伝送システムと変わりない。
特開平9−105828号公報 特許3535809号公報
しかしながら、このようなフルメッシュ光WDMネットワークでは、通信ノードと光波長合分波装置との間の伝送損失を考慮してネットワークを構成する必要がある。この制約は、通信ノード602と光波長合分波装置601との間の距離に応じて伝送損失が異なるため、実際的な問題となる。また、従来の光波長多重信号送受信装置では、すべての信号波長に対して同じ装置構成としているために、すべての通信ノード間で通信を行うためには、伝送損失が最も大きい経路に合わせてネットワークを構成しなければならないという問題があった。
この問題に対処するために、従来の光WDMネットワークでは、伝送損失の大きい経路に光増幅器を設置して、その経路の伝送距離を拡大する手法が知られている。この手法は、波長間隔が密なDWDM(Dense WDM)伝送では、光波長多重信号送受信装置内の光分波回路で光増幅器によって生じた雑音を取り除くことができるため有効である。しかし、CWDM伝送のように、波長間隔が比較的広いWDM伝送では、光分波回路で光増幅器によって生じた雑音を十分に取り除くことができず、受信信号が劣化し、伝送距離の拡大の効果が小さいという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、光WDMネットワークにおいて、通信ノード間の伝送損失に応じて構成を適合させることのできる光波長多重信号送受信装置を提供することにある。
本発明はこのような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、光WDMネットワークを介して複数の通信ノードとの間で通信を行う光波長多重信号送受信装置であって、複数の送信器からの光信号を波長多重して、前記複数の通信ノードへ送信する送信部と、波長多重された光信号を分波して、前記複数の通信ノードからの光信号を複数の受信器でそれぞれ受信する受信部とを備えた光波長多重信号送受信装置において、前記各通信ノードとの伝送損失に応じて、対応する送信器または受信器の構成を適合させたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光波長多重信号送受信装置において、前記送信器は、光信号の出力強度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の光波長多重信号送受信装置において、前記受信器は、光信号の最小受信感度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、前記送信器は、光信号の変調方式が異なる構成によって適合されたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、前記送信器は、光源の波長精度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、前記送信器は、光信号のS/N比が異なる構成によって適合されたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置であって、波長間隔が20nmであるCWDMネットワークを介して複数の通信ノードとの間で通信を行うように構成されたことを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施例による光波長多重信号送受信装置を示す。光波長多重信号送受信装置100では、上りの経路において、8つの異なる光信号が入力ポート101からそれぞれ入力され、8波多重された光信号が1つの出力ポート106から出力される。また、下りの経路においては、8波多重された光信号が1つの入力ポート107から入力され、8つの異なる光信号が出力ポート112からそれぞれ出力される。
この光波長多重信号送受信装置100では、上りの経路において、入力ポート101を介して入力された波長の異なる8つの光信号が光/電気変換回路102によって電気信号に変換され、電気/光変換回路駆動回路103によって波形整形される。この電気/光変換回路駆動回路103では、後段の電気/光変換回路104から適切な光信号が出力されるように波形が調整される。調整された電気信号は、電気/光変換回路104によって適切な波長の光信号に変換される。ここで、適切な波長とは、例えばCWDM伝送で使用される光フィルタに適合した波長であり、各電気/光変換回路は電気信号を、例えば表1に示す帯域内の波長の光信号に変換する。変換された光信号は、光合波回路105によって合波され、波長多重された光信号が出力ポート606を介して出力される。
Figure 2007019858
一方、下りの経路では、入力ポート107を介して入力される8波多重された光信号が光分波回路108によって波長に応じて分波され、光/電気変換回路609によって電気信号に変換される。ここで、例えば、光分波回路108には、表1に対応した光フィルタが用いられ、各光/電気変換回路109には、表1に対応する表2に示す帯域内の光信号が電気信号に変換される。変換された電気信号は、電気/光変換回路駆動回路110によって波形整形され、後段の電気/光変換回路111から適切な光信号が出力されるように調整される。調整された電気信号は、電気/光変換回路111によって光信号に変換され、出力ポート112を介して出力される。
Figure 2007019858
本発明の一実施例によれば、電気/光変換回路104−1〜8および光/電気変換回路109−1〜8のそれぞれの内部構成を、対応する通信ノード間の伝送損失に応じて選択できるようにする。例えば、各電気/光変換回路104について、図2(a)に示す第1の構成および図2(b)に示す第2の構成のいずれかを選択できるようにする。また、各光/電気変換回路109について、図3(a)に示す第1の構成および図3(b)に示す第2の構成のいずれかを選択できるようにする。
図2(a)に示す第1の構成に係る電気/光変換回路104は、波長の設定精度が緩く安価な無温調直接変調型光源201を備え、この光源201の駆動電流を変化させることで出力光を変調する。このように、第1の構成は、安価であるが、許容可能な伝送損失が小さくなる構成である。また、図2(b)に示す第2の構成に係る電気/光変換回路104は、出力光強度が大きく、十分な精度で波長制御された光源211と、この光源からの出力光を変調する外部変調器212と、変調された光信号を増幅する光増幅器213と、雑音を除去する光バンドパスフィルタ214とを備えている。このように、第2の構成は、高価であるが、光出力が大きくまたはS/N比を高くできるため、許容可能な伝送損失を大きくできる構成である。なお、外部変調器212としては、例えば電界吸収型変調器やニオブ酸リチウム結晶を用いた変調器を使用することができる。また、光増幅器213としては、例えばエルビウムドープ光ファイバ(EDFA)を使用することができる。この場合、EDFAの増幅帯域が1530〜1565nmであることから、表1の帯域において電気/光変換回路104−4〜6に対してのみEDFAを用いることができる。ただし、電気/光変換回路104−4および104−6の波長はそれぞれ1530〜1537.5nmおよび1564.5〜1565nmの範囲内に設定する必要がある。
図3(a)に示す第1の構成係る光/電気変換回路109は、安価であるが最小受光感度の大きいPINフォトダイオード(PIN−PD)301を備えており、許容可能な伝送損失が小さくなる構成である。また、図3(b)に示す第2の構成に係る光/電気変換回路109は、高価であるが最小受光感度の小さいアバランシェフォトダイオード(APD)311を備えており、許容可能な伝送損失を大きくできる構成である。
本発明の一実施例によれば、これらの構成を用いて、許容可能な伝送損失が異なる電気/光変換回路104と光/電気変換回路109の組み合わせを定義することができる。例えば、許容可能な伝送損失が小さい第1の組み合わせとして、電気/光変換回路104を第1の構成とし、光/電気変換回路109を第1の構成とする。許容可能な伝送損失が中程度となる第2に組み合わせとして、電気/光変換回路104を第1の構成とし、光/電気変換回路109を第2の構成とする。許容可能な伝送損失が大きい第3の組み合わせとして、電気/光変換回路104を第2の構成とし、光/電気変換回路109を第2の構成とする。このように、これらの構成により、光波長合分波装置を介して通信を行う通信ノード間の伝送損失に応じて、最適な組み合わせを適用してフルメッシュ光WDMネットワークを構築することができる。
次に、図4を参照して、これらの組み合わせによるフルメッシュ光WDMネットワークの構築について説明する。図4に示すフルメッシュ光WDMネットワークは、8つの入出力ポート対1〜8を有する光波長合分波装置401と、それぞれの入出力ポート対1〜8に接続された通信ノード401−1〜4とから構成されている。
光波長合分波装置401は、i番目とj番目の入力ポート間を透過する光の波長帯域が、図5に示すように、帯域((i+j−2)mod 8+1)となる入出力特性を有し、例えば8×8AWGで構成される。ここで、帯域1から帯域8は、波長間隔20nmのCWDMで定められた波長とし、表1および表2に示した波長の帯域と同じものとする。
通信ノード402−1〜4のそれぞれは、図1に示した光波長多重信号送受信装置100を備え(図示せず)、出力ポート106および入力ポート107がそれぞれ光波長合分波装置401の対応するポートに接続されている。
本発明の一実施例によれば、図4に示すフルメッシュ光WDMネットワークを構築するにあたって、通信ノードと光波長合分波装置間の伝送路を伝送損失に応じて次のように分類することができる。すなわち、適切に定めた伝送損失をA[dB]およびB[dB]として(ただし、0<A<B)、伝送損失が0〜A[dB]となる伝送路を第1種伝送路、伝送損失がA〜B[dB]となる伝送路を第2種伝送路とする。定数AおよびBは、電気/光変換回路104から出力ポート106までの間に生じる損失、入力ポート107から光/電気変換回路109までの間で生じる損失、および光波長合分波装置401で生じる損失の合計値C[dB]と、上記の第1から第3の組み合わせによって許容される3種類の伝送損失とから定めることができる。具体的には、2A+Cが第1の組み合わせによって許容される伝送損失より小さく、A+B+Cが第2の組み合わせによって許容される伝送損失より小さく、2B+Cが第3の組み合わせによって許容される伝送損失より小さくなるように定める。この場合、第1の組み合わせと第2の組み合わせによって許容される伝送損失の差と、第2の組み合わせと第3の組み合わせによって許容される伝送損失の差が等しい場合、特に効率的である。
2つの通信ノード間で光信号を送受信するためには、通信ノードと光波長合分波装置間の伝送路を2つ通ることになる。その組み合わせは、両方とも第1種の伝送路である場合と、一方が第1種の伝送路で他方が第2種の伝送路である場合と、両方が第2種の伝送路である場合がある。前述のように定数AおよびBを定めると、両方が第1種の伝送路である場合に、第1の組み合わせを使用し、一方が第1種の伝送路で他方が第2種の伝送路である場合に、第2の組み合わせを使用し、両方が第2種の伝送路である場合に、第3の組み合わせを使用して光信号を送受信することができる。
このように、通信ノードと光波長合分波装置間の伝送損失が均一でない場合、伝送損失に応じて、異なる構成の電気/光変換回路および光/電気変換回路を組み合わせることで、低コストの光WDMネットワークを構築することができる。
図4の光WDMネットワークでは、通信ノード402−1および402−2が第1種の伝送路を介して光波長合分波装置401に接続され、通信ノード402−3および402−4が第2種の伝送路を介して光波長合分波装置401に接続されている。したがって、通信ノード402−1と402−2との間の通信には、第1の組み合わせを用い、通信ノード402−1と402−3または402−4との間および通信ノード402−2と402−3または402−4との間の通信には、第2の組み合わせを用い、通信ノード402−3と402−4との間の通信には、第3の組み合わせを用いることができる。
図5に示す光波長合分波装置の入出力特性に基づけば、各通信ノードの光波長多重信号送受信装置100の電気/光変換回路104および光/電気変換回路109の具体的な構成は以下のようになる。
通信ノード402−1の光波長多重信号送受信装置100においては、電気/光変換回路104−2を第1の構成とし、光/電気変換回路109−2を第1の構成とする(第1の組み合わせ)。また、電気/光変換回路104−3および104−4を第1の構成とし、光/電気変換回路109−3および109−4を第2の構成とする(第2の組み合わせ)。
通信ノード402−2の光波長多重信号送受信装置100においては、電気/光変換回路104−2を第1の構成とし、光/電気変換回路109−2を第1の構成とする(第1の組み合わせ)。また、電気/光変換回路104−4および104−5を第1の構成とし、光/電気変換回路109−4および109−5を第2の構成とする(第2の組み合わせ)。
通信ノード402−3の光波長多重信号送受信装置100においては、電気/光変換回路104−3および104−4を第1の構成とし、光/電気変換回路109−3および109−4を第2の構成とする(第2の組み合わせ)。また、電気/光変換回路104−6を第2の構成とし、光/電気変換回路109−6を第2の構成とする(第3の組み合わせ)。
通信ノード402−4の光波長多重信号送受信装置100においては、電気/光変換回路104−4および104−5を第1の構成とし、光/電気変換回路109−4および109−5を第2の構成とする(第2の組み合わせ)。また、電気/光変換回路104−6を第2の構成とし、光/電気変換回路109−6を第2の構成とする(第3の組み合わせ)。
なお、第2種の伝送路で接続されている通信ノード間での通信は、EDFA光増幅器を使用する場合、上述したように使用可能な波長帯域が制限されるので、該当するノード間の通信が使用可能な波長帯域で行えるように、波長合分波装置401の使用するポートを選択する必要がある。
以上、本発明について、具体的な実施形態に基づいて説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施例は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、電気/光変換回路104および光/電気変換回路109では強度変調に基づいて構成されているが、さらなる伝送損失を許容するために、電気/光変換回路104に位相変調器を用い、光/電気変換回路109に非対称マッハツェンダ干渉計およびPIN−PDまたはAPDを用いてもよい。このように、ここに例示した実施例は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および波長設定は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明の一実施例による光波長多重信号送受信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による電気/光変換回路の構成例を示すブロック図であり、図2(a)は第1の構成を示し、図2(b)は第2の構成を示している。 本発明の一実施例による光/電気変換回路の構成例を示すブロック図であり、図3(a)は第1の構成を示し、図3(b)は第2の構成を示している。 本発明の一実施例によるフルメッシュ光WDMネットワークの構成例を説明するための図である。 本発明の一実施例による光波長合分波装置の入出力特性の一例を示す図である。 フルメッシュ光WDMネットワークの一般的な構成例を説明するための図である。 アレイ導波路回折格子型合分波回路と光カプラを用いた光波長合分波装置の構成例を示すブロック図である。 従来の光波長多重信号送受信装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 光波長多重信号送受信装置
101 入力ポート
102−1〜8 光/電気変換回路
103−1〜8 電気/光変換回路駆動回路
104−1〜8 電気/光変換回路
105 光合波回路
106 出力ポート
107 入力ポート
108 光分波回路
109−1〜8 光/電気変換回路
110−1〜8 電気/光変換回路駆動回路
111−1〜8 電気/光変換回路
112 出力ポート
201 無温調直接変調型光源
211 十分な精度で波長制御された光源
212 外部変調器
213 光増幅器
214 光バンドパスフィルタ
301 PINフォトダイオード
311 アバランシェフォトダイオード
401 光波長合分波装置
402−1〜4 通信ノード
601 N×N光波長合分波装置
602−1〜N 通信ノード
603 光ファイバ
701 入力ポート
702 4×8アレイ導波路回折格子型光合分波回路
703 2×1光カプラ
704 出力ポート
800 光波長多重信号送受信装置
801 入力ポート
802 光/電気変換回路
803 電気/光変換回路駆動回路
804 電気/光変換回路
805 光合波回路
806 出力ポート
807 入力ポート
808 光分波回路
809 光/電気変換回路
810 電気/光変換回路駆動回路
811 電気/光変換回路
812 出力ポート

Claims (7)

  1. 光WDMネットワークを介して複数の通信ノードとの間で通信を行う光波長多重信号送受信装置であって、複数の送信器からの光信号を波長多重して、前記複数の通信ノードへ送信する送信部と、波長多重された光信号を分波して、前記複数の通信ノードからの光信号を複数の受信器でそれぞれ受信する受信部とを備えた光波長多重信号送受信装置において、
    前記各通信ノードとの伝送損失に応じて、対応する送信器または受信器の構成を適合させたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  2. 請求項1に記載の光波長多重信号送受信装置において、
    前記送信器は、光信号の出力強度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  3. 請求項1または2に記載の光波長多重信号送受信装置において、
    前記受信器は、光信号の最小受信感度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、
    前記送信器は、光信号の変調方式が異なる構成によって適合されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、
    前記送信器は、光源の波長精度が異なる構成によって適合されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置において、
    前記送信器は、光信号のS/N比が異なる構成によって適合されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の光波長多重信号送受信装置であって、波長間隔が20nmであるCWDMネットワークを介して複数の通信ノードとの間で通信を行うように構成されたことを特徴とする光波長多重信号送受信装置。
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