JP2007019229A - フレキシブルプリント基板の固定構造 - Google Patents
フレキシブルプリント基板の固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007019229A JP2007019229A JP2005198597A JP2005198597A JP2007019229A JP 2007019229 A JP2007019229 A JP 2007019229A JP 2005198597 A JP2005198597 A JP 2005198597A JP 2005198597 A JP2005198597 A JP 2005198597A JP 2007019229 A JP2007019229 A JP 2007019229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- hole
- circuit board
- printed circuit
- flexible printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
【課題】FPCの固定を確実なものとするとともに、固定作業も容易にするFPC固定構造を提供する。
【解決手段】フレキシブルプリント基板(FPC)を固定するベースに係合部を備えたオス部材を設け、FPCにあけた穴に嵌入しオス部材が挿入する挿入孔18を有する鍔状部11をアッパー部材12に形成し、このアッパー部材12と共働してFPCを挟持するロア部材15を設け、このロア部材15にオス部材が挿入する孔19を形成し、アッパー部材12上にオス部材の係合部に係合する被係合部を備えたメス部材13を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】フレキシブルプリント基板(FPC)を固定するベースに係合部を備えたオス部材を設け、FPCにあけた穴に嵌入しオス部材が挿入する挿入孔18を有する鍔状部11をアッパー部材12に形成し、このアッパー部材12と共働してFPCを挟持するロア部材15を設け、このロア部材15にオス部材が挿入する孔19を形成し、アッパー部材12上にオス部材の係合部に係合する被係合部を備えたメス部材13を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、フレキシブルプリント基板(FPC)をリジッドなプリント基板やハウジングなどのベースに固定するための固定構造に関する。
従来は、基板にFPCを熱圧着しながら半田付けにより固定する方法が一般的であった。半田付けの方法では、半田付け作業に時間がかかり、熱による悪影響も考えられるので、その他の固定構造が用いられるようになってきた。
例えば、FPCをワンタッチで簡単に固定することができるように、自動車のインスツルメントパネル内に組み込まれているイルミネーションディスプレイ装置の場合、2つのバルブを1本の長いFPCに取り付け、これをハウジングの表面側に固定するため、ハウジング表面に複数のリブを形成するとともに、これらリブよりも高い突起部を形成し、突起部をFPCの開口に挿入してFPCをハウジングの表面に固定するものが知られている。突起部は、板状の軸部と、軸部の先端から幅方向に膨出した頭部から形成されている(特許文献1参照)。
特開2000−149652号公報(第3頁、図4)
従来の固定構造では、FPCの開口に突起部を挿入するだけであり、FPCを完全に固定していないので、信頼性に劣るものであった。
そこで、本発明は、FPCの固定を確実なものとしたFPCの固定構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、フレキシブルプリント基板(FPC)を固定するベースに係合部を備えたオス部材を設け、前記FPCにあけた穴に嵌入し前記オス部材が挿入する挿入孔を有する鍔状部をアッパー部材に形成し、このアッパー部材と共働してFPCを挟持するロア部材を設け、このロア部材に前記オス部材が挿入する孔を形成し、前記アッパー部材上に前記オス部材の係合部に係合する被係合部を備えたメス部材を設けたものである。
本発明によれば、フレキシブルプリント基板(FPC)を固定するベースに係合部を備えたオス部材を設け、前記FPCにあけた穴に嵌入し前記オス部材が挿入する挿入孔を有する鍔状部をアッパー部材に形成し、このアッパー部材と共働してFPCを挟持するロア部材を設け、このロア部材に前記オス部材が挿入する孔を形成し、前記アッパー部材上に前記オス部材の係合部に係合する被係合部を備えたメス部材を設けたので、FPCはアッパー部材とロア部材とで挟持され、メス部材はベースのオス部材に係合してベースにFPCが確実に固定される。
以下に、本発明の好適な実施形態について、図面を参照にして説明する。
図1は、本発明において使用するフレキシブルプリント基板(FPC)1に取り付くクランプ10を下方側から見た斜視図である。このクランプ10は、FPC1にあけた穴2に嵌入する鍔状部11と、この鍔状部11の上に形成された正方形状の板状をなすアッパー部材12と、このアッパー部材12の上に形成されたメス部材13とを備え、さらに前記鍔状部11にヒンジ部14を介して取り付けられたロア部材15とからなる。前記鍔状部11の直径はFPC1の穴2の直径より若干小さい直径で、この鍔状部11が穴2に嵌め込まれるようになっている。また、アッパー部材12の一辺L1とL2とは、同一寸法であり、穴2の直径よりも大きい。またロア部材15の長い辺L3は穴2の直径よりも大きく、短い辺L4は穴2の直径よりも小さい。ロア部材15はヒンジ部14の個所で折り曲げられてロック部16が突起17にロックするようになっている。また後述するオス部材20の係合部21との関係で、オス部材20が挿入する挿入孔18を鍔状部11には形成してある。またロア部材15にもこのオス部材20が挿入する孔19を形成してある。
図2は、ロア部材15の短辺L4から穴2にクランプ10のロア部材15を差し込む状態の斜視図を示し、このロア部材15がFPC1の裏面に達した状態においてヒンジ部14で折り曲げてロア部材15を鍔状部11に係止させる。このロア部材15をFPC1の裏側に挿入し終わった状態を図3に示す。この図3の状態からヒンジ部14を折り曲げてロア部材15のロック部16を鍔状部11の突起17に係止する。
図4はクランプ10にFPC1を取り付けた状態の右半分の断面を示す。メス部材13には被係合部13Aが形成してある。FPC1はアッパー部材12とロア部材15の一対の短辺側により挟持される。
図5は図4の状態でFPC1を挟持したクランプ10のメス部材13をオス部材20に嵌め込む状態を示す。このオス部材20はFPC1を固定するベース30に設けられている。具体的にこのオス部材20は3本の板状の突起物から形成してあり、係合部21を有している。この係合部21が被係合部13Aに係合してオス部材20とメス部材13とが嵌合し、ベース30にFPC1を確実に固定することができるものである。
図6はオス部材20にメス部材13を嵌合させた状態の右半分の断面を示し、係合部21と被係合部13Aとの係合状態の詳細を示す。ベース30としては、車両のインスツルメントパネルを予定している。これらベース30及びオス部材20は樹脂材料で一体成形される。またクランプ10も樹脂材料で一体形成される。
上述した実施形態では、ロア部材15をヒンジ部14で鍔状部11に取り付け、このロア部材15の縦横の長さをFPC1の穴2との関係で特別の関係にすることにより、FPC1のクランプ10への取付作業を容易にするとともに、穴2の大きさも最小限の大きさとすることが可能となるものである。
1 フレキシブルプリント基板(FPC)
2 穴
10 クランプ
11 鍔状部
12 アッパー部材
13 メス部材
13A 被係合部
14 ヒンジ部
15 ロア部材
18 挿入孔
19 孔
20 オス部材
21 係合部
30 ベース
2 穴
10 クランプ
11 鍔状部
12 アッパー部材
13 メス部材
13A 被係合部
14 ヒンジ部
15 ロア部材
18 挿入孔
19 孔
20 オス部材
21 係合部
30 ベース
Claims (2)
- フレキシブルプリント基板(FPC)を固定するベースに係合部を備えたオス部材を設け、
前記FPCにあけた穴に嵌入し前記オス部材が挿入する挿入孔を有する鍔状部をアッパー部材に形成し、
このアッパー部材と共働してFPCを挟持するロア部材を設け、
このロア部材に前記オス部材が挿入する孔を形成し、
前記アッパー部材上に前記オス部材の係合部に係合する被係合部を備えたメス部材を設けたことを特徴とするフレキシブルプリント基板の固定構造。 - 前記ロア部材は、FPCの穴の直径よりも短い辺とこの穴の直径よりも長い辺とを有する長方形状に形成され、ひとつの短辺が鍔状部の側面にヒンジ結合されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005198597A JP2007019229A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | フレキシブルプリント基板の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005198597A JP2007019229A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | フレキシブルプリント基板の固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007019229A true JP2007019229A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37756122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005198597A Pending JP2007019229A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | フレキシブルプリント基板の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007019229A (ja) |
-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005198597A patent/JP2007019229A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004235142A (ja) | カードエッジコネクタ用ラッチ | |
JP2008270098A (ja) | コネクタ | |
JP2008002470A (ja) | 電子スロットル制御用途におけるセンサアセンブリのプレスばめ | |
JP2010010307A (ja) | 保持部材、電子部品、及び電子装置 | |
JP4816959B2 (ja) | フォグランプの取付構造、及びその取付方法 | |
JP2009295738A (ja) | 実装基板の取り付け構造及び該取り付け方法 | |
JP2007019229A (ja) | フレキシブルプリント基板の固定構造 | |
JP2006164682A (ja) | コネクタ | |
JP3977322B2 (ja) | カバー付きハウジングへの回路基板収容構造 | |
JP4010512B2 (ja) | コネクタ | |
JP2006127873A (ja) | コネクタ固定用金具 | |
JP2007242346A (ja) | 物品取付装置 | |
JP2008211117A (ja) | プリント配線基板の補強装置 | |
JP2007305531A (ja) | 配線基板用コネクタ | |
JP2006237487A (ja) | ユニット位置決め装置 | |
JP2008016547A (ja) | 基板固定構造 | |
JP2008171708A (ja) | コネクタ固定具 | |
JP2008103463A (ja) | Led表示モジュール | |
JP2007173656A (ja) | フレキシブル基板の実装構造及び実装方法、並びにフレキシブル基板用フレーム | |
JP4742895B2 (ja) | シャーシへの金具の取付構造 | |
JP2006253021A (ja) | メモリモジュール用コネクタ | |
JP2008192981A (ja) | Ledホルダー | |
JP4687646B2 (ja) | 電子機器及び基板取付構造 | |
JP2004350365A (ja) | フラットケーブル用取付部材 | |
JP2015201393A (ja) | 配線板状部材接続装置 |