JP2007018107A - 電子マニフェスト支援システムにおける不法投棄防止装置 - Google Patents

電子マニフェスト支援システムにおける不法投棄防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、電子マニフェスト支援システムにおける廃棄物の不法投棄防止装置を提供するものである。
【解決手段】 本発明は、携帯電話機やPDA等の携帯機器からアクセスが可能であり、リアルタイムに排出廃棄物の情報を記録でき、現実の廃棄物処理状況と情報の乖離を無くし、不法投棄を有効に防止し、排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で電子マニフェストの有効活用を可能とするものである。すなわち、現場においてモバイル機器を用いて電子マニフェスト情報を登録する前に、廃棄物委託契約内容を登録しておき、その契約以外の電子マニフェスト情報の登録を不可とするものである。それにより、不法投棄の誘引を解消し、排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で電子マニフェストのスムーズな運用を図るものである
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業廃棄物処理を効率よく行うための電子マニフェスト支援システムに関し、特に電子マニフェストの運用において不法投棄を防止する不法投棄防止装置に関する。
今日、建設現場等において排出される産業廃棄物は、不法投棄を未然に防止することを目的としてマニフェスト制度が採用されている。すなわち、産業廃棄物の排出事業者は、事業者自らの責任で産業廃棄物を適正処理しなければならず、この処理を他人に委託する場合には、マニフェストを利用して委託した廃棄物が最終処理されるまで適正に処理されたか確認する義務を負う。
例えば、排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する際、廃棄物の種類、数量、運搬業者名、処分業者名等を記載した紙マニフェストを交付する。そして、処理終了後に処理業者から処理終了を明記した紙マニフェストを受け取り、産業廃棄物が委託内容通り処理されたことを確認する制度である。また、排出事業者は、上記産業廃棄物の排出、運搬、処理の段階を追ったマニフェスト伝票を5年間保管する義務を負う。
尚、上記マニフェスト制度を使用する産業廃棄物処理の発明として、特許文献1の提案がある。
特開2001−350932号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、マニフェスト伝票を5年間保管する義務を負うため、保管や管理に時間と費用を要する。一方、マニフェスト情報を電子化し、排出事業者と委託先の収集運搬業者、処分業者の三者が情報処理センタを介したネットワークによって管理する電子マニフェストも採用されている。この電子マニフェストを利用すれば、マニフェスト伝票を5年間保管する必要はない。
しかし、電子マニフェストを使用する場合、廃棄物の排出場所とデータ登録場所が異なる為、事後でデータ登録する為の廃棄物排出内容の記録伝票を残さなければならない。また、データ登録を行わなくとも廃棄物処理が進む為、現実の廃棄物処理状況と電子マニフェストの情報が乖離する。また、実際の廃棄物処理委託契約内容(排出現場の廃棄物品目毎に契約された運搬業者と処理業者)に準拠した電子マニフェスト情報でなくとも登録が可能である。よって、特に、罰則がないため、現実の廃棄物処理状況と情報の乖離が進み、不法投棄の誘引となっている。
また、排出事業者の電子マニフェストデータの登録が遅れると、運搬業者の運搬終了報告書や処理業者の処分終了報告書の登録ができず、電子マニフェストの運用に支障をきたす。
そこで、本発明は廃棄物を回収する現場において、携帯電話機やPDA等のモバイル機器を用いて廃棄物のデータ入力を行うことによって、リアルタイムに必要な情報の入力を行い、現実の廃棄物処理状況と電子マニフェストの情報が乖離することを防止するものである。また、現場においてモバイル機器を用いて電子マニフェスト情報を登録する前に、廃棄物委託契約内容を登録しておき、その契約以外の電子マニフェスト情報の登録を不可とするものである。それにより、不法投棄の誘引を解消し、排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で電子マニフェストのスムーズな運用を図るものである。
本発明は上記課題を解決するため、管理センタと、システム支援センタと、排出事業者と、処理事業者とがネットワークで接続された電子マニフェスト支援システムであり、廃棄物の排出現場において、回収処理と同時に排出廃棄物の情報を入力する入力手段と、該情報に基づいて、承認処理を行い、リアルタイムで電子マニフェストの内容を更新する更新手段と、該電子マニフェストの情報を、事業者の要求に応じて表示する表示手段とを有する電子マニフェスト支援システムの廃棄物の不法投棄防止装置を提供することによって達成できる。
また、前記システムにおいて、例えば前記排出現場において使用する入力手段は、携帯電話機、又はPDAである。
さらに、前記情報の入力処理が、例えば予め設定した期間内に行われない時、警告メールを発信する構成である。
また、本発明は上記課題を解決するため、管理センタと、システム支援センタと、排出事業者と、処理事業者と、運搬事業者とがネットワークで接続された電子マニフェスト支援システムであり、前記各事業者が許可を受けた事業地域の情報と、取扱許可を受けた廃棄物品目の情報を記憶する第1の記憶手段と、前記排出現場から処分場までの運搬処理ルートを記憶する第2の記憶手段と、電子マニフェストへの入力の際、前記第1、第2の記憶手段に記憶された情報に基づいて入力内容を確認し、前記第1、第2の記憶手段に記憶された情報と異なる場合、電子マニフェスト登録を不可とする確認手段とを有する電子マニフェスト支援システムの不法投棄防止装置を提供することによって達成できる。
本発明の電子マニフェスト支援システムの廃棄物の一致担保装置によれば、リアルタイムで排出廃棄物の情報が記録され、現実の廃棄物処理状況と電子マニフェストの情報が乖離することがない。
また、廃棄物処理委託契約内容(排出現場の廃棄物品目毎に契約された運搬業者と処理業者)に準拠した電子マニフェスト情報でないと登録が不可である。
この結果、不法投棄を有効に防止できる。また、排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で電子マニフェストの有効活用が可能となる。
さらに、警告メールを使用することによって、情報入力が喚起され、必要な廃棄物情報の入力を促進することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の電子マニフェスト支援システムを説明する図である。
同図において、1はシステム支援センタであり、本例の電子マニフェスト支援システムのASP(アプリケーションサービスプロバイダ)である。システム支援センタ1には、インターネットを含むネットワークを介して電子マニフェストの管理センタ2が接続されている。また、システム支援センタ1には、排出事業者3の有する端末装置4がネットワークを介して接続されている。ここで、上記端末装置4はパーソナルコンピュータ(PC)のみならず、現場の管理者が保有する携帯電話機やPDA、更にはモバイルパソコン等の携帯機器が用いられる。
また、システム支援センタ1には、産業廃棄物の処理事業者5が保有する端末装置6がネットワークを介して接続されている。この端末装置6もパーソナルコンピュータ(PC)に限らず、処分場の管理者が保有する携帯電話機や、PDA、更にはモバイルパソコン等の携帯機器が使用される。
また、図2は、上記システム支援センタ1や、管理センタ2に配設されたサーバの基本構成を示す模式図である。同図において、サーバ10はCPU11、ROM12、RAM13等で構成され、ROM12に記憶されたプログラムに従って処理を行い、必要に応じてコンピュータに接続された記録装置14にアクセスする。
また、ディスプレイ15には必要な情報が表示され、通信回線を介して情報の授受が行われる。尚、本例のシステム制御はROM12に記憶されたプログラムに従って実行されるが、同図に示すようにコンピュータに配設されたメディアドライバ16にCD−ROM、フレキシブルディスク、MO等の記録媒体17を装着し、この記録媒体17から上記プログラムを読み出して使用する構成としてもよい。
次に、上記構成において、図1に示す括弧書きの番号順に、本例の電子マニフェスト支援システムについて説明する。先ず、排出事業者3は処理業者の事務所7に、例えば電話によって配車依頼を行う(同図に示す工程「1」)。尚、電話に代えて、ファクシミリや電子メール等によって配車依頼を行ってもよい。
次に、排出事業者3は端末装置4を操作して、廃棄物排出データの入力を行う。例えば、廃棄物の種類、数量、運搬業者名、処分業者名等を入力する。この時、自社品目、特殊品、割増等のデータも入力する(同図に示す工程「2」)。←図1中に「2」の記述がありません
次に、廃棄物排出データの承認処理を行う(同図に示す工程「3」)。この処理は、図3に示すように、例えば現場担当者による承認処理であり、トラックに積載した廃棄物の種類や、数量、積荷時間等の情報が表示された廃棄物承認画面に承認ID(承認パスワード)を入力する。この承認ID(承認パスワード)が入力されたデータはシステム支援センタ1に送信される。
次に、廃棄物は現場から回収される(図1に示す工程「4」)。すなわち、前述の配車処理によって現場に送られたトラックに廃棄物を積載し、処理業者の処分場に搬送する。
次に、処理業者5はトラックで運ばれた廃棄物の受入れ確認入力を行う(同図に示す工程「5」)。この情報はシステム支援センタ1に送信され、更にネットワークを介して管理センタ2のサーバに送信され、1次マニフェストとして管理センタ2のサーバに登録される(同図に示す工程「6」)。
次に、管理センタ2は、登録した電子マニフェストの登録ナンバー(No.)をシステム支援センタ1に送信し、システム支援センタ1のサーバに登録ナンバー(No.)を記録する(同図に示す工程「7」)。
次に、処理業者5は、中間処理終了入力を行う(同図に示す工程「8」)。この入力データはシステム支援センタ1に送られ、システム支援センタ1ではこのデータを確認し、管理センタ2に対して収集運搬終了報告、中間処理終了報告を送信する(同図に示す工程「9」)。
システム支援センタ1は、上記処理が終了すると、1次マニフェストデータを処理業者5に送信する(同図に示す工程「10」)。また、処理業者5は管理センタ2に対して、1次2次の紐付け入力を行い、最終処分終了入力を行う(同図に示す工程「11」)。
その後、システム支援センタ1は排出事業者3に対し、実績データを送信し、処理業者7は請求書の発行、送付を行う(同図に示す工程「12」、「13」)。
以上のように処理することによって、電子マニフェストを使用する廃棄物処理を効率良く行い、更に本例では携帯電話機やPDA(personal digital assistants)等の携帯機器を使用して電子マニフェスト制度の支援を行うことができる。
一方、前述のように、排出事業者3は端末装置4を操作して廃棄物排出データの入力を行うが、リアルタイムに情報入力を行わない場合、現実の廃棄物処理状況と電子マニフェストの情報に乖離が生じる。そこで、本システムでは、土曜日や日曜日に関係なく、現場の担当者又は廃棄物を運搬するドライバが所持する携帯電話機やPDAを使用し、回収する廃棄物の情報入力を行う。このように構成することにより、1日24時間365日の情報入力が可能であり、リアルタイムに廃棄物情報の書き込みやデータ参照が可能となる。
すなわち、図3に示すように運搬事業者のドライバ19は携帯電話機20やPDA21を使用し、排出廃棄物の品目や数量等の内容を入力し、システム支援センタ1に送信する。また、排出廃棄物の写真情報をシステム支援センタ1に送信することも可能である。したがって、正に廃棄物の回収現場においてシステム支援センタ1に送られてくる情報であり、リアルタイムな情報である。
排出事業者3は、例えば管理事務所でウエッブ(Web)画面を確認し、現場から排出された廃棄物の内容と画像を承認する。または、携帯電話機20やPDA21の廃棄物承認画面上で承認する。したがって、本例によれば廃棄物情報はリアルタイムに記録され、現実の廃棄物処理状況と電子マニフェストの情報が乖離することがなく、排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で電子マニフェストのスムーズな運用を行うことができる。また、不法投棄も有効に防止することができる。
また、本例では所定期間内にデータ登録が行われない場合、関係事業者に警告メールを発信する。例えば、前述の図1に示した運用において、廃棄物の種類、数量、運搬業者名、処分業者名等を入力する処理(前述の工程「2」)を実行した後、3日以内に積荷承認(前述の工程「3」)が行われない場合、システム支援センタ1から警告メールが関係事業者に送信される。また、規定外のオペレーションが行われた場合、同様にシステム支援センタ1から警告メールが関係事業者に送信される。
また、例えば上記廃棄物の排出データ承認処理(前述の工程「3」)が行われた後、90日以内に中間処理終了報告(前述の工程「8」)が行われない場合、システム支援センタ1から警告メールが関係事業者に送信される。さらに、上記廃棄物の排出データ承認処理(前述の工程「3」)が行われた後、180日以内に最終処分終了報告(前述の工程「11」)が行われない場合にも、システム支援センタ1から警告メールが関係事業者に送信される。
このように構成することにより、万が一必要な情報が入力されていない場合でも、この警告メールによって注意が促され、登録作業が行われることになる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例は上記実施形態1に関連して、排出廃棄物情報の処理の流れを説明する推移画面の一例を説明する。先ず、現場で担当者が排出廃棄物の承認(前述の工程「3」)を行うと、図4(a)に示すように「承認項目」のエリアに赤丸が付加される。尚、上記現場での担当者が操作する機器は、所持する携帯電話機やPDAまたはパソコンである。
次に、処分場への受入れ確認入力(前述の工程「5」)を行うと、同図(b)に示すように「受入項目」のエリアに赤丸が付加される。その後、最終処分終了入力(前述の工程「11」)が行われると、同図(c)に示すように「最終項目」のエリアに赤丸が付加される。さらに、最終処分終了入力(前述の工程「11」)が行われると、当該マニフェストデータを示す一行が、例えば黄色に塗りつぶされる。
このように、各マニフェストデータがリアルタイムで更新され、情報が現実の廃棄物処理状況と乖離しないため、処理進捗状況の把握が容易になる。
また、この排出廃棄物情報の処理の流れを説明する推移画面は、排出事業者と、処理事業者と、運搬事業者とがリアルタイムに同様に閲覧可能なため、廃棄物の処理進捗状況の共通認識を持つことが可能である。
例えば、図5は現場から排出された廃棄物の処理状態の進捗を確認する際の画面である。検索条件として、「配車」、「積荷」、「承認」、「運搬」、「受入」等処理進捗状況のステータスの選択を行い、予約日付の期間を設定し、収集運搬事業者、及び処理事業者の設定を行った後、検索を実行すると、条件に合致したマニフェスト情報が表示される。
同図に示す例では、2004年11月18日、“金属くず”6m3 が、バラの荷姿で運搬、処理され、「中間処理終了報告」まで記録されていることを示す。また、同日、“廃プラスティク類”5m3 が、バラの荷姿で運搬、処理され、「最終処分終了報告」まで記録されていることを示す。以下、同図に示す通りである。
また、排出事業者は、支店、部署、現場において、リアルタイムで同じ画面を表示し、廃棄物処理の進捗状況を共通確認することができる。但し、支店での廃棄物処理の進捗状況の紹介、及び部署での進捗状況の紹介については、ID階層構造に基づいて他の支店や他の部署の管轄現場の進捗状況を確認することはできない。
したがって、本例によれば廃棄物処理の進捗状況を確認したい場合、いつでも表示することができ、しかも記録されている情報は現場の作業にリアルタイムに対応する情報である。したがって、各事業者はリアルタイムに正確な排出廃棄物処理の進捗情報を知ることができる。このことは、関連する排出事業者、処理事業者、運搬事業者間で行う電子マニフェストの運用をスムーズに行うことができるようにするものである。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
本例は契約処理ルートの厳守を実現することにより、不法投棄防止を図るシステムである。本システムの電子マニフェストを運用する際、先ず運搬事業者の登録、及び処理事業者の登録を行う。例えば、運搬事業者の登録では、運搬許可を持つ地域、及び廃棄物品目を登録する。この登録は、許可を持つ地域毎に運搬できる廃棄物品目の登録を行う。また、処理事業者の場合、処理事業者の処分場が処分許可を得た廃棄物品目と処分方法を登録する。例えば、図6は登録された廃棄物品目と処分方法の一例を示す。
次に、排出現場の登録を行う。この際、排出現場から排出する廃棄物品目とその処理ルートを登録する。
例えば、運搬事業者Aが東京都において、木くずの運搬許可を有しており、神奈川県では運搬許可を有していないとする。また、処理事業者(処分場)Bは神奈川県に所在し、木くずの処理許可を有しているものとする。さらに、現場Cは、東京都に所在し、木くずを排出する現場であるとする。
上記状況において、現場Cから排出される木くずの処理ルートを、運搬事業者Aが運搬し、処分場Bに持ち込むと登録しておいた場合、運搬事業者Bが現場Cから廃棄物(木くず)を排出し、処分場Bに運び込むことはできない。これは、運搬事業者Bが神奈川県での運搬許可を得ていないためである。
また、現場Cにおいて、処理ルートを登録していない運搬事業者Dと処理事業者(処分場)Eは、マニフェストのオペレーションを行うことはできない。これは、本例の電子マニフェスト支援システムでは、例えば他の運搬事業者Dや処理事業者(処分場)Eが登録されていたとしても、上記現場Cの処理ルートに運搬事業者Dや処理事業者(処分場)Eが登録されていなければ、運搬事業者Dが現場Cの電子マニフェストデータに対して運搬処理終了報告はできないし、処理事業者Eが現場Cの処理終了報告を行うこともできない。
また、運搬事業者Dや処理事業者(処分場)Eの情報が含まれた電子マニフェストの登録も行うことができない。
したがって、上記の場合、運搬事業者Dは現場Cから廃棄物を運搬することができず、処理事業者Eも現場Cから排出した廃棄物を処分することはできない。また、運搬事業者Aは、現場Cから排出される木くずを東京都に所在していて木くずの処分許可を持っている処分場に運搬することは可能だが、現場Cから排出される木くずを処分場Bに運搬することはできない。このように構成することにより、本例の電子マニフェスト支援システムは、契約処理ルートを厳守させ、不法投棄を防止するものである。
本実施形態の電子マニフェスト支援システムを説明する図である。 サーバの基本構成を示す模式図である。 実施形態1を模式的に説明する図である。 (a)は、「承認項目」のエリアに赤丸が付加された状態を表示する図であり、 (b)は、「受入項目」のエリアに赤丸が付加された状態を表示する図であり、 (c)は、「最終項目」のエリアに赤丸が付加された状態を表示する図である。 現場から排出された廃棄物の処理状態の進捗を確認する際の画面を示す図である。 登録された廃棄物品目と処分方法の一例を示す図である。
符号の説明
1 システム支援センタ
2 管理センタ
3 排出事業者
4 端末装置
5 処理業者
6 端末装置
10 サーバ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記録装置
15 ディスプレイ
16 メディアドライバ
17 記録媒体
19 運搬事業者のドライバ
20 携帯電話機
21 PDA

Claims (4)

  1. 管理センタと、システム支援センタと、排出事業者と、処理事業者とがネットワークで接続された電子マニフェスト支援システムであり、
    廃棄物の排出現場において、回収処理と同時に排出廃棄物の情報を入力する入力手段と、
    該入力情報に基づいて、承認処理を行い、リアルタイムで電子マニフェストの内容を更新する更新手段と、
    該電子マニフェストの情報を、各事業者の要求に応じて表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする電子マニフェスト支援システムの不法投棄防止装置。
  2. 前記排出現場において使用する入力手段は、携帯電話機、又はPDAであることを特徴とする請求項1記載の電子マニフェスト支援システムの廃棄物の不法投棄防止装置。
  3. 前記情報の入力処理が、予め設定した期間内に行われない時、警告メールを発信することを特徴とする請求項1、又は2記載の電子マニフェスト支援システムの不法投棄防止装置。
  4. 管理センタと、システム支援センタと、排出事業者と、処理事業者と、運搬事業者とがネットワークで接続された電子マニフェスト支援システムであり、
    前記各事業者が許可を受けた事業地域の情報と、取扱許可を受けた廃棄物品目の情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記排出現場から処分場までの運搬ルートを記憶する第2の記憶手段と、
    電子マニフェストへの入力の際、前記第1、第2の記憶手段に記憶された情報に基づいて入力内容を確認し、前記第1、第2の記憶手段に記憶された情報と異なる場合、電子マニフェスト登録を不可とする確認手段と、
    を有することを特徴とする電子マニフェスト支援システムの不法投棄防止装置。

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