JP2007015954A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪に対して優れた塗布性能を発揮し、毛髪にしなやかで軽い質感と潤い、指どおりのよさと毛束単位での適度なまとまり感、ツヤを容易に与えることができる上、優れた保存安定性を実現できる毛髪化粧料の提供。
【解決手段】(a1)特定のモノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、(a2)特定のジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、(b1)室温で液状の炭化水素オイル、(b2)室温で液状のシリコーンオイル、(c1)ポリエチレングリコール、および(c2)グリセリンを特定の量で含有してなる毛髪化粧料であって、上記(a1)成分および(a2)成分を(a2):(a1)の重量比で、さらに上記(b1)成分および(b2)成分を(b1):(b2)の重量比で、かつ、上記(c1)成分および(c2)成分を(c1):(c2)の重量比で、それぞれ特定の割合で含む組成物を用いる。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関する。より詳しくは、本発明は、毛髪に対して優れた塗布性能を有し、毛髪に対してしなやかで軽い質感と潤い、指どおりのよさと毛束単位でのまとまり感、ツヤを容易に与えることができ、優れた保存安定性を有する毛髪化粧料に関する。
従来、毛髪を所望の形状に整えようとする際に使用される毛髪化粧料、とくにパーマネントウェーブ加工を施した毛髪をある程度の毛束ごとにまとめてウェーブ感を出そうとする場合に使用される毛髪化粧料には、毛髪に対するセット力を期待して、樹脂などのポリマーや固形状の油性成分が配合され、さらに毛髪に対して潤いや指どおりのよさを与えるために液状の油性成分も多量に配合されていた。さらに、これらの成分を乳化し、乳化後の剤の保存安定性を向上させるためにカチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、増粘剤などが配合されていた。
しかしながら、このような毛髪化粧料では、毛髪にきしみ、ゴワツキ、ベタツキなどが生じて毛髪のしなやかさや軽さが損なわれ、毛束が固まってしまったり、毛髪に対する塗布性能が劣り、毛髪表面での伸びが悪く、塗布の際に毛髪のウェーブを崩してしまったりするという問題があった。
これに対して、近年、毛髪に対して、しなやかさ、潤い、ツヤなどを与えることを目的としたさまざまな毛髪化粧料が提案されている。
たとえば、特許文献1には、カチオン性界面活性剤と油脂類と特定の分子量を有するポリオールとを含み、さらに水溶性高分子化合物を含んでもよい毛髪化粧料が記載されている。
また、特許文献2には、モノまたはジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤とコレステロール誘導体とジアルキレングリコールモノアルキルエーテルとを特定量で含有する毛髪化粧料が記載されている。
特許文献3には、モノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤とジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤とを特定の比率で含み、さらにアニオン性糖類誘導体を含有する毛髪化粧料が記載されている。
しかしながら、これら特許文献1〜3に記載された毛髪化粧料では、整髪後の毛髪の、指どおりのよさと毛束単位でのまとまり感という相反する効果の達成が充分でなく、潤いについても充分とは言い難かった。
また、特許文献4には、毛髪の柔軟性を保持しつつ、しなやかで適度なまとまりを付与し、毛先の動きを形成させることができ、セット力や再整髪性を有する毛髪化粧料の提供を目的とし、室温で液状の炭化水素やエステルと、室温で固形状の炭化水素や固体脂と、室温で固形状の界面活性剤と、水とを含有してなる毛髪用乳化化粧料が記載されている。
しかしながら、特許文献4に記載された毛髪化粧料では、毛髪に対する塗布性能が充分とはいえず、塗布の際に毛髪のウェーブを崩してしまう可能性がある。
また、良好な使用感を保持し製品寿命を延ばす点から、剤の保存安定性を向上させることも望まれていた。
特開平6−199637号公報 特開平5−310532号公報 特開平9−95424号公報 特開2003−12469号公報
本発明は、毛髪に対して優れた塗布性能を有し、毛髪にしなやかで軽い質感と潤い、指どおりのよさと毛束単位での適度なまとまり感、ツヤを容易に与えることができ、優れた保存安定性を有する毛髪化粧料を提供することを目的としている。
本発明者らは、上記実情に鑑みて鋭意研究した結果、(a1)モノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、(a2)ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤成分、(b1)室温で液状の炭化水素オイル、(b2)室温で液状のシリコーンオイル、(c1)ポリエチレングリコール、および(c2)グリセリンを特定量で含み、かつ上記(a1)成分と(a2)成分、(b1)成分と(b2)成分、(c1)成分と(c2)成分をそれぞれ特定の重量比で含有する毛髪化粧料によれば、上記問題点を解決し得ることを見出して本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の事項に関する。
本発明に係る毛髪化粧料は、(a1)下記式1で示されるモノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤および(a2)下記式2で示されるジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤を合計で0.5〜2.0重量%、(b1)室温で液状の炭化水素オイルおよび(b2)室温で液状のシリコーンオイルを合計で1.0〜15重量%、(c1)数平均分子量1000〜15000のポリエチレングリコールおよび(c2)グリセリンを合計で3.0〜8.0重量%の量で含有してなる毛髪化粧料であって、
上記(a1)成分および(a2)成分を、(a2):(a1)の重量比で1:1〜5の割合で含み、さらに上記(b1)成分および(b2)成分を、(b1):(b2)の重量比で1:2〜10の割合で含み、かつ、上記(c1)成分および(c2)成分を、(c1):(c2)の重量比で1:1〜3の割合で含むことを特徴としている;
Figure 2007015954
(式1中、R1、R2、R3およびR4のいずれか1つは、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれかを示し、残余はメチル基を示し、X1はハロゲ
ン原子を示す。)
Figure 2007015954
(式2中、R5、R6、R7およびR8のいずれか2つは、同一でも異なってもよく、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれかを示し、残余はメチル基を示し、X2はハロゲン原子を示す。)。
本発明の毛髪化粧料では、前記(b1)成分は、飽和炭化水素オイルであることが好ましい。
さらに、本発明の毛髪化粧料は、乳化した整髪料であることが望ましい。
本発明の毛髪化粧料によれば、毛髪に対して優れた塗布性能を発揮し、毛髪にしなやかで軽い質感と潤い、指どおりのよさと毛束単位での適度なまとまり感、ツヤを容易に与えることができる上、優れた保存安定性を実現できる。
とくに、本発明の毛髪化粧料は、パーマネントウェーブ加工を施した毛髪をある程度の毛束ごとにまとめて自然なウェーブ感を出そうとする場合に、ウェーブを崩すことなく、適度なまとまりと指どおりのよさ、しなやかで軽い質感と潤い、ツヤを与えることができるため、パーマネントウェーブ加工を施した毛髪の整髪料として好適である。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の毛髪化粧料は、少なくとも(a1)(a2)(b1)(b2)(c1)(c2)成分を、特定の量および成分比(重量比)で含有してなる。したがって、まず各成分について説明し、その後に毛髪化粧料について説明する。
<(a1)モノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料に用いることのできる(a1)モノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤としては、下記式1で示される化合物が挙げられる。
Figure 2007015954
上記式1において、R1、R2、R3およびR4のいずれか1つは、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれか、好ましくは炭素数12〜22のアルキル基を示しており、残余はメチル基を示し、X1はハロゲン原子、好ましくは塩素原子
または臭素原子を示す。
該化合物として、具体的には、たとえば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ココイルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化イソステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらのうち、剤の保存安定性向上に寄与し、毛髪に柔らかくしなやかな質感を付与できる点からは、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムが好ましい。
<(a2)ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料に用いることのできる(a2)ジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤としては、下記式2で示される化合物が挙げられる。
Figure 2007015954
上記式2中、R5、R6、R7およびR8のいずれか2つは、同一でも異なってもよく、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれか、好ましくは同一でも異なってもよく炭素数12〜22のアルキル基を示しており、残余はメチル基を示し、X2はハロゲン原子、好ましくは塩素原子、臭素原子を示す。
該化合物として、具体的には、塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ジラウリルジメチルアンモニウム、臭化ジセチルジメチルアンモニウム、臭化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化ジココイルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらのうち、剤の保存安定性向上に寄与し、毛髪に対して、べたつくことなく、しなやかな質感を付与できる点からは、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムが好ましい。
前記(a1)成分および(a2)成分は、本発明の毛髪化粧料中に、合計で通常0.5〜2.0重量%、好ましくは0.6〜0.8重量%の量で、かつ、(a2):(a1)の重量比が通常1:1〜5、好ましくは1:1〜3、さらに好ましくは1:1〜2となるように含まれている。
このように、前記(a1)成分および(a2)成分が、合計で上記範囲内の量で含まれ、かつ、これらの成分重量比が上記範囲内であると、剤の保存安定性がよい上に、塗布の際に伸びがよく、毛髪のきしみやゴワツキを防止し毛髪にしなやかで軽い質感を付与できる。
<(b1)室温で液状の炭化水素オイル>
本明細書において、室温で液状の炭化水素オイルとは、20〜40℃にわたる温度範囲で流動性を有する油状の物質を意味する。なお、該炭化水素オイルの37.8℃における動粘度は1〜100cSt程度であることが好ましい。
本発明に用いることのできる(b1)室温で液状の炭化水素オイルとしては、具体的には、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、テルペンなどが挙げられる。これらは、1種単独であるいは2種以上組み合わせて用いてもよい。
これらのうちでは、毛髪に対するなじみがよく、毛髪に適度な潤いとまとまり、ツヤを付与できる点からは、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワランなどの飽和炭化水素オイルが好ましく、流動パラフィン、流動イソパラフィンがより好ましい。
<(b2)室温で液状のシリコーンオイル>
本明細書において、室温で液状のシリコーンオイルとは、20〜40℃にわたる温度範囲で流動性を有する油状のシリコーン化合物を意味する。なお、該シリコーンオイルの25℃における動粘度は1〜1,000,000cSt程度であることが好ましい。
本発明に用いることのできる(b2)室温で液状のシリコーンオイルとしては、具体的には、メチルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、高重合メチルポリシロキサン(以下、ジメチコンともいう)、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン(以下、シクロメチコンともいう)、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサンなどのストレートシリコーンオイル;ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体などのポリエーテル変性シリコーンオイル;アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルエチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体などのアミノ変性シリコーンなどが挙げられる。これらは、1種単独であるいは2種以上組み合わせて用いてもよい。
これらのうちでは、毛髪に対して軽い質感とツヤを与え、ベタツキを防止して指通りをよくする点からは、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサンが好ましく、高重合メチルポリシロキサンとデカメチルシクロペンタシロキサンとを組み合わせて用いることがより好ましい。
前記(b1)成分および(b2)成分は、本発明の毛髪化粧料中に、合計で通常1.0〜15重量%、好ましくは6.0〜11重量%の量で、かつ、(b1):(b2)の重量比が通常1:2〜10、好ましくは1:2〜8、さらに好ましくは1:2〜6となるように含まれている。
このように、前記(b1)成分および(b2)成分が、合計で上記範囲内の量で含まれ、かつ、これらの成分重量比が上記範囲内であると、剤の保存安定性がよい上に、毛髪に対する優れた塗布性能を有し、該毛髪化粧料を速やかに毛髪表面に伸ばし広げることができ、毛髪のベタツキを防止し、毛髪に軽い質感と良好な指どおり、適度な潤いとまとまり、ツヤを
付与できる。具体的には、(b2)成分のシリコーンオイルによれば、毛髪に対する軽い質感と良好な指どおりの付与といった効果が期待されるが、その一方で、毛髪のまとまりや潤いの不充分さといった負の効果が懸念される。これに対して、本発明では、(b2)成分を(b1)成分と共に特定の重量比で配合していることから、上記負の効果を(b1)成分の炭化水素オイルが打ち消してさらに補うことができる。
<(c1)ポリエチレングリコール、(c2)グリセリン>
本発明に用いることのできるポリエチレングリコールは、数平均分子量が通常1000〜15000、好ましくは7000〜10000のポリエチレングリコールである。なお、ポリエチレングリコールの数平均分子量は、化粧品原料基準(厚生省薬務局審査課監修、(株)薬事日報社発行、1982年、第2版、321〜326ページ)に記載の方法で求められる。具体的には、以下の手順で求められる。
試料(ポリエチレングリコール)約12.5gを精密に量り、約200mlの耐圧共せんびんに入れ、ピリジン約25mlを加え、加温して溶かし、放冷する。別に無水フタル酸42gをとり、新たに蒸留したピリジン300mlを正確に量って入れた1Lのしゃ光した共せんびんに加え、強く振り混ぜて溶かした後、16時間以上放置する。この液25mlを正確に量り、先の耐圧共せんびんに加え、密せんし、丈夫な布でこれを包み、あらかじめ98±2℃に加熱した水浴中に入れる。この際、びんの中の液が水浴の液の中に浸るようにする。98±2℃で30分間保った後、水浴からびんを取り出し、室温になるまで空気中で放冷する。次に0.5N水酸化ナトリウム液50mlを正確に加え、この液につき、0.5N水酸化ナトリウム液で滴定する(指示薬:フェノールフタレイン・ピリジン溶液(1→100)5滴)。ただし、滴定の終点は液が15秒間持続する淡赤色を呈するときとする。同様の方法で、空試験を行う。
これらの結果を以下の数式に当てはめ、ポリエチレングリコールの数平均分子量を決定する。ただし、以下の数式中、aは空試験における0.5N水酸化ナトリウム液の消費量
(ml)、bは試料の試験における0.5N水酸化ナトリウム液の消費量(ml)を表す
Figure 2007015954
本発明では、さらに上記の数平均分子量を有するポリエチレングリコール(c1)と、グリセリン(c2)とを組み合わせて用いる。該(c1)成分と(c2)成分とを組み合わせて使用することにより、毛髪に毛束単位での柔らかでしなやかなまとまり感を付与できる。
該(c1)ポリエチレングリコールと(c2)グリセリンは、本発明の毛髪化粧料中に、合計で、通常3.0〜8.0重量%、好ましくは5.0〜6.0重量%の量で、かつ、(c1):(c2)の重量比で通常1:1〜3、好ましくは1:1〜2.5、さらに好ましくは1:1〜2となるように含まれている。
このように、前記(c1)成分および(c2)成分が、合計で上記範囲内の量で含まれ、かつ、これらの成分重量比が上記範囲内であると、毛髪に毛束単位での柔らかでしなやかなまとまり感を付与するだけでなく、さらに潤いをも毛髪化粧料の塗布性能を低下させることなく付与できる。
<水>
また、本発明の毛髪化粧料には、上述した各成分の溶解あるいは分散や、組成物全体の粘度調整や濃度調整などが容易となる点から、水が含まれていることが好ましい。本発明に用いることのできる水としては、とくに限定されないが、イオン交換水、蒸留水などの精製水が好ましく挙げられる。
水は、本発明の毛髪化粧料中に、通常50〜95.5重量%、好ましくは65〜88.4重量%の量で含まれていることが望ましい。
<その他>
本発明の毛髪化粧料には、上述した成分以外の他の成分を本発明の効果を損ねない範囲でさらに配合することができる。
配合し得るその他の成分としては、たとえば、
ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級モノアルコール:
エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、1−ブチルアルコール、2−ブチルアルコール、ベンジルアルコールなどの低級モノアルコール類;
塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム(5E.O.)、塩化ジ(ポリオ
キシエチレン)オレイルメチルアンモニウム(2E.O.)などの4級アンモニウム塩;脂肪
酸アミドアミン塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンゼトニウム塩;ピリジウム塩;イミダゾリニウム塩などの(a1)および(a2)成分以外のカチオン性界面活性剤:
ポリオキシエチレン(以下、POEと略す)アルキルエーテル類;POEポリオキシプロピレンアルキルエーテル類;多価アルコール脂肪酸エステル類;グリセリン脂肪酸エステル類;ポリグリセリン脂肪酸エステル類;ソルビタン脂肪酸エステル類;POEグリセリン脂肪酸エステル類;POEソルビタン脂肪酸エステル類;POEソルビット脂肪酸エステル類;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類;アルキルアルカノールアミド類;POE硬化ヒマシ油;ピログルタミン酸イソステアリン酸POE硬化ヒマシ油;POEエチレンラノリン;POEコレステロール;POEフィトステロール;POEコレスタノール;POEフィトスタノールなどのノニオン性界面活性剤:
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのベタイン型;2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウムなどのイミダゾリン型;アミノ酸型などの両性界面活性剤:
蛋白質、ポリペプチド、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸誘導体、擬似セラミドなどの毛髪保護剤:
アボガド油、椿油、マカダミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ヒマシ油、ホホバ油などの天然系植物油:
カチオン化セルロース、カチオン化グァガム、カチオン化ポリマー、カチオン化樹脂、天然水溶性高分子類;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプンなどのデンプン系高分子の半合成水溶性高分子類;などのコンディショニング剤:
カルボキシエチルセルロース、キサンタンガムなどのカチオン系あるいはノニオン系の増粘剤:
アスコルビン酸、エリソルビン酸、エデト酸塩、エチドロン酸塩、フェナセチン、サリチル酸などの安定化剤:
パラベン、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノールなどの防腐剤:
pH調整剤、養毛剤、紫外線吸収剤、色素、パール剤、香料などが挙げられる。
<毛髪化粧料>
本発明の毛髪化粧料は、上述した各成分を、公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、
分散等することによって製造することができ、製造方法はとくに限定されない。
また、本発明の毛髪化粧料の形状はとくに限定されず、乳液、クリーム、ジェル、フォーム、スプレー、ミストなどのいずれでもよいが、剤の安定性の点からは、乳化した形状が好ましい。また、毛髪化粧料である限り、その用途もとくに限定されないが、たとえば、ヘアローション、ヘアクリーム、ヘアワックス、ヘアースプレーなどの整髪料、シャンプー、リンス、コンディショニング剤などが挙げられる。
このようにして得られた本発明の毛髪化粧料は、通常、前記(a1)成分および(a2)成分を合計で0.5〜2.0重量%、前記(b1)成分および(b2)成分を合計で1.0〜15重量%、前記(c1)成分および(c2)成分を合計で3.0〜8.0重量%の量で含有し、かつ、通常は、上記(a1)成分および(a2)成分を(a2):(a1)の重量比で1:1〜5の割合で、(b1)成分および(b2)成分を(b1):(b2)の重量比で1:2〜10の割合で、(c1)成分および(c2)成分を(c1):(c2)の重量比で通常1:1〜3の割合で含んでいる。
該毛髪化粧料によれば、毛髪に対して優れた塗布性能を発揮し、毛髪にしなやかで軽い質感と潤い、指どおりのよさと毛束単位での適度なまとまり感、ツヤを容易に与えることができる上に、優れた保存安定性を実現できる。
とくに、パーマネントウェーブ加工を施した毛髪をある程度の毛束ごとにまとめて自然なウェーブ感を出そうとする場合に、該毛髪化粧料を用いれば、毛髪のウェーブを崩すことなく、適度なまとまりと指どおりのよさ、しなやかで軽い質感と潤い、ツヤを与えることができる。したがって、該毛髪化粧料は、パーマネントウェーブ加工を施した毛髪の整髪料としてとくに好適である。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の例中で、用いた材料の性状は以下のとおりであった。
・流動パラフィン ;動粘度=7.34〜8.0cSt(37.8℃)
・シクロメチコン(デカメチルペンタシクロシロキサン) ;動粘度=4.2cSt(
25℃)
・ジメチコン(高重合メチルポリシロキサン(1)) ;動粘度=1,000,000cSt(25℃)
・ポリエチレングリコール; 数平均分子量=7300〜9300
[実施例1〜48および比較例1〜19]
表2〜7に示した実施例1〜48および比較例1〜19の配合組成でヘアクリームをそれぞれ調製した。
得られた各ヘアクリームに対して、下記の評価方法により、毛髪に対する各種効果および45℃での保存安定性について評価した。
その結果を、表2〜7に示す。
<評価方法>
黒色人毛(30cm×30g)を室温で30分間ブリーチ処理し、次にシャンプー、トリートメント処理を行い、タオルドライ後に上記ヘアクリーム0.5gを塗布し、ドライヤーで乾燥させた。
表1に記載の評価基準に基づいて、(1)塗布時のヘアクリームの伸びの良さ、乾燥後の毛髪の、(2)指通り、(3)束感、(4)しなやかさ、(5)軽さ、(6)ツヤ、(7)毛先のまとまり、(8)潤い感について、官能評価を行った。さらに、調製したヘアクリームを45℃の恒温槽で60日間保存し、保存前後で目視による観察と粘度測定を行い、表1に記載の評価基準に基づいて評価した。
なお、粘度測定は、B型粘度計(BM型、AC100V、50Hz;株式会社 東京計器製)にて、3号ローターを用い、25℃、6rpm、60秒の条件で行った。
Figure 2007015954
Figure 2007015954
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Figure 2007015954
Figure 2007015954
Figure 2007015954
Figure 2007015954
表2〜4より、本発明の毛髪化粧料(ヘアクリーム)は、(1)〜(9)の全ての評価項目で優れていることがわかる。
これに対し、表5より、(a1)成分および(a2)成分の含有量や重量比が本発明の構成から外れると、保存安定性が著しく劣り、毛髪に対してしなやかで軽い質感を付与するのが困難であることがわかる。さらに比較例5より、(a1)成分および(a2)成分を多く配合しすぎた場合には、毛髪に対する剤の伸びが悪くなり、毛髪の指通りが劣ることがわかる。
また、表6より、(b1)成分および(b2)成分の含有量や重量比が本発明の構成から外れると、毛髪に対する剤の伸びが悪く、しなやかで軽い質感を毛髪に付与できずに指通りも悪くなる上に、毛先のまとまりや潤い感、ツヤまでもが不足することがわかる。とくに、比較例12より、(b1)室温で液状の炭化水素オイルの代わりにエステル油を使用した場合には、この傾向が顕著であることがわかる。
また、表7より、(c1)成分および(c2)成分の含有量や重量比が本発明の構成から外れると、毛髪に潤いを付与することが困難となり、毛先のまとまり感のみならず、毛束単位でのしなやかで柔らかいまとまり感までもが不足することがわかる。さらに、毛髪に対する軽さやツヤの付与も充分でなく、剤の保存安定性も劣る。

Claims (3)

  1. (a1)下記式1で示されるモノ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤および(a2)下記式2で示されるジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤を合計で0.5〜2.0重量%、(b1)室温で液状の炭化水素オイルおよび(b2)室温で液状のシリコーンオイルを合計で1.0〜15重量%、(c1)数平均分子量1000〜15000のポリエチレングリコールおよび(c2)グリセリンを合計で3.0〜8.0重量%の量で含有してなる毛髪化粧料であって、
    上記(a1)成分および(a2)成分を、(a2):(a1)の重量比で1:1〜5の割合で含み、さらに上記(b1)成分および(b2)成分を、(b1):(b2)の重量比で1:2〜10の割合で含み、かつ、
    上記(c1)成分および(c2)成分を、(c1):(c2)の重量比で1:1〜3の割合で含むことを特徴とする毛髪化粧料;
    Figure 2007015954
    (式1中、R1、R2、R3およびR4のいずれか1つは、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれかを示し、残余はメチル基を示し、X1はハロゲ
    ン原子を示す。)
    Figure 2007015954
    (式2中、R5、R6、R7およびR8のいずれか2つは、同一でも異なってもよく、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基またはベンジル基のいずれかを示し、残余はメチル基を示し、X2はハロゲン原子を示す。)。
  2. 前記(b1)成分が、飽和炭化水素オイルであることを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 乳化した整髪料であることを特徴とする請求項1または2に記載の毛髪化粧料。

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