JP2007015765A - 分量を調節できる容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り出す内容物の量や種類を、簡単に調節できる容器を提供する。
【解決手段】一ヶ所開封すると、容器の開封部位に応じて、異なる中身を取り出すことができる袋および容器を提供する。すなわち、内容物を収納する内空が複数個あって、容器の開封部位に応じて、開封される内空の数を変えることができ、その結果、外に取り出すことができる中身が変わる袋および容器を提供する。
また、どの位置で開封すると、中身をどれだけ取り出すことができるか、などの情報を、袋あるいは容器に文字や記号で記載したり、或いは、開封する位置により、取り出すことができる中身の量や質を変えることができるので、その結果生じる効果について、袋あるいは容器に文字や記号で記載することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中に物を入れる容器で、中身を取り出すときに、分量や中身の種類を簡単に調節できる容器に関する。
固体や液体は、塩化ビニルやプラスチックなどの袋や瓶やケースなどの容器に入れて、利用者に提供されることが多い。例えばインスタントラーメンやカップラーメンやカップスープの粉末スープや液体スープは、塩化ビニルなどでできた袋に入った状態で消費者に提供されることが多い。また、市販されている弁当に添付されている醤油やソースなどの調味料も、袋に入れられて提供されることが多い。これらの容器は、中身の全量を取り出す場合は問題ないが、中身の一部だけを取り出したり、取り出す量を調節したりすることは難しく、不便である。
また一般的に、調味料、食品、接着剤、化粧品、薬、石鹸など、多くのものが容器や袋に入れられた状態で消費者に供給されている。消費者はそれらの容器や袋を、切ったり、破ったりして開封して中身を取り出して使うが、しかし、それらの容器や袋は一度開封すると、取り出せる中身の量を調節することが難しい場合が多い。特に、中身が少なくて扱いにくく、また少しの分量の違いで大きく効果が異なるようなもの、例えば、食材に添加する食塩やスープの素やスパイスなどの調味料による味付けなどは、少し量が変わるだけで、大きく味が変わってしまうことがある。このような場合は、容器から取り出せる量を、微妙に調節できることが望ましい。しかし、日常使われている容器や袋は、取り出す中身の量の調節が難しいものが多く、消費者は自分の好みや必要に応じて量を調節することが困難である。
本発明は、取り出す中身の量や質を簡単に調節できる容器を提供するものである。本発明によって、微妙な調節が容易に行えるようになり、有用で便利である。
上記で述べたような容器は、袋を破って中身を出すものが多いが、そのとき、取り出す中身の量を微妙に調節することは難しい。全量を取り出す場合は問題ないが、例えば健康のために塩分を控えている人は、塩分の多い粉末スープの素などの一部だけを袋から取り出したい、と考えても、どの程度の量を取り出せば最もいいのか知るすべはないし、また一部だけを簡単にうまく取り出すことは難しい。また、食する度に同じ味にするために、同じ量を取り出そうとしても、目安になるものがないので難しい。また、うす味を好む人は、「粉末スープや液体スープの一部だけを使って、自分にあった味付けにしたい」と考えても、どの程度の量を取り出せば最も自分にとって美味しいかを知るすべはなく、また、毎回同じ量を取り出して、同じ味にすることはできず、不便である。
このような問題は、容器の中身が分割されずにひとつになっているために生じている。また、容器を開封して中身を取り出すときは、全量使い切ることを前提にして、あるいは量の調節はしないものとして容器が作られているために、このような問題が生じる。
もちろん、全量使い切りではない容器も数多くあり、そのような容器はキャップやふたなどで開封後も再び容器を閉じることができ、残った中身を次回の使用まで保存するようにできている。しかし、本発明は、そのような容器に関してのものではなく、キャップやふたが無く、口を裂いたり破ったりして中身を出すような、再封入、再密封できない容器についてのものである。
たとえば、一回使い切りを前提として作られている容器は、全量を一度に使い切る場合は問題ないが、しかし、全量ではなく中身の一部だけを使いたい場合は、大変不便である。カップラーメンの袋入り粉末スープなどはその一例で、薄味にしたいときなど、取り出す粉末量を少なく調節したいと考えても、目安になるものもなく、また、毎回同じ薄味にするために取り出す量を同じにすることは難しい。
そこで本発明では、複数箇所ある開封部位の内の一箇所開封すると、容器の開封部位に応じて、異なる中身を取り出すことができる袋および容器を提供する。すなわち、内容物を収納する閉じた内空が複数個あって、容器の開封部位に応じて、開封される内空とその数が変わり、その結果、内空から外に取り出すことができる中身の量や種類を変えることができる袋および容器を提供する。本発明により、袋や容器から中身を取り出す際、量を調節することが容易にできるようになる。
また、前記の袋および容器において、開封部位が一箇所のみのもので、開封する程度によって開封される内空の数を変えることができる袋および容器も本発明に含まれる。
また、前記の袋および容器において、容易に破る、或いは裂く、或いは穴を開けることができる材質で作られたもので、開封する部分は、破る、或いは裂く、或いは穴を開けることが容易にできるように、あらかじめ袋あるいは容器の開封部分に切れ込みや裂け目のガイドとなるミシン目を付けたものも本発明に含まれる。
また、前記の袋および容器において、どの部位で開封すると、中身をどれだけ取り出すことができるのかについて、袋あるいは容器に文字や記号で記載されているものも、本発明に含まれる。
また、前記の袋および容器において、開封する部位により、取り出すことができる中身の量や質を変えることができ、その結果生じる効果について、袋あるいは容器に文字や記号で記載されているものも、本発明に含まれる。
また、請求項4および請求項5において、容器に記載された文字や記号の位置が、袋および容器の開封後に不要となる部分ではなく、内容物が入っている容器本体側の部位に記載されたものも、本発明に含まれる。
以上のような袋および容器を本発明により提供することによって、袋や容器から中身を取り出す際、量を調節することが容易にできるようになる。
本発明により、容器および袋の中身を取り出す際、容易に、再現性よく取り出す分量や質を調節することができる。
以下に、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明は、以下の特徴を有する袋および容器についてのものである。
本発明は、一ヶ所開封すると、容器の開封部位に応じて、異なる中身を取り出すことができる袋および容器を提供する。すなわち、内容物を収納する閉じた内空が複数個あって、容器の開封部位に応じて、開封される内空やその数が変わり、その結果、外に取り出すことができる中身の量や種類を変えることができる袋および容器についての発明である。袋および容器が有する内空の数は、2以上30以下であるが、望ましくは2以上7以下である。
これらの袋および容器の開封する部分は、容易に破る、或いは裂く、或いは穴を開けることができる材質で作られていていることが望ましい。
また、容易に袋あるいは容器を破る、或いは裂く、或いは穴を開けることができるように、あらかじめ袋あるいは容器に切れ込みや裂くためのガイドとなるミシン目をつけるとさらに便利である。
また、前記の袋および容器において、どの位置で開封すると、中身をどれだけ取り出すことができるか、袋あるいは容器に文字や記号で記載されていると、どの程度中身を取り出せばよいかを知る手がかりとなり便利である。これは即ち、それぞれの内空に、それぞれどれだけの中身が入っているのかを知ることにもなる。
また、複数の内空にはそれぞれ別々の内容物を入れてもよく、その場合は、開封部位により、取り出すことができる中身の種類を変えることができる。その結果生じる効果について袋あるいは容器に文字や記号で記載されていると、内容物を取り出した結果を予想することができ、開封する部位を決めるのに役立ち便利である。
本発明によって作成した容器の一例を図1に示した。図1のA、BおよびCは、塩化ビニルなどの、中身を密封することができ、同時に簡単に開封するできる材質で作った容器である。図1のAは袋を正面から見た図であり、図1のBは同じ袋を横から見た図である。
実施例1では、内容物を収納する内側の閉じた空間(以下、内空と呼ぶ)が3つ有るものを示した。3つの内空はそれぞれ別々に密封されており、開封前に内容物が互いに混じりあうことはない。内空の数は、通常2以上30以下で、望ましくは、2以上7以下である。図中の番号1は、袋に詰められた内容物を表しており、粉末の固体や液体の場合が多いが、気体である場合もあり、内容物の形状はどのようなものでもよい。番号2,3、および4は、内容物を入れる内空を表している。図1のAでは、内空に入っている中身の量は、どの内空も同量である例を示しているが、内空に含まれる中身の量はそれぞれ異なっていてもよい。
たとえば、カップラーメンの粉末スープの素などは、内空番号2には基本的な味付けに足るだけの粉末スープの素を入れておき、内空番号3や4には、基本的な味付けに加えて、さらに微妙に味を調節して濃くするための少量の粉末スープの素を入れてもよい。
また、それぞれの内空には、粉末スープの素など同じ種類の中身を入れても良いし、また、内空ごとに含まれる塩分量を変えたりして、味の質が変わるようにしてもよい。
さらに他の例をあげると、一つ目の内空(番号2)にはケチャップ、二つ目の内空(番号3)にはソース、さらに三つ目の内空(番号4)にはマスタード、というように種類の異なったものを内空に入れることができる。ケチャップだけ取り出したい場合は、一つ目の内空(番号2)だけを開封する一番上のミシン目に沿って袋を裂けばよい。ケチャップとソースを両方取り出したいときは、それらを両方とも開封する上から2番目のミシン目に沿って袋を裂けばよい。ケチャップ、ソース、マスタード、全てを取り出したいときは、三つの内空全てを開封する一番下のミシン目に沿って袋を裂けばよい。
番号5は切れ込みを表しており、袋を裂く始点になる。この切れ込みを始点として番号6で表したミシン目に沿って簡単に袋を裂くことができ、容易に内容物を外に取り出すことができる。
実施例1では、番号5のような切れ込みが合計6箇所、ミシン目が合計3本あるものを示したが、これらの数は、内空の数や、内空の形状、容器の形状によって変化する。番号6のミシン目に沿って袋を裂くと、閉じていた内空の一部が開封されて、中身を外に取り出すことができる。
実施例1では、袋を一番上のミシン目に沿って裂いた場合は、開封される内空はひとつだけで、取り出される内容物の分量も内空ひとつ分であり、その量は少ない。このとき、他の二つの内空は開封されずに、そのまま内容物は袋内に留まる。しかし、上から二番目のミシン目に沿って袋を裂いた場合は、二つの内空が開封されるので、二つ分の内容物を取り出すことができる。さらに、一番下のミシン目に沿って袋を裂いた場合は、三つの袋が開封され、全ての内容物を取り出すことができる。
実施例1では、内空の形がそれぞれ異なっていて、ミシン目も3本あるので、必要に応じて、どのミシン目で裂くかを選び、取り出す内容物の量を簡単に調節することができる。
また、図1のCに示したように、切れ込みやミシン目の近くに印や説明を記載して、どの場所で袋を破れば、どのような効果が得られるかを示すことができる。
印や説明は、袋に直接印刷して表示してもよいし、或いは商品の包装紙などの別の場所に記載してもよい。
説明は、たとえば、「ここで切れば薄味になります」、「ここで切れば普通の味になります」、「ここで切れば濃い味になります」、などの効果を示した表示もできるし、また、「NaCl 1.0g」、「NaCl 2.0g」、「NaCl 3.0g」などと表示すれば、どのミシン目で切れば、どれだけのNaCl(塩化ナトリウム、あるいは食塩)を取り出すことができるかを正確に表示することもできる。
これらの表示があれば、消費者は簡単に自分にあった味付けや、食塩量を選んで、分量を自分で調節することができ、また、同じ商品を別の機会に使う場合でも、毎回同じ量に調節することができる。
さらに図1のCについて詳細に説明する。図1Cは中身の食塩量(NaCl量)を袋に直接印字した例である。一番上のミシン目で切れば、ひとつの内空の中身だけを取り出すことができ、そのときの食塩量は1.0グラムであることがわかる。上から二番目のミシン目で切った場合は、内空二つ分を外に取り出すことができ、そのときの食塩総量は2.0グラム、また、一番下のミシン目で切ったときは、内空3つ分で食塩総量は3.0グラムになることがわかる。このように表示すれば、消費者は簡単に取り出す分量を調節することができ、また、毎回同じ量を簡単に取り出すことも可能で、容易に微妙な調節をすることができる。
実施例1で示した容器とは形の異なるものを示す。
図2には、内空が全て同じ形をしているものを示した。この例は、形状がより単純なため、実施例1に比べて袋の作成が容易になるという利点があるが、しかし、番号6のミシン目に沿って袋を裂くときに、どこまで裂くかで、開封される内空の数を調節する必要が生じる。袋を裂くときに、ひとつの内空だけ開封されるところまで裂けば、内空ひとつ分の内容物を取り出すことができる。同様に、袋を裂くときに、二つあるいは三つの内空が開封されるところまで裂けば、それぞれ内空二つ分、三つ分の内容物を取り出すことができる。
しかし、この形状の袋では、袋をどこまで裂くかを微妙なちから加減で調節する必要があり、図1に示した例ほど開封操作が容易ではない。しかし、このような単純な形状の容器であれば、工場生産などのコストを下げることができ、その点は有用と言える。
図3には、内容物が液体の場合に特に便利な形状の容器を示した。どのミシン目を裂くかを選んで、取り出す内容物の量や種類を調節する、という点は、実施例1の図1とまったく同じであるが、図3のように、ミシン目で裂いて開封する部分の内空の形状を細くすることにより、液体の内容物を取り出すときに、予想外の方向に液体内容物が飛散することが少なくなり、便利である。
図4は、3つの内空の形は同じで、ミシン目を内空の長軸に対して斜めにした例を示した。この形状の袋は、内空の中身の封入操作と袋の作成がより単純になるので、工業的に容易に生産できる。また、どのミシン目で開封するかを選ぶことによって、取り出せる中身の量や種類を調節できるという点は、前記の実施例と同じである。
番号5a,5bおよび5cの切れ込みについて詳細に説明する。図4の番号5a,5bおよび5cで示される切れ込みは、ミシン目(番号6a,6bおよび6c)の一方の端にのみ配置した。その理由は次のとおりである。図4や上記の実施例で例に挙げたような袋は、開封時に、必ずミシン目に沿ってきれいに裂けるとは限らない。ときにはミシン目からずれた場所に裂け目が走ることもあり、その時に開封したくない内空まで誤って開封してしまうことがある。それを避けるために、図4で示すようにミシン目の一方の端にのみ切れ込み(番号5a,5bおよび5c)を付けて、袋を裂く始点を定め、開封したくない内空から遠ざかる方向に袋を裂くことができる形状にした。
さらに詳細に説明すると、たとえば、図4の一番左の内空(番号4)だけ開封したい場合は、3つの切れ込みのうち、一番左の切れ込み、すなわち番号5aの切れ込みを始点として袋を裂く。その時、たとえミシン目ではない部分が裂けたとしても、それによって開封したくない中央(番号3)と右側(番号2)の内空まで誤って開封してしまう可能性は低い。なぜなら、開封時の5aから始まる裂け目は、中央(番号3)と右側(番号2)の内空から遠ざかる方向に進んでいくからである。
さらに、たとえば内空番号3と4の二つを開封したいときは、切れ込み番号5bを始点にして袋を裂けばよい。容器の裂け目は、開封したくない内空(番号2)から遠ざかる方向に進むので、誤って内空番号2を開封してしまう危険は少ない。
一方、仮に上記の反対の方向、すなわち図4の袋の左側からミシン目を裂いていくとすると、開封したくない内空(番号3および2)に近づく方向に袋を裂くことになるので、もし裂け目がミシン目からずれた部分に走ると、開封したくない中央(番号3)と右側(番号2)の内空まで開封してしまう可能性が増える。
よって、図4に示したように、切れ込み(番号5a,5bおよび5c)は、開封したくない内空から遠ざかる方向に袋を裂いていくことができる位置に付けるのが良い。
(A)は、内容物を入れる内空が3つある容器の正面図である。3つの内空はそれぞれ密封されており、開封前に内容物が互いに混じりあうことはない。(B)は、Aの側面図である。この容器は、塩化ビニルなどの、密閉できて、しかも裂くことによって簡単に開封できる材質で作成し、3つの袋状の内空を持つ形をしている。(C)は、容器に、内容物の説明を印字などして記載したものを示している。この例では、3本あるミシン目のどれを裂けば、内容物である食塩(NaClと表示)をそれぞれどれだけの量取り出すことができるかが記載されている。ミシン目に沿って裂いて、不要になった容器の上部を破棄した後も、説明文字が容器下部の本体に残るように、説明文字はミシン目の下に配置されている。 内容物を入れる内空が3つある容器を、正面から見た図である。側面から見た図は示していないが、容器の厚みは図1の容器と同様に薄い。3つの内空はそれぞれ密封されており、開封前に内容物が互いに混じりあうことはない。番号2,3および4の内空の形はそれぞれ同じで、番号6のミシン目が一本だけあり、容器の形状は図1に示したものより単純である。 内容物が液体の場合に適した容器を正面から見た図である。側面から見た図は示していないが、容器の厚みは図1の容器と同様に薄い。この例では、容器をミシン目に沿って裂いたときに、開封される内空の開口面積が小さいので、液体が予期せぬ方向に飛散することがなく、中身の液体を容易に取り出すことができる。 内容物を入れる内空が3つある容器を、正面から見た図である。側面から見た図は示していないが、容器の厚みは図1の容器と同様に薄い。3つの内空はそれぞれ別々に密封されており、開封前に内容物が互いに混じりあうことはない。3つの内空の形はそれぞれ同じである。また、ミシン目が内空の長軸に対してななめになっている。容器の形状が図1や図3のものに比べて単純なので、内容物の封入と容器の作成工程が簡単になる利点がある。
符号の説明
番号1は内容物で、固体の粉末や顆粒や、液体、あるいは気体で、内空に入るものであれば内容物の形状には特に制限はない。番号2,3および4は、それぞれ閉じた内空を示しており、中に内容物が入っている。番号5は、容器を簡単に裂くための、容器の端の切れ込みを表している。番号6は、容器を簡単に裂くためのガイドとなるミシン目を示している。番号7は、液体の内容物を表している。また図4の5a,5b,5cは、それぞれ容器を裂くための容器の端の切れ込みを表しており、6a,6b,6cは、それぞれ容器を簡単に裂くためのガイドとなるミシン目を表している。番号8は、内空を形成して内容物を密封し、また簡単に裂いたりできる材質の容器本体を表している。

Claims (6)

  1. 複数箇所ある開封部位の内の一箇所を開封すると、容器の開封部位に応じて、異なる中身を取り出すことができる袋および容器。すなわち、内容物を収納する内側の閉じた空間(以下、内空と呼ぶ)が複数個あって、容器の開封部位に応じて、開封される内空とその数が変わり、その結果、内空から外に取り出すことができる中身が変わる袋および容器。
  2. 前記の袋および容器において、開封部位が一箇所のみのもので、開封する程度によって開封される内空の数を変えることができる袋および容器。
  3. 前記の袋および容器において、容易に破る、或いは裂く、或いは穴を開けることができる材質で作られたもので、開封する部分は、破る、或いは裂く、或いは穴を開けることが容易にできるように、あらかじめ袋あるいは容器の開封部分に切れ込みや裂け目のガイドとなるミシン目を付けたもの。
  4. 前記の袋および容器において、どの部位で開封すると、中身をどれだけ取り出すことができるのかについて、袋あるいは容器に文字や記号で記載されているもの。
  5. 前記の袋および容器において、開封する部位により、取り出すことができる中身の量や質を変えることができ、その結果生じる効果について、袋あるいは容器に文字や記号で記載されているもの。
  6. 請求項4および請求項5において、容器に記載された文字や記号の位置が、袋および容器の開封後に不要となる部分ではなく、内容物が入っている容器本体側の部位に記載されたもの。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088579A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Takashi Kosako 使用時に液体を含浸させる内容物の包装袋における印刷方法
JP2016107992A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 株式会社くらコーポレーション 絞り出し用袋
CN108945769A (zh) * 2017-09-18 2018-12-07 信码互通(北京)科技有限公司 具有标识码的软包装袋

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