JP2007015143A - スチールマンドレル用ジョイント治具およびそれを用いたホースの製造方法 - Google Patents

スチールマンドレル用ジョイント治具およびそれを用いたホースの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単かつ安価で、作業効率の良好なスチールマンドレル用ジョイント治具を提供するとともに、従来に比しより効率的なホースの製造方法を提供する。
【解決手段】 長手方向両端部に、スチールマンドレルが嵌合する円筒状空洞部10を備えるスチールマンドレル用ジョイント治具1である。スチールマンドレル3を用いてホース2の製造を行うにあたり、スチールマンドレル3を、上記スチールマンドレル用ジョイント治具1を介して、少なくとも2本ずつ接続した状態で使用する。
【選択図】 図2

Description

本発明はスチールマンドレル用ジョイント治具およびそれを用いたホースの製造方法(以下、夫々単に「ジョイント治具」および「製造方法」とも称する)に関し、詳しくは、スチールマンドレルを使用してホースを製造する際に用いられるスチールマンドレル用ジョイント治具およびそれを用いたホースの製造方法に関する。
従来、建設機械用油圧ホースや洗浄用ホース等をスチールマンドレルを用いて製造する場合に、ワイヤー編み上げ時においては、1本ごとに編み上げ作業を行っていた。この場合、マンドレルとマンドレルとの間の部分のワイヤーはホースとなり得ないため、廃棄せざるを得ないが、マンドレル−マンドレル間の長さが数十cmと長いことから、大きな無駄となっていた。その上、マンドレルを編み上げ機に挿入する作業は非常に熟練を要し、また、マンドレルが編み上げ機の回転により回転するなど、非常に危険を伴うものでもあった。
これに対し、スチールマンドレルがパイプ状であることから、マンドレル端部にゴムやプラスチック等からなるジョイント棒を挿入して、マンドレルとマンドレルとの間をジョイントする方法が提案され、使用されている。その他、マンドレルを使用した成形ホースの製法に係る技術としては、例えば、特許文献1に、可撓性を有する円柱状のマンドレル本体の両端に、金属金具等からなる、マンドレル本体の端末部同士を相互に接続するための係脱可能な接続部材を設けたマンドレルが記載されている。
特開平5−301282号公報(特許請求の範囲等)
上記ジョイント棒を用いる方法によれば、マンドレルの編み上げ機への挿入を簡略化することは可能であるが、一方で、マンドレルの外径とジョイント棒の外径とが近いために、編み上げ後にジョイント部を発見するのが困難であるという難点があった。また、ジョイント部とホース本体とを間違えて、ホース本体を裁断してしまう場合もあった。なお、編み上げ後にジョイント部を切断することが必要となるのは、スチールマンドレルは一般に数十mの長さがあるが、スチールパイプであるために巻き取りして保管することが不可能であること、および、ジョイントしたスチールマンドレルは切断しないと2倍の長さがあり工程に入らないことによる。
さらに、上記ジョイント棒を用いる方法には、ジョイント棒がマンドレルより細く、かつ、マンドレルとジョイント棒とが密着していないために、最終工程でマンドレルをホースから抜き出す作業を行う際に、ジョイント棒がホース内部に残留するという致命的欠陥を生ずる場合があった。この場合、ホース内部に残留したジョイント棒を発見するのは非常に困難であり、しばしばジョイント棒を残留させたままホースを出荷してしまい、ユーザーにおいてホース内をオイルが流れないという致命的クレームを散発させるという問題を生じていた。
そこで本発明の目的は、簡単かつ安価で、作業効率の良好なスチールマンドレル用ジョイント治具を提供するとともに、ジョイント部の裁断時における問題点を解消することで、従来に比しより効率的なホースの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者は鋭意検討した結果、下記構成とすることにより、ジョイント部切断時における問題を生ずることなく、かつ、効率的な作業の可能なジョイント方法が実現できることを見出して、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のスチールマンドレル用ジョイント治具は、長手方向両端部に、スチールマンドレルが嵌合する円筒状空洞部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のホースの製造方法は、スチールマンドレルを用いてホースの製造を行うにあたり、該スチールマンドレルを、上記本発明のスチールマンドレル用ジョイント治具を介して、少なくとも2本ずつ接続した状態で使用することを特徴とするものである。
本発明によれば、上記構成としたことにより、簡単かつ安価で、作業効率の良好なスチールマンドレルのジョイント方法を実現することができ、これにより、より効率的にホースを製造することができる。また、スチールマンドレルのジョイント部をより容易に見つけ出すことができるので、裁断部の間違いの発生も解消することができる。さらに、従来のジョイント方法におけるホース内部へのジョイント棒の残留という致命的な不良についても、確実に解消することが可能である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明のスチールマンドレル用ジョイント治具の概略斜視図を示す。図示するように、本発明のジョイント治具1は、長手方向両端部に、スチールマンドレルが嵌合する円筒状空洞部10を備える。
ジョイント治具1の長手方向両端部に設けられた円筒状空洞部10は、スチールマンドレルの外径よりもわずかに大きい内径を有し、スチールマンドレルの端部がぴったり入るよう形成される。従って、この円筒状空洞部10に夫々スチールマンドレルの端部を嵌め込んで担持させることで、スチールマンドレル間のジョイントを簡易かつ安価な方法で行うことができ、スチールマンドレルを用いたホース製造の効率化に寄与することができる。図2に、ホース2を外周に担持するマンドレル3の端部をジョイント冶具1の円筒状空洞部10内に嵌合した状態を示す。
ジョイント治具1の形状は、上記円筒状空洞部10を有する以外の点については、ホース製造時の作業性を損なうおそれがないものであれば特に制限されないが、図示するように、長手方向中央部を、両端部より小径に形成することが好ましい。これにより、ワイヤー編み上げ後においてもジョイント部の発見が非常に容易となるため、ジョイント部以外のホース本体部分を誤って切断するおそれがなくなる。
本発明においては、ジョイント治具1の寸法についても特に制限はなく、使用時に要求される強度等に基づき適宜決定することができるが、円筒状空洞部1の肉厚については、0.5mm以上5mm以下とすることが好ましい。従来のジョイント棒を用いた方法では、ホース内部にジョイント棒が残留する致命的不良の発生するおそれがあったが、本発明のジョイント治具1では、マンドレルと嵌合する両端の肉厚をマンドレル外径より0.5mmから5mm厚く形成することで、最終工程のマンドレル抜き出し時にホース内部にジョイント冶具が残留する可能性がなくなる。即ちこの場合、ジョイント冶具1の両端外径が必ずホース内径より1mmから10mm大きくなるので、ジョイント治具1がホース内部に引き込まれるような場合がありえなくなるためである。これにより、ジョイント冶具のホース内残留という致命的な不良の発生を確実に解消することができる。
ジョイント治具1の材質としては、金属またはプラスチックを用いることができる。金属としては、安価で延びの大きい鉄、アルミ、銅およびこれらの合金などを好ましく用いることができる。また、プラスチックとしては、安価で成型し易いオレフィン樹脂やポリアミド樹脂(ナイロン)、耐熱性に優れたアセタール樹脂(例えば、デルリン(登録商標))等が好適である。
本発明のスチールマンドレル用ジョイント治具1を用いてホースの製造を行う場合には、図3に示すように、ジョイント治具1を介して、スチールマンドレル2を少なくとも2本ずつ接続した状態で使用する。これにより、ワイヤー4の無駄を極力少なくすることができ、ホースの生産性を向上することができる。また、ジョイント治具1はマンドレル2の端部に嵌合させるだけで使用可能であるので、作業性にも優れる。マンドレル2の接続本数は、工程間距離により適宜定めることができ、即ち、例えば、マンドレル2の長さが工程間距離と等しい場合には2本、工程間距離の半分の場合には3本、工程間距離の1/4の場合には5本にて接続すればよく、何本の場合であっても、編み上げ後にジョイント治具1を切断することにより、マンドレル2自体は容易に取扱うことができる。
本発明の製造方法においては、ジョイント治具1を用いてスチールマンドレル2を接続した状態で使用する以外の点については、常法に従い行うことができ、特に制限されるものではない。また、ジョイント治具1を使用する工程についても制限はなく、取扱い上の便宜によっては、ワイヤー編み上げ時のみならず、その後の外被ゴムの押出し、ラッピング(モールディング)、加硫の各工程についてもマンドレル2を接続した状態で使用することができる。さらに、本発明の製造方法が適用可能なホースについても特に制限はなく、スチールマンドレルを用いて製造されるいかなるホースにも適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るスチールマンドレル用ジョイント治具の斜視図である。 図1に示すジョイント治具を、外周にホースを担持するマンドレルの端部と嵌合させた状態を示す部分斜視図である。 図1に示すジョイント治具を介して、2本のマンドレルを接続した状態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 スチールマンドレル用ジョイント治具
2 ホース
3 マンドレル
4 ワイヤー
10 円筒状空洞部

Claims (7)

  1. 長手方向両端部に、スチールマンドレルが嵌合する円筒状空洞部を備えることを特徴とするスチールマンドレル用ジョイント治具。
  2. 金属またはプラスチックからなる請求項1記載のスチールマンドレル用ジョイント治具。
  3. 鉄、アルミ、銅およびこれらの合金からなる群から選ばれるいずれか一種からなる請求項2記載のスチールマンドレル用ジョイント治具。
  4. オレフィン樹脂、ポリアミド樹脂およびアセタール樹脂からなる群から選ばれるいずれか一種からなる請求項2記載のスチールマンドレル用ジョイント治具。
  5. 長手方向中央部が、両端部より小径に形成されている請求項1〜4のうちいずれか一項記載のスチールマンドレル用ジョイント治具。
  6. 前記円筒状空洞部の肉厚が0.5mm以上5mm以下である請求項1〜5のうちいずれか一項記載のスチールマンドレル用ジョイント治具。
  7. スチールマンドレルを用いてホースの製造を行うにあたり、該スチールマンドレルを、請求項1〜6のうちいずれか一項記載のスチールマンドレル用ジョイント治具を介して、少なくとも2本ずつ接続した状態で使用することを特徴とするホースの製造方法。
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