JP2008180366A - 管継手およびホース - Google Patents

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Abstract

【課題】雄体と雌体が一旦結合させると分離することができない小型の管継手を提供する。
【解決手段】管継手10は、雄体12と、雄体12が挿入される雌体30とで構成されている。雄体12は、先端側の外径が小径となっており、先端から第三円筒部14と、外側テーパ部16と、第二円筒部18と、弾性係止リング体42に係止される台形溝20と、第一円筒部22とを備えている。雌体30は、奥側の内径が小径となっており、先端から開口部32の入口側から第一内壁面34と、弾性係止リング体42が収容される係止溝36と格納溝38からなる二段溝40と、第二内壁面44と、内側テーパ部46と、第三内壁面48とを備えている。弾性係止リング体42は、環状部材の一部を切断した隙間を有しており、弾性係止リング体42を弾性変形させて隙間の端面を接触させたときの外周径が第一内壁面34の内径よりも小さく形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車、建設機械又は工作機械等の配管を接続する際に用いられ、円筒状の雄体とこの雄体が挿入される円筒状の雌体とを備えた管継手、および管継手の雄体及び雌体の少なくとも一方を備えたホースに関する。
従来から、一方の配管と他方の配管を組み付ける際に管継手を用いて接続を行っている。
例えば図21に示されるように、この管継手100は、円筒状の雄体102と、この雄体102が挿入される開口部112を備えた円筒状の雌体110とで構成されている。雄体102の周面には、弾性リング体120が係止される環状溝104が形成されている。雌体110の開口部112の奥側には、環状の溝部114が形成されており、溝部114にOリング116が設けられている。雌体110の開口部112の入口側には、環状の小径溝118が形成されており、小径溝118に弾性リング体120が係止されている。小径溝118の奥側に隣接する位置には、雄体102の開口部112への挿入時に弾性リング体120が退避する大径溝122が形成されている。雌体110の開口部112の入口側には、略U字状の環状カバー124の一端部124Aが弾性リング体120と当接するように配置されており、環状カバー124のU字状の内部と雌体110との間にスプリング126が介挿されている。
このような管継手100では、雄体102を雌体110の開口部112に押し込んでゆくと、雄体102の先端のテーパ面106が弾性リング体120に衝突し、弾性リング体120が大径溝122に押し込まれる。更に雄体102を押し込むと、テーパ面106の拡径に従い、弾性リング体120も大径溝122の中で拡径してゆく。更に雄体102の押し込みを続け、雄体102の環状溝104が大径溝122まで到達すると、弾性リング体120は自身の弾性力により元の径に縮径し、雄体102の環状溝104と雌体110の小径溝118の中に納まり、雄体102と雌体110との結合が終了する(例えば特許文献1を参照)。
この管継手100は、雄体102を雌体110から分離する際には、環状カバー124をスプリング126の力に抗して雌体110の後方側に押し込む。すると、環状カバー124の一端部124Aが弾性リング体120を大径溝122に押し込み、弾性リング体120の環状溝104への係止が外れる。この状態で、雄体102を雌体110から抜き出すことが可能となる。
特開5−256390号公報
しかし、このような管継手100では、使用時に環状カバー124が不用意に雌体110の後方側へ押されると、雄体102と雌体110の結合が外れてしまうことがある。
管継手100は、雄体102と雌体110とが一旦結合されると、特段の事情がない限り分離することは無く、必ずしも管継手100に分離機能を付与する必要はない。分離可能な管継手100は、不用意な離脱や、いたずら等による離脱が発生するおそれがあるため、配管の分離が不要な場合には、分離不可能な管継手が求められている。
また、分離可能な管継手100では、環状カバー124により、管継手の外径が大きくなると共に、部品点数が増え、コストアップとなる。また、雌体110に分離作業のための余分な雄体102の押し込み代があり、管継手100の全長が長くなるという欠点もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、雄体と雌体が一旦結合されると、分離することができない小型の管継手、およびホースを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明に係る管継手は、円筒状の雄体と、前記雄体が挿入される円筒状の雌体と、前記雄体と前記雌体とを係止して結合させる弾性環状係止部材と、を備えた管継手であって、前記雄体は、根元から先端に向かって、第一円筒部と、前記第一円筒部と同一の外径又は前記第一円筒部より小さな外径を持つ第二円筒部と、前記第二円筒部から内方へ傾斜する外側テーパ部と、を有し、さらに前記雄体は、前記第一円筒部と前記第二円筒部の間に環状溝を備え、前記雌体は、前記雄体が挿入される開口部から内部に向かって、前記雄体が挿入されたときに前記第一円筒部に接する第一内壁面と、前記第二円筒部に接する第二内壁面と、前記第二内壁面から内方へ傾斜する内側テーパ部と、を有し、さらに前記雌体は、前記第一内壁面と前記第二内壁面との間に、前記弾性環状係止部材が配置され、前記開口部側の係止溝と前記内部側の格納溝とが隣接して形成された二段溝を備え、前記格納溝の半径は、前記第二円筒部の半径と前記弾性環状係止部材の直径を足した長さより大きく、前記環状溝の前記第一円筒部からの深さと前記係止溝の前記第一内壁面からの深さは前記弾性環状係止部材の直径より大きく形成されており、前記弾性環状係止部材は、環状の一部を切り離して形成された隙間を有し、内周径が前記第二円筒部の外径よりも小さく形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明に係る管継手は、円筒状の雄体と、前記雄体が挿入される円筒状の雌体と、前記雄体と前記雌体とを係止して結合させる弾性環状係止部材と、を備えた管継手であって、前記雄体は、根元から先端に向かって、第一円筒部と、前記第一円筒部と同一の外径又は前記第一円筒部より小さな外径を持つ第二円筒部と、前記第二円筒部から内方へ傾斜する外側テーパ部と、を有し、さらに前記雄体は、前記第一円筒部と前記第二円筒部との間に、前記弾性環状係止部材が配置され、前記先端側の係止溝と前記根元側の格納溝とが隣接して形成された二段溝を備え、前記雌体は、前記雄体が挿入される開口部から内部に向かって、先端に形成された開口テーパ部と、前記雄体が挿入されたときに前記第一円筒部に接する第一内壁面と、前記第二円筒部に接する第二内壁面と、前記第二内壁面から内方へ傾斜する内側テーパ部と、を有し、さらに前記雌体は、前記第一内壁面と前記第二内壁面との間に環状溝を備え、前記格納溝の半径は前記第一内壁面の半径から前記弾性環状係止部材の直径を引いた長さより小さく、前記環状溝の前記第一内壁面からの深さと前記係止溝の前記第一円筒部からの深さの和は前記弾性環状係止部材の直径より大きく形成されており、前記弾性環状係止部材は、環状の一部を切り離して形成された隙間を有し、内周径が前記第二円筒部の外径よりも小さく形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の管継手において、前記雄体は、前記外側テーパ部より前記先端側に第三円筒部を有し、前記雌体は、前記内側テーパ部より前記内部側に、前記雄体が挿入されたときに前記第三円筒部と接する第三内壁面を有し、前記第三内壁面もしくは前記第三円筒部に、又は前記第三内壁面と前記第三円筒部の両方にまたがり、流体をシールするための弾性環状シール部材を納めるシール部材格納溝を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の管継手において、前記第三内壁面に形成された前記シール部材格納溝に前記弾性環状シール部材が配置されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1、請求項3又は請求項4に記載の管継手において、前記弾性環状係止部材は、外周径が前記第一内壁面の内径より大きく前記係止溝の内径より小さく形成されており、両端部を接触させたときの外周径が前記第一内壁面の内径よりも小さく前記第二内壁面の内径より大きいことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の管継手において、前記環状溝の前記先端側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、前記係止溝の前記開口部側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の管継手において、前記環状溝の前記開口部側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、前記係止溝の前記先端側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の管継手において、前記第二円筒部の軸方向の長さをAとし、前記第三円筒部の同一外径の部分の先端と前記弾性環状シール部材と前記第三円筒部の接触部分の前記根元側の後端との軸方向の長さをBとしたとき、A>Bの関係を満たしていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明に係るホースは、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の管継手の雄体または雌体を、一端部に雄体のみ又は雌体のみ、或いは、両端部に雄体同士、雌体同士、又は、雄体と雌体とを備えることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のホースにおいて、少なくとも前記一端部が前記管継手の雌体であり、内面層と、前記内面層の外側の補強層と、前記補強層の外側の外面層と、を有することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は請求項10に記載のホースにおいて、前記補強層が、金属製のワイヤーが網組みされ、もしくは巻き付けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、雄体と雌体とを結合する際に、雄体を雌体の開口部に挿入する。雄体を挿入すると、弾性環状係止部材の内周径が雄体の第二円筒部の外径よりも小さいので、雄体の外側テーパ部が弾性環状係止部材に当たり、弾性環状係止部材が格納溝に押し込まれる。更に雄体を押し込むと、外側テーパ部が第二円筒部から外方に傾斜しているため、弾性環状係止部材が格納溝の中で拡径してゆく。更に雄体の押し込みを続け、雄体の第二円筒部が格納溝を通過すると、弾性環状係止部材は自身の弾性力により元の径に縮径し、雄体の環状溝の中に嵌り込む。この状態で管継手に流体を流すと、圧力の上昇により、雄体に挿入方向と反対側に移動する力が働き、弾性環状係止部材は雌体の係止溝に収まる。このとき、格納溝の半径は、第二円筒部の半径と弾性環状係止部材の直径を足した長さより大きく、環状溝の第一円筒部からの深さと係止溝の第一内壁面からの深さは弾性環状係止部材の直径より大きく形成されているため、弾性環状係止部材が雌体の係止溝と雄体の環状溝に接触する。これにより、雄体が雌体から抜けることが防止され、加圧中の結合が保持される。すなわち、雄体と雌体が一旦結合されると、弾性環状係止部材が雌体の係止溝と雄体の環状溝の中に入る(収まる)ことにより、雄体と雌体が分離することが防止される。
また、雄体の第一円筒部と雌体の第一内壁面が接すると共に、雄体の第二円筒部と雌体の第二内壁面が接するので、雄体と雌体との間の振動が抑制される。また、雄体の第二円筒部を設けることで、第二円筒部が弾性環状係止部材により磨耗しても管継手の寿命を第二円筒部の軸方向の長さ分だけ維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、雄体と雌体とを結合する際に、雄体を雌体の開口部に挿入する。その際、雄体に配置された弾性環状係止部材が雌体の開口テーパ部に接触することにより弾性環状係止部材が縮径し、雄体が雌体の開口部に挿入される。更に雄体を押し込むと、弾性環状係止部材が雌体の環状溝に到達し、弾性環状係止部材は自身の弾性力により元の径に縮径し、雌体の環状溝の中に嵌り込む。この状態で管継手に流体を流すと、圧力の上昇により、雄体に挿入方向と反対側に移動する力が働き、弾性環状係止部材は雄体の係止溝に収まる。このとき、格納溝の半径は、第一内壁面の半径から弾性環状係止部材の直径を引いた長さより小さく、環状溝の第一内壁面からの深さと係止溝の第一円筒部からの深さの和は弾性環状係止部材の直径より大きく形成されているため、弾性環状係止部材が雌体の係止溝と雄体の環状溝に接触する。これにより、雄体が雌体から抜けることが防止され、加圧中の結合が保持される。すなわち、雄体と雌体が一旦結合されると、弾性環状係止部材が雄体の係止溝と雌体の環状溝の中に入る(収まる)ことにより、雄体と雌体が分離することが防止される。
また、雄体の第一円筒部と雌体の第一内壁面が接すると共に、雄体の第二円筒部と雌体の第二内壁面が接するので、雄体と雌体との間の振動が抑制される。また、雄体の第二円筒部を設けることで、第二円筒部が弾性環状係止部材により磨耗しても管継手の寿命を第二円筒部の軸方向の長さ分だけ維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、雄体の外側テーパ部より先端側に第三円筒部を設け、雌体の内側テーパ部より内部側に第三内壁面を設けることで、雄体と雌体の結合時に第三円筒部と第三内壁面とが接触し、雄体と雌体との間の振動をより一層抑制することができる。また、シール部材格納溝が振動による触れの小さい部位に配置されるため、弾性環状シール部材が損傷しにくい。また、シール部材格納溝と弾性環状係止部材の格納溝との間に段差があるので、生産性が良い。
請求項4に記載の発明によれば、第三内壁面に形成されたシール部材格納溝に弾性環状シール部材が配置されているので、スペース効率及び量産性が良い。
請求項5に記載の発明によれば、管継手の組み立て時に弾性環状係止部材を雌体の二段溝に組み込む。その際、弾性環状係止部材の両端部を接触させたときの外周径が雌体の第一内壁面の内径よりも小さいので、弾性環状係止部材に力を加えて弾性環状係止部材を縮径した状態で雌体の第一内壁面に挿入し、第一内壁面の後方の二段溝まで挿入することができる。そして、弾性環状係止部材に加えた力を解除すると、弾性環状係止部材は弾性力により元の径に拡径する。このとき、弾性環状係止部材の外周径が雌体の第一内壁面の内径よりも大きいので、弾性環状係止部材が二段溝に組み込まれ、弾性環状係止部材が抜けることが防止される。また、弾性環状係止部材の両端部を接触させたときの外周径が第二内壁面の内径より大きいので、弾性環状係止部材が雌体の奥まで入っていくことが防止される。このため、弾性環状係止部材を雌体の二段溝に容易に組み込むことができ、管継手の量産性がさらに良好となる。
請求項6に記載の発明によれば、環状溝の先端側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、係止溝の開口部側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であるので、加圧時に弾性環状係止部材が移動しにくく、環状溝と係止溝の中に嵌り込んだ弾性環状係止部材が格納溝に落ち込むことを抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、環状溝の開口部側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、係止溝の先端側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であるので、加圧時に弾性環状係止部材が移動しにくく、環状溝と係止溝の中に嵌り込んだ弾性環状係止部材が格納溝に落ち込むことを抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、雄体の第二円筒部の軸方向の長さをAとし、第一円筒部の同一外径の部分の先端と弾性環状シール部材と第一円筒部の接触部分の根元側の後端との軸方向の長さをBとしたとき、A>Bの関係を満たしているので、雄体と雌体の回転によって雄体の第二円筒部が磨耗しても、雄体の第二円筒部の磨耗代を残した状態で弾性環状シール部材が雄体の第一円筒部から外れる。このため、雄体の磨耗により雌体からの雄体の抜けが発生する前に、流体の漏れ出しによって管継手の寿命を検知できる。
請求項9に記載の発明によれば、ホースは、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の管継手の雄体または雌体を、一端部に雄体のみ又は雌体のみ、或いは、両端部に雄体同士、雌体同士、又は、雄体と雌体とを備えているので、ホースを上記管継手の雄体または雌体を介して他の配管等に接続することができる。
請求項10に記載の発明によれば、ホースを他の配管等と接続するとき、少ないスペースでも作業性がよい。ホースは、内面層と、この内面層の外側の補強層と、この補強層の外側の外面層とを備えているので、ホースの強度を確保することができる。
請求項11に記載の発明によれば、補強層は、金属製のワイヤーが網組みされ、もしくは巻き付けられているので、ホースの強度をさらに高めることができる。
本発明に係る管継手によれば、雄体と雌体が一旦結合されると分離することができず、不用意な離脱やいたずら等による離脱を防止することができる。また、管継手の外径や長さなどを短くすることによって管継手を小型化できると共に、部品点数が少なく、低コスト化が可能である。
また、本発明に係るホースによれば、ホースを管継手の雄体または雌体を介して他の配管等に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である管継手10の結合状態を示す半裁断面図であり、図2は、この管継手10の部分拡大図である。また、図3は、管継手10の分離状態を示す半裁断面図である。
管継手10は、円筒状の雄体12と、この雄体12が挿入される円筒状の雌体30とで構成されている。図1及び図3に示されるように、雄体12は、長手方向の先端側が小径となっており、先端から根元に向かって、第三円筒部14と、この第三円筒部14から後方(根元側)の位置で外方へ傾斜する外側テーパ部16と、この外側テーパ部16の後方と連続する位置に第三円筒部14より大きな外径を持つ第二円筒部18とを備えている。さらに、雄体12は、第二円筒部18の後方と連続する位置に、雄体12を雌体30に挿入したときに弾性環状係止部材としての弾性係止リング体42に係止される略台形状の環状溝20と、この環状溝20の後方と連続する位置に第二円筒部18より大きな外径を持つ第一円筒部22とを備えている。雄体12の芯部には、流体が流れる円形状の流路部24が設けられている。雄体12の第一円筒部22の後方(長手方向の中央部側)には、スパナを掛けるための六角部26が設けられている。
図2及び図3に示されるように、雌体30は、雄体12が挿入される開口部32を備えており、開口部32の入口側に雄体12の第一円筒部22に対応する第一内壁面34を備えている。また、雌体30は、第一内壁面34の後方(内部側)に、雄体12と雌体30の結合時に弾性環状係止部材としての弾性係止リング体42が収まる係止溝36と、この係止溝36の後方に結合作業中に弾性係止リング体42が退避する格納溝38と、が隣接して形成された二段溝40を備えている。さらに、雌体30は、二段溝40の後方(内部側)と連続する位置に雄体12の第二円筒部18に対応する第二内壁面44と、この第二内壁面44から後方に内方へ傾斜する内側テーパ部46と、この内側テーパ部の後方と連続する位置に雄体12の第三円筒部14に対応する第三内壁面48とを備えている。また、雌体30の第三内壁面48には、シール部材格納溝としての環状の格納溝50が形成されている。この格納溝50は、断面が凹状に形成されている。格納溝50には、開口部32側に配置される樹脂製のリング部材52と、奥側に配置される弾性環状シール部材としてのゴム製のOリング54と、が収容されている。
また、格納溝38の半径は、第二円筒部18の半径と弾性係止リング体42の直径を足した長さより大きく、格納溝50の第一円筒部22からの深さと係止溝36の第一内壁面34からの深さは弾性係止リング体42の直径より大きく形成されている。
さらに、雌体30の開口部32内の最奥部には壁面56が形成され、雌体30の芯部の流体が流れる流路部58に連なっている。雌体30の長手方向における開口部32とは反対側には、ホースを連結するための締金具60が設けられている。
弾性係止リング体42は、図4(A)に示されるように、断面が円形の環状部材からなり、環状部材の一部を切り離して形成された隙間43を備えている。すなわち、弾性係止リング体42の両側の端面42A、42Bの間に隙間43が形成されている。弾性係止リング体42は、例えばステンレスなどの金属で形成されており、隙間43を有するフリーの状態から、弾性変形により端面42A、42Bを接触させて縮径させることが可能となっている。また、図4(B)に示されるように、隙間43を有するフリーの状態では、弾性係止リング体42の外周径は、雌体30の第一内壁面34の内径よりも大きく(寸法A参照)、且つ係止溝36の内径よりも小さく設定されている(寸法B参照)。また、弾性係止リング体42の内周径は、雄体12の第二円筒部18の外径よりも小さく設定されている(寸法C参照)。これによって、雄体12を雌体30の開口部32に挿入することができると共に、結合時に弾性係止リング体42を雄体12の環状溝20と雌体30の係止溝36に接触させて雄体12と雌体30とを係止することが可能となる。
また、図5(A)、(B)に示されるように、弾性係止リング体42を弾性変形させて端面42A、42Bを接触させたときに、弾性係止リング体42の外周径(外周距離)が雌体30の第一内壁面34の内径(内周距離)よりも小さく設定されている(寸法D参照)。
また、図6に示されるように、雌体30の係止溝36は、開口部32側で奥側が拡大するように傾斜した壁面36Aと、この壁面36Aの奥側で軸線とほぼ平行に形成された壁面36Bとで構成されている。ここで、係止溝36の開口部32側の壁面36Aと軸線との角度θ1は、90°〜30°に設定されている。また、雄体12の環状溝20の第二円筒部18側の壁面20Aと軸線との角度θ2は、90°〜45°に設定されている。また、係止溝36の開口部32側の壁面36Aと軸線との角度θ1が90°以外の場合には、環状溝20の壁面20Aと軸線との角度θ2は、係止溝36の壁面36Aと軸線との角度θ1よりも大きく設定されている。これによって、弾性係止リング体42は、雌体30の係止溝36の壁面36Aと壁面36Bと、雄体12の環状溝20の壁面20Aに接触する構成となっている。
次に、管継手10の作用について説明する。
管継手10を組み立てる際には、弾性係止リング体42を雌体30の格納溝38に嵌入する(組み込む)。そのとき、図5に示されるように、弾性係止リング体42に力を加えて端面42A、42Bを接触させ、弾性係止リング体42を縮径させる。この状態では、弾性係止リング体42の外周径が雌体30の第一内壁面34の内径よりも小さいため(寸法D参照)、弾性係止リング体42を第一内壁面34の内側に挿入することができ、第一内壁面34の奥側の二段溝40の位置まで容易に挿入することができる。そして、二段溝40の位置で弾性係止リング体42の端面42A、42Bの接触を解除すると、弾性係止リング体42は弾性力により元の径に拡径する。このとき、弾性係止リング体42の外周径が雌体30の第一内壁面34の内径よりも大きいので、弾性係止リング体42が二段溝40に嵌入され、弾性係止リング体42が二段溝40から抜けることが防止される。また、弾性係止リング体42の外周径が、雄体12の第二円筒部18の内径よりも大きいので、弾性係止リング体42を二段溝40に嵌入する(組み込む)ときに、弾性係止リング体42が雌体30の奥まで入っていくことが防止される。このため、弾性係止リング体42を雌体30の二段溝40に容易に組み込むことができ、管継手10の量産性が上がる。
すなわち、従来の管継手では、弾性係止リング体の切り欠きの両端部が接触又は近接しているため、弾性係止リング体の両端部を交差させる必要があり、大きな力が必要であるが、本実施形態の管継手10では、弾性係止リング体42の縮径作業及び嵌入作業が簡便になり、管継手の組み立て性を向上させることができる。
また、図3に示されるように、管継手10の雄体12と雌体30を結合する際には、雄体12の先端部14Aを雌体30の開口部32に押し込んでゆく。このとき、弾性係止リング体42の内周径が雄体12の第二円筒部18の外径よりも小さいため、雄体12の外側テーパ部16が弾性係止リング体42に当たり、弾性係止リング体42が格納溝38に押し込まれる。更に雄体12を押し込むと、外側テーパ部16の拡径に従い、弾性係止リング体42が格納溝38の中で拡径してゆく。更に雄体12の押し込みを続け、雄体12の第二円筒部18が格納溝38を通過すると、図7に示されるように、弾性係止リング体42は自身の弾性力により元の径に縮径し、雄体12の環状溝20と雌体30の格納溝38の中に納まり、雄体12と雌体30との連結が終了する。この状態で、流路部24、58に流体を流すと、図1に示されるように、圧力の上昇により雄体12に挿入方向と反対側に移動する力が働き、弾性係止リング体42は雌体30の係止溝36に収まる。格納溝38の半径は、第二円筒部18の半径と弾性係止リング体42の直径を足した長さより大きく、格納溝50の第一円筒部22からの深さと係止溝36の第一内壁面34からの深さは弾性係止リング体42の直径より大きく形成されており、弾性係止リング体42が係止溝36と雄体12の環状溝20に接触する。このため、雄体12が雌体30から抜けることが防止され、加圧中の結合が保持される。すなわち、雄体12と雌体30が一旦結合されると、弾性係止リング体42が雌体30の係止溝36と雄体12の環状溝20の中に入る(収まる)ことにより、雄体12と雌体30が分離することが防止される。
また、雄体12と雌体30との結合時に、Oリング54が雄体12の第三円筒部14の周面に接触するため、流路部24、58を流れる流体のシール性を確保することができる。
さらに、雄体12と雌体30との結合時に、雄体12の第一円筒部22と雌体30の第一内壁面34が接触し、雄体12の第二円筒部18と雌体30の第二内壁面44が接触し、さらに雄体12の第三円筒部14と雌体30の第三内壁面48が接触するので、雄体12と雌体30との間の振動を抑制できる。また、雄体12の第二円筒部18を設けることで、加圧時に弾性係止リング体42により第二円筒部18が磨耗しても管継手10の寿命を第二円筒部18の軸方向の長さ分だけ維持することができる。
また、図6に示されるように、雌体30の係止溝36の開口部32側の壁面36Aと軸線との角度θ1と、雄体12の環状溝20の第二円筒部18側の壁面20Aと軸線との角度θ2を、前述した所定の範囲に設定することにより、圧力が上昇しても弾性係止リング体42に矢印で示すような力が作用し、弾性係止リング体42が雄体12の環状溝20と雌体30の係止溝36の中に保持される。このため、弾性係止リング体42が格納溝38に抜け出ることが防止される。
また、格納溝50には、開口部32側に樹脂製のリング部材52と、奥側にゴム製のOリング54が収容されているので、管継手10が加圧されたときに、リング部材52によってOリング54が開口部32側の雌体30の第三内壁面48と雄体12の第三円筒部14との間に入り込むことを阻止することができる。
以上のように、本実施形態の管継手10では、弾性係止リング体42が雌体30の係止溝36と雄体12の環状溝20の中に収まることにより、雄体12と雌体30とが一旦結合されると、雄体12と雌体30とを分離することができない。このため、雄体12と雌体30の不用意な離脱やいたずら等による離脱を防止することができる。また、管継手10全体の外径や長さが小さく、管継手10を小型化することができると共に、部品点数が少なく、低コスト化を実現できる。
次に、本発明の管継手を備えたホースの第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図8に示されるように、管継手10(図1参照)のうち雌体30は、長手方向の開口部32と反対側にホース接続部64が設けられている。雌体30の中央部付近には、ホース接続部64との間に環状の凹部66が形成されている。雌体30の凹部66に、筒状の締金具60の端部に設けられた凸部60Aが係合されることにより、雌体30に締金具60が取付けられている。
ホース接続部64は、管状の部材であり、外周面にホース70の抜けを抑制する複数の突起部65が形成されている。ホース接続部64の中心部には、長手方向に流体が流動可能な円形状の開口部64Aが形成されている。複数の突起部65は、ホース70の差込方向(図中の左方向)へ上り勾配となるテーパ面65Aを備えており、テーパ面65Aの上角部は軸方向に対してほぼ直角に切り欠かかれている。これにより、ホース接続部64はホース70を差し込みやすく、抜けにくい形状となっている。
雌体30のホース接続部64の外周面にホース70が差し込まれ、ホース70の外側を覆うように筒状の締金具60が外挿されている。そして、図9に示されるように、図示しない加締機にて締金具60をホース接続部64側へ加締めることによってホース70がホース接続部64に接続される。
一方、管継手(図1参照)の雄体12は、他の配管(図示省略)に接続されている。
この実施形態では、管継手10のうち雌体30がホース70の一端部に接続されているので、他の配管(図示省略)に設けられた雄体12に雌体30を結合することにより、ホース70と他の配管(図示省略)とを管継手10を介して接続することができる。また、ホース70を接続する際に、少ないスペースでも作業性がよい。
次に、本発明の管継手を備えたホースの第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図10に示されるように、管継手のうち雄体68は、長手方向の第一円筒部22、第二円筒部18、第三円筒部14等が形成された部分と反対側にホース接続部64が設けられている。雄体68の根元側(中央部側)には、ホース接続部64との間に環状の凹部66が形成されており、凹部66に締金具60の凸部60Aが係合されることにより、雄体68に締金具60が取付けられている。
雄体68のホース接続部64の外周面にホース70が差し込まれ、ホース70の外側を覆うように筒状の締金具60が外挿されている。そして、図11に示されるように、図示しない加締機にて締金具60をホース接続部64側へ加締めることによってホース70が雌体30のホース接続部64に接続される。一方、管継手の雌体は、他の配管(図示省略)に接続されている。
この実施形態では、管継手のうち雄体68がホース70の一端部に接続されているので、他の配管(図示省略)に設けられた雌体に雄体68を結合することにより、ホース70と他の配管(図示省略)とを管継手を介して接続することができる。
また、図12(A)に示すように、管継手のうち雄体又は雌体が接続されるホースとして、ホース200を用いてもよい。
このホース200は、内被エラストマ層202と、内被エラストマ層202を補強する為に外面に覆われた補強層204と、さらに補強層204の外面を覆う外被エラストマ層206とから構成されている。
内被エラストマ層202および外被エラストマ層206の材料は特に限定されるものではなく、用地に応じゴムやウレタンを適宜選択し得るが、例えば、高圧油圧ホースの場合、内被エラストマ層202には、例えば、耐油性に優れたアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)系ゴムが好適に使用され、外被エラストマ層206には、例えば、耐候性、耐油性のほか、接着性、難燃性等の固有の特性に優れたクロロプレンゴム(CR)系ゴムが好適に使用される。CR系ゴムは、油圧ホースの外被エラストマ層206に最適な材料である。
また、補強層204は、ビニロン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等)、ポリアミド(ナイロン)、アラミド等の有機繊維またはスチールワイヤからなる補強糸を、ブレード構造またはスパイラル構造(図12(B)に示す補強層204´)にて内被エラストマ層202の外面に編み上げて被覆することにより形成される。
また、図示しないが、補強層204(補強層204´)は2層以上設けてもよく、その場合には、必要に応じて各層間に中間層または接着層(接着剤)を設けてもよく、さらに、補強層204(補強層204´)と内被エラストマ層202との間に、中間層または接着層(接着剤)を設けてもよい。
また、例えば、給水給湯ホースの場合、内被エラストマ層には、例えば、ポリブテン樹脂、フッ素樹脂、架橋ポリエチレン樹脂が好適に、単層あるいは複層構造に使用され、外被エラストマ層にはスチレン系熱可塑性樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂が好適に使用される。
また、補強層は、ビニロン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等)、ポリアミド(ナイロン)、アラミド等の有機繊維またはスチールワイヤからなる補強糸を、ブレード構造またはスパイラル構造、あるいはその複合構造にて内被エラストマ層の外面に編み上げて被覆することにより形成される。
また、内被エラストマ層と補強層、補強層と外被エラストマ層との間に、中間層または接着層(接着剤)を設けてもよい。
次に、本発明の第4実施形態の管継手について説明する。なお、第1実施形態〜第3実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図13に示されるように、管継手80を構成する雄体82は、先端から根元に向かって、第三円筒部14と、この第三円筒部14から後方(根元側)に外方へ傾斜する外側テーパ部16と、この外側テーパ部16と連続する位置に第三円筒部14より大きな外径を持つ第二円筒部18とを備えている。また、第二円筒部18の後方に雄体82の挿入時に弾性係止リング体42に係止される環状溝20と、この環状溝20の後方に第二円筒部18の外径とほぼ同径の第三円筒部84が形成されている。
また、管継手80を構成する雌体90は、開口部32の入口側に雄体82の第三円筒部84に対応する第一内壁面92と、この第一内壁面92の奥側に弾性係止リング体42が収まる係止溝36と弾性係止リング体42が退避する格納溝38とが隣接した二段溝40と、この二段溝40の奥側に雄体82の第二円筒部18と対応する第二内壁面44とを備えている。すなわち、第二円筒部18と第三円筒部84の外径はほぼ同径であるので、第一内壁面92と第二内壁面44の内径はほぼ同径に形成されている。さらに雌体90は、第二内壁面44の奥側に内方へ傾斜する内側テーパ部46と、この内側テーパ部46と連続する位置に雄体82の第三円筒部14に対応する第三内壁面48とを備えている。
このような管継手80でも、雄体82を雌体90の開口部32に挿入したときに、雄体82の第二円筒部18が弾性係止リング体42を通過すると、弾性係止リング体42は自身の弾性力により元の径に縮径し、雄体82の環状溝20と雌体90の二段溝40の中に納まる。これによって、弾性係止リング体42が抜け出すことが防止される。
また、弾性係止リング体42の隙間43(図4参照)の寸法等を調整することで、弾性係止リング体42を縮径させたときに外周径を雌体90の第一内壁面92の内径より小さくすることができる。このため、弾性係止リング体42を雌体90の二段溝40に嵌入することができる。
なお、管継手80の雄体82又は雌体90をホースの一端部に接続して使用することができる。
次に、本発明の第5実施形態の管継手について説明する。なお、第1実施形態〜第4実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図14に示されるように、管継手220には、雄体222の第三円筒部14に環状の格納溝226が設けられている。この格納溝226は、断面が凹状に形成されている。格納溝226には、根元側に配置されるリング部材52と、先端側に配置されるOリング54とが収容されている。なお、雌体224の第三内壁面48には、Oリング54を収容するための格納溝は設けられていない。
このような管継手220では、雄体222と雌体224とを結合すると、雄体222のOリング54が雌体224の第三内壁面48に接触するため、流路部24、58を流れる流体のシール性を確保することができる。
また、格納溝226には、根元側にリング部材52と、先端側にOリング54が収容されているので、管継手220が加圧されたときに、リング部材52によってOリング54が開口部32側の雌体224の第三内壁面48と雄体222の第三円筒部14との間に入り込むことを阻止することができる。
なお、管継手220の雄体222又は雌体224をホースの一端部に接続して使用することができる。
次に、本発明の第6実施形態の管継手について説明する。なお、第1実施形態〜第5実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図15に示されるように、この管継手230は、雄体232と雌体234とで構成されている。雄体232は、第二円筒部18の後方(根元側)と連続する位置に、係止溝236と、この係止溝236の後方(根元側)の格納溝238と、が隣接して形成された二段溝240を備えている。この二段溝240には、弾性係止リング体42が配置されている。また、雌体234は、第一内壁面34の後方(奥側)に、雄体232を雌体234に挿入したときに弾性係止リング体42に係止される略台形状の環状溝242が設けられている。
格納溝238の半径は雌体234の第一内壁面34の半径から弾性係止リング体42の直径を引いた長さより小さく、環状溝242の第一内壁面34からの深さと係止溝236の第一円筒部22からの深さの和は弾性係止リング体42の直径より大きく形成されている。また、雌体234の開口部32の先端には、内周側にR状に切り欠かれた開口テーパ部244が形成されている。
また、環状溝242の開口部32側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、係止溝236の先端側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°に形成されている。また、係止溝236の先端側の壁面と軸線との角度が90°以外の場合には、環状溝242の開口部32側の壁面と軸線との角度は、係止溝236の先端側の壁面と軸線との角度よりも大きく設定されている。
このような管継手230では、図16に示されるように、雄体232の先端部14Aを雌体234の開口部32に押し込むと、弾性係止リング体42が開口テーパ部244に当たり、弾性係止リング体42が格納溝238の中で縮径する。更に雄体232の押し込みを続け、雄体232の格納溝238が雌体234の第一内壁面34を通過し、弾性係止リング体42が雄体232の環状溝242に到達すると、弾性係止リング体42は自身の弾性力により元の径に拡径し、雄体232の格納溝238と雌体30の環状溝242の中に納まり、雄体232と雌体234との連結が終了する。
この状態で、流路部24、58に流体を流すと、圧力の上昇により雄体232に挿入方向と反対側に移動する力が働き、弾性係止リング体42は雄体232の係止溝236に収まる。その際、格納溝238の半径は雌体234の第一内壁面34の半径から弾性係止リング体42の直径を引いた長さより小さく、環状溝242の第一内壁面34からの深さと係止溝236の第一円筒部22からの深さの和は弾性係止リング体42の直径より大きく形成されており、弾性係止リング体42が係止溝236と雌体234の環状溝242に接触する。このため、雄体232が雌体234から抜けることが防止され、加圧中の結合が保持される。また、雄体232の第一円筒部22と雌体234の第一内壁面34が接触し、雄体232の第二円筒部18と雌体234の第二内壁面44が接触し、さらに雄体232の第三円筒部14と雌体234の第三内壁面48が接触するので、雄体232と雌体234との間の振動を抑制できる。
また、環状溝242の開口部32側の壁面と軸線との角度と、係止溝236の先端側の壁面と軸線との角度を、前述した範囲に設定することにより、圧力が上昇しても弾性係止リング体42が雄体232の係止溝236と雌体234の環状溝242の中に保持される。このため、弾性係止リング体42が格納溝238に抜け出ることが防止される。
このような管継手230では、雄体232と雌体234が一旦結合されると、弾性係止リング体42が雄体232の係止溝236と雌体234の環状溝242の中に入る(収まる)ことにより、雄体232と雌体234が分離することが防止される。これにより、雄体232と雌体234の不用意な離脱やいたずら等による離脱を防止することができる。
なお、管継手230の雄体232又は雌体234をホースの一端部に接続して使用することができる。
次に、本発明の第7実施形態の管継手について説明する。なお、第1実施形態〜第6実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図17に示されるように、管継手250は雄体252と雌体254とからなり、雄体252は、先端から根元側に向かって、第三円筒部14と、外側テーパ部16と、第二円筒部256と、第一円筒部22とを備えている。雌体254は、先端から奥側に向かって、第一内壁面34と、第二内壁面258と、内側テーパ部46と、第三内壁面48とを備えている。
図18に示されるように、この管継手250は、雄体252の第二円筒部256の軸方向の長さをAとし、第三円筒部14の同一外径の部分の先端とOリング54と第三円筒部14の接触部分の後端(雄体252の根元側の後端)との軸方向の長さをBとしたとき、A>Bの関係を満たすように形成されている。ここで、長さBは、Oリング54が格納溝50内で軸方向に動くような隙間がある場合には、Oリング54が雌体254内の一番奥側(後方)に寄ったときに測った長さとしている。また、雌体254と雄体252の材料としては、鋼材などの金属が用いられている。
この管継手250は、図19に示されるように、結合時に雄体252と雌体254が回転することにより、弾性係止リング体42によって環状溝20の奥側の第二円筒部256が削れ、雄体252が雌体254から抜ける方向に徐々に移動する。このとき、雄体252の第二円筒部256の軸方向の長さAと、第三円筒部14の同一外径の部分の先端とOリング54と第三円筒部14の接触部分の後端との軸方向の長さBが、A>Bの関係を満たしているので、図20に示されるように、雄体252の第二円筒部256の磨耗が進行しても、雄体252の第二円筒部256の磨耗代を残した状態でOリング54が雄体252の第三円筒部14から外れる。このため、雌体254からの雄体252の抜けが発生する前に、流体の漏れ出しによって管継手250の寿命を検知できる。
なお、管継手250の雄体252又は雌体254をホースの一端部に接続して使用することができる。
なお、上記第1〜第7実施形態では、弾性係止リング体42は、断面が円形形状であったが、この構成に限定されず、断面がR面を有する四角形などの他の形状でも良い。
本発明の第1実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す半裁断面図である。 本発明の第1実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る管継手の雄体と雌体の分離状態を示す半裁断面図である。 (A)は弾性係止リング体の単体を示す図、(B)は弾性係止リング体の雄体と雌体との寸法の関係を示す図である。 (A)は弾性係止リング体を縮径させた状態を示す図、(B)は弾性係止リング体を縮径させたときの雌体との寸法の関係を示す図である。 弾性係止リング体が雌体の係止溝と雄体の環状溝に係止された状態を示す部分拡大断面図である。 図3に示す雄体を雌体に挿入したときの結合過程を説明する部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るホースに管継手の雌体を接続する過程を示す半裁断面図である。 本発明の第2実施形態に係るホースに管継手の雌体を接続した状態を示す半裁断面図である。 本発明の第3実施形態に係るホースに管継手の雌体を接続する過程を示す半裁断面図である。 本発明の第3実施形態に係るホースに管継手の雌体を接続した状態を示す半裁断面図である。 (A)はホースの第1変形例を示す断面図であり、(B)はホースの第2変形例を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す半裁断面図である。 本発明の第5実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す半裁断面図である。 本発明の第6実施形態に係る管継手の雄体と雌体の分離状態を示す半裁断面図である。 本発明の第6実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す半裁断面図である。 本発明の第7実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の第7実施形態に係る管継手の雄体と雌体の結合状態の一部を拡大して示す半裁断面図である。 図18に示す管継手の雄体が磨耗したときの動作を示す半裁断面図である。 図18に示す管継手の雄体が磨耗したときの動作を示す半裁断面図である。 従来の管継手の雄体と雌体の結合状態を示す半裁断面図である。
符号の説明
10 管継手
12 雄体
14 第三円筒部
14A 先端部
16 外側テーパ部
18 第二円筒部
20 環状溝
20A 壁面
22 第一円筒部
30 雌体
32 開口部
34 第一内壁面
36 係止溝
36A 壁面
38 格納溝
40 二段溝
42 弾性係止リング体(弾性環状係止部材)
43 隙間
44 第二内壁面
46 内側テーパ部
48 第三内壁面
50 格納溝
54 Oリング(弾性環状シール部材)
68 雄体
70 ホース
80 管継手
82 雄体
84 第三円筒部
90 雌体
92 第一内壁面
200 ホース
202 内面層
204 補強層
204A ワイヤー
206 外面層
208 補強層
208A、208B ワイヤー
210 ホース
220 管継手
222 雄体
224 雌体
226 格納溝
230 管継手
232 雄体
234 雌体
236 係止溝
238 格納溝
240 二段溝
242 環状溝
244 開口テーパ部
250 管継手
252 雄体
254 雌体
256 第二円筒部
258 第二内壁面

Claims (11)

  1. 円筒状の雄体と、前記雄体が挿入される円筒状の雌体と、前記雄体と前記雌体とを係止して結合させる弾性環状係止部材と、を備えた管継手であって、
    前記雄体は、根元から先端に向かって、第一円筒部と、前記第一円筒部と同一の外径又は前記第一円筒部より小さな外径を持つ第二円筒部と、前記第二円筒部から内方へ傾斜する外側テーパ部と、を有し、
    さらに前記雄体は、前記第一円筒部と前記第二円筒部の間に環状溝を備え、
    前記雌体は、前記雄体が挿入される開口部から内部に向かって、前記雄体が挿入されたときに前記第一円筒部に接する第一内壁面と、前記第二円筒部に接する第二内壁面と、前記第二内壁面から内方へ傾斜する内側テーパ部と、を有し、
    さらに前記雌体は、前記第一内壁面と前記第二内壁面との間に、前記弾性環状係止部材が配置され、前記開口部側の係止溝と前記内部側の格納溝とが隣接して形成された二段溝を備え、
    前記格納溝の半径は、前記第二円筒部の半径と前記弾性環状係止部材の直径を足した長さより大きく、前記環状溝の前記第一円筒部からの深さと前記係止溝の前記第一内壁面からの深さは前記弾性環状係止部材の直径より大きく形成されており、
    前記弾性環状係止部材は、環状の一部を切り離して形成された隙間を有し、内周径が前記第二円筒部の外径よりも小さく形成されていることを特徴とする管継手。
  2. 円筒状の雄体と、前記雄体が挿入される円筒状の雌体と、前記雄体と前記雌体とを係止して結合させる弾性環状係止部材と、を備えた管継手であって、
    前記雄体は、根元から先端に向かって、第一円筒部と、前記第一円筒部と同一の外径又は前記第一円筒部より小さな外径を持つ第二円筒部と、前記第二円筒部から内方へ傾斜する外側テーパ部と、を有し、
    さらに前記雄体は、前記第一円筒部と前記第二円筒部との間に、前記弾性環状係止部材が配置され、前記先端側の係止溝と前記根元側の格納溝とが隣接して形成された二段溝を備え、
    前記雌体は、前記雄体が挿入される開口部から内部に向かって、先端に形成された開口テーパ部と、前記雄体が挿入されたときに前記第一円筒部に接する第一内壁面と、前記第二円筒部に接する第二内壁面と、前記第二内壁面から内方へ傾斜する内側テーパ部と、を有し、
    さらに前記雌体は、前記第一内壁面と前記第二内壁面との間に環状溝を備え、
    前記格納溝の半径は前記第一内壁面の半径から前記弾性環状係止部材の直径を引いた長さより小さく、前記環状溝の前記第一内壁面からの深さと前記係止溝の前記第一円筒部からの深さの和は前記弾性環状係止部材の直径より大きく形成されており、
    前記弾性環状係止部材は、環状の一部を切り離して形成された隙間を有し、内周径が前記第二円筒部の外径よりも小さく形成されていることを特徴とする管継手。
  3. 前記雄体は、前記外側テーパ部より前記先端側に第三円筒部を有し、
    前記雌体は、前記内側テーパ部より前記内部側に、前記雄体が挿入されたときに前記第三円筒部と接する第三内壁面を有し、
    前記第三内壁面もしくは前記第三円筒部に、又は前記第三内壁面と前記第三円筒部の両方にまたがり、流体をシールするための弾性環状シール部材を納めるシール部材格納溝を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管継手。
  4. 前記第三内壁面に形成された前記シール部材格納溝に前記弾性環状シール部材が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の管継手。
  5. 前記弾性環状係止部材は、外周径が前記第一内壁面の内径より大きく前記係止溝の内径より小さく形成されており、両端部を接触させたときの外周径が前記第一内壁面の内径よりも小さく前記第二内壁面の内径より大きいことを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項4に記載の管継手。
  6. 前記環状溝の前記先端側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、前記係止溝の前記開口部側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  7. 前記環状溝の前記開口部側の壁面と軸線との角度が90°〜30°であり、前記係止溝の前記先端側の壁面と軸線との角度が、90°〜45°であることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
  8. 前記第二円筒部の軸方向の長さをAとし、前記第三円筒部の同一外径の部分の先端と前記弾性環状シール部材と前記第三円筒部の接触部分の前記根元側の後端との軸方向の長さをBとしたとき、A>Bの関係を満たしていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の管継手。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の管継手の雄体または雌体を、一端部に雄体のみ又は雌体のみ、或いは、両端部に雄体同士、雌体同士、又は、雄体と雌体とを備えることを特徴とするホース。
  10. 少なくとも前記一端部が前記管継手の雌体であり、
    内面層と、前記内面層の外側の補強層と、前記補強層の外側の外面層と、を有することを特徴とする請求項9に記載のホース。
  11. 前記補強層が、金属製のワイヤーが網組みされ、もしくは巻き付けられていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のホース。
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