JP2007014132A - リニアアクチュエータ - Google Patents

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Yasuhiro Kataoka
康浩 片岡
Kenji Shiroshita
健治 城下
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Abstract

【課題】本発明は、可動磁石を有する可動ホルダに凹凸状筒部材を設け、可動磁石を可動ホルダに強固に結合させることを目的とする。
【解決手段】本発明によるリニアアクチュエータは、輪状励磁コイル(13)を有する固定側ヨーク(11)の内側に、インナーヨーク(17)を覆う状態で可動磁石(1)を有する可動ホルダ(2)を設け、この可動ホルダ(2)に設けた可動磁石(1)を凹凸状筒部材(30)で強固に固定した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアアクチュエータに関し、特に、可動磁石を有する可動ホルダの外周面に波状体、蛇腹体及び螺旋状体等よりなる凹凸状筒部材を取付けて可動磁石を固定し、温度変化における線膨張係数の違いによる可動磁石の脱落を防止し、可動ホルダと可動磁石の機械的強度を向上させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のリニアアクチュエータとしては、特許文献等を特に開示していないが、図2及び図3で示される構成が提案され、図2の場合、可動磁石1を有するカップ状の可動ホルダ2は全体が樹脂で成形されていた。
また、図3の場合、可動磁石1を有する可動ホルダ2は樹脂で成形されていると共に、この可動ホルダ2の外周には、前記可動磁石1を覆う状態で筒状に貼り板3が設けられている。
従来のリニアアクチュエータは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、樹脂で成形された可動ホルダに可動磁石を貼り付けているため、磁石の線膨張係数(6.5×10−6[/℃])と、樹脂の線膨張係数(例えば、ポリカーボネート材:67×10−6[/℃])は大きく異なるため、温度変化により破損する問題が存在していた。
また、樹脂成形による可動ホルダは、機械的強度についても限界があり、問題となっていた。
本発明によるリニアアクチュエータは、固定体に設けられ輪状励磁コイルを内設すると共に輪状に配置された固定側ヨークと、前記固定体に設けられ前記固定側ヨークの軸心位置に設けられた筒状のインナーヨークと、前記インナーヨークを覆うと共に直動可能に配設されカップ型をなす可動ホルダと、前記可動ホルダの端部に設けられ前記固定側ヨーク及びインナーヨークに対応して位置する可動磁石とを備え、前記輪状励磁コイルへの通電により前記可動ホルダが前記固定側ヨークとインナーヨーク間の空隙に沿って直動するように構成したリニアアクチュエータにおいて、前記可動ホルダの外周面には凹凸状筒部材が設けられ、前記凹凸状筒部材は前記可動磁石の外面に接合されている構成であり、また、前記凹凸状筒部材は、波状体よりなる構成であり、また、前記凹凸状筒部材は、蛇腹体よりなる構成であり、また、前記凹凸状筒部材は、螺旋状体よりなる構成であり、また、前記可動磁石は、前記可動ホルダの端面に設けられている構成であり、また、前記固定側ヨークの内壁には、テーパ面を有する輪状開口が形成され、前記輪状開口は、前記可動磁石及び前記輪状励磁コイルに対応しているようにした構成である。
本発明によるリニアアクチュエータは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、可動ホルダの端面に接着固定した可動磁石を、可動ホルダの外周面に設けた凹凸状筒部材に接合させているため、凹凸状筒部材の内側に設けた多くの接着剤によって可動磁石を可動ホルダに対して強固に固定することができる。
また、前述のように可動磁石が可動ホルダに対して強固に固定されているため、線膨張係数の違いによる固定部分への応力を緩和し、破損等の防止を得ることができる。
また、この凹凸状筒部材を用いて機械的強度が向上するため、可動ホルダの薄形化による小型軽量化が可能となる。
本発明は、可動磁石を有する可動ホルダの外周面に波状体、蛇腹体及び螺旋状体等よりなる凹凸状筒部材を取付けて可動磁石を固定し、温度変化における線膨張係数の違いによる可動磁石の脱落を防止して動作温度の範囲を広げ、さらに、可動ホルダと可動磁石の機械的強度を向上させるようにしたリニアアクチュエータを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるリニアアクチュエータの好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を用いて説明する。
図1において符号10で示されるものはリニアアクチュエータ20を支持するための固定体であり、この固定体10の一面10aには輪状をなし磁性材料よりなる固定側ヨーク11が取付けられている。
前記固定側ヨーク11内に形成された輪状空隙12内には、輪状励磁コイル13が配設され、この固定側ヨーク11の輪状に配置された内壁11aには前記輪状空隙12と連通する輪状開口14が形成されている。
前記輪状開口14には、前記輪状励磁コイル13から内方へ向けて細くなる状態のテーパ面15を有している。
前記固定側ヨーク11の内側に形成された柱状の空隙16内には、前記固定側ヨーク11の軸心位置Pに配設された筒状のインナーヨーク17が設けられており、このインナーヨーク17を覆うように全体形状がカップ型をなす可動ホルダ2が前記インナーヨーク17の軸方向に沿う移動方向Aに沿って往復して直動できるように構成されている。
前記可動ホルダ2は、全体が樹脂によって成形されて形成されており、この可動ホルダ2の端面2aには、前記輪状励磁コイル13、輪状開口14及び固定側ヨーク11に対応した状態で可動磁石1が輪状に設けられている。
前記可動ホルダ2の外周面2Aには、接着剤(図示せず)を介して接着された凹凸状筒部材30が設けられており、この凹凸状筒部材30は前記可動ホルダ2の端面2aからさらに先端へ延長されて可動磁石1の外面1aに接合し、この可動磁石1の外面1aと凹凸状筒部材30とは前記接着剤(図示せず)を介して強固に一体状に接合されている。
前記凹凸状筒部材30は、前記可動磁石1に対して弾性を有して耐破壊強度の高い材料で形成されており、互いに線膨張係数が大きく異なる可動ホルダ2と可動磁石1とが前記凹凸状筒部材30によって接着剤を介して極めて強固に結合され、大きい温度変化に対しても前記凹凸状筒部材30が固定部材として作用し、可動磁石1が可動ホルダ2から落下することのないよう十分な機械的強度を得ることができるように構成されている。
前記凹凸状筒部材30は、図1では波状体として形成されている場合を示しているが、この波状体に限ることなく、蛇腹体、螺旋状体、あるいは矩形状体、鋸歯状体等の断面形状とした場合も凹凸状筒部材30として採用することができる。
また、前記接着剤は、前記凹凸状筒部材30の凸部又は凹部と前記外周面2A及び外面1aとの間に形成される空間内に多量に充填されることによって前記可動ホルダ2と凹凸状筒部材30と可動磁石1とが相互に結合されている。
次に、動作について説明する。まず、図1の状態で輪状励磁コイル13に駆動信号を印加すると、この輪状励磁コイル13により発生した磁束は、ループ状に発生し、輪状開口14を経て可動磁石1に作用し、周知の磁気作用により可動ホルダ2が1ストローク分、前記移動方向Aに沿って直動し、リニアアクチュエータ20としての動作が行われる。
また、前記輪状励磁コイル13に対して、前述とは逆方向の電流の駆動信号を印加すると、周知の磁気作用によって前記可動ホルダ2は元の位置(図1で示す位置)に戻ることができる。
従って、前記可動ホルダ2に何らかの被駆動部材を接続しておくことにより、前記リニアアクチュエータ20は所定の仕事を達成することができる。
尚、前述の輪状開口14は、輪状励磁コイル13からの磁束を可動磁石1に案内するために形成されているが、この輪状開口14の形状は、前述の図1に示すテーパ面15を有する形状(最も最適な形状)に限ることなく、例えば、テーパ面15のない開口形状の場合も、基本的な動作は可能である。
本発明は、リニアアクチュエータに限ることなく、例えば、リニアモータ等への適用も可能である。
本発明によるリニアアクチュエータを示す断面図である。 従来のリニアアクチュエータの可動ホルダを示す断面図である。 図2の他の従来構成を示す断面図である。
符号の説明
1 可動磁石
1a 外面
2 可動ホルダ
2a 端面
2A 外周面
10 固定体
11 固定側ヨーク
11a 内壁
12 輪状空隙
13 輪状励磁コイル
14 輪状開口
15 テーパ面
16 空隙
17 インナーヨーク
30 凹凸状筒部材

Claims (6)

  1. 固定体(10)に設けられ輪状励磁コイル(13)を内設すると共に輪状に配置された固定側ヨーク(11)と、前記固定体(10)に設けられ前記固定側ヨーク(11)の軸心位置(P)に設けられた筒状のインナーヨーク(17)と、前記インナーヨーク(17)を覆うと共に直動可能に配設されカップ型をなす可動ホルダ(2)と、前記可動ホルダ(2)の端部(2a)に設けられ前記固定側ヨーク(11)及びインナーヨーク(17)に対応して位置する可動磁石(1)とを備え、
    前記輪状励磁コイル(13)への通電により前記可動ホルダ(2)が前記固定側ヨーク(11)とインナーヨーク(17)間の空隙(16)に沿って直動するように構成したリニアアクチュエータにおいて、
    前記可動ホルダ(2)の外周面(2A)には凹凸状筒部材(30)が設けられ、前記凹凸状筒部材(30)は前記可動磁石(1)の外面(1a)に接合されていることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 前記凹凸状筒部材(30)は、波状体よりなることを特徴とする請求項1記載のリニアアクチュエータ。
  3. 前記凹凸状筒部材(30)は、蛇腹体よりなることを特徴とする請求項1記載のリニアアクチュエータ。
  4. 前記凹凸状筒部材(30)は、螺旋状体よりなることを特徴とする請求項1記載のリニアアクチュエータ。
  5. 前記可動磁石(1)は、前記可動ホルダ(2)の端面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のリニアアクチュエータ。
  6. 前記固定側ヨーク(11)の内壁(11a)には、テーパ面(15)を有する輪状開口(14)が形成され、前記輪状開口(14)は、前記可動磁石(1)及び前記輪状励磁コイル(13)に対応しているように構成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のリニアアクチュエータ。
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