JP2007013912A - 信号レベル調整装置、ゲイン値更新方法、及びプログラム - Google Patents

信号レベル調整装置、ゲイン値更新方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ゲイン値が振動することなく、ゲイン値が目的とするゲイン値に高速に近づくように、ゲイン値を段階的に更新する。
【解決手段】信号レベル調整装置は、入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号レベル調整装置、ゲイン値更新方法、及びプログラムに関する。
音楽の再生処理等においては、入力信号を、その信号レベルに応じたゲイン値で増幅して出力する制御が一般的に行われている。例えば、MP3(MPEG Audio Layer-3)プレーヤーでは、録音レベルが異なるMP3ファイルを連続して再生する場合に、ファイルが切り替わる際に音量が大きく変化すること等のないよう、ダイナミックレンジコントロールやオートゲインコンロール等の制御が行われている(特許文献1)。
このように、信号レベルを調整して出力する信号レベル調整装置においては、入力信号の信号レベルに応じてゲイン値が更新されるが、ゲイン値を急激に変化させると、再生音量が急激に変化したり、ノイズが発生したりすることとなる。そこで、ゲイン値が段階的に目的とするゲイン値に近づくように、ゲイン値の更新が行われる。
図11は、ゲイン値を所定の値に応じた間隔で段階的に更新する従来の手順の一例を示すフローチャートである。まず、入力信号の信号レベル(x)が検出される(S1101)。続いて、その信号レベルに応じたゲイン値gが求められる(S1102)。なお、関数fは、入力信号の信号レベルから出力信号の信号レベルを求めるための予め定められた関数である。
そして、現在のゲイン値gが目的とするゲイン値gより大きい場合は(S1103:Yes)、gに所定の値α(α<1)を乗ずるか、gからαを減ずることにより、αに応じた間隔でgを減少させる(S1104)。また、gがgより小さい場合は(S1105:Yes)、gに所定の値α(α>1)を乗ずるか、gにαを加えることにより、αに応じた間隔でgを増加させる(S1106)。そして、更新されたgをゲイン値として、入力信号が増幅されて出力される(S1107)。
このように、所定の値(α,α)に応じた間隔でゲイン値gを段階的に更新することにより、ゲイン値gが目的とするゲイン値gに近づいていくこととなる。
特開2003−46353号公報
ここで、gは所定の値に応じた間隔で増加又は減少されるため、この間隔を大きくすることにより、gがgに収束する速度を速くすることができる。しかしながら、図12に示すように、この間隔を大きくすると、gとgとの誤差が小さくなったところにおいて、gがgに収束せずに振動してしまう。このようにゲイン値gが振動すると、出力される音の振動やふらつき等の問題が発生することとなる。また、この間隔を小さくすることにより、gの振動を抑えることは可能であるが、gがgに収束する速度が遅くなり、入力信号の信号レベルに応じたゲイン値で信号レベルの調整が開始されるまでの時間が長くなってしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ゲイン値が振動することなく、ゲイン値が目的とするゲイン値に高速に近づくように、ゲイン値を段階的に更新することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の信号レベル調整装置は、入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、を備えることとする。
また、本発明の信号レベル調整装置は、入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、を備えることとすることもできる。
また、本発明の信号レベル調整装置は、入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、を備えることとすることもできる。
なお、前記ゲイン更新部は、前記第2のゲイン値に基づいて前記閾値を求めることとすることができる。
また、前記ゲイン更新部は、前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求めることとすることができる。
ゲイン値が振動することなく、ゲイン値が目的とするゲイン値に高速に近づくように、ゲイン値を段階的に更新することができる。
==信号レベル調整装置の構成==
図1は、本発明の一実施形態である信号レベル調整装置のブロック図である。信号レベル調整装置1は、入力されるデジタル信号の信号レベルを変化させて出力する装置であり、増幅部11、ゲイン算出部12、及びゲイン更新部13を備えている。なお、各部11〜13は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサが、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。
増幅部11は、入力信号の信号レベルをゲイン値g(第1のゲイン値)倍に増幅して出力するものである。ゲイン算出部12は、入力信号の信号レベルに応じたゲイン値g(第2のゲイン値)を算出するものである。また、ゲイン更新部13は、ゲイン値gがゲイン値gに近づくように、ゲイン値gを段階的に更新するものである。
図2は、入力信号の信号レベルと、出力信号の信号レベルとの関係の一例を示す図である。ここで、関数fは、入力信号の信号レベルと出力信号の信号レベルとの関係を示す予め定められた関数である。
例えば、入力信号の信号レベルが0.5であるとすると、出力信号の信号レベルはf(0.5)=1.0となる。したがって、g=f(0.5)/0.5=2となり、入力信号を関数fの特性に応じて変化させて出力するためには、入力信号の信号レベルを2倍に増幅して出力する必要がある。そこで、ゲイン更新部13は、増幅部11のゲイン値gがゲイン値gに近づくように、ゲイン値gを更新することとなる。
==ゲイン値の更新処理(その1)==
次に、信号レベル調整装置1における、ゲイン値gの更新処理の詳細について説明する。図3は、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ゲイン算出部12は、入力信号の信号レベルxを検出する(S301)。なお、信号レベルxの検出方法としては、例えば、所定期間の平均値に基づいて求める等、様々な方法が考えられるが、本発明においては如何なる方法であってもよい。そして、ゲイン算出部12は、入力信号の信号レベルxに応じたゲイン値gを次式(1)により求める(S302)。
Figure 2007013912
次に、ゲイン更新部13は、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差がゼロに近づくように、次式(2)に示すように最小二乗法を用いてゲイン値gを更新する(S303)。
Figure 2007013912
ここで、μはgを更新する際の間隔を決めるためのパラメータである。また、nはチャンネルの数であり、xikは、k番目のチャンネルの信号レベルである。例えば、2チャンネルのステレオ信号の場合、xi1(例えば、左側の信号)、xi2(例えば、右側の信号)のようになる。なお、式(1)におけるxは、xikの何れかの値としてもよいし、複数のxikに基づいて求められた値としてもよい。
そして、増幅部11は、このように更新されたゲイン値gを用いて、入力信号を増幅して出力する(S304)。
このように、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差に応じた間隔で、ゲイン値gがゲイン値gに近づくようにゲイン値gを段階的に更新していくことにより、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差をゼロに近づけることができる。
図4は、図3に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。最小二乗法を用いてゲイン値gを更新する場合、式(2)に示されるように、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差が大きい間は、ゲイン値gを更新する間隔が大きくなり、ゲイン値gがゲイン値gに近づく速度が速くなる。そして、誤差が小さくなるに連れて更新の間隔が小さくなり、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差がゼロに収束することとなる。したがって、最小二乗法を用いてゲイン値gを更新することにより、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gを目的とするゲイン値gに高速に近づけることができる。
==ゲイン値の更新処理(その2)==
図5は、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差及び所定の値に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ゲイン算出部12は、図3に示した処理の場合と同様に、入力信号の信号レベルを検出し、その信号レベルに応じたゲイン値gを求める(S501,S502)。
そして、ゲイン更新部13は、ゲイン値gより大きいゲイン値gmax及びゲイン値gより小さいゲイン値gminを求める(S503)。なお、本実施形態においては、gmaxは、ゲイン値gに所定の値αmax(>1)を乗じて求めることとし、gminは、ゲイン値gに所定の値αmin(<1)を乗じて求めることとするが、gmax及びgminを求める方法はこれに限られない。例えば、ゲイン値gに所定の値を加減算して求めることとしてもよいし、ゲイン値gを変数とする所定の関数を用いて求めることとしてもよい。
そして、ゲイン更新部13は、ゲイン値gがgmax以下でgmin以上であるかどうか確認する(S504)。
ゲイン値gがgmaxより大きいかgminより小さい場合(S504:No)、ゲイン更新部13は、さらに、ゲイン値gがgmaxより大きいかどうか確認する(S505)。ゲイン値gがgmaxより大きい場合(S505:Yes)、ゲイン更新部13は、gに所定の値α(α<1)を乗ずるか、gからαを減ずることにより、αに応じた間隔でgを減少させる(S506)。また、ゲイン更新部13は、ゲイン値gがgminより小さいかどうか確認する(S507)。ゲイン値gがgminより小さい場合(S507:Yes)、ゲイン更新部13は、gに所定の値α(α>1)を乗ずるか、gにαを加えることにより、αに応じた間隔でgを増加させる(S508)。
ゲイン値gがgmax以下でgmin以上である場合(S504:Yes)、ゲイン更新部13は、前述した式(2)に基づいてゲイン値gを更新する(S509)。
そして、増幅部11は、このように更新されたゲイン値gを用いて、入力信号を増幅して出力する(S510)。
つまり、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差が閾値(gmax−gまたはg−gmin)より大きい場合は、ゲイン値gは所定の値(α,α)に応じた間隔でゲイン値gに近づくように段階的に更新され、誤差が閾値より小さい場合は、ゲイン値gは最小二乗法を用いて誤差に応じた間隔でゲイン値gに近づくように段階的に更新される。
図6は、図5に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。図に示すように、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲外にある場合は、ゲイン値gは所定の値に応じた間隔でgに近づくように更新される。そして、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲内にある場合は、ゲイン値gは最小二乗法を用いて誤差に応じた間隔でゲイン値gに近づくように更新される。
したがって、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲外にある場合における、所定の値に応じた間隔を大きくすることにより、gとgとの誤差がある程度小さくなるまでの速度を速めることができる。そして、その後は最小二乗法によりゲイン値gが更新されるため、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gを目的とするgに近づけることができる。
==ゲイン値の更新処理(その3)==
図7は、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差及び所定の値に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の別の例を示すフローチャートである。
まず、ゲイン算出部12は、図3に示した処理の場合と同様に、入力信号の信号レベルを検出し、その信号レベルに応じたゲイン値gを求める(S701,S702)。
そして、ゲイン更新部13は、図5に示した処理の場合と同様に、gmax及びgminを求める(S703)。続いて、ゲイン更新部13は、ゲイン値gがgmaxより大きいかどうか確認する(S704)。ゲイン値gがgmaxより大きい場合(S704:Yes)、ゲイン更新部13は、gに所定の値α(α<1)を乗ずるか、gからαを減ずることにより、αに応じた間隔でgを減少させる(S705)。また、ゲイン更新部13は、ゲイン値gがgminより小さいかどうか確認する(S706)。ゲイン値gがgminより小さい場合(S706:Yes)、ゲイン更新部13は、gに所定の値α(α>1)を乗ずるか、gにαを加えることにより、αに応じた間隔でgを増加させる(S707)。
さらに、ゲイン更新部13は、ゲイン値gの値にかかわらず、前述した式(2)に基づいてゲイン値gを更新する(S708)。
そして、増幅部11は、このように更新されたゲイン値gを用いて、入力信号を増幅して出力する(S709)。
つまり、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差が閾値(gmax−gまたはg−gmin)より大きい場合は、ゲイン値gは所定の値(α,α)に応じた間隔でゲイン値gに近づくように段階的に更新されるとともに、最小二乗法を用いて誤差に応じた間隔でゲイン値gに近づくように段階的に更新される。そして、誤差が閾値より小さい場合は、ゲイン値gは、最小二乗法のみによりゲイン値gに近づくように段階的に更新される。
図8は、図7に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。図に示すように、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲外にある場合は、ゲイン値gは所定の値に応じた間隔で更新されるとともに、最小二乗法を用いてゲイン値gとゲイン値gとの誤差に応じた間隔でゲイン値gに近づくように更新される。そして、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲内にある場合は、ゲイン値gは最小二乗法のみを用いてゲイン値gに近づくように更新される。
したがって、ゲイン値gがgmaxからgminの範囲外にある場合においては、ゲイン値gは所定の値に応じた間隔及び誤差に応じた間隔でゲイン値gに近づくように段階的に更新されるため、高速に誤差を小さくすることができる。そして、誤差が小さくなった後は最小二乗法のみによりゲイン値gが更新されるため、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gを目的とするgに近づけることができる。
==シミュレーション結果==
図9及び図10は、ゲイン値の更新方式に応じたゲイン値gとゲイン値gとの誤差の推移のシミュレーション結果を示すグラフである。方式1は、図11に示した従来の方式であり、方式2、方式3、方式4は、それぞれ、図3、図5、図7に示した本発明の方式である。グラフの横軸は、サンプリング数、つまり、時間の経過を表しており、縦軸は、次式(3)により求められるゲイン値gとゲイン値gとの誤差Eを示している。
Figure 2007013912
なお、所定の値(α,α)に応じた間隔でゲイン値gを更新する際は、ゲイン値gに対して所定の値を加減算することにより行うこととし、α=α=1/128とする。また、式(2)におけるμは1/16であることとする。また、図9における入力信号は信号レベルの最大値が1のサイン波であり、図10における入力信号は信号レベルの最大値が1のランダムノイズであることとする。
そして、方式3及び方式4における閾値は−20dBであることとする。つまり、方式3においては、誤差Eが−20dBより大きい場合は、所定の値に応じた間隔でゲイン値gが更新され、誤差Eが−20dBより小さい場合は、誤差に応じた間隔でゲイン値gが更新される。また、方式4においては、誤差Eが−20dBより大きい場合は、所定の値に応じた間隔及び誤差に応じた間隔でゲイン値gが更新される。なお、図9及び図10のグラフにおいては、|gt−ga|がゼロの場合の誤差Eを−100dBで表している。
図9及び図10に示されるように、従来の方式1においては、誤差がゼロに収束せずに振動している。一方、方式2においては、方式1よりも速く収束し、かつ、振動が発生していないことがわかる。また、方式3においても、振動が発生せずに誤差がゼロに収束していることがわかる。そして、方式4においては、方式2の場合よりもさらに速く収束し、振動も発生していないことがわかる。なお、方式3においては、所定の値(α,α)を1/128より大きくすることにより、図9及び図10に示したよりも速く収束させることも可能である。
以上、本発明の一実施形態である信号レベル調整装置1について説明した。前述したように、信号レベル調整装置1は、ゲイン値gとゲイン値gとの誤差に応じた間隔でゲイン値gがゲイン値gに近づくようにゲイン値gを段階的に更新することができる。これにより、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gをゲイン値gに近づけることができる。また、この場合、誤差が大きい場合はゲイン値gの更新の間隔も大きくなるため、ゲイン値gの収束速度を速くすることができる。
また、信号レベル調整装置1は、誤差が所定の閾値よりも大きい場合は、所定の値(α,α)に応じた間隔でゲイン値gがゲイン値gに近づくようにゲイン値gを段階的に更新し、誤差が所定の閾値よりも小さくなると、誤差に応じた間隔でゲイン値gを段階的に更新することもできる。これにより、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gをゲイン値gに近づけることができる。また、この場合、所定の値に応じた間隔を大きくすることにより、ゲイン値gの収束速度を速くすることができる。
また、信号レベル調整装置1は、誤差が所定の閾値よりも大きい場合は、所定の値(α,α)に応じた間隔及び誤差に応じた間隔でゲイン値gがゲイン値gに近づくようにゲイン値gを段階的に更新し、誤差が所定の閾値よりも小さくなると、誤差に応じた間隔のみによりゲイン値gを段階的に更新することもできる。これにより、ゲイン値gが振動することなく、ゲイン値gをゲイン値gに近づけることができる。この場合、誤差が所定の閾値より大きい場合は所定の値に応じた間隔及び誤差に応じた間隔でゲイン値gが更新されるため、ゲイン値gの収束速度をさらに速くすることができる。
なお、信号レベル調整装置1は、誤差との比較対象となる所定の閾値をgmax又はgminにより定めることができる。つまり、所定の閾値は、ゲイン値gに基づいて求めることができる。これにより、目的とするゲイン値gに応じた適切な閾値を設定することができる。
また、信号レベル調整装置1は、最小二乗法を用いて誤差に応じた間隔を求めることができる。これにより、誤差がゼロに近づくようにゲインgを更新することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態においては、最小二乗法を用いて誤差に応じた間隔を求めることとしたが、誤差に応じた間隔を求める方法はこれに限られず、再帰型を含めた一般的な適応フィルタを用いることも可能である。
本発明の一実施形態である信号レベル調整装置のブロック図である。 入力信号の信号レベルと、出力信号の信号レベルとの関係の一例を示す図である。 ゲイン値gとゲイン値gとの誤差に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の一例を示すフローチャートである。 図3に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。 ゲイン値gとゲイン値gとの誤差及び所定の値に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の一例を示すフローチャートである。 図5に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。 ゲイン値gとゲイン値gとの誤差及び所定の値に応じた間隔でゲイン値gを更新する処理の別の例を示すフローチャートである。 図7に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。 入力信号がサイン波の場合における、ゲイン値の更新方式に応じたゲイン値gとゲイン値gとの誤差の推移のシミュレーション結果を示すグラフである。 入力信号がランダムノイズの場合における、ゲイン値の更新方式に応じたゲイン値gとゲイン値gとの誤差の推移のシミュレーション結果を示すグラフである。 ゲイン値を所定の値に応じた間隔で段階的に更新する従来の手順の一例を示すフローチャートである。 図11に示した処理によりゲイン値gを更新する場合における、ゲイン値gの推移の例を示すグラフである。
符号の説明
1 信号レベル調整装置
11 増幅部
12 ゲイン算出部
13 ゲイン更新部

Claims (15)

  1. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、
    を備えることを特徴とする信号レベル調整装置。
  2. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、
    を備えることを特徴とする信号レベル調整装置。
  3. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する増幅部と、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求めるゲイン算出部と、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新するゲイン更新部と、
    を備えることを特徴とする信号レベル調整装置。
  4. 請求項2又は3に記載の信号レベル調整装置であって、
    前記ゲイン更新部は、
    前記第2のゲイン値に基づいて前記閾値を求めることを特徴とする信号レベル調整装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の信号レベル調整装置であって、
    前記ゲイン更新部は、
    前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求めることを特徴とする信号レベル調整装置。
  6. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置における前記第1のゲイン値の更新方法であって、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求め、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新すること、
    を特徴とするゲイン値の更新方法。
  7. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置における前記第1のゲイン値の更新方法であって、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求め、
    所定の値に応じた間隔で前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、
    前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新すること、
    を特徴とするゲイン値の更新方法。
  8. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置における前記第1のゲイン値の更新方法であって、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求め、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値に応じた間隔及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新し、
    前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新すること、
    を特徴とするゲイン値の更新方法。
  9. 請求項6又は7に記載のゲイン値の更新方法であって、
    前記第1のゲイン値を段階的に更新する際には、
    前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求めること、
    を特徴とするゲイン値の更新方法。
  10. 請求項8に記載のゲイン値の更新方法であって、
    前記所定の値に応じた間隔及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値を段階的に更新する前記手順、及び、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値を段階的に更新する際には、
    前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求めること、
    を特徴とするゲイン値の更新方法。
  11. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置に、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求める手順と、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  12. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置に、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求める手順と、
    所定の値に応じた間隔で前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新する手順と、
    前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 入力信号を第1のゲイン値に基づいて増幅して出力する信号レベル調整装置に、
    前記入力信号の信号レベルに応じた第2のゲイン値を求める手順と、
    前記第1のゲイン値と前記第2のゲイン値との誤差が所定の閾値より大きい場合は、所定の値に応じた間隔及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新する手順と、
    前記誤差が前記閾値より小さい場合は、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値が前記第2のゲイン値に近づくように、前記第1のゲイン値を段階的に更新する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  14. 請求項11又は12に記載のプログラムであって、
    前記第1のゲイン値を段階的に更新する前記手順には、
    前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求める手順が含まれること、
    を特徴とするプログラム。
  15. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記所定の値に応じた間隔及び前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値を段階的に更新する前記手順、及び、前記誤差に応じた間隔で前記第1のゲイン値を段階的に更新する前記手順には、
    前記誤差がゼロに近づくように、最小二乗法を用いて前記誤差に応じた間隔を求める手順が含まれること、
    を特徴とするプログラム。

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