JP4877076B2 - 共鳴音付加装置および共鳴音付加プログラム - Google Patents
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Response)フィルタが利用される。
インパルス応答特性を表す時間軸上の値であるインパルス応答データを記憶した記憶部と、
前記インパルス応答データの値と、入力データバッファに記憶されたディレイメモリ値とを畳み込み演算して共鳴音データを生成する共鳴音生成手段と、を備えた共鳴音付加装置であって、
前記記憶部が、元のインパルス応答データを記憶し、
前記記憶部に記憶された元のインパルスデータを取り出して、前後の値より所定なだけ変動が大きい極大値および極小値を見出し、前記見出された極大値および極小値を、前記インパルス応答データの値として、前記記憶部に記憶するとともに、前記見出された極大値および極小値以外は、前記インパルス応答データの値として、「0」を示す値を前記記憶部に記憶するインパルス応答生成手段を備えたことを特徴とする共鳴音付加装置により達成される。
前記インパルス応答データの値と、入力データバッファに記憶されたディレイメモリ値とを畳み込み演算して共鳴音データを生成する共鳴音生成ステップを実行させる共鳴音付加プログラムであって、
前記記憶部が、元のインパルス応答データを記憶し、
前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶された元のインパルスデータを取り出して、前後の値より所定なだけ変動が大きい極大値および極小値を見出し、前記見出された極大値および極小値を、前記インパルス応答データの値として、前記記憶部に記憶するとともに、前記見出された極大値および極小値以外は、前記インパルス応答データの値として、「0」を示す値を前記記憶部に記憶するインパルス応答生成ステップを実行させることを特徴とする共鳴音付加プログラムにより達成される。
前記インパルス応答データの値が「0」以外であるときのみ、前記インパルス応答データの値と、前記ディレイメモリ値とを乗算し、かつ、乗算された値を累算するステップを実行させる。
前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する直線上の値となるような閾値を算出するステップと、
前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すステップと、を実行させる。
前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する指数曲線上の値となるような閾値を算出するステップと、
前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すステップと、を実行させる。
インパルス応答生成部18は、第n番の新たなインパルス応答データIrg[n]に「0」をセットする(ステップ803)。パラメータ「n」が「0」であれば(ステップ804でYes)、インパルス応答生成部18は、パラメータ「n」をインクリメントして(ステップ811)、ステップ802に戻る。
インパルス応答生成部18は、第n番の新たなインパルス応答データIrg[n]に「0」をセットする(ステップ1002)。パラメータ「n」が「0」であれば(ステップ1003でYes)、インパルス応答生成部18は、パラメータ「n」をインクリメントして(ステップ1010)、ステップ1001に戻る。
つまり、閾値Thnewは、インパルス応答の時間軸に相当するパラメータ「n」が「0」のときにThnew=Th、パラメータ「n」が「nTap」のときにThnew=Th×Rrange、パラメータ「n」が、「0<n<nTap」のときには、2点((0,Th)および(nTap,Th×Rrange)を結ぶ単調減少する指数関数上の一点となる。
14 新たなインパルス応答データ
16 記憶部
18 インパルス応答生成部
20 共鳴音生成部
22 入力データバッファ
24 共鳴音データバッファ
30 CPU
32 ROM
34 RAM
36 入力装置
38 表示装置
40 サウンドシステム
44 楽音生成回路
Claims (8)
- 時間軸上の一連の楽音信号データをディレイメモリ値として記憶した入力データバッファと、
インパルス応答特性を表す時間軸上の値であるインパルス応答データを記憶した記憶部と、
前記インパルス応答データの値と、入力データバッファに記憶されたディレイメモリ値とを畳み込み演算して共鳴音データを生成する共鳴音生成手段と、を備えた共鳴音付加装置であって、
前記記憶部が、元のインパルス応答データを記憶し、
前記記憶部に記憶された元のインパルスデータを取り出して、前後の値より所定なだけ変動が大きい極大値および極小値を見出し、前記見出された極大値および極小値を、前記インパルス応答データの値として、前記記憶部に記憶するとともに、前記見出された極大値および極小値以外は、前記インパルス応答データの値として、「0」を示す値を前記記憶部に記憶するインパルス応答生成手段を備えたことを特徴とする共鳴音付加装置。 - 前記共鳴音生成手段が、前記インパルス応答データの値が「0」以外であるときのみ、前記インパルス応答データの値と、前記ディレイメモリ値とを乗算し、かつ、乗算された値を累算するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の共鳴音付加装置。
- 前記インパルス応答生成手段が、前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する直線上の値となるような閾値を算出し、前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の共鳴音付加装置。
- 前記インパルス応答生成手段が、前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する指数曲線上の値となるような閾値を算出し、前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の共鳴音付加装置。
- 時間軸上の一連の楽音信号データをディレイメモリ値として記憶した入力データバッファと、インパルス応答特性を表す時間軸上の値であるインパルス応答データを記憶した記憶部と、を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記インパルス応答データの値と、入力データバッファに記憶されたディレイメモリ値とを畳み込み演算して共鳴音データを生成する共鳴音生成ステップを実行させる共鳴音付加プログラムであって、
前記記憶部が、元のインパルス応答データを記憶し、
前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶された元のインパルスデータを取り出して、前後の値より所定なだけ変動が大きい極大値および極小値を見出し、前記見出された極大値および極小値を、前記インパルス応答データの値として、前記記憶部に記憶するとともに、前記見出された極大値および極小値以外は、前記インパルス応答データの値として、「0」を示す値を前記記憶部に記憶するインパルス応答生成ステップを実行させることを特徴とする共鳴音付加プログラム。 - 前記共鳴音生成ステップにおいて、
前記インパルス応答データの値が「0」以外であるときのみ、前記インパルス応答データの値と、前記ディレイメモリ値とを乗算し、かつ、乗算された値を累算するステップを実行させることを特徴とする請求項5に記載の共鳴音付加プログラム。 - 前記インパルス応答生成ステップにおいて、前記コンピュータに、
前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する直線上の値となるような閾値を算出するステップと、
前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すステップと、を実行させることを特徴とする請求項5または6に記載の共鳴音付加プログラム。 - 前記インパルス応答生成ステップにおいて、前記コンピュータに、
前記元のインパルス応答データの、前記インパルス応答特性の時間軸上の位置に対応する、当該時間軸に沿って単調減少する指数曲線上の値となるような閾値を算出するステップと、
前後の値より、前記閾値より変動が大きい極大値および極小値を見出すステップと、を実行させることを特徴とする請求項5または6に記載の共鳴音付加プログラム。
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