JP6887315B2 - 音声処理装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents
音声処理装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
本実施形態の音声処理装置は、マイクなどの音声入力部から入力された音声信号の振幅の大きさを表す振幅レベルが適正レベルである所定の範囲内に収まるように音声信号の振幅レベルを自動で調整する自動レベル制御(ALC)機能を有する。ALCにより、スピーカなどの音声出力部の過負荷を低減して劣化を防止し、かつダイナミックレンジを最適化して音質を改善することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (9)
- 入力された音声信号の振幅レベルが上限の閾値と下限の閾値による所定の範囲内に収まるように、設定されたゲイン値を用いて前記音声信号を処理する信号処理手段と、
前記信号処理手段から出力された音声信号の振幅レベルを検出するレベル検出手段と、
前記レベル検出手段により検出された振幅レベルに基づいて前記信号処理手段に設定するゲイン値を制御する手段であって、前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値よりも低い状態から前記上限の閾値以上となった場合に前記設定するゲイン値を小さくする処理を行い、前記振幅レベルが前記下限の閾値よりも低くない状態から前記下限の閾値以下となった場合に前記設定するゲイン値を大きくする処理を行う制御手段と、
前記信号処理手段に設定されているゲイン値を保持する保持手段と、を備え、
前記制御手段は、前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上ではない状態から前記上限の閾値以上となった場合に、前記上限の閾値以上となる前に設定されたゲイン値を保持するように前記保持手段を制御し、
前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上となった後、前記上限の閾値以上となっている状態が所定の時間以上継続せずに、前記振幅レベルが前記下限の閾値以下となった場合に、前記保持手段により保持されたゲイン値に基づく、前記保持されたゲイン値以下の所定の補正ゲイン値を上限として、前記設定するゲイン値を大きくする処理を行うことを特徴とする音声処理装置。 - 前記制御手段は、前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上となった後、前記上限の閾値以上となっている状態が所定の時間以上継続した後で、前記振幅レベルが前記下限の閾値以下となった場合、前記補正ゲイン値を上限とすることなく、前記設定するゲイン値を大きくする処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
- タイマー手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記タイマー手段により、前記レベル検出手段で検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上となっている時間を計測することを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記制御手段は、前記保持手段に保持されたゲイン値に、1以下の所定の補正値を乗算することにより前記補正ゲイン値を決定することを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
- 前記入力された音声信号に含まれる風雑音の量を検出する風量検出手段をさらに備え、
前記制御手段はさらに、前記風量検出手段により検出された風雑音の量に基づいて、前記補正ゲイン値を決定することを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記制御手段は、前記保持手段に保持されたゲイン値に、1以下の所定の補正値を乗算することにより前記補正ゲイン値を決定し、前記風量検出手段により検出された風雑音の量が多いほど前記所定の補正値を小さい値とすることを特徴とする請求項5に記載の音声処理装置。
- 入力された音声信号の振幅レベルが上限の閾値と下限の閾値による所定の範囲内に収まるように、設定されたゲイン値を用いて前記音声信号を処理する信号処理手段と、
前記信号処理手段から出力された音声信号の振幅レベルを検出するレベル検出手段と、
前記レベル検出手段により検出された振幅レベルに基づいて前記信号処理手段に設定するゲイン値を制御する制御手段と、
前記信号処理手段に設定されているゲイン値を保持する保持手段と、を備える音声処理装置の制御方法であって、
前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値よりも低い状態から前記上限の閾値以上となった場合に前記設定するゲイン値を小さくする処理を行い、前記振幅レベルが前記下限の閾値よりも低くない状態から前記下限の閾値以下となった場合に前記設定するゲイン値を大きくする処理を行う制御ステップを有し、
前記制御ステップでは、前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上ではない状態から前記上限の閾値以上となった場合に、前記上限の閾値以上となる前に設定されたゲイン値を保持するように前記保持手段を制御し、
前記レベル検出手段により検出された振幅レベルが前記上限の閾値以上となった後、前記上限の閾値以上となっている状態が所定の時間以上継続せずに、前記振幅レベルが前記下限の閾値以下となった場合に、前記保持手段により保持されたゲイン値に基づく、前記保持されたゲイン値以下の所定の補正ゲイン値を上限として、前記設定するゲイン値を大きくする処理を行うことを特徴とする音声処理装置の制御方法。 - 請求項7に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項7に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
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JP2017111168A JP6887315B2 (ja) | 2017-06-05 | 2017-06-05 | 音声処理装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 |
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