JP2019070688A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主被写体音声が小さい場合でも、適切な雑音低減処理を可能とする。【解決手段】雑音タイミング信号を元に、逐次適応的にフィルタ係数を更新し、線形フィルタリング処理する事で雑音低減する雑音低減処理手段と、前記雑音低減処理手段の出力の音圧レベルを検出する音圧レベル検出手段と、適応フィルタ係数から音声の特徴量を求める音声特微量算出手段と、前記音声特微量算出手段で求めた特微量と前記音圧レベル検出手段で求めた音圧レベルにより暗騒音フィルタの特性を制御する暗騒音フィルタ制御手段と、前記暗騒音フィルタ制御手段から得られたフィルタ係数により暗騒音を低減するフィルタを持つ暗騒音低減手段を有し、音圧レベル検出手段から得られる音圧レベルと音声特徴量から暗騒音低減効果を制御する。【選択図】 図1
Description
本発明は撮像装置に関する。
室内で音声録音を行う場合に、設置されている機器から発せられる空調音や電子音等の暗騒音が録音されてしまう場合がある。暗騒音を低減させる手段として、特許文献1の様な方法や、ある周波数帯域のみを通過して、その他の周波数帯域の信号を除去するバンドパスフィルタを掛け合わせ、なるべく暗騒音を低減させる方法があった。
また、音声信号処理には、音声の音圧レベルを一定に保つことで人間にとって聞きやすい音声を出力する機能であるAutoLevelControl(ALC)機能が付加されている。
従来、主音声、例えば被写体の声がない場合では、ALCがゲインを上げるように働く事で暗騒音が強調されて録音されることがある。この時、暗騒音フィルタであるバンドパスフィルタの帯域幅をALC前の音圧レベルによって制御し、より効果的な暗騒音フィルタを実現している。例えば、音圧レベルが小さければ暗騒音フィルタの通過帯域を狭めることで暗騒音を低減させ、音声レベルが大きければ暗騒音フィルタの通過帯域を広げることで、劣化の少ない音声を得るように制御している。
しかしながら、主音声が少しでも含まれた音声では、ALC前の音圧レベルから暗騒音フィルタの帯域幅を制御すると、主音声が消えてしまう可能性があった。
撮像手段の動作に伴って音声を入力する音声入力手段と、録音中に撮像装置から発生する雑音のタイミングを検知する雑音タイミング検知手段と、前記音声入力手段から入力された音声データが前記雑音タイミング検知手段からの雑音タイミング信号を元に、逐次適応的にフィルタ係数を更新し、線形フィルタリング処理する事で雑音低減する雑音低減処理手段と、前記雑音低減処理手段の出力の音圧レベルを検出する音圧レベル検出手段と、前記雑音低減処理部からの出力である適応フィルタ係数から音声の特徴量を求める音声特微量算出手段と、音圧を一定レベルで出力し聴感を良好に保つためのオートレベルコントロール手段と、前記音声特微量算出手段で求めた特微量と前記音圧レベル検出手段で求めた音圧レベルにより暗騒音フィルタの特性を制御する暗騒音フィルタ制御手段と、前記暗騒音フィルタ制御手段から得られたフィルタ係数により暗騒音を低減するフィルタを持つ暗騒音低減手段を有し、前記暗騒音低減手段は前記音圧レベル検出手段から得られる音圧レベルと前記音声と首量算出手段から、暗騒音低減効果を制御する。
主被写体音声が小さい場合でも、適切な雑音低減処理をすることが出来る。
以下、本発明に関わる例示的な実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。本発明の撮像装置に適用した実施例1について説明する。図1は、本実施例の撮像装置を表すブロック図である。
図1における撮像装置は騒音低減装置を備え、主に、音声処理部107で雑音低減を行っている。撮像装置100は、レンズ部101、モータ102、レンズ制御部103、撮像部104、画像処理部105、音声入力部106、音声処理部107、表示部108、通信部109、記録再生部110、記録部111、制御部112、操作部113、画像出力部114、音声出力部115、メモリ116、メモリバス117から構成される。以下に説明する多くの構成要素はメモリバス117に接続され、メモリ116に対してデータのやり取りを行なっている。
メモリ116は高速でランダムアクセス可能なダイナミックRAMである。メモリ内は音声データ領域、画像データ領域、制御信号領域がある。また、音声データ領域に記憶された音声データ、及び画像データ領域に記憶された画像データ、タイミング信号領域のタイミング信号はフレーム毎にどの時刻のデータであるかを識別するように管理されている。
図1において、レンズ101は、レンズ制御部103で制御されたモータ102によりズーム動作を行う。また、レンズ制御部103は、レンズからの入光量や被写体の周囲の明るさに応じて絞りを自動調整するように制御を行う。撮像部104はレンズ101を介して結像された被写体の光学像をCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子により光電変換してアナログ画像信号を生成し、生成された、アナログ画像信号をデジタル信号に変換して、画像処理部105に送信する。
画像処理部105は、入力されたデジタル画像信号に、設定値に応じたホワイトバランスや色、明るさ等を調整する画質調整処理を施し、メモリ116に送信し、メモリ116内の画像データ領域に記憶する。
音声入力部106は内蔵されたマイクロホンまたは音声入力端子を介して接続された外部マイク等である。音声処理部107は、音声入力部106で装置周囲の音声を集音したアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、レベルの適正処理、特定周波数の低減処理等の音声に関する処理を行い、メモリ116に送信し、メモリ116内の音声データ領域に記憶する。または、後述する通信部109からメモリ116の音声データ領域に記憶された音声データを読み出し、同様な処理を施し、再度メモリ116の音声データ領域に記憶する事も可能である。
表示部108は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスで有れば何であっても良い。例えば、画像処理部105からメモリ116の画像データ領域に一時的に記憶し、表示部は画像データ領域から画像データを読み出して上記ディスプレイに表示させる。
通信部109は、外部装置との間で通信を行うもので、例えば、音声信号、画像信号、撮影開始、終了コマンド等の撮影動作の為の制御信号等を送受信する。通信部109は、例えば、赤外線通信モジュールや無線LANモジュール等の無線通信モジュールである。
記録再生部110は記録部111に記録された画像データを読み出し(再生し)、表示部108や画像出力部114に送信する。記録部111は、半導体メモリ等あらゆる方式の記録媒体であってよく、複数の記録媒体であってよい。画像出力部114は、例えば画像出力端子からなり、撮像装置100に接続された外部ディスプレイ等に映像を表示させるために画像信号を送信する。
音声出力部115は、例えば、音声出力端子からなり、メモリ116の音声データ領域に記憶されている音声データを読みだして、撮像装置100に接続されたイヤホンやスピーカ等から音声を出力する為に音声信号を送信する。また、音声出力部115は、撮像装置100に内蔵され、音声信号に応じた音声を出力するスピーカであっても良い。また、画像出力部114及び音声出力部115は、統合された1つの端子、例えば、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)のような端子であっても良い。
操作部113は、例えば、ボタンやダイヤル等であり、ユーザの操作に応じた指示信号を制御部112に送信する。制御部112は、操作部113から送信された指示信号に基づいて、撮像装置100の各ブロックに制御信号を送信することで、各ブロックを制御する。操作部113は、例えば、電源ボタン、記録開始ボタン、メニュー表示ボタン、決定ボタン、カーソールキー、タッチパネル等である。また、制御部112は、各種処理を実行する為の、例えばCPU、DRAM、SRAM等からなる。メモリバス117は、各種データや、制御信号を撮像装置100の各ブロックに送信する。
ここで、音声処理部107の内容について図2を用いて説明する。音声処理部107は、短期雑音低減処理部201、音声特徴判定部202、音声レベル測定部203、オートレベルコントロール(ALC)部204、暗騒音フィルタ制御部205、暗騒音フィルタ部206から構成されている。短期雑音低減処理部201は、主に、撮像装置で動画を録画している時に、交換式レンズの絞り音等の短期雑音が生じた場合に、雑音低減処理を施す機能である。図3は短期雑音低減処理部201の内部構成を表し、以下に詳細な説明をする。
(適応アルゴリズムによる短期雑音低減処理について)
適応アルゴリズムを用いた短期雑音低減処理を説明する。図3A(a)は適応フィルタの構成例を示した説明した図である。
適応アルゴリズムを用いた短期雑音低減処理を説明する。図3A(a)は適応フィルタの構成例を示した説明した図である。
適応フィルタは図3A(a)の様に、例えば、FIRフィルタを構成している。短期雑音低減処理部201に入力された音声データに対しシフトレジスタ304を用いてデータを遅延させ、複数タップのフィルタ係数h(m)を各データに乗算し、全タップ数分のデータの和を求める事で、雑音低減処理をする。
またフィルタ係数算出部306は入力信号と適応フィルタの出力の差分値(所望のデータとの誤差値)を求め差分値が小さくなるように随時適応フィルタのフィルタ係数を適応的に調整する。
(フィルタ係数の更新)
適応アルゴリズムについて説明する。ここでは、図3A(a)におけるフィルタ係数算出部306の内部処理である。
適応アルゴリズムについて説明する。ここでは、図3A(a)におけるフィルタ係数算出部306の内部処理である。
図1の音声入力部106から得られた観測信号x(k)とし、その信号が所望の信号s(k)と雑音源n(k)との和で表されると考える。
雑音現n(k)が無くなれば理想の音声を得ることが出来ると考えると、観測信号x(k)と適応フィルタの出力y(k)の差分値e(k)が雑音源n(k)と等しくなれば良い事が(3)式から得られる。
そこで(2)式と(4)式を用いて、差分値e(k)の2乗平均誤差の最小を求める。
適応フィルタのフィルタ係数を定数と考えて、(5)式を偏微分すると
となる。(6)式は適応フィルタの係数hに対するe2(k)の傾きであることから図4の様に、(6)式とは逆符号の方向にフィルタ係数を更新する。ここでは最急降下法を用いた適応アルゴリズムを用いる。
(7)式において右辺第2項の式が0となる迄更新する。あるいは(7)式の右辺第2項が閾値以下になる迄、また更新する回数を予め決めておいても良い。μは更新幅を表し、どのくらいパラメータを更新するかを制御する定数である。
(短期雑音処理)
図3A(b)、図3B(c)は短期雑音低減処理201の構成例を示し、図3B(d)は雑音タイミングによる適応処理の切り替えを示した図である。短期雑音低減処理部201の動作を図3A(b)、図3B(c)、(d)で説明する。
図3A(b)、図3B(c)は短期雑音低減処理201の構成例を示し、図3B(d)は雑音タイミングによる適応処理の切り替えを示した図である。短期雑音低減処理部201の動作を図3A(b)、図3B(c)、(d)で説明する。
雑音がない場合の短期雑音低減処理201の動作を説明する。この時、スイッチ301は端子1側に、スイッチ302は端子0側に、スイッチ303は端子1側にスイッチする。
雑音が発生しない区間では、短期雑音低減処理部201の出力は観測信号x(k)をそのまま出力する。また、フィルタ出力y(k)と入力x(k)の差分値を求め、フィルタ係数算出部306に入力して、常に適応フィルタのフィルタ係数を更新している状態しておく。これは雑音が入力されてからフィルタ係数を更新し始めると最適なフィルタ係数になるまでに時間がかかり、遅延が発生することを防止する為である。
次に雑音が入力された時の短期雑音低減処理201の動作を説明する。図3(d)のように雑音タイミング207から雑音フラグ信号が短期雑音処理部201に入力されると、スイッチ301を端子0側に、スイッチ302を端子1側に、スイッチ303を端子0側にスイッチする。
この時、フィルタ係数算出部306によるフィルタ係数の更新は停止する。停止した時点のフィルタ係数と雑音区間前の音声データを用いて出力データ作成し、雑音区間のデータを適応フィルタ出力データと置き換える。
雑音低減処理は、予め一定期間を雑音低減処理すると設定しており、その期間が過ぎると、スイッチ301が端子1側に、スイッチ302が端子0側に、スイッチ303が端子1側に自動的にスイッチする。
音声特徴判定部202では、適応フィルタに用いるフィルタ係数より音響特性を判断し、後段の暗騒音フィルタ制御部205における帯域幅変更の指針とする。例えば、全タップ数分のフィルタ係数の値のRMS値を算出し、閾値よりも大きければ、暗騒音以外の音声が含まれるとして判断する。音圧レベル測定部203では、入力された音声の音圧レベルを測定する。
ALC部204は、雑音低減処理を行った音声信号に対し、一定の音量になる様に調整する。例えば、マイクロホンで収音された音声が小さい時には、振幅を増幅し、適正な音量の場合には振幅の増幅率を元に戻す。また、一般的には、増幅率には上限が設けられている。
暗騒音フィルタ制御部205は、音声特徴判定部202から得られた主音声の特徴と音圧レベル測定部203から得られ、音圧レベルから暗騒音フィルタの帯域幅の制御を行う。
暗騒音フィルタ208について、図5を用いて説明する。暗騒音の周波数帯域は、ほぼ全周波数帯域に存在する。この暗騒音低減処理を行うため、暗騒音フィルタ部206では図5(a)の様に、ある周波数帯域、例えば人間の耳の感度が最も良いとされる2000Hz(f1)から4000Hz(f2)迄の周波数帯域を通過させるようなバンドパスフィルタが構成されており、なるべく暗騒音を取り除くような構成となっている。
また図5(b)の様に予め音圧レベル測定部203で測定した音圧レベルを用いて、暗騒音フィルタ208の帯域幅を制御できるようになっている。例えば、音圧レベル測定部203で図5(b)のレベル501よりも小さかった場合は、暗騒音フィルタ208の帯域幅を音圧に応じて狭めていく。また、音圧レベルがレベル501よりも大きい場合は、暗騒音自体が主音声に埋もれてしまい聞こえないため、帯域幅を一定にする。
以上の様に、暗騒音フィルタを制御する機能を暗騒音フィルタ制御1とする。但し、音圧レベルのみで暗騒音フィルタの帯域幅を制御すると、録音したい主音声が小さかった場合に、主音声を抑圧してしまう可能性がある。そこで、音声特徴判定部202で判定した音声の特徴を暗騒音フィルタ制御部205に入力し、音圧レベルとともに暗騒音フィルタの制御指針とする。
図6は、本発明の暗騒音フィルタ制御の一例を示した図である。例えば、主音声が入っているが、音圧レベルが小さいと判断された場合(図6のレベル601)は、暗騒音フィルタ通過帯域幅が広くなるように帯域幅を制御する閾値を変更し、制御開始位置を変更する。このように、暗騒音フィルタを制御する機能を暗騒音フィルタ制御2とする。
図7は本発明における暗騒音フィルタの制御を示したフローチャートである。701では、音声特徴判定部202において、暗騒音以外の音が入っているか適応フィルタ係数を用いて音声の特徴を検出し、タップ数分のフィルタ係数のRMS値を算出する。
702では、701で求めたRMS値が予め定めた閾値以上であれば、703へ移行する。またRMS値が閾値よりも小さい場合は、704へ移行する。703では、音圧レベル測定部203で測定した音圧レベルと702で音声特徴があると判断された場合に暗騒音フィルタ制御2を行う事とする。704では、音声特徴が検出されないとして、音圧レベルのみを指標とした暗騒音フィルタ制御1を行う。705では、703、704で制御した暗騒音フィルタを用いて暗騒音フィルタ部206で暗騒音低減処理を行う。
このように、適応フィルタ係数から音声の特徴を検出し、暗騒音フィルタの帯域幅を制御することにより、主音声が小さい場合あっても、適切な暗騒音低減処理が可能になる。
実施例2の撮像装置の構成例を表すブロック図は実施例1と同様に図1であり、説明は省略する。また、その他同様な処理についても省略する。本実施例では、暗騒音フィルタ帯域幅制御について説明する。
適応フィルタのフィルタ係数は音声データのインパルス応答と同等であることから、フーリエ変換処理を行い、周波数特性を求め、利得が大きな周波数を中心としたバンドパスフィルタを作成する構成を取る。
図8(a)は本実施例における暗騒音フィルタの一例である。暗騒音フィルタ801は遮断周波数803、805、中心周波数804のバンドパスフィルタである。
音声特徴判定部202で適応フィルタのフィルタ係数から、周波数特性を求める。この時、音声に主音声が含まれると判断された場合、求めた周波数特性から、最も利得が大きい周波数を中心として図8(b)の様にバンドパスフィルタを制御する。図8(b)では主音声の周波数特性のピークが図8(a)の暗騒音フィルタの中心周波数804よりも低かった場合の一例である。また、図8の暗騒音フィルタは、音圧レベル測定部203で求めた音圧レベルによってフィルタの帯域幅を制御することが出来る。
このように、適応フィルタ係数から音声の特徴を検出し、周波数特性を求める事で暗騒音フィルタの帯域幅を制御し、主音声の周波数帯域に適切な暗騒音低減処理が可能になる。
100 撮像装置
101 レンズ部
102 モータ
103 レンズ制御部
104 撮像部
105 画像処理部
101 レンズ部
102 モータ
103 レンズ制御部
104 撮像部
105 画像処理部
Claims (8)
- 撮像手段の動作に伴って音声を入力する音声入力手段と、
録音中に発生する雑音のタイミングを検知する雑音タイミング検知手段と、
前記音声入力手段から入力された音声データが前記雑音タイミング検知手段からの雑音タイミング信号を元に、逐次適応的にフィルタ係数を更新し、線形フィルタリング処理する事で雑音低減する雑音低減処理手段と、
前記雑音低減処理手段の出力の音圧レベルを検出する音圧レベル検出手段と、
前記雑音低減処理部からの出力である適応フィルタ係数から音声の特徴量を求める音声特微量算出手段と、
音圧を一定レベルで出力し聴感を良好に保つためのオートレベルコントロール手段と、
前記音声特微量算出手段で求めた特微量と前記音圧レベル検出手段で求めた音圧レベルにより暗騒音フィルタの特性を制御する暗騒音フィルタ制御手段と、
前記暗騒音フィルタ制御手段から得られたフィルタ係数により暗騒音を低減するフィルタを持つ暗騒音低減手段を有し、
前記暗騒音低減手段は前記音圧レベル検出手段から得られる音圧レベルと前記音声と首量算出手段から、暗騒音低減効果を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記暗騒音低減手段は、バンドパスフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記暗騒音フィルタ制御手段は、前記音圧レベル検出手段により検出したレベルが大きい場合には通過帯域を広くし、小さい場合は通過帯域を狭くすることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記暗騒音フィルタ制御手段は、前記音声特微量算出手段より求めた特微量のRMS値が閾値以上であった場合に主音声が含まれていると判断し、暗騒音フィルタの通過帯域を広く補正することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 撮像手段の動作に伴って音声を入力する音声入力手段と、
録音中に撮像装置から発生する雑音のタイミングを検知する雑音タイミング検知手段と
前記音声入力手段から入力された音声データが前記雑音タイミング検知手段からの雑音タイミング信号を元に、逐次適応的にフィルタ係数を更新し、線形フィルタリング処理する事で雑音低減する雑音低減処理手段と、
前記雑音低減処理手段の出力の音圧レベルを検出する音圧レベル検出手段と、
音圧を一定レベルで出力し聴感を良好に保つためのオートレベルコントロール手段と、
前記雑音低減処理部からの出力である適応フィルタ係数からフーリエ変換処理を行い、音声の周波数特性を算出する音声特微量算出手段と、
前記音声特微量算出手段で求めた周波数特性と前記音圧レベル検出手段で求めた音圧レベルにより暗騒音フィルタの中心周波数と帯域幅を制御する暗騒音フィルタ制御手段と、
前記暗騒音フィルタ制御手段から得られたフィルタ係数により暗騒音を低減するフィルタを持つ暗騒音低減手段を有し、
前記暗騒音低減手段は前記音圧レベル検出手段から得られる音圧レベルと前記音声と首量算出手段から、暗騒音低減効果を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記暗騒音低減手段は、バンドパスフィルタであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記暗騒音フィルタ制御手段は、前記音圧レベル検出手段により検出したレベルが大きい場合には通過帯域を広くし、小さい場合は通過帯域を狭くすることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記暗騒音フィルタ制御手段は、前記音声特微量算出手段より求めた音声の周波数特性によって、主音声が多く含まれる周波数帯域を求め、前記暗騒音低減手段のフィルタ特性である中心周波数を主音声が多く含まれる周波数帯域へ移行し、主音声の聴感を良くすることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017195534A Pending JP2019070688A (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | 撮像装置 |
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