JP2007013557A - 光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 被検出物の移動速度にかかわらず受光信号の変化量を適切に得る。
【解決手段】 検出動作モードで、変化量演算手段9は、サンプリングした受光量の検出時間T2あたりの変化量を求め、検出手段10は、その変化量がしきい値L2以上となる状態がデジタル積分回数以上継続すると被検出物を検出したと判定する。設定動作モードでは、検出動作モードと同じ速度で被検出物を移動させ、検出時間T2よりも短い測定時間T1ごとに受光信号をサンプリングする。時間測定手段11は、測定時間T1あたりのレベル変化量が基準値M以上となる連続回数をカウントしてレベル変化時間Twを求め、保持手段13は、変化開始時受光量と変化終了時受光量を保持する。設定手段12としきい値設定手段15は、これらの取得データに基づいて検出時間T2としきい値L2を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受光信号の変化量に基づいて被検出物の検出を行う光電センサに関する。
微分検出型の光電センサは、特許文献1ないし3に示されるように、所定時間あたりの受光信号の変化量を求め、その変化量が所定のしきい値以上である場合に被検出物を検出したと判定するようになっている。また、特許文献4に記載された検出スイッチは、しきい値を自動的に設定するために受光量の微分値を利用している。すなわち、受光量の微分絶対値が微分しきい値を超えることによって分離された各期間について、微分しきい値以下となる平坦部分の受光量レベルをメモリに保持し、その保持した複数の受光量レベルに基づいて複数のしきい値を自動的に設定するようになっている。
特開昭54−22587号公報 特開昭59−51378号公報 特開昭62−18825号公報 特開平8−340242号公報
被検出物の移動速度が異なると、受光量に応じた受光信号の変化状態も異なったものとなる。具体的には、被検出物の移動速度が大きい場合には、所定の検出時間あたりの受光信号の変化量も大きくなり、逆に被検出物の移動速度が小さい場合には、所定の検出時間あたりの受光信号の変化量も小さくなる。このため、移動速度の小さい被検出物について上記検出時間あたりの受光信号の変化量を測定すると、その測定した変化量がノイズの影響を受け易いという問題があった。また、移動速度の大きい被検出物について上記検出時間あたりの受光信号の変化量を測定する際には、一定の検出時間が経過する前に被検出物の移動が終了してしまい、受光信号の変化量を正しく検出できない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、被検出物の移動速度にかかわらず、受光信号の変化量を適切に得ることができ、被検出物を確実に検出可能な光電センサを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の光電センサは、被検出物が通過する検出領域に向けて光を投光する投光手段と、前記検出領域からの光を受光しその受光量に応じた受光信号を出力する受光手段と、前記受光信号を検出時間ごとにサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリングされた受光信号の所定時間あたりのレベル変化量を演算する変化量演算手段と、前記演算されたレベル変化量と予め設定されたしきい値との比較に基づいて前記被検出物の検出を行う検出手段と、前記検出時間を可変設定可能な設定手段とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、受光信号の所定時間(例えば検出時間)あたりのレベル変化量を演算し、その演算したレベル変化量と予め設定したしきい値との比較に基づいて被検出物を検出するので、被検出物の反射率が低い場合や反射率の異なる被検出物が混在している場合であっても、被検出物を容易に検出することができる。この場合、被検出物の移動速度などに応じて検出時間を可変設定することができるので、適切なレベル変化量を得ることができ、移動速度にかかわらず被検出物を確実に検出することができる。
請求項2記載の手段によれば、設定動作モードにおいて、被検出物が検出領域を通過する時の受光信号のレベル変化に要する時間を測定する時間測定手段を備え、設定手段は、この時間測定手段により測定されたレベル変化時間以下に検出時間を設定する。この構成によれば、レベル変化に要する時間、すなわち受光信号のレベルが変化を開始してから変化が終了するまでの時間(例えば、受光信号のレベルが増加し始めてから最大レベルに達するまでの時間)を超えて検出時間が設定されることがないので、受光信号のレベル変化時における変化量(傾き、微分値)を適切に検出することができる。
請求項3記載の手段によれば、時間測定手段により測定されたレベル変化時間と等しく検出時間を設定するので、受光信号のレベルが変化した時に、その変化期間全体に亘る変化量を適切に検出することができる。
請求項4記載の手段によれば、設定動作モードにおいて、サンプリング手段は、被検出物が検出領域を通過する時間より短い所定の測定時間ごとに受光信号をサンプリングし、変化量演算手段は、サンプリングされた受光信号の測定時間あたりのレベル変化量を演算し、時間測定手段は、演算されたレベル変化量が所定の基準値以上となる状態の継続時間をレベル変化時間とする。この構成によれば、測定時間ごとにレベル変化量を監視できるので、測定時間以下の誤差でレベル変化時間を測定することができる。
請求項5記載の手段によれば、設定動作モードにおいて、サンプリング手段は、被検出物が検出領域を通過する時間より短い所定の測定時間ごとに受光信号をサンプリングし、変化量演算手段は、サンプリングされた受光信号の測定時間あたりのレベル変化量を演算し、時間測定手段は、演算されたレベル変化量が所定の基準値未満の状態から所定の基準値以上の状態に変化した後、演算されたレベル変化量が前記所定の基準値未満となる状態が所定サンプリング回以上連続して生じるまでの時間をレベル変化時間とする。この構成によれば、ノイズ等によるレベル変化時間の誤測定を防止することができる。
請求項6記載の手段によれば、設定手段は、時間測定手段により測定されたレベル変化時間を所定回数で除して得られる時間以下に検出時間を設定し、検出手段は、演算されたレベル変化量が所定回数だけ連続してしきい値以上となった場合に被検出物を検出したと判定するので、ノイズの影響を排除でき、被検出物を確実に検出することができる。
請求項7記載の手段によれば、設定手段は、時間測定手段により測定されたレベル変化時間を所定回数で除して得られる時間と等しく検出時間を設定するので、受光信号の変化期間(レベル変化時間)全体に亘り連続的な変化が生じた場合に被検出物を検出することになり、被検出物をより確実に検出することができる。
請求項8記載の手段によれば、設定動作モードにおいて、サンプリング手段は、演算されたレベル変化量が所定値(例えば上記基準値)以上の状態から該所定値未満の状態に変化したことを条件として受光信号のサンプリングを終了するので、作業者が特別な操作をすることなく自動的にサンプリング処理を終えることができる。
請求項9記載の手段によれば、設定動作モードにおいて、演算されたレベル変化量が所定値(例えば上記基準値)未満の状態から該所定値以上の状態に変化した時の受光信号のレベルと、演算されたレベル変化量が前記所定値以上の状態から前記所定値未満の状態に変化した時の受光信号のレベルとを保持する保持手段と、この保持手段に保持された受光信号の2つのレベルの差を演算し、その差に基づいてしきい値を設定するしきい値設定手段を備えて構成されている。この構成によれば、レベル変化量に応じた適切なしきい値を設定できる。
本発明によれば、被検出物の移動速度にかかわらず適切なレベル変化量を得ることができ、被検出物を確実に検出することができる。
以下、本発明を反射型の光電センサに適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
光電センサ1は、図2に示すように、投光素子2、受光素子3、投光素子2を駆動する投光回路4、受光素子3からの信号を増幅して受光量に応じた受光信号を出力する受光回路5、マイクロコンピュータからなる制御回路6およびモード設定部7を備えて構成されている。ここで、投光素子2と投光回路4は本発明でいう投光手段に相当し、受光素子3と受光回路5は本発明でいう受光手段に相当する。
モード設定部7は、作業者がモードを選択するためのモードキー(図示せず)から構成されている。この光電センサ1は、被検出物の検出を行う検出動作モードと、検出時間T2(検出スパンP2)としきい値L2(後述)の設定を行う設定動作モード(いわゆるティーチングモード)を有しており、制御回路6は、モード設定部7からの信号により検出動作モードから設定動作モードに移行するようになっている。
図1は、制御回路6の主体であるCPUが制御プログラムに従って実行する処理を機能ごとにまとめて示すブロック図である。この図1において、サンプリング手段8は、サンプリング時間ごとに受光信号をサンプリングしてそのレベル(受光量)を入力する機能であり、変化量演算手段9は、サンプリングした受光信号のサンプリング時間あたりのレベル変化量(以下、単にレベル変化量という場合がある)を演算する機能である。検出手段10は、検出動作モードにおいて、演算されたレベル変化量と予め設定されたしきい値L2との比較に基づいて被検出物の検出を行う機能である。被検出物を検出すると、検出信号がLレベルからHレベルに変化する。
時間測定手段11は、設定動作モードにおいて、被検出物が検出領域を通過する時の受光信号のレベル変化に要する時間Tw、すなわち受光信号のレベルが変化を開始してから変化が終了するまでの時間を測定する機能である。設定手段12は、時間測定手段11により測定されたレベル変化時間Twに基づいて上記検出時間T2(検出スパンP2)を設定する機能である。
さらに、保持手段13は、設定動作モードにおいて、レベル変化量が所定の基準値M未満の状態から基準値M以上の状態に変化した時の受光信号のレベル(変化開始時受光量)と、レベル変化量が所定レベル以上の状態から所定レベル未満の状態に変化した時の受光信号のレベル(変化終了時受光量)とを保持する機能である。この保持手段13には、メモリまたはレジスタが含まれている。演算手段14は、保持手段13に保持された2つの受光量の差を演算し、しきい値設定手段15は、その差に基づいてしきい値L2を設定する機能である。
次に、本実施形態の作用について図3ないし図5も参照しながら説明する。
検出動作モードにおいては、制御回路6のうちサンプリング手段8、変化量演算手段9および検出手段10が機能して被検出物の検出を行う。図3は、検出動作モードにおける受光量の変化、内部検出信号および検出信号を示す図である。ここで、受光量(受光信号のレベル)に示される丸印のデータは、検出時間T2(3.2msec)ごとにサンプリングされてデジタル値(単位はdigit)に変換された受光量であり、この波形例では被検出物の通過に伴って28digitから2929digitまで単調に増大している。
変化量演算手段9は、サンプリングした受光量の検出時間T2あたりの変化量(レベル変化量)を求め、検出手段10は、そのレベル変化量がしきい値L2以上である場合に内部検出信号を有効化、例えば内部検出フラグをHレベルにする。そして、レベル変化量が所定回数(以下、デジタル積分回数と称す)例えば8回連続してしきい値L2以上となった場合に被検出物を検出したと判定し、検出信号をHレベルにする。
続いて、設定動作モードにおける検出時間T2(検出スパンP2)としきい値L2の設定動作について説明する。
作業者は、モードキーで設定動作モードに設定するとともに、ティーチングのために、検出動作モードにおける被検出物の移動速度と同じ速度で被検出物を検出領域内で移動させる。すると、光電センサ1は、最適な検出時間T2としきい値L2を自動設定し、設定終了後に自動的に検出動作モードに移行する。この設定動作モードにおいては、制御回路6のうちサンプリング手段8、変化量演算手段9、時間測定手段11、設定手段12、保持手段13、演算手段14およびしきい値設定手段15が機能する。
図4は、設定動作モードにおける受光量の変化を示している。被検出物の移動速度は検出動作モードにおける被検出物の移動速度に等しいので、図3に示した受光量と同様の変化波形を示している。設定動作モードでは、検出時間T2よりも短い測定時間T1(100μsec)ごとに受光信号をサンプリングする。図4に示される丸印のデータは、このサンプリングした受光量を示している。ただし、図面表示の都合上、サンプリング間隔を上記測定時間T1よりも広く表示している。また、各サンプリングデータに付された数字0〜300は、受光量が変化を開始してから終了するまでの連続サンプリング数(後述するカウンタAの値)を示している。
図5は、設定動作モードにおいて検出時間T2(検出スパンP2)としきい値L2の設定に必要なデータを取得するための制御回路6の処理内容を示すフローチャートである。この処理では、主としてサンプリング手段8、変化量演算手段9、時間測定手段11および保持手段13が機能する。この後、設定手段12、演算手段14およびしきい値設定手段15は、この取得したデータに基づいて検出時間T2としきい値L2(検出スパンP2)を設定する。
制御回路6は、まずステップS1、S2において、カウンタA、カウンタBおよびタイマ値をゼロクリアする。ここで、カウンタAは、受光量の変化が継続している期間におけるサンプリング回数のカウントに用いられる。サンプリング時間(測定時間T1)は一定なので、カウンタAの値は、レベル変化時間Twすなわち受光量が変化を開始してから変化が終了するまでの時間と等価である。また、カウンタBは、レベル変化が停止している期間のサンプリング回数をカウントするもので、ノイズ等により一時的に受光量の変化が停止した状態を排除するためおよびデータ取得処理の終了を判断するために用いられる。タイマは、測定時間T1ごとのサンプリングタイミングを得るために用いられる。
ステップS3において、タイマ値が測定時間T1になったか否かを判断する。なっていない場合には測定時間T1が経過するまでループして待ち続ける。一方、測定時間T1になった(YES)と判断すると、ステップS4において次のサンプリングに備えてタイマ値をゼロクリアし、ステップS5においてサンプリング手段8は受光信号のレベル(受光量)をサンプリングする。続いて、ステップS6において、変化量演算手段9は、前回サンプリングした受光量(前回受光量)と今回サンプリングした受光量(今回受光量)との差分の絶対値である変化量、つまり測定時間T1あたりのレベル変化量を演算する。
ステップS7において、時間測定手段11は、演算したレベル変化量が所定の基準値M以上であるか否かを判断する。図4において、時刻t0以前または時刻t301以降では、レベル変化量が基準値Mより小さいためNOと判断してステップS8に移行する。一方、時刻t1から時刻t300までの期間では、レベル変化量が基準値M以上となるためYESと判断してステップS17に移行する。
時刻t0以前の場合、ステップS8においてカウンタBをインクリメントする。ステップS9では、設定動作モードに移行直後の1回目のサンプリングを除いて、カウンタBの値が1でない(NO)と判断する。この時点ではカウンタAはカウントを開始していないため、カウンタAの値は0である。従って、ステップS10において、カウンタAの値が0である(YES)と判断してステップS14に移行する。ステップS11〜S13の処理は後述する。ステップS14では、次のレベル変化量の演算に備えて今回受光量を前回受光量とする。
続くステップS15において、カウンタBの値が8以上であるか否かを判断する。また、ステップS16において測定データの有無を判断する。設定動作モードに移行直後の8回のサンプリングでは、ステップS15において8回未満(NO)と判断する。それ以降であっても、ステップS16において測定データがない(NO)と判断する。何れにしても検出時間T2(検出スパンP2)としきい値L2の設定に必要なデータを取得する前なので、ステップS3に移行する。受光量が変化し始める時刻t1のサンプリングまでは、以上述べた処理ステップを繰り返す。
さて、受光量が変化し始めると、時刻t1でサンプリングした受光量に対するステップS7の処理において、レベル変化量が基準値M以上(YES)と判断してステップS17に移行する。時間測定手段は、ステップS17においてカウンタAをインクリメントし、ステップS18においてカウンタBをゼロクリアする。続いて、保持手段13は、ステップS19においてカウンタAの値が1であるか否かを判断し、1である(YES)と判断すると前回受光量を変化開始時受光量として保存する。図4に示す場合には、時刻t0にサンプリングした受光量が変化開始時受光量として保存される。その後、次のレベル変化量の演算に備えて、ステップS21で今回受光量を前回受光量としステップS3に戻る。
受光量が変化を開始すると、その変化が終了するまでの期間ステップS7でYESと判断し続け、カウンタAの値はサンプリング時間(測定時間T1)ごとに1ずつ増加する。カウンタAの値が2以上になると、ステップS19でNOと判断してステップS20の処理をスキップしてステップS21の処理に移行する。
この変化期間中に、ノイズ等の影響によりレベル変化量が一時的に基準値M未満になる場合も生じ得る。そこで、このような一時的な変化停止状態が生じた時には、フィルタ機能として1回に限りその状態を無視する。すなわち、ステップS7でレベル変化量が基準値M未満(NO)と判断すると、ステップS8に移行して(それまで0だった)カウンタBをインクリメントする。ステップS9では、カウンタBの値が1である(YES)と判断して何も処理することなくステップS3に戻る。次のサンプリングの受光量が再び変化傾向を示せば、ステップS7でレベル変化量が基準値M以上(YES)と判断して上述したカウンタAのインクリメントを継続する。この場合、次のフィルタ動作に備えてステップS18においてカウンタBをゼロクリアする。
受光量の変化が終了した時または測定時間T1を超えるノイズにより2・T1以上の期間レベル変化量が基準値M未満となった時には、それまでのカウントを停止してデータを保存する。このような時にはステップS7において2回以上連続してNO(レベル変化量が基準値M未満)と判断されるので、カウンタBの値は2以上となっている。図4に示す場合には、時刻t301のサンプリングにおいてレベル変化量が基準値M未満となってカウンタBが1になり、続く時刻t302のサンプリングにおいて再びレベル変化量が基準値M未満となってカウンタBが2になる。その結果、ステップS9においてカウンタBの値が1ではない(NO)と判断し、ステップS10に移行する。
このステップS10では、カウンタAの値が0であるか否か、すなわちそれまで受光量が変化していたか否かを判断する。例えば、受光量の変化が終了した時(図4に示す時刻t302のサンプリング時)にはカウンタAの値が300であるため、カウンタAの値が0でない(NO)と判断してステップS11に進む。保持手段13は、ステップS11において前回受光量を変化終了時受光量として保存し、ステップS12においてカウンタAの値を測定連続回数として保存する。その後、新たな受光量の変化開始に備えて、ステップS13においてカウンタAをゼロクリアする。カウンタBは、データ取得処理の終了判断に用いられるため、次にレベル変化量が基準値M以上となるまでクリアされない。
受光量の変化が終了した場合には、サンプリングごとにステップS8でカウンタBがインクリメントされ続ける。この場合、カウンタAは上記のゼロクリアされた状態を維持するので、以降のステップS10ではカウンタAの値が0である(YES)と判断して、ステップS11〜S13の処理をスキップする。やがて、カウンタBの値が8以上になるとステップS15においてYESと判断し、さらにステップS16においても測定データがある(YES)つまり保存したカウンタAの値があると判断するため、データ取得処理を終了する。
なお、カウンタBの値が8以上になる前に再び受光量が変化を開始した場合(レベル変化量が基準値M以上になった場合)には、再び初めからレベル変化時間Twの測定を開始する。測定を開始すると、ステップS18でカウンタBを0にリセットする。なお、このデータ取得処理は、作業者のマニュアル操作によっても終了させることができる。
以上の処理により、図4に示す場合について以下のデータが得られる。ここでは、デジタル積分回数を8回に設定したが、デジタル積分回数は作業者が適宜設定可能である。
測定連続回数=300回
変化開始時受光量=28digit
変化終了時受光量=2929digit
デジタル積分回数=8回
データ取得後、設定手段12は次の(1)式を演算して検出スパンP2を求める。
検出スパンP2=測定連続回数/デジタル積分回数 …(1)
この検出スパンP2は、測定時間T1を単位とした場合の検出間隔であり、次の(2)式で示す検出時間T2と等価である。
検出時間T2=検出スパンP2×測定時間T1 …(2)
ここで、測定連続回数をデジタル積分回数で割るのは、検出動作モードでは検出スパンP2(検出時間T2)ごとにサンプリングした受光量の変化量(レベル変化量)がデジタル積分回数だけ連続してしきい値L2以上となった場合に被検出物を検出したと判定するためである。(1)式の除算結果は37.5となるが、デジタル演算を高速に行う必要から、37.5以下の2のべき乗のうち最大の値つまり32に設定する。このように演算結果に対し検出スパンP2を小さい側に設定しても特に問題は生じない。なお、測定連続回数がデジタル積分回数よりも小さい場合には、検出時間T2の設定を行わない。
続いて、演算手段14としきい値設定手段15はしきい値L2を設定する。まず、次の(3)式を演算して検出スパンP2(測定時間T1)ごとの平均レベル変化量を求める。
平均レベル変化量=|変化終了時受光量−変化開始時受光量|/測定連続回数
…(3)
この(3)式の演算結果は(2929−28)/300=9.67digitとなるが、小数点以下を切り捨てることにより平均レベル変化量を9digitとする。このように演算結果に対し平均レベル変化量を小さい側に設定しても特に問題は生じない。その後、次の(4)式を演算してしきい値L2を求める。
しきい値L2=平均レベル変化量×検出スパンP2×0.5 …(4)
ここで乗算する0.5は余裕度である。この余裕度は1以下の値であり、小さくなる程しきい値L2が小さくなってノイズ等に対する余裕度が増す。余裕度は、被検出物の通過に伴う受光量の変化を確実に捉えられるように調整可能である。(4)式の演算結果であるしきい値L2は、9×32×0.5=144digitとなる。図4に示す数値例では最終的に検出スパンP2、検出時間T2およびしきい値L2は以下のように設定され、設定終了後は検出動作モードに移行する。
検出スパンP2=32回、検出時間T2=3.2msec、しきい値L2=144digit
以上説明したように、本実施形態の光電センサ1は、サンプリングした受光信号の検出時間T2あたりのレベル変化量を演算し、そのレベル変化量としきい値L2との比較に基づいて被検出物を検出するので、被検出物の反射率が低い場合や反射率の異なる被検出物が混在している場合であっても、被検出物を確実に検出することができる。この場合、検出時間T2あたりのレベル変化量がデジタル積分回数だけ連続してしきい値L2以上となった場合に被検出物を検出したと判定するので、ノイズの影響等を排除でき、被検出物をより確実に検出することができる。
本実施形態では、被検出物の移動速度などに応じて検出時間T2を可変設定することができるので、移動速度に応じた適切なレベル変化量が得られ、移動速度にかかわらず被検出物を確実に検出することができる。そのために、検出時間T2およびしきい値L2を自動設定する設定動作モードを具備している。
設定動作モードでは、検出動作モードと同じ移動速度で検出領域に被検出物を通過させた状態で、受光信号のレベル変化時間Twとその時間Twにおけるレベル変化量をカウントし、それに基づいて検出時間T2としきい値L2を設定する。これにより、検出時間T2がレベル変化時間Twに対し極端に短くまたは極端に長くなることがなく、また、検出時間T2あたりのレベル変化量に対するしきい値L2も適切に設定できる。従って、受光信号の変化時におけるレベル変化量を適切に検出することができる。
設定動作モードにおいて、検出時間T2よりも十分に短い測定時間T1ごとに受光量をサンプリングして測定時間T1あたりのレベル変化量を求め、そのレベル変化量が基準値M以上となる連続回数を測定することによりレベル変化時間Twを求める。これにより、測定時間T1以下の誤差でレベル変化時間Twを測定することができる。この測定期間中、レベル変化量が一時的に基準値M未満となる状態が生じても、それが測定時間T1以下であればレベル変化時間Twの測定を継続するので、ノイズ等によるレベル変化時間Twの誤測定を防止することができる。
設定動作モードにおいて、レベル変化時間Twの測定中にレベル変化量が連続して8サンプリング以上基準値M未満の状態なった場合、受光信号のサンプリングを終了するので、作業者が特別な操作をすることなく自動的にサンプリング処理を終えることができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
カウンタBを用いたフィルタ処理とデータ取得の自動終了処理を省いてもよい。また、フィルタ処理において、レベル変化量が基準値M未満になる変化停止状態が2回以上続く場合についても、その状態を無視してレベル変化時間Twを測定してもよい。
デジタル積分回数を8回に設定することにより検出時間T2をレベル変化時間Twよりも小さく設定したが、デジタル積分回数を1回に設定して検出時間T2をレベル変化時間Twに等しく設定してもよい。
デジタル演算の都合上、(2)式で示す検出スパンP2の演算結果を、それ以下の値であって2のべき乗のうち最大の値に修正して用いたが、(2)式の演算結果をそのまま用いてもよい。同様に、(3)式で示す平均レベル変化量についても、小数点以下を切り捨てることなく(3)式の演算結果をそのまま用いてもよい。
上記実施形態では、測定時間T1あたりのレベル変化量を求め、そのレベル変化量が基準値M以上となる連続サンプリング回数をカウントすることによりレベル変化時間Twを求めた。しかし、レベル変化時間Twを求める方法はこれに限られることはなく、タイマを用いて直接的にレベル変化時間Twを測定してもよい。
上記実施形態で示した数値は一例に過ぎない。例えば、測定時間T1はA/D変換器の変換時間の能力等に応じて適宜変更してもよく、デジタル積分回数も受光量の変化状態やノイズの影響を考慮して適当な値に設定すればよい。
本発明は、検出領域を挟むように投光手段と受光手段が配された透過型の光電センサに対しても適用できる。
本発明の一実施形態であり、制御回路が実行する処理を機能ごとにまとめて示すブロック図 光電センサの概略的な電気的構成図 検出動作モードにおける受光量の変化、内部検出信号および検出信号を示す図 設定動作モードにおける受光量の変化を示す図 設定動作モードにおいて検出時間T2としきい値L2の設定に必要なデータの取得処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は光電センサ、2は投光素子(投光手段)、3は受光素子(受光手段)、4は投光回路(投光手段)、5は受光回路(受光手段)、8はサンプリング手段、9は変化量演算手段、10は検出手段、11は時間測定手段、12は設定手段、13は保持手段、15しきい値設定手段である。

Claims (9)

  1. 被検出物が通過する検出領域に向けて光を投光する投光手段と、
    前記検出領域からの光を受光しその受光量に応じた受光信号を出力する受光手段と、
    前記受光信号を検出時間ごとにサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリングされた受光信号の所定時間あたりのレベル変化量を演算する変化量演算手段と、
    前記演算されたレベル変化量と予め設定されたしきい値との比較に基づいて前記被検出物の検出を行う検出手段と、
    前記検出時間を可変設定可能な設定手段とを備えていることを特徴とする光電センサ。
  2. 前記被検出物の検出を行う検出動作モードと、前記設定手段により前記検出時間の設定を行う設定動作モードとを切り換え可能に構成され、
    前記設定動作モードにおいて、被検出物が前記検出領域を通過する時の前記受光信号のレベル変化に要する時間を測定する時間測定手段を備え、
    前記設定手段は、前記時間測定手段により測定されたレベル変化時間以下に前記検出時間を設定することを特徴とする請求項1記載の光電センサ。
  3. 前記設定手段は、前記時間測定手段により測定されたレベル変化時間と等しく前記検出時間を設定することを特徴とする請求項2記載の光電センサ。
  4. 前記設定動作モードにおいて、
    前記サンプリング手段は、前記被検出物が前記検出領域を通過する時間より短い所定の測定時間ごとに前記受光信号をサンプリングし、
    前記変化量演算手段は、前記サンプリングされた受光信号の前記測定時間あたりのレベル変化量を演算し、
    前記時間測定手段は、前記演算されたレベル変化量が所定の基準値以上となる状態の継続時間を前記レベル変化時間とすることを特徴とする請求項2または3記載の光電センサ。
  5. 前記設定動作モードにおいて、
    前記サンプリング手段は、前記被検出物が前記検出領域を通過する時間より短い所定の測定時間ごとに前記受光信号をサンプリングし、
    前記変化量演算手段は、前記サンプリングされた受光信号の前記測定時間あたりのレベル変化量を演算し、
    前記時間測定手段は、前記演算されたレベル変化量が所定の基準値未満の状態から所定の基準値以上の状態に変化した後、前記演算されたレベル変化量が前記所定の基準値未満となる状態が所定サンプリング回以上連続して生じるまでの時間を前記レベル変化時間とすることを特徴とする請求項2または3記載の光電センサ。
  6. 前記設定手段は、前記時間測定手段により測定されたレベル変化時間を所定回数で除して得られる時間以下に前記検出時間を設定し、
    前記検出手段は、前記演算されたレベル変化量が前記所定回数だけ連続して前記しきい値以上となった場合に前記被検出物を検出したと判定することを特徴とする請求項2ないし5の何れかに記載の光電センサ。
  7. 前記設定手段は、前記時間測定手段により測定されたレベル変化時間を前記所定回数で除して得られる時間と等しく前記検出時間を設定することを特徴とする請求項6記載の光電センサ。
  8. 前記設定動作モードにおいて、
    前記サンプリング手段は、前記演算されたレベル変化量が所定値以上の状態から該所定値未満の状態に変化したことを条件として、前記受光信号のサンプリングを終了することを特徴とする請求項2ないし7の何れかに記載の光電センサ。
  9. 前記設定動作モードにおいて、前記演算されたレベル変化量が所定値未満の状態から該所定値以上の状態に変化した時の前記受光信号のレベルと、前記演算されたレベル変化量が前記所定値以上の状態から前記所定値未満の状態に変化した時の前記受光信号のレベルとを保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記受光信号の2つのレベルの差を演算し、その差に基づいて前記しきい値を設定するしきい値設定手段を備えたことを特徴とする請求項2ないし8の何れかに記載の光電センサ。

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