JP2007013300A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 偽造対象となりやすい紙幣や有価証券、もしくは著作権を有する画像、機密書類等(以下、特定原稿)を複写した際の画像形成装置と複写行為をした人物の特定化を行う。
【解決手段】 特定原稿の画像データに、視認性の低い指定色(例えばイエロー)で特定パターンと指紋データを付加すると共に、指紋データと画像データを対応させることで、その出力画像を基に出力画像装置の追求を容易に行い、使用者の指紋を追跡することで、その行為を行った者を特定できる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、紙幣や有価証券や著作権情報や機密情報等の特別なデータ(以下、特定原稿と称す。)の複写を行った装置と人物を追跡できる画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
近年の複写機には、非常に高い再現性を有するフルカラー複写機がある。このような複写機では、特定原稿の偽造も不可能ではなく、この場合に不正使用が行われる恐れがある。
これらの問題点の対策として、形成した画像に特定パターンを埋め込む為に追跡コード等を生成し、画像形成時に特定パターンを人間の目で識別しにくい様に付加し、使用した装置の追跡に役立たせている技術がある。(例えば、特許文献1参照)
特開2001−313813
しかしながら、上記のような技術では、画像形成が禁止されている画像が形成された場合、これらの画像から、特定パターンを解読し、これらの画像を形成した装置までしか特定できず、不正にコピー行為をした人物を特定することが不可能であった。
上記目的を達成するために本発明に係る一実施形態の画像形成装置は、以下の構成を有する。
第1に、画像データを入力する画像入力手段と、指紋を検出して指紋データを作成する指紋検出作成手段と、前記入力された画像データと指紋データを記憶する画像記憶手段と、少なくとも前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、特定パターンを発生し前記画像データに付加する特定パターン発生手段と、前記画像データに前記指紋データを付加する指紋データ付加手段と、前記画像データが特別なデータに応じて、前記特定パターン発生手段と前記指紋データ付加手段と前記データ記憶手段を制御して、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加して出力する制御手段とを有することを特徴とする。
第2に、前記制御手段は、前記指紋データと前記画像データを対応付けて記憶させ、画像検索モードが選択されると、前記画像データに対応する前記指紋データを検索することを特徴とする。
第3に、前記制御手段は、前記画像検索モードが選択されると前記指紋データを可視化で出力することを特徴とする。
第4に、前記制御手段は、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加することに応じて、前記特定パターンと前記指紋データを不可視で出力すること特徴とする。
第5に、前記指紋検出作成手段の指紋検出は、操作部のスタートキーを押下することに応じて指紋を検出することを特徴とする。
第6に、前述の第1から第5に記載した画像形成装置の制御方法を提供することを特徴とする。
本発明によれば、指紋データと特定パターンを画像データに不可視で付加させることで、画像形成した装置を特定化できる。又、画像データと指紋データとを対応させて記憶させることで、不正コピーを行った人物を追跡することができる。又、画像検索モード時には指紋データを可視化出力することで不正コピーを行った人物を容易に追跡することができる。更に、指紋検出部を操作部のスタートキーに設けることで指紋検出を行っているという違和感を感じることなく操作性が向上できる。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例による画像形成装置(デジタル複写機本体)101の構成を示すブロック図である。
図1において、デジタル複写機本体101は、操作部102、リーダ部103、プリンタ部104、対応情報データメモリ105、ファクシミリ部106、コンピュータインタフェース部107、画像メモリ108、制御部109、及びレーザドライバ221内に設けられた特定パターン発生回路60から構成される。
操作部102は、デジタル複写機本体101を操作するための操作装置となる。リーダ部103は、原稿の画像を読み取り、その原稿画像に応じた画像データをプリンタ部104へ出力する。プリンタ部104は、リーダ部103及びファクシミリ部106、コンピュータインタフェース部107、画像メモリ108からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。これらはすべて、制御部109に接続され、制御部109により制御される。対応情報データメモリ105についての詳細は後述するが、ハードディスク等のメモリである。
ファクシミリ部106は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長し、伸長された画像データを制御部109へ転送し、また制御部109から転送された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。このファクシミリ部106により受信した圧縮画像データは、ハードディスク等の画像メモリ108に一時的に保存することができる。
コンピュータインタフェース部107は、パーソナルコンピュータまたはワークステーション(以下PC/WSと記す)と制御部109との間のインタフェースであり、PC/WSから転送された画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部104で記録できる画像データに展開して制御部109に渡す。
画像メモリ108は、リーダ部103、ファクシミリ部106、コンピュータインタフェース部107より入力された画像データを記憶しておくメモリである。制御部109は、リーダ部103、ファクシミリ部106、コンピュータインタフェース部107、画像メモリ108のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。また、指紋照合装置1を備える。指紋照合装置1についての詳細は後述する。
次に、図2はリーダ部103及びプリンタ部104からなるデジタル複写機本体101の断面図である。
リーダ部103の原稿給送装置201は、原稿を最終順に1枚ずつプラテンガラス202上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後に、プラテンガラス202上の原稿を排出する。原稿がプラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、スキャナユニット204の移動を開始して、原稿を露光走査する。原稿からの反射光は、ミラー205,206,207、及びレンズ208によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)209へ導かれる。CCD209から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部104及び制御部109へ転送される。
プリンタ部104のレーザドライバ221は、レーザ発光部210を駆動するもので、リーダ部103から出力された画像データに応じたレーザ光を発光させる。レーザ光は感光ドラム211に照射される。感光ドラム211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。感光ドラム211の潜像の部分には現像器212によって現像剤が付着される。
また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット213及びカセット214の何れかから記録紙を給紙して転写部215へ搬送し、感光ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の載った記録紙は定着部216に搬送され、定着部216の熱と圧力によって現像剤が記録紙に定着される。定着部216を通過した記録紙は排出ローラ217によって排出される。
ソータ220は、排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行い、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。ソータ220は、仕分けが設定されていない場合、最上ビンに記録紙を収納する。
両面記録が設定されている場合は、排出ローラ217のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ217まで搬送しないようにフラッパ218によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路219へ導かれた記録紙は、上述のタイミングで転写部215へ給紙される。
図3は処理モードの設定を行うキー配列を有した操作部102を示す図である。
図3において、電源スイッチ301は複写機本体101の通電を制御する。予熱キー302は予熱モードのON/OFFに使用する。コピーモードキー303は複数の機能の中からコピーモードを選択するときに使用する。
ファックスモードキー304は複数の機能の中からファックスモードを選択するときに使用する。パーソナルボックスキー305は複数の機能の中からパーソナルボックスモードを選択するときに使用する。
パーソナルボックス機能は、ユーザー個人や部署毎にデジタル複写機101内のメモリに記憶領域を持ち、そこにPDLやスキャン画像を入れておき、好きなときに出力する機能である。拡張キー306はPDLに対する操作を行うときに使用する。
コピースタートキー307は、コピーの開始を指示するときに用いるキーで、指紋検出部11を備え、コピー開始指示時に同時に指紋画像を検出する。
ストップキー308はコピーを中断したり中止したりするときに用いるキーである。リセットキー309はスタンバイ中のとき標準モードに復帰させるキーとして動作する。ガイドキー310は各機能を知りたいときに使用するキーである。ユーザーモードキー311はユーザーがシステムの基本設定を変更するときに使用する。
割り込みキー312はコピー中に割り込みしてコピーしたいときに用いる。テンキー313は数値の入力を行うときに使用する。クリアキー314は数値をクリアするときに用いる。IDキー315は複写機を使用する場合にIDの入力モードに移行するときに使用する。タッチパネル316は、液晶画面とタッチセンサの組合せからなり、各モード毎に個別の設定画面が表示され、描画されたキーに触れることで、各種の詳細な設定を行うことができる。タリーランプ317は、ネットワークの通信状態を示し、通常緑色で点灯し、通信しているとき緑色で点滅し、ネットワークエラーの場合に赤色になる。
図4は操作パネル316のコピー標準画面を示す図である。
本実施例のデジタル複写機本体101は、電源投入時にデフォルトとしてコピー標準画面で起動する。
図4において、メッセージライン401はコピージョブの状態をメッセージで表示する。倍率表示402は設定された倍率やコピーモードによって自動的に決められる倍率をパーセントで表示する。用紙サイズ表示403は、選択された出力用紙を表示し、自動用紙選択が設定されている場合にオート用紙というメッセージを表示する。置数表示404はコピー枚数を示す。
縮小キー405は縮小コピーを行いたい場合に使用する。等倍キー406は縮小や拡大が設定されている場合に等倍に戻したいときに使用する。拡大キー407は拡大コピーを行いたい場合に使用する。ズームキー408は細かい単位で倍率を設定して縮小コピーや拡大コピーを行いたい場合に使用する。用紙選択キー409は出力用紙を指定する場合に使用する。ソータキー410はソートやステイプルのモードを設定する場合に使用する。両面キー411は両面モードを設定する場合に使用する。
濃度表示部412は、現在の濃度が分かるようになっており、左側が濃度が薄く、右側が濃度が濃いことを示す。濃度表示部412は、薄くキー413、濃くキー415と連動して表示が変化する。薄くキー413は濃度を薄くしたい場合に使用する。自動キー414は自動的に濃度を決定するモードを使用する場合に使用する。濃くキー415は濃度を濃くしたい場合に使用する。文字キー416は文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する文字モードを設定する場合に使用する。文字/写真キー417は写真が混在した原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する文字/写真モードを設定する場合に使用する。
応用モードキー418はコピー標準画面で設定できない様々なコピーモードを設定する場合に使用する。後述の画像検索モードは応用モードキー418の操作で設定できる。プリント状況キー419は現在このデジタル複写機本体101で行われているプリントの状況を見たい場合に使用する。プリント状況キー419は、コピー標準画面だけではなく、常にこの位置に現れており、いつでもこのキーを押すことによってプリント状況画面が開き、プリント状況を見ることができるようになっている。
次に、本実施形態の指紋検出について説明する。
図5Aはコピースタートキー307と連動する指紋照合装置1のブロック図である。
指紋照合装置1は、指紋検出部11、画像処理部12、指紋データメモリ130から構成される。指紋検出部11は、利用者の指から指紋画像を検出する。指紋検出部11を形成する半導体指紋センサ部111は、センサ素子110から構成される。画像処理部12は、アナログ・デジタル変換部120、特徴点データ変換部121から構成される。アナログ・デジタル変換部120は、指紋検出部11によって検出された利用者の指紋画像をアナログからデジタルに変換する。
図5Bは指紋の模様を示す図である。図5Cは指紋の特徴点を示す図である。
指紋には、図5Bに示すように特徴点と呼ばれる指紋の凸部と凹部による紋様があり、指紋の隆線に現れる端点(隆線が途中で切れている行き止まりの部分)と分岐(隆線が枝分かれしている部分)、三角州(隆線が3方向から集まっている部分)が存在する。特徴点データ変換部121は、図5Cに示すように、指紋の中心を点として、20〜40個所程度の特徴点を抜き出し、方向・座標・種類などを求め、これらの情報を数値化し、データを保存する。指紋データメモリ130は、特徴点データ変換部121によって数値化された特徴点データを格納するメモリである。
図5Aに基づいて、指紋照合装置1の動作を説明する。
利用者がコピースタートキー307の指紋検出部11に指を載せると、センサ素子110からなる半導体指紋センサ部111によって指紋画像が検出される。検出されたアナログの指紋画像は、アナログ・デジタル変換部120によってデジタルの指紋データに変換される。デジタルの指紋データは、特徴点データ変換部121によって、特徴点データに変換され、指紋データメモリ130に格納される。
次に、特定パターンを発生するための特定パターン発生回路60を説明する。
図6は特定パターンを発生するための特定パターン発生回路60のブロック図である。
図6において、特定パターン発生回路60は、レーザドライバ221内にあり、特定パターン付加回路61と接続される。特定パターン付加回路61は画像データと特定パターン発生回路60の特定パターンを付加してレーザ発光部210に接続される。レーザドライバ221は指紋パターン付加回路62を備える。この3つの回路は制御部109内のCPU(不図示)によって制御される。
図7は特定パターンをレーザで形成した画像形成パターンの一例である。
図7において、枠によって囲まれた領域がレーザ発光部210によって画像形成するドット(画素)の1単位であり、PWM変調されたレーザ照射により感光ドラム211に形成される。図7は特定パターン例の一部であるが、実際は、特定パターンが、図7を含む繰り返しパターンにより構成され、記録紙の縦方向と横方向にそれぞれ繰り返して付加される。
図7の特定パターン発生回路60の特定パターンは、特定パターン付加回路61から画像データと共にレーザ発光部210に送られ、記録紙に付加される。特定パターンの付加は、視認性の低い指定色(例えばイエロー)でのみ付加するように制御する。この結果、視認上の品質の劣化を低く抑えながら特定パターンを画像に付加することができる。
同じ方法で、制御部109からの指示により、指紋パターン付加回路62が、指紋データメモリ130からの指紋データ(不図示)を、レーザ発光部210に送り、記録紙に不可視出力で付加する。又、制御部109からの別の指示により(後述の画像検索モードに応じて)、指紋パターン付加回路62が、対応情報データメモリ105からの指紋データ(不図示)を、レーザ発光部210に送り、記録紙に可視化(例えばモノクロ)出力する。
尚、指紋パターン付加回路62は、直接レーザ発光部210に接続されているが、特定パターン付加回路61に接続して、画像データと特定パターンと指紋パターンを混在させて、レーザ発光部210にデータを供給しても良い。この場合は、前述の同じ動作をさせる為に、制御部109からの指示に基づいて、各回路を制御すれば良い。又、制御部109からの別の指示により、指紋データを可視化出力する場合も、同じ動作をさせる為に、制御部109からの指示に基づいて、各回路を制御すれば良い。
尚、視認性の低い指定色として、イエローで説明をしているが、モノクロのデジタル複写機の場合は、イエローは使用できないので、特定パターンや指紋データを圧縮コードや暗号化コード等にして埋め込んでも良い。
次に、本実施例の動作を図8〜図9に基づいて詳しく説明する。
図8は画像データと指紋データと特定パターンを記録紙に付加するフローチャートである。
図8のフローチャートは、特定原稿と判定され、画像データに不可視の特定パターンと指紋データを付加する場合の動作で、制御部109の不図示のROMに格納されCPUやRAMで処理される。特定原稿の判定は汎用の技術を用いればよいので説明を省略する。
コピー動作を開始する為に、ステップ800(以下、S800とする)では、コピースタートキー307が押下されると、指紋照合装置1で指紋に関する処理を行う。指紋処理は、センサ素子110が指紋を検出し、特徴点データ変換部121が特徴点データに変換して指紋データを作成し、指紋データメモリ130に指紋データを格納する。これらの処理と並行して、S801ではリーダ部103により画像がスキャンされ、S802では画像データが画像メモリ108に格納される。S803では、制御部109が画像メモリ108に格納された画像データを元に特定原稿か否かを判定する。特定原稿の判定はS801で画像をスキャンしながら実施しても良い。S803のYESでは、画像データが特定原稿と判定されると、指紋データメモリ130に格納された指紋データがそのまま記憶される。S804では、画像メモリ108に格納された画像データと指紋データメモリ130のデータを対応させて、対応情報データメモリ105に格納する。S805では、制御部109が特定パターン付加回路61、特定パターン発生回路60、指紋パターン付加回路62、指紋データメモリ130、画像メモリ108を制御して、画像データに特定パターンと指紋データを不可視で付加する。S806では不可視の特定パターンと指紋データが画像データに付加されプリント出力される。一方、S803のNO、画像データが特定原稿でないと判定されると、S807では制御部109が指紋データメモリ130に格納された指紋データをメモリ容量削減のため削除する。S806では画像メモリ108から画像データのみをプリント出力する。
次に、特定パターンを基に判別された特定原稿を出力した装置の対応情報データメモリ105に格納されたデータを用いて画像検索を行う説明をする。対応情報データメモリ105は、特定原稿と判定されると、その画像データと指紋データをセットで記憶するもので、検索効率を上げるために画像メモリ108とは別に設けている。画像検索は、応用モードキー418から画像検索モード(不図示)を選択することで可能となる。この画像検索モードは、指紋データをプリント出力又は表示する際に可視化出力する。図9は画像検索の詳細なフローチャートである。図10は画像検索時の操作部102の表示を示す。
先ず、S901で検索したい特定原稿をリーダ部103でスキャンさせる。S902でスキャンした特定画像に対して、対応情報データメモリ105から画像検索を行う。S903で検索結果がNOの(対応した画像が検索できなかった)場合は、S905でその旨を操作部102に表示する。この時、操作部102は、図10(a)の画面を表示させる。その後、S909で処理を終了する。
一方、S903で検索結果がYES(対応した画像が検索できた)の場合は、S904でその画像と対応させて格納されている指紋データを呼び出す。この時、操作部102に図10(b)の画面を表示させる。次に、S906で呼び出された指紋データをプリント出力を行うか利用者に判断させる。この時、操作部102に図10(c)の画面を表示させる。S906でYESが選択される(操作部102で「はい」が押下された場合)と、S908で対応情報データメモリ105から指紋データを読出し可視化プリント出力を行う。この時、操作部102に図10(d)の画面を表示させる。プリント出力後、S909で処理が終了する。S906でNOが選択される(操作部102で「いいえ」が押下された場合)と、S907で指紋データを操作部102に表示させる。この時、操作部102に図10(e)の画面を表示させる。表示後、S909で処理が終了する。
尚、上述の画像検索は、特定パターンを基に判別された特定原稿を出力した装置の対応情報データメモリ105を対象に検索を行ったが、対応情報データメモリ105をもつ装置に対して各々検索しても構わない。又、対応情報データメモリ105は、特定原稿と判定されると、その画像データと指紋データとをセットで記憶する実施形態で説明したが、これに限らず、指紋データメモリ130や対応情報データメモリ105を夫々個別に設けずに、画像メモリ108のメモリ領域を複数に分割し関連付けして記憶させても良い。即ち、コピースタート毎に画像データと指紋データとをセットで記憶し、その後、特定原稿と判定された画像データと指紋データに対してフラグを立てる。一方、特定原稿と判定されなかった画像データと指紋データに対してはフラグを立てずに、その画像データのみ格納して指紋データを消去するか、又はその画像データと指紋データを格納しても構わない。そして、画像検索時は、このフラグを元に、検索対象を絞り込んで、特定原稿の画像データに対応する指紋データを検索すればよい。この場合の、画像データに不可視の特定パターンと指紋データの付与出力、画像検索時の指紋データの可視化出力は、制御部109が画像メモリ108、特定パターン付加回路61、特定パターン発生回路60、指紋パターン付加回路62を制御すればよい。
以上の様に、本発明の実施形態によれば、特定原稿と判定され複写される場合、視認性の低い指定色(例えばイエロー)での特定パターンと指紋データを画像データに付加すると共に、指紋データと画像データを対応させて格納することで、その出力画像を基に偽造もしくは著作権違反等の出力画像発生源の追求を容易に行うことが出来る。また、この方法で、使用者の指紋を追跡することで、その行為を行った者を特定できる。
[他の実施形態]
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、画像形成装置の制御部に供給し、その装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。プログラムコードの格納は、クライアントコンピュータに限定されるものではなく、例えば、サーバとして機能するコンピュータに記憶されておくことも可能である。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD、磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態における画像形成装置(デジタル複写機本体)101の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるリーダ部103及びプリンタ部104からなるデジタル複写機本体101の断面図である。 本発明の実施形態における処理モードの設定を行うキー配列を有した操作部102を示す図である。 本発明の実施形態における操作パネル316のコピー標準画面を示す図である。 本発明の実施形態におけるコピースタートキー307と連動する指紋照合装置1のブロック図と指紋の模様と指紋の特徴点を示す図である。 本発明の実施形態における特定パターンを発生するための特定パターン発生回路60のブロック図である。 本発明の実施形態における特定パターンをレーザで形成した画像形成パターンの一例である。 本発明の実施形態における画像データと指紋データと特定パターンを記録紙に付加するフローチャートである。 本発明の実施形態における画像検索の詳細なフローチャートである。 本発明の実施形態における画像検索時の操作部102の表示を示す。
符号の説明
1 指紋照合装置
11 指紋検出部
12 画像処理部
101 デジタル複写機本体
102 操作部(設定手段)
103 リーダ部(画像入力手段)
104 プリンタ部(画像出力手段)
105 個人情報データメモリ(画像記憶手段)
108 画像メモリ(画像記憶手段)
110 センサ素子
111 半導体指紋センサ部
121 特徴点データ変換手段
130 指紋データメモリ
307 コピースタートキー

Claims (10)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と
    指紋を検出して指紋データを作成する指紋検出作成手段と
    前記入力された画像データと前記指紋データを記憶するデータ記憶手段と
    少なくとも前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と
    特定パターンを発生し前記画像データに付加する特定パターン発生手段と
    前記画像データに前記指紋データを付加する指紋データ付加手段と、
    前記画像データが特別なデータに応じて、前記特定パターン発生手段と前記指紋データ付加手段と前記データ記憶手段を制御して、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加して出力する制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記指紋データと前記画像データを対応付けて記憶させ、画像検索モードが選択されると、前記画像データに対応する前記指紋データを検索することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像検索モードが選択されると前記指紋データを可視化で出力すること特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加することに応じて、前記特定パターンと前記指紋データを不可視で出力すること特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記指紋検出作成手段の指紋検出は、操作部のスタートキーを押下することに応じて指紋を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 画像データを入力する画像入力工程と
    指紋を検出して指紋データを作成する指紋検出作成工程と
    前記入力された画像データと前記指紋データを記憶するデータ記憶工程と
    少なくとも前記画像データに基づいて画像形成を行う画像形成工程と
    特定パターンを発生し前記画像データに付加する特定パターン発生工程と
    前記画像データに前記指紋データを付加する指紋データ付加工程と、
    前記画像データが特別なデータに応じて、前記特定パターン発生工程と前記指紋データ付加工程と前記データ記憶工程を制御して、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加して出力する制御工程と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 前記制御工程において、前記指紋データと前記画像データを対応付けて記憶させ、画像検索モードが選択されると、前記画像データに対応する前記指紋データを検索することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 前記制御工程は、前記画像検索モードが選択されると前記指紋データを可視化で出力すること特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記制御工程は、前記画像データに前記特定パターンと前記指紋データを付加することに応じて、前記特定パターンと前記指紋データを不可視で出力すること特徴とする請求項1記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記指紋検出作成工程の指紋検出は、操作部のスタートキーを押下することに応じて指紋を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3660740A1 (en) * 2018-11-27 2020-06-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming system, image forming method, and carrier means

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