JP2007012798A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

Abstract

【課題】本発明は、冗長な外部端子を設置することなく、基板やスロットへの逆差し時における破壊を防止することが可能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る半導体集積回路装置は、装置の逆差し時に電源ラインと接続されることになる端子位置に、ロジック信号が入力されるSB端子を配設し、かつ、その破壊防止手段として、SB端子に電流抑制抵抗R1とツェナダイオードZDを備えることで、装置の逆差し時には、SB端子が電流抑制抵抗R1、ツェナダイオードZD、及び、静電保護ダイオードD2、D6を介して接地される構成とされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特に、基板やスロットへの逆差し時における破壊防止に関するものである。
なお、本明細書中において、「逆差し」という文言は、半導体集積回路装置の上面中心を通る面法線を回転軸とし、半導体集積回路装置を本来の正しい実装向きから180°回転された向きで誤実装されることを指すほか、本来の正しい実装向きから90°回転された向き、或いは、270°回転された向きで誤実装されることをも指すものとする。
半導体集積回路装置が基板やスロットに逆差しされた場合、その外部端子には、いずれも、意図しない外部配線が接続されることになる。特に、逆差しによって意図せず電源ラインに接続された外部端子について、その端子耐圧が低かった場合(例えば、当該外部端子がロジック信号の入力端子であった場合)には、当該外部端子に繋がる内部素子に過大な電流が流れて、半導体集積回路装置の破壊や発熱を生じるおそれがあった。
なお、従来より、上記の逆差し対策として、その正しい実装方向を示す識別マークが貼付・刻印されて成る半導体集積回路装置や、その外部端子が逆差し不能な特殊形状に加工されて成る半導体集積回路装置のほか、所定の機能を備えた外部端子(電源端子、接地端子、信号入出力端子)をそれぞれ一対ずつ用意して、各々を本体の対角位置に配置して成る半導体集積回路装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開平5−190371号公報 特開平5−226585号公報
確かに、上記特許文献1、2の従来技術を採用した半導体集積回路装置であれば、基板やソケットに逆差しされた場合であっても、内部素子の破壊を招くことなく、正常に動作することが可能である。
しかしながら、上記特許文献1、2の従来技術は、半導体集積回路装置の外部端子数に余裕がなければ採用することが困難であった。すなわち、設置スペース縮小の観点から、その外部端子数を極力削減するように要求される半導体集積回路装置(例えば、ポリゴンミラーモータドライバIC)においては、冗長な外部端子の設置が忌避されるため、上記の従来構成を採用することが困難であった。
なお、半導体集積回路装置の逆差し対策としては、より簡便な手法として、装置の逆差し時に電源ラインと接続されることになる外部端子をノンコネクト端子とすることも考えられるが、上記と同様の理由から、外部端子数の削減が要求される半導体集積回路装置の逆差し対策としては、必ずしも好適とは言えなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、冗長な外部端子を設置することなく、基板やスロットへの逆差し時における破壊防止を実現することが可能な半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体集積回路装置は、装置外部との電気的接続を行う手段として、装置の正常実装時には電源ラインと接続されることになる第1外部端子と;装置の正常実装時には所定の信号ラインと接続されることになり、装置の逆差し時には前記電源ラインと接続されることになる第2外部端子と;装置の正常実装時には接地ラインと接続されることになる第3外部端子と;装置の正常実装時には所定の信号ラインと接続されることになり、装置の逆差し時には前記接地ラインと接続されることになる第4外部端子と;を少なくとも有するほか、装置の正常実装時における第4外部端子の静電保護手段として、アノードが第3外部端子に接続され、カソードが第4外部端子に接続された静電保護ダイオードを有して成る半導体集積回路装置であって、さらに、装置の逆差し時における第2外部端子の破壊防止手段として、第2外部端子に一端が接続された電流抑制抵抗と;アノードが第3外部端子に接続され、カソードが前記電流抑制抵抗の他端に接続されたツェナダイオードと;を有して成る構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体集積回路装置において、第2外部端子は、ロジック信号の入出力を行うための外部端子である構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る半導体集積回路装置は、モータの駆動制御を行うモータ駆動装置であり、第2外部端子は、ショートブレーキの入/切を選択するための信号、前記モータの通電角として第1、第2通電角のいずれか一を選択するための信号、前記モータの正転/逆転を選択するための信号、上側、下側PWM制御のいずれか一を選択するための信号、ブートストラップの対応/非対応を選択するための信号、制御パルスのパルス数として第1、第2パルス数のいずれか一を選択するための信号、及び、PWM同期整流の入/切を選択するための信号のうち、いずれか一信号の入力を行うための外部端子である構成(第3の構成)にするとよい。
本発明に係る半導体集積回路であれば、冗長な外部端子を設置することなく、基板やスロットへの逆差し時における破壊防止を実現することが可能となる。
以下では、モータの駆動制御を行うモータドライバIC(特に、その外部端子数を極力削減するように要求されるポリゴンミラーモータドライバICなど)に本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行う。
図1は、本発明に係る半導体集積回路装置の正常実装時を示す図である。本図に示すように、本実施形態の半導体集積回路装置は、装置外部との電気的接続を行う手段として、そのパッケージ両側にそれぞれ12本ずつ、合計24本の外部端子(PGND、RNF、CS、TJMON、SGND、/ACC、/DEC、RCP、SB、CCP、PWM、PROCLK、HW−、HW+、HV−、HV+、HU−、HU+、VREG、FG、VCC、W、V、U)を有して成る。また、本実施形態の半導体集積回路装置は、その内部回路ブロックとして、ロジック回路1と、プリドライバ2と、ドライバ3と、ホールコンパレータ4と、レギュレータ5と、温度モニタ回路6と、チャージポンプ7と、トルクアンプ8と、コンパレータ9、10と、PWM信号生成回路11と、発振回路12と、モータ拘束保護回路13と、バッファ14と、クランパ15と、を有して成り、その内部回路素子としては、静電保護ダイオードD1〜D8と、抵抗R1、R2と、ツェナダイオードZDと、トランジスタQ1と、を有して成る。
PGND端子(1pin)は、パワー系回路部(プリドライバ2やドライバ3など)の接地端を装置外部の接地ラインに接続するための外部端子である。
RNF端子(2pin)は、ドライバ3を構成するパワートランジスタ(不図示)に流れる駆動電流を外部接続されたセンス抵抗(数百[mΩ]程度)を介して接地ラインに流すための外部端子である。
CS端子(3pin)は、前記パワートランジスタの駆動電流を検出すべく、前記センス抵抗の端子電圧の入力を受けるための外部端子である。
TJMON端子(4pin、図中ではTMONと表記)は、温度モニタ回路6で得られる温度モニタ信号を装置外部に出力するための外部端子である。
SGND端子(5pin)は、シグナル系回路部(ロジック回路1など)の接地端を装置外部の接地ラインに接続するための外部端子であり、装置の正常実装時には、前記接地ラインと接続されることになる。すなわち、SGND端子は、本願請求項中の「第3外部端子」に相当する。
/ACC端子(6pin)及び/DEC端子(7pin)は、サーボ系の速度制御を行うべく、装置外部からチャージポンプ7の出力制御信号の入力を受けるための外部端子である。なお、これらの外部端子に入力されるサーボ信号は、40[ns]オーダの応答要求に対応した高速ロジック信号である。
RCP端子(8pin)は、チャージポンプ7に外部抵抗(出力電流設定手段)を接続するための外部端子である。
SB端子(9pin)は、装置外部からショートブレーキの入/切を選択するためのロジック信号の入力を受けるための外部端子である。ショートブレーキとは、ドライバ3を構成するパワートランジスタの上側全て、若しくは、下側全てを導通状態とし、モータの自己発電電力を利用して、モータを停止させるブレーキ機構のことである。なお、SB端子は、装置の逆差し時には、前記電源ラインと接続されることになる(図2を参照)。すなわち、SB端子は、本願請求項中の「第2外部端子」に相当する。
CCP端子(10pin)は、チャージポンプ7の出力端に装置外部の充放電回路(トルク制御信号の生成手段)を接続するための外部端子である。
PWM[Pulse Width Modulation]端子(11pin)は、PWM信号生成回路11に外部抵抗及び外部容量(PWM信号の波形調整手段)を接続するための外部端子である。
PROCLK端子(12pin、図中ではPCLKと表記)は、発振回路12に外部容量(発振周波数設定手段)を接続するための外部端子である。
HU+端子(18pin)、HU−端子(17pin)、HV+端子(16pin)、HV−端子(15pin)、HW+端子(14pin)、HW−端子(13pin)は、それぞれ、装置外部の3相ホール素子HU、HV、HWから各相ホール信号の入力を受けるための外部端子である。なお、これらの外部端子のうち、HU−端子とHW−端子は、装置の逆差し時には、装置外部の接地ラインと接続されることになる(図2を参照)。すなわち、HU−端子とHW−端子は、本願請求項中の「第4外部端子」に相当する。
VREG端子(19pin)は、レギュレータ回路5で生成された定電圧を各相ホール素子の電源電圧として出力するための外部端子である。
FG端子(20pin)は、装置外部に制御パルス(FGパルス)を出力するための外部端子である。
VCC端子(21pin)は、装置外部の電源ラインから電力供給を受けるための外部端子であり、装置の正常実装時には前記電源ラインと接続されることになる。すなわち、VCC端子は、本願請求項中の「第1外部端子」に相当する。なお、VCC端子には、入力電圧として高電圧(例えば、最大で36[V])が印加されるため、その端子耐圧は高く設計されている。
U、V、W端子(24pin、23pin、22pin)は、それぞれ、モータを構成する3相(U、V、W相)のモータコイルに駆動信号を供給するための外部端子である。なお、これらの外部端子には、前記駆動信号として高電圧が印加されるため、その端子耐圧は高く設計されている。
ロジック回路1は、装置の全体動作(ホールコンパレータ4の各相出力信号に基づくモータの定速度駆動制御及び位相制御、コンパレータ9の比較出力に基づくモータの定電流駆動制御、コンパレータ10の比較出力に基づくモータのトルク制御、トランジスタQ1を用いた制御パルス出力制御、並びに、各種の回路保護制御など)を統括制御する手段である。なお、モータの定速度駆動制御及び位相制御について具体的に述べると、ロジック回路1は、ホールコンパレータ4の各相出力信号に基づいて、モータの回転速度及び位相の帰還制御を行いつつ、モータ各相のプリ駆動信号(uh、ul、vh、vl、wh、wl)を生成し、該プリ駆動信号をプリドライバ2に送出する。
プリドライバ2は、ロジック回路1から入力されるプリ駆動信号(uh、ul、vh、vl、wh、wl)のレベルシフトや波形成形を行い、モータ各相の駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)を生成して、これをドライバ3に送出する手段である。
ドライバ3は、Hブリッジ接続されたパワートランジスタ(不図示)を用いてモータを駆動する手段である。なお、パワートランジスタは、各々のゲートに入力される駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)に応じて開閉制御され、U、V、W端子に外部接続されたモータを駆動する。
ホールコンパレータ4は、HU(+/−)端子、HV(+/−)端子、HW(+/−)端子に各々印加される正弦波形状の各相ホール信号(+/−)を互いに比較して矩形波形状の各相出力信号を生成し、当該各相出力信号をロジック回路1に送出する手段である。
レギュレータ5は、VCC端子に印加される入力電圧から所望の出力電圧を生成し、これを各相ホール素子の電源電圧として、VREG端子から送出する電圧変換手段である。
温度モニタ回路6は、半導体集積回路装置のチップ温度に応じた温度モニタ信号を生成し、これをTJMON端子から装置外部に送出する手段である。
チャージポンプ7は、/ACC端子及び/DEC端子に入力されるサーボ信号に応じた出力電流を生成し、これをCCP端子に外部接続された充放電回路に与える手段である。すなわち、CCP端子では、チャージポンプ7の出力電流に応じて変動するトルク制御電圧(充放電電圧)が得られることになる。
トルクアンプ8は、CCP端子で得られるトルク制御電圧と所定の基準電圧との差分電圧を増幅して出力する手段である。
コンパレータ9は、トルクアンプ8の出力電圧或いは所定の基準電圧と、CS端子に入力されるセンス抵抗の端子電圧(パワートランジスタの駆動電流に応じた参照電圧)とを比較し、その比較出力をロジック回路1に送出する手段である。
コンパレータ10は、CCP端子で得られるトルク制御電圧と所定の基準電圧とを比較し、その比較出力をロジック回路1に送出する手段である。
PWM信号生成回路11は、PWM端子に接続される外部抵抗及び外部容量に応じたPWM信号を生成し、これをロジック回路1に送出する手段である。
発振回路12は、PROCLK端子に接続される外部容量に基づいて、所定の発振周波数のクロック信号を生成し、これをモータ拘束保護回路13に送出する手段である。
モータ拘束保護回路13は、モータが拘束されているか否かを検出し、拘束されていると判断した場合には、ロジック回路1に対してモータの停止を指示する手段である。
バッファ14は、SB端子に入力されるロジック信号をバッファして、ロジック回路1に送出する手段である。
クランパ15は、SB端子の静電保護手段の一つであり、SB端子にサージ電圧が印加されたとき、その端子電圧を所定値にクランプする機能を具備している。なお、一般に、ロジック端子のクランプ電圧は、サージ電圧の印加時に上記クランプ動作を確実に発動させるべく、そのロジック端子に通常印加される電圧の2倍程度(通常印加電圧が5[V]であれば10[V]程度)に設定されることが多いが、本実施形態のクランパ15では、そのクランプ電圧が上記よりも高電圧(例えば48[V])に設定されている。このような設計を行うことにより、万一、半導体集積回路装置が逆差しされ、SB端子に電源ラインからの高電圧(最大で36[V])が印加された場合でも、それによってクランパ15が破壊されることを回避することができる。
なお、本実施形態の半導体集積回路装置では、上記の通り、クランプ電圧が通常よりも高く設定されているが、後述する装置の逆差し時における破壊防止手段(電流抑制抵抗R1及びツェナダイオードZD)は、装置の正常実装時における静電保護手段としても機能する。そのため、万一、クランパ15が動作しない程度のサージ電圧がSB端子に印加された場合であっても、バッファ14の入力端電位が過度に上昇することはない。従って、クランプ電圧を通常よりも高く設定したことによって、特段の支障が生じることはない。
静電保護ダイオードD1〜D6は、アノードがいずれもSGND端子に接続され、カソードが、ホール入力端子(HU(+/−)端子、HV(+/−)端子、HW(+/−)端子)に各々接続された静電保護手段である。このような静電保護ダイオードD1〜D6を挿入しておくことにより、装置の正常実装時において、上記の各ホール入力端子にサージ電圧が印加された場合でも、静電保護ダイオードD1〜D6を介して、そのサージ電圧をSGND端子(延いては接地ライン)に引き抜くことができるので、内部素子の破壊を防止することが可能となる。
静電保護ダイオードD7、D8は、PGND端子とSGND端子との間で、互いの接続方向が逆向きとなるように並列接続されている。このような静電保護ダイオードD7、D8を挿入しておくことにより、装置の正常実装時において、一方のGND端子にサージ電圧が印加された場合でも、静電保護ダイオードD7、D8を介して、そのサージ電圧を他方のGND端子(延いては接地ライン)に引き抜くことができるので、内部素子の破壊を防止することが可能となる。
電流抑制抵抗R1は、一端がSB端子に接続され、他端がバッファ14の入力端に接続された高抵抗素子(50[kΩ]程度)であって、後述するように、装置の逆差し時におけるSB端子の破壊防止手段として機能するものである。
抵抗R2は、一端がSB端子に接続され、他端がSGND端子に接続された高抵抗素子(100[kΩ]程度、すなわち、電流抑制抵抗R1の2倍程度)であって、装置の正常実装時には、電流抑制抵抗R1よりも支配的に働き、SB端子の電圧レベルを所定レベル(5〜5.5[V])に維持するための手段として機能するものである。
ツェナダイオードZDは、アノードがSGND端子に接続され、カソードが電流抑制抵抗R1の他端(バッファ14の入力端)に接続された定電圧ダイオードであって、後述するように、装置の逆差し時におけるSB端子の破壊防止手段として機能するものである。
トランジスタQ1は、オープンドレインのNチャネル電界効果トランジスタであり、ロジック回路1のゲート制御(スイッチング制御)によって、トランジスタQ1を用いたFG信号の生成(論理変遷)が行われる。
次に、上記構成から成る半導体集積回路装置が基板やスロットに逆差しされた場合について、図2を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本発明に係る半導体集積回路装置の逆差し時を示す図である。先述した通り、装置が逆差しされた場合に内部素子の破壊が懸念されるのは、逆差しによって意図せず電源ラインに接続されるSB端子である。
そこで、本実施形態のSB端子には、装置の逆差し時における破壊防止手段として、先述した電流抑制抵抗R1及びツェナダイオードZDが挿入されている。このような構成であれば、装置が基板やソケットに逆差しされ、SB端子に電源ラインから高電圧(最大で36[V])が印加された場合でも、それに流れ込む電流が、電流抑制抵抗R1、ツェナダイオードZD、及び、静電保護ダイオードD2、D6を介して、HU−端子とHW−端子(すなわち、意図せず接地ラインに接続された外部端子)に引き抜かれることになる。
このとき、ロジック回路1への入力電圧(バッファ14の入力端電圧)は、ツェナダイオードZDによって所定の電圧レベル(例えば、装置の正常実装時と同様の電圧レベル、すなわち、5〜5.5[V])にクランプされる。
また、このとき、SB端子に流れる電流は、電流抑制抵抗R1によって、その電流値が過大とならないように抑制される。より具体的に述べると、SB端子への印加電圧が36[V]、ツェナダイオードZDによるクランプ電圧(ツェナ電圧)が5.5[V]、静電保護ダイオードD2、D6の順方向降下電圧が0.6[V]、電流抑制抵抗R1の抵抗値が50[kΩ]であると仮定した場合、SB端子に流れる電流Iは、I=(36[V]−5.5[V]−0.6[V])/50[kΩ]=59.8[μA]といった微少値(内部素子の破壊が生じない電流値)にまで抑制される。
以上で説明したように、本実施形態の半導体集積回路装置は、逆差しによって意図せず電源ラインに接続されるSB端子について、電流抑制抵抗R1とツェナダイオードZDを挿入することにより、当該SB端子の電源ライン・接地ラインに対するインピーダンスを高くし、かつ、ロジック回路1に高電圧が印加されない構成とされている。このような構成とすることにより、冗長な外部端子を設置することなく、基板やスロットへの逆差し時における破壊防止を実現することが可能となる。
なお、上記の実施形態では、モータドライバICに本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、高耐圧端子を備えた半導体集積回路全般(レギュレータICなど)にも広く適用することが可能である。
また、上記の実施形態では、パッケージの両側に同数の外部端子を備えた半導体集積回路装置(いわゆるデュアルインラインパッケージ)に本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、パッケージの4辺全てに外部端子を備えた半導体集積回路装置にも当然に適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施形態では、装置の逆差し時に電源ラインに接続される端子位置にSB端子を配設した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、当該外部端子に代えて、モータの通電角として120°/150°のいずれか一を選択するための信号、モータの正転/逆転を選択するための信号、上側、下側PWM制御のいずれか一を選択するための信号、ブートストラップの対応/非対応を選択するための信号、FGパルス数として6パルス/12パルスのいずれか一を選択するための信号、及び、PWM同期整流の入/切を選択するための信号のうち、いずれか一信号の入力を行うための外部端子を配設する構成としても構わない。
すなわち、装置の逆差し時に電源ラインに接続される端子位置には、上記の逆差し破壊対策(電流抑制抵抗R1やツェナダイオードZDの挿入)を施すことによって生じ得る種々の特性変動(動作スピード、入力オフセット、入力インピーダンスなどの変動)が装置の正常実装時における通常動作の支障とならない外部端子、すなわち、さほど高速応答性を要求されないロジック信号の入出力を行う外部端子を配設すればよい。
本発明は、半導体集積回路装置の逆差し時における破壊防止を図る上で有用な技術であり、特に、その外部端子数を極力削減するように要求される半導体集積回路装置(例えばポリゴンミラーモータドライバIC)に好適な技術である。
は、本発明に係る半導体集積回路装置の正常実装時を示す図である。 は、本発明に係る半導体集積回路装置の逆差し時を示す図である。
符号の説明
1 ロジック回路
2 プリドライバ
3 ドライバ
4 ホールコンパレータ
5 レギュレータ
6 温度モニタ回路
7 チャージポンプ
8 トルクアンプ
9 コンパレータ
10 コンパレータ
11 PWM信号生成回路
12 発振回路
13 モータ拘束保護回路
14 バッファ
15 クランパ
D1〜D8 静電保護ダイオード
R1 電流抑制抵抗
R2 抵抗
ZD ツェナダイオード
Q1 トランジスタ

Claims (3)

  1. 装置外部との電気的接続を行う手段として、装置の正常実装時には電源ラインと接続されることになる第1外部端子と;装置の正常実装時には所定の信号ラインと接続されることになり、装置の逆差し時には前記電源ラインと接続されることになる第2外部端子と;装置の正常実装時には接地ラインと接続されることになる第3外部端子と;装置の正常実装時には所定の信号ラインと接続されることになり、装置の逆差し時には前記接地ラインと接続されることになる第4外部端子と;を少なくとも有するほか、装置の正常実装時における第4外部端子の静電保護手段として、アノードが第3外部端子に接続され、カソードが第4外部端子に接続された静電保護ダイオードを有して成る半導体集積回路装置であって、さらに、装置の逆差し時における第2外部端子の破壊防止手段として、第2外部端子に一端が接続された電流抑制抵抗と;アノードが第3外部端子に接続され、カソードが前記電流抑制抵抗の他端に接続されたツェナダイオードと;を有して成ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 第2外部端子は、ロジック信号の入出力を行うための外部端子であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記半導体集積回路装置は、モータの駆動制御を行うモータ駆動装置であり、第2外部端子は、ショートブレーキの入/切を選択するための信号、前記モータの通電角として第1、第2通電角のいずれか一を選択するための信号、前記モータの正転/逆転を選択するための信号、上側、下側PWM制御のいずれか一を選択するための信号、ブートストラップの対応/非対応を選択するための信号、制御パルスのパルス数として第1、第2パルス数のいずれか一を選択するための信号、及び、PWM同期整流の入/切を選択するための信号のうち、いずれか一信号の入力を行うための外部端子であることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
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