JPH05226585A - 逆挿入可能な集積回路素子 - Google Patents

逆挿入可能な集積回路素子

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Publication number
JPH05226585A
JPH05226585A JP2710092A JP2710092A JPH05226585A JP H05226585 A JPH05226585 A JP H05226585A JP 2710092 A JP2710092 A JP 2710092A JP 2710092 A JP2710092 A JP 2710092A JP H05226585 A JPH05226585 A JP H05226585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
package
integrated circuit
circuit
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP2710092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Tsuchiya
英紀 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2710092A priority Critical patent/JPH05226585A/ja
Publication of JPH05226585A publication Critical patent/JPH05226585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の逆挿入可能な集積回路素子は、内部
回路12,13に対する機能の別異な入出力端子14〜
16及び電源端子17と入出力端子18〜20及び電源
端子21とがパッケージ11上面中心に直交する直線に
関し180°回転対称にパッケージの左右側部に配置さ
れた上、電源端子17,21のいずれがプラスに電圧が
印加されるかに拘わらず整流して極性を正しくした電圧
を出力する整流回路22および整流回路22での電圧降
下を補償して所定電圧を内部回路12,13に供給する
電圧安定化回路23を設けたことを特徴とする。 【効果】 ソケットや基板に挿入するとき、正しく挿入
しても逆の向きに挿入しても、内部回路に極性の正しい
安定な電圧が供給され、各入出力端子からの入出力は所
定のとおりに行なわれるため、集積回路素子は正しく動
作する。したがって、集積回路素子の破壊や装置故障の
恐れが解消する上、装置製造時に集積回路素子の挿入方
向の確認が不要となり、工数削減や装置の信頼性向上を
もたらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デュアルインラインパ
ッケージの集積回路素子の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デュアルインラインパッケージの
集積回路素子は、図2に示すように、電源を供給する端
子がプラス側とマイナス側で決まっており、逆さまにソ
ケットなどに挿入すると壊れてしまい、動作できなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2でわかれるよう
に、集積回路素子の形が左右線対称になっており、集積
回路素子パッケージ1の長手方向の一端部に逆挿入防止
マーク2が付いているが、その大きさが非常に小さいた
め、間違えてソケットまたは基板に逆に挿入してしまう
可能性が大きかった。そのために、プラスの電圧がかか
るべきプラス側電源端子3にマイナスがかかり、マイナ
スの電圧がかかるべきマイナス側電源端子4にプラスが
かかり、集積回路素子自体ばかりか、集積回路素子が挿
入される装置の故障にもつながるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、ソケットまたは基板に挿
入する際に、正しく挿入しても、逆さまに挿入しても、
正常に動作する逆挿入可能な集積回路素子を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の逆挿入可能な集
積回路素子は、集積回路素子を機能させる一対の内部回
路がパッケージ内に収納され、この一対の内部回路それ
ぞれに対する機能が別異な複数の入出力端子および単数
の電源端子がパッケージの上面中心に直交する直線に関
し180°回転対称にパッケージの左右の側部に配置さ
れ、前記電源端子と接続されこれら電源端子への印加電
圧の極性がいずれの端子がプラスであるかの如何に拘わ
らず電圧を整流し極性を正しくされた電圧を出力する整
流回路と、この整流回路から極性を正しくされた電圧を
印加され整流回路での電圧降下を補償し前記一対の内部
回路へそれぞれ安定した所定の電圧を供給する電圧安定
化回路とが前記パッケージ内に収納されて成り、パッケ
ージの向きを逆にソケットまたは基板に挿入しても正常
に動作することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の逆挿入可能な集積回路素子は、内部回
路に対する機能の別異な複数の入出力端子および単数の
電源端子がパッケージの上面中心に直交する直線に関し
180°回転対称にパッケージの左右の側部に配置され
た上、前記各電源端子と接続されこれら電源端子への印
加電圧の極性がいずれの端子がプラスであるかの如何に
拘わらず電圧を整流し極性を正しくされた電圧を出力す
る整流回路およびこの整流回路での電圧降下を補償する
電圧安定化回路を設けたことにより、パッケージを正逆
いずれの向きに挿入しても内部回路にそれぞれ安定した
所定の電圧を供給できるので、全く問題なく正常に動作
できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
【0008】図1に本発明一実施例の逆挿入可能な集積
回路素子の構成を示す。図1に示すように、集積回路素
子を機能させる一対の同等な内部回路12,13がパッ
ケージ11内に収納され、内部回路12への機能が別異
な複数の入出力端子14,15,16および単数の電源
端子17がパッケージ11の図示左側の側部に配置さ
れ、内部回路13の機能が別異な複数の入出力端子1
8,19,20および単数の電源端子21は、入出力端
子14〜16および電源端子17と、パッケージ11の
上面中心に直交する直線に関し180°回転対称にパッ
ケージ11の図示右側の側部に配置されている。すなわ
ち、入出力端子14と18、入出力端子15と19、入
出力端子16と20は、それぞれ互いに同じ機能の端子
である。
【0009】電源端子17,21と導線24で接続され
た整流回路22がパッケージ11内に収納され、電源端
子17,21への印加電圧の極性がいずれの端子がプラ
スであるかの如何に拘わらず電圧を整流し極性を正しく
された電圧を出力する。また、この整流回路22の次段
に接続された電圧安定化回路23は、整流回路22での
電圧降下を補償するよう電圧を上げ、内部回路12およ
び13へそれぞれ安定した所定の電圧を導線25を介し
て供給する。
【0010】上記のように構成された本発明一実施例の
逆挿入可能な集積回路素子において、ソケットまたは基
板に正しい向きに挿入され、電源端子21にプラスの電
圧、電源端子17にマイナスの電圧が印加されたとす
る。整流回路22により電圧は整流され、極性を正しく
された電圧が電圧安定化回路23に印加される。電圧安
定化回路23は、整流回路22の電圧降下により電圧が
下るのでそれを元に戻すため電圧を上げ、極性の正しい
安定した電圧を内部回路12および13へ供給する。こ
れにより、内部回路12および13は正常に動作する。
【0011】次に、ソケットまたは基板に逆さまの向き
に挿入され、電源端子21にマスナスの電圧、電源端子
17にプラスの電圧が印加されたとする。整流回路22
により電圧は整流され、極性を正しくされた電圧が電圧
安定化回路23に印加される。電圧安定化回路23は、
整流回路22の電圧降下により下った電圧を元に戻し、
安定した所定の電圧を内部回路12および13へ供給す
る。これにより、内部回路12および13は正常に動作
することができる。
【0012】また、入出力端子14〜16と入出力端子
18〜20をパッケージ11の上面中心に直交する直線
に関し180°回転対称にパッケージ11の左右の側部
に配置したことから、入出力端子14と18、入出力端
子15と19、入出力端子16と20は、それぞれ互い
に同じ機能の端子となっているため、逆さまの向きに集
積回路素子を挿入しても、正しく挿入した場合と同様に
全く問題が無く動作できる。
【0013】このように、本発明一実施例の逆挿入可能
な集積回路素子は、ソケットまたは基板に挿入する場合
に、正しく挿入しても、逆の向きに挿入しても、集積回
路素子が正しく動作するため、集積回路素子の破壊およ
び装置の故障の恐れが解消する上、集積回路素子を用い
た装置を製造する際に、挿入方向を確認する必要が無い
ため、工数の削減によるコストダウンや装置の信頼性向
上を可能にする。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、内
部回路に対する機能の別異な複数の入出力端子および単
数の電源端子がパッケージの上面中心に直交する直線に
関し180°回転対称にパッケージの左右の側部に配置
された上、前記各電源端子と接続されこれら電源端子へ
の印加電圧の極性がいずれの端子がプラスであるかの如
何に拘わらず電圧を整流し極性を正しくされた電圧を出
力する整流回路およびこの整流回路での電圧降下を補償
する電圧安定化回路を設けた逆挿入可能な集積回路素子
を実現したことにより、ソケットまたは基板に挿入する
場合に、正しい向きに挿入しても、逆の向きに挿入して
も、内部回路に極性の安定な電圧が供給され、各入出力
端子からの入出力は所定のとおりに行なわれるため、集
積回路素子は正しく動作する。したがって、集積回路素
子の破壊および装置の故障の恐れが解消する上、集積回
路素子を用いた装置の製造時に挿入方向を確認する必要
が無いため、工数の削減によるコストダウンや装置の信
頼性向上を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の逆挿入可能な集積回路素子の
構成を模式的に示す平面図である。
【図2】従来の集積回路素子の構成を模式的に示す平面
図である。
【符号の説明】
11…パッケージ 12…内部回路 13…内部回路 14…入出力端子 15…入出力端子 16…入出力端子 17…電源端子 18…入出力端子 19…入出力端子 20…入出力端子 21…電源端子 22…整流回路 23…電圧安定化回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュアルインラインパッケージの集積回
    路素子であって、集積回路素子を機能させる一対の内部
    回路がパッケージ内に収納され、この一対の内部回路そ
    れぞれに対する機能が別異な複数の入出力端子および単
    数の電源端子がパッケージの上面中心に直交する直線に
    関し180°回転対称にパッケージの左右の側部に配置
    され、前記各電源端子と接続されこれら電源端子の印加
    電圧の極性がいずれの端子がプラスであるかの如何に拘
    わらず電圧を整流し極性を正しくされた電圧を出力する
    整流回路と、この整流回路から極性を正しくされた電圧
    を印加され整流回路での電圧降下を補償し前記一対の内
    部回路へそれぞれ安定した所定の電圧を供給する電圧安
    定化回路とが前記パッケージ内に収納されて成り、パッ
    ケージの向きを逆にソケットまたは基板に挿入しても正
    常に動作することを特徴とする逆挿入可能な集積回路素
    子。
JP2710092A 1992-02-14 1992-02-14 逆挿入可能な集積回路素子 Pending JPH05226585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2710092A JPH05226585A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 逆挿入可能な集積回路素子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2710092A JPH05226585A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 逆挿入可能な集積回路素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226585A true JPH05226585A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12211670

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2710092A Pending JPH05226585A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 逆挿入可能な集積回路素子

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JP (1) JPH05226585A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7835122B2 (en) 2005-06-29 2010-11-16 Rohm Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7835122B2 (en) 2005-06-29 2010-11-16 Rohm Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit device

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