JPH0657039U - 電源保護回路 - Google Patents
電源保護回路Info
- Publication number
- JPH0657039U JPH0657039U JP341293U JP341293U JPH0657039U JP H0657039 U JPH0657039 U JP H0657039U JP 341293 U JP341293 U JP 341293U JP 341293 U JP341293 U JP 341293U JP H0657039 U JPH0657039 U JP H0657039U
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- JP
- Japan
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- power supply
- circuit
- fuse
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒューズを用いた安価な構成によりプリント
基板上の直流安定化電源回路を入力電圧の過電圧,逆電
圧から保護する。 【構成】 外部電源1と直流安定化電源回路3との間の
給電路2に直列挿入されたヒューズ6と、給電路2の過
電圧,逆電圧により給電路2を,ヒューズ6より直流安
定化電源回路3側で短絡状態にしてヒューズ6を溶断す
るバリスタ9,ダイオード10とを備える。
基板上の直流安定化電源回路を入力電圧の過電圧,逆電
圧から保護する。 【構成】 外部電源1と直流安定化電源回路3との間の
給電路2に直列挿入されたヒューズ6と、給電路2の過
電圧,逆電圧により給電路2を,ヒューズ6より直流安
定化電源回路3側で短絡状態にしてヒューズ6を溶断す
るバリスタ9,ダイオード10とを備える。
Description
【0001】
本考案は、いわゆるオンボードの直流安定化電源回路を入力電圧の過電圧,逆 電圧から保護する電源保護回路に関する。
【0002】
従来、プリント基板上に設けられるオンボードの直流安定化電源回路は、多く の場合、直流の外部電源が直接給電される。 この場合、外部電源が直流安定化電源回路の入力電圧の許容範囲を超える過電 圧又は逆電圧になると、直流安定化電源回路が容易に破損する。
【0003】 そこで、この種直流安定化電源回路には、その入力側にトランジスタ等の半導 体素子により入力電圧を検出して規制する電源保護回路を設け、過電圧,逆電圧 から保護するようにしたものがある。
【0004】
前記従来の電源保護回路の場合、トランジスタ回路等の高価な半導体回路構成 になる問題点がある。 本考案は、安価な構成によりオンボードの直流安定化電源回路を入力電圧の過 電圧,逆電圧から保護することを目的とする。
【0005】
前記の目的を達成するために、本考案の電源保護回路においては、外部電源と 直流安定化電源回路との間の給電路に直列挿入されたヒューズと、給電路の過電 圧,逆電圧により給電路を,ヒューズより直流安定化電源回路側で短絡状態にし てヒューズを溶断する短絡手段とを備える。
【0006】
【作用】 前記のように構成された本考案の電源保護回路の場合、外部電源が過電圧又は 逆電圧になると、短絡手段により給電路がヒューズより直流安定化電源回路側で 短絡状態になる。
【0007】 このとき、ヒューズは過大な短絡電流が流れて溶断し、この溶断により直流安 定化電源回路は入力が遮断される。 したがって、トランジスタ回路等の高価な半導体回路でなく、安価なヒューズ を用いて直流安定化電源回路が入力電圧の過電圧,逆電圧から保護される。
【0008】
1実施例について、図1を参照して説明する。 図1に示すように、直流の外部電源1の正,負の出力端子1p,1nに給電路 2の正,負の給電線2p,2nの一端が接続され、両給電線2p,2nの他端は プリント基板上に設けられたレギュレータIC等の直流安定化電源回路3の正, 負の入力端子3p,3nに接続されている。
【0009】 また、給電線2nは途中でアースされ、直流安定化電源回路3の正,負の出力 端子3p’,3n’間には平滑用のコンデンサ4が設けられている。 さらに、給電路2に電源保護回路5が設けられ、この回路5は給電線2pに外 部電源1側から順のヒューズ6,ダイオード7のアノード及びカソード,コイル 8を直列挿入し、ダイオード7のアノードと給電線2nとの間に短絡手段として のバリスタ9,ダイオード10を並列に設け、入力端子3p,3n間に平滑用の コンデンサ11を設けて形成されている。
【0010】 そして、外部電源1の出力端子1p,1nの出力電圧が例えば定格12Vの順 電圧の場合、バリスタ9が高インピーダンスに保持されてダイオード10がオフ するため、外部電源1の出力電圧がダイオード7,コイル8,コンデンサ11に より安定化されて直流安定化電源回路3の入力端子3p,3n間に印加される。 この定格電圧の印加に基づき、直流安定化電源回路3は出力端子3p’,3n ’間に所定電圧Vccの直流電源を発生し、この電源がコンデンサ4を介してプ リント基板の各部に給電される。
【0011】 つぎに、外部電源1の出力端子1p,1nの出力電圧が何らかの原因で過電圧 になると、バリスタ9のインピーダンスが大幅に低下して給電路2がヒューズ6 より直流安定化電源回路3側で短絡状態になる。 このとき、出力端子1pからヒューズ6,バリスタ9を介して出力端子1nに 過大な短絡電流が流れ、この電流によりヒューズ6が瞬時に溶断し、直流安定化 電源回路3の給電が直ちに遮断されてこの電源回路3が入力電圧の過電圧から保 護される。
【0012】 つぎに、外部電源1の出力電圧が何らかの原因で逆電圧になると、この逆電圧 があまり高くない間はダイオード10のオンにより、出力端子1nからダイオー ド10,ヒューズ6を介して出力端子1pに短絡電流が流れ、この電流によりヒ ューズ6が瞬時に溶断する。 この溶断により直流安定化電源回路3の給電が直ちに遮断され、電源回路3が 入力電圧の逆電圧から保護される。
【0013】 つぎに、外部電源1の出力電圧が何らかの原因で過大な逆電圧になると、ダイ オード10がオンするだけでなくバリスタ9のインピーダンスが大幅に低下し、 バリスタ9とダイオード10との並列回路を介してヒューズ6に短絡電流が流れ る。
【0014】 そして、ダイオード10の電流分担が減少するため、このダイオード10の破 損を防止してヒューズ6が瞬時に溶断し、直流安定化電源回路3が過大な逆電圧 から保護される。 したがって、ヒューズ6を用いた安価な構成の電源保護回路5により、オンボ ードの直流安定化電源回路3が入力電圧の過電圧,逆電圧から保護される。
【0015】
本考案は、以上説明したように構成されているため、以下に記載する効果を奏 する。 外部電源1が過電圧又は逆電圧になると、短絡手段(バリスタ9,ダイオード 10)により給電路2がヒューズ6より直流安定化電源回路3側で短絡状態にな り、このとき、ヒューズ6は過大な短絡電流が流れて溶断し、この溶断により直 流安定化電源回路3は入力が遮断される。
【0016】 したがって、トランジスタ回路等の高価な半導体回路でなく、安価なヒューズ 6を用いて直流安定化電源回路3を入力電圧の過電圧,逆電圧から保護すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電源保護回路の1実施例の結線図であ
る。
る。
1 外部電源 2 給電路 3 直流安定化電源回路 5 電源保護回路 6 ヒューズ 9 短絡手段を形成するバリスタ 10 短絡手段を形成するダイオード
Claims (1)
- 【請求項1】 直流の外部電源が給電されるプリント基
板上の直流安定化電源回路を入力電圧の過電圧,逆電圧
から保護する電源保護回路において、 前記外部電源と前記直流安定化電源回路との間の給電路
に直列挿入されたヒューズと、前記給電路の前記過電
圧,前記逆電圧により前記給電路を,前記ヒューズより
前記直流安定化電源回路側で短絡状態にして前記ヒュー
ズを溶断する短絡手段とを備えた電源保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP341293U JPH0657039U (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 電源保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP341293U JPH0657039U (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 電源保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657039U true JPH0657039U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11556673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP341293U Pending JPH0657039U (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 電源保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657039U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009110244A1 (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-11 | 株式会社 東芝 | 電池システム |
JP2011083074A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 直流機器保護装置、これを備えた電源装置、直流機器およびハイブリッド給電住宅用配電システム |
JP2020508032A (ja) * | 2017-02-16 | 2020-03-12 | デーン エスエー プルス ツェオー カーゲー | 低電圧dc電圧ネットワークに接続可能な負荷用の電子回路遮断器 |
KR20220001667U (ko) * | 2020-12-28 | 2022-07-05 | 주식회사 한국가스기술공사 | Dc 모터 보호 장치 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP341293U patent/JPH0657039U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009110244A1 (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-11 | 株式会社 東芝 | 電池システム |
JP2009219215A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Toshiba Corp | 電池システム |
JP2011083074A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 直流機器保護装置、これを備えた電源装置、直流機器およびハイブリッド給電住宅用配電システム |
JP2020508032A (ja) * | 2017-02-16 | 2020-03-12 | デーン エスエー プルス ツェオー カーゲー | 低電圧dc電圧ネットワークに接続可能な負荷用の電子回路遮断器 |
KR20220001667U (ko) * | 2020-12-28 | 2022-07-05 | 주식회사 한국가스기술공사 | Dc 모터 보호 장치 |
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