JP2007010393A - ねじ形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ねじの形状を短時間にかつ高精度に測定することができるねじ形状測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】 被測定対象物のねじ部に照射光を照射する照射手段と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面が被測定対象物のねじ部と対向させて配置された投影板と、該投影板上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段とを具備した光学式ねじ形状測定装置であって、照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ねじピッチ、ねじ高さ、ねじテーパー等のねじの形状特性値を求めるためのねじ形状測定装置にかかり、特に、大口径油井管等の管端の外周に加工されたねじの2次元形状又は3次元形状を測定するねじ形状測定装置に関する。
油井管等のパイプの管端に形成されたねじの検査方法として、測定子をねじの底に沿って移動させつつ、ねじ形状を測定する接触式ねじ形状検査装置が知られている。しかし、この接触式ねじ形状検査装置では、測定子をねじの溝底に接触させつつ、ねじのつる巻き線に沿って移動させる必要があるため、短時間でかつ高精度にねじの2次元形状を測定するのが困難であるという欠点があった。
近年では、測定子を用いず、光を用いた光学式ねじ形状検査装置が注目されている(特許文献1)。特許文献1の光学式ねじ形状検査装置20は、図13(a)、(d)に示すように、レーザーの光路Tをねじの巻き線と平行に設定し、図13(b)、(c)に示すように、走査面23内でレーザーを走査することによりねじ形状を測定する方式としている。なお、投光器21及び受光器22は、ベース24上に搭載されており、ねじ形状測定器の移動方向25に向かって移動させつつ、2次元形状を測定する。図13、中、Sは、管端の外周に加工されたねじを示す。
また特許文献2には、ねじ形状測定器を移動させることなく、一度に、ねじの2次元形状を測定することができる光学式ねじ形状検査装置が提案されている。この光学式ねじ形状検査装置は、図14に示すように、被測定対象物のねじ切りされた油井鋼管Wの一側方に、光軸33Aをその管軸W1を通る水平面に合わせてテレビカメラ33を鋼管Wと正対させて配置し、またテレビカメラ33と管Wとの間に鏡を設置して、テレビカメラ33でねじ部を撮像している。その際、撮像視野をねじ外縁部に制限するようにしている。
図14中、31は照射手段、31Aは照射手段31からの照射光を示す。また34は、撮像手段で撮像したねじの2次元形状を表示する画像表示装置を示す。テレビカメラ33で撮像した画像が、縦長となるように視野の水平、垂直を実際の水平、垂直と逆になるよう使用している。35はねじ形状演算装置で演算したねじの形状特性値の測定結果プリントを示す。
特開昭63−191007号公報 特開昭58−62505号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光学式ねじ形状検査装置20では、ベース24上に搭載された投光器21及び受光器22を移動方向25に向けて移動させる必要があるので、ねじの2次元形状を測定するのに時間がかかるという問題があった。
また特許文献2に記載の光学式ねじ形状検査装置では、ねじ部を照射する照射光31Aに平行光を用いておらず、しかも、鏡を介してねじ部のシルエット像をテレビカメラ33で撮像するようにしているので、撮像したねじ画像の輪郭が不鮮明となって、高精細、高分解能のCCD素子を有するカメラを用いても、数μm〜数十μmの測定精度を得るのが困難であるという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、ねじの形状を短時間でかつ高精度に測定することができるねじ形状測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、投影板に、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影し、投影板上に投影したねじ部のシルエット像を撮像することで、ねじ画像の分解能を高くできるとの知見に基づいて、成したものである。
本発明は、以下のとおりある。
1.被測定対象物のねじ部に照射光を照射する照射手段と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板と、該投影板上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段とを具備した光学式ねじ形状測定装置であって、前記照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定され、かつ、前記投影板を、ねじピッチ方向に平行な管軸を通る水平面に対して傾け可能にしたことを特徴とするねじ形状測定装置。
2.前記ねじ部と、前記投影板との間にテレセントリック光学系を配置したことを特徴とする上記1.に記載のねじ形状測定装置。
3.前記撮像手段がラインセンサカメラとされ、前記ねじ部のシルエット像を投影する投影板に対して垂直方向の反射光が、放物面鏡で反射され、スキャナーのミラーに導かれ、ミラーで反射されて前記ラインセンサカメラのCCD素子に導かれるようになっていることを特徴とする上記1.または2.に記載のねじ形状測定装置。
なお、被測定対象物のねじ部に照射光を照射する照射手段と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板と、該投影板上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段とを具備し、前記照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定可能に構成されているとともに、照射手段、投影板及び撮像手段からなる光学系の組を1ユニットとし、前記被測定対象物の外周に1ユニットもしくは複数ユニット配置し、前記被測定対象物の外周回りに回転可能な構成としたねじ形状測定装置は、3次元ねじ形状を短時間でかつ高精度に測定することができる。
本発明によれば、ねじの形状を短時間にかつ高精度に測定することができる。
本発明を、管端の外周に形成したねじの2次元形状を測定するねじ形状測定装置とした場合について説明する。図1に、本発明の実施の形態に係るねじ形状測定装置の構成を示す。
図1中、W1は、被測定対象物である油井管などの管Wの管軸を示す。ねじSはつる巻き線状に管端の外周に形成されている。
本発明の実施の形態に係るねじ形状測定装置は、被測定対象物である管Wのねじ部に照射光1Aを照射する照射手段1と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板2と、該投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段3とを具備している。管Wのねじ部が、照射手段1と投影板2の間に配置される。
照射手段1は、光源からの光を平行光とし、かつその光軸がねじの巻き線と平行に設定され、図1に示すように、管Wのねじ部に照射光1Aを照射することができるように構成されている。平行光は、公知の平行光作成光学系、例えば、放物面鏡、コリメータレンズ、テレセントリック光学系等をもつ照射手段1により容易に作成することができる。照射光1Aは、上記公知の平行光作成光学系によって照射手段1の光軸に対して平行とされた平行光を示す。なお、このような平行光作成光学系をもつ照射手段1から照射される平行光には、照射手段の光軸に対して僅かにずれた平行光1Bが含まれる場合もある(図6(b)参照)。平行光源の平行度に歪みがあり、投影像ににじみが発生し、精度的に問題となる場合には、投影板とねじの間にテレセントリック光学系を入れるのが好ましい。テレセントリック光学系とすることで平行光源の平行度の悪い光を除き、平行度の良い平行光のみを抽出することができる。照射光1Aで照射するねじ部の範囲は、被測定対象物である管Wのねじピッチ、ねじ高さh1、ねじテーパーなどのねじの形状特性値を求めるために十分な範囲とする。
ここで撮像手段3は、この場合、ラインセンサカメラとされ、撮像手段3で撮像した撮像データが画像入力装置4を介して、ねじ形状演算装置5に入力されるように構成されている。ねじ形状演算装置5には、スキャナードライバー6が接続されており、スキャナードライバー6で駆動されるスキャナー7のミラー8の角度情報が入力される。なお、このねじ形状演算装置5では、撮像データに基づいて管Wのねじの形状特性値を求めることができる。
また、放物面鏡9は、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像をミラー8上に映し出すことができるようにされている。上記の投影板2は、管軸W1を通る水平面に対して投影面の傾斜角度θを調整することができ、ねじ形状の測定時、投影面の傾斜角θを設定する。なお、管軸W1を通る水平面と照射手段1の光軸は平行な関係にある。
上記した本発明の実施の形態に係るねじ形状測定装置の作用について図2〜図6を用いて説明する
図2(a)には、投影面の傾斜角θを90°に設定した場合、同図2(b)には、投影面の傾斜角θを0<θ<90°に設定した場合における投影板上に投影されたねじ部のシルエット像の模式図を示した。投影面の傾斜角θを90°に設定した場合には、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像の形状は、実際のねじの2次元形状と同じとなる。一方、投影面の傾斜角θを0<θ<90°に設定した場合には、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像の形状は、ねじ高さ方向にh2=h1/sinθ(h1:実際のねじ高さ、h2:投影板2上でのねじ高さ)だけ、実際のねじより拡大される(図3参照)。
すなわち、図1のように投影面を、管軸W1を通る水平面に対して傾斜角θだけ傾けると、照射手段1の光軸がねじの巻き線と平行に設定されているので、ねじピッチ方向に対しては、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像の寸法と、実際のねじ部の寸法とが同じであるが、ねじ高さ方向に1/sinθ倍だけ拡大される。
この投影板2上に対して垂直方向の反射光が、放物面鏡9で反射され、スキャナー7のミラー8(ガルバノミラーなど)に導かれ、ミラー8で反射されてラインセンサカメラのCCD素子に導かれるようになっている。そこで、ミラー8をスキャナードライバー6でスキャンすることで、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像することができ、2次元の画像を得ることができる。
このとき、ねじ高さ方向に、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像が実際より拡大されているため、ラインセンサカメラで捕らえる1ライン高さ方向の分解能を高くすることができる。通常、撮像手段の画素分解能以上の分解能でねじの形状を測定することは困難である。実際のねじ高さh1が同じ場合でも、走査ライン数を増やすことができるために、ねじ高さ方向の分解能を高くできる(図4参照)。
したがって、図3に示す関係より、原理的には投影面の傾斜角θを小さく設定すれば、ねじ高さ方向の分解能を高くできるが、必要とされる分解能、すなわち拡大率にもとづき、前述の式から決定するのが望ましい。投影板2としては、白色のアクリル板、または白色のセラミックス板などの材料を用い、その材料表面を研磨し、歪みのない鏡面状の平面(表面)とする必要がある。投影板2の材料は、上記に限定されず、被測定対象物のねじ部を歪みなく投影できるものであれば用いることができる。
本発明では、投影板に、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影し、投影板上に投影したねじ部のシルエット像を撮像することで、撮像手段で撮像したねじ画像の輪郭が鮮明となり、ねじ画像の分解能を高くできるため、ねじの2次元形状を短時間でかつ高精度に測定することができる。
ところで、実際に図1に示したような構成により、油井管などの管Wのねじ部の形状測定を行った場合、図5(b)に模式的に示すように、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像に滲み部が生じることがある。図5(a)は、滲み部がない、ねじ部のシルエット像を示す。このような滲み部が生じる原因は、平行光作成光学系をもつ照射手段1から照射される平行光には、照射手段の光軸に対して僅かにずれた平行光1Bが含まれる場合もあるため、ねじ部で遮蔽された光と、ねじ部を通過した光とで形成されるねじ部のシルエット像の中間に滲み部が形成されてしまうためである。図6(a)、(b)には、被測定対象物のねじ部表面が平滑な鏡面状である場合に、照射手段の光軸に対して僅かにずれた平行光1Bのねじ部表面での反射光1Cの一部が、投影板2上、照射手段の光軸に対してずれのない平行光1Aのねじ高さ方向上方位置に到達している状態を示した。勿論、照射手段の光軸に対して僅かにずれた平行光のうち一部のものは、ねじ部表面の直上を通過して直接、投影板2上の平行光1Aのねじ高さ方向下方位置に到達する。
そこで、本発明に係るねじ形状測定装置においては、投影板2と管Wのねじ部との間に、テレセントリック光学系10を配置し、投影板2上で、ねじ部のシルエット像に滲み部が生じるのを防止するのが好ましい(図7参照)。この理由は、投影板2上で、ねじ部のシルエット像に滲み部がない場合には、撮像手段で撮像したねじ画像の輪郭が鮮明となり、高精細、高分解能のCCD素子を有するカメラを用いることで、数μm〜数十μmの測定精度が得られるようになるからである。
以下には、投影板2上で、ねじ部のシルエット像に滲み部が生じるのを防止した実施例に係るねじ形状測定装置について説明する。
本発明の第1実施例を図8に示す。図1に示したねじ形状測定装置において、投影板2と管Wのねじ部との間に、テレセントリック光学系10を配置したものである。投影板2と管Wのねじ部との間に、テレセントリック光学系10を配置したねじ形状測定装置であるから、投影板2上で、ねじ部のシルエット像に滲み部が生じるのを防止でき、図1に示したねじ形状測定装置に比較して、より高精度なねじ形状の測定を行うことができる。
本発明の第2実施例を図9に示す。この第2実施例のねじ形状測定装置は、被測定対象物である管Wのねじ部に照射光1Aを照射する照射手段1と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板2と、該投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段3とを具備し、撮像手段3として2次元CCDカメラ11具備した装置である。照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定されている。2次元CCDカメラ11は、高精細、高分解能のCCD素子を有し、投影面に対して受光軸が垂直となるように配置され、2次元CCDカメラ11には、画像入力装置4を介してねじ形状演算装置5が接続されている。
このようなねじ形状測定装置によれば、図1に示したような撮像手段3をラインセンサカメラとしたねじ形状測定装置に比べて、簡単な構成とすることができ、しかも短時間にかつ高精度にねじの断面形状を測定することができる。
本発明の第3実施例を図10に示す。この第3実施例のねじ形状測定装置は、被測定対象物である管Wのねじ部に照射光1Aを照射する照射手段1と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板2と、該投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段3とを具備し、更に、投影板2と管Wのねじ部との間に、テレセントリック光学系10を配置し、投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を別な投影板12に投影し、投影板12上に投影された投影像を2次元CCDカメラ11で撮像するように構成している。
照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定されている。また2次元CCDカメラ11は、高精細、高分解能のCCD素子を有し、画像入力装置4を介してねじ形状演算装置5が接続されている。別の投影板12は、ねじのピッチ方向(長手方向)に対するねじ部のシルエット像を実際のねじ形状より拡大もしくは縮小するように角度θ2を付けて設置する。角度θ2は、ねじのピッチ方向(長手方向)において分解能や精度を考慮して拡大率または縮小率に決定し、その拡大率または縮小率が得られる角度に設定される。
このようなねじ形状測定装置によれば、図1に示したような撮像手段3をラインセンサカメラとしたねじ形状測定装置に比べて、簡単な構成とすることができ、短時間にかつ高精度にねじの断面形状を測定することができる。
本発明の第4実施例を図11に示す。この第4実施例のねじ形状測定装置は、被測定対象物である管Wのねじ部に照射光1Aを照射する照射手段1と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板2と、該投影板2上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段3とを具備している。
そして、照射手段1、投影板2及び撮像手段3からなる光学系の組を1ユニットとし、被測定対象物である管Wの外周に、1ユニットもしくは複数ユニット配置し、管軸W1回りに回転可能な構成とした装置である。照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定されている。図12には、本発明の第4実施例の装置構成で得た、ねじの3次元画像の模式図を示した。14は、各ユニットの回転方向を示し、15は、3次元画像の回転中心を示す。
このような構成のねじ形状測定装置によれば、短時間にかつ高精度にねじの3次元形状を測定することができる。
本発明の実施の形態を説明する構成図である。 投影板上に投影されたねじ部のシルエット像の模式図である。 投影板上に投影されたねじ部のシルエット像の拡大率の説明図である。 高さ方向の計測ライン数 滲みのないねじ画像と、滲みのあるねじ画像の説明図 滲みのないねじ画像に対し、滲みのあるねじ画像が発生する原因の説明図 滲みのないねじ画像を得るための光学系の例 本発明の第1実施例の装置構成を示す図である。 本発明の第2実施例の装置構成を示す図である。 本発明の第3実施例の装置構成を示す図である。 本発明の第4実施例の装置構成を示す図である。 本発明の第4実施例の装置構成で得た、ねじの3次元画像の模式図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の他の説明図である。
符号の説明
W 管(被測定対象物)
W1 管軸
S ねじ
1 照射手段
1A、1B 照射光
2 投影板
3 ラインセンサカメラ(撮像手段)
4 画像入力装置
5 ねじ形状演算装置
6 スキャナードライバー
7 スキャナー
8 ミラー
9 放物面鏡
10 テレセントリック光学系
11 2次元CCDカメラ(撮像手段)
12 他の投影板
13 本発明の光学系
14 回転方向
15 3次元画像の回転中心
21 投光器
22 受光器
23 走査面
24 ベース
25 ねじ形状測定器の移動方向
T レーザーの光路
α 光路のねじり角
31 投光手段
31A 照射光
33 テレビカメラ
33A 光軸
34 画像表示装置
35 測定結果プリント

Claims (3)

  1. 被測定対象物のねじ部に照射光を照射する照射手段と、ねじ部を通過した光とねじ部で遮蔽された光とで形成されるねじ部のシルエット像を投影可能な投影面がねじ部と対向させて配置された投影板と、該投影板上に投影されたねじ部のシルエット像を撮像する撮像手段とを具備した光学式ねじ形状測定装置であって、前記照射手段は光源からの光を平行光とし、その光軸がねじの巻き線と平行に設定され、かつ、前記投影板を、ねじピッチ方向に平行な管軸を通る水平面に対して傾け可能にしたことを特徴とするねじ形状測定装置。
  2. 前記ねじ部と、前記投影板との間にテレセントリック光学系を配置したことを特徴とする請求項1に記載のねじ形状測定装置。
  3. 前記撮像手段がラインセンサカメラとされ、前記ねじ部のシルエット像を投影する投影板に対して垂直方向の反射光が、放物面鏡で反射され、スキャナーのミラーに導かれ、ミラーで反射されて前記ラインセンサカメラのCCD素子に導かれるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のねじ形状測定装置。
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