JP2010164334A - 内面形状測定装置および内面形状測定方法 - Google Patents

内面形状測定装置および内面形状測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より簡単な構成で高精度の内面形状測定ができると共に、測定対象の内面形状が複雑な形状であってもより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を提供する。
【解決手段】2台の撮像装置15,16により、ビーム発射手段(11,12)が発射する放射状光ビーム18が被測定物40の内面41に照射されてできる光跡を撮像し、演算処理装置30により、撮像装置15,16による光跡撮像画像と、ビーム発射手段および2台の撮像装置15,16の相対的位置関係とに基づき、ビーム発射手段の光学中心(基準位置)と被測定物40の内面41との距離を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は内面形状測定装置および内面形状測定方法に係り、特に、より簡単な構成で高精度の内面形状測定ができ、測定対象の内面形状が複雑な形状であってもより確実に測定を行う内面形状測定装置および内面形状測定方法に関する。
従来からレーザ光を用いて管の内面形状を測定する内面形状測定装置が知られている。例えば、特開2004−101190号公報に開示の「管梁内面形状測定装置及び測定方法」では、管梁内面の断面位置に光ビームを周方向に所定速度でスキャンさせ、光ビームのスキャンにより得られる光跡を蓄積撮像し、該撮像画像から撮像系基準位置と壁面との距離を算出して管梁内面形状を測定する手法が提案されている。
また、特開2006−64690号公報に開示の「管内面形状測定装置」では、管内面に沿って光スポットを移動させ、照射された管内面の表面形状を撮影し、撮影画像から管内面形状を演算する手法が提案されている。
特開2004−101190号公報 特開2006−64690号公報
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に開示された技術においては、光ビームを周方向にスキャンさせる、或いは、光スポットを移動させるための回転手段を備える必要があり、装置コストの増大を招くと共に装置小型化の妨げとなっていた。また、光ビームをスキャンさせる手法では、回転機構における回転軸のぶれなどの機構的問題が測定の高精度化の妨げとなっていた。
また、特許文献1および特許文献2に開示された技術では、測定対象の内面形状が一様ではなく、段差や傾斜、或いは凹凸などを持つ複雑な形状である場合には、撮像手段からの視野に死角が生じて、該視野角内に光ビームのスキャンによってできる壁面の光跡が入らないケースが生じ、内面形状を測定できない部分が生じてしまうという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、より簡単な構成で高精度の内面形状測定ができると共に、測定対象の内面形状が複雑な形状であってもより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を提供することを目的としている。
上記目的を解決するため、請求項1に記載の発明は、内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定装置であって、光ビームを放射状に発射するビーム発射手段と、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を有し、該2つの視点から、互いに異なる方向に向けて、前記放射状光ビームが前記被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による2つの視点からの光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの視点の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の空間内面との距離を算出する演算手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定装置であって、光ビームを放射状に発射するビーム発射手段と、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの略垂直方向に該放射状光ビームを挟む両側に設置され、前記放射状光ビームが被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を互いに異なる方向から撮像する2つの撮像手段と、前記2つの撮像手段による光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの撮像手段の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の空間内面との距離を算出する演算手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の何れか1項に記載の内面形状測定装置において、前記撮像手段が撮像する画像の中心は、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの放射中心に一致していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の内面形状測定装置において、前記ビーム発射手段および前記撮像手段間の距離を可変設定する位置制御手段を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、ビーム発射手段を備え、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を持つ内面形状測定装置により、内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定方法であって、前記2つの視点から、互いに異なる方向に向けて、前記放射状光ビームが被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップによる2つの視点からの光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの視点の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の内面との距離を算出する演算ステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、ビーム発射手段と、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に設置された2つの撮像手段と、を備えた内面形状測定装置により、内部に空間を備えた被測定物の内面形状を測定する内面形状測定方法であって、前記2つの撮像手段により前記放射状光ビームが被測定物の内面に照射されてできる光跡を互いに異なる方向から撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップによる光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの撮像手段の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の内面との距離を算出する演算ステップと、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6の何れか1項に記載の内面形状測定方法において、前記撮像ステップにおける画像中心は、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの放射中心に一致していることを特徴とする。
さらに、請求項8に記載の発明は、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の内面形状測定方法において、前記ビーム発射手段および前記撮像手段間の距離を可変設定する位置制御ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を持たせ、該2つの視点からの放射状光ビームが被測定物の内面に照射されてできる光跡を2つの視点で撮像する構成としたので、被測定物の内面形状が一様でなく複雑な形状である場合でも、撮像の死角を低減してより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を実現することができる。
本発明の実施例1に係る内面形状測定装置の構成図である。 実施例1の内面形状測定装置による管の内面形状測定を説明する説明図である。 実施例1の内面形状測定装置の測定原理を模式的に説明する説明図である。 従来例と対比して本実施例の効果を説明する説明図であり、(a)は本実施例の説明図、(b)は従来の説明図である。 実施例2の内面形状測定装置の測定原理を模式的に説明する説明図である。
以下、本発明の内面形状測定装置および内面形状測定方法の実施例について、実施例1、実施例2、変形例の順に図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る内面形状測定装置の構成図であり、また、図2は実施例1の内面形状測定装置による管の内面形状測定を説明する説明図である。
図1において、本実施例の内面形状測定装置は、測定ユニット10と、PC等の演算処理装置(演算手段)30と、測定ユニット10および演算処理装置30間を接続するケーブル20と、を備えた構成である。また、測定ユニット10は、基本的構成として、ユニット本体14内にレーザ発振器11、コーンミラー12および撮像装置(撮像手段)15,16を備えており、図示しないその他の構成として、撮像装置15,16が撮像した撮像データを、ケーブル20を介して演算処理装置30に送信するためのインタフェースも備えている。
ここで、特許請求の範囲にいうビーム発射手段は、レーザ発振器11およびコーンミラー12が該当し、光ビームを放射状に発射するものである。レーザ発振器11およびコーンミラー12は、レーザ発振器11から発せられるレーザ光の光軸にコーンミラー12の円錐軸が一致するように調整して設置されている。したがって、レーザ発振器11から発せられたレーザ光はコーンミラー12の先端に当たって、図2に示すように放射状光ビーム18が形成されることとなる。
また、撮像装置15,16は、ビーム発射手段が発射する放射状光ビーム18に垂直方向で該放射状光ビーム18を挟む両側にそれぞれ設置されており、本実施例の内面形状測定装置は、放射状光ビーム18を挟む両側に2つの視点を持つ構成である。撮像装置15,16は、ビーム発射手段が発射する放射状光ビーム18が被測定物40の内面41に照射されてできる光跡を互いに異なる方向から撮像する。被測定物40が例えば管などの円筒形状を持つものであれば、撮像装置15,16は、それぞれ円形状の光跡を撮像することとなる。なお、撮像装置15,16は特に限定されないが、本実施例では、例えばCCD(固体撮像素子)を撮像センサとして持つCCDカメラで実現されるものとする。
次に、以上の構成を備えた本実施例の内面形状測定装置による内面形状測定方法について説明する。まず、図3を参照して本実施例の内面形状測定装置の測定原理を簡単に説明する。図3は実施例1の内面形状測定装置の測定原理を模式的に説明する説明図である。同図では、内面形状測定装置の測定ユニット10が被測定物の内部空間に設置されて、被測定物の内面51に放射状光ビーム18が照射されている様子を示している。
なお、図中、点Pは、レーザ発振器11およびコーンミラー12を備えるビーム発射手段13の光学中心、すなわち、放射状光ビームの放射中心(レーザ発振器11から発せられるレーザ光の光軸Gと放射状光ビーム18が交差する点)であり、撮像装置15,16の撮像センサの撮像面は、それぞれ光学中心Pから距離lの位置にあり、また撮像装置15,16が撮像する撮像画像の画像中心は、それぞれレーザ光の光軸G上に位置しているものとする(図中、撮像面と光軸Gの交差する点をCとし、画像中心Cと呼ぶこととする)。なお、撮像装置15,16の撮像画像の画像中心は、撮像センサが矩形状領域に格子配列されたCCDカメラの場合に矩形状領域の対角線が交差する点としても良いし、また任意に設定しても良い。
また以下では、撮像装置16側についてのみ説明するが、図3では撮像装置15,16の光学中心Pからの距離を同一距離としているので、撮像装置15側についても同等の説明となる。
図3において、ビーム発射手段13からレーザ光の光軸Gに対して垂直に放射状光ビーム18が照射されると、被測定物の内面51の点Aに光跡が生じて、撮像装置16によりこれを撮像することとなる。そのときに見込まれる角度φ0が得られ、該角度φ0、並びに、撮像装置16および光学中心P間の距離lに基づき、光学中心Pおよび点A間の距離rは、次の式(1)で算出される。
Figure 2010164334
ここで、撮像装置16および光学中心P間の距離lは既知であり、角度φ0は撮像画像から求められ、光学中心Pから被測定物の内面51の点Aまでの距離rが求められることとなる。
なお、角度φ0は、演算処理装置30における撮像画像についての画像処理により求められる。撮像画像上で放射状光ビーム18による内面51の光跡は高輝度(画像処理上は高階調)の画素として現れることから、例えば、該輝度差(階調差)に基づき、公知のエッジ検出技法等を用いて光跡を形成する各画素の座標を求めることができる。また、予め撮像画像上の座標に応じた距離rのテーブルをメモリに用意しておき、該テーブルメモリを参照して距離rを求めるようにしても良い。
また、距離rの算出に用いる式(1)は、放射状光ビーム18がレーザ光の光軸Gに対して垂直に照射されることを前提としており、実際の測定に当たっては、レーザ発振器11およびコーンミラー12間の位置を調整する手段が必要である。この調整手段としては、例えば、レーザ発振器11をボルト等で3点指示する構成とし、レーザ発振器11から発せられるレーザ光が円錐形状のコーンミラー12の先端に確実に照射されるように微調整するものが考えられる。
また、撮像装置15,16についての光学中心Pからの距離を同一の距離lとしているが、これは演算処理装置30における画像処理の演算をより簡単なものにするためのものであり、これに限定されるものではない。また、距離lは固定値ではなく可変設定可能である。具体的に、撮像装置15,16はユニット本体14内でそれぞれ可動部材(特許請求の範囲にいう位置制御手段に該当する)に設置され、該可動部材を動かすことにより距離lを調整する。なお、撮像装置15,16のそれぞれの可動部材は独立に可動制御するものであっても良いし、或いは連動して可動制御するものであっても良い。
なお、距離lは被測定物の内面形状の複雑さ(段差や傾斜、或いは凹凸などの度合い)に応じて設定するのが望ましい。つまり、内面形状に大きな段差、急な傾斜、或いは深い凹部または高い凸部などがあり、複雑であればあるほど撮像装置15,16の視野角内に内部壁面の測定領域が撮像されない可能性が高くなることから、内面形状が複雑である場合には距離lを短くして、撮像装置15,16の視野角(画角)を拡げる設定が望ましいのである。
また、測定前にはキャリブレーションが必要となる。本実施例の内面形状測定装置では、次のようにしてキャリブレーションを実施する。まず、第1のリングゲージ(内径値が既知)を設置して、該第1のリングゲージの内面に放射状光ビームを照射し、その光跡を撮像装置15,16により撮像する。そして、画像処理上の光跡を形成する各画素の座標に第1のリングゲージの内径値を基準寸法として設定する。
次に、第1のリングゲージとは寸法(内径値)の異なる第2のリングゲージを設定し、同様にして第2のリングゲージの内面に放射状光ビームを照射し、その光跡を撮像装置15,16により撮像する。そして、上記画像処理により第2のリングゲージの内径を算出する。さらに、第2のリングゲージの規定の内径値と内径測定値とを比較して、その誤差が許容精度内でなければ、撮像装置15,16およびレーザ発振器11を微調整(焦点距離、絞り等)して、第2のリングゲージの内径測定を繰り返し行い、規定内径値と内径測定値との誤差が許容精度内となるようにする。
以上のようなビーム発射手段13の微調整、撮像装置15,16および光学中心P間の距離調整、並びに、キャリブレーションを行った後、測定ユニット10を被測定物40の内部空間に入れて、被測定物40の内面形状を測定する。測定は、撮像装置15,16により放射状光ビーム18が被測定物40の内面41に照射されてできる光跡を撮像し、演算処理装置30により、光跡撮像画像から得られる角度φ0と、撮像装置15,16の光学中心Pからの距離lとに基づき、式(1)からビーム発射手段13の光学中心Pと被測定物40の内面との距離を算出することにより行われる。
次に、図4を参照して、1台の撮像装置を備えた構成の測定ユニットで内面形状測定を行う従来例と、2台の撮像装置を備えた構成の測定ユニットで内面形状測定を行う本実施例と、を対比して説明する。図4は、従来例と対比して本実施例の効果を説明する説明図であり、(a)は本実施例の説明図、(b)は従来の説明図である。なお、図4では、段差および傾斜を持つ管を被測定物とする例を例示している。このような構造は、例えばジェットエンジンシャフトや配管等で見受けられるものである。
まず、従来例(図4(b))の場合、測定ユニット210を同図に対して左から右へ移動させて測定する際、測定ユニット210が位置P1にあるときには、ビーム発射手段(レーザ発振器211およびコーンミラー212)から照射される放射状光ビーム218により管の内面61に形成される光跡は、管の段差により撮像装置216の視野角に入らず撮像されないこととなる。つまり、段差近傍の測定領域S1については内面形状を測定できないこととなる。
また、測定ユニット210が位置P2にあるときには、ビーム発射手段から照射される放射状光ビーム218により管の内面61(傾斜部分)に形成される光跡は、管の傾斜により撮像装置216の視野角に入らず撮像されないこととなる。また、測定ユニット210が位置P2より手前にあるときには、傾斜部分に形成される光跡は撮像装置216の視野角に入るが、管の壁面に対して撮像装置216からの角度が小さすぎるため、撮像画像上の光跡はぼやけて幅を持つ形状で現れることとなり、測定精度が落ちてしまう。つまり、傾斜部分の測定領域S2については内面形状を測定できないか、或いは高精度な測定ができないこととなる。
一方、本実施例(図4(a))の場合、測定ユニット10を同図に対して左から右へ移動させて測定する際、測定ユニット10が位置P1にあるときには、ビーム発射手段(レーザ発振器11およびコーンミラー12)から照射される放射状光ビーム18により管の内面61に形成される光跡は、管の段差により撮像装置16の視野角に入らず撮像されないが、撮像装置15によって撮像できるため、段差近傍の測定領域S1についても内面形状を測定可能となる。
また、測定ユニット10が位置P2にあるときには、ビーム発射手段から照射される放射状光ビーム18により管の内面61(傾斜部分)に形成される光跡は、管の傾斜により撮像装置16の視野角に入らず撮像されないが、撮像装置15によって撮像できるため、内面形状が測定可能となる。また、測定ユニット10が位置P2より手前にあるときにも、傾斜部分に形成される光跡を撮像装置15により管の壁面に対して大きな角度で撮像できるため、測定精度が落ちることはない。したがって、傾斜部分の測定領域S2についても内面形状を高精度で測定可能となる。
なお、本実施例の内面形状測定方法では、2台の撮像装置15,16で撮像した撮像画像からそれぞれの光学中心から被測定物の内面までの距離が求められることとなり、2つの測定結果を得ることになるが、最終的な測定値をどのように求めるかは、装置構成、即ち、2台の撮像装置15,16に同等の解像度を持たせる構成、或いは一方を主として他方を補助的なものとして解像度に差を持たせる構成などにより、適宜算法を決定すれば良い。例えば、2台の撮像装置15,16に同等の解像度を持たせる構成では、2つの測定結果の平均値を最終的奈測定結果とすれば良い。
以上説明したように、本実施例の内面形状測定装置および内面形状測定方法では、2台の撮像装置15,16(撮像ステップ)により、ビーム発射手段(11,12)が発射する放射状光ビーム18が被測定物40の内面41に照射されてできる光跡を撮像し、演算処理装置30(演算ステップ)により、撮像装置15,16(撮像ステップ)による光跡撮像画像と、ビーム発射手段および2台の撮像装置15,16の相対的位置関係とに基づき、ビーム発射手段の光学中心(基準位置)と被測定物40の内面41との距離を算出する。
このように、ビーム発射手段(11,12)が発射する放射状光ビーム18を挟む両側に2つの視点を持たせ、該2つの視点からの放射状光ビームが被測定物40の内面41に照射されてできる光跡を2台の撮像装置15,16で撮像する構成としたので、被測定物40の内面形状が一様ではなく、段差や傾斜、或いは凹凸などを持つ複雑な形状である場合に、一方の撮像装置の視野角に光跡が入らない測定ポイントでも、他方の撮像装置の視野角には該光跡が入る構成としたので、撮像の死角を低減してより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を実現することができる。
また、ビーム発射手段の構成を、レーザ発振器11から発せられたレーザ光をコーンミラー12の先端に当てて放射状光ビーム18を形成する構成としたので、光ビームを周方向にスキャンさせる、或いは、光スポットを移動させるための回転手段を備える必要があり、装置コストの増大を招くと共に装置小型化の妨げとなっていた。また、従来の光ビームをスキャンさせる手法と比較して、回転機構における回転軸のぶれなどの機構的問題がなく測定可能であるので高精度の測定が可能となる。なお、試作機によりジェットエンジンシャフトの内面形状を測定したところ、10−2[mm]オーダーの精度での測定が可能であることを確認できた。
また、本実施例の内面形状測定装置および内面形状測定方法では、2台の撮像装置15,16のそれぞれの画像中心がビーム発射手段(11,12)の光軸上にある構成としたので、光学中心から被測定物の内面までの距離を算出する式をより簡単なものとすることができ、演算処理装置30における画像処理の演算量を低減することができ、処理の高速化を図ることができる。
また、ビーム発射手段および撮像手段間の距離、即ち、撮像装置15,16についての光学中心Pからの距離を可動部材(位置制御手段)により可変設定する構成としたので、被測定物の内面形状の複雑さ(段差や傾斜、或いは凹凸などの度合い)に応じて該距離を可変設定することにより、複雑な内面形状を持つ被測定物に対しても撮像装置15,16の撮像の死角をより低減することができ、結果として、より確実に測定を行うことができる。なお、撮像装置15,16について同一の距離とする場合には演算処理装置30における画像処理の演算量は変わらないが、それぞれ独立して距離を可変制御する構成では演算処理装置30における画像処理の演算量は幾分増えることとなる。
また、レーザ発振器11およびコーンミラー12間の位置を調整する調整手段によっても、放射状光ビーム18がレーザ光の光軸Gに対して垂直に照射されず、図3に示すように、垂直から角度θだけ傾いて照射される場合には、被測定物の内面51の点Bに光跡が現れることとなり、式(1)によっては正確な光学中心から被測定物の内面までの距離が求められないが、次の実施例2でも説明するように、角度θを予め測定しておくことにより、光学中心Pから被測定物の内面51の点Bまでの距離r+Δrを求めることができる。
上述した実施例1の内面形状測定装置の構成(図1〜図3参照)では、2台の撮像装置15,16のそれぞれの画像中心がビーム発射手段13の光軸上にある構成としたが、ビーム発射手段113の光軸上から、2台の撮像装置115,116の画像中心をそれぞれ所定(既知)の距離だけずらした構成とすることもできる。図5は、実施例2の内面形状測定装置の測定原理を模式的に説明する説明図である。同図では、内面形状測定装置の測定ユニット110が被測定物の内部空間に設置されて、被測定物の内面51に放射状光ビーム118が照射されている様子を示している。
なお、図中、点Pは、実施例1と同様に、レーザ発振器およびコーンミラーを備えるビーム発射手段113の光学中心、すなわち、放射状光ビームの放射中心(レーザ発振器から発せられるレーザ光の光軸Gと放射状光ビーム118が交差する点)であり、撮像装置115,116の撮像センサの撮像面は、それぞれ光学中心Pから距離lの位置にある。また、実施例1とは異なり、撮像装置116が撮像する撮像画像の画像中心を通る撮像軸G’は、レーザ光の光軸Gから所定距離Δzだけ図において上方にずれた位置にある(図中、撮像面と撮像軸G’の交差する点をCとし、画像中心Cと呼ぶこととする)。なお、撮像装置115の撮像画像の画像中心は、実施例1と同様にレーザ光の光軸G上に位置している。
また以下では、撮像装置116側についてのみ説明するが、撮像装置115については実施例1と同等の説明となる。なお、図5では、ビーム発射手段113の光軸上から撮像装置115の画像中心を所定距離だけずらした構成としているが、2台の撮像装置115,116の双方について画像中心をそれぞれ所定距離だけずらした構成としても良い。
図5において、ビーム発射手段113からレーザ光の光軸Gに対して垂直に放射状光ビーム118が照射されると、被測定物の内面51の点Aに光跡が生じて、撮像装置116によりこれを撮像することとなる。そのときに見込まれる角度φ0が得られ、該角度φ0、並びに、撮像装置116および光学中心P(撮像装置116の撮像軸G’と放射状光ビーム118が交差する点Q)間の距離lに基づき、点Qおよび点A間の距離rは、実施例1と同様に式(1)で算出され、光学中心Pから被測定物の内面51の点Aまでの距離はr+Δzで求められる。
また、実施例1でも触れたように、放射状光ビーム118がレーザ光の光軸Gに対して垂直に照射されず、図5に示すように、垂直から角度θだけ傾いて照射される場合には、被測定物の内面51の点Bに光跡が現れることとなり、式(1)によっては正確な光学中心から被測定物の内面までの距離が求められない。
このとき、撮像装置116により被測定物の内面51の点Bに対して見込まれる角度φが得られ、該角度φ、レーザ光の光軸Gから撮像装置116の撮像軸G’までの距離Δz、放射状光ビーム118の照射角θ、並びに、撮像装置116および光学中心P(撮像装置116の撮像軸G’と放射状光ビーム118が交差する点Q)間の距離lに基づき、式(1)における距離lを(l+Δl)に置き換え、また、点Qおよび点A間の距離rを点Qおよび点B間の距離(r+Δr)に置き換えて、(r+Δr)=(l+Δl)tanφにより算出されることとなる。なお、光学中心Pから被測定物の内面51の点Bまでの距離はr+Δr+Δzで求められる。
ここで、放射状光ビーム118の照射角θにより光跡位置が点Aから点Bにずれることによる垂直方向のずれ量Δrおよび水平方向のずれ量Δlは、それぞれ式(2)および式(3)となる。
Figure 2010164334
Figure 2010164334
また、放射状光ビーム118の照射角θを小さくすることにより、垂直方向のずれ量Δrおよび水平方向のずれ量Δlを、それぞれ式(4)および式(5)の近似式に置き換えることができる。
Figure 2010164334
Figure 2010164334
なお、各式の導出および詳しい説明については、特開2007−285891号公報「内面形状の測定方法とこの方法による測定装置」に開示されているので、参照されたい。
また、本実施例の内面形状測定方法、特に演算処理装置30における画像処理については、上記の式を用いること以外は実施例1と同様である。また、実施例1と同様に、撮像装置15,16についての光学中心Pからの距離を、可動部材(位置制御手段)により可変制御するようにしても良い。
以上説明したように、本実施例の内面形状測定装置および内面形状測定方法では、2台の撮像装置115,116(撮像ステップ)により、ビーム発射手段113が発射する放射状光ビーム118が被測定物の内面51に照射されてできる光跡を撮像し、演算処理装置(演算ステップ)により、撮像装置115,116(撮像ステップ)による光跡撮像画像と、ビーム発射手段および2台の撮像装置115,116の相対的位置関係とに基づき、ビーム発射手段113の光学中心(基準位置)と被測定物の内面51との距離を算出する。
これにより、実施例1と同様に、被測定物の内面形状が一様ではなく、段差や傾斜、或いは凹凸などを持つ複雑な形状である場合に、一方の撮像装置の視野角に光跡が入らない測定ポイントでも、他方の撮像装置の視野角には該光跡が入る構成としたので、撮像の死角を低減してより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を実現することができる。
また、本実施例では、ビーム発射手段113の光軸上から、撮像装置115,116の画像中心を所定距離だけずらした構成としているので、被測定物の内面51の光跡に対して撮像装置115,116の撮像角度が互いに異なる構成となり、撮像装置115,116の撮像角度が同一であった実施例1と比較して、撮像の死角をさらに低減してより確実に測定を行うことができる。
〔変形例〕
以上説明した実施例1および実施例2の内面形状測定装置では、撮像手段として2台の撮像装置15,16を備えた構成としたが、撮像手段の死角となる測定域を低減して、測定対象の内面形状が複雑な形状であってもより確実に測定を行い得るという本発明の効果を奏するためには、ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を持つことが必要条件であり、他の構成であっても良い。例えば、実施例1および実施例2の構成において撮像装置15,16の一方を平板の反射鏡に置き換え、他方の撮像装置により光跡の実像および鏡像を撮像する構成が考えられる。
演算処理装置(演算手段)30における画像処理をより簡単にするためには、例えば、撮像装置の光学中心Pからの距離lと同じ距離の位置に反射鏡を設置するのが望ましい。この場合、撮像装置が撮像する鏡像について、画像中心Cが光学中心Pから距離2×lの位置にあるとして、実施例1および実施例2の内面形状測定方法と同様の計算式に基づきより簡単な演算で処理することができる。
なお、本変形例の構成では1台の撮像装置で撮像するが、測定域の内面形状によっては該撮像装置により光跡の実像または鏡像の何れか一方のみしか撮像されないケースが考えられる。この場合、2つの視点(画像中心C)と光学中心Pとの距離が異なることから、撮像した光跡が実像または鏡像の何れであるかを判断して、それぞれに応じた演算を行う必要がある。この実像または鏡像の何れであるかの判断について、その測定域に至るまでの被測定物の内面形状から推定する手法が考えられる。
以上説明した本変形例の内面形状測定装置および内面形状測定方法では、ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に、それぞれ反射鏡と1台の撮像装置を備える構成として、撮像装置(撮像ステップ)により、ビーム発射手段が発射する放射状光ビームが被測定物の内面に照射されてできる光跡の実像および鏡像を撮像し、演算処理装置(演算ステップ)により、撮像装置(撮像ステップ)による光跡撮像画像と、ビーム発射手段と反射鏡および撮像装置との相対的位置関係とに基づき、ビーム発射手段の光学中心(基準位置)から被測定物の内面までの距離を算出する。
このように、ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を持たせ、該2つの視点からの放射状光ビームが被測定物の内面に照射されてできる光跡の実像および鏡像を互いに異なる方向から撮像する構成としたので、被測定物の内面形状が一様ではなく、段差や傾斜、或いは凹凸などを持つ複雑な形状である場合に、実像または鏡像の一方に光跡が写らない測定ポイントでも、他方の鏡像または実像には該光跡が写る構成としたので、撮像の死角を低減してより確実に測定を行い得る内面形状測定装置および内面形状測定方法を実現することができる。
また、実施例1、実施例2および変形例の構成では、測定ユニットおよび演算処理装置間をケーブルで接続する構成としたが、本発明の内面形状測定装置の構成はこれに限定されることなく、他の構成であっても良い。
例えば、測定ユニット内にICメモリ等の記憶手段を搭載して、撮像装置による撮像画像を該記憶手段に蓄積するようにすれば、測定時のケーブルは不要であり、装置をより小型化することもできる。なお、この構成では、測定終了後にケーブル等で測定ユニットおよび演算処理装置間を接続して、記憶手段の蓄積データを演算処理装置が読み取り、画像処理して被測定物の内部形状を特定することとなる。
さらに、記憶手段に加えて、測定ユニット内に画像処理ICを搭載した構成とし、該画像処理ICで上述した画像処理を行うようにすれば、測定時にケーブルおよび演算処理装置は不要となる。この場合、測定終了後にケーブル等で測定ユニットから画像処理結果(被測定物の内面形状を特定するデータ)をPC等で読み取り、モニタ等に表示出力して測定結果を確認することとなる。
10 測定ユニット
11 レーザ発振器
12 コーンミラー
13 ビーム発射手段
14 ユニット本体
15,16 撮像装置(撮像手段)
18 放射状光ビーム
20 ケーブル
30 演算処理装置(演算手段)
40 被測定物
51,61 被測定物の内面

Claims (8)

  1. 内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定装置であって、
    光ビームを放射状に発射するビーム発射手段と、
    前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を有し、該2つの視点から、互いに異なる方向に向けて、前記放射状光ビームが前記被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による2つの視点からの光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの視点の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の空間内面との距離を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする内面形状測定装置。
  2. 内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定装置であって、
    光ビームを放射状に発射するビーム発射手段と、
    前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの略垂直方向に該放射状光ビームを挟む両側に設置され、前記放射状光ビームが被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を互いに異なる方向から撮像する2つの撮像手段と、
    前記2つの撮像手段による光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの撮像手段の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の空間内面との距離を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする内面形状測定装置。
  3. 前記撮像手段が撮像する画像の中心は、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの放射中心に一致していることを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の内面形状測定装置。
  4. 前記ビーム発射手段および前記撮像手段間の距離を可変設定する位置制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の内面形状測定装置。
  5. ビーム発射手段を備え、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に2つの視点を持つ内面形状測定装置により、内部に空間を有する被測定物の該空間内面形状を測定する内面形状測定方法であって、
    前記2つの視点から、互いに異なる方向に向けて、前記放射状光ビームが被測定物の空間内面に照射されてできる光跡を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップによる2つの視点からの光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの視点の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の内面との距離を算出する演算ステップと、
    を有することを特徴とする内面形状測定方法。
  6. ビーム発射手段と、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームを挟む両側に設置された2つの撮像手段と、を備えた内面形状測定装置により、内部に空間を備えた被測定物の内面形状を測定する内面形状測定方法であって、
    前記2つの撮像手段により前記放射状光ビームが被測定物の内面に照射されてできる光跡を互いに異なる方向から撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップによる光跡撮像画像と、前記ビーム発射手段および前記2つの撮像手段の相対的位置関係とに基づき、前記ビーム発射手段の基準位置と被測定物の内面との距離を算出する演算ステップと、
    を有することを特徴とする内面形状測定方法。
  7. 前記撮像ステップにおける画像中心は、前記ビーム発射手段が発射する放射状光ビームの放射中心に一致していることを特徴とする請求項5または請求項6の何れか1項に記載の内面形状測定方法。
  8. 前記ビーム発射手段および前記撮像手段間の距離を可変設定する位置制御ステップを有することを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか1項に記載の内面形状測定方法。
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