JP2007009530A - 吊り子 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄板状の屋根材のガタツキを防止して、確実に取付けできる吊り子を提供する。
【解決手段】屋根の下地S上に葺かれた薄板状の屋根材Yに取付ける吊り子Aであって、前記吊り子Aは、弾性材で形成された基板本体1と、その先端を断面略コ字状に上方に折り返した押え片2と、前記基板本体1の後端側に形成された取付孔3と、からなり、前記押え片2の下面には、前記屋根材Yを誘導するガイド傾斜面21を形成すると共に、前記基板本体1の上面には、前記屋根材Yを押し上げる突部11を形成してなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、屋根の下地上に葺かれる薄板状の屋根材に取付けるための吊り子に関する。
一般に、家屋等の屋根には、屋根瓦が葺かれているが、近年では、屋根瓦の軽量化、デザイン化に伴って、薄板状の屋根材が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
そのため、最近では、このような薄板状の屋根材に取付ける吊り子も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この薄板状の屋根材は、単なる平板のもの、波板状に形成したものなど、その種類は様々である。
図4は、従来の薄板状の屋根材に取付ける吊り子を示した使用状態の部分斜視図であり、 図5は、図4で示された要部を拡大した部分断面図である。
この吊り子100は、金属板で形成された基板本体101と、その先端を断面略コ字状に上方に折り返した押え片102と、基板本体101の後端側に開設された取付孔103を備えてなる。また、押え片102の先端は、さらに内側に折り返した弾性部112を形成している。
そして、下地Sに葺かれた軒側の薄板状の屋根材200の棟側端に、吊り子100の後端を位置付けると共に、その取付孔103から釘、ネジ等の固定具104を貫通させて下地Sに固定して、軒側の薄板状の屋根材200を下地Sに葺く。
そして更に、棟側の薄板状の屋根材300を葺くには、この薄板状の屋根材300の軒側端を、既に取付けた吊り子100の押え片102に差し込めば、弾性部112に誘導されながら係止され、棟側の薄板状の屋根材300を上記同様、下地Sに固定して、棟側の薄板状の屋根材300を、軒側の薄板状の屋根材200と一部重合した状態で下地S上に葺くのである。
特開2002−167908号 実開平5−16944号
しかしながら、従来の吊り子100では、以下の問題がある。
すなわち、釘、ネジ等の固定具104には、頭部114が形成されているため、図5で示すように、この葺かれた棟側の薄板状の屋根材300は、軒側端の上面を弾性部112で押えられると共に、棟側下面を頭部114に当接された、二点支持の状態で葺かれている。
そのため、葺かれた棟側の薄板状の屋根材300が、風等によって撓むと、軒側端の上面は、弾性部112だけが点接触して押えるだけなので、その軒側端がガタツキを生じ易いという問題があった。
また、FRP製屋根等の樹脂製屋根材等については、セメント系屋根材に比べて割れ難く、強度があり、その分板厚を薄く形成できる。しかし、割れ難くなった屋根材は、局部にかかる荷重に対し、撓みが生じ易く、吊り子で係止する部分が、特に撓み易かった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、薄板状の屋根材のガタツキを防止して、確実に取付けできる吊り子を提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る吊り子は、屋根の下地上に葺かれた薄板状の屋根材に取付ける吊り子であって、前記吊り子は、弾性材で形成された基板本体と、その先端を断面略コ字状に上方に折り返した押え片と、前記基板本体の後端側に形成された取付孔と、からなり、前記押え片の下面には、前記屋根材を誘導するガイド傾斜面を形成すると共に、前記基板本体の上面には、前記屋根材を押し上げる突部を形成してなる。
請求項2に係る吊り子は、請求項1において、押え片のガイド傾斜面は、切り起こして形成された折曲片で形成してなる。
請求項3に係る吊り子は、請求項1において、押え片のガイド傾斜面は、押え片の下方に向けて膨出させたリブで形成してなる。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る吊り子によれば、押え片の下面には、屋根材を誘導するガイド傾斜面を形成すると共に、基板本体を弾性材で形成し、しかも基板本体の上面には、屋根材を押し上げる突部を形成してなるので、押え片に差し込まれる薄板状の屋根材は、その軒側端を全体が弾性材で挟まれた状態で支持されると共に、その下面が、前記突部及び頭部に接合された、三点支持の状態で葺かれる。
そのため、葺かれた棟側の薄板状の屋根材が、風等によって荷重を受け、その軒側端が撓もうとしても、全体の弾性作用によって支持しているので、棟側の薄板状の屋根材の軒端が下方に撓んでガタツキを生じることを確実に防止できる。
請求項2に係る吊り子によれば、ガイド傾斜面は、切り起こして形成された折曲片で形成してなるので、簡単に形成できる。
請求項3に係る吊り子によれば、請求項1において、押え片のガイド傾斜面は、押え片の下方に向けて膨出させたリブで形成してなるので、押え片の強度を高めることができる。
以下、本発明に係る吊り子Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る吊り子を示した使用状態の部分斜視図であり、図2は、図1で示された要部を拡大した部分断面図である。
この吊り子Aは、屋根の下地S上に葺かれたFRP製屋根等の樹脂製屋根材、その他の薄板状の屋根材Yに取付けるものであって、弾性材で形成された基板本体1と、その先端を断面略コ字状に上方に折り返した押え片2と、基板本体1の後端側に形成された取付孔3とを備え、この押え片2の下面には、屋根材Yを誘導するガイド傾斜面21を形成すると共に、基板本体1の上面には、屋根材Yを押し上げる突部11を形成してなる。
本実施例で示す吊り子Aは、基板本体1と押え片2が一体形成されてなるもので、例えば、弾性のある板バネ片を折り曲げて形成してなる。
また、基板本体1を平板でなく、その全体を湾曲させて形成すれば、より弾性力を高めることができるので望ましい。
押え片2の開放端は、僅かに外方に向けて拡開された傾斜面に形成され、薄板状の屋根材Yを容易に挿入することができる。
この押え片2の下面には、下方に向けて突出されたガイド傾斜面21を形成しており、このガイド傾斜面21は、押え片2内に挿入されてきた薄板状の屋根材Yが、そのまま奥まで挿入できるように誘導している。
ガイド傾斜面21は、下方に向けて突出されていれば良く、図1では、下方に向けて膨出させて突条を形成しているが、これ以外にも例えば、押え片2の一部を下方に向けて切り起こして形成された折曲片(不図示)で形成しても良く、このような切り起こされた折
曲片(不図示)で形成すれば、押え片2と同じく切り込みを入れて折り曲げるだけで、簡単に形成できる。
一方、このガイド傾斜面21と対向する基板本体1の上面には、屋根材Yを押し上げる突部11を形成してなる。
ここでの突部11は、基板本体1の一部を上方に向けて膨出させて形成しているが、これ以外にも例えば、上記同様、基板本体1を切り起こして突部11を形成することも可能である。
このように構成した本発明の吊り子Aは、以下の要領で使用する。
先ず、下地Sに葺かれた軒側の薄板状の屋根材Yの棟側端に、吊り子Aの後端を位置付けると共に、その取付孔3から釘、ネジ等の固定具4を貫通させて下地Sに固定して、軒側の薄板状の屋根材Aを下地Sに葺く。
そして更に、棟側の薄板状の屋根材Y1を葺くには、この薄板状の屋根材Y1の軒側端を、既に取付けた吊り子Aの押え片2に差し込めば、ガイド傾斜面21に誘導されながら奥へと挿入され、このガイド傾斜面21と突部11との間に挟持して係止される。
そして、棟側の薄板状の屋根材Y1を上記同様、下地Sに固定して、棟側の薄板状の屋根材Y1を、軒側の薄板状の屋根材Yと一部重合した状態で下地S上に葺くのである。
以上、説明した通り、本発明に係る吊り子Aによれば、押え片2の下面には、屋根材Yを誘導するガイド傾斜面21を形成すると共に、基板本体1の上面には、屋根材Yを押し上げる突部11を形成してなるので、押え片2に差し込まれる薄板状の屋根材Y1は、その軒側端の上面をガイド傾斜面21で押えられると共に、その下面が、突部11及び固定具4の頭部41に当接された、三点支持の状態で葺かれる。
そのため、葺かれた棟側の薄板状の屋根材Y1が、風等によって荷重を受け、その軒側端が撓もうとしても、全体の弾性作用によって支持しているので、棟側の薄板状の屋根材Y1の軒側端が下方に撓んでガタツキを生じることを確実に防止できる。
図 3(a),(b)は、本発明に係る吊り子の他の実施例を示す斜視図及び断面図である。
なお、図1、2と共通する部位には同番号を付し、ここでは、本実施例の特徴についてのみ説明する。
この吊り子Aは、ガイド傾斜面21と突部11とが一体的に形成されており、具体的には、基板本体1の上面から押え片2の下面にかけて、内方に向けてリブ5を形成したものである。なお、ここでのリブ5は、基板本体1の上面から押え片2の下面にかけて、平行な2条を形成したものであるが、1条又は3条以上であっても構わない。
このようなリブ5によって、ガイド傾斜面21及び突部11を形成すれば、上記効果に加え、押え片2及び基板本体1の全体の強度を高めることができる。
図1は、本発明に係る吊り子を示した使用状態の部分斜視図である。 図1で示された要部を拡大した部分断面図である。 (a),(b)は、本発明に係る吊り子の他の実施例を示す斜視図及び断面図である。 従来の薄板状の屋根材に取付ける吊り子を示した使用状態の部分斜視図である。 図4で示された要部を拡大した部分断面図である。
符号の説明
A 吊り子
Y 薄板状の屋根材
S 下地
1 基板
11 突部
2 押え片
21 ガイド傾斜面
3 取付孔
4 固定具
5 リブ

Claims (3)

  1. 屋根の下地上に葺かれた薄板状の屋根材に取付ける吊り子であって、
    前記吊り子は、弾性材で形成された基板本体と、その先端を断面略コ字状に上方に折り返した押え片と、前記基板本体の後端側に形成された取付孔と、からなり、
    前記押え片の下面には、前記屋根材を誘導するガイド傾斜面を形成すると共に、前記基板本体の上面には、前記屋根材を押し上げる突部を形成してなる吊り子。
  2. 請求項1において、
    押え片のガイド傾斜面は、切り起こして形成された折曲片で形成してなる吊り子。
  3. 請求項1において、
    押え片のガイド傾斜面は、押え片の下方に向けて膨出させたリブで形成してなる吊り子。
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