JP2007092480A - 吊り子の取付構造 - Google Patents

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JP2007092480A JP2005286953A JP2005286953A JP2007092480A JP 2007092480 A JP2007092480 A JP 2007092480A JP 2005286953 A JP2005286953 A JP 2005286953A JP 2005286953 A JP2005286953 A JP 2005286953A JP 2007092480 A JP2007092480 A JP 2007092480A
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Masashi Kitamura
昌司 北村
Kazuyoshi Saikai
一喜 西海
Tomomitsu Iwata
智充 岩田
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Abstract

【課題】屋根瓦に固定された吊り子を介して葺かれる他の屋根瓦のズレや抜け外れを防止できる効果を保持しながら、更に、他の屋根瓦の上面に雨水やゴミ、チリ等が溜まることを防止する。
【解決手段】軒側の屋根瓦1と、この屋根瓦1の適所に取付けられる吊り子2を介して取付けられる棟側の屋根瓦3の取付構造であって、前記吊り子2は断面略コ字形に形成され、その上片22には弾性ガイド片23を形成すると共に、その基板21には、弾性係止突起24を形成してなる。一方、前記屋根瓦3の裏面31には、前記弾性係止突起24と係止可能な係止凹所32を形成してなり、前記屋根瓦3の軒側端33を、前記吊り子2の弾性ガイド片23に向けて挿入すると、この裏面31の係止凹所32が、前記吊り子2の弾性係止突起24に係止されて戻り防止される構造にしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、屋根上に葺かれる屋根瓦が、前記屋根瓦の適所に取付けられる吊り子を介して取付けられる屋根瓦の取付構造に関する。
一般に、家屋等の屋根上には屋根瓦が葺かれているが、これら屋根瓦の適所には吊り子を設けており、この吊り子を介して屋根瓦を取付ける構造にしている。
具体的には、屋根上に葺かれた屋根瓦のうち、任意の屋根瓦の棟端側には、基板の先端を上方に一旦折り曲げ、更に後方に折り返して上片を形成して断面略コ字形に形成された吊り子を固定しておき、前記吊り子の基板と上片との間に、他の屋根瓦の軒側端を嵌合して前記吊り子を設けた屋根瓦に他の屋根瓦を一部重合させ、当該他の屋根瓦を葺くのである。
このとき、前記他の屋根瓦の軒側端が吊り子とズレたり又は抜け外れたりしないようにするため、従来では、前記吊り子の上片の先端に、バネ性のある係止爪を内側に折り返して形成すると共に、この係止爪を他の屋根瓦の軒側端の上面に設けた係止凹部に係止させる屋根瓦の取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−66125号
しかしながら、従来の屋根瓦の取付構造では、前記吊り子の係止爪に係止される前記係止凹部は、他の屋根瓦の上面に形成されているため、この係止凹部に雨水やゴミ、チリ等が溜まってしまうという問題があった。
そのため、前記係止凹部に溜まった雨水が吊り子を浸食して、当該吊り子に錆を発生させ易いという問題があるだけでなく、前記係止凹部に溜まったゴミ、チリ等によって、他の屋根瓦の上面が汚れ易いという問題もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、屋根瓦に固定された吊り子を介して葺かれる他の屋根瓦のズレや抜け外れを防止できる効果を保持しながら、更に、他の屋根瓦の上面に雨水やゴミ、チリ等が溜まることを防止できる屋根瓦の取付構造を提供する。
上記目的を達成するため、
請求項1に係る屋根瓦の取付構造は、屋根上に葺かれる軒側の屋根瓦と、この屋根瓦の適所に取付けられる吊り子を介して取付けられる棟側の屋根瓦の取付構造であって、前記吊り子は、基板の先端を上方に一旦折り曲げ、更に後方に折り返して上片を形成した断面略コ字形に形成され、前記上片には、その開放端を斜め上向きに折り曲げて弾性ガイド片を形成すると共に、前記基板には、上方に突出された弾性係止突起を形成してなり、一方、前記屋根瓦の裏面には、前記弾性係止突起と係止可能な係止凹所を形成してなり、前記屋根瓦の軒側端を、前記吊り子の弾性ガイド片に向けて挿入すると、この裏面の係止凹所が、前記吊り子の弾性係止突起に係止されて戻り防止される構造にしたことを特徴とする。
請求項2に係る屋根瓦の取付構造は、請求項1において、弾性係止突起は、基板を切り起して形成されたことを特徴とする。
請求項3に係る屋根瓦の取付構造は、請求項1において、弾性係止突起は、基板上面に弾性材を固着して形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る屋根瓦の取付構造によれば、断面略コ字形に形成された吊り子の基板と上片との間に、屋根瓦の軒側端を嵌挿すれば、屋根瓦の裏面に形成された係止凹所と弾性係止突起が係止して、屋根瓦が戻り防止されるので、屋根瓦のズレや抜け外れを防止できる。
また、係止凹所は、屋根瓦の裏面に形成されているので、屋根瓦の上面に雨水やゴミ、チリ等が溜まることも防止できるため、吊り子に錆が発生し難く、屋根瓦の上面も汚れ難くできる。
請求項2に係る屋根瓦の取付構造によれば、弾性係止突起は、基板を切り起して形成されているので、簡易に製造できる。
請求項3に係る屋根瓦の取付構造によれば、弾性係止突起は、基板上面に弾性材を固着して形成されているので、係止凹所に応じた所望の形状を容易に形成できる。
以下、本発明に係る屋根瓦の取付構造Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る屋根瓦の取付構造Aの一実施例を示した使用状態図、図2(a)〜(c)は、図1の破線Bで囲まれた要部を拡大した概略動作図、図3(a)〜(c)は、本発明の弾性係止突起の別例を示した概略側面図である。
この屋根瓦の取付構造Aは、屋根の下地S上に葺かれる軒側の屋根瓦1と、この屋根瓦1の適所に取付けた吊り子2を介して棟側の屋根瓦3を取付ける、屋根瓦3の取付構造であって、吊り子2は、図2で示すように、基板21の先端を上方に一旦折り曲げ、更に後方に折り返して上片22を形成した断面略コ字形に形成され、上片22には、その開放端を斜め上向きに折り曲げて弾性ガイド片23を形成すると共に、基板21には、上方に突出された弾性係止突起24を形成してなり、一方、屋根瓦3の裏面31には、弾性係止突起24と係止可能な係止凹所32を形成してなる。
ここでの屋根瓦1、3は、波板状に形成された樹脂系屋根瓦を例示しているが、これに限られず、単なる板状の屋根瓦等でも構わない。
吊り子2は、樹脂成形されたものでも構わないが、ここでは、ステンレス、銅、アルミ等の金属製バネ板を折り曲げて形成され、その基板21の適所を切り起して弾性係止突起24を形成している。
この弾性係止突起24としては、図3(a)で示すように、基板21上面にゴム又はその他の弾性材24aを固着して形成したり、又は、図3(b)で示すように、金属製の基板21上面に向けて弾性を有する凸部24bを形成したものでも構わない。また、基板21上面に複数凸部24cを併設したものでも構わない。
なお、これら弾性材24a、凸部24b、複数凸部24cの形状に応じて、屋根瓦3の裏面31には、これらと係止可能な係止凹所32を形成してなる。
このように構成された屋根瓦の取付構造Aは、以下の要領で施工する。
先ず、屋根の下地Sに葺かれた軒側の屋根瓦1の棟側端に、吊り子2の基板21端を合わせ、基板21に設けられた取付孔の上方からネジ、釘等の固定具4を貫通させて、下地Sに固定して、軒側の薄板状の屋根瓦1を下地Sに葺く〔図2(a)参照。〕。
そして、棟側の屋根瓦3の軒側端33を、吊り子2の弾性ガイド片23に向けて挿入すると、軒側端33は、吊り子2の弾性ガイド片23に誘導されながらスムーズに挿入されると共に、屋根瓦3は、突出された弾性係止突起24を下方に向けて弾圧しながら更に挿入され、やがて屋根瓦3の係止凹所32が、弾性係止突起24に対応すると、弾性係止突起24の弾性復元力によって、当該弾性係止突起24が屋根瓦3の係止凹所32に係止する〔図2(b)、(c)参照。〕。
更に、棟側の屋根瓦3を上記同様、下地Sに固定して、棟側の屋根瓦3を軒側の屋根瓦1と一部重合した状態で下地S上に葺くのである。
そのため、吊り子2に挿入された棟側の屋根瓦3が戻り防止されるので、軒側の屋根瓦1に対する棟側の屋根瓦3のズレや抜け外れを防止できる。
また、係止凹所32は、棟側の屋根瓦3の裏面31に形成されているので、この屋根瓦3の上面に雨水やゴミ、チリ等が溜まることも防止できるため、吊り子2にも錆が発生し難く、屋根瓦3の上面も汚れ難く美麗にできる。
なお、本実施例で示した軒側の屋根瓦1と棟側の屋根瓦3は、一例に過ぎず、要は、棟側に配置される屋根瓦と、棟側に配置される屋根瓦との取付構造であれば、同様に解釈できる。
本発明に係る屋根瓦の取付構造Aの一実施例を示した使用状態図である。 (a)〜(c)は、図1の破線Bで囲まれた要部を拡大した概略動作図である。 (a)〜(c)は、本発明の弾性係止突起の別例を示した概略側面図である。
符号の説明
A 屋根瓦の取付構造
1 屋根瓦
2 吊り子
21 基板
22 上片
23 弾性ガイド片
24 弾性係止突起
24a 弾性材
3 屋根瓦
31 裏面
32 係止凹所
33 軒側端

Claims (3)

  1. 屋根上に葺かれる軒側の屋根瓦と、この屋根瓦の適所に取付けられる吊り子を介して取付けられる棟側の屋根瓦の取付構造であって、
    前記吊り子は、基板の先端を上方に一旦折り曲げ、更に後方に折り返して上片を形成した断面略コ字形に形成され、前記上片には、その開放端を斜め上向きに折り曲げて弾性ガイド片を形成すると共に、前記基板には、上方に突出された弾性係止突起を形成してなり、
    一方、前記屋根瓦の裏面には、前記弾性係止突起と係止可能な係止凹所を形成してなり、
    前記屋根瓦の軒側端を、前記吊り子の弾性ガイド片に向けて挿入すると、この裏面の係止凹所が、前記吊り子の弾性係止突起に係止されて戻り防止される構造にしたことを特徴とする取付構造。
  2. 請求項1において、
    弾性係止突起は、基板を切り起して形成されたことを特徴とする屋根瓦の取付構造。
  3. 請求項1において、
    弾性係止突起は、基板上面に弾性材を固着して形成されたことを特徴とする屋根瓦の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508977A (ja) * 2009-10-22 2013-03-07 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 改良されたクリップを有する直接装着型光起電力装置
CN108394791A (zh) * 2018-04-27 2018-08-14 江苏威尔曼科技有限公司 一种电梯挂壁式厅外装置免螺钉自锁装置

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