JP5021358B2 - 化粧材支持具および化粧材取付構造 - Google Patents

化粧材支持具および化粧材取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、化粧材支持具および化粧材取付構造に関する。詳しくは、外壁材が取り付けられた下地材に、化粧材を外壁材に隣接して取り付ける際に用いられる化粧材支持具および化粧材取付構造に関する。
一般住宅や集合住宅における見栄えを向上させるために、建物の外装材として化粧材が取り付けられる。
従来、化粧材の取り付けは、釘やビスなどの留め具で下地材に直接取り付ける施工が行われていたが、近年、下地材に化粧材取付具を固定し、この化粧材取付具に化粧材を取り付ける施工が行われている。
例えば、特許文献1には、下地材に係合部を有する第1部材を釘で固定し、この第1部材の係合部に化粧材の裏面に形成された凹部を係合させたのち、化粧材の裏面と第1部材との間に第2部材を差し込むと、化粧材が第1部材の係合部に押圧され、これにより、化粧材を係合部に強固に押し付けた状態で取り付けることができる化粧材取付具および化粧材取付構造が示されている。
また、特許文献2には、下地材に係合部を有する第1部材を釘で固定し、この第1部材の係合部に化粧材の裏面に形成された凹部を係合させたのち、第2部材を化粧材の上面に押し当てながら第2部材を下地に固定すると、化粧材の前方および上下方向への移動が規制され、これにより、化粧材を前方および上下方向への移動を規制した状態で取り付けることができる化粧材取付具および化粧材取付構造が示されている。
特開2002−322790号公報 特開2004−84370号公報
上述した特許文献1や特許文献2に示された化粧材取付具および化粧材取付構造では、第1部材の係合部に化粧材を係合させるために、化粧材の裏面に凹部を形成しなければならないため、化粧材の製造が煩雑化し、コストアップにつながるという課題がある。
本発明の目的は、このような従来の課題を解消し、化粧材の裏面に加工を施さなくても、化粧材を下地材に取り付けることができる化粧材支持具および化粧材取付構造を提供することにある。
本発明の化粧材支持具は、外壁材が取り付けられた下地材に、化粧材を前記外壁材に隣接して取り付ける際に、前記化粧材の上端を支持する化粧材支持具であって、前記下地材に固定される固定部と、この固定部の下端から折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側を支持する裏面側支持部と、前記固定部の上端から折り曲げ形成され前記化粧材の表面側を支持する表面側支持部とを備え、前記裏面側支持部は、前記固定部の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片と、この傾斜片の下端に折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側に当接する当接片とを有し、前記表面側支持部は、前記固定部の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片と、この折曲片の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され前記化粧材の表面側に当接する当接片とを有し、 前記折曲片および前記傾斜片には、通気孔が形成され、前記固定部、裏面側支持部および前記表面側支持部は、1枚の弾性を有する板材から形成されるとともに、前記裏面側支持部と前記表面側支持部とにより前記化粧材の上端部を挟持することを特徴とする。
この構成によれば、固定部を下地材に適宜な手段によって固定したのち、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込むと、化粧材の上端部は、裏面側支持部と表面側支持部とで挟持されて支持される。こののち、化粧材の下端を、例えば、留め具などの適宜な固定手段で下地材に固定すれば、化粧材を下地材に固定できる。従って、化粧材の裏面に加工を施さなくても、化粧材を下地材に簡単に取り付けることができる。
また、固定部、裏面側支持部および表面側支持部が、1枚の弾性を有する板材から形成されているから、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込んだ際、化粧材の上端の厚みが規定寸法より厚かったり、薄かったりしても、裏面側支持部と表面側支持部とが内外へ弾性変形できるため、化粧材の上端を確実に支持できる。
また、裏面側支持部は、固定部の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片と、この傾斜片の下端に折り曲げ形成され化粧材の裏面側に当接する当接片とを有する形状であるから、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込む際、化粧材の上端を傾斜片に沿って持ち上げれば、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間にスムーズに差し込むことができる。従って、作業性を向上させることができる。
また、表面側支持部は、固定部の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片と、この折曲片の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され化粧材の表面側に当接する当接片とを有する形状であるから、雨水の浸入を防止できる。
また、折曲片および傾斜片に通気孔が形成されているから、外壁材が通気層を介して下地材に取り付けられた構造であっても、通気層を確保できる。また、万一、雨水が通気層内に浸入したり、あるいは、結露水が通気層内に発生した場合でも、これらの水を排出できる。
本発明の化粧材支持具において、前記裏面側支持部は、前記表面側支持部よりも下方に延長されて形成されていることが好ましい。
この構成によれば、裏面側支持部が、表面側支持部よりも下方に延長されて形成されているから、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込む際、化粧材の上端を裏面側支持部にあてがったのち、裏面側支持部に沿って持ち上げると、裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込むことができる。従って、化粧材の上端を裏面側支持部と表面側支持部との間に差し込みやすい利点がある。
本発明の化粧材取付構造は、外壁材が取り付けられた下地材と、この下地材に前記外壁材に隣接して取り付けられる化粧材と、この化粧材を前記下地材に取り付ける化粧材取付具とを備えた化粧材取付構造において、前記化粧材取付具は、前記化粧材の上端部を支持する化粧材支持具と、前記化粧材の下端部を前記下地材に固定する化粧材固定具とを備え、前記化粧材支持具は、前記下地材に固定される固定部と、この固定部の下端から折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側を支持する裏面側支持部と、前記固定部の上端から折り曲げ形成され前記化粧材の表面側を支持する表面側支持部とを備え、前記裏面側支持部は、前記固定部の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片と、この傾斜片の下端に折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側に当接する当接片とを有し、前記表面側支持部は、前記固定部の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片と、この折曲片の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され前記化粧材の表面側に当接する当接片とを有し、前記折曲片および前記傾斜片には、通気孔が形成され、前記固定部、裏面側支持部および前記表面側支持部は、1枚の弾性を有する板材から形成されるとともに、前記裏面側支持部と前記表面側支持部とにより前記化粧材の上端部を挟持することを特徴とする。
この構成によれば、上述した化粧材支持具と同様に、化粧材の裏面に加工を施さなくても、化粧材を下地材に簡単に取り付けることができるとともに、化粧材の上端の厚み変動に対しても、化粧材の上端を確実に支持できる、という効果が期待できる。
本発明の実施形態を図1〜図2に示す。図1は、2階建て住宅の外壁部分の断面図である。図2は、化粧材取付具の斜視図である。
<実施形態の構成>
図1に示すように、住宅の各階において、梁1にブラケット2A,2Bを介して下地材3A,3Bが取り付けられ、この下地材3A,3Bに通気層4A,4Bを介して外壁材5A,5Bが取り付けられている。上下階の外壁材5A,5Bの間には化粧材としての胴差10が隣接配置され、この胴差10が化粧材取付具20を介して下地材3A,3Bに取り付けられている。
なお、上下階の下地材3A,3Bの間には、梁1の外側に収容された断熱材6を外側から覆う下地材としての覆板7が掛け渡されている。また、下階の下地材3Bと外壁材5Bとの間には、ガイド部材8が取り付けられている。
外壁材5A,5Bは、窯業系、石材系、タイル系、樹脂系、アルミ系、木質系などの材料によって板状に形成されている。つまり、断面矩形状で、図1の紙面と直交する方向へ連続する板状に形成されている。
胴差10も、外壁材5A,5Bと同様に、窯業系、石材系、タイル系、樹脂系、アルミ系、木質系などの材料によって、板状に形成されている。つまり、断面矩形状で、図1の紙面と直交する方向へ連続する板状に形成されている。また、胴差10の上下端縁は、表面側の肉厚を薄くした薄肉縁部に形成されている。
化粧材取付具20は、図2にも示すように、胴差10の上端部を支持する化粧材支持具21と、胴差10の下端部を下地材3Bに固定する化粧材固定具41とを備えている。
化粧材支持具21は、胴差10の長手方向に連続する形状で、下地材3Aに固定される固定部22と、この固定部22の下端から折り曲げ形成され胴差10の裏面側を支持する裏面側支持部25と、固定部22の上端から折り曲げ形成され胴差10の表面側を支持する表面側支持部29とを備え、これらが1枚の弾性を有する板材、例えば、メッキ鋼板、ステンレス材、アルミ材、樹脂材などの板材の折り曲げ加工によって形成されている。
固定部22には、ビスなどの留め具を挿通するための留め具挿通孔23が長手方向一定間隔位置に設けられている。ビスなどの留め具24(図1参照)を留め具挿通孔23を通して下地材3Aにねじ込むことにより、固定部22が下地材3Aに固定される。
裏面側支持部25は、固定部22の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片26と、この傾斜片26の下端に折り曲げ形成され胴差10の裏面側に当接する当接片28とを有し、これらは、表面側支持部29よりも下方に延長されて形成されている。傾斜片26には、矩形状の通気孔27が長手方向一定間隔位置に形成されている。
表面側支持部29は、固定部22の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片30と、この折曲片30の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され胴差10の表面側に当接する当接片32とを有する。裏面側支持部25と表面側支持部29とにより胴差10の上端部を挟持する挟持部33が形成されている。折曲片30には、通気孔31が長手方向一定間隔位置に形成されている
化粧材固定具41も、胴差10の長手方向に連続する形状で、1枚の弾性を有する板材によって構成されているとともに、長手方向所定間隔位置に留め具挿通孔42,43を有する。留め具挿通孔42に挿入されるビスなどの留め具44(図1参照)によって、化粧材固定具41が胴差10の裏面に固定される。留め具挿通孔43に挿入されるビスなどの留め具45(図1参照)によって、胴差10の下端が下地材3Bに固定される。
<施工方法>
施工にあたっては、化粧材取付具20のうち、化粧材支持具21を下地材3Aに固定し、化粧材固定具41を胴差10の裏面に固定する。
化粧材支持具21を下地材3Aに固定するには、留め具24を固定部22の留め具挿通孔23から差し込んで下地材3Aにねじ込む。これにより、化粧材支持具21が下地材3Aに固定される。
化粧材固定具41を胴差10の裏面に固定するには、化粧材固定具41を胴差10の裏面にあてがい、留め具44を留め具挿通孔42から差し込んで胴差10にねじ込む。これにより、化粧材固定具41が胴差10の裏面に固定される。
続いて、化粧材固定具41を固定した胴差10の上端部を、化粧材支持具21の裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込む。このとき、裏面側支持部25が、表面側支持部29よりも下方に延長されて形成されているから、胴差10の上端を裏面側支持部25にあてがうことができる。しかも、裏面側支持部25は、固定部22の下端から折り曲げ形成され表面側下方へ向かって傾斜された傾斜片26を有しているから、胴差10の上端を傾斜片26に沿って持ち上げれば、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間にスムーズに差し込むことができる。
このようにして、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込むと、胴差10の上端部は、裏面側支持部25と表面側支持部29とで弾性的に挟持された状態で支持される。なお、胴差10の上端面と表面側支持部29の折曲片30の内面との間に乾式のシーリング材53を挿入しておけば、二次的防水効果が期待できる。
この際、固定部22、裏面側支持部25および表面側支持部29が、1枚の弾性を有する板材から形成されているから、胴差10の上端の厚みが規定寸法より厚かったり、薄かったりしても、裏面側支持部25と表面側支持部29とが内外へ弾性変形できるため、胴差10の上端を確実に挟持できる。
この後、胴差10の下端、つまり、化粧材固定具41をガイド部材8に突き当てて位置決めしたのち、胴差10と外壁材5Bとの目地部に、断面コ字状の目地枠51を嵌め込む。また、目地枠51を通して留め具45を下地材3Bにねじ込んで化粧材固定具41を下地材3Bに固定したのち、目地枠51に目地蓋52を係合させる。これにより、胴差10は、上端が化粧材支持具21で挟持され、下端が化粧材固定具41および留め具45を介して下地材3Bに固定される。
この状態では、表面側支持部29の折曲片30が胴差10の上端面を覆い、かつ、当接片32が胴差10の表面側上部を覆っているから、雨水の浸入を防止できる。仮に、雨水が浸入しても、表面側支持部29の折曲片30や裏面側支持部25の傾斜片26には通気孔31,27が形成されているから、この通気孔31,27を通じて雨水を排出できる。もとより、通気孔31,27は、通気層4A,4Bを遮断することがないので、通気層4A,4Bが確保されている。
<実施形態の効果>
(1)固定部22を下地材3Aに固定したのち、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込むと、胴差10の上端部は、裏面側支持部25と表面側支持部29とで挟持されて支持される。こののち、胴差10の下端を留め具45などの固定手段で下地材3Bに固定すれば、胴差10を下地材3A,3Bに固定できる。従って、胴差10の裏面に加工を施さなくても、胴差10を下地材3A,3Bに簡単に取り付けることができる。また、胴差10の上端については、釘やビスなどの留め具を用いて、固定しなくてもよいから、意匠性を向上させることができる。
(2)固定部22、裏面側支持部25および表面側支持部29が、1枚の弾性を有する板材から形成されているから、部品点数を少なくできる。また、裏面側支持部25および表面側支持部29は、固定部22に対して一体的な折り曲げ加工によって形成されているから、製造が簡易でかつ安価にできる利点がある。
しかも、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込んだ際、胴差10の上端の厚みが規定寸法より厚かったり、薄かったりしても、裏面側支持部25と表面側支持部29とが内外へ弾性変形できるため、胴差10の上端を確実に支持できる。
(3)裏面側支持部25が、表面側支持部29よりも下方に延長されて形成されているから、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込む際、胴差10の上端を裏面側支持部25にあてがったのち、裏面側支持部25に沿って持ち上げると、裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込むことができる。
(4)しかも、裏面側支持部25は、固定部22の下端から表面側下方へ向かって傾斜する傾斜片26を有する形状であるから、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間に差し込む際、胴差10の上端を傾斜片26に沿って持ち上げれば、胴差10の上端を裏面側支持部25と表面側支持部29との間にスムーズに差し込むことができる。従って、作業性を向上させることができる。
(5)表面側支持部29は、固定部22の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片30と、この折曲片30の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され胴差10の表面側に当接する当接片32とを有する形状であるから、雨水の浸入を防止できる。しかも、折曲片30の内面と胴差10の上端面との間にシーリング材53を介在させてので、二次的防水効果も期待できる。
(6)折曲片30および傾斜片26には通気孔31,27が形成されているから、外壁材5A,5Bと下地材3A,3Bとの間に形成された通気層4A,4Bを確保できる。また、万一、雨水が通気層4A,4B内に浸入したり、あるいは、結露水が通気層4A,4B内に発生した場合でも、これらの水を外部へ排出可能である。
<変形例>
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれる。
前記実施形態では、下地を、断熱材6、覆板7、ガイド部材8等を含んで構成したが、これに限らず、他の構成であってもよい。
例えば、図3に示すように、下地を、1枚の下地材3によって構成し、この下地材3に通気層4を介して外壁材5A,5Bを取り付け、この外壁材5A,5Bの間に胴差10を配置する構成であってもよい。
また、胴差10と外壁材5A,5Bとの間の目地部を塞ぐシーリング材については、乾式シーリング材であっても、湿式シーリング材であってもよい。ちなみに、湿式シーリング材としては、シリコン系、ウレタン系などを好適に採用できる。
また、化粧材としては、前記実施形態で挙げた胴差10に限らず、幕板などでも適用可能である。
本発明は、胴差や幕板などの化粧材を建物の下地材に固定する際の化粧材支持具、化粧材取付構造として利用できる。
本発明の実施形態を示す断面図。 同上実施形態における化粧材取付具を示す斜視図。 本発明の変形例を示す断面図。
符号の説明
3A,3B,3…下地材、4A,4B,4…通気層、5A,5B…外壁材、10…胴差(化粧材)、20…化粧材取付具、21…化粧材支持具、22…固定部、25…裏面側支持部、26…傾斜片、27…通気孔、28…当接片、29…表面側支持部、30…折曲片、31…通気孔、32…当接片。

Claims (3)

  1. 外壁材が取り付けられた下地材に、化粧材を前記外壁材に隣接して取り付ける際に、前記化粧材の上端を支持する化粧材支持具であって、
    前記下地材に固定される固定部と、この固定部の下端から折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側を支持する裏面側支持部と、前記固定部の上端から折り曲げ形成され前記化粧材の表面側を支持する表面側支持部とを備え、
    前記裏面側支持部は、前記固定部の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片と、この傾斜片の下端に折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側に当接する当接片とを有し、
    前記表面側支持部は、前記固定部の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片と、この折曲片の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され前記化粧材の表面側に当接する当接片とを有し、
    前記折曲片および前記傾斜片には、通気孔が形成され、
    前記固定部、裏面側支持部および前記表面側支持部は、1枚の弾性を有する板材から形成されるとともに、前記裏面側支持部と前記表面側支持部とにより前記化粧材の上端部を挟持することを特徴とする化粧材支持具。
  2. 請求項1に記載の化粧材支持具において、
    前記裏面側支持部は、前記表面側支持部よりも下方に延長されて形成されていることを特徴とする化粧材支持具。
  3. 外壁材が取り付けられた下地材と、この下地材に前記外壁材に隣接して取り付けられる化粧材と、この化粧材を前記下地材に取り付ける化粧材取付具とを備えた化粧材取付構造において、
    前記化粧材取付具は、前記化粧材の上端部を支持する化粧材支持具と、前記化粧材の下端部を前記下地材に固定する化粧材固定具とを備え、
    前記化粧材支持具は、前記下地材に固定される固定部と、この固定部の下端から折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側を支持する裏面側支持部と、前記固定部の上端から折り曲げ形成され前記化粧材の表面側を支持する表面側支持部とを備え、
    前記裏面側支持部は、前記固定部の下端から表面側下方へ向かって傾斜するように折り曲げ形成された傾斜片と、この傾斜片の下端に折り曲げ形成され前記化粧材の裏面側に当接する当接片とを有し、
    前記表面側支持部は、前記固定部の上端から表面側へ向かって略直角に折り曲げ形成された折曲片と、この折曲片の先端に下方へ向かって略直角に折り曲げ形成され前記化粧材の表面側に当接する当接片とを有し、
    前記折曲片および前記傾斜片には、通気孔が形成され、
    前記固定部、裏面側支持部および前記表面側支持部は、1枚の弾性を有する板材から形成されるとともに、前記裏面側支持部と前記表面側支持部とにより前記化粧材の上端部を挟持することを特徴とする化粧材取付構造。
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