JP2007007676A - 厚板圧延ラインにおける被圧延材の冷却方法ならびにそれを用いた厚板圧延方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数配置された、水切りロール13とテーブルローラ14の対同士の間で、被圧延材Mを冷却水Wにより冷却しながら、水切りロール13とテーブルローラ14を回転させ、被圧延材Mを搬送するに際し、水切りロール13として、クラウンをつけたものを使用し、該水切りロール13を被圧延材Mに押し付けるようにする。
【選択図】 図1
Description
「熱延鋼板の精製と品質(改訂2版:94年3月)p31」(学校法人鉄鋼学園 産業技術短期大学 人材開発センター)
そこで、本発明は、均一冷却性に優れる被圧延材の冷却方法を提供することを目的とする。
1.厚板圧延ラインにおける圧延後の被圧延材を、
該被圧延材の搬送方向に複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対で挟圧しつつ、
前記複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対同士の間で、
前記被圧延材を、
冷却水により冷却しながら、
前記水切りロールとテーブルローラを回転させ、
前記被圧延材を搬送するに際し、
前記水切りロールとしてクラウンをつけたものを使用し、該水切りロールを前記被圧延材に押し付けるようにすることを特徴とする
厚板圧延ラインにおける被圧延材の冷却方法。
該被圧延材の搬送方向に複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対で挟圧しつつ、
前記複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対同士の間で、
前記被圧延材を、冷却水により冷却しながら、
前記水切りロールとテーブルローラを回転させ、
前記被圧延材を搬送するに際し、
前記水切りロールを、
前記被圧延材上の前記冷却水が、
前記水切りロールと前記被圧延材の間から漏れ出ることを抑制するような力で、
前記被圧延材に向け押し付ける
ことを特徴とする厚板圧延ラインにおける被圧延材の冷却方法。
3.1、2の冷却方法を用いたことを特徴とする厚板圧延方法。
押し付け力Fの制御は、実操業においては、予め、押し付け力Fを、被圧延材Mの板厚と、水切りロール13とテーブルロール14との設定間隔との関係において求めておき(図5)、水切りロール13の下端の停止位置を設定制御したり、押し付け力を実測し、可及的に目標値に近づくようにフィードバック制御したりすることにより行う。
尚、本発明において、冷却水wは、被圧延材の機械的性質や形状に悪影響が出ない程度に漏出が抑制されていれば良く、完全に防止される必要まではない。
11、11a 上部冷却ノズル
12 下部冷却ノズル
13 水切りロール
14 テーブルローラ
15 冷却水ヘッダ
2 仕上圧延機
3 ビジネスコンピュータ
4 プロセスコンピュータ
5 制御装置
6 圧下スクリュー
7 エアシリンダ
8 バルブ
9a 荷重計
9b 油圧シリンダ
9c サーボ弁
9d サーボアンプ
9e リリーフ弁
20 加熱炉
22 粗圧延機
24 仕上圧延機
26 冷却ゾーン
28 ホットレベラ
30 水切りロール(従来例)
35 クーリングベッド
40 テーブルローラ
50 制御装置(従来例)
55 モータ
65 架台
70 カバー
75 減速装置
80 上部冷却水ヘッダー(従来例)
85 プロセスコンピュータ(従来例)
90 下部冷却水ヘッダー(従来例)
95 ビジネスコンピュータ(従来例)
100 冷却装置(従来例)
110 上部冷却水ノズル(従来例)
120 下部冷却水ノズル(従来例)
130 水切り装置
200 ローラ
1000 厚板圧延ライン
W 冷却水
M 被圧延材
A 搬送方向
F 押し付け力
Claims (3)
- 厚板圧延ラインにおける圧延後の被圧延材を、
該被圧延材の搬送方向に複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対で挟圧しつつ、
前記複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対同士の間で、
前記被圧延材を、
冷却水により冷却しながら、
前記水切りロールとテーブルローラを回転させ、
前記被圧延材を搬送するに際し、
前記水切りロールとして、クラウンをつけたものを使用し、該水切りロールを前記被圧延材に押し付けるようにすることを特徴とする
厚板圧延ラインにおける被圧延材の冷却方法。 - 厚板圧延ラインにおける圧延後の被圧延材を、
該被圧延材の搬送方向に複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対で挟圧しつつ、
前記複数対配列された、
水切りロールとテーブルローラの対同士の間で、
前記被圧延材を、冷却水により冷却しながら、
前記水切りロールとテーブルローラを回転させ、
前記被圧延材を搬送するに際し、
前記水切りロールを、
前記被圧延材上の前記冷却水が、
前記水切りロールと前記被圧延材の間から漏れ出ることを抑制するような力で、
前記被圧延材に向け押し付ける
ことを特徴とする厚板圧延ラインにおける被圧延材の冷却方法。 - 請求項1、2の冷却方法を用いたことを特徴とする厚板圧延方法。
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