JP2007007176A - 荷棚と荷棚用の棚部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 荷物を支持するのに十分な強度と必要な視認性を備えているのは勿論のこと、外観的にも優れ、かつ、火災発生時などにおいても安全な荷棚と荷棚用の棚部材。
【解決手段】 荷物を載置支持する棚部材2が、光透過性のガラス板3と、ガラス板3の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により、または、不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材と、荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により、または、難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材と、荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている荷棚と荷棚用の棚部材。
【選択図】 図2
【解決手段】 荷物を載置支持する棚部材2が、光透過性のガラス板3と、ガラス板3の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により、または、不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材と、荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により、または、難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材と、荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている荷棚と荷棚用の棚部材。
【選択図】 図2
Description
本発明は、新幹線などの鉄道車両、バスや船舶などの各種の乗り物、あるいは、店舗や一般住宅などにおいて特に室内に設けられる荷棚と荷棚用の棚部材、つまり、荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚とその荷棚に使用する棚部材に関する。
この種の荷棚においては、棚部材が荷物の荷重を支えるのに十分な強度を備えていることが必要であり、それ以外にも、例えば、鉄道車両や各種の乗り物を例にとると、乗客の荷物の置き忘れ防止や不審な荷物の発見という安全上の観点から、下方より荷物の存否を確認できる視認性が必要とされる。
このような機能を持ち合わせた荷棚および荷棚用の棚部材として、従来、棚部材をステンレスなどの金属製のパイプ材により構成したものがよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、客室内の見栄えも考慮して、棚部材を軽合金の押し出し成形品で構成し、その棚部材に上下方向に貫通する多数の透視窓を設け、その透視窓を樹脂やガラスからなる透明または半透明のふさぎ板で覆ったものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭60−71323号公報
特開平8−85457号公報
このような機能を持ち合わせた荷棚および荷棚用の棚部材として、従来、棚部材をステンレスなどの金属製のパイプ材により構成したものがよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、客室内の見栄えも考慮して、棚部材を軽合金の押し出し成形品で構成し、その棚部材に上下方向に貫通する多数の透視窓を設け、その透視窓を樹脂やガラスからなる透明または半透明のふさぎ板で覆ったものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、上記特許文献1に記載の荷棚および荷棚用の棚部材では、金属製のパイプ材が剥き出しになるため、外観的に見劣りがするという問題がある。
その点、上記特許文献2に記載の荷棚および荷棚用の棚部材は、外観的にも優れており、透視窓を樹脂製のふさぎ板で覆ったものは、新幹線や特急列車などで実際に使用されている。
しかしながら、特許文献2に記載の荷棚および荷棚用の棚部材では、透視窓を覆うふさぎ板が樹脂製またはガラス製の板単体であるため、列車事故や火災発生時における問題点を残している。
その点、上記特許文献2に記載の荷棚および荷棚用の棚部材は、外観的にも優れており、透視窓を樹脂製のふさぎ板で覆ったものは、新幹線や特急列車などで実際に使用されている。
しかしながら、特許文献2に記載の荷棚および荷棚用の棚部材では、透視窓を覆うふさぎ板が樹脂製またはガラス製の板単体であるため、列車事故や火災発生時における問題点を残している。
すなわち、ふさぎ板が樹脂製の板単体の場合、列車内で火災が発生すると、樹脂製のふさぎ板が溶融して乗客の頭上に滴下するおそれがあり、ガラス製の板単体の場合には、熱によってひび割れが発生してガラス片が落下するおそれがある。ガラス製の場合、ガラスの板厚を厚くすれば、熱によるひび割れを抑制することもできるが、厚いガラス板が必要となってコスト高になるばかりか、荷棚や棚部材が重量化するという問題がある。
さらに、ふさぎ板がガラス製の板単体の場合、列車事故が発生すると、ガラスが破損して飛び散る可能性もあり、いずれにしても安全性の面で問題点を残している。
さらに、ふさぎ板がガラス製の板単体の場合、列車事故が発生すると、ガラスが破損して飛び散る可能性もあり、いずれにしても安全性の面で問題点を残している。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、荷物を支持するのに十分な強度と必要な視認性を備えているのは勿論のこと、外観的にも優れ、かつ、火災発生時などにおいても安全な荷棚と荷棚用の棚部材を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、前記棚部材が、光透過性のガラス板と、そのガラス板の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されているところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、荷物を載置支持する棚部材が、ガラス板とその少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層により構成されているので、荷物の荷重はガラス板が支持し、火災発生時やその他の原因でガラス板が破損した場合には、ガラス板の少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層が、破損したガラス片の落下や飛散を阻止することになる。
そして、棚部材は、主としてガラス板により構成され、その少なくとも片面に耐熱樹脂製保護層を形成した構成であるため、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、ガラス板と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
そして、棚部材は、主としてガラス板により構成され、その少なくとも片面に耐熱樹脂製保護層を形成した構成であるため、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、ガラス板と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
本発明の第2の特徴構成は、荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、前記棚部材が、不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材と、その荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、その板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、荷物を載置支持する棚部材が、不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材、および、その荷受部材の下面側に配設された板状体とその少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層により構成されているので、荷物の荷重は強度的に優れた棒状体または網状体からなる荷受部材が確実に支持し、かつ、その荷受部材は板状体により下面側が覆い隠されるので、例えば、板状体として薄板を使用して軽量化できるとともに、板状体を半透明にすることによって、棒状体または網状体からなる荷受部材が露見することもなく外観的に優れたものとなる。また、火災発生時やその他の原因で板状体が破損しても、板状体の少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層が、破損した板状体の破片の落下や飛散を阻止することになる。
そして、荷受部材の下面側に配設される板状体と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、棒状体や網状体からなる荷受部材上の荷物の存否を下方から確認することができ、荷棚に要求される視認性も備えている。
そして、荷受部材の下面側に配設される板状体と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、棒状体や網状体からなる荷受部材上の荷物の存否を下方から確認することができ、荷棚に要求される視認性も備えている。
本発明の第3の特徴構成は、荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、前記棚部材が、難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材と、その荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、その板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、荷物を載置支持する棚部材が、難燃性の合成樹脂板からなる荷受部材と、その荷受部材の下面側に配設された板状体と、その板状体の少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層により構成されているので、荷物の荷重は難燃性の合成樹脂板からなる荷受部材が確実に支持し、火災発生時にその荷受部材が溶融した場合には、荷受部材の下面側に配設された板状体が下方への溶融滴下を阻止し、さらに、耐熱樹脂製保護層が、破損した板状体の破片の落下や飛散を阻止することになる。
そして、棚部材は、合成樹脂板からなる荷受部材、板状体、ならびに、耐熱樹脂製保護層により構成されるので、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、荷受部材、板状体、および、耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
そして、棚部材は、合成樹脂板からなる荷受部材、板状体、ならびに、耐熱樹脂製保護層により構成されるので、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、荷受部材、板状体、および、耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
本発明の第4の特徴構成は、上記第3の特徴構成を備えた荷棚において、前記合成樹脂板が、ポリカーボネート板または塩化ビニル板からなるものであるところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、荷受部材を構成する合成樹脂板が、ポリカーボネート板または塩化ビニル板からなるものであるから、比較的廉価であるにもかかわらず強度的に優れ、荷棚の棚部材としては合成樹脂のなかでも特に優れている。
本発明の第5の特徴構成は、上記第1〜第4のいずれかの特徴構成を備えた荷棚において、前記ガラス板または前記板状体が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものであるところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、上述したガラス板または板状体が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものであるから、ガラス板または板状体自体もある程度の強度を備えている。
したがって、比較的小規模な火災や小規模な事故によってガラス板または板状体が破損する可能性は少なく、安全性の向上を図ることができる。
したがって、比較的小規模な火災や小規模な事故によってガラス板または板状体が破損する可能性は少なく、安全性の向上を図ることができる。
本発明の第6の特徴構成は、上記第5の特徴構成を備えた荷棚において、前記強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものであるところにある。
本発明の第6の特徴構成によれば、強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものであるから、ガラス板の厚み、強度、製造コスト、および、使用目的などを考慮して物理強化または化学強化によるガラス板を使用することができ、いずれにせよ、ガラス板の板厚をあまり厚くすることなく、必要な強度を得ることができる。
本発明の第7の特徴構成は、上記第1〜第6のいずれかの特徴構成を備えた荷棚において、前記耐熱樹脂製保護層が、前記ガラス板または前記板状体の少なくとも下面に形成されたものであるところにある。
本発明の第7の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、ガラス板または板状体の少なくとも下面に形成されたものであるから、破損したガラス片や板状体片の落下や飛散は、少なくとも下面に形成された耐熱樹脂製保護層によって確実に阻止される。
本発明の第8の特徴構成は、上記第1〜第7のいずれかの特徴構成を備えた荷棚において、前記耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものであるところにある。
本発明の第8の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものであるから、例えば、ポリエステルなどの樹脂に比べて優れた耐熱性を備え、入手も比較的容易なところから、実際の実施に際して利便である。
本発明の第9の特徴構成は、上記第1〜第8のいずれかの特徴構成を備えた荷棚において、前記耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものであるところにある。
本発明の第9の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものであるから、火災発生時におけるガラス片などの落下防止や合成樹脂の溶融滴下防止が一層確実となる。
本発明の第10の特徴構成は、荷物を載置支持する荷棚用の棚部材であって、光透過性のガラス板と、そのガラス板の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されているところにある。
本発明の第10の特徴構成によれば、荷物を載置支持する荷棚用の棚部材が、ガラス板とその少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層により構成されているので、荷物の荷重はガラス板が支持し、火災発生時やその他の原因でガラス板が破損した場合には、ガラス板の少なくとも片面に形成された耐熱樹脂製保護層が、破損したガラス片の落下や飛散を阻止することになる。
そして、棚部材は、主としてガラス板により構成され、その少なくとも片面に耐熱樹脂製保護層を形成した構成であるため、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、ガラス板と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
そして、棚部材は、主としてガラス板により構成され、その少なくとも片面に耐熱樹脂製保護層を形成した構成であるため、例えば、金属製のパイプ材により構成するものと比べて外観的にも優れ、さらに、ガラス板と耐熱樹脂製保護層はいずれも光透過性であるため、荷棚に要求される視認性も備えている。
本発明の第11の特徴構成は、上記第10の特徴構成を備えた棚部材において、前記ガラス板が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものであるところにある。
本発明の第11の特徴構成によれば、棚部材を構成するガラス板が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものであるから、ガラス板自体もある程度の強度を備え、したがって、比較的小規模な火災や小規模な事故によってガラス板が破損する可能性は少なく、安全性の向上を図ることができる。
本発明の第12の特徴構成は、上記第11の特徴構成を備えた棚部材において、前記強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものであるところにある。
本発明の第12の特徴構成によれば、棚部材を構成する強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものであるから、ガラス板の厚み、強度、製造コスト、および、使用目的などを考慮して物理強化または化学強化によるガラス板を使用することができ、いずれにせよ、ガラス板の板厚をあまり厚くすることなく、必要な強度を得ることができる。
本発明の第13の特徴構成は、上記第10〜第12のいずれかの特徴構成を備えた棚部材において、前記耐熱樹脂製保護層が、前記ガラス板の少なくとも下面に形成されたものであるところにある。
本発明の第13の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、棚部材を構成するガラス板の少なくとも下面に形成されたものであるから、たとえガラス板が破損しても、破損したガラス片の落下や飛散は、少なくとも下面に形成された耐熱樹脂製保護層によって確実に阻止される。
本発明の第14の特徴構成は、上記第10〜第13のいずれかの特徴構成を備えた棚部材において、前記耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものであるところにある。
本発明の第14の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものであるから、例えば、ポリエステルなどの樹脂に比べて優れた耐熱性を備え、入手も比較的容易なところから、実際の実施に際して利便である。
本発明の第15の特徴構成は、上記第10〜第14のいずれかの特徴構成を備えた棚部材において、前記耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものであるところにある。
本発明の第15の特徴構成によれば、耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものであるから、火災発生時におけるガラス片の落下防止がより一層確実となる。
本発明による荷棚と荷棚用の棚部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
例えば、新幹線などの鉄道車両であれば、図1に示すように、車両の側壁Wの上部に沿って多数の荷棚用ブラケットBが所定の間隔を置いて取り付けられている。
そして、荷物を載置支持する棚部材2が、その荷棚用ブラケットB間にわたって載置されて取り付けられ、荷棚用ブラケットBや棚部材2によって荷棚1が形成されている。
例えば、新幹線などの鉄道車両であれば、図1に示すように、車両の側壁Wの上部に沿って多数の荷棚用ブラケットBが所定の間隔を置いて取り付けられている。
そして、荷物を載置支持する棚部材2が、その荷棚用ブラケットB間にわたって載置されて取り付けられ、荷棚用ブラケットBや棚部材2によって荷棚1が形成されている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、図2に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する光透過性のガラス板3と、そのガラス板3の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。なお、「光透過性」とは、「透明」または「半透明」を意味するものである。
ガラス板3としては、物理強化処理または化学強化処理により荷物の荷重を支えるに十分な強度が付与された強化ガラス板が好適である。通常、物理強化処理は、板厚が3.0mm以上のガラス板に対して行われるが、板厚が2.5mm程度までなら物理強化処理を行うことができる。一方、化学強化処理は、板厚が0.4mm以上のガラス板に対して行われ、ガラス板に対して物理強化処理を行うか、または、化学強化処理を行うかは、ガラス板の厚み、強度、製造コスト、荷棚や棚部材の使用目的などを考慮して適宜選択することになる。
第1の実施形態では、図2に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する光透過性のガラス板3と、そのガラス板3の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。なお、「光透過性」とは、「透明」または「半透明」を意味するものである。
ガラス板3としては、物理強化処理または化学強化処理により荷物の荷重を支えるに十分な強度が付与された強化ガラス板が好適である。通常、物理強化処理は、板厚が3.0mm以上のガラス板に対して行われるが、板厚が2.5mm程度までなら物理強化処理を行うことができる。一方、化学強化処理は、板厚が0.4mm以上のガラス板に対して行われ、ガラス板に対して物理強化処理を行うか、または、化学強化処理を行うかは、ガラス板の厚み、強度、製造コスト、荷棚や棚部材の使用目的などを考慮して適宜選択することになる。
物理強化は、ガラス板をガラス成形炉で所定の温度にまで加熱した後、表面を急速に冷却することにより処理され、化学強化は、所定の温度で溶解した硝酸カリウム塩の中に一定時間ガラス板を浸漬し、ガラス表面成分中のナトリウムと硝酸カリウム塩中のカリウムを置換することにより処理される。
ガラス板3の一例である強化ガラス板としては、このように物理的または化学的に強化された単板の強化ガラス板が使用可能であり、その他、比較的薄い2枚のガラス板をPVB(ポリビニルブチラール)またはEVA(エチレンビニルアセテート共重合体)の膜で貼り合わせ、オートクレーブにて所定の条件で加熱および加圧処理して得られる強化ガラス板の合わせガラスなども使用可能である。いずれにせよ、強化ガラス板3は、平板状に形成して使用することも、必要に応じて、彎曲形状に形成して使用することもできる。
ガラス板3の一例である強化ガラス板としては、このように物理的または化学的に強化された単板の強化ガラス板が使用可能であり、その他、比較的薄い2枚のガラス板をPVB(ポリビニルブチラール)またはEVA(エチレンビニルアセテート共重合体)の膜で貼り合わせ、オートクレーブにて所定の条件で加熱および加圧処理して得られる強化ガラス板の合わせガラスなども使用可能である。いずれにせよ、強化ガラス板3は、平板状に形成して使用することも、必要に応じて、彎曲形状に形成して使用することもできる。
ただし、ガラス板3としては、強化ガラス板に限るものではなく、荷棚や棚部材の使用目的などに応じて各種のガラス板を使用することができる。
例えば、比較的軽量な荷物などを載置する荷棚や棚部材の場合であれば、ガラス板3として未強化のガラス板を使用することも可能であり、また、破損した場合のことを考慮して、網入りガラス板を使用することもでき、その他、単板の未強化ガラス板、単板の強化ガラス板、単板の網入りガラス板を使用した合わせガラスも使用可能である。
また、使用するガラス板3の板厚に関しては、ガラス板の種類、棚部材2の面積、荷棚用ブラケットBの間隔、載置する荷物の荷重などを考慮して適宜選択することになる。
例えば、単板の場合であれば、物理強化処理による強化ガラス板は、同じ板厚の未強化のガラス板に比べて3〜5倍の静的強度を有し、化学強化処理による強化ガラス板は、同じ板厚の未強化のガラス板に比べて5倍以上の静的強度を有するので、いずれにせよ、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板を使用すれば、比較的薄い板厚のガラス板を使用して軽量化を図ることができる。
例えば、比較的軽量な荷物などを載置する荷棚や棚部材の場合であれば、ガラス板3として未強化のガラス板を使用することも可能であり、また、破損した場合のことを考慮して、網入りガラス板を使用することもでき、その他、単板の未強化ガラス板、単板の強化ガラス板、単板の網入りガラス板を使用した合わせガラスも使用可能である。
また、使用するガラス板3の板厚に関しては、ガラス板の種類、棚部材2の面積、荷棚用ブラケットBの間隔、載置する荷物の荷重などを考慮して適宜選択することになる。
例えば、単板の場合であれば、物理強化処理による強化ガラス板は、同じ板厚の未強化のガラス板に比べて3〜5倍の静的強度を有し、化学強化処理による強化ガラス板は、同じ板厚の未強化のガラス板に比べて5倍以上の静的強度を有するので、いずれにせよ、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板を使用すれば、比較的薄い板厚のガラス板を使用して軽量化を図ることができる。
耐熱樹脂製保護層4は、シリコン樹脂またはフッ素樹脂製の層からなるもので、薄いシートやフィルムをガラス板3の下面に接着して形成することも、また、ガラス板3の下面にシリコン樹脂またはフッ素樹脂を塗布し、乾燥させて形成することもできる。
シリコン樹脂またはフッ素樹脂を塗布して乾燥させる場合、ガラス板3に凹凸状に塗布することによって光透過性を調整することができ、また、その塗布する凹凸状を適宜選択することによって、光透過性の調整に加えて、意匠性の向上を図ることもできる。
さらに、塗布したシリコン樹脂を乾燥させるには、常温で室内に放置することにより自然乾燥させることもできる。しかし、自然乾燥には数日を要することがあるので、乾燥時間を短縮するには加熱乾燥が有利であり、その際の加熱温度や乾燥時間は使用するシリコン樹脂により適宜選択することになる。また、フッ素樹脂を乾燥させるには、使用するフッ素樹脂に応じて加熱温度や乾燥時間を選択した上で加熱乾燥することになる。
シリコン樹脂またはフッ素樹脂を塗布して乾燥させる場合、ガラス板3に凹凸状に塗布することによって光透過性を調整することができ、また、その塗布する凹凸状を適宜選択することによって、光透過性の調整に加えて、意匠性の向上を図ることもできる。
さらに、塗布したシリコン樹脂を乾燥させるには、常温で室内に放置することにより自然乾燥させることもできる。しかし、自然乾燥には数日を要することがあるので、乾燥時間を短縮するには加熱乾燥が有利であり、その際の加熱温度や乾燥時間は使用するシリコン樹脂により適宜選択することになる。また、フッ素樹脂を乾燥させるには、使用するフッ素樹脂に応じて加熱温度や乾燥時間を選択した上で加熱乾燥することになる。
その他、この耐熱樹脂製保護層4は、例えば、ディッピングなどでガラス板3の両面にシリコン樹脂またはフッ素樹脂製の層を形成するなど、従来公知の種々の方法で形成することができる。
このように、耐熱樹脂製保護層4は、ガラス板3の下面にのみ形成することも、両面に形成することも、更には、ガラス板3の上面にのみ形成することもできる。要するに、耐熱樹脂製保護層4は、ガラス板3の少なくとも片面に形成して実施することができる。
例えば、鉄道車両用の荷棚や棚部材のように人の頭上に設置される場合であれば、ガラス片の落下を防止するために、ガラス板3の少なくとも下面に耐熱樹脂製保護層4を形成するのが好ましい。しかし、店舗のショーケースや陳列棚のように比較的低い位置に設置される場合であれば、重量物が棚部材上に落下してガラス板3が破損したようなとき、ガラス片が上方へ飛び散るのを防止するため、むしろガラス板3の上面に耐熱樹脂製保護層4を形成するのが好ましい。
このように、耐熱樹脂製保護層4は、ガラス板3の下面にのみ形成することも、両面に形成することも、更には、ガラス板3の上面にのみ形成することもできる。要するに、耐熱樹脂製保護層4は、ガラス板3の少なくとも片面に形成して実施することができる。
例えば、鉄道車両用の荷棚や棚部材のように人の頭上に設置される場合であれば、ガラス片の落下を防止するために、ガラス板3の少なくとも下面に耐熱樹脂製保護層4を形成するのが好ましい。しかし、店舗のショーケースや陳列棚のように比較的低い位置に設置される場合であれば、重量物が棚部材上に落下してガラス板3が破損したようなとき、ガラス片が上方へ飛び散るのを防止するため、むしろガラス板3の上面に耐熱樹脂製保護層4を形成するのが好ましい。
そして、耐熱樹脂製保護層4の厚さに関しては、使用する樹脂を考慮し、荷棚や棚部材の設置場所において必要とされる飛散防止機能を満たすように適宜選択される。
例えば、自然乾燥させたシリコン樹脂の場合、約100μm以上の厚さがあれば、十分にガラス片の飛散防止機能を有し、加熱温度380℃程度で加熱乾燥(焼き付け)されたフッ素樹脂の場合、約30μm以上の厚さがあれば、十分にガラス片の飛散防止機能を有する。
その他、この耐熱樹脂製保護層4に関しては、必要に応じて、ガラス繊維などの耐熱繊維または耐熱シートにより補強して使用することができ、さらに、着色および/またはカット模様を施して使用することもできる。
例えば、自然乾燥させたシリコン樹脂の場合、約100μm以上の厚さがあれば、十分にガラス片の飛散防止機能を有し、加熱温度380℃程度で加熱乾燥(焼き付け)されたフッ素樹脂の場合、約30μm以上の厚さがあれば、十分にガラス片の飛散防止機能を有する。
その他、この耐熱樹脂製保護層4に関しては、必要に応じて、ガラス繊維などの耐熱繊維または耐熱シートにより補強して使用することができ、さらに、着色および/またはカット模様を施して使用することもできる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、図3に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材5と、その荷受部材5の下面側に配設された光透過性の板状体6と、その板状体6の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。
荷受部材5は、金属製のパイプや棒材、あるいは、合成樹脂製のパイプや棒材などからなる棒状体を所定の間隔で配置して構成されるか、または、金属製や合成樹脂製の線材を網状に形成して構成される。
板状体6としては、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるもの、または、ポリカーボネートなどの合成樹脂製板が使用可能であり、耐熱樹脂製保護層4に関しては、第1の実施形態で記述した耐熱樹脂製保護層4と同じものを使用することができる。
第2の実施形態では、図3に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材5と、その荷受部材5の下面側に配設された光透過性の板状体6と、その板状体6の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。
荷受部材5は、金属製のパイプや棒材、あるいは、合成樹脂製のパイプや棒材などからなる棒状体を所定の間隔で配置して構成されるか、または、金属製や合成樹脂製の線材を網状に形成して構成される。
板状体6としては、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるもの、または、ポリカーボネートなどの合成樹脂製板が使用可能であり、耐熱樹脂製保護層4に関しては、第1の実施形態で記述した耐熱樹脂製保護層4と同じものを使用することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、図4に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材7と、その荷受部材7の下面側に配設された光透過性の板状体6と、その板状体6の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。
荷受部材7としては、例えば、ポリカーボネート板または塩化ビニル板が使用可能であり、板状体6に関しては、第2の実施形態で記述した板状体6と同じものを使用することができ、また、耐熱樹脂製保護層4に関しては、第1および第2の実施形態で記述した耐熱樹脂製保護層4と同じものを使用することができる。
第3の実施形態では、図4に示すように、荷棚1の棚部材2が、荷物を載置支持する難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材7と、その荷受部材7の下面側に配設された光透過性の板状体6と、その板状体6の下面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層4により構成されている。
荷受部材7としては、例えば、ポリカーボネート板または塩化ビニル板が使用可能であり、板状体6に関しては、第2の実施形態で記述した板状体6と同じものを使用することができ、また、耐熱樹脂製保護層4に関しては、第1および第2の実施形態で記述した耐熱樹脂製保護層4と同じものを使用することができる。
〔別実施形態〕
(1)これまでの実施形態では、新幹線などの鉄道車両に使用される荷棚1とその荷棚1に使用される棚部材2を例示して説明したが、本発明による荷棚1および棚部材2は、鉄道車両以外にも、バスや船舶などの各種の乗り物、あるいは、店舗や一般住宅で使用する荷棚などにも適用可能である。
したがって、荷棚用ブラケットBの形状や構造は、使用箇所や目的に応じて適宜変更可能であり、図示した形状や構造に限定されるものではない。
(1)これまでの実施形態では、新幹線などの鉄道車両に使用される荷棚1とその荷棚1に使用される棚部材2を例示して説明したが、本発明による荷棚1および棚部材2は、鉄道車両以外にも、バスや船舶などの各種の乗り物、あるいは、店舗や一般住宅で使用する荷棚などにも適用可能である。
したがって、荷棚用ブラケットBの形状や構造は、使用箇所や目的に応じて適宜変更可能であり、図示した形状や構造に限定されるものではない。
(2)これまでの実施形態では、棚部材2を構成するガラス板3や板状体6の表面にのみ耐熱樹脂製保護層4を形成した例を示したが、荷棚1や棚部材2の他の部分の表面にも耐熱樹脂製保護層4を形成し、荷棚1や棚部材2全体の耐熱性を向上させて熱に対する安全性を確保することもできる。
その場合、金属部分に関しては、基本的に耐熱樹脂製保護層4を形成する必要はないが、荷棚1や棚部材2全体としての質感を統一する目的で、金属部分の表面にも耐熱樹脂製保護層4を形成することができる。
その場合、金属部分に関しては、基本的に耐熱樹脂製保護層4を形成する必要はないが、荷棚1や棚部材2全体としての質感を統一する目的で、金属部分の表面にも耐熱樹脂製保護層4を形成することができる。
1 荷棚
2 棚部材
3 ガラス板
4 耐熱樹脂製保護層
5,7 荷受部材
6 板状体
2 棚部材
3 ガラス板
4 耐熱樹脂製保護層
5,7 荷受部材
6 板状体
Claims (15)
- 荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、
前記棚部材が、光透過性のガラス板と、そのガラス板の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている荷棚。 - 荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、
前記棚部材が、不燃性の棒状体または網状体からなる荷受部材と、その荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、その板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている荷棚。 - 荷物を載置支持する棚部材を備えた荷棚であって、
前記棚部材が、難燃性で光透過性の合成樹脂板からなる荷受部材と、その荷受部材の下面側に配設された光透過性の板状体と、その板状体の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている荷棚。 - 前記合成樹脂板が、ポリカーボネート板または塩化ビニル板からなるものである請求項3に記載の荷棚。
- 前記ガラス板または前記板状体が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものである請求項1〜4のいずれか1項に記載の荷棚。
- 前記強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものである請求項5に記載の荷棚。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、前記ガラス板または前記板状体の少なくとも下面に形成されたものである請求項1〜6のいずれか1項に記載の荷棚。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものである請求項1〜7のいずれか1項に記載の荷棚。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものである請求項1〜8のいずれか1項に記載の荷棚。
- 荷物を載置支持する荷棚用の棚部材であって、
光透過性のガラス板と、そのガラス板の少なくとも片面に形成された光透過性の耐熱樹脂製保護層により構成されている棚部材。 - 前記ガラス板が、未強化のガラス板、強化ガラス板、網入りガラス板、これらガラス板の合わせガラスの少なくとも一種からなるものである請求項10に記載の棚部材。
- 前記強化ガラス板が、物理強化ガラス板または化学強化ガラス板からなるものである請求項11に記載の棚部材。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、前記ガラス板の少なくとも下面に形成されたものである請求項10〜12のいずれか1項に記載の棚部材。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂からなるものである請求項10〜13のいずれか1項に記載の棚部材。
- 前記耐熱樹脂製保護層が、耐熱繊維または耐熱シートで補強されたものである請求項10〜14のいずれか1項に記載の棚部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005192531A JP2007007176A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 荷棚と荷棚用の棚部材 |
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---|---|
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JP2005192531A Pending JP2007007176A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 荷棚と荷棚用の棚部材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007007176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103158735A (zh) * | 2011-12-08 | 2013-06-19 | 青岛四方庞巴迪铁路运输设备有限公司 | 车辆行李架及安装方法 |
JP2021036956A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | クリナップ株式会社 | 棚 |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005192531A patent/JP2007007176A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021036956A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | クリナップ株式会社 | 棚 |
JP7372785B2 (ja) | 2019-08-30 | 2023-11-01 | クリナップ株式会社 | 棚 |
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